ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

ナイロビの蜂

2006-09-13 | 映画 な行
7点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

いわゆる一つの「良い映画」って感じでしたぁ。
もの凄くインパクトがあるってわけじゃないんですけどね。
丁寧に作られてるので観ていて惹き込まれるし、真実と結末にジィ~ンと来ました。
昔の良作と共通するよーな雰囲気って言うんですかねぇ。
派手な事やらなくても良い映画は作れるっていう、見本みたいな作品でした。

がまぁ、ワタクシ的にはも~~っと感動させて欲しかったですね。
サスペンスと恋愛と人間ドラマをバランス良く描いたのは流石ですけど、逆に言えばどれもが弱冠押しが弱くて中途半端な感じになっちゃってる気が・・・
ま、サスペンスとしてはそれほど大した話でもない気がしたので、もっと”人”にツッコンでくれればなぁ~なんて思いました。
彼女の愛の大きさが分かれば分かる程、あのラストがドーンと引立つでしょ。
ちょっと勿体ない気がしましたね。

主演はレイフ・ファインズです。
いや~、良かった!
結構色んな精神状態を表現しなきゃならない役どころだったと思うのですが、どの時も文句なしに良かったですよ。
キャラ的に得だったってのもあるけど、この人に魅せられた部分もかなりありますね。
で、共演にはレイチェル・ワイズです。
何か随分老けて(所帯じみて?)見えたのですが、『コンスタンティン』ではそんな事なかったので役作りなんでしょうね。
この役をハリウッド女優丸出しでやってもリアリティがないですから。
アカデミー賞助演女優賞受賞に値する演技はしてたんじゃないでしょうか。

号泣するかと思ってたけど、そこまでいかなかったはちょい残念。
でも、流石『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス監督が作った映画って感じで、静に心に響いてくる作品でした。


ナイロビの蜂@映画生活

'06 F1イタリアGP

2006-09-12 | F1
ミハエル・シューマッハ、フェラーリの地元モンツァで優勝!

と、本当ならいつも通り大喜びのハイテンションになっているはずなのですが、
実はレース後の重大発表を先に知ってしまったので・・・
ぶっちゃけ、まともな状態でレースが観れなかったです。
まぁ、もはやF1ファンなら誰もが知ってるでしょう。

ミハエル・シューマッハ、今シーズン限りで引退!!!

まぁね、今シーズンが始まる前からチャンピオンになってもなれなくてもこーゆー
決断をするんじゃないかと、何となく予感めいたものはあったんですけどね。
しかも、ここに来ての水面下の動きや、わざわざ発表を先送りにしていた事など
もあって、ほぼ間違いないだろーなぁ~と思ってましたし・・・
でもね、いざ現実になると・・・
聞いた瞬間、頭が真っ白になりましたよ。

そんな状況の中で観たイタリアGP。
まさに最高の結果になりましたね!
2番手スタートだったマイケルはピット戦略がバッチリはまって快勝でしょ。
しかもライバルのアロンソはまさかのエンジンブローでリタイア!
一番望んでた結果がここで出るとはねぇ~。
あまりにもドラマチックで(ティフォシ限定?)ファイナルラップから表彰式
までボロボロに泣いてしまいました。
てか、今までのマイケルとワタクシとの思い出が頭の中をグルグルしてほんと、
訳分かんない状態だったんですけどね。

思えばワタクシ、マイケルの実力は認めていましたが、あまり好きなドライバー
ではなかったんですよね~。
しかも、当時ワタクシが大好きだったアレジ&ベルガーと2対1トレードという
形で自分のスタッフを大量に引き連れてフェラーリに入って来たもんだから
最初はかなり複雑な思いもあったし・・・
が、それでもフェラーリを勝利に導き、何度勝っても常に初優勝の如く喜んでる
マイケルを見たらね・・・
こんなに前向きで一生懸命なチャンピオンを見た事がないし、そりゃもう応援
しまくるしかないじゃないですか。
そんなマイケルもついに引退・・・
本当に残念だけど、誰にでもいつかは訪れる事ですからね。
セナのよーな、あまりにも悲しすぎる幕引きじゃなくて良かったかな。

そのセナとも因縁が多かったですよね~。
掴みかかられたり、お説教されたり、セナの事故の原因みたいに言われたり、
インタビューでセナの事を聞かれて号泣した事もありましたよね。
そして、F1界の太陽みたいな圧倒的に人気者だったセナの亡き後のF1界を引っ
張ったのは間違いなくマイケル。
気が付けばセナの倍以上勝ってるし、”F1史上最高”と言っても良いドライバーの
一人ですよね。

本当に長い間楽しませてくれて有難うと言いたいです。

チャンピオン争いも残り3戦でドライバーズが2P差、コンストラクターズは
ついに逆転ですからね。
何としてもダブルタイトルを獲得して有終の美を飾って欲しいです。

てわけで、今でも気持ちの整理が微妙に出来てないので支離滅裂になっちゃって
るんですが、いちおー結果報告すると、HONDAはバトンが5着でバリチェロが
6着とまずまずでしたね。
スーパーアグリは琢磨が新車で初完走を果たしたものの、左近はまたしても
前半でリタイア。
かつて古館に「顔面ビッグマック」と呼ばれたマイケル・アンドレッティとタメ
張れるくらいにまともにレースが出来てません。
ライセンス、大丈夫ですよね?

で、ここでマイケルに提案。
引退後は兄貴分と慕ってる亜久里を全面バックアップしてやって下さい!

Vフォー・ヴェンデッタ

2006-09-10 | 映画 あ行
6点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

ま~たアメコミ映画かぁ・・・とか、何かよく分からない格好悪い仮面着けてる
なぁ~・・・とか思って、あまり期待もせずに観たのですが・・・
いやいやいや、アメコミと言っても、どー観ても子供向きではないんですけど。
日本で言えば「週刊少年ジャンプ」じゃなくて「ヤングジャンプ」向け、みたいな?
全体的にダークで内容的にも政治色の強い作品でした。

で、これが中々面白いんですよね~。

やたら仰々しかったり、遠回しだったり、哲学的だったりする台詞の数々も
ワタクシ的には結構ツボでしたよ。
アクションシーンは思ってたよりも大分地味でしたけどね。
それでもまぁ、アクションを売りにしてる作品ではないし、必要なところでは
それなりに派手な面もあるので問題なしでした。
ストーリー・構成も凄く丁寧に作られてた感じですね。
ま、丁寧に作ろうって意識が強すぎて途中で弱冠ダレたよーな気がしないでも
ないですけど。

主演は・・・ナタリー・ポートマンですよね?
こんなアメコミ映画(と言ってしまうと失礼だけど。)でも、凄く熱の篭った
演技してて驚きました。
アメコミだけど世界観とかキャラで魅せる作品じゃないからなんでしょうけどね。
ま、エロ主教のシーンでは流石に「これは無理・・・」なんて思っちゃいましたけど。
で、もう一人の主役Vを演じたのがヒューゴ・ウィーヴィングです。
とは言え、ず~~っと仮面のままでして・・・
脇では役のオイシさもあってスティーブン・レイとジョン・ハートが良かったです。

それにしても、主人公が自分の事を決して正義(善)だとは思ってないのが
良いんですよね~。
そこがまた深いところだし、メッセージ色が強いながらも押し付けにはなって
ないんですよぉ。
だからこそのあのラスト・・・
こーゆー話が欧米人に受け入れられるのがちょっと意外だったりしますね。
ま、単純に怒涛の復讐劇って見方も出来るからかな。


Vフォー・ヴェンデッタ@映画生活

スーパーマン リターンズ

2006-09-09 | 映画 さ行
7.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

ワタクシ、アメコミ映画が苦手だとここでも何度も言っているのですが・・・
実は実は!
何故かスーパーマンだけは子供の頃から大好きなんですよね~!
唯一、宇宙人だから?
空を飛べるから?
真っ赤なマントがイカスから?
考えられる理由は色々とあるのですが、とにかくスーパーマンは格好良く見えて仕方ないのです。

で、ワタクシにとってスーパーマンと言えば・・・
やっぱりクリストファー・リーブなんですよね~。
クリストファー・リーブがあーゆー事になってしまった時にワタクシのスーパーマンも終わってしまったわけで・・・
「頭でバレるっちゅーねん!」と断固反対だった幻のニコラス・ケイジ版なんて論外でしたしね。

ま、そーゆー想いもありつつ観た今回の復活作だったのですが・・・

これがまた、思ってた以上に良かったですよぉ。
やっぱりね~、何だかんだ言ってもオープニングであのテーマ曲が流れるとワクワク出来てしまうんですよね~。
内容の方もスーパーマンの復活を上手く使って、シリーズの復活作に相応しい出来になってましたね。
その辺は『X-MEN:ファイナル ディシジョン』を蹴ってまでして、この作品の監督を引き受けたブライアン・シンガーの”スーパーマンLOVE度”と言うか、やっぱり『スーパーマン』という作品に対する理解度の高さがそーさせたのでしょう。
随所にそーゆーところを感じさせる作りだったと思います。
細かい事を言っちゃうと、「電話ボックスを殆ど見なくなった現代でどーゆー変身シーンを見せてくれるのかなぁ。」なんて楽しみもあったので、そこも魅せて欲しかったんですけどね。
ま、貧乏臭かった衣装がちょっぴりお洒落になってたので良しとしましょう。

で、クリストファー・リーブの後を継いでこの”イメージ付き過ぎて他の映画に出れなくなる”役を演じたのが、ブランドン・ラウスです。
いや~、中々ハマってましたよ。
特にクラークの時のドン臭い感じなんかピッタリでした。
アレを上手く演じないとスーパーマンになった時の格好良さが引き立たないですからね~。
他の出演作を観た事がないので何とも言えませんが、この役に関してはリーブのイメージを一新出来るくらいに頑張ったとは思いました。
共演ではやっぱり”悪の天才”レックス・ルーサーを演じたケビン・スペイシーが抜群でしたね。
前シリーズでこの役を演じたのが、ジーン・ハックマンですからね~。
普通なら一筋縄では行かないと思いますけど、流石はケビン・スペイシーですよね。
ま、ロイス役のケイト・ボスワースもマーゴット・キダーの3倍は綺麗だったし(暴言)、他のキャストもそれぞれにハマってて良かったです。

出来れば、かつてのシリーズにあったちょっぴり洒落っ気のある楽しいシーンも欲しかったって気はしないでもないけど・・・
復活作という位置付けならこーゆー直球勝負でも良いですね。
単純に楽しいって面は次回作でたっぷり入れてもらって・・・
って、次あるのか分かりませんけど。
取り敢えずあの子はめっちゃ脚が速いって能力の持ち主で、って違っ!?


スーパーマン リターンズ@映画生活

ニュー・ワールド

2006-09-08 | 映画 な行
3点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

えっと、一言で言ってしまうなら・・・

びっ・・・・・くりするくらいに退屈でした。

う~む・・・
この映画の見どころってどこなんでしょうねぇ。
テレンス・マリック監督の意図がまったく分かりませんでしたよぉ。
ま、強いて言えば、映像美が一番のウリっぽいんですけど・・・
綺麗な景色が観たいなら、そーゆー系のドキュメンタリーや環境ビデオ、
ワタクシみたいにそっちに大して興味がない人なら『名曲アルバム』や
『世界の車窓から』で十分なんですよね~。
やっぱり映画なんだから、「映像が綺麗!」ってだけじゃ・・・

百歩譲って、映画の魅力の一つでもある映像面ではかなりのレベルにある
として、「じゃー他の要素はどーなの?」って考えた時に、あまりにも何も
ない作品なんですよね。
ま、テレンス・マリック監督の独特な描写が理解出来る人なら楽しめるのか
もしれないけど、少なくともワタクシには全く伝わらなかったので、全く興味
の湧かない話がただただダラダラと進むだけで、むしろ観ていて苦痛に感じる
くらいでした。
テレンス・マリック監督作品を観るのはこれで3作目ですが、『天国の日々』
がまーまーで、『シン・レッド・ライン』はまるっきりダメだったので、あまり
ワタクシと相性が良くないんでしょう。

主演はコリン・ファレルです。
てか、どーなんでしょうね?
あまりにも映画自体が退屈だったので演技がどーとか思うことも出来なかった
んですけど、あまりハマってなかったよーな・・・
共演のクオリアンカ・キルヒャーも別に・・・
あまり魅力がないなぁ~なんて思ってしまいました。
ま、クリスチャン・ベイルは格好良かったし、クリストファー・プラマーは
存在感があって良かったですね。

ぶっちゃけ、これなら同じ題材を扱ったディズニー・アニメの『ポカホンタス』
を観た方がず~~~っとマシですね。
てか、最近どーも大作でハズしまくってる気がするんですけど・・・


ニュー・ワールド@映画生活

K-1 WORLD MAX 2006~世界王者対抗戦~

2006-09-05 | 格闘技
せっかく書いた記事がミスで完成間近に消えてしまい、とても書き直す気に
なれないので超手抜きな感想とさせて頂きます・・・

○安廣 一哉vs.アンディ・オロゴン●
はい、素人来ました。
倒せない安廣も塩ですねぇ。
てか、身長差があって懐に入るのに苦労してたけど、もう少し強引でも良かった
んじゃないですかねぇ。

○ブアカーオ・ポー.プラムックvs.宍戸 大樹●
秒殺!ブア強っ!
?代目「日本人最後の大物」の宍戸はパンチにも動きにもスピードがないかなぁ。
間合いを潰して戦おうとしたのは良かったんですけどね~。
超強力なパンチを取得した今のブアの前ではあのスピードでは無理でしょ。

○マイク・ザンビディスvsTATSUJI●
ザンビは倒しきれないと単調で大振りになっちゃうんですよね。
TATSUJIは動きについていけてたし、パンチも見えてましたね。
自分からも手が出てたし、かなり頑張ったと思います。

○ヴァージル・カラコダvs.前田 宏行●
前田、惜しかったですね。
1年かけて準備してきたのは偉いです。(当たり前なんだけどね・・・)
残念な結果になっちゃったので、もう一度見たいです。
カラコダはちょっと硬かったし、重心が高いのが良くない気が・・・

○イアン・シャファーvs.須藤 元気●
制約のあるK-1の方がトリッキーが活きる?
ワタクシの見る限り、何かしてるよーで何もしてないんですけど・・・
基本的に”出会い頭”待ちなだけでしょ。
シャファーは良かったですね。
パンチ主体の正統派がやるからこそ余計に効果的な後ろ回しも見事でした。

○アルバート・クラウスvs.佐藤 嘉洋●
良い試合でした。
距離を詰めたいクラウスと、距離を取りたい佐藤。
ローとテンカオに拘る佐藤と、ローに合わせたカウンターを狙うクラウス。
お互いが自分のスタイルを貫いてぶつかり合った、ワタクシ好みの試合でしたよ。

○HAYATOvs.アルトゥール・キシェンコ●
1,2Rが丸ごとカットです。
結構激しい試合っぽかったので見たかったんですけどね~。
延長もアグレッシブで、レベルは別としても中々良かったです。

○アンディ・サワーvs.小比類巻 貴之●
サワー強すぎ!
1Rこそ、コヒが珍しく色んな技を繰り出して互角に見えたんですけどね~。
2R以降は本気のサワーに防戦一方でクリンチしか出来なかったですね。
それにしてもサワーは強いです。
パンチもキックも圧力のかけ方も強力で、オフェンスもディフェンスも全部
凄いですよね。
こりゃ、ブアとサワーの2強時代到来の予感ですよ。

てなわけで、本当はもう少し色々と細かい事もツッコンで書いたのですが、
全部消してしまって・・・
チャチャっと手抜きで書き直したわりに、実はよく見るといつもとあまり変わらない
気がするのは・・・

それにしてもブアとサワーは強烈でしたね。
MAXはこの二人がちょっと抜けてて、クラウスと魔が続くって図式になったよーな
気がします。
で、その魔は今回は解説・・・
少しずつ大人の階段を上がって多少まともな事を喋れるよーになったので、
チャラけてた頃より10倍マシにはなったし、神の子KIDよりは100倍マシだけど、
それでも微妙に見下し気味なんですよね~。
目指してる優等生キャラへの道は険しい・・・

映画、まとめて感想 第4弾

2006-09-04 | 映画 あ行
いつ観たのか分からないけど(殆どの作品がDVDの発売より前には観てるはず
なんだけど・・・)、メモだけ残ってる映画感想を一気にまとめて発表する企画、
第4弾です。
もうですねぇ、どーやっても追いつかないわけですよ。
しかも10秒とはいかないまでも、記憶はどんどん消えていくし・・・
何故だ!?
はいはい、坊やだからですよ~だ。

てわけで、いつも通り「10点満点。5点で普通。6点以上なら満足」って感じで
点数付けてます。

『悪魔のすむ家』 5点
リメイク版です。
オリジナルは子供の頃に観て、泣きそーなくらいに怖かった記憶が・・・
今は大人なので(と言っても前作観た時も高校性ぐらいだった気が・・・)
全然へっちゃらなはずだったのですが、何ヶ所か結構怖くて、ある場面では
ついつい「うわっ!」と声が出てしまいました。(ワタクシの声で驚かせて
しまった方、ごめんなさい。)
ま、途中までは面白かったけど、後半はグダグダでしたね。

『24エスケープ』 4.5点
ネタとしては面白いと思うんですけどね~。
どーもB級臭さが抜けきらない(てか、B級なんですけどね。)のか、貧乏くさい
映像が・・・
話も一本調子なのでちょっと盛り上がりに欠けました。
もう一つ、何かインパクトがあると良かったんですけどね~。
それよりも、ビリー・ゼインの頭が気になって仕方なかったです。

『チキン・リトル』 3点
いくらワタクシがお子様(脳がね・・・)だと言っても、コレはさすがに無理
でした。
あまりにも浅すぎです。
主人公にもイライラさせられっぱなしで、何の感情移入も出来ないし・・・
もう少し意味のあるお話にしてくれなきゃ、楽しめませんよぉ。

『アンダー・ザ・プラネット』 4点
ディラン・マッケイこと、ルーク・ペリーが主演だったので観ました。
いや~、年とった。
元々おでこ広めでしたけど、益々広がって・・・
ま、まだどーにか踏み止まってはいましたけど。
で、内容の方は・・・
まんま『ザ・コア』でした。
いかにもB級な作りはハラハラ・ドキドキと言うよりも、むしろ苦笑してしまう
よーな・・・
ま、期待もしてなかったし、久しぶりにルーク・ペリーが見れたから良いんです
けどね。

てなわけで、今回は4作分の感想ダイジェストです。
第4弾にしてやっと消化出来て来たよーな・・・
て、ただ単にメモすら忘れてるだけって噂も・・・
それにしても、今回は一つも満足出来た作品は無しですよぉ。
こーやって面白くない作品を観る事によって、ボチボチの作品がグッと面白く
なるんですよ。
うん、良い作戦だ。
てか、最近アンパイばかり観ててちょっとチャレンジ精神がなくなってるなぁ。
そろそろ0点確実な作品でも観てみようかなぁ。(何故っ!?)

ステイ

2006-09-03 | 映画 さ行
3点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

で、出た!
ワタクシの最も嫌いなオチ(宇宙人ではない方)に限りなく近いです。
サスペンスでこれやっちゃうと・・・
2時間弱観て来た映像・話は所詮コレだったのね~なんて、かなりガックリ来るんですよね~。

映画の作りはシャマラン監督がやりそーな感じです。
最初は『シックス・センス』みたいな感じがして、何がどーなって行くのかワクワクしてたんですけどね。
話が進むに連れて退屈さは増すし、意味不明だしで、どちらかと言うと『アンブレイカブル』に近いかと・・・(本当はもっとドンピシャな映画があるのですが、それを言ってしまうと完全にバレなので・・・)
ま、オチが最悪だったので何を言っても仕方ないんですけど、この手のサスペンスは「一体何が!?」って状態をキープさせながら、ちょっとずつオチのヒントを与えて欲しいんですよね~。
いちおー、あるにはあったけどめちゃ分かり辛くて、殆ど意味不明のまま進んで行くので・・・
「一体何が!?」ってよりも「何の話???」って感じでしたよ。

主演はユアン・マクレガーです。
ま、良くも悪くもなかったですね。
てか、個人的にはこーゆー役は向いてない気がします。
共演はナオミ・ワッツとライアン・ゴズリングでした。
ナオミ・ワッツは『キング・コング』の時ほど綺麗に見えなかったのは気のせいでしょうか?
いや、綺麗は綺麗だったんですけどね。
地味な役だったからかなぁ?
で、良かったのはライアン・ゴズリングですよ。
『きみに読む物語』でも凄く良く見えたんだけど、今回も一番良かったです。
何気に演技派だったりするんじゃないでしょうか。

昔、『ドラえもん』の最終回がこーゆーオチになるってデマが流れたんですよね~。
もしも本当に採用されてたら大ブーイングだったでしょうね。
全てが無意味になっちゃいますからね~。
ま、実際にこんなオチで終わらせた人気漫画もありましたけど、やっぱりブーイングでしたからね~。
今ちゃっかり続編やってるらしいけど・・・


ステイ@映画生活

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ

2006-09-02 | 映画 な行
6.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』と同じよーな、B級感丸出しのファンタジーな感じがして、大して期待もしないで観たのですが・・・

いやいや、中々面白かったですよ!

ファンタジーとは言っても、『ハリポタ』のよーな派手さはなく、やっぱり『レモニー・スニケット』に近いノリではあったんですけどね・・・
ワタクシ的にはこっちの方が俄然好きです。
基はイギリスの児童書『ふしぎなマチルダばあや』だそーですが、確かにそーゆー教育的な見地に立って作られたっぽいお話ですね。
観ている子供たちも一緒になって教訓を得て、人として学ぶ事が出来るよーな展開だし。

なんて書くと、凄く堅苦しい感じがしますが、もちろんそんな事は全然なし!

子供たちの仕出かす悪戯にゲラゲラさせられ、罰を受けながらも一つずつ学んでいく姿を微笑ましく思ったり、楽しめる要素がギュウギュウに詰まってました。
更に、大人の事情とか、想いとか、ちょっと切ない部分とかもあって単なるドタバタなファンタジー・コメディになってないところも良かったですね。

主演はエマ・トンプソン。
最初は誰だか分かりませんでしたよぉ。
が、ひじょ~~に役に合ってました。
こーゆー、深くて大きい愛を持つ女性の役、ぴったりですよね。
共演のコリン・ファースもめちゃ良かったです。
状況毎の色んな感情をきっちり表現出来てて、ほんと良い演技だったと思います。
子供たちも可愛さと小憎らしさ全開で良かったですね。

登場人物のキャラ立ちも良いし、ビジュアル面もかなり出来が良かったです。
ストーリーも最後まで飽きさせず、作り手や作者の考え方が押し付けがましくない程度で伝わる、良質のファンタジーでした。
ま、基が児童書なので予定調和な展開なのは大目に見ないとね。


ナニー・マクフィーの魔法のステッキ@映画生活