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2019-1119 ピアニストのアンダ・ゲーザの誕生日です 【ガムの効果】

2019年11月19日 | 音楽日記
おはようございます。
2019年11月19日(火曜日)、気温13度の雲り空の朝です。年始から323日目にあたり、年末まであと42日です。誕生花は、ワレモコウです。ワレモコウは海岸近くからやや高い山まで、日当たりのよい草原に見られる多年草です。花は枝分かれする茎の先端に密集してつき、1~2cmほどの短い穂になります。花は穂の先端から咲き始めます。こういう咲き方を「有限花序」といいます。一つ一つの花は小さく2mm弱で、花弁はなく、赤みを帯びた茶色の部分は萼です。萼に長く色が残るので、秋遅くまで楽しむことができます。株元には羽状の葉が群がってつき、楕円形の小葉の縁には整ったぎざぎざの鋸歯(きょし)があります。冬には地上部は枯れます。

本日は、ハンガリー出身のクラシック音楽のピアニストのアンダ・ゲーザ(Anda Géza)の誕生日です(1921年11月19日 ブダペスト - 1976年6月14日)。来日時のパンフレットやチラシに載った「ゲザ・アンダ」という名前で日本では知られている。全盛期においては、美しい音と自然で滑らかな演奏技巧ゆえに驚異的な演奏家と見なされていた。古典派やロマン派をレパートリーとした。王立ブダペスト音楽院にてドホナーニ・エルネーに師事し、19歳でリスト・フェレンツ賞を受賞した。第二次世界大戦中は奨学金を得てベルリンに留学するが、1943年にスイスに亡命し、その地に定住した(1955年にスイス国籍を取得)。1960年にエドウィン・フィッシャーの後任としてルツェルンでマスタークラスを主宰した。1976年にガンのため逝去した。
フルトヴェングラーをして「ピアノの吟遊詩人」と言わしめたように、ピアノ曲の抑制の効いた演奏を保ち続けた。同胞バルトークの作品に力を注ぎ、フェレンツ・フリッチャイの指揮でバルトークの《ピアノ協奏曲 第3番》を演奏している。さらに、ベートーヴェンやシューマン、ショパン、リスト、ブラームスを得意とした。
1950年代末から、演奏会でモーツァルト作品の力強い演奏を披露し、またモーツァルトのピアノ協奏曲の全曲演奏も行なった。その有名な一例が、モーツァルテウムのカメラータ・ザルツブルクと共演した一連の録音である。とりわけ《第21番》の録音は、映画「みじかくも美しく燃え」のサウンドトラックに転用されたことによってとりわけ名高い。
1979年よりゲザ・アンダ・コンクールが開催され、国際的に著名なピアニストを世に送り出している。

Mozart : Piano Concerto No.21 in C major, K. 467 / Anda Géza, Karajan 1957

モーツアルトの「ピアノ協奏曲第21番」は、デゲルマルクが演じた「エルヴィラ・マディガン」というサーカスの綱渡り芸人の名前をそのまま取ってその後「Elvira Madigan」として曲名が認知されたことでも知られています。


本日の言葉は、【ガムの効果】です。

1日1回10分でOK! 現代人の「脳」に効くのは、噛んで楽しむ “あのお菓子”
今日から「ガム」習慣を取り入れましょう!


最新研究「ガムは目に効く」
北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科・視覚機能療法学専任講師の浅川賢氏は、平均年齢21歳の健康な学生10人に協力してもらい、次の実験を行ないました。
市販のミント味のガムを噛む前と噛んだあとに、安全な光を白目に照射し、血流変化を測定。味覚による影響を考慮して、次の3つの条件下で行ないました。

何も口に入れない状態
アメを舐めたあと
ガムを噛んだあと
その結果、ガムがはっきりと効果を示したそうです。 ガムを噛む前(アメを舐める前)の血流を100%とした場合、アメを舐めたあとは平均で105.7%である一方、ガムを噛んだあとは167.6%と、噛む前の約1.7倍も血流が上がっていたのだとか。
何も口に入れていない場合と、アメを舐めたあとの場合では、ほとんど差が見られなかったことから、味覚ではなく噛むことこそが、白目の血流をよくすると明らかになりました。

浅川氏は、カメラのレンズのような働きをする水晶体の調節にかかわる「毛様体筋」という筋肉に、咀嚼がいい影響を及ぼすのではないかと推察しています。

つまり、ガムを噛むことには、目の疲れを改善させたり、ピント合わせ機能を向上させたりする効果があると期待できるわけです。


最新研究「ガムは脳にも効く」
わたしたちのカラダは、ストレスがかかるとストレスホルモンを分泌し、生体の危機に備えようとします。カラダにとって必要なことですが、これが長く続くと、さまざまな不調を引き起こしてしまいます。

しかし、その際に咀嚼運動を行なうことにより、過剰なストレスホルモンの分泌が抑えられるそうです。

久保氏によれば、ストレス条件下で「木の棒を噛ませたマウス」と「木の棒を噛ませなかったマウス」を調べたところ、前者の “よく噛んだマウス” のストレスホルモンが減少し、ストレス反応が緩和されていたのだそう。「木の棒を噛ませなかったマウス」=咀嚼運動を行なわなかったマウスに関しては、記憶の中枢である海馬での、新生細胞数が減少していたとのこと。

また、若年層と高齢層のボランティアにそれぞれガムを噛んでもらい、fMRI(磁気共鳴機能画像法)で脳活動を調べたところ、明らかに大脳皮質の運動野と感覚野を中心に、脳の活動が高まっていたそうです。64種類の写真を差し替えて、差し替え前との違いを見つけるテストを行なった際には、2分間ガムを噛んだ高齢者の正答率がアップしていたとのことです。


Q. ガムはどのくらい噛めばいい?
浅川氏によると、ガムは1日に1回、10分間を目安に噛むといいそうです。ちなみに、スルメでも効果は同じとのこと。

また、歯の状態や好みの関係で、ガムやスルメを噛むのが難しいのであれば、普段の食事をできるだけよく噛んで食べることを心がけ、歯ごたえのある食材を積極的に選ぶようにするといいとのことです。

現代人の咀嚼回数は次のようにグンと減っています(「東京都福祉保健局 食育サポートブック」より)。

1000年前の食事:平均咀嚼回数は1,400回
80年前の食事:平均咀嚼回数は1,400回
現代の食事:平均咀嚼回数は620回
食事への配慮だけでも、ずいぶん変わるかもしれませんね。

久保氏は、1枚のガムの咀嚼回数が約550回(現代の食事と同等の回数)でありながら、カロリーはたったの10kcal程度であることを説明し、場所や時間を選ばず「ながら噛み」できるガムを強く推奨しています。

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目と脳に効く咀嚼について掘り下げました。食後、テレビを観ながら、可能であれば勉強や仕事をしながら、ぜひガムを噛んで効果を感じてくださいね。