みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

修練院の生活

2009-07-08 15:55:55 | Everyday is special
フィリピンからこんにちは。

久々の修練院の生活も、いよいよおしまい。というのも、今朝、本物の修練長さんが帰ってきたからです。

18日間、病気やケガ、事故などがなく、皆元気で過ごすことができて、ホッとしています。

修練者9名のうち7名が20歳そこそこの年齢。ぼくが49歳ですから、彼らの親の年齢です。

突然、本当に9人もの子どもの父親になったような気分でした。

この間、修練院にいるだけで十分に大きな仕事で、本当は修道会の管区の仕事もあったのですが、ほとんど手がつけられずじまい。

それでも、若い修練者たちとの生活は、とてもよい経験になりました。

毎日規則正しい生活。毎日のミサ。朝昼晩の祈りや聖体礼拝。週2回のロザリオの祈り。
料理や買い出し、そして食事。家の掃除。
講話や、他の修道会の修練者やシスター方とのプログラム。
もちろん、スポーツやトランプ、テレビなどのお楽しみの時間もあります。
そして、聖書の分かち合いや、ハウス・ミーティング。
個人の読書の時間、日記付けなどなど。

こうした、毎日の何でもないようなことを通して、修道生活の基本を身をもって学んでいきます。

自分も、このような時間を過ごした頃を思い出していました。そして、今また、若い修道者あるいは宣教師の卵たちに多くのことを教えられました。

みんな、ありがとう。

写真は、先月神学院の近くで撮ったカンナの花。この花の名前を聞くと、一昔前に聴いたユーミン(松任谷由実)の「カンナ8号線」(1981年)という歌を思い出してしまいます。


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