2014.05.10(土) 今年42回目の山行 天候 快晴だが風強い 単独
金糞峠から木戸峠間は相当ご無沙汰なので行く事にした。10年ほど前には全山縦走で頻繁に歩いていたが何故か足が遠のいていた。
堂満岳を西から廻りこむと南比良峠。この辺りは明るくて新緑が始まった木立が美しい。湖西から眺める堂満は三角だが、此処からの堂満岳は台形になる。
烏谷山や比良岳近い大岩から琵琶湖の眺望は好天もあって素晴らしいものだった。この大岩周辺は広場になっていて、100名以上のハイカーが押し寄せてもゆったりと休息できる場所である。
そこから1分も行けば比良岳の標識があるが、実際の山頂は少し西にある。
昭文社の登山地図は山頂を経由しているが、国土地理院の地形図では200mほど東を南南西に通過している。時間も押しているので木戸峠に向かう。
烏谷山からの激下りと違って、比良岳から木戸峠の道は明るくて歩き易い。10年ほど前、この辺りで熊に遭遇したのを思い出した。その時は何月頃だったか、木々が繁っていたので今日のように明るくはなかった。
木戸峠からクロトノハゲを経て打見山の積りだったが、峠から直ぐの所が崩壊していて通行不能だった。仕方なく戻りゲレンデを登って行った。15分も掛からないがこの登りが結構、空き腹に応える。打見山で昼食の予定だったが今日は初めから風が強く、この時間もかなり吹いているので山の神休息所に行く事にした。山頂から20分の辛抱で蓬莱山に辿り着いた。休息所は無人だった。しばらくして1歳ぐらいの子供を連れた若い夫婦が入って来て賑やかになった。
昼食を終えて下山に掛かった。コースは以前一度だけ歩いた金比羅道である。
金比羅峠までは大小の石がごろつく上に急な段差があったりして、何か嫌らしいが峠からは比較的歩き易くなった。
途中からは道幅も広くなり舗装もされていた。金比羅神社を経てJR蓬莱駅に向かう道は膝か笑うというよりも泣く道である。痛みを堪えて1時間やっと駅に着いた。
コースタイム
JR比良駅発 8.17
イン谷口 8.51
大山口 9.09
青ガレ 9.36
金糞峠 10.00
堂満分岐 10.11
縦走路堂満出会 10.20
南比良峠 10.36
荒川峠 10.52
烏谷山 11.14-15
葛川越 11.33
大岩 11.44-48
比良岳標識 11.49
木戸峠 12.13-15
打見山 12.30
蓬莱山 12.49
山の神休息所 12.50-13.36
金比羅道出会 13.39
金比羅峠 14.00
金比羅神社 14.57-15.01
JR蓬莱駅着 15.58
イン谷口 8:51
新緑が目に染みる
大山口
新緑
隠れ滝 パス
青ガレ 9:36
もう少し
金糞峠 10:00
縦走路へ
振り返る
堂満出会
縦走路堂満出会
左堂満 右縦走路
薄緑のグラデーション
南に向かう縦走路
この時期だけの色彩
縦走路
新緑
縦走路
新緑の木立
南比良峠 10:36
振り返る堂満岳
大橋分岐
堂満岳
かすかに見える沖ノ島
快適な縦走路
荒川峠 10:52
内湖
打見山 蓬莱山
琵琶湖大橋
琵琶湖
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烏谷山 標識 山頂は西に少し登った所 11:14 1076m
烏谷山 比良岳の軌跡
近づいた琵琶湖バレー
ここから激下り
見えた比良岳
木立が綺麗
琵琶湖
越えて来た烏谷山
葛川越 11:33
烏谷山が見える
大岩 11:44
比良岳の標識 実際の山頂は西200m
人が入れる名物木
見える打見山
快適な縦走路
木戸峠 12:13
峠の地蔵
崩落地 とても通れない
ゲレンデから武奈ケ岳
打見山 12:30 1108m
蓬莱山に向かう
琵琶湖
蓬莱山 1174m 12:49
山の神休息所
南方面 権現山 比叡山
北に釈迦岳が見える
金比羅道分岐
金比羅道の軌跡
琵琶湖
ごろついた道
琵琶湖
崩壊地 以前の登山道はここに有ったようだ
金比羅峠 14:00
少し歩き易くなった道
新緑
ここから道幅が広くなる
目も覚める新緑
琵琶湖大橋が見える
金比羅名水
金比羅神社 14:57
三上山が見える
猿に遭遇
JR蓬莱駅到着 15:38
(後記)
今日は好天もあってJR比良駅を下車した登山者は多かった。ほとんどが8時20分発のバスに乗ったようだ。徒歩でイン谷口へ行くのはM2を含めて2名だけだった。
バス組の大部分は30分ごろ着いて正面谷を行ったと思う。桜のコバで堂満に向かう2名に出会った。バス組かどうかは分からない。M2は51分に着いてバス組を追いかけた。
ほどなく2名に追いつく。武奈の行き方を聞かれる。坊村からのピストンは経験しているようだ。武奈最短路であるコヤマノ岳南尾根の道を教える。下山は坊村らしい。
大山口を越えて水場で休息中のあきほさんに追いつく。何時ものように重荷の為か辛そうだった。
青ガレまでに15人、休息中の10人、その後峠までに10人、計35人ほど追い越した。バス組は殆ど追い越したと思う。
これが後になって祟った。打見山、蓬莱山の登りはバテて辛かった。
やはりペース配分は無理したらダメだと思い知らされた。
金糞峠から木戸峠間で7人のハイカーに行き会った。南比良峠付近で出会った人は40歳ぐらいで栗原から来たという。蛇谷ケ峰を目指す全山縦走中との事。先週も逆コースで歩いたという。驚いた。1週間に2度も挑戦とは大したものだ。彼の若さが羨ましくなった。
M2も10年ほど前、5回全山縦走を経験しているが、間隔を空けての事だった。この年になって、そんな事はもう2度と出来ないと思うと老残の悲哀を感じた一瞬であった。
10日は南比良縦走でしたか、歩く距離も私の3倍近い走行と
比良駅から2時間もかからずに金糞峠には どす。
バスの乗客も全て追越、どこにそんなスタミナがあるのでしょうか・・・ とても真似できそうにありません こちらは花を愛でながら、のんびり山歩きです。
週2回をペースに頑張っていられますネ
持久力と元気の素を少し分けて欲しいぐらいです。