M2の山と写真

午年の馬力で近場の四季の山々をトレッキング

雪の消えた つつじ尾根から愛宕山 2015.02.25

2015-02-26 | 山行746


2015.02.25(水) 今年18回目の山行 天候 曇り後晴れ 単独

前日、2年ぶりにスキーをした所為か、足腰が変調である。身体も少し重い気がする。

それでも山に出掛ける。こんな時は山上で、ゆっくり出来る小屋の有る愛宕山がピッタリである。

JR保津峡駅からつつじ尾根を登り、大杉谷を降りるコースは何十回と歩いている慣れた道である。つつじ尾根を行く時は、石段下小屋まで過去最速の100分を意識するのだが今日はゆっくりと歩く。ここ数日の高気温を今日も引きずり暑い。帽子も脱ぎポケットに入れる。

ドロドロでは無いが、いたる所でぬかるんでいる。途中、年輩のカップルに道を譲られ、その後荒神峠で給水をしていると、足取りも軽く女性ハイカーが降りて来た。まだ10時過ぎである。表参道を登りこの道を降りて来たようだ。黒門から上は残雪がカチカチになっているとの事だった。

それにしても、この道には雪の名残は全く無かった。表参道に合流しても残雪は無い。
途中からカチカチ状態になるが道端を歩けば問題ない。

石段下小屋に着いたのは2時間6分後だった。普段ペースより15分ほどゆっくりだった。

小屋には3人のハイカーが休息中で、暫くして2人は出発して行った。残った人は比較的若く、たまたま休みで山に来られたようだ。梨木林道を詰めて首無地蔵から裏参道を通って来て、下山路は大杉谷を降りるとの事だった。

ビール、ポットのコーヒーとパンの昼食をゆっくり摂った後、同じ大杉谷を降りるべく小屋を出発した。

第四ベンチで休息中の女性ハイカー2人に出会った。小屋で着込んだ3枚を脱いでいると、何処を登って来られたのかと聞かれ、つつじ尾根と答えると、知らないらしく色々と質問された。

昭文社の山と高原地図にも載っていないので、案外知られていないようだ。
そこで、ぼくのブログに地図を載せているので見て下さいと宣伝をした。今年になって愛宕山系は5回目だが、何れもつつじ尾根を通っている。今回は特に1/25000を載せた。

途中水場でスパッツなどを洗い清滝バス停に向かう。2時7分に着いたが5分発に乗れたのは嵐山まで歩く積りだったので助かった。



コースタイム

JR保津峡駅発   9.20 途中カメラ電池交換
ヌタ場      9.44
ビューポイント  9.58
荒神峠     10.18-21
表参道出合   10.53
水尾別れ    10.59
黒門      11.17
石段下小屋   11.26-12.16 昼食
大杉谷取付   12.32
第四ベンチ   12.46-54 衣服調節
第二ベンチ   13.06
第一ベンチ   13.21
梨木林道出合  13.35
水場      13.40-49 スパッツ等洗う
清滝      14.01
バス停     14.07  14.05発京都駅行バスに乗車、太秦天神川で下車


        保津峡駅から つつじ尾根のGPSログ

        保津峡駅ホームから

        保津峡駅発  9:20

        つつじ尾根取付

        踊り場から

        急坂を登る



        ここから緩やかなアップダウンの道が続く


        ヌタ場

        つつじ尾根

        小ピーク

        小ピークから中尾根を望む

        つつじ尾根道

        ビューポイントから愛宕山

   つつじ尾根上部 GPSログ

        ぬかるんでいるが大した事は無い

        つつじ尾根道



        荒神峠


        峠からの登り


        登りは一旦ここまで

        2,3分緩やかな路が続いた後は又少し登りが有る



        表参道出合の手前 何時もならこの辺りで雪が出て来る

        表参道出合

        表参道


        水尾別れ 10:59

        ここで初めて残雪を見る

        その後雪は無い


        黒門の手前から凍結した雪のカチカチ状態が続く

        石段下小屋 11:26-12-16 気温プラス2.5℃

        神社石段

        黄砂の影響も有るのか霞む京都市街

        月輪道の巨石群

        大杉谷取付

        第四ベンチ 12:46-54

   大杉谷道

        第二ベンチから京都市街

        大杉谷道



        要注意の橋


        第一ベンチ

        大杉谷道


        梨木林道出合 13:35

        水場

        清滝 14:01






好天の綿向山から竜王山  2015.02.21

2015-02-22 | 山行746


2015.02.21(土) 今年17回目の山行 天候 晴れ 単独

絶好の好天なので比良に行くか迷ったが、3週間ぶりの綿向山にした。
一人なので高速利用は止めて一般路を走った。早く出発したのが効き、1時間40分で現地に着いた。

まだ8時過ぎなのに御幸橋駐車場は満車であった。橋の手前に駐めて用意をしていると、どんどん車がやって来る。さすが好天の土曜日である。

数日降雪は無かったようで、山麓に雪は無かった。登山口の小屋から鉄橋の路面がカリカリしているので早速スパイクを付けた。始めの50mほどは泥んこ道だったが直ぐ凍結路に変わった。殆どの人は三合目からアイゼンを着けているようだ。スパイクのお蔭ですいすいと歩けた。

五合目小屋に入りアイゼンに付け替えた。この辺りから積雪は増えて七合目のベンチは完全に埋まっていた。残念な事に、ここからの現れる筈の樹氷は融けてさっぱりだった。

樹氷が無ければ写真を撮る事も無いので20分で山頂に到着した。山頂での眺望は絶景の一語に尽きる。少しは樹氷も残っており、しばし撮影タイムである。ただ風は強くて寒かった。

5分ほど居て竜王山縦走路に向かった。稜線から観る比良や伊吹、鈴鹿山系の展望も素晴らしいものが有った。

イガイガ岳に向かう稜線から別れ竜王山縦走路に取り付く。いきなりの激下降はボコボコの踏み跡があり前回と違って滑る事無く降りて行く。スノーシューで登って来る単のハイカーと行き会う。7,8人とすれ違ったようだ。その後逆行して来るハイカーはいなかった。

標高差140mほど下降すると緩やかになる。しばらく行って少し登るとピーク962m峰である。
ここからまたロープ場も有る110mの激下降である。しばらく無難に降りて行くとロープ場になる。途中右にトラバースする地点でストックが落ちていた。下の方で声がするので拾おうとして不覚にもバランスを崩して、そこから滑落である。

10~15mほど滑落したと思う。止まった所にストックの持ち主がいた。その人も滑落したらしい。それだけでなく反対側にも滑落した人がいた。その人は若い女性で腕、足腰も打撲して動けないらしく仲間の男性が介抱している所だった。

そこは斜面の途中だった。もう少し安全な場所に移したいので力を貸してほしいと頼まれた。
痛がる女性に気遣いながら無理やり二人で引きづるようにして横方向に移動させた。
その内先行していた仲間が一人戻って来て、歩けるかどうか試していた。

その間に、M2も途中木に引っかけたストックを回収に攀じ登り、ついでにもう一本も拾ってきた。

さあこれからである。当初は歩けそうな感じだったので、ここから少し降りた鞍部から西明寺に通じいる林道がエスケープルートになっているので行けるかどうか探索を提案し実行に移した。

鞍部に降りて見ると標識などは皆無である。が行けそうな気もしたので、一旦ザックをその場に置いて戻り、その旨を告げ、改めて鞍部からのルートを探る事にした。

GPSログがその探索ルートである。途中小沢が何ケ所も有ってこれは無理だと判断して鞍部に戻った。これは救助を要請するしかないと思った。が携帯が通じるとは思えないので、鉄塔か竜王山まで急行する積りで戻って行くと、途中出会った人からヘリを呼んだようだと聞き安心した。携帯が通じた様だ。

戻ってみるとシートの上で横になって、救助を待っている所だった。雪面なので寒い筈だが幸い今日は暖かくて良かった。

まず位置確認のヘリが飛来して、その後本番が来るらしい。しかしこの場所は狭い縦走路で疎らであるが木立も有る。難行するかも知れず時間が延びると寒さに耐えられるか心配だった。

救助ヘリが来る以上、お手伝いする事も無いので出発させて貰った。
まもなく位置確認のへりが飛んで来たようだ。

本番のヘリの飛来音を聞いたのは1時33分ごろだった。やはり救援作業は難行したようだった。竜王山登山口に降り立った時もまだ爆音がしていた。ヘリにピックアップされたのは2時30分頃だったらしい。これは御幸橋駐車場に詰掛けていた消防関係の人に聞いたものである。
パトカーを含めて5、6台の車両が来ていた。

基地から救急車で病院に搬送されたそうだが、怪我は大した事が無い事を心から祈っている。



コースタイム

仮駐車場発    8.18
登山口小屋    8.35-38 スパイク付ける
一合目      8.48-49 ウインドブレーカー脱ぐ
二合目      9.00
三合目      9.09
あざみ小舎    9.12
四合目      9.17
五合目小屋    9.26-33 アイゼンに付け替える
六合目      9.42
七合目      9.48-53
綿向山山頂   10.13-19
竜王山縦走路取付10.31-32
転向点ピーク  12.55-56
917mピーク   13.00-03
オンバノフトコロ13.24
鉄塔      13.27
竜王山     13.46-53
登山口下山   14.15-18 アイゼン外す
駐車場     14.43


        満車の御幸橋駐車場

        夫婦松

        今日行くであろう竜王山

        登山口小屋

        一合目 かりかり状態

        二合目

        三合目

        あざみ小舎

        四合目

        五合目小屋  9:26 アイゼンを着ける

        五合目から遠く比良の山並み

        六合目の手前 雪は多い

        六合目

        七合目

        急斜面を行く先行者


        ボコボコの踏み跡

        あと少し

        綿向山山頂に到着 10:13-19

        南方を望む

        雨乞岳 鎌ケ岳

        鈴鹿の山並み



        トリイ

        何とか残っている樹氷

        融けてしまった

        縦走路冬道分岐

        比良の山並み

        雨乞岳 鎌ケ岳

        遠く伊吹山

        ブナの珍変木

        イガイガ岳に続く稜線



        遠く比良が見える

        伊吹山 霊仙山


        雨乞岳 鎌ケ岳

        綿向山を振り返る 中央、不気味なクラック

        右の方に見えるのは武奈ケ岳か

        竜王山縦走路取付 10:31

        いきなりの激下降

        どんどん降る


        伊吹山 霊仙山

        鈴鹿の山並み

        未だ未だ降る

        緩やかになる

        少し登る 962m峰か

        伊吹山

        滑落地点付近のGPSログ

        途中、写真どころでは無く、転向点ピーク 12:55

  ピークからの眺望


        綿向山を振り返る

        917m峰

        ピークから綿向山

        オンバノフトコロ

        綿向山

        五合目小屋が見える

        鉄塔

        竜王山

        竜王山登山口に下山

        御幸橋駐車場着 赤い車両が5台ほど見える








峰道から横川を経て三石岳、八王子山 2015.02.19

2015-02-20 | 山行746


2015.02.19(木) 今年16回目の山行 天候 雪後曇り 単独

自宅を出る時、小雨が降っていた。カッパ上衣を着て出発したが、こんな事は山に行きだして初めてである。

地下鉄国際会館駅を出ると雨は少し強まっていた。山は雪だろうと8時20分発の京都バス小出石行に乗車した。乗客は少なくて、ハイカーはM2含めて3人だった。登山口一つ手前のふるさと前で年輩のハイカー二人は下車していった。ここから何処へ登るのだろうか。

登山口バス停に着く頃、雨は雪に変わり一時かなり強く降った。青龍寺までは断続的に雪は降っていた。一旦止んで薄日も射してきたが、その後は降ったり止んだりが続いた。

青龍寺辺りで積雪10cmぐらい。峰道に入ると5から30cmと場所によっては積雪が変わる。もちろん誰も歩いていない。前回は峰道からトレースが付いていたが、今日はノントレである。

玉体杉まで来ると、何とそこから踏み跡が付いていた。うーん残念ノントレはここまでである。せりあい地蔵から横川に向かう。このコース針葉樹が多くて樹氷はあまり見られないが、それでも其処かしこで綺麗な樹氷が見られた。

横川駐車場でトイレを借り、ゲートで坂本に降りるので通行させて下さいと、お願いすると誰も通って無いので、気を付けるようにと注意を受けた。

純白の雪を纏って朱色が鮮やかな横川中堂を過ぎ、恵心堂に向かう。ここの紅葉は素晴らしいが、誰もいなくて、ひっそりと佇む今日の雪景色は格別のものがあった。

日本生命慰霊塔の横が飯室不動堂に降りる中尾坂取付である。ここで立休息をしてポットのコーヒーでパンを食べた。少し前から天気回復して一時的に青空も見えて来た。

15分ほどで三石岳に向かう分岐に着いた。ここから三石岳までは10分掛からない。山頂には三等三角点が有るだけで眺望は全く望めないので元の分岐に戻った。

分岐から緩やかな左の道を下りて行く。途中琵琶湖大橋が見えるポイントがある。分岐から12,3分で広場に着く。ここには切り株のベンチが幾つか有って休息に丁度良い場所である。

ここから鉄塔が有る鞍部までは少々ややこしい。小さな標識、マークを見逃さないように行けば20数分で鉄塔に出て来る。

ここで道は三方に分かれる。上に向いてる左の道を少し行けば、また道は分かれ右の方を登り気味に行くと、緩やかと云うよりも、やや降る感じになるが、そのままどんどん行けば最後に少し登ると八王子山に到着する。鉄塔鞍部から5分程の距離である。

直ぐ下に奥宮の屋根が見えている。急な道を降りると数分で奥宮である。ここから琵琶湖の眺望は素晴らしい。広い参道を降りて行けば日吉神社に降り着く。坂本の里坊を見ながら東に行けば、やがてJR比叡山坂本駅である。



コースタイム

バス停登山口発   8.40
分岐        8.48
青龍寺       9.24-25
峰道出会      9.47
玉体杉      10.06
せりあい地蔵   10.11-17
横川駐車場    10.37-41
横川中堂     10.45-47
恵心堂      10.52-53
日本生命慰霊塔  10.57-11.11
分岐       11.25
三石岳      11.34-35
分岐       11.43
広場       11.56-57
鉄塔鞍部     12.21-26
八王子山     12.31-38
日吉大社     13.00
坂本里坊帯    13.04
JR比叡山坂本駅着 13.18


       登山口 黒谷越

       激しい降雪

       分岐 左を行けば荒れているが、せりあい地蔵への近道

       急階段道

       枝葉で雪は少ない

       次第に雪は増えて来る






       青龍寺 9:24-25



       石の階段


       登り切った所にある墓標群

       峰道に向かう




       西塔からの道にも踏み跡は無い

       峰道合流

       峰道 ノントレ


       二河の白道

       峰道



       玉体杉 ここから踏み跡が有った


       せりあい地蔵 踏み跡は横川に向いている

       ドライブウエーを潜る

       樹氷がきれいなドライブウエー

       峰道

       ドライブウエーを除雪車が通る 杉の枝葉を引きずっている

       横川駐車場

       横川ゲート

       大宮林道出合

       竜王池

       横川中堂



       鐘楼

       恵心堂


       つかの間の青空

       日本生命慰霊塔 ここで立休息

       すぐ横の中尾坂取付

       三石岳に向かう


       鎖ゲートを越えて行く

       三石岳から八王子山のGPSログ

       三石岳分岐

       三石岳に向かう

       ここから取り付く

       三石岳 三等三角点 675.7m  11:34-35

  戻る

       分岐に戻った

       琵琶湖が見える

       八王子山に向かう


       琵琶湖大橋が見える

       前日のだろうか轍が見える

       広場 11:56

  左の道を行く

       八王子山に向かう、上に行かず左の道を下る

       分かり難いが真ん中左に降りる道が有る

       このマーキング

       降りて行く

       左に小さな標識が有る、ここを降りる

       この標識

       降りて行く

       途中で紛らわしい道も有るが真っすぐ降りて行く

       どんどん降りて行く

       鉄塔鞍部 12:21

       鉄塔の直ぐ上が三差路になっている。左を行き直ぐの二差路を右に行く

       八王子山  12:31-38  381m

       御神体らしき大岩

       琵琶湖の眺望

       奥宮

       降りて行く

       途中からも琵琶湖が見える

       日吉大社

       坂本里坊帯

       JR比叡山坂本駅











登り降りも泥濘の愛宕山  2015.02.15

2015-02-15 | 山行746


2015.02.15(日) 今年15回目の山行 天候 曇り時々小雨 単独

明日から3日間、山に行けないので今日は何が何でもと出掛けた。天気も良く無さそうなのでこんな時は愛宕山である。今年になって3回続けて、つつじ尾根から登っているので今日は月輪道から行く事にした。

この道は階段が多い事を再認識した。途中から泥濘に悩まされ、大杉谷出会いからは半凍結で
滑り易く歩き難かった。何とか石段下小屋に辿り着いた。中は一人だけだったが直ぐに満員近くになった。今日は天気がイマイチなのに登って来る人の多さに驚いた。

1時間ほど天ぷらうどんの昼食を摂って下山にかかる。ここで秘密兵器のスパイクを靴に巻き付ける。殆どのハイカーはアイゼンを着けているが、これで降りる事にする。外に出て見ると霧が深く50m先が見えない程だった。

視界が悪くても歩く分には差し支えない。スパイクでどんどん降りて行く。つつじ尾根出会い辺りから積雪は少なくなったが、外さずに荒神峠まで付けて行く事にした。泥濘の登山道もスパイクのお蔭で滑る事無く峠に着いた。

これからも泥濘は変わらないが、緩やかな傾斜の道なので滑る事は無い。靴もスパッツも泥だらけで保津峡駅に着いた。このコースには洗うところが無い。水尾に降りれば何か所か有るのだが仕方ない。

今日は天気が悪く展望も無い。もちろん樹氷も見る事が無かった。泥んこ道を登り降りで今日は終わった。



コースタイム

JR嵯峨嵐山駅発   8.35
平野屋       9.07
清滝        9.25
大杉谷取付     9.44
月輪道取付     9.51-55
月輪寺      10.37
樅ノ木尾根取付  10.47
大杉谷出合    11.06
石段下小屋    11.19-12.15 スパイク着ける
黒門       12.22
水尾別れ     12.35
つつじ尾根出合  12.39
荒神峠      13.06-11 スパイク外す
ヌタ場      13.40
踊り場      13.49
車道       13.51
JR保津峡駅着   13.55


        JR嵯峨嵐山駅発

        小楠公菩提寺 宝筐院

        鳥居本 伝統建造物保存地区

        茅葺の平野屋は改修中

        清滝隧道

        清滝バス停

        今から行く月輪道が中腹に見える

        清滝

        高雄分岐

        杉の美林

        大杉谷取付

        月輪道取付

        空也滝参道

        階段が多い


        身助地蔵

        階段


        雪が見えて来た



        月輪寺

        泥濘の道

        樅ノ木尾根取付

        泥濘

        やっと雪道らしくなった


        倒れても生きている

        この辺りから足元が硬くなって来た


        大杉谷取付

        この辺りはかなり滑る


        巨石群


        石段下小屋 気温マイナス0.5℃

        霧に霞む神社石段

        暗い境内

        視界悪い

        黒門

        水尾別れ

        ツルツル

        つつじ尾根取付

        つつじ尾根GPSログ


        泥濘の道



        荒神峠

        靴、スパッツどろどろ

        秘密兵器 スパイク ここで外す

        泥濘は続く

        シダの群生地

        泥濘

        第二ピーク

        第二ピークから中尾根を見る

        第一ピーク

        ヌタ場 ここから駅まで15分

        泥濘

        ここから急下降


        踊り場から駅を見る

        車道に着く

        JR保津峡駅着
        




京阪大谷から東海自然歩道を音羽山 2015.02.13

2015-02-14 | 山行746


2015.02.13(金) 今年14回目の山行 天候 曇り時々小雪 単独

一昨年の集中豪雨で、今も東海自然歩道の逢坂山陸橋は通行止になっている。
この時の被害は音羽山近辺でも広範囲にわたり出ている。

音羽滝の側の道路はガケ崩れで通行止、一時牛尾観音は陸の孤島になった。
自然歩道から派生する鳴滝不動の道、同じく石山国分に通ずる道も長く不通になった。

現在は何れも通る事が出来るなかで、逢坂山陸橋は依然として通行出来ない。音羽山山頂近くの道標にも、この先は通り抜け出来ないとの表示がある。

被害直後は一度強引に逢坂山陸橋を通ったが、その後は専らJR大津駅南口からの道を利用している。

最近になって逢坂山陸橋を迂回する道の存在がネットで分かった。
そこで今日行って見る事にした。

京阪大谷駅から東の方へ少し歩いて行くと逢坂関旧跡に着く。ここにはきれいなトイレが有って利用させてもらう。すぐ目の前に通れない逢坂山陸橋が見える。押しボタン信号で1号線を渡る。京都側を見ると左に登る車道が見える。車道を行くと直ぐに左に入る小道がある。20mも行けば山に入り、後はマーキングテープが案内してくれる。

国道の取付から6~7分程度で東海自然歩道に合流出来る。このコースは階段も多くて、好みは分かれるが、音羽山までの距離は短いので大津道に比べて早く着くのが良い。

実際に国道取付から1時間4分で音羽山に着いた。まだ10時半である。途中断続的に小雪が舞って風も強く寒かった。高塚山で昼にする事にして山頂を後にした。

5分ほど降りると傘を杖代わりにした女性ハイカーと行き会った。高塚山下山時に会った自転車の青年とが今日出会った2人になる。

牛尾観音で小休止。桜馬場では水害の修復工事をしている筈が中断していた。何時になったら完工するのか。ここからまた高塚山分岐まで水害の惨状を見ながら歩く事になる。

もう何度も歩いているので、見慣れた所為かあまり気にならない。

高塚山で文字通り立ち食いで昼食を摂る。

後は慣れた道を長尾天神へ降るだけである。醍醐寺境内を通り抜けると、そこには前から気になっていた茅葺の建物がある。太田垣蓮月の仮寓跡である。

男性の俳人か歌人だと思っていたが、女性で尼僧、歌人、陶芸家だった。
江戸時代後期の人で引越し好きだったらしい。当然100年以上前の建物になる。現在何方かがお住みになって、保存に努められているのだろう。茅葺が何とも綺麗な建物である。

後は最短路で自宅に向かう。ここから37分。



コースタイム

京阪大谷駅    ? 駅から取付まで5分ぐらい
迂回路取付    9.30
東海自然歩道合流 9.37
始めのベンチ   9.53
NTTアンテナ   10.12
B.P 10.16
大津道出会   10.27
音羽山     10.34-35
鳴滝分岐    10.47
牛尾分岐    10.48
牛尾観音    11.09-15
桜馬場     11.23
高塚山分岐   12.00
高塚山     12.08-44 昼食
長尾天満宮   13.30
醍醐寺仁王門  13.37
太田垣蓮月仮寓跡13.43
自宅      14.20


        修復工事は始まっているが以前として逢坂山陸橋は不通

        ここが取付 右は国道1号線

        フェンス沿いに小道を入る

        ここからはテープの案内で進む テープが無くとも踏み跡で分かる




        いつの間にか東海自然歩道に合流している

        最初の階段が待っている


        道標

        左にバイパスが有る


        樹間に見えるのは大津道の尾根だろうか

        初めのベンチ

        平坦な道

        いよいよ長い階段の始まり




        ここまで来ると階段は終わり近い

        比叡山が見える

        NTTアンテナ

        唯一の積雪

        ビューポイントから琵琶湖大橋

        湖南

        ポイント

        明るくて気持ち良い

        大津からの道に出会う

        音羽山は近い

        音羽山山頂

        山頂からの展望 曇天で西の方は降っているようだ


        琵琶湖大橋

        比良は全く見えない

        千頭岳

    これが問題の掲示物 逢坂山陸橋は通れないが、迂回路の存在を案内していない。
管理責任を行政は心配しているのだろうが不親切である。

        少し降りた所から見える近江大橋

        鳴滝不動分岐 ここも長く通行止めだった

        牛尾観音分岐

        降る



        牛尾観音


        急な道を下る 水害前は近道の階段が有った

        途中見える高塚山

        降る

        水害被害修復工事中の桜馬場

        音羽川を渡り高塚山に向かう

        水害の惨状










        この先が分岐

        高塚山分岐

        平坦な道

        途中ビューポイントに寄る

        山科市街と遠く愛宕山がチラッと覗く

        高塚山 三等三角点

        長尾天満宮に向けて降る







        途中見える醍醐の市街

        あと少しで終点

        皇大神宮


        長尾天満宮

        参道石段

        参道

        醍醐寺仁王門

        醍醐寺三宝院

        太田垣蓮月仮寓跡