M2の山と写真

午年の馬力で近場の四季の山々をトレッキング

JR大津駅から無風、灼熱の音羽山  2014.07.25

2014-07-26 | 山行746


2014.07.25(金) 今年58回目の山行  天候 晴れ  単独

28日からの南アルプスに備えて、先日の武奈、堂満での筋肉痛をほぐす為、今季一番の暑さにも関わらず調整登山をした。

最短路から登り、下山も楽なコースをとった。
今日は暑いので無理をせず、ゆっくりと歩いた。普段は写真を撮るだけで通過するコース半ばの鉄塔で12分の休止をしたが、その時呑んだビールの味は最高だった。

音羽山山頂からの展望は先ず先ずで、琵琶湖大橋も見えた。
山上には小型のブルドーザーが有った。どこから運んだのか、何に使うのか皆目見当がつかない。

牛尾観音に降りた。ここも昨秋の18号台風による土石流で参道階段が壊滅的な被害を受けていた。今日気が付いたが本堂直ぐ近くまでガケ崩れが迫っていた事に。
このお寺は車道通行止めが続いているため、車社会的には孤立している。日常物資を人力に依存しているのでは大変だ。

桜馬場は惨状を曝したままだ。
高塚山から桜馬場間も土石流で地形を一変するほどだった。
が、音羽川沿いの道を下って行くと他の支流も例外でなかった。

音羽の滝の左岸車道がガケ崩れで埋まり通行止めになっていた。一時は応急処置の金網で歩行者も通れなかったようだが現在は、誰がしたのか金網は一部破られ辛うじて歩行者は通行できている。

この先、音羽川沿い道は問題なく通行できる。
やがて人里に出る。名神を潜り、国道1号線に出て地下鉄東野駅までの道のりは暑かった。



コースタイム

JR大津駅南口発    10.27
登山口        10.34
鉄塔         11.18-30
BBC分岐        11.33
東海自然歩道合流   11.57
音羽山        12.04-43  昼食
赤鉄塔        12.52
膳所鳴滝分岐     12.56
牛尾観音       13.18-23
桜馬場        13.32
音羽の滝       13.49-50
夫婦滝        13.52
聴呪の滝       13.56
経岩         13.58
名神高速道路下    14.23
地下鉄東野駅着    14.48


         JR大津駅から登山口のGPS軌跡

         駅に向かう途中から見た音羽山、右は高塚山

         国道一号線沿いに在る霊園の石柱

         登山口  10:34  駅から7分

         狭い路地を行き、道なりに左に曲がる

 急な道を30mほど行くと祠の前に出る、左側を廻りこんで4分ほど登ると緩い尾根に出る

 緩やかな尾根道、この先100mほどの急な登りが2回ある以外、緩い尾根のアップダウン

         Y字路 左を行く

         短い坂を登り切れば

         T字路 左に行く

         100mほどの急な登り坂

         岩割れ

         3回目の登り坂

         鉄塔  11:18

         鉄塔からの展望 琵琶湖大橋が見えるはず

         遠く愛宕山

         近江大橋

         BBC分岐

         東海自然歩道合流  11:57

左が自然歩道 右は来た道

         音羽山  593m 12:04

山頂からの眺望 西方面

         比叡山 比良山

         山科市街

         琵琶湖大橋は見える?

         南の千頭岳

         山科市街

         山上に重機が

         近江大橋

         今なお不通の膳所鳴滝方面

         分岐 左はパノラマ台、石山 右を行く

         牛尾観音



         本堂に迫るガケ崩れ

         壊滅的な参道階段

         見る影もない桜馬場

         通行止 歩行者もだが、敢えて行く

         音羽川支流の土石流

         大蛇塚

         通行止めの現場 歩行者は通れるようだ



         音羽の滝



         夫婦滝

         聴呪の滝

         経岩

         ここから先は車も通行出来るようだ

         地下鉄東野駅着  14:48         






 





坊村から武奈ケ岳を経て堂満岳  2014.07.22

2014-07-23 | 山行746


2014.07.22(火) 今年57回目の山行 天候 曇り 単独

今月の16日に医師より鵞足炎で3週間の禁足、安静を言われていた。
5日間、隠忍自重をした。痛みも無いので試しに自宅周辺を2Km程歩いてみた。

歩ける。違和感もない。これなら一時諦めていた今週末からの南アルプス山行は可能かもしれない。ダメ元でテスト山行をする事にした。

行先は16日、駅まで行って断念した坊村から武奈ケ岳である。
この時期の事だから暑い。飲料は2ℓ、ゼリー2個、ビール2缶、コーヒーは止めて味噌汁用に250cc、他にお握り2個、スナックパン3本ザックに詰めて出かけた。重さ9.6Kgは仕方ない。

3連休明けで堅田駅から乗ったハイカーは15人程だった。平で2人降りた。残りは坊村である。
電池切れを知らずガーミンの操作で手間取っている間に全員出発したようだ。

三宝橋の右で6人が準備体操していた。白滝から琵琶湖バレーに行くのだったら涼しいかもしれない。その後10~15分程で先行者を次々追い越して行く。風は全く無く非常に蒸し暑い。
心配していた足の異常はない。

その後早くも下山者に行き会った。6時半に出発したが体調が悪く、途中から引き返して来たとの事。この暑さでは有り得ると思った。

M2は先ず先ず順調に登れたがタイムは前回より13分遅かった。それより足は全く大丈夫だったのが嬉しい。そうなると3週間の禁足指示はは一体何だったのかと思う。

武奈ケ岳からはイブルキノコバ経由で八雲ケ原、北比良峠からダケ道下山。コヤマノ岳南陵コースで金糞峠に行き正面谷を下山。もう一つはそこから堂満岳を経て下山するという3通りを想定していた。

足の調子も悪くないので堂満岳に向かった。まだ昼食を摂っていないので空腹が応えた。
空腹過ぎてあまり食欲はなかったが、ビールの助けで何とか腹に詰め込み下山に掛かった。

激下りを慎重に降りて、比較的、緩やかな路を歩いているとびっくり仰天した。何と蛇が蛙を飲み込もうとしているのを、もう少しで踏むところだった。

ノタノホリを経て登山口に着いた時は、さすがに疲れた。



コースタイム

坊村三宝橋発     9.50
窪地        10.27-30
夏冬道分岐     10.48
見晴台       11.09-10
御殿山       11.21-24
ワサビ峠      11.30
第1ピーク      11.38
第2ピーク      11.47
武奈ケ岳      11.58-12.06
コヤマノ分岐    12.17
コヤマノ岳     12.27
南陵分岐      12.28
金糞峠       13.08-15
縦走路堂満分岐   13.25
縦走路分岐     13.42
堂満岳       13.50-14.20 昼食
ノタノホリ     15.30-33
登山口       15.54-56
湖西道路下     16.07
JR比良駅着     16.28


         お馴染みの坊村に有る茅葺家屋

         三宝橋発  9:50

         緑濃い明王谷

         明王院



         窪地  10:27

         振り返るが誰も来ない

         前方の尾根に取り付く

         この辺りに来ると少し風があった

         夏冬道分岐  10:48

         快適なトラバース道

         右の尾根に取り付いて振り返る

         この尾根を登れば見晴台

         見晴台 霞んで展望はない

         さあ 御殿山へ

         御殿山  11:21 1097m

         すっきりしない武奈ケ岳

         ワサビ峠

         第1ピーク

         御殿山を振り返る

         あたまを見せる堂満岳

  スカッとしない武奈ケ岳





         第2ピーク

         西南稜

         武奈ケ岳  11:58 1214m

         トンボの群れ

         西南稜を振り返りコヤマノ岳を目指す

         激下り



         コヤマノ分岐  12:17

         ブナ林





         山上の大木

         コヤマノ岳  12:27 1181m

         南陵道 金糞峠への道

         ブナ林

         巨木





         奥の深谷に架かる橋

         金糞峠  13:08

         縦走路堂満分岐

         樹間に見えるガレ場

         ガレ場





         縦走路分岐 右は登って来た東レ新道 縦走路南比良峠は左

         堂満岳  13:50 1057m 昼食

         10数分の激下り

         緩やかになる



         暗いのでブレているが蛇が蛙を飲み込んでいる

         後ろに廻ると蛇は蛙を吐き出し鎌首をこちらに向けた

         沢の源頭は近い

         不思議な木、太い枝が絡んでいる

         沢の源頭

         快適なユリ道

         ノタノホリ 比良山系最大の池

         登山口

         湖西道路下

         JR比良駅着  16:28

(後記)

最後はバテたが、テスト山行としては成功だった。これで鵞足炎は全治したと思う。南アルプス山行は現実味を帯びて来た。





番外編 比良の滝シリーズ 楊梅の滝 2014.07.17

2014-07-17 | 山行746


番外編 比良の滝シリーズ 楊梅の滝

この滝は3段に分かれている。
上段の雄滝 40m 中段の薬研滝 21m 下段は雌滝 15m

雄滝、雌滝とも滝壺に行けるが、中段の薬研滝は行く事や見る事も難しい。
上段の雄滝はJR湖西線から望む事が出来る。が、最近は樹木の繁茂によって見える範囲は狭まっている。

雌滝は駐車場から10分も掛からず簡単に行ける。

ヤケ山や寒風峠の途上にあって、馴染み深いが滝見台からの展望は、やはり見難くなって来た。




         雄滝






         雌滝






         雄滝








         雌滝



         雄滝

         雌滝

         雄滝


         雌滝


         雄滝



(後記)

6月から7月にかけて超繁忙がやっと一息ついて、さあ山登りの挽回と意気込んだ矢先、16日武奈ケ岳に向かうべく駅への途上、右足に異常が発生、この痛みでは山行は無理と判断して引き返した。

整形外科で診察を受けると鵞足炎という事で、2~3週間の登山禁止と云う事になった。
前日に少し違和感が有ったが、こんな事になるとは思わなかった。

スホーツ選手に多い疾患らしいが、鵞足炎とは初耳であった。右膝の内側下が歩くと痛むがじっとしていれば痛くも痒くもないのである。使い過ぎとの事だが6月からの山行ペースは半減している。訳が分からない。

とにかく今日も歩くと痛むので、家で自重している。

そんなわけで番外編、滝シリーズを作成しているのである。