M2の山と写真

午年の馬力で近場の四季の山々をトレッキング

つつじ尾根から愛宕山を経て地蔵山 2016.01.28

2016-01-29 | 山行746


2016.01.28(木) 今年10回目の山行 天候 晴れ後曇り 単独

金曜、土曜が雨のようなので中1日だが出掛けた。南比良のラッセルで酷使した身体は重い。

今日はスノーシュー不要なので幾分背中の荷物は軽くなった。それでも10Kg。

JR保津峡駅で身支度に手間取っているうちに、次の電車から女性ハイカーが一人降りて来た。挨拶を交わし出発した。

つつじ尾根の急登で何枚も写真を撮っていると、先程の女性ハイカーが追い付いて来た。余程山慣れしているのか下車して直ぐに出発したようだ。

先に行って貰った。平坦な道になれば追いつくだろうと思っていたが最後まで追いつけなかった。社務所前で再会したが荒神峠も止らず通過したと聞き驚いた。

これほどの健脚女性ハイカーは初めてだった。

つつじ尾根表参道出合に出ると雪が残って圧雪になり滑り易く歩き難い。石段下小屋でエネルギー補給をした。ここで念の為10本爪は要らないだろうと思い4本爪アイゼンを着けた。積雪は硬くなくアイゼン無しでも歩けるようだった。

地蔵山取付の手前で降りて来るハイカーに出会った。後で気付いたが先程のハイカーは地蔵山には行っていないようだ。トレースには今日の踏み跡がなかった。

反射板を過ぎ山頂まで、後5分の所で越畑から来たであろう3人のハイカーに行き会った。寸時情報交換をする。JR保津峡駅に下山するらしい。

山頂に着きビールで一人乾杯をする。昼食は1時頃になるだろう石段下小屋で久し振りに鍋うどんを食べる事になる。

地蔵山から下山にかかった。反射板から少し降りた所で先程の3人のハイカーが昼食中だった。

石段下小屋に着いたのは12時56分予定通りである。熱い天ぷらうどんに舌鼓を打った。

下山路は決めていなかった。前回は大杉谷を降りたが、清滝からのバスの連絡が悪く帰宅が遅くなって家人に心配を掛けたので、早く帰宅出来るJR保津峡駅に降りる事にした。

往路のつつじ尾根は論外で水尾に降りる社務所裏道を選択した。昼食を済まし石段下小屋を出たのは13時29分。裏道の状況は良く分からないが1時間30分で行けば15時02分の電車に間に合う。

裏道は第二ベンチの少し下まで積雪が有った。急ぎに急ぎ水尾小学校跡に着いたのは14時16分。あと45分有る、間に合うと思った。それでも急ぎ足で保津峡駅に向かった。

結局7分前に到着でき後始末も余裕で済ませた。この後、地下鉄乗り換えにもピッタリ間に合い16時05分に自宅に着いた。愛宕山石段下小屋から2時間36分で帰宅出来た事になる。



コースタイム 歩行時間 5時間08分 休息 1時間00分 合計 6時間08分

JR保津峡駅発     8.47
急登終わり      9.02-04 暑く衣服調節
ヌタ場        9.09
ビューポイント    9.22
荒神峠        9.39-42
急登終わり     10.02 この辺りから雪が
表参道出合     10.16
水尾別れ      10.22
黒門        10.41
石段下小屋     10.49-56 4本爪アイゼン装着
地蔵辻       11.03
竜ケ岳取付     11.12
地蔵山取付     11.23
反射板       11.43
地蔵山山頂     11.56-12.06
反射板       12.15
地蔵取付      12.32
ジープ道出合    13.38
地蔵辻       12.48
石段下小屋     12.56-13.29 昼食
社務所裏道取付   13.35
折れ曲り      13.39
第三ベンチ     13.47-49
第二ベンチ     13.55
第一ベンチ     13.59-14.02 4本爪アイゼン外す
水尾道出合     14.10
水尾小裏      14.16
明智越分岐     14.30
新道出合      14.35
中尾根取付     14.42
JR保津峡駅着    14.55


        ホームから

        JR保津峡駅発  8:47

        つつじ尾根取付  8:51

     踊り場から

        急登 後続の女性ハイカーに追いつかれる







        急登はここまで  9:02-04

    ヌタ場  9:09

  第一ピーク

        第二ピーク 先行者に追いつき先を行く、女性ハイカーは見えない

        ビューポイントから愛宕山  9:22

        B.Pと荒神峠の中間点  9:30

    荒神峠  9:39-42 誰もいない

        峠からいきなりの急登

        急登





        急登はここまで  10:02

    ネット沿いを登る

        表参道出合  10:16

   水尾別れ  10:22

        表参道



        黒門  10:41

        社務所裏道取付 下山に使う

        雪帽子の神社境内 この後、何分か前に到着した女性ハイカーと再会

        石段下小屋  10:49-56  4本爪アイゼン装着

        神社石段

        ジープ道からかすかに見える比叡山系

        ジープ道

        地蔵辻  11:03

        ジープ道



        竜ケ岳取付  11:12

        途中見えた地蔵山

        竜ケ岳

        ジープ道別れ

        樹間に見える地蔵山

        地蔵山取付  12:32

        トレースはバッチリ





        裏からの愛宕山

        反射板  11:43

        地蔵山

        山頂へ



        地蔵山山頂  11:56-12:06



        下山する

        反射板  12:15

    下山する

        途中見えた竜ケ岳

        下山路

        地蔵山取付  12:32

        取付から見た竜ケ岳

        地蔵山

        ジープ道出合

        ジープ道

        竜ケ岳取付

        地蔵辻  12:48

        ジープ道から見た微かに見える蓬莱山

        再び石段下小屋  12:56-13:29

    石段

        社務所裏道取付  13:35

        このルートは地形図に載っていないが、かなり歩かれている水尾への近道

    裏道

        折れ曲り ここから第三ベンチまで急下降

        急下降



        第三ベンチ  13:47-49

        第二ベンチへ

        第二ベンチ  13:55

   第一ベンチへ

        第一ベンチ  13:59-14:02  ここでアイゼン外す

        水尾へ急ぐ

        水尾別れからの道に出会う  14:10

        下山口  14:14

   旧水尾小学校裏  14:16

        明智越分岐  14:30

    新道出合  14:35

        中尾根取付  14:42

        きれいな自然石の擁壁

        JR保津峡駅着  14:55






        







平から権現山を経て蓬莱山、打見山 2016.01.26

2016-01-27 | 山行746


2016.01.26(火) 今年9回目の山行 天候 晴れ後曇り 単独

好天下、白銀の稜線漫歩を期待して出掛けたのだが、実際は漫歩どころでなく重い深雪で悪戦苦闘、難行苦行の連続であった。

打見山からキタダカ道を下山する予定だったが気力、体力の消耗は甚だしくロープウエーのお世話になる始末であった。

堅田駅でバス待ちをしていると、何処か見た事の有るハイカーが列に並んだ。向こうもあれっという表情だった。バス内では席が離れていたので声を掛けなかったが花巡りさんの様だった。

帰宅してH.Pを見ると武奈ケ岳に登るとある。花巡りさんの事だから御殿山コースでは無く細川から取り付いたものと思われた。そうならば深雪で相当難渋された事と思う。

平で降りたのはM2を含めて4人。バス停を先発したが後の3人は一向に出てこない。皆子山東尾根かも知れないので急ぐ事は無いのかなと思った。

国道口は古い足跡が入り乱れていた。登山口に着くと単の新しい踏み跡が有った。積雪は30cmぐらい硬くないのでアイゼンは不要だった。

10分程登ると左に曲がる。そして直ぐに右に戻る。そこに先行者が衣服調整をしていた。車で来ていて行ける所まで行って引き返すらしい。

同様にウインドブレーカーを脱いだ。その後追いついて先に行かせて貰う。途中からトレースは埋まっていた。トラバース道は40cm以上有った。

アラキ峠でスノーシューを付ける事にした。付けていると先程のハイカーがやってきて峠には止まらずにツボ足のまま尾根を登って行った。

直ぐに立往生をしている先行者に追いついた。先に進むが重い深雪に阻まれて中々前に進めない。スノーシューでも膝上まで沈むこともあって苦しかった。

トレースは全く埋まって無いので尾根を直登するしかなく、急斜面の登りはきつかった。

アラキ峠から46分を要して何とか権現山に着いた。ここからは、ほぼ平行移動なので楽になるかと思ったが甘かった。

山頂で携行して来たスノーシューの補助テールも付けた。深雪にも万全と思われたがさにあらず再三膝上まで嵌り込む事になるとは想定外だった。

権現山をスタートする時15分程遅れて後続者が到着した。ツボ足では大変だったと思う。多分ここまでにして引き返すのではないか。

ホッケ山に向かう。トレースは無い。積雪が少ない時はノントレでも快適なスノーシューウオークになるのだが悪戦苦闘は続く。

ノントレなので難しいが出来るだけ本来のルートを辿って行けば、沈み込みは30cmぐらいに抑えられる。少しでも外れると補助テールを付けていても膝まで潜る事になる。

難行苦行の末、ホッケ山に着いた。昼は過ぎている。無雪期なら蓬莱山に着いている時刻である。ここで今日はキタダカ道下山を諦めた。

時々太腿まで嵌りこむ等、もがき乍ら悪戦の末ホッケ山から小女郎峠に着いた。1時間を要した。

直ぐ近くに見えている蓬莱山に行くのに、ここからまた1時間かかる事になった。

昼食は未だ摂っていない。とにかく蓬莱山への一心だった。蓬莱山に着けばゲレンデの歩き易い締まった斜面になる。

毎回寄る小女郎ケ池に行く気力は無かった。地蔵が有る道標の手前で少しルートロスをした。

蓬莱山の手前で踏み跡があった。おそらくツボ足で小女郎ケ池に行く積りが、あまりの深雪に恐れをなして引き返したものと思われる。

精も根も尽き果ててようやく蓬莱山に着いた。ここまで来れば消耗した体力でも後は問題ない。

それにしても今日の積雪は最悪だった。とても楽しめるところで無かった。足が攣らなかったのは不思議なくらいである。

今季は暖冬で降雪が少なく根雪になるのが遅いため、最近に降った雪は下部まで固まっていないと思われる。ブッシュや笹の上に積もった雪は下まで固まらずスカスカの状態がスノーシューの効能を無力化したのではないか。

ロープウエー休息所で40分程ゆっくりと昼食を摂った。15時45分発に乗って下山した。



コースタイム  歩行時間 4時間50分 休息 27分 合計 5時間17分

平バス停発     9.33
国道口       9.38
登山口       9.49
アラキ峠     10.27-35 スノーシュー装着
権現山      11.21-36 補助テールを付ける
ホッケ山     12.18-19
小女郎峠     13.22
道標       13.58
蓬莱山      14.20-23
打見山      14.50
ロープウエー下山 15.45


        平バス停発  9:33

        国道口  9.38  古い足跡が

        登山口  9:49

アラキ峠、権現山

  先行者に追いつく

        トラバース道

        アラキ峠  10:27-35 スノーシュー装着

        傾斜は緩くなって来た  11:10

 尾根を突破 雪多い

        権現山  11:21-36  補助テールを付ける

        霊仙山と比叡山系

        ぼんやりとした琵琶湖

        権現山を出発 行く手はノントレース

        トレースは獣のみ

        見えたホッケ山



        深い積雪

        獣も雪庇を避けている

        何となく分かる本来のルート 外すと膝まで潜る

        ホッケ山へ左ターン  11:57

        膝上まで嵌る事再三

        途中で振り返る

        ホッケ山  12:18-19

        皆子山

        峰床山

        蓬莱山

        琵琶湖

        以前とはっきりしない琵琶湖

        振り返る権現山

        霊仙山

        雪庇は未成長

        深雪に悩む

        振り返るホッケ山

        稜線漫歩の余裕ない

        ルートの目標蓬莱山

        琵琶湖



        振り返る

        やっと辿り着いた峠上の地蔵

        雪に埋もれた小女郎ケ池

        小女郎峠  13:22

        振り返る

        琵琶湖

        蓬莱山は直ぐ近くに見えるが

        雪庇ルートを





        琵琶湖

        ルートを外すと膝上まで嵌る

        近づいて来た蓬莱山 まだ32分かかった



        道標 ルートロスして反対側から

        地蔵

        現れた踏み跡

        蓬莱山  14:20-23

    振り返る



        超歩き易い ゲレンデの端を歩く

        ジャンプ一番

        ゲレンデから見た武奈ケ岳

        成長して来た雪庇

        武奈ケ岳とコヤマノ岳

        笹平 平日の所為かボーダー、スキーヤーは少ない

        ロープウエー乗り場着  14:50        


















清滝から首無地蔵を経て竜ケ岳  2016.01.23

2016-01-24 | 山行746


2016.01.23(土) 今年8回目の山行 天候 晴れ後曇り 単独

日、月と所用が有るので中一日だが出掛けた。京都バスに野々宮バス停から清滝まで乗った。

乗客は7人全員ハイカーだった。バス停で身支度中に次々と出発して行った。一番最後にスタートした。

大杉谷取付付近で前方にバスで一緒だった単の男性と若い女子3人組が見えた。月輪寺道かなと思っていると、さにあらず通過して梨木林道を進んでいく。

八丁尾根取付の手前で止まって話をしている。話が終わったのか直ぐに単の男性は林道を進んでいった。何か躊躇しているような女子3人組に追いついた。

首無地蔵に行くとの事だった。未踏らしいので3通りルートが有る事を教えて先に行った。

梨木大神には単の男性が小休止していた。聞くと昨日、逆コースで竜ケ岳に登ったという。凄い人がいるものだと思った。

男性が発った後、給水していると3人組が到着した。結構健脚のようだ。竜ケ岳を目指すらしい。積雪の急岩稜を登るのはどうかと危惧したがアイゼンも用意しているようだ。キャリアも有りそうなので反対はしなかった。

迂回路取付で距離は長いが、ここから行くのが楽で安全だと説明した。が梨木林道を詰めて行くとの事だった。

首無地蔵まで40分近く時間が掛かった。着いてみると谷からの足跡も多かったので、ひょっとしたら先着して竜ケ岳に向かったかも知れないとも思った。

それでも10分程様子を見た。登って来る気配がないので竜ケ岳取付に向かった。途中の積雪は20~30cmぐらい有った。

首無地蔵で10本爪も用意していたが取敢えず4本爪アイゼンを着けた。積雪は硬くなくアイゼン無しでも行けそうだった。

急な尾根にトレースは有った。積雪は10~20cm程だったが、結構登るのに時間が掛かった。枝を掴んだ時に付着する雪を払うのが面倒だった。急尾根を登り切ってトラバースから左尾根に登っている時に左足のアイゼンが無いのに気付いた。

50mほど探しに戻ったが見つからず断念した。その後は片足だけだったが特に問題は無かった。

山頂手前の積雪は60cmを超えていた。過去に10回以上も雪の竜ケ岳を登っているが、これほどの積雪はあまり記憶が無い。

積雪は多いがトレースが有るので、下山は問題なかったが石段下小屋まで1時間を要した。

石段下小屋は昼時なので超満員だった。一応、中を見たが3人組の姿は無かった。少し不安になったが先行、後続か分からないので仕方ない。

小屋は一杯なので外のベンチで昼食を摂る事にした。石段と小屋が見えるベンチで昼食中、3人組が20分遅れで到着したのが見えた。直ぐに石段を登って行った。

降りて来たら声を掛ける積りだったが、神社で大休止らしく降りて来ないので、つつじ尾根を下山すべく出発した。

どのルートでやって来たのかは分からないが、勝手な不安が解消されてホッとした。

後は慣れたつつじ尾根を降るだけである。



コースタイム 歩行時間 5時間31分 休息 1時間10分 合計 6時間41分

清滝バス停発    7.44
金鈴橋       7.50
高雄分岐      8.00
大杉谷分岐     8.10
月輪寺分岐     8.17
八丁尾根分岐    8.21
梨木大神      8.49-54
迂回路取付     9.04-07
林道        9.30
首無地蔵      9.45-56
竜の小屋     10.07
竜ケ岳取付    10.12
トラバース    10.44
竜ケ岳山頂    11.04-09 ここまでアイゼン探しで10分ロス
鞍部       11.15
展望地      11.49-50
ジープ道出合   11.53
地蔵辻      12.01
石段下小屋    12.09
境内       12.10-44 昼食
黒門       12.49
水尾別れ     13.02-07 靴紐締め直す
つつじ尾根取付  13.10
荒神峠      13.34-40
ビューポイント  13.57
ヌタ場      14.07
踊り場      14.17
下山口      14.19
JR保津峡駅    14.25


        清滝バス停発  7:44  金鈴橋から

        大杉谷取付  8:10

    月輪寺取付  8:17

        八丁尾根取付  8:21

        鉄板橋  

        風前の灯火

        梨木大神  8:49-54

        迂回路取付  9:04-07

        ノントレはここだけ

        林道に出る  9:30

        林道

        途中に見えた墨絵の世界

        これから登る竜ケ岳

        首無地蔵  9:45-56

        京都市街

        沢沿いを行くむ

        林道に出る

        竜の小屋

        沢沿いに



        渡る

        竜ケ岳取付  10:12

    急な尾根を登る



       一旦緩む

        再び急登

        右にトラバースする  直登のトレースも有る

        山頂から派生する緩い尾根に乗る

        この辺りの積雪 65cm

     竜ケ岳山頂  11:04-09 921m

        裏愛宕山

        京都市街

        地蔵山

        下山する 積雪多い

        鞍部 竜の広場へはトレース無し

        快適な林間スノーロード



        展望地から竜ケ岳と地蔵山

        竜ケ岳

        地蔵山



        ジープ道出合  11:53

        地蔵辻  12:01

        比良山系

        一昨日歩いた比叡山系

        石段下小屋の気温はマイナス0.5℃

        境内で昼食後愛宕山を後にする  12:10-44

    黒門

        歩き易い表参道

        水尾別れ  13:02-07  靴紐を締め直す

        つつじ尾根へ  13:10

つつじ尾根道

        急下降

        荒神峠  13:34-40 アイゼン外す

        つつじ尾根道

        ビューポイントから愛宕山

        2ピーク

        1ピーク

        ヌタ場  14:07

    ここから急下降



        踊り場から駅ホーム

        つつじ尾根下山口

        JR保津峡駅着  14:25

        








本坂から東塔、大比叡を経て西塔、横川へ 2016.01.21

2016-01-22 | 山行746


2016.01.21(木) 今年7回目の山行 天候 晴れ後曇り 単独

前日京都市内でも積雪が有った。山にもかなり積もっているだろう。比良は積雪の様子が不明なので自重して、愛宕山系か比叡山系のどちらかに行く事にした。

結局、被写体の多い比叡山に決めた。堂塔伽藍の古建築物は圧倒的に多いからである。昨日の夕刊では雪景色の金閣寺が載っていた。雪山を歩くだけでなく雪を纏った堂塔を写す積りである。

贅沢を云えば降雪の直後が理想だ。それは無理なので翌日に行けるだけでも幸運としょう。

行動の早い人はいるもので本坂から大比叡のコースには前日のトレースが有った。

昨日の今日なので根本中堂では雪かきの真っ最中だった。写真を撮るものとしては除雪しないでそのままにして欲しいところだが仕方ない。戒壇院では除雪が遅れており踏み跡の無いものが撮れた。

大講堂、阿弥陀堂、東塔なども除雪作業が進んでいた。

大比叡のルートにも踏み跡が有ったので問題なく歩けた。その後展望台まで有ったトレースはここから無くなった。しかしノントレは国家鎮護の石碑までだった。そこまで1台の車が入っていた。

西塔に入る橋には東塔からの踏み跡が有った。山王院から浄土院に向かう。雪の浄土院を写すのは初めてである。

椿堂から釈迦堂に入る。参拝者は見られない。一部除雪が済んでいた。居士林を過ぎトンネルをくぐり峰道を行く。この辺りからノントレである。獣のトレースが有るだけである。

ここまでハイカーだけでなく参拝者にも会っていない。快適なノントレの雪道が続く。青龍寺分岐を過ぎてもノントレは続いた。積雪は20~30cmぐらいである。もちろんアイゼンは不要である。

予定通り昼に着いた玉体杉で昼食にした。風は全く無く気温は3℃だったが寒くなかった。30分近く休息後ノントレの雪道を横川に向かった。

競合い地蔵からトンネルを潜って少し行った所でトレースが有った。横川からここまで来て引き返したようだ。このまま行くと今日は誰にも出会わないのかと思った。ところが横川駐車場の直前で7.8人のグループに行き会った。

横川の検札所で坂本に行きますと声を掛けた。どの道を行くのと聞かれ雪が多いから大宮林道を行くように勧められた。中尾坂に雪が多ければそのようにしますと云い境内に入れて貰った。

横川中堂から元三大師堂を廻り恵心堂に向かった。恵心堂こそ今日の撮影のメイン対象だった。どうか踏み跡が無いようにと願った。

奇跡的に雪が積もった状態で誰の足跡も無く、もちろん除雪もしていない。

途中で出会ったグループの足跡が鐘楼から続いていたので、寄って行った可能性も有るので危惧したのだった。

雪を過不足なく纏った理想の恵心堂を撮る事が出来た。これで今日の目的は達成できた。前庭に踏み跡の無い光景を写す事が出来たのは幸運だった。

中尾坂取付に来て見ると積雪は15cmほどで、その上前日に付いた登って来るトレースが有ったので全く問題なく降りられる。

グループのトレースは林道に有り八王子山から登って来たものと思われる。

松禅院から奈良坂を通り西教寺前を通過、里坊路をJR比叡山坂本駅に向かった。




コースタイム 歩行時間 6時間12分 休息 59分 合計 7時間11分

JR比叡山坂本駅発   7.47
休息所        8.05-15 身支度
登山口        8.18
垢坂分岐       8.26
鉄塔         8.41
亀塔         9.19
延暦寺会館      9.29
根本中堂       9.35
阿弥陀堂       9.46
大比叡       10.12
山頂駐車場     10.21-31 エネルギー補給
展望台       10.41-43
西塔入口      10.55
浄土院       11.02-03
釈迦堂       11.15-19
青龍寺分岐     11.39
玉体杉       12.01-29 昼食
競合い地蔵     12.35
横川駐車場     13.00-02
横川中堂      13.07
元三大師堂     13.12
恵心堂       13.17-19
中尾坂取付     13.24
小屋        13.42
飯室不動堂     14.05
仮橋        14.08
奈良坂下山口    14.22
西教寺門前     14.31
里坊路       14.45
JR比叡山坂本駅着  14.58


        JR比叡山坂本駅発  7:47  残雪の道を行く

        駅にはベンチが無かったのでここで身支度する  8:05-15

 登山口  8:18

本坂、東塔、大比叡、西塔

分岐  8:26 左を行く 階段は垢坂ここからも行ける

        分岐から見えた琵琶湖、三上山

        垢坂から来るとここに出て来る

        積雪は多くないが歩き難そう

        途中見えた琵琶湖大橋

        本坂

        悲田谷道分岐  9:12 大宮林道に行ける

        雪をかぶった亀塔

        ひっそりとした法然堂

        最後の急坂

        延暦寺会館  9:29

        文殊楼

        除雪中の根本中堂

        大講堂

        戒壇院



        阿弥陀堂への階段

        阿弥陀堂  9:46

        東塔

        ここをくぐる

        この階段から大比叡に向かう  9:48

        大比叡に向かう







        分岐 右に行く 左はケーブル延暦寺  10:01

  NTT施設

         各社のテレビ中継施設

        大比叡  10:12 一等三角点 848.3m

山頂駐車場

        横高山、水井山



        ここでエネルギー補給  10:21-31

   分岐 右に行く 左はケーブル比叡

        展望台  10:41-43

    ケーブル比叡方面

        横高山 水井山

        眼下に岩倉

        つつじ丘

        ここからノントレース





        ノントレはここまで

     西塔入口  10:55

        橋を渡る

        山王院



        浄土院に向かう

        浄土院  1102-03



   椿堂

        釈迦堂  11:15-19



    居士林を過ぎ峯道へ トレースは獣のみ

        ドライブウエーの向こうに樹氷が

        峰道



        青龍寺分岐  11:39

        峰道

        奇妙なトレース 一見ハイカーのようだが違う

        不自然なトレース



        ノントレース



        玉体杉  12:01-29 ここで昼食にする 風はなく寒くない

        玉体杉、横川、中尾坂、松禅院

        積雪は40cm近い

        玉体杉からの展望 双耳峰の比叡山

        眼下に京都市街

        玉体杉

        ノントレースの道を競合い地蔵へ



        競合い地蔵  12:35

        トンネルをくぐる

        トンネルを出たところからトレースが有った

        横川駐車場  13:00-02 ここに着く前7.8人のグループに行き会う

        横川中堂



        元三大師堂

        鐘楼

        恵心堂







        中尾坂取付  グループの足跡は三石岳、八王子山からのようだ

        中尾坂 傾いた巨木の横を通る

        積雪は10cmぐらい



        崩れかかった小屋 ここから九十九折になる  13:42

   中尾坂

        松禅院に近づく

        中尾坂下山口  14:03

   飯室不動堂

        松禅院

        仮橋を渡って奈良坂へ

        奈良坂

        分岐 右へ

        奈良坂

        奈良坂下山口  14:22

  西教寺門前

        途中見えた八王子山の牛尾宮と三宮宮

        里坊沿いに駅へ

        JR比叡山坂本駅着  14:58
        

 


        








大原バス停から大原三山 2016.01.17

2016-01-18 | 山行746


2016.01.17(日) 今年6回目の山行 天候 晴れ時々曇り 単独

前回は足を酷使したので今回はショートコースである。

古知谷から2回登っている焼杉山を、今日は大原から未踏の南東尾根を登る事にした。

バス停から4.5分にある登山口が南東尾根の取付である。いきなりの急登で体が付いて行かない。

小ピークまで来てやっと何時ものペースになった。アップダウンを続けながら少しづつ高度を稼ぐ。コースの2/3ぐらいで左に大きく曲がる。

ここから20分で標識11がある主稜線に出たが、直前の山腹道は幅が狭く何だか怪しくて少々不安だった。

主稜線を西に5.6分行くと焼杉山に着いた。山頂からの眺望は殆ど無い。僅かに樹間から大原の里が見えるぐらいである。

今日はこの後、翠黛山から金比羅山へ縦走の予定である。小休止後、尾根を下り大原、天ケ岳に分かれる四辻に着いた。

翠黛山に直行、20数分で山頂に着いた。ここも給水だけで金比羅山に向かう。途中今日初めての出会いは若いカップルだった。

その後、10人程のグループに追いつき先に行かせて貰う。鞍部を少し行った所で今度は降りて来る10人グループと行き会い道を譲る。

新調の赤い鳥居が有るピークに着いた。直ぐに三角点に向かう。三角点で大休止となった。後続グループの声は時々聞こえるが三角点にはやって来なかった。

じっとしていると少し寒いのでウインドブレーカーを着た。何時もの通りビール、ポットのコーヒー、パンの昼食を摂った。

食べ終え、赤い鳥居に戻る途中先程のグループは昼食の最中だった。何故三角点に行かないのか理解に苦しむ。

今日は戸寺バス停がゴールなので江文峠でなく神社の方に向かい下山する。赤の鳥居から1時間かからずに戸寺バス停に着いた。



コースタイム 歩行時間 3時間42分 休息 48分 合計 4時間30分

大原バス停発     8.31
登山口        8.35-39
防獣柵        8.42
テレビ中継塔     9.04
小ピーク       9.12
左ターン       9.32
主稜線        9.52
焼杉山        9.58-10.10
大原、天ケ岳分岐  10.35
翠黛山       10.58
赤い鳥居      11.21
金比羅山      11.27-59
赤い鳥居      12.06
琴平宮       12.20
防獣柵       12.41
府道横断      12.45
戸寺バス停着    13.01


        大原バス停を8:31発  登山口  8.:35-39

        防獣柵  8:42

        ここまで来てホッと一息

        登りは続く

        急斜面に有るNHK、KBSのデジタルテレビ中継施設

        尾根の登り



        小ピーク  9:12

   一旦降る

        尾根の登りが続く





        ひだりに大きく曲がる  9:32

        登る

        不安になった狭い道

        11番の標識 主稜線に乗る  9:52

        振り返る 右が登って来た道

        キツイ登り

        標識12番 山頂は直ぐそこ

        焼杉山  9:58-10-10 三等三角点 717.6m

        樹間の展望 大原の里

        シャクナゲ尾根か

        下山する

        標識 13番

        目印になる切り株

        溝状の道が続く





        四辻 天ケ岳、大原の分岐 直進して翠黛山へ  10:35

     翠黛山へ









        最後の登り

        翠黛山  10:58 577m

        分岐

        金比羅山へ

        鞍部  11:13

        金比羅山へ



        赤い鳥居 右から廻りこみ三角点へ向かう  11:21

        金比羅山が見える

        金比羅山  11:27-59 三等三角点  572.8m

        赤い鳥居に戻る  12:06

        分岐

        大原の里が見える

        分岐 直進すればゲレンデ 右折する  12:14

        琴平宮

        下山路

        戸寺へ

        渡る

        防獣柵

        分岐 左は江文神社 右に行く

        府道を渡る

        戸寺へ

        金比羅山を振り返る

        翠黛山を振り返る

        高野川

        焼杉山を振り返る

        戸寺バス停着  13:01