きょうは聖香油のミサが水戸教会でありました。
司教主司式のこのミサの中で、洗礼や堅信、叙階の秘跡のための聖香油、洗礼志願者の油、病者の油の3つが聖別されます。
油はいずれもオリーブオイルですが、聖香油には、その名の通り香料が入っていて、通常は「バルサム」というものが使われるそうです。
病者の塗油の秘跡に使う油だけは、ミサの中の奉献文の中で聖別されるのが特徴です。
他の2つの油は、拝領祈願の終わった後で聖別されます。
このときに聖別された油は、各小教区に大切に持って帰られ、これから1年間使われることになります。
聖香油のミサは、本来は聖木曜日の午前中に行われるものですが、教区によっては地理的な理由で他の曜日に移されます。さいたま教区の場合は、毎年水曜日に行われています。
というのも、このミサは、教区内のすべての司祭ができるだけ参加して共同司式することになっていて、そこで司教を囲む司祭の一致があらわされ、また、司祭の叙階のときの約束の更新がなされるからです。
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全能の神よ、
御子キリストに選ばれた私たち司祭が、
あなたのことばと秘跡によって人々に仕え、
与えられた使命を、
恵みによって果たすことができますように。
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きょうは、さいたま教区の2名の神学生の「司祭助祭候補者認定式」も行われました。
「あなたたちのうちに神が始めてくださったことを、神ご自身が完成してくださいますように」と司教が祈ります。
ぼくも、自分が司祭に叙階された水戸教会の聖堂で、神さまご自身がぼくの中で始めてくださったことが、神さまご自身によって完成されますようにと、また、自分がその妨げになりませんようにと、思いを新たにしてきました。
写真は、今朝の友部修道院にて。
司教主司式のこのミサの中で、洗礼や堅信、叙階の秘跡のための聖香油、洗礼志願者の油、病者の油の3つが聖別されます。
油はいずれもオリーブオイルですが、聖香油には、その名の通り香料が入っていて、通常は「バルサム」というものが使われるそうです。
病者の塗油の秘跡に使う油だけは、ミサの中の奉献文の中で聖別されるのが特徴です。
他の2つの油は、拝領祈願の終わった後で聖別されます。
このときに聖別された油は、各小教区に大切に持って帰られ、これから1年間使われることになります。
聖香油のミサは、本来は聖木曜日の午前中に行われるものですが、教区によっては地理的な理由で他の曜日に移されます。さいたま教区の場合は、毎年水曜日に行われています。
というのも、このミサは、教区内のすべての司祭ができるだけ参加して共同司式することになっていて、そこで司教を囲む司祭の一致があらわされ、また、司祭の叙階のときの約束の更新がなされるからです。
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全能の神よ、
御子キリストに選ばれた私たち司祭が、
あなたのことばと秘跡によって人々に仕え、
与えられた使命を、
恵みによって果たすことができますように。
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きょうは、さいたま教区の2名の神学生の「司祭助祭候補者認定式」も行われました。
「あなたたちのうちに神が始めてくださったことを、神ご自身が完成してくださいますように」と司教が祈ります。
ぼくも、自分が司祭に叙階された水戸教会の聖堂で、神さまご自身がぼくの中で始めてくださったことが、神さまご自身によって完成されますようにと、また、自分がその妨げになりませんようにと、思いを新たにしてきました。
写真は、今朝の友部修道院にて。
今日は聖木曜日のごミサでお忙しくされていらしたのではないでしょうか。
私は今日、カテドラルで聖香油ミサに初めて与る機会に恵まれました。
司祭の方々の叙階の時の約束の更新がなされるのだとみちあき神父様がブログに書いていらっしゃいましたが、初めてその場面を目の当たりにして、とても心が揺さぶられました。
神父様方を少しでもお支え出来ます様に祈る事を忘れないでいたいと強く思いました。
明日は聖金曜日。イエス様の深い愛に相応しい過ごし方が出来ます様に。
みちあき神父様、お忙しいと思いますが、お身体とお心を大切になさって下さいね。
これからも司祭のための祈りをよろしくお願いします。
聖香油の御ミサと復活徹夜祭では、自分の受けた洗礼式を思い出しました。
私が受けた洗礼式は、2007年7月7日に教皇様が出された自発使徒書簡『スンモールム・ポンティフィクム SUMMORUM PONTIFICUM 』第9項に基づき、1970年以前の儀式書(1958年)によるものでした。
「教会の外で」洗礼志願者として代母から十字架の印を受け、神父様から塗油や塩を受けます。主祷文を何度も唱え、使徒信経を唱え、神父様はExorcismusの祈りを何度もしてくださいます。原罪の赦しの祈りです。この時、ストラの色は紫です。
いよいよ「教会の中に入り」祭壇で主祷文と使徒信経を唱えると、洗礼盤に行くことが許されます。この時、ストラの色が白に変わり、水洗いです。その後、神父様から塗油を受けました。この塗油は、洗礼によってキリストの司祭職にあずかる、という意味があるのですね。
一つの儀式で受けた2回の塗油、別々に聖別されたものだったことに、気づきました。水洗いの後の油が聖香油だったのですね。
また、洗礼式の感動がよみがえってきました。
〝Pax tibi〟(あなたに平和がありますように)
〝Et cum spirit tuo〟(また、神父様の霊とともに)
この応唱が何度繰り返されたでしょう。40分以上かけて、授けていただいた洗礼の秘跡です。いただいたカトリックの信仰を大切に育てていかなければ・・・、と思いを新たにしました。
「あなたたちのうちに神が始めてくださったことを、神ご自身が完成してくださいますように」
すばらしい祈りですね。主語は「神様」です。
カトリック教会は、伝統的に、「神様・永遠・絶対・真理」というものに眼差しを注ぎ、行動していたのに、
最近では、「人間・現在・相対・多数決」というものが尊重されすぎているような気がしていました。
聖アウグスティヌスが言ったように、
Sub specie aeternitatis (永遠の観点からものごとを見なければ!)
私の好きな言葉です。
また、お目にかかれるのを、楽しみにしています。私が青年期に感じた、河合先生ご自身の「聴く姿勢」、お話できるかもしれません・・・。
ではまた、お疲れが出ませんように・・・。
「永遠の観点からものごとを見なければ!」との言葉、難しいですけど、とても大切なことと思います。自分も、神さまが見るように見ることができればと、いつも願っていますが、自分のかけるサングラスの色が濃すぎて、なかなか簡単にはいきません。
いつかぜひ「聴く姿勢」についても聴かせてくださいね。