ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

スケルトン・キー

2006-01-21 | 映画 さ行
6点 (10点満点で採点してます。6点が合格ラインです。)

あんまり期待しないで観たのだけど・・・意外にも良かったです。

サスペンス・タッチで進む前半は「何でだろ?」とか「一体何が?」なんて
思いながらドキドキしながら観てました。
やっぱりね、”謎”が売りの映画はこーゆー思いをさせてくれないと。
ま、「誰が?」って部分に関しては予想が付きやすいんですけどね。
ただそれも・・・

途中からオカルト・ホラーへと展開していくのですが、この辺で少しだけ
モタつきましたね。
説明的なシーン・演出が多くてちょっとダレそーでした。
もう少し簡潔でも良かったんじゃないかなぁ。

が!

後半で再び勢いを取り戻してからはラストまで一気に突き進んで
かなり入り込んで観れました。
「キャロライ~ン!キャロライ~ン!」が「キャロルア~ン!
キャロルア~ン!」に聞こえて怖さも2倍に・・・(て、全然関係無いし。)
オチで全貌が見えた時も「なるほど~、そー来たかぁー!」って思えて
凄く納得でした。

主役のケイト・ハドソン、この手の作品に出るのは珍しいですけど
まずまず良かったんじゃないでしょうか。
ま、イマイチ切羽詰った感じと言うか、恐怖心が画面から伝わって
来なかった気がしないでもないけど・・・
後、ラストなんかはもっと目に見えて分かるよーな演技でも良かったかも。
ジーナ・ローランズは凄く良かったです。
今まで何作か彼女の作品を観てますが、この人やっぱり上手いです。
今回も存在感と説得力、共に抜群の演技でした。

ホラーとしては怖さが多少足りないけど、オチは捻りを入れつつも上手く
まとめてたし、結構楽しむことが出来ました。


スケルトン・キー@映画生活