上布といえば、宮古島上布と越後上布が双璧でしょうか。
かつて宮古島では島特産の苧麻(ちょま)という多年草の植物を原料にして上布が織られていました。
苧麻の繊維を手績みで一つ一つほぐして一本の糸にして織ったは、
強靭でかつ弾力性を持ちながら、その通気性と軽さは蝉の羽のようだといわれ、
盛夏の着物地のなかでは越後上布とともに最高級の織物とされていました。
さて、あこがれの件の上布@越後上布を昨年購入して何とか支払いも完了

自分で、健康で、買えるうちが花!
この夏には是非下ろしたいとその時を狙っています。
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さて、昨日は街中へ気軽に本麻の夏きものを着てゆきました。
肌にピッタリつく洋服よりも、
衿から袖から風が通り涼しかったですよ。
映画館のあるビルのいつものカフェでランチをとったら、
店のスタッフが [いつも綺麗にキモノを着られて、今日は涼しそうですね!」と声をかけてくださいました in cocon karasuma
上布ではないと思う??本麻なのですが、とても涼しく着ごこちはいいです。
どこの産地かも不明。大阪阪急のリサイクル市で数年前に見つけたものです。
大柄の模様が気に入って買いました。身丈は短いのでほとんど「つい丈(おはしょりナシ)で着ています。
見ただけで産地をあててくださる専門家はいらっしゃいませんか?
張りもあってものはよさそう、値打ちもの。
リサイクルでもいいので、こういう本麻があれば、もう一枚欲しいです。
太陽が眩しく白色が飛んでしまいました@デジカメの弱点。『異邦人』のようにひとを殺しはしませんが(笑)。

ちょっと遊んでみました。オリジナル根付けはハワイで買ったABCストアのストラップを代用。
