M2の山と写真

午年の馬力で近場の四季の山々をトレッキング

坊村から曇天の武奈ケ岳  2014.08.24

2014-08-30 | 山行746


2014.08.24(日) 今年67回目の山行 天候 曇り後雨  単独

今月は天候不順と多忙の為、なかなか山に行けなかった。

目標回数には5回足りない。

今日の天気予報では午後3時頃から崩れるらしい。下山時の雨は覚悟で出掛けた。

出町柳からのバスは曇天に拘わらず、ハイカーは多かった。平で10人下車、坊村で殆どが下りた。このバスは先週の豪雨の影響で細川止りのようだ。

御殿山まで全く風が無く蒸し暑くて苦しかった。

西南稜は適度な風も有り、快適な稜線歩きだったが、曇天は変わらず眺望は今一つだった。

武奈ケ岳山頂で小休止の後、イブルキ夏道を通り八雲ケ原に向かった。久し振りの夏道は荒れていて歩き難かった。この時期でも冬道を選択する方が無難ではないかと思った。

八雲ケ原に着いてみるとガスが立ち込めていた。雨が近い予感がする。

昼食を終え、北比良峠まで来ると予報に反して降って来た。

ダケ道を下山中、雨はかなり降って来た。先週の二の舞かと危惧したが大した事無く済んだ。途中3回ほど雷鳴を聞いたが近づく事はなかった。

大山口の橋は流されたという情報も有ったが元通りに修復されていた。



コースタイム

坊村三宝橋発     8.57
窪地         9.37-39
夏道分岐       9.56
見晴台       10.16-18
御殿山       10.30-33
ワサビ峠      10.37-41 カメラ電池交換
第1ピーク      10.49
第2ピーク      10.58
武奈ケ岳      11.10-18
コヤマノ分岐    11.29
イブルキノコバ   12.03
八雲ケ原      12.19-52
北比良峠      13.06
カモシカ台     13.47
大山口       14.23
イン谷口      14.40
JR比良駅着     15.13


         比良山荘

         三宝橋発  8:57

         明王院

         窪地まであと少し

         窪地

         夏冬道分岐

         夏道

         御殿山  10:30

         ワサビ峠

         西南稜からの武奈





         第2ピーク

         西南稜を振り返る



         武奈ケ岳  11:10

         コヤマノ分岐

         イブルキ夏道











         イブルキノコバ

         八雲ケ原に近づく

         八雲ケ原  12:19

         秋の気配

         霧の八雲ケ原



         南部湿原



         北比良峠  13:06

   大山口

         イン谷口

         JR比良駅着  15:13



豪雨に遭った、つつじ尾根から愛宕山  2014.08.16

2014-08-17 | 山行746


2014.08.16(土)  今年66回目の山行 天候 曇り後大雨 単独

昼前には雨に遭うだろうという予想だったが、想定以上の集中豪雨だった。
荒神峠に着く前に降って来た。それ程の降り方ではない。既に汗で、濡れているので雨具を着ずにそのまま登って行った。遠く西の方から雷鳴が聞こえて来た。

本降りになるまでに石段下小屋に着けるかもしれない希望は甘かった。
10分もしない内に本降りになった。雷鳴はあっという間に近づき、そこかしこに落雷の大音響が木々を震わせた。

7発目の落雷は、ほぼ峠を登り切って表参道出会に近づいた時だった。根拠はないが樹林帯を歩いている限り落雷に遭う事は、無いという思いが有ったが、100mほど前方で炸裂した時は肝が冷えた。

この後、雨は激しく降っていたが、雷は遠ざかった様だった。
水尾別れから傘をさして歩いた。表参道はまるで川の様だった。既に靴の中はぐしょぐしょになっていた。

特に頑張り坂の階段は小滝の連続の様だった。こんな状況に拘わらず下山者に出会った。
初めの一人は上下とも雨具で完全装備だったが後の2人は傘だけだった。その後、運動靴でビニールの雨具を被った軽装の若い女性3人に行き会った。

黒門が見えて来た時、いきなり20mほど前方で閃光と共にドーンという雷鳴に遭遇した。
もう生きた心地がしなかった。辺りを見回しても落雷の痕跡はなかった。痕跡を残さない落雷現象も有るのか良く分からないが恐怖の一瞬だった。

石段下小屋では2人が雨宿りを、しばらくしてもう一人増えた。1時前に小降りになるまで、なす術もなく待機は仕方ない様だった。土砂降りの中を3人のトレランの若者が、ずぶ濡れになりながら走っていた。

乾く筈はないが靴下を脱いで絞った。靴の中も水が溜まっていた。
ズボンは濡れているのに、シャツを替えただけで不思議に寒くはなかった。

ゆっくりと昼食を終えたが、雨は未だ断続的に強く降っていた。
1時前に小止みになったので、3人は意を決して一人ずつ下山して行った。

雨は完全に止まないので、雨具上下とも着込み下山にかかった。
道は登りの時に比べて水の流れは1/3 位になっていた。

水尾別れからは水尾に降った。この時、表参道を清滝に降っていれば六丁峠を越える苦労は無かった。もちろんJRが止まっているとは思いもしなかった。

900m の標識で暑くなったので雨具を脱いだ。雨は殆ど降っていない。ところがその後降ったり止んだりが続くのである。かなり強く降る事も有って不愉快極まりない。

水尾から緩やかな旧道を水尾川に沿って歩いて来たのだが、水尾川の水量が恐ろしい程増えて濁流が逆巻いているのには驚いた。こんな所に落ちたら先ず助からないと思う。

山の斜面からも臨時の水路が出来て奔流となって水尾川に落ちている。
この分で行けば保津川も相当増水しているのではないか。この時点でもJRが止まっている事に気が付かなかった。

保津峡駅に着いてみると数十人の人で溢れていた。殆どがラフティングの人達だった。
聞くと昼前から嵯峨野線は豪雨の為、運転取り止めが続いていて、再開は17時頃だという。
現在再開の為、安全点検中らしい。JRの社員も出張して来て説明をしている。

3時40分ごろ改めてJRから現状報告の放送が有った。再開は夜になるという。

待っていられない。六丁峠越を決断した。一時止んでいた雨がまた降り出した。
1時間近く掛かり一の鳥居に着いた。そこから25分で嵯峨小学校前のバス停に着いた。
丁度丸太町烏丸行のバスが3分後に有る。ところがバスはなかなか来ない。

10数分遅れでやっと来た。全身が濡れているので座席に座ることが出来ない。35分立ち続けた。車内は冷房が良く効き寒いのには参った。その後の地下鉄も寒かった。

何はともあれ無事に自宅に帰れた。



コースタイム

JR保津峡駅発     9.31
つつじ尾根取付    9.35
踊り場        9.39
ヌタ場        9.50
ビューポイント   10.04
荒神峠       10.23-24
水尾別れ      10.58
石段下小屋     11.25-13.05
黒門        13.13
水尾別れ      13.31-33
900m        13.51-55
社務所裏道取付   14.06
1800m        14.12
水尾小学校跡    14.16-20
明智越       14.38
新道出会      14.45
JR保津峡駅着    15.08-42
落合        16.04
六丁峠       16.25
一の鳥居      16.36
嵯峨小前バス停   17.01


         JR保津峡駅発  9:31

煙る愛宕山

         つつじ尾根取付

         踊り場からの保津峡駅

         激登り

         ヌタ場

         つつじ尾根

         ビューポイントから見る愛宕山

         荒神峠  10:23

         雷雨の中を登る

         水尾別れ  10:58

雨に洗われる神社石段

         下山時の黒門

         登り時に比べて1/3に減少した水量

         水尾別れ

         普段見られない小沢の流れ

         標識900m ここで雨衣を脱ぐ

         社務所裏道取付

         標識 1800m

         山から道を流れる水流

         最近出来た水路を濁流が流れる

         旧道も水浸し

         一時止んだ雨



         水尾川の逆巻く奔流



         明智越

         激流

         激流に抉られた道



         奔流に注ぐ滝のような水流

         新道出会

         にわかに出来た滝のような流れ

         JR保津峡駅着  15:08

         増水した保津川



         落合付近

         六丁峠への道から望む保津川





         一の鳥居  16:36
         
嵯峨小学校前バス停着  17:01










バス停 登山口から青龍寺を経て横高山 2014.08.13

2014-08-14 | 山行746


2014.08.13(水) 今年65回目の山行 天候 曇り 単独

今日も曇天の下、国際会館から大原行のバスに乗りバス停登山口で下車した。
ここから登るのは初めてになる。

黒谷越と言うらしい。途中せりあい地蔵に向かう横川越が分岐している。

今回はこの道を行き、青龍寺を経て峰道に入り玉体杉を通過、せりあい地蔵から横高山に登る。その後せりあい地蔵に戻り横川に入る。日本生命慰霊塔横の中尾坂を飯室谷松禅院に降る。さらに奈良坂から西教寺を経てJR比叡山坂本駅に至る。

青龍寺までの1.7kmはそれほどの急坂では無かったが、風がない上に蒸し暑く応えた。
青龍寺からの長い石段を登りきれば緩やかな林道に出る。20分ほどで峰道に出会った。ここからも歩き易い道で時々風も有って快適である。

玉体杉まで10分かからず着いた。カップルが休息していた。何時もは、ここで昼食だが今日は早すぎる。
修学院駅から雲母坂を登ってここまで来る時間の半分である。

17分で横高山に着いた。未だ早いと思ったが横川に入ると飲食は憚られる。それで昼食にした。水井山から来たらしい年配のハイカーに出会った。しばらくして玉体杉のカップルも登って来た。大原の戸寺に抜けるらしい。

食後、せりあい地蔵まで降りると大原に行くという男女2人に会った。横川での参拝、観光客以外では今日、出会ったハイカーはこの5人だけだった。

せりあい地蔵からは20分程で横川パーキングに着いた。

横川に入るにはゲートで頭を下げて許可を得なければならない。何時もはそうしているのだが今回は奥の手を使った。GPSの軌跡で分かって貰えると思う。

横川中堂、恵心院を過ぎて中尾坂を降った。始めは急だが直ぐに緩やかな路になる。35分程で松禅院に着いた。ここから奈良坂を経て西教寺、JR比叡山坂本駅まで1時間だった。



コースタイム

登山口発     9.14
横川越分岐    9.24
四丁       9.27
九丁       9.44
十四丁     10.00
青龍寺     10.02-03
林道      10.07
峰道出会    10.23-26
玉体杉     10.45
せりあい地蔵  10.50
横高山     10.57-11.31
せりあい地蔵  11.40
横川P 12.02
東海自然歩道  12.03
仰木峠分岐   12.05
竜池      12.10
横川中堂    12.13-16
恵心院     12.22
日本生命慰霊塔 12.27
中尾坂取付   12.27
破れ小屋    12.42
松禅院     13.03-08
パイプ橋    13.10
分岐      13.15
松禅院近道石柱 13.23
西教寺     13.32
JR比叡山坂本駅着14.05


         バス停が登山口 そしてここが登山口

         初めは緩やか

         背後に見えるのは瓢箪崩山

         分岐 左は横川越

         四丁

         直線の登りが続く

         九丁

         中央分離帯にある黄色に苔むした石の列

         十四丁

         青龍寺  10:02



         長い石段



         緩やかな林道

         西塔への道

         峰道出会

         峰道



         玉体杉まで0.6k

玉体杉  10:45

通って来た青龍寺が見える

         せりあい地蔵

         横高山  10:57 767m

山頂広場

         激下りを降る

         峰道

         横川パーキング

         東海自然歩道

         分岐 左は仰木峠

         竜池に出る

         横川中堂



         恵心堂



         日本生命慰霊塔

         中尾坂取付

         行く手に見える破れ小屋から道は九十九折になる





         松禅院に着く

         苔に覆われた古木

         飯室不動堂



         苔むした穴太積の石垣

         パイプ橋 ここから奈良坂



         分岐 坂本は右

         里に出る

         西教寺

         JR比叡山坂本駅着  14:05
         


台風一過  平、権現山から蓬莱山  2014.08.11

2014-08-12 | 山行746


2014.08.11(月) 今年64回目の山行 天候 曇り 単独

台風一過、青空一杯とはならず曇天だった。
比良にも相当雨は降ったと思われるので、ガケ崩れしてないか少し不安が有った。

これは杞憂だった。下山路のキタダカ道は一か所崩れていたが小規模で歩行に差支えなかった。樹林帯では昨日の台風で折れて落ちた小枝や葉が、至る所で散乱して登山路を塞いでいたが歩き難い程ではなかった。

平で下車したのはM2の他は1名だけであった。バスには3名残ったが多分坊村だろう。
昨日の今日ではこんなものか。

アラキ峠までは無風で蒸し暑かった。その後は風が有り、権現山に着くと風は涼しく感じた。

琵琶湖の展望はイマイチで空と比例してどんよりとしていた。

小女郎ケ池に寄った後、蓬莱山に向けて歩いていると上空には黒い雲が現れ、風も強くなって寒いくらいだった。

そこで昼食は何時もの天心苑でなく、蓬莱山山頂にある山の神休息所で摂ることにした。

ゆっくりと昼食を済ませ、天心苑を通りクロトノハゲ、天狗杉を過ぎた所で休息中の若者2人に会った。今日、出会ったのはバスの1人と栗原から登って来たらしい人と合わせて4人だけだった。

JR志賀駅では1分違いで乗り遅れた。



コースタイム

平バス停発     9.29
国道口       9.35
登山口       9.43-45
アラキ峠     10.10-13
権現山      10.37-41
ホッケ山     11.04-05
小女郎峠     11.23
小女郎ケ池    11.26-29
小女郎峠     11.33
蓬莱山      11.55
山の神休息所   11.56-12.59
天心苑      13.21
クロトノハゲ   13.43-44
番屋岩      15.52
天狗杉      14.10-12
第1堰堤      14.50-56
木戸登山口    15.07
JR志賀駅着    15.25


         平バス停発  9:29

         濁る安曇川

         国道口

         水の流れる林道

         登山口

         水の流れるドン谷 この谷で水流を見たのは初

         登山路も水路に

         アラキ峠  10:10

         落ちた杉葉が埋まる登山路

         権現山  10:37 996m

         すっきりとしない展望 南方面 比叡山

         琵琶湖大橋

         沖島

         ホッケ山

         琵琶湖大橋

         ホッケ山  11:04 1050m

         振り返る権現山

         沖島

         琵琶湖大橋

         蓬莱山

         沖島

         振り返る ホッケ山と権現山

         黒雲が上空に

         小女郎峠

         小女郎ケ池







         蓬莱山  11:55 1174m

         山の神休息所

         遠く武奈ケ岳



         観光客も

         沖島



         琵琶湖大橋

         天心苑

         振り返る 蓬莱山

         沖島

         鉄柱ぞいに登れば山頂ホテル横に出る 積雪時の冬道

         ここから少し急降下

         クロトノハゲ

         番屋岩

         天狗杉  14:10

散乱している枝葉

         道を塞ぐ倒木

         ここは左に 真直ぐ行けば琵琶湖バレー

         第1堰堤

         木戸登山口

         JR志賀駅着  15:25




雨中の大杉谷から愛宕山  2014.08.06

2014-08-08 | 山行746


2014.08.06(水) 今年63回目の山行 天候 雨後曇り 単独

南アルプス山行で体力を使い果たし、8月に入って再起第一戦である。

2日間、仕事をこなし今日6日、未だ足腰は重い。
目標回数が少し遠のいているので、とにかく一歩を踏み出さなくてはならない。

天気予報では午後3時頃から崩れるとの事だったが、完全に外れJR嵯峨嵐山駅から清滝トンネルを抜けた途端、夕立のような雨に見舞われた。この雨は大杉谷第1ベンチ辺りで小降りになるまでかなり強く降った。靴の中までぐしょぐしょになって歩き難い事甚だしい。

傘差し手の登行は体力が万全でないだけにキツイので、第1ベンチで傘をしまいストック使用に切り替えた。

第4ベンチからの九十九折では、普段なら一気に登れるのに何度も足を止めて、息を整える始末だった。月の輪道に出ても同様だった。相当に疲労が残っているらしい。

こんな天候でも登って来る人は、いるもので石段下小屋では10人程が食事中で、下山時にも10人近く出会った。

予定ではつつじ尾根を降りる積りだったが、泥濘が予測されるのと靴中が気持ち悪く歩き難いので別れから水尾に降った。石段下小屋からJR保津峡駅まで2時間と3分かかった。



コースタイム

JR嵯峨嵐山駅発    9.00
釈迦堂仁王門     9.11
清滝トンネル     9.38
バス停        9.46
清滝         9.55
大杉谷取付      10.13-15
第1ベンチ      10.38
第2ベンチ      10.59
第4ベンチ      11.14-16
月輪道出会      11.35
石段下小屋      11.48-12.35
黒門         12.42
水尾別れ       13.00
900m         13.19
社務所裏道取付    13.32
1800m        13.38
水尾小学校跡     13.41-49
明智越        14.07
新道出会い      14.13
中尾根取付      14.22
JR保津峡駅着     14.38


         JR嵯峨嵐山駅から11分 釈迦堂仁王門

         小楠公菩提寺宝筐院

         あだし野念仏寺

         つたや

         一の鳥居 平野屋

         清滝トンネル

         トンネル内部

         バス停前 右の道を少し行った所で土砂降りに

         トイレ前 引き返す事も考えたが決行する

         清滝の橋の上から南を望む

         大杉谷取付 樹林帯なので幾分雨は緩和される

         第1ベンチ ここで雨は小止みになる 傘を仕舞う

         第2ベンチ

         第2ベンチ前からの展望

         第4ベンチ

         雨は上がり明るくなった九十九折の杉林

         月輪道出会

         石段下小屋 気温 22.5℃   11:48-12:35

霧にむせぶ神社石段

         神社参道

         黒門

         参道脇の杉大木

         水尾別れ

         水尾への道

         中間点 900m

         水尾への道

         社務所裏道取付

         水尾 別れから1800m

         水尾小跡  13:41

         旧道

         雨上がりの緑



         明智越

         新道出会

         中尾根取付

         JR保津峡駅着  14:38