ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

ワールド・トレード・センター

2007-01-06 | 映画 わ行
6点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

9・11の事を描いた映画を観るのは『ユナイテッド93』『エアポート ユナイテッド93』
に続いてこれで3本目です。
一体あの事件の事を社会派のオリバー・ストーン監督がどー描き出すのか、かなり
楽しみにしてました。

っと・・・
「楽しみ」なんて書いてしまうとどーも不謹慎な気が・・・
5年の月日が過ぎたとはいえ、未だにワタクシの脳裏にはあの映像が焼き付いて
いるし、あの事件の事を許すことも出来ません。
が、そーゆー想いは置いといて、あくまでも映画に対して感じた事として言葉を
綴っていくので、どーかそのつもりで読んで下さい。

先ず率直に思ったのが、そーきたかぁ~って感じですね。
いや~、思ってたのと大分違ったと言うか・・・
こんなにピンポイントに絞ったお話だとは思わなかったです。
う~ん、どーなんでしょうね。
タイトルが『ワールド・トレード・センター』だからてっきり、あの日あの場所で
何が起こったのか色んなところにスポットを当てて描いてるかと・・・
てか、そーして欲しかったんですけどねぇ。

いえいえ、このエピソード自体はとても良い話だとは思うんですよ。
ただ、不謹慎な物言いかもしれないけど、あの日助かった人も亡くなった人も
それぞれに物語があったはずで、そーゆーところを可能な限り拾って欲しかった
なぁ~と。
またまた不謹慎かもしれないけど、あそこまで絞ったが為に、あの事件のインパクト
に対して映画のスケールがもう一つ釣り合ってない感じがして・・・
正直、オリバー・ストーン監督にしてはわりと普通の感動作にしちゃったなぁ~
なんて思ってしまいました。
まぁ、そーゆー点でも『ユナイテッド93』はかなり上手く作ったなぁ~と。

主演はニコラス・ケイジです。
ワタクシが言うまでもなく、上手な役者さんですからね。
何の違和感もなく演じてましたよ。
ただ、大部分があーゆー状況だったので・・・
共演にはマイケル・ペーニャやマギー・ギレンホールやスティーブン・ドーフなどが
名を連ねてましたが、ワタクシ的に注目だったのはアンナ・デル・アミコことマリア・
ベロで御座います。
『ER緊急救命室』の女性キャラの中でもランディ、アビーと並びお気に入りだった
ので、最近出演作が増えてきて嬉しい限りです。
この作品でも相変わらず素敵でした。

てわけで、正直もっと別の方向を期待していたのですが、この作品が感動出来
なかったと言うわけではなく、単純で涙脆いワタクシはちゃんとそれなりにグッ
と来ました。
ただ、やっぱり立てないくらいボロボロに号泣させて欲しかったですね。


ワールド・トレード・センター@映画生活