分類:PV
場所 : いわき市鹿島町走熊地内
複数頭のうち🐗 ウリ坊2頭が罠にかかる 自宅前が隣家の田圃になっていて、その近辺地域にイノシシが出没するようになってきて1年近くになる。 初めの頃は3頭いるのを見かけたが今月の12日現在で7頭に増えたのが確認できた。
隣人が 「15~16日ごろにイノシシの罠を仕掛けるので掛かると鳴き声がうるさくて迷惑をかけるかも……」 と一言云ってきたのだが、早々と昨日(18日)、今日と1匹ずつのうり坊(イノシシの子供)が捕えられた。
狩猟ハンターや、市の行政機関に相談したら11月15日の狩猟解禁になるまでは手が出せないでいるということだった.
《この時期エサ不足で、播かれた米ぬかに誘われて捕獲されたうり坊》
イノシシによる食料の直接的な被害はないが、田圃を掘り荒らしたり生活上の危険性を心配しての止むを得ない処置となったようだ。 目前で朝晩、出没するイノシシを見られる私にとっては野生動物圓にいるような感覚で楽しみにしていたところがあるから、死骸を見た時は大きなショックを受けた。罠にかかって泣き叫んでいた声が耳に残って忘れられないでいる。 しかし、現場の20m先には中学生が通う道があるので感傷的にもなってはいられない。おとなしいイノシシだが警戒心の強い動物なので、いつ誰かがフイに襲われてしまうか分からない危険性を含んではいる。 人間のエゴにより、人間とは共生できないイノシシの運命(さだめ)を目の当りにした。 《第1番目に犠牲者(猪)になったうり坊》
いま、全国には89万頭のイノシシがいて、農業被害が相次いでいるのだという。それによる昨年度の被害額は48億円に達したのだそうだ。
そうなると、どう考えたらよいのか私の頭の中は益々こんがらかってくる。