アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

早朝の更科を往くED77

2023-05-18 07:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)
磐越西線を走るED77の撮影には、外すことが出来なかった朝夕設定の普通客車列車。80年代からこの線区の魅力に取付かれたアントンKだったが、再三出向いたのは、非電化区間よりもむしろ喜多方までの電化区間の方。行程として、東北線や磐越東線も絡めて撮影することが多かった。もちろんメインターゲットは、この線区のために開発配置されていたED77で、客レや貨物、そして団体列車の雄姿をおさめたくて何度となく出向いたものだった。
 民営化を前にして、専用機ED77は引退していったが、朝夕の客レはかろうじて残存してED75へと引き継がれたのである。それまでに線路規格が強化されたのだろうが、やはりアントンKにとって磐西でナナゴーを見る違和感は、ここをD51が走ってくる以上に衝撃的だったのである。
掲載写真は、朝もやの中更科へと下り込むED77牽引の50系普通列車。まだ磐越道もなく、オメガカーブを前に列車を待つ朝のひと時は、何物にも代えがたく、集中できた時間だった。
1992-06-12         1221列車 ED77 12           磐越西線:更科信号所付近


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