風雅遁走!(ふうがとんそう)

引っ越し版!フーガは遁走曲と訳される。いったい何処へ逃げると言うのか? また、風雅は詩歌の道のことであるという。

AKIRAの『COTTON100%』にレビューした

2004-11-22 23:57:01 | アングラな場所/アングラなひと
現代書林から復刊された『COTTON100%』の方のコメント(ブック・レヴュー)も、AMAZONに投稿したがどうやらAMAZONはすぐにコンテンツに反映しないらしい。その割には他のケースでは投稿されたコメント(レヴュー)が書物の内容を語るものとして引用されているから、妙な話だ。投稿コメントに対し、AMAZONの著作権を規約で決めているらしいのだが、これって何か出会いサイトの規約欄で、投稿画像などはウチのものになるという違法とおもえるような規約が書いてあるのに近いのではないだろうか?(ブック・レヴューを100書こうと、AKIRA自身が自分のサイトで呼びかけている)
で、書いた本人としての著述権を明らかにしておくためにも、このボクのブログにも転載しておくことにした。
それから、ほとんどのブログ・サービスにはAll rights reserved 2004 by「社名」って書いてあるのが多いのだが、これはブログのデザインや、プログラムを主張しているものか、コンテンツまで含めると言っているのか曖昧である。コンテンツは飽くまでも、ライター、作者のものである。このような、曖昧な表現、出会いサイトのような無法な借用は許されないのではないだろうか?
(写メールで送られた自分の顔写真が、どのように使われているか本人はまったく知らないと言う事態を引き起こすのだ! いわゆる、肖像権を違法な規約で一方的に放棄したことになるってことが成立していいのだろうか?)

『長らく絶版だった20代のAKIRAが帰って来た! いや、これは(ホンの)本のハナシなのだが、話にならぬくらい面白いAKIRAの処女膜なのだ。イヤ、処女作なのだ。AKIRAがその20代のころに、絵画の勉強に行ってかのアンディ(ウォーホル)に奨学金をせしめるほどの才能を発揮する直前、さても世界のゴミタメN.Yでジャンキーにまで成り上がる(?)生活をアンダーグラウンドに送るうちに、旅した「ドン底の旅」。N.Yからデトロイトを経てサンフランシスコへ。L.A .からホピ族の居留地にまで行ってマヤの「神の肉」でトリップし、さらに南下。メキシコをかすめながらニューオリンズでコットン100パーセントの綿花の海に出会う(そしてコットンはヘロインを注射器で吸い上げる時、必要なのだ)、その一部始終をシュールな文体で描いた破壊的なもうひとつの「ON THE ROAD」なのだ。こころして、読むべし! マンモラホラチンチ~ン!』

ここからは、付け加えだ。実は検索で調べていたら、最初の出版元の同文書院の本は、AMAZONではアダルトに分類されて年齢認証をされて入る(ENTER)ことになる。 ところが、今回の現代書林からの本は一般書籍である。何が違うのか?
今回の復刊本にはAKIRAのN.Y.時代のオブジェ作品が掲載されていない。新しく一章がつけ加わっているのだが、このことから見るようにAKIRAの作品の過激ぶりを逆の意味から証明しているのかもしれない。とすると、同文書院版の古書的な価値はさらに高まったと言えるだろう。
はい、ボクは持っています。

(現代書林版の写真は左のリストに載っていますよ!)


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