2015.04.28(火) 今年37回目の山行 天候 晴れ 単独
数年前、山の先輩かおりさんに連れられて、峰定寺からピストンで峰床山に行った事がある。
その時見た八丁平を今度は、新緑の頃に再訪したいと思っていたが中々果たせなかった。
聞くところによると5月中旬にはヒルが出るらしい。そこで新緑には少し早いと思うが今回出掛けた。
江若バスでは坊村に着くのが遅い。自家用車で行って坊村から鎌倉山、峰床山、八丁平を経て江賀谷を葛川学校前に下山するコース予定である。坊村までは国道を20分も歩けば戻れる。
鎌倉山からオグロ坂峠、下山路の江賀谷は未踏である。一抹の不安はある。
登山地図、地形図、GPS、熊鈴を用意して駐車させて貰った、坊村の葛川市民センターをスタートした。
登山口から急登である。数分で尾根に乗り幾分、傾斜は緩やかになった。登山口から20分程で林道に出た。ここから階段を登って尾根に乗りなおす。この辺りがもみじ平だったらしい。
暑くて3枚着ていた長袖Tシャツを1枚脱いだ。残りの2枚で最後まで通す事になる。
もみじ平から15分程で、ぶな平に着いた。広場状でぶなの木が多い。歩き易くて迷いようの無い一本道である。この辺りまで登って来ると芽吹いている木は少ない。その点視界は良好である。
坊村をスタートしてから1時間20分で鎌倉山に着いた。コースタイムは2時間であるから、かなり早い。ネットで届けた計画では下山は15時と想定していた。気持ちに余裕が出て来た。
給水だけしてオグロ坂峠に向かった。10分程で千年杉に着いた。比良のキタダカ道の天狗杉よりは小振りのようである。
何度もアップダウンの道が続いた。左側に繰り返し出て来る支沢の源頭が美しい。
このような光景は、比良には少ないように思う。鎌倉山から45分程でオグロ坂峠に着いた。
ここでエネルギー補給をして分岐を右折、峰床山に向かう。
分岐から26分で峰床山に到着した。前回来た時より山頂は広く感じられた。
残念な事に展望は、素晴らしいのだが遠方は霞んでいる。山座同定が出来ないのが辛い所である。
昼食を済ませ南側を降りて行く。クラガリ谷分岐まで10分も掛からなかった。
左折してクラガリ谷を降りて行く。だんだんと八丁平湿地に近づいて行った。芽吹いている樹木も有り新緑がきれいだ。
フノ坂分岐を過ぎると八丁平湿地は南端に近くなる。六尺道を北に折り返す。ベンチの有る中村乗越への分岐で小休止。ここまで来ると登りは乗越までで後は、ひたすら下りになる。
府県境の乗越まで10分も掛からない。ここで問題になるのは中村乗越の位置である。登山地図と地形図では違っている。ガーミンGPSは登山地図に依っているので、今回の軌跡は大きくずれている。ほぼ地形図のコースに近い。
地形図の乗越から43分で二股に着いた。対岸の林道に渡る橋が見当たらない。少し下流まで探したが無い。渡れそうな所に流木が置いてあり、そこから難なく渡れた。
あとは江賀谷林道を葛川学校前まで歩き、国道を坊村まで戻るだけになった。
振り返ってみれば迷う所は全く無かった。不安は杞憂だった。スタートしてから学校前まで誰一人会う事無く、完全な独占コースだった。
京都バスで来ても帰りの時間を気にせずとも可能ではないか。
江若バスの場合はスタートが、かなり遅れるので微妙な所である。
コースタイム 歩行時間 4時間58分 休息 57分 合計 5時間55分
坊村市民センター発 7.54
登山口 7.59
林道出合 8.20-24
ぶな平 8.39-40
鎌倉山 9.13-15
千年杉 9.26
オグロ坂峠 10.02-08
分岐 10.09
峰床山 10.35-11.17
クラガリ谷分岐 11.24
フノ坂分岐 11.47
中村乗越分岐 11.59-12.01
乗越 12.09
二股 12.52-56
葛川学校前 13.28
葛川市民センター着 13.49
登山口からオグロ坂峠までのGPSログ
坊村葛川市民センター発 7:54
右に茅葺の家
左に水神社
鎌倉谷を渡ると案内板がある
登山口
急階段を登る 城の鼻
尾根に乗る
結構しんどい尾根道
林道出合 この辺り以前は、もみじ平だったらしい
もみじ平の標識
歩き易い
ぶな平
尾根道が続く
新緑がきれい
尾根道
ここまで来ると芽吹いているのは少ない
樹間から北の方を見る
岩何とかの群生地
鎌倉山 9:13-15 950.5m
広い山頂広場
オグロ坂峠に向かう
雰囲気の良い尾根道
尾根道
左側に見える支沢の源頭
オグロ坂峠に向かう
途中の光景
千年杉
尾根道
支沢の源頭
尾根道
青空に映える新緑
尾根道
右へターン
尾根道
白い花が
尾根道
ぶなの木
尾根道
背後に見える山は峰床山か
支沢
何山だろうか
オグロ坂峠
峰床山分岐 右に行く
途中の光景
峰床山が見えて来た
峰床山近い
途中の支沢
峰床山 10:35-11:17 970m
山頂からの展望
武奈ケ岳は分かる
何か白い花が
峰床山から江賀谷のGPSログ
広い山頂を後にする
南に降る
クラガリ谷分岐 左へ 右は俵坂峠 直進はフノ坂
クラガリ谷を降る
途中の光景
鮮やかな新緑
少し変わっている
クラガリ谷の光景
いよいよ八丁平湿地の縁に来た
分岐 フノ坂は右 直進する
木道
八丁平湿地と云っても、かなり乾燥している
やはり新緑には早過ぎた
中村乗越分岐
途中から振り返る
乗越
右俣出合
新緑が眩しい
何度も徒渉する
新緑
二股 橋が無い
左俣を渡る
江賀谷の光景
災害復旧の重機が
水害の爪痕
擁壁が剥がれ落ちている
この林道は関係者以外通行止めのようだが通る
葛川学校前
中村の橋の上から坊村方面を見る
坊村近くの光景
坊村葛川市民センター帰着 13:49