みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

初誓願式

2018-06-11 09:30:00 | Everyday is special
今年のイエスのみ心の祭日は6月8日でしたが、その日、フィリピンのカビテ州シランにあるイエズス・マリアの聖心会の修練院で、2名の若いフィリピン人が修道者となる初誓願式があり、本間管区長とワルヨ神父とともに参加してきました。

修道誓願には清貧・従順・貞潔の3つの誓願があり、1年間の修練が終わると3年間の有期誓願を立てます。
その後、必要であれば有期誓願を更新し、最終的には終生誓願を立て、修道会の正式な会員になっていきます。

わたしも、昨年初誓願から25周年を迎えておりましたので、今回も、自分のことを思い出しながら参加しました。

この誓願を生きるには、修道会の共同体の協力と、信徒の皆さんの支えとが必要です。
もちろん神さまの助けがいちばん大切ですね。

誓願○○周年は本人ががんばったことを祝うのではなく、いかに神さまが忠実にお守りくださったかを祝うのだ、と、宣教クララ会の創立者がおっしゃったことを教えていただいたことがあります。

本当にその通りだと思いました。

これからも、どうぞお祈りをお願いいたします。

上の写真は、エルイン修練者が誓願を立てているところ。受けているのが本間管区長。
(昨年シランの修練院を訪れたときの日記はこちら。)



これはもう一人のマークが誓願を立てているところ。



しるしとして、修道服のスカプラリオが与えられます。



後ろには、本人の両親たちが参列しています。


そう言えば、わたしの初誓願式も終生誓願も友部修道院で行われましたが、その頃は両親とも元気に来てくれていたなぁ。

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