911選挙の結果、自民圧勝、自公で2/3の議席を獲得という報道はボクにとてつもない無力感をもたらした。911の報告も書かねばならないのに、頭が呆然としている。ぼう然自失って、こういうことを言うのかと思うほど呆れて物も言えない。
これが、あれほど自民党が固執した小選挙区制のトリックなのだろうか? ボクは、ほとんどあたまの中を「不正選挙」なんじゃないかという思いがよぎって離れなかった。
それにしても、「電通」という現代のゲッペルスがついた自民党のイメージ戦略、小泉首相のパフォーマンス、劇的演出はマスコミも面白おかしく書き立てて、結果として味方していた(「小泉の第1の刺客」など)。
閣僚みながネクタイ・上着をはずし、クールビーズ(本当はCOOL BIZ/クール・ビズ)をうったえ省エネをアピールしているのに(クールビーズ・ファッションなる言葉さえ生まれた)、対する野党の党首・幹事長はそろいもそろって暑苦しいネクタイに喪服の黒の背広姿。どう見たって、たくまらざる、いや、たくまれた演出が見えかくれする。
小泉劇場型選挙のひとり勝ちということが、書き立てられているが、ボクはどうしてもこのようなイメージ戦略・演出をかってでた裏方(黒子)が気になる。これは、明らかに「広告代理店」が演出した「広告(アド)」の手法だ。
巨大になった現代の消費社会の中で、消費者の意向を調査するのはもちろん、その嗜好や意欲を作り出す、いわば大衆操作の手法。業界用語では「プランニング」「仕掛け」とか呼ばれている方法だ。
いまや、強大な大衆操作のノウハウを積み重ねてきた巨大な広告代理店が、選挙を仕切る。まるでオーウェルの『1984』の世界だ。
ひそかに、大衆の欲望は操作され、大衆は「国民」という名の下に国家にからめとられ、ひとりの人生の幸福と国家の野望とが区別できなくなっていく。
「ライオン・ヘア」宰相が「自民党をぶっつぶしても」「改革を断行する」と言う時、それは政策を主張しているよりも紋切り型の派手なキャッチコピーと、たたみかけ、たたきふせる説得術の手法を使っているとしか見えない。
いまや、巨大広告代理店はあのヒットラー政権下の「宣伝相」ゲッペルスの役割をになっている。いや、幻影操作とその欲望の支配の仕方から言ったら、ゲッペルスなど問題ではない!
ゲッペルスも、ヒットラーもどこか自らのコンプレックスをバネにしていた側面があるが、残虐さにおいては、この現代のゲッペルスは国民を地獄へも引きずりかねない役目もおおせつかっているらしい。
そう、広告は英語でadvertisement(ゆえに略称してアド)というが、この強大なアド界の帝王は悪魔王(adversary)としてわたしたちを「地獄へのツアー」に連れかねないのだ。
オレはアドバイス(advice)しておく! 選挙が巨大なアド操作となった時、国民はみずからの首をしめ、外国の「大帝国」に身売りして嬉々とすることだろう。
あたかもそれが、この国を憂いる愛国のポーズであるかのように、民族的な「国民」への誘いは自分の家族、愛するひと、子どもたちを売り渡すことであると……。
目を覚ませ! 目の前にたちふさがる幻影を追い払え! ちっぽけなプチブル階級であることに、自足するな!
この国も、世界に誇るべき(たとえそれが押し付けられたものであれ)平和憲法をもつこの国が、いま、クライシスに陥ろうとしている!
何年かたってホゾをかむのは自分たち自身なんだ。
これが、あれほど自民党が固執した小選挙区制のトリックなのだろうか? ボクは、ほとんどあたまの中を「不正選挙」なんじゃないかという思いがよぎって離れなかった。
それにしても、「電通」という現代のゲッペルスがついた自民党のイメージ戦略、小泉首相のパフォーマンス、劇的演出はマスコミも面白おかしく書き立てて、結果として味方していた(「小泉の第1の刺客」など)。
閣僚みながネクタイ・上着をはずし、クールビーズ(本当はCOOL BIZ/クール・ビズ)をうったえ省エネをアピールしているのに(クールビーズ・ファッションなる言葉さえ生まれた)、対する野党の党首・幹事長はそろいもそろって暑苦しいネクタイに喪服の黒の背広姿。どう見たって、たくまらざる、いや、たくまれた演出が見えかくれする。
小泉劇場型選挙のひとり勝ちということが、書き立てられているが、ボクはどうしてもこのようなイメージ戦略・演出をかってでた裏方(黒子)が気になる。これは、明らかに「広告代理店」が演出した「広告(アド)」の手法だ。
巨大になった現代の消費社会の中で、消費者の意向を調査するのはもちろん、その嗜好や意欲を作り出す、いわば大衆操作の手法。業界用語では「プランニング」「仕掛け」とか呼ばれている方法だ。
いまや、強大な大衆操作のノウハウを積み重ねてきた巨大な広告代理店が、選挙を仕切る。まるでオーウェルの『1984』の世界だ。
ひそかに、大衆の欲望は操作され、大衆は「国民」という名の下に国家にからめとられ、ひとりの人生の幸福と国家の野望とが区別できなくなっていく。
「ライオン・ヘア」宰相が「自民党をぶっつぶしても」「改革を断行する」と言う時、それは政策を主張しているよりも紋切り型の派手なキャッチコピーと、たたみかけ、たたきふせる説得術の手法を使っているとしか見えない。
いまや、巨大広告代理店はあのヒットラー政権下の「宣伝相」ゲッペルスの役割をになっている。いや、幻影操作とその欲望の支配の仕方から言ったら、ゲッペルスなど問題ではない!
ゲッペルスも、ヒットラーもどこか自らのコンプレックスをバネにしていた側面があるが、残虐さにおいては、この現代のゲッペルスは国民を地獄へも引きずりかねない役目もおおせつかっているらしい。
そう、広告は英語でadvertisement(ゆえに略称してアド)というが、この強大なアド界の帝王は悪魔王(adversary)としてわたしたちを「地獄へのツアー」に連れかねないのだ。
オレはアドバイス(advice)しておく! 選挙が巨大なアド操作となった時、国民はみずからの首をしめ、外国の「大帝国」に身売りして嬉々とすることだろう。
あたかもそれが、この国を憂いる愛国のポーズであるかのように、民族的な「国民」への誘いは自分の家族、愛するひと、子どもたちを売り渡すことであると……。
目を覚ませ! 目の前にたちふさがる幻影を追い払え! ちっぽけなプチブル階級であることに、自足するな!
この国も、世界に誇るべき(たとえそれが押し付けられたものであれ)平和憲法をもつこの国が、いま、クライシスに陥ろうとしている!
何年かたってホゾをかむのは自分たち自身なんだ。
11日は、どこもかしこも選挙の話題。それは良いのですが‥‥。
そう。つまり、自民が圧勝と言う「結果」より更にイラ付くのはプロセスなんですよね。でも、私、御存じの通りカンで生きてるタイプですから、何と言ったら良いか分らなくて。
グリコのおまけ付きキャラメルを連想しました。
「男の子向き、女の子向き、さあ、どっちがいい?」でも、どっちも実はキャラメル~。みたいな‥。ああだ、こうだとおかしな選挙をくり返すうちに、いまや、自民党と民主党の二つしかない。でも、民主党って‥‥。
確かに、民主が勝てば‥。て、事はあるんだけれど、でも、それだとしても、さらに‥なんか。
う~~ん。どうなってるのでしょうか?どうしたらいいのだろう?
第二次大戦で日本、そしてアジアを破滅に追いやったのは、支配層の無責任体質です。その無責任体質が、今回の広告代理店に見られるような形で綿々と受け継がれているんですね。
広告代理店をはじめとするメディアによる、今回の小泉政権への加担の責任をどう追及していくか、これも大きな課題として私たちに突きつけられていると思います。
私も選挙速報をはじめ目にしたとたん、
「なんで?」って思いました。
まるで悪夢を見ているような気持ちでした。
郵政民営化は仕方のないことでしょう。
でも、これからの改革がどうなるのか気にかかります。
サラリーマン増税、そして憲法9条の改悪。
「戦争禁止」が「可能」になるかもしれないんだよ?
与党に投票した人たちはそうなってもいいの?
たしかみんなは反対していなかったっけ?
・・・それにしても、恐ろしい結果になりましたな。
チベット自治区内の小さな村では、いたるところに拡声器が取り付けてあり、大音量で中国語のプロバガンダが毎日流されているそうです。それはあるとき突然始まったかと思うと突然止まるのだそうです。
天安門広場で、ただ一言"自由が欲しい"と訴えて座り込みをしていただけの若者は、沢山の仲間の命を奪われ、もう何年もたった現在でも牢獄から出してもらえず、拷問を受け続けています。
"1984年"の世界は小説の中だけでなく、このアジアに実在しているのです。みなさんは、子供を産む数を政府が決める国なんて想像できますか。
そして、
チベット民族を弾圧し、文化大革命や天安門事件で自国民を大量虐殺し、台湾を核兵器で威嚇している中国政府は、日本の歴史教科書の記述を中国共産党の正当性を追認する内容に書き改めろと要求し、一方では日本の島の領有権を主張して、潜水艦による恫喝を行っています。
本当にjunさんのおっしゃるとおり、国内の選挙なんかに夢中になっている場合ではありません。気がついたら、"外[国]の「大帝[国]」に日本が占領されていた(頭[痛]が[痛]い)"ということになってからでは遅いのです。
これもjunさんのご指摘どおり、マスコミは全くもって信用できません。朝日新聞、TBS、NHKには反日活動家達のシンパが数多く潜伏している気配がうかがえます。知りたい情報は自分の目や耳で確かめることが大事になってきています。junさんはもう扶桑社の歴史教科書を読み終わりましたか。
今は、右だの左だのにこだわっている時代ではありません。みんなで一致団結して、"間違っていることは間違っている"と誰に対してでも言えるような社会をつくっていこうではありませんか。
小池
human_rights@minx.co.uk
似非平和運動が限られた国家にしか
アピールをしないのは間違っている
しかし、自分のまわりだけが、すべてではないとはいえ、実感がわかないこの自民党の圧勝の背景を分析してみました。
imaさんが、別のところで教示してくれたことがヒントになりました。
ただ小池さんにひとこと。右であれ、左であれ間違ってることには、間違ってると言っていこうということには賛成しますが、メアドの下に書かれた「似非平和運動が限られた国家にしか/アピールをしないのは間違ってる」ということばにイデオロギーの匂いを嗅いでしまいます。
(「つくる会」での反論は書いてる最中です。お待ち下さい。)