みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

那覇ミニ巡礼

2014-06-21 19:00:00 | Everyday is special
ご無沙汰しております。
先週元気に沖縄より戻ってまいりましたが、その後少々忙しくてブログの更新ができないでおりました。

さて、沖縄での黙想会の後、小禄のカプチン・フランシスコ会の修道院にお世話になっておりました。
そこから、半日車を借りて、那覇市内の教会を2カ所、ミニ巡礼の気持ちで訪問してきました。

まず行ったのは、開南教会です。
現在は、安里教会が大きくて、司教館もあり、さまざまな行事に使われていますが、いわゆる司教座聖堂は、こちらの開南教会になります。




那覇市内の中心部ですが、住宅街にあります。
幼稚園もあって、その日は何かの行事があって、にぎわっていました。



これが聖堂内部。司教座聖堂とあって、やはり大きくて立派な聖堂でした。

次に訪れたのは、首里教会です。その名の通り、首里城の近く、というか、その昔のお城の敷地の端っこにあります。



これが、首里教会の入り口。



首里教会の聖堂内部。



南国らしい色彩の幼稚園。



首里教会からながめる那覇市内。


首里教会のあったところは、昔、首里城のゲストハウスのような建物があったところだそうです。
それで、こんなに見晴らしもいいのですね。

沖縄でのカトリックの宣教は、1947年にカプチン会の宣教師たちによって再開されました。
当時は、多くの戦争被災者がいて、家族を失った子どもたちも多く、そういった人々への心のアプローチから始まったことが思い浮かびます。
沖縄の人々の受けた傷や苦しみは、想像を絶するほどだったと思いますが、そんな中へ飛び込んでいったアメリカ人宣教師たちも、相当ご苦労されたことと思います。

沖縄に来たのは、じつは4回目ですが、目には見えない部分を、まだまだ勉強しなければと思いました。



いちばん上の写真の花は首里教会の周りに咲いていました。これには、きれいな青紫色の実もなっていました。(花の名前はわかりませんが。)

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