すっかり日記を書くのが遅くなってしまいました。
ついさっき「男はつらいよ」の第40作、「寅次郎サラダ記念日」のビデオを見終えたところです。
マドンナは三田佳子さん。小諸の病院の女医役です。
信州小諸の秋の風景が美しかったなあ。
またまた帝釈天の御前さまがおっしゃいました。
「寅のような無欲な男と話していると、むしろほっとします。
あれはあのままでいい」
この映画が公開されたのが昭和から平成へのちょうど変わり目。
バブル最盛のころでしたでしょうか。
ぼくは、そのとき28歳。
翌年に神学校に入るための準備をしていた年でした。
そのときぼくは何を考えていたのかなあ、と、少し振り返ってみています。
写真はきょうの友部修道院。イチョウの落ち葉がきれいでした。
ついさっき「男はつらいよ」の第40作、「寅次郎サラダ記念日」のビデオを見終えたところです。
マドンナは三田佳子さん。小諸の病院の女医役です。
信州小諸の秋の風景が美しかったなあ。
またまた帝釈天の御前さまがおっしゃいました。
「寅のような無欲な男と話していると、むしろほっとします。
あれはあのままでいい」
この映画が公開されたのが昭和から平成へのちょうど変わり目。
バブル最盛のころでしたでしょうか。
ぼくは、そのとき28歳。
翌年に神学校に入るための準備をしていた年でした。
そのときぼくは何を考えていたのかなあ、と、少し振り返ってみています。
写真はきょうの友部修道院。イチョウの落ち葉がきれいでした。
ひーろくぅ ふーかい おーっ1
すんばらしき主イエスの あーいをぉ~
たたえてうたいましょ おっおーっっ!!
『素晴らしき哉 人生!』ばんざーい!マーべラス!!
ちはら神父さま とつぜんおじゃまいたします。
神父さま 『素晴らしき哉 人生!』という映画をご存知でしたか?
私は 知りませんでした。たった今 観終わったところです。さいこう!
もしもまだでしたら ぜひっ!!ご覧くださいませ。
実際、再放送を見ながら『それを言っちゃあおしめえよ』って
寅さんが言うタイミングが分かっちゃったりします。
「釣りバカ日誌」もほぼそうなんですが、何故見てしまうのか?
あ、私、求道者でございます。プロテスタントの信徒として洗礼を
受けましたが、キリスト教の歴史を学ぶうちにプロテスタント側に
「それを捨てちゃあ、おしめえよ」と思うことがあったりしまして。
で、カトリックに足を向けたとたん、いろんな人に音信を断たれました。
かれこれ10年以上、要理を学ぼうとすると家族介護やら自分が療養を
しなくてはならなくなったりで、なかなか教会にマメに通えません。
んー、何とか臨終までに改宗できれば上々、くらいに思いますが、
隙を見てどっかの黙想会に参加することも出来ないだろうか、と思い、
検索で参りました。綺麗な写真が一杯あったので足を止めたついでに
メッセージを残してまいります。
歌といっしょのコメントをありがとうございます。
『素晴らしき哉 人生!』は知りませんでした。これは邦画でしょうか?どんなストーリーなのかな?
y jadeさんへ、
お立ち寄りくださってコメントをくださり、どうもありがとうございます。
水戸黄門もそうですけど、話の展開がわかっていても見てしまうものがありますね。
リラックスして安心して見ていられるからかな。
ご家族の介護や療養、たいへんそうですね。
いつか落ち着いて教会に来られる時がきますようにと願っています。
に、しても寅さんは不思議な人ですよね。ある革命家と話したとき 彼は寅さんが大好きでした。私もそう。そしてなんと北朝鮮の金正日も寅さんが大好きなのです。私と革命家と金正日では100%けんかだけど、寅さんは誰とでも仲良くできる。革命家と私と金正日が同じものに憧れているのに致死的な対立をするというのは まったく不思議ですね。キリストはやっぱり死ななければならなかったのだろうなあ、と思いました。
もし寅さんの死が映像化されるとすれば、やはり何らかの殉教の可能性はあったかも。少なくとも畳みの上の死はないな。
本当に彼は不思議な存在ですね。だれでも、こころをなごませて、故郷を思い起こすような力を持っていますね。
でも、「寅さん」の死は描けなかったでしょうね。だって、「サザエさん」のような永遠の存在ですから。
ただ映画になる以前のテレビシリーズの寅さんは最後、ハブにかまれて死んじゃうという筋だったと思います。もとよりテレビの脚本になる以前の最もコアな段階では「柴又の寅」ではなく「ピカドンの辰」といって ヒロシマで被爆した辰さんが背中に彫りこんだキノコ雲のイレズミをグイと見せてタンカを切るという壮絶な話で そのような死と密接にからんだ原型があるからでしょうか、渥美清がインタビューで「寅さんはほんとうに悲しい死を迎えるんですよ」と答えていた場面が印象的でした。
で、なんでついコメントしたくなったかと言うと、ある夜、私の父が「今 寅さんが急に懐かしくなった。イットウすまないがレンタルビデオ屋に行って寅さんを借りてきてくれ」と唐突に言いました。するとその瞬間テレビの速報に「渥美清さん死去」のテロップ。寅さんが別れを告げにきたなあ と思ったものです。
全ての人に訪れる死を 日本人が隠蔽も忌避もしないとき 寅さんは映画の中でも死ぬことを許可され 生も死も肯定された永遠の存在になってゆくのではないかな と思いました。うーん ちっと理屈っぽいですね。寅さんに笑われそう。「お前さしずめ インテリだな」とかなんとか。
辰さんが死んで、テレビ局にすごい抗議があったとか。
で、山田監督がなんとか映画にしたいと願ったけれどもなかなか会社が許可をくれなかった。が、その熱意に押されて会社もOKを出してくれたけれども、じっさいに寅さんを作ってみると出来がよくなかった。しかし、ふたを開けてみるとものすごく売れて、続編を作ることになった・・・・。ということだそうです。
歴史の裏側は、本当におもしろいものですね。