新緑の縦走路
荒川峠から琵琶湖
烏谷山から重なる堂満岳と釈迦岳
慰霊碑から比良岳、びわ湖バレー
ゲレンデから武奈ケ岳、コヤマノ岳
キタダカ道堰堤から琵琶湖大橋
2019.05.29(水) 今年48回目の山行 天候 曇り後晴れ 単独
5月最後の山行はこの時期に昨年、一昨年と歩いている南比良の縦走である。
堂満岳をパスする金糞峠からも考えたが、夜半の雨で正面谷の落石の危険を避けるために今回は堂満岳からにした。
昨年は金糞峠から堂満岳に寄って10時間半をかけて霊仙山、JR和邇駅まで歩いた。
一昨年は今回と同コースで11時間ほどを要した。その時と比べるとJR比良駅スタートは同時刻だった。
堂満岳で20分遅れた。2年前なのでこれは想定内だった。
打見山では2年前のペースを維持する20分遅れだった。ただここまでが精いっぱいで特に直前のゲレンデ登りで体力を消耗した。
2年間の加齢による体力減退は如何ともし難く、精神的に負けて残念ながら打見山で断念した。
僅か20分の遅れなので、この先の霊仙山をパスすれば十分取り戻せるのだが弱気になった。
今日はここしばらくの炎暑から解放されてシャツ1枚では肌寒いくらいだった。ノタノホリでウインドブレーカーを着た。
源流部から九十九折れの道を我慢の登りでは新緑に癒された。標高720mからの尾根の登りもキツかった。
標高945mから最後の急登は必死になるので意外に楽だった。
堂満岳山頂で小休息してスタートの時、西から年輩のソロハイカーがやって来た。金糞峠からのようだ。しばし歓談して先行した。
今日出会った唯一のハイカーだった。
縦走路出合から南比良峠までは、この時期新緑が素晴らしくきれいなのでお気に入りのルートである。
やや苦しい登りを経て稜線に出る。荒川峠から琵琶湖の眺めも良い。烏谷山の登りも苦しいが自然林の新緑に癒される。
烏谷山三角点からの眺望は天下一品である。堂満岳やびわ湖バレー、遠く武奈ケ岳まで良く見える。
ここから葛川越までの降りが意外に険しく膝が痛む。比良岳の登りは比較的楽だった。もちろん道標まで。
木戸峠までは小さなアップダウンがあって結構時間が掛かる。
木戸峠からゲレンデの登りは苦しい。スタートして5時間を過ぎている。体力の限界を感じた。
前回に比べてそれほど遅れていないのに打見山で南比良縦走を断念した。
屋外は風が冷たく寒いので休息室を借り昼食にした。今日のびわ湖バレーは前夜の雨の影響か観光客は少なかった。
昼食を終えてキタダカ道を降ったが何時もの様に右膝が痛みゆっくりとしか歩けなかった。
JR志賀駅まで2時間20分もかかった。10年ほど前は1時間半ほどだったので老化の進行は歴然としている。
できれば近い内に今回のリベンジをと思っているが果たして可能だろうか。
歩行時間 7時間40分 休息 1時間20分 合計 9時間00分
歩行距離 22.1km 通算距離 853.0km (+)25.5km
コースタイム
JR比良駅発 7.18
登山口 7.58-8.00
ノタノホリ 8.27-30
古崎川源流部 8.51
東稜道尾根に乗る 9.15-18 標高722m
肩 9.52-54 945m
堂満岳 10.13-18
東レ新道分岐 10.26
縦走路出合 10.31
南比良峠 10.45
大橋分岐 10.47
荒川峠 11.04-05
烏谷山道標 11.30
三角点 11.32-39
慰霊碑 11.44
葛川越 11.57
大岩 12.11
比良岳 12.13 道標
木戸峠 12.43-45
打見山 13.05
休息所 13.07-56
天命水 13.59
クロトノハゲ 14.22-25
番屋岩 14.34
天狗杉 14.53-56
RP キタダカ2 15.28
旧道分岐 15.39
堰堤 15.43
木戸登山口 15.57
JR志賀駅着 16.18
JR比良駅発 7.18
珍しい麦畑
まず堂満岳
縦走して打見山へ
カマツカ?
登山口 7.58-8.00
右折する 8.16
ノタノホリ 8.27-30
モリアオガエルの卵が
古崎川源流部 8.51
ここから九十九折れの道 8.57
尾根に乗る 9.15-18
東稜道の登り 9.18
大岩
新緑がきれい
尾根を乗り換える
琵琶湖大橋 9.43
倒木帯 9.46
大岩
肩 9.52-54 この辺り標高945m
あと100m 急坂の登り
堂満岳 10.13-18 1057m 西へ下ろうとした時年輩のソロハイカーが 今日出会った唯一のハイカー
琵琶湖
縦走路出合の途中 びわ湖バレーが見える
釈迦岳
ベニドウダン
東レ新道分岐 10.26
縦走路出合 10.31
新緑の縦走路
レンゲツツジ?
縦走路
南比良峠 10.45
大橋分岐 10.47
荒川峠 11.04-05
峠から琵琶湖
シロヤシオ
サラサドウダン
烏谷山が見えた 11.11
サラサドウダン
打見山が見えた
琵琶湖大橋が
カマツカ?
烏谷山へ
沖島が
琵琶湖大橋が
レンゲツツジ?
烏谷山 道標 11.30
三角点 11.32-39 1077m 標石が新しい
武奈ケ岳が見えた
びわ湖バレーが
琵琶湖大橋が
沖島が
三角点をあとにする 11.39
絶景に建つ慰霊碑 11.44
慰霊碑から比良岳 びわ湖バレー
ベニドウダン
葛川越 11.57
二種の白い花
比良岳へ
大岩 12.11
烏谷山を振り返る
比良岳へ
比良岳 道標 12.13 1040m
木戸峠へ
空洞木 12.20
木戸峠へ
湿地
ヤマツツジ
ベニドウダン
木戸峠 12.43-45
クロトノハゲへのルートは廃道か
クリンソウ
ゲレンデを打見山へ
打見山 13.05
蓬莱山 外で昼食は風か冷たく休息室へ 13.07-56
昼食を終え下山にかかる 13.56
天命水 13.59
ロープウエーをくぐる
遠くに比叡山系が
琵琶湖
沖島
夏冬道分岐 14.09
クロトノハゲへ
クロトノハゲ 14.22-24
左から烏谷山、堂満岳、釈迦岳
左から比良岳、烏谷山、堂満岳
番屋岩 14.34
昨秋の台風による倒木被害の跡
倒木被害は天狗杉より高い所に集中
天狗杉 14.53-56
天狗杉より低いところの倒木はこれぐらい 15.18
レスキューポイント キタダカ道 2 天狗杉よりここまでが長い
堰堤 15.32
旧道分岐 15.39
エゴノキ?
堰堤から琵琶湖大橋 15.43
沖島と津田山
JR志賀駅着 16.18