M2の山と写真

午年の馬力で近場の四季の山々をトレッキング

47 音羽山未踏路 6 最後の難関 仙女沢コースに挑戦 2022.05.23

2022-05-24 | 音羽山系

鎌研橋登山口 9.25-30

 仙女沢取り付き 10.04 小山共有林看板のある丸太橋から20m戻る

 ここで悪戦苦闘 乗り越えるのに10分以上かかる 10.16

 ロープ場 11.44 取付きから1時間40分 18本連続でロープが続くらしい 何か所は連絡が悪く2.3mが届かない
 四つん這いになってもずるずると下にずり落ちる ここからまだ1時間以上かかる

 やっとの思いで音羽山に到着 13.02 三等三角点 593m スタートから4時間40分 仙女沢取り付きから
 2時間58分 11時ごろ到着の想定は甘すぎた 2時間遅れ ロープ場の傾斜はそれ程強いと思わなかったが
 足場が全くなく直線状にロープにすがり登るのは体力、腕力の負担は大きかった ロープを離せば滑落なので
 このような状況は初めての経験だった 
 傾斜自体は堂満岳や竜ケ岳東尾根より緩いが足場が全く無いのが大きくロープや立ち木に掴まらなくては
 ずり落ちる

 音羽山から琵琶湖大橋 13.31

 湖南 13.52

 近江大橋 13.52

 苔滑恍の滝 14.51

 展望地からアベノハルカス 15.37

 山科川と桃山城 15.38

 モチツツジ 15.42

 高塚山展望地から山科市街 16.00



 西尾根 南西尾根 八大竜王 仙人の滝 西尾根直登 今回の仙女沢


 2022.05.23(月) 今年47回目の山行 天候 晴れ 単独




音羽山西側からの未踏路は5回目の西尾根直登コースで終わりだと思っていた。

ところがまだ天女沢と云うのがあるらしい。八大竜王コースの途中から取付くらしく音羽山北斜面になるのか。

上級コースらしいので無理だと思っていたが念のため、ヤマレコなどで調べるが殆どレポは無い。それでも少しレポがあった。

一つは西尾根を下るつもりで間違って天女沢を降りたというものだった。

二つ目はトレランの若い夫婦が登ったというものであった。若いと云っても女性が登れるならば行けるだろうと安易に思い出かけた。

天女沢の取付きは簡単に分かった。早速踏み込んだが結果は本文に書いているように散々なことになった。

何とか音羽山に辿り着いたが取付きから3時間もかかる始末であった。沢から外れて20本近いトラロープの連続で直線状に登るルートは
山登りでは無かった。

ロープや立ち木を掴まなくては下にずり落ちる。背中のザックも重い。手はロープの摩擦で擦り切れそうになる。

こんなのは山登りではなくサーカス同様であった。何とか無事に踏破できたが一つ間違うと大事になった可能性もあった。

若い人は別にして老齢者が足を踏み入れるコースではないと断言できる。



歩行時間 8時間46分 休息 1時間00分 合計 9時間46分 仙女沢取り付きから音羽山まで3時間を要した

歩行距離 16.7km 通算距離 818.7km (+) 28.1km

累計高度 ⊕ 1019m ⊖ 1066m 消費カロリー 2340kc

コースタイム

山科駅発      8.22
京阪追分駅     8.50
小山分岐      8.59
東野分岐      9.21
鎌研橋登山口    9.25-30 スタートから4.2km
西尾根分岐     9.35
仙女沢取り付き   10.04 小山共有林 丸太橋の20m手前
西尾根分岐     12.55
音羽山       13.02-13.49 昼食 スタートから6.2km
鳴滝不動分岐    14.05
牛尾観音分岐    14.06
牛尾観音      14.33-35
桜の馬場      14.55
苔滑恍の滝     14.51
稜線        15.24
車道        15.30
展望地       15.36-39
高塚山       15.58
展望ベンチ     15.59-16.02
朱雀分岐      16.20
P343     16.25
中間点ベンチ    16.33
鉄塔        16.56
長尾天満宮     17.07-17
醍醐寺黒門     17.29
自宅近辺着     18.08


 山科駅発 8.22

 山科廻地蔵 8.29

 三井寺参道 8.38

 京阪追分駅 8.50

 摂取院 8.54

 踏切渡る 8.54

 歩道橋から見る摂取院 8.56

 花 A

小山分岐 8.59

 花 B

 ツルニチニチソウ

 花 C

名神出合 9.11

 行者ケ森 9.18

 音羽山を仰ぐ 推定コース 9.19

 東野分岐 9.21

 露山水車 9.23

 鎌研橋登山口 9.25-30

 八大竜王コースの途中から仙女沢へ

 開閉に手間取り 9.30

 加重150kgの橋 9.31

 次の橋 9.32

 西尾根分岐 9.35 左の八大竜王コースへ

 ここから嫌になるほどの倒木が続く 9.38 跨ぐのは苦にならないがくぐるのは辛い

 倒木













 沢に近づく 9.53

 小山共有林の看板が見えた 9.57

 ここまで来ると行きすぎらしいので少し戻る

 20mほど戻る 何となく踏み跡らしい 右の木にも赤テープ 取付きはここらしいので進入する 10.04

 賑やかなテープが 仙女沢はここに違いない 10.06

 右へ迂回 10.08

 赤テープを追う 10.09 この辺りは特に問題なく先に地獄が待っているいるとは思いもしなかった

 沢を進む 10.13

 ここまで進むと右上に赤テープ 10.16 わずか2.3mの斜面が登れない 左右を右往左往するがずり落ちてしまう
 10分以上かかったと思う

 赤テープ 10.39 トラロープがあった

 まだ沢の中を登る 10.47





 沢から右に外れる 11.12 ここまで1時間以上

 急坂の登り 11.14

 トラロープ現れる 11.26 ここからロープとの格闘が始まる ロープ離すと下にずり落ちる

 ロープを掴んでも一歩も上に進まない 手繰り寄せて次の結び目を掴むことの繰り返し 11.44
 ほとほと疲れて写真どころではなかった 18本トラロープがあるとの事だったが次のロープに手が届かない
 所も何ケ所もあり四つん這いになってロープを探るが下にずり落ちる事が再々あった

 ここで時刻は12時28分 取付きから2時間以上経過している 疲労困憊で体力の限界を感じたがもう少しと思い
 必死に頑張る

 やっとの思いで天女沢終着点 12.54 ここに降りられないようにガードしてある 
 傾斜自体は30~40度ぐらいだったが足場もなくジグザグになっていないのでロープが無ければとても登れたものでか無かった
 比良の堂満や銀杏ガレ、愛宕山系竜ケ岳東尾根はもっと急斜面だが難なく登れる。
 20本近いロープが稜線まで連続する形態の登山は初めての経験であった。

 何度も見た西尾根分岐のマーク 12.55

 仙人の滝コース分岐 13.00

 やっとの思いで着いた音羽山 13.02-13.49 三等三角点 593m 昼食 仙女沢取り付きから3時間
 標高差は400mぐらい 距離はわずか1.5kmていどであった
 200回以上は山頂を踏んでいるがこんなに苦しかったのは初めて
 とにもかくにも音羽山最難関コースを登り達成感はひとしおであったが
 ただ一言申し添えるとこのコースは一部のマニアのものであって我々一般登山者は足を踏み入れるべきではないと思う

 琵琶湖大橋

 大津市と比良山系

 東山と愛宕山系

 大文字山系

 今日は行かない東西千頭岳

 3日前歩いた裳立山と三石岳 中央奥は白倉岳

 琵琶湖大橋

 八大竜王コース降り口

 主稜線から湖南 13.52

 近江大橋

 湖南

 モチツツジ

 赤鉄塔と西山 14.01

 鳴滝不動分岐 14.05

 牛尾観音分岐 14.06

 三差路 14.09

 下る

 下る

 鉄塔 14.16

 下る

 ベンチ 14.21

 下る

 下る

 下る

 牛尾観音 14.33-35



 天狗杉

 門番の鬼

 下る 14.38

 黒門 14.43

 桜の馬場 14.45

 渡る 14.46

 高塚山へ

 苔滑恍の滝 14.51

 トンネル 14.59

 高塚山へ

 行者ケ森分岐 15.07

 ロープ場 15.08

 ここからも行者ケ森へ

 2013年水害の爪痕 15.14

 分岐 15.21

 稜線 15.24 高塚山は後回しにして展望地へ

 車道に出る 15.30

 モチツツジ



 展望地 15.36-39

 醍醐 宇治

 桃山城と大岩山

 名神と市街

 マイホームタウン

 ハルカス

 高塚山へ 15.47

 旧桜の馬場分岐 15.52

 新分岐 15.53

 高塚山 三等三角点 485m 15.58

 展望ベンチ 15.59-16.02

 山科市街

 山科中心街

 下る 16.18

 朱雀分岐 16.20

 P343 16.25

 急坂の降り 16.27



 中間点ベンチ 16.33

 下る 16.40

 倒木帯 16.46

 山科市街地 16.54

 鉄塔 16.56

 長尾天満宮 17.07-17

 醍醐寺仁王門 17.23

 太田垣蓮月寓居跡 17.29

 醍醐寺黒門 17.29

 山科川堤防から音羽山と高塚山を振り返る 17.54

 センダン 18.01



 自宅近辺着 18.08 

   



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2 コメント

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山登りでなくてロープ上りですね (しーちゃん)
2022-05-25 20:16:24
M2さん、大変なコースでしたね。
前半の倒木くぐりもしんどいかったことでしょう。しかし足場が全くないのはピッケルが要りますね。
ご無事で何よりでしたね。お疲れ様でした。
18:01の花はセンダンです。
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今日は大文字山でした (M2)
2022-05-26 20:15:57
しーちゃん。こんばんは。
センダン、早速訂正しました。いつもありがとうございます。
先日の仙女沢コースは今まで経験したことのない山行でした。
斜面の傾斜はそれ程でもないのですが足場が全く無くロープだけが頼りでした。
今もなお肩の痛みが残っていますが
今日は午後から雨と云うことで昼までに昼食を済ますべく早出して大文字山に行ってきました。
13時から14時頃まで時々降られましたが大した事なく回数を稼げました。
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