ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

シンデレラマン

2006-01-29 | 映画 さ行
6点 (10点満点で採点してます。6点が合格ラインです。)

もっとすんごい感動するかと思っていたのですが・・・
そこまでの感動はなかったんですよね~。
それもこれも全体的に説明不足&描写不足だからでしょう。

先ず、宣伝通りヒューマン系として観ると当時の社会的背景に描写が偏り過ぎてて家族の物語が足りない気がします。
足りないから”絆”を見せたいシーンでも、思った程グッと来ないんですよね。
せっかく熱くなりそーなエピソードは随所にあったのに・・・
”過程”としてあっさり流されちゃってましたね。

次にスポ根と言うか、ボクシング映画として観ると・・・
今度は試合までの”過程”がないんですよね~。
彼が試合に向けてどんな努力をしてどー望んだのか、その辺が全く描かれていないので彼に対して思い入れる事が出来ず、結果として試合を観ていても熱量が上がらないって感じでした。

ま、恐らくロン・ハワード監督としては人間ドラマとして作ったんだろーけど、その割りにはどっち付かずな感じになっちゃってるのと、一番深く描くべきところが描写不足・・・残念です。

主演はラッセル・クロウですが、ぶっちゃけ好きじゃないんです。
(ファンの方、ごめんなさい。)
何故なら、ワタクシの大好きな二大女優メグ・ライアン&ニコール・キッドマン
の両方と噂になっていた事が・・・
まぁ、逆恨みです。
いや、むしろ妬み・・・いやいやいや、とにかく敵なんです。
ま、演技の方はいつもよりもショボくれた感じだったので役作りはしてたんじゃないでしょーか。
共演のレニー・ゼルウィガーは控え目ながらも中々の好演だったと思います。
てか、レニーって何気に演技上手いし、多彩ですよね。
いつもかなりキッチリ役作りしてるし、イメージの違う役にガンガン挑戦してるし、ちゃんとハマってるし。
中々に芸達者さんな気がします。

期待が大きかった分、物足りなさも大きくなってしまったんだけど、まぁ全体としてはそこそこの出来ではあったんじゃないでしょうか。
あ・・・亀は良かったなぁ~。


シンデレラマン@映画生活