M2の山と写真

午年の馬力で近場の四季の山々をトレッキング

坊村から鎌倉山、峰床山、八丁平 2015.04.28

2015-04-29 | 山行746


2015.04.28(火) 今年37回目の山行 天候 晴れ 単独

数年前、山の先輩かおりさんに連れられて、峰定寺からピストンで峰床山に行った事がある。
その時見た八丁平を今度は、新緑の頃に再訪したいと思っていたが中々果たせなかった。
聞くところによると5月中旬にはヒルが出るらしい。そこで新緑には少し早いと思うが今回出掛けた。

江若バスでは坊村に着くのが遅い。自家用車で行って坊村から鎌倉山、峰床山、八丁平を経て江賀谷を葛川学校前に下山するコース予定である。坊村までは国道を20分も歩けば戻れる。

鎌倉山からオグロ坂峠、下山路の江賀谷は未踏である。一抹の不安はある。
登山地図、地形図、GPS、熊鈴を用意して駐車させて貰った、坊村の葛川市民センターをスタートした。

登山口から急登である。数分で尾根に乗り幾分、傾斜は緩やかになった。登山口から20分程で林道に出た。ここから階段を登って尾根に乗りなおす。この辺りがもみじ平だったらしい。
暑くて3枚着ていた長袖Tシャツを1枚脱いだ。残りの2枚で最後まで通す事になる。

もみじ平から15分程で、ぶな平に着いた。広場状でぶなの木が多い。歩き易くて迷いようの無い一本道である。この辺りまで登って来ると芽吹いている木は少ない。その点視界は良好である。

坊村をスタートしてから1時間20分で鎌倉山に着いた。コースタイムは2時間であるから、かなり早い。ネットで届けた計画では下山は15時と想定していた。気持ちに余裕が出て来た。

給水だけしてオグロ坂峠に向かった。10分程で千年杉に着いた。比良のキタダカ道の天狗杉よりは小振りのようである。

何度もアップダウンの道が続いた。左側に繰り返し出て来る支沢の源頭が美しい。
このような光景は、比良には少ないように思う。鎌倉山から45分程でオグロ坂峠に着いた。
ここでエネルギー補給をして分岐を右折、峰床山に向かう。

分岐から26分で峰床山に到着した。前回来た時より山頂は広く感じられた。
残念な事に展望は、素晴らしいのだが遠方は霞んでいる。山座同定が出来ないのが辛い所である。

昼食を済ませ南側を降りて行く。クラガリ谷分岐まで10分も掛からなかった。
左折してクラガリ谷を降りて行く。だんだんと八丁平湿地に近づいて行った。芽吹いている樹木も有り新緑がきれいだ。

フノ坂分岐を過ぎると八丁平湿地は南端に近くなる。六尺道を北に折り返す。ベンチの有る中村乗越への分岐で小休止。ここまで来ると登りは乗越までで後は、ひたすら下りになる。

府県境の乗越まで10分も掛からない。ここで問題になるのは中村乗越の位置である。登山地図と地形図では違っている。ガーミンGPSは登山地図に依っているので、今回の軌跡は大きくずれている。ほぼ地形図のコースに近い。

地形図の乗越から43分で二股に着いた。対岸の林道に渡る橋が見当たらない。少し下流まで探したが無い。渡れそうな所に流木が置いてあり、そこから難なく渡れた。

あとは江賀谷林道を葛川学校前まで歩き、国道を坊村まで戻るだけになった。

振り返ってみれば迷う所は全く無かった。不安は杞憂だった。スタートしてから学校前まで誰一人会う事無く、完全な独占コースだった。

京都バスで来ても帰りの時間を気にせずとも可能ではないか。
江若バスの場合はスタートが、かなり遅れるので微妙な所である。



コースタイム 歩行時間 4時間58分 休息 57分 合計 5時間55分

坊村市民センター発   7.54
登山口         7.59
林道出合        8.20-24
ぶな平         8.39-40
鎌倉山         9.13-15
千年杉         9.26
オグロ坂峠      10.02-08
分岐         10.09
峰床山        10.35-11.17
クラガリ谷分岐    11.24
フノ坂分岐      11.47
中村乗越分岐     11.59-12.01
乗越         12.09
二股         12.52-56
葛川学校前      13.28
葛川市民センター着  13.49


登山口からオグロ坂峠までのGPSログ

        坊村葛川市民センター発 7:54

        右に茅葺の家

        左に水神社

        鎌倉谷を渡ると案内板がある

        登山口

        急階段を登る 城の鼻

        尾根に乗る

        結構しんどい尾根道

        林道出合 この辺り以前は、もみじ平だったらしい

        もみじ平の標識

        歩き易い

        ぶな平

        尾根道が続く

        新緑がきれい

        尾根道

        ここまで来ると芽吹いているのは少ない

        樹間から北の方を見る

        岩何とかの群生地

        鎌倉山  9:13-15 950.5m

        広い山頂広場

        オグロ坂峠に向かう

        雰囲気の良い尾根道

        尾根道

        左側に見える支沢の源頭

        オグロ坂峠に向かう

        途中の光景

        千年杉

        尾根道

        支沢の源頭

        尾根道

        青空に映える新緑

        尾根道

        右へターン

        尾根道

        白い花が

        尾根道

        ぶなの木

        尾根道

        背後に見える山は峰床山か

        支沢

        何山だろうか

        オグロ坂峠

        峰床山分岐 右に行く

        途中の光景


        峰床山が見えて来た

        峰床山近い

        途中の支沢

        峰床山  10:35-11:17 970m

        山頂からの展望




        武奈ケ岳は分かる

        何か白い花が

        峰床山から江賀谷のGPSログ

        広い山頂を後にする

        南に降る

        クラガリ谷分岐 左へ 右は俵坂峠 直進はフノ坂

        クラガリ谷を降る


        途中の光景



        鮮やかな新緑

        少し変わっている

        クラガリ谷の光景


        いよいよ八丁平湿地の縁に来た





        分岐 フノ坂は右 直進する

        木道

        八丁平湿地と云っても、かなり乾燥している

        やはり新緑には早過ぎた







        中村乗越分岐

        途中から振り返る

        乗越

        右俣出合

        新緑が眩しい


        何度も徒渉する

        新緑

        二股 橋が無い

        左俣を渡る

        江賀谷の光景


        災害復旧の重機が

        水害の爪痕

        擁壁が剥がれ落ちている

        この林道は関係者以外通行止めのようだが通る

        葛川学校前

        中村の橋の上から坊村方面を見る

        坊村近くの光景

        坊村葛川市民センター帰着 13:49

        





竜王山から綿向山  2015.04.25

2015-04-26 | 山行746


2015.04.25(土) 今年36回目の山行 天候 晴れ 単独

今回も高速を使わず一般道を走った。平日ならラッシュが有るが、今日は土曜の早朝なので空いていた。御幸橋駐車場に着いてみると何だかザワザワしている。高校生を送って来た親たちの車が出たり入ったりしているのだった。

30~40人位で綿向山登山のようだ。後刻山頂で昼食中に、登って来た彼らに会う事になる。

今年5回目の綿向山は前回に続き竜王山から逆コースである。
竜王山登山口まで半時間ほどの林道歩きが嫌になる。長いウオームアップになったが山道に入ると調子が出てきた。途中に山頂まで500mの標識がある。そこから14分で山頂に着いた。

アップダウンの多い尾根道を歩く事になる。この時期は新緑に未だ早くて中途半端だ。
鉄塔からの展望は素晴らしいが、如何せん遠方は霞んではっきりしない。
小ピークを二つ程越えて標識の有る転向点に着いた。ここで最後の急登に備えてエネルギー補給をした。ここからも鈴鹿山系の眺望が良い。御池岳が霞みながらも見える。

一旦鞍部に降りて標高差100m程の急登に取り付く。特に後半はロープ場で険しい登りになる。
2ケ月前滑落事故の有った所である。積雪が無ければ大した事は無い。ここで今日初めて単のハイカーに行き会った。その後しばらく行った所でも単の人に会った。

急坂を登り詰めて綿向山北尾根に着いた。ここはイハイガ岳に続く登山路の分岐になっている。ここからの展望も申し分ない。霞みながらも雨乞岳と鎌ケ岳が良く見える。

途中に有る冬道は閉鎖されていた。綿向山山頂には11時01分に着いた。
前回と違って残雪が無いので、綿向山までは2時間半と想定したが、その通りになった。

風も無く暖かい。熱い味噌汁とコーヒーは場違いな感じだ。昼食が終わった頃、大集団が到着した。早速引率の教師らしき人が解説を始めた。聞いていると高校1年生らしい。女子は少なく希望者だけの山行みたいだった。

しばらくして下山に掛かった。今年初めての夏道を歩いた。風呂の谷も万全に補修されていて問題なく歩けた。

七合目からは特に歩き易い。写真を撮る時以外ノンストップで駐車場に着いた。

下山してみると車は朝より倍ほどに増えていた。ほぼ満車状態だった。

新緑の頃、ヒルが出勃する前にまた歩いてみたい。

帰途も下道を走り2時間で自宅に着いた。往路は1時間35分。



コースタイム  歩行時間 3時間41分 休息 54分 合計 4時間35分

御幸橋駐車場発   8.30
竜王山登山口    8.57
500m標識      9.12
千畳平       9.21
竜王山       9.26-30
鉄塔        9.39
オンバフトコロ   9.44
ピーク917m 10.02
転向点      10.05-10
ロープ場     10.29
稜線分岐     10.53
綿向山      11.01-46  昼食
九合目      11.51
八合目      12.00
七合目      12.08
六合目      12.11
五合目小屋    12.17
四合目      12.22
三合目      12.28
二合目      12.34
一合目      12.42
登山口小屋    12.51
御幸橋駐車場着  13.05


        竜王山登山口

        登山路


        この辺りは芽吹き始めている

        山頂まで500mの標識

        歩き易い道

        千畳平

        山頂まで続く長い階段

        竜王山  826m

        山頂からの展望


        鉄塔

        鉄塔からの展望 五合目小屋が見えている

        綿向山

        オンバフトコロ

        ピーク917m

        細尾根

        転向点

        転向点からの展望

        縦走路



        ロープ場


        縦走路







        分岐

        遠く御池岳

        雨乞岳と鎌ケ岳

        綿向山

        北尾根


        ブナの珍変木

        冬道は閉鎖

        綿向山山頂  11:01-46 1110m

   山頂からの展望

        水無山

        急階段

        水無山

        九合目へ

        九合目

        八合目へ

        金名水分岐

        八合目へ

        水無山分岐 八合目

        風呂の谷


        七合目付近

        冬道は閉鎖

        七合目

        行者堂

        六合目

        五合目小屋

        五合目から竜王山と鉄塔

        四合目

        あざみ小舎

        三合目

        二合目

        一合目

        登山口ヒミズ谷出会小屋

        沿道で見た花、山吹か

        帰路の山笑う竜王山
















中尾根から愛宕三山  2015.04.22

2015-04-23 | 山行746


2015.04.22(水) 今年35回目の山行 天候 晴れ 単独

中尾根からスタートして愛宕三角点、地蔵山、竜ケ岳を廻り最後は樅ノ木尾根を下りた。

今年一番のロングコースになった。今日のポイントは米買道からの中尾根、地蔵山反射板から滝谷に下降、登り返し、さらに竜ケ岳東斜面の下降、ラストに樅ノ木尾根の下降であった。

数年前、中尾根にネットフェンスが出来て、登り難くなってから今回は2回目になる。前回は踏み跡も無くネットフェンスに沿って登るのが大変だった。今日は踏み跡がかなり増えていたので、あまり苦労はしなかった。が急登も多く、つつじ尾根に比べてキツイ事に変わりはない。

1時間30分掛かって水尾別れに着いた。給水で東屋に寄った。一人先行者がおられた。その人も中尾根から来られたという。そういえば最後の方で鈴の音を聞いたような気がする。

石段下小屋でエネルギー補給して三山の始めの愛宕三角点に向かった。この辺りから竜ケ岳まで誰にも会わず歩く事になる。

次は地蔵山である。ジープ道から見える地蔵山と竜ケ岳がきれいだ。

取付から24分で山頂に着いた。小休止して反射板に戻る。いよいよ4回目の滝谷へ激下降の始まりである。降り始めは大した事ないが、後半の降りは立木やロープが無ければ困難であった。標高差100m余りだが滝谷に降り着いたのは20分後であった。

右俣、左股の出会い付近の光景が素晴らしい。まだ冬の名残を残しているが、萌え立つ予兆が見られる。

今度は竜ケ岳を目指しての激登りになる。立ち木に縋りつきながら苦しい登りが始まる。中程まで来ると傾斜は弱まり楽になって来る。20分近く掛かって支尾根の稜線に出た。ここからは竜の広場と呼ばれる鞍部に降りて行く。10分で竜ケ岳山頂に着いた。これで愛宕三山完登になった。

山頂には先着者が居られ、丁度昼食が済んだところで、特等席を譲っていただいた。
高槻から来られ水尾廻りで来られたようだ。下山路はつつじ尾根を降りられるとの事だった。

昼食の後片付けをしていると単の女性トレランナーが登って来た。高雄に車を駐車して、ここまで来たという。ピストンで降りて芦見谷を下降、八丁尾根から梨木林道を経て高雄に戻るようだ。結構ロングコースだ。5月末のレースに出るとの事だった。

さあ、首無地蔵に向かい東斜面の激下りを開始した。このコースは、殆ど登る事が多く降るのは久し振りだった。慎重に降りて行く。登りの時とイメージが違うのは、どう言う訳だろう
か。

無事に竜ケ岳取付の芦見谷出合に着いた。彼女の到着はもう少し後だろう。首無地蔵に急いだ。ここから裏参道を地蔵辻に戻る。ジープ道から月輪道に入る。後は樅ノ木尾根を降りるだけだった。過去に2回迷っているだけに一抹の不安がある。

大杉谷を見送り月輪道を降りて行く。ジープ道から18分で樅ノ木尾根取付である。小休止して敢然と降りて行った。

このコースは空也滝参道に降りるが、殆ど歩くハイカーはいない。5.6回歩いているが人に会った事は全く無い。もちろん標識は皆無である。マークのテープが随所に有るが信用出来ないものも有るように思う。

途中分岐も有るので悩ましいが、踏み跡を慎重に辿れば何とか迷わずに歩けるのではないか。
初めての場合は登りで歩く方が迷い難いと思う。

ともかく迷う事無く月輪道の取付から37分で参道に降り着いた。

梨木林道に出て清滝へと歩くが右足の踵に異和感があった。どうも靴擦れらしい。何百回と山歩きしているが初めての事である。

清滝バス停に着いたのは15時30分。5分後に三条京阪行きが出るので乗った。本当は京都駅行に乗れば地下鉄駅に20分以上早く着くのだが、待ち時間が長いので仕方なかった。



コースタイム  歩行時間 6時間33分 休息 67分 合計 7時間40分

JR保津峡駅発    7.50
中尾根取付     8.04
米買道大岩     8.42
水尾別れ      9.21-23
黒門        9.39
石段下小屋     9.46-49
地蔵辻       9.57
愛宕三角点    10.04
竜ケ岳取付    10.10
地蔵山取付    10.18
反射板      10.33
地蔵山      10.42-44
反射板      10.52
滝谷二股     11.11-13
竜ケ岳支尾根   11.31
竜ケ岳      11.41-12.36 昼食
芦見谷      13.03
竜の小屋     13.08
首無地蔵     13.19
地蔵辻      13.52
月輪道出会    13.57
大杉谷      14.04
樅ノ木尾根取付  14.15-18
空也滝参道    14.55-56
梨木林道出合   14.59
大杉谷取付    15.06
清滝       15.23
清滝バス停着   15.30  15.35 三条京阪行に乗車



中尾根 取付から水尾別れまでのGPSログ

        JR保津峡駅から水尾の方に15分程、逆コ字形ガードルが目印

        10m程手前の斜面が中尾根取付

        初めは急登だが直ぐに緩やかになる

        シダの辺りは緩やか

        つつじ尾根に似た感じ

        花びらが落ちている所も多いが

        この辺りはつつじ尾根と違う感じ

        尾根を外れ左側を巻く

        再び尾根に戻ると米買道はすぐそこ

        米買道

        大岩の標識 左側を100m近く登ると

        ネットフェンスに突き当たる、右は沢なので左をネット沿いに行く

        ネットに沿って左側を登って行く 150~200mぐらい

        以前より踏み跡増えて歩き易くなっている

        ネット上端 ネットに沿って右に廻ると上に伸びる道が有る

        路は分かりやすいが、水尾別れまで我慢の登りが続く 


        水尾別れの直ぐ下に出て来る ネット上端から25分

        表参道

        黒門

        神社境内

        ジープ道から遠く蓬莱山、武奈ケ岳が見える

        地蔵辻 愛宕三山を廻りここへ戻って来る予定

        愛宕三山のGPSログ

        愛宕山三角点  890.5m

    竜ケ岳取付を見送る

        ジープ道から見える地蔵山

        同じく竜ケ岳

        地蔵山と竜ケ岳

        ジープ道に別れる

        取付手前から見える地蔵山

        地蔵山への道





        裏愛宕山

        亀岡盆地

        反射板

        反射板から見える地蔵山

        地蔵山  947.6m 10:42-44

        トンネルを潜り下山


        途中から見えた地蔵山

        反射板 ここから滝谷に下降する

        初めは緩やかだが途中から急坂の降り

        木やロープに縋っての下りになる




        滝谷右股が見えて来た



        滝谷二股

        萌え立つ予感


        左股

        流れは芦見谷へ

        二俣

        登り返しが始まる

        右股を振り返る

        難関を過ぎ余裕が出て来る


        竜ケ岳支尾根

        降る

        竜の広場

        竜ケ岳  921m 11:41-12:36

    山頂から地蔵山

        同じく愛宕山

        東斜面を下山開始

        急下降

        ここを越えてから激下降






        やっと芦見谷が見えた

        徒渉して首無地蔵に

        竜の小屋

        右に曲がる

        芦見谷支流

        右斜面の光景

        首無地蔵  13:19

 京都市街

        裏参道のミツバつつじ


        東を見る

        尾根状の裏参道

        ミツバつつじ

        山は早春


        地蔵辻に戻って来た 3時間55分

        ジープ道から


        月輪道に入る

        定番スポットから

        大杉谷取付を見送る

 樅ノ木尾根のGPSログ 取付位置上方に訂正しました 月輪道のコースが間違っていました

        樅ノ木尾根取付

        下って行く

        ポイントの広場

        広場からの眺望

        ポイントになるシダの急坂

        ポイント右に渡る ここは分かり難い

        ポイント ここまで来れば後は道なりに

        空也滝参道に降りて来る

        梨木林道 大杉谷取付

        林道から

        清滝

        清滝バス停着  15:30
















坊村から武奈ケ岳、釣瓶岳ナガオへ 2015.04.18

2015-04-19 | 山行746


2015.04.18(土) 今年34回目の山行 天候 晴れ 単独

中1日になるが日、月と仕事なので思い切って出かけた。天気は申し分ない。
行先は以前から行きたかった釣瓶岳ナガオ尾根である。

釣瓶岳は縦走で5回ほど行っているが、ナガオは未踏である。

今季初めて出町柳駅からの京都バスである。何時もより遅く出町柳に着いたが意外に人は少なく15人程だった。列に並んでいると見覚えのある人がやって来た。昨年、堂満岳で一緒だった西京区の人である。今日は平から南比良のようだ。

その上、後で気づいたのだが花巡りさんも同じバスだった。終点まで行かれるという。
バスは途中何か所でハイカーを降ろし坊村に着いた。

手早く準備を済ませ三宝橋に向かった。自家用車組も入れて先行者はかなりの数である。
今日は釣瓶岳まで行くので先を急いだ。

夏道に入り歩みを速めた。始めの支尾根を廻りこみ進むと途中で道が消えている。この道はハッキリとした一本道のはずだ。間違える訳がない。何十回と歩いているルートである。
未だ夏道は歩かれていないのかとも思った。先を急ぐので冬道の尾根に無理やり攀じ登った。

冬道に入ると下山者が一人やって来た。まだ冬道を歩いているわけだ。
夏道分岐から20分で見晴台に着いたが、これは早いのかロスしたのか分からない。
その後下山者に二人行き会い御殿山に着いた。3人のグループが休息中だった。

ほぼ2時間で武奈ケ岳に着いた。まだ11時前である。山頂で10枚程写真を撮って直ぐに北稜を降りて行った。

所々残雪があり、融けた水でぬかるみ歩き難い。細川越までの急下降を何とか滑らずに行けた。釣瓶岳の登りは大したことなく20分で着いた。想定より早く着いたので余裕しゃくしゃく、まずはビール。後はカップ味噌汁とコーヒーとパンの昼食である。

食事も終わろうかという頃、北から登山者が一人登って来て武奈の方に行った。そこへ南からもハイカーの到着である。ここで大休止のようである。イン谷口から金糞峠、ワサビ峠、西南稜、武奈ケ岳を経るロングコースを来られた様である。

この後ナガオから広谷、八雲ケ原を経て釈迦岳に向かわれるという。山談義が弾み大キレットを始めジャンダルム、北アルプスはかなり経験されている様である。大阪は吹田の人で普段は台高が多いとの事。名前はTさん。

比良も良く来られていて、ナガオは5回ほど歩かれているそうで案内して下さることになった。未踏を歩く不安は消し飛んだ。後ろに付いて貰って間違ったら指摘貰う事にした。
ゆっくりと歩き2回軌道修正された。最後の広谷に降りるコースは、3通り程あるようで今回はピーク991の一つ手前のピークから降りるコースを先導して頂いた。

1時間程掛けてゆったりと降ったが、急げは40分ぐらいで歩けるように思えた。

八雲ケ原で釈迦岳に向かうTさんに別れ北比良峠に向かった。途中で清掃活動中のAさんと行き会った。ダケ道を下山中、ボランテイァで登山道を補修されている方に出会った。

大山口の手前から眺める山笑うの光景は、息を飲むような美しさだった。

イン谷口に向かう途中の古崎川道取付を登って、一昨日気になっていた道の探索に行った。
想定通り桜のコバに通じていた。途中逡巡したが真直ぐ行けるような気がする。
イン谷口を通らずに、JR比良駅のショートカットになるかは微妙なところである。

桜のコバで15:50なので16:21に乗車は楽勝である。4分前に比良駅に着いた。

ホームに上がると、何とヨネちゃんが居られた。そこで知友のスヨンさんを紹介された。S-4のハンドルネームでヤマレコではお馴染みの人である。この人はスーパーマンと言っても過言でない凄い人だった事が帰宅して分かった。

この日は色々と出会が多く、またハプニングの多い日だった。後で知ったのだが、かおりさんも神璽谷で遭難一歩手前の状況に遭われたようだった。



コースタイム  歩行時間6時間03分 休息 83分 合計 7時間26分

坊村三宝橋発     8.51
窪地         9.28-30
夏道分岐       9.47
見晴台       10.07-08
御殿山       10.18-20
ワサビ峠      10.24
第1ピーク      10.33
第2ピーク      10.40
武奈ケ岳      10.49-51
細川越       11.15-17
釣瓶岳       11.37-12.44
広谷        13.43
イブルキノコバ   13.52
八雲ケ原      14.13-15
北比良峠      14.27-30
カモシカ台     14.58-59
大山口       15.24-25
古崎川道取付    15.40
桜のコバ      15.50
JR比良駅着     16.17


        三宝橋発  8:51

        御殿山コース

        九十九折れの急登を登る

        雑木が増えて来ると窪地は近い


        窪地の腰掛石

        付近

        再スタート

        尾根に乗るまでは苦しい

        歩き易くなって来る


        夏道分岐

        夏道に進入して途中から冬道へ

        何の問題も無い道なのだが、この後強引に冬道の尾根に攀じ登る

        冬道




        見晴台から北山の峰々

        御殿山に向かう

        御殿山

        御殿山から見る武奈ケ岳

        ワサビ峠

        御殿山を振り返る

        遠く蓬莱山

        第1ピークから見る北山

        西南稜から見るコヤマノ岳

        武奈ケ岳


        第2ピーク

        西南稜を振り返る

        口の深谷の向こうに蓬莱山

        武奈ケ岳  10:49-51

    山頂から見るコヤマノ岳

         同じく釣瓶岳と蛇谷ケ峰

         同じくナガオ尾根

         北稜から見る釣瓶岳

         釈迦岳、ヤケオ山

         北稜

         釣瓶岳

         細川越

         奇怪な木

         釣瓶岳に近づく

         北面の武奈ケ岳

         釣瓶岳の登り


         武奈ケ岳

         釣瓶岳  11:37-12:44


    山頂から見る蛇谷ケ峰

         山頂付近


        釣瓶岳から広谷までのナガオ

         ナガオを歩き出して12分

         武奈ケ岳途中に見える

         タムシバ

         ナガオ尾根

        マークになる

        このピークから真西に降りる

        広谷近くに降り着いたTさん

        広谷

        イブルキノコバ

        八雲ケ原

        八雲池

        湿原


        北比良峠

        沖島と内湖

        釈迦岳

        ダケ道

        堂満岳

        樹間に見える琵琶湖

        カモシカ台

        ダケ道

        ミツバつつじ

        何と綺麗な

        大山口

        正面谷を降る途中の光景



        古崎川道取付

        取付から桜のコバまで、途中は直結出来るかも

        桜のコバの手前

        桜のコバ




      










大津ワンゲル道から釈迦岳、堂満岳 2015.04.16

2015-04-17 | 山行746

イン谷口から、これから登る釈迦岳を仰ぐ

2015.04.16(木) 今年33回目の山行 晴れ後薄曇り 単独

今年になって釈迦岳と堂満岳は未だ行っていない。
今日は天気も良さそうなので釈迦岳から堂満岳に縦走する事にした。
天気は良いのだが霞んで遠くの展望が得られない。

JR比良駅をスタートしたのは7時37分。イン谷口で小休止して大津ワンゲル道の取付に向かう。濡れている丸太橋を渡り進んだが、左に折れる所を行き過ぎて戻るハプニングで7分間のロスをした。

尾根に乗ってからは、歩き易くミツバつつじも迎えてくれる。毎回不思議に思う石積の横を過ぎて行く。少し行くと細尾根になる。10分程で雄松山荘道の分岐に着いた。ここまでほぼ1時間。このコースのキツさはこれからが本番である。細尾根の起伏を何度も越えて行くと不気味であるが、お馴染みの穴に着く。

ここから15分程でイチョウガレである。70~80度近い急峻なガケだが、手がかり、足場が多く何の問題も無くスルスルと登れた。それでも下から上まで7分間を要した。

ここを過ぎれば釈迦岳山頂は近い。ペースが早すぎたのか、もうヘトヘト状態で山頂に着いた。イン谷口から2時間少々で着いた事になる。堂満で飲む積りのビールをここで飲んだ。

山頂は雪が無いだけで未だ冬の様相である。小休止後、所々残雪を見ながら北比良峠に向かった。カラ岳を過ぎ旧比良ロッジ跡まで来ると峠は直ぐそこである。

北比良峠で今日初めてハイカーに行き会った。一人は八雲から、もう一人は金糞峠からの様だった。

金糞峠への路はシャクナゲが多いので、シャクナゲ尾根と呼ばれるが、ここの木にも花の蕾は殆どなかった様に思う。

金糞峠に着くと二人のハイカーが休息中だった。給水だけして縦走路を堂満に向かった。
少し行って下山して来る単のハイカーに行き会った。これで5人目である。

縦走路から分かれ、歩き難い東レ新道をを登って行った。ここもシャクナゲは多い。蕾はどうだろうかと思いながら行く。峠から36分で堂満岳に着いた。鍋うどん、味噌汁、コーヒーとアンパンの昼食の最中、予期せぬハプニングが起こった。

12時半ごろ、何とかおりさんが東稜道から登って来られたのだった。もちろん愛犬のサラちゃんも一緒である。偶然て有るものだと思った。まさか平日なのに、こんな所で会えるとは分からないものである。尤も、かおりさんとは釈迦岳で2回偶然にお会いした事が有るので珍事とは言えないかも知れない。

山談義に花を咲かせていたら、そこにかおりさんと旧知のM&Mさんの登場である。M2も以前、御殿山でお会いしたことが有る。再び盛り上がった。

かおりさんは北比良峠まで行ってダケ道を降りる予定だそうだ。M&Mさんと東稜道を一緒に降りる事になった。今日はネット仲間のヨネちゃんに教えて貰った古崎川源流を行く積りだというとM&Mさんも未踏なので、それならという事になった。M&Mさんもヨネちゃんとはお知り合いである。

始めの激下りの途中、二人のハイカーに行き会った。

M&Mさんは花に詳しい様で、いろいろと教わりながら東稜道を下って行った。50分ほどで古崎川源流に着いた。ここからノタノホリの道と分かれる。初めてのコースだが二人なので心強く、迷う事無く下って行き正面谷の道路に無事着いた。

M&Mさんは以前、逆コースで歩かれたそうだが、その時はノタノホリに続く道に出てしまったそうで、その時間違えた分岐も今回検証が出来たのであった。

車で来られているM&Mさんから比良駅まで送りましょうと、有難い申し出が有ったが、駅まで歩くのがポリシーなので丁重に辞退した。

イン谷口は14時46分だったので15時21分に間に合うはずだ。計算しながら歩き4分前に着いた。

なおM&Mさんのコースは神璽谷から北比良峠、八雲ケ原に出て奥の深谷から金糞峠、東レ新道を堂満岳だった様である。
かおりさんが比良駅に到着したのは18時頃だったと後刻聞くことになる。



コースタイム  歩行時間 6時間19分 休息 1時間21分 合計 7時間40分

JR比良駅発      7.37
湖西道路       7.58
イン谷口       8.13-16
大津ワンゲル道取付  8.19
石積         9.09
雄松山荘道分岐    9.22-24
イチョウガレ     9.55-10.02
リフト道分岐    10.13
釈迦岳       10.19-26
カラ岳       10.41
北比良峠      11.08
金糞峠       11.31-32
東レ新道分岐    11.42
堂満岳       12.08-13.16
古崎川源流出合   14.06
正面谷出合     14.43
イン谷口      14.46
JR比良駅着     15.17


        これから向かう釈迦岳 霞んでいる

        同じく堂満岳

        湖西道路を潜る

        イン谷口に向かう


      途中の桜のコバ この後かおりさんが、ここから堂満岳に向かう事になる

        イン谷口の桜

        小休止

        大津ワンゲル道取付

        橋を渡る

        ここを左折する所を直進して戻る 7分のロス

        初めは歩き難い


        尾根に乗り歩き易くなる

        ミツバつつじが迎えてくれる


        見えた堂満岳

        不思議な石積

        細尾根になる



        雄松山荘道分岐

        ここからがキツイ

        花は咲いていないがイワウチワの群生地

        タムシバかコブシか

        お馴染みの穴

        蕾の無いシャクナゲ

        イチョウガレ基部

        前半の中ほどから上を見る

        前半を登り終えて見下ろす

        後半の始まり

        後半の中ほどから上を見る

        登り終えて下を見る

        フジハゲ、縦走路

        釈迦岳東面の岩峰

        此処まで来ると山頂は近い


        霞んで見える堂満岳

        リフト道分岐

        始めて見る残雪


        釈迦岳  10:19-26   1060m

    山頂から見るヤケオ山

        北比良峠に向かう



        相変わらず霞む堂満岳

        リフト道分岐

        このシャクナゲには蕾が有った

        カラ岳の施設

        北比良峠に向かう

        堂満岳のルンゼが見える

        残雪の道を行く

        コヤマノ岳、武奈ケ岳が見える

        オガサカ道分岐

        比良ロッジ跡

        武奈ケ岳が見える

        左に見える天巧磨崖仏

        北比良峠 ここでハイカー二人に行き会う

        釈迦岳を振り返る

        これから向かう堂満岳 ここから遠いように見えるが50分

        シャクナゲ尾根


        近づいて来た堂満岳

        金糞峠 休息中のハイカー二人に会う

        琵琶湖方面は霞んで見えない

        縦走路を堂満岳に向かう

        北側に見える山は

        縦走路の東レ新道分岐

        振り返る釈迦岳

        堂満岳北壁

        ルンゼ

        何かに似ている

        分岐 右の東レ新道を登って来た 左に降りれば縦走路

        堂満岳山頂  12:08-13:16 1057m

   かおりさんと愛犬のサラちゃん

        M&Mさんと東稜道を下山中に見たタムシバ

        下山中


  古崎川源流からイン谷口までのGPSログ

        古崎川源流 右を行けばノタノホリ

        ロープを潜り古崎川を降る

        はなを撮影中のM&Mさん

        流れは細い、途中伏流する所も有った

        きれいなミツバつつじ

        確りとした道になる

        新芽が眩しい

        ここは以前、M&Mさんが逆行した時、左に行った分岐

        正面谷林道に降りる

        ここに降りて来る。登山届ボックスの有る所である

        イン谷口 14:46 ここでM&Mさんと別れる

        橋の上から写す

JR比良駅着 15:17