■リンゴのテーマ (こいつ) / George Martin Orchestra (United Artists / 東芝オデオン)
今更ながら、こういうレコードは出会った時にしか買えないと思います。
ちょっと高かったんですが、それを言い訳にしている事がミエミエだとしても、ど~せ、あの世まではお金を持っていくことが出来ませんからねぇ……。
なぁ~んだ、まだ、言い訳していやがんのかっ!
という声がはっきりと聞こえます。
もちろん内容はビートルズ関連ですが、なにもジャケ写どおりにリンゴ・スターが歌っているわけじゃなくて、ビートルズ初の主演映画「ビートルズがやって来るヤァ! ヤァ! ヤァ! / A Hard Days Night」で使われていたジョージ・マーティン楽団の演奏によるインストの挿入歌で、楽曲そのものは「This Boy」というのが真相です。
しかも、ご存じのとおり、オリジナルレコーディングアルバムとしての「ビートルズがやって来るヤァ! ヤァ! ヤァ! / A Hard Days Night」は、イギリスではビートルズによる歌と演奏ばっかりを収めたものだったのに対し、アメリカではあくまでも映画としての「ビートルズがやって来るヤァ! ヤァ! ヤァ! / A Hard Days Night」が優先され、それゆえに同名アルバムは映画のサウンドトラック盤扱いでしたから、必然的にビートルズが歌も演奏も聞かせてくれないトラックがあり、そのシングル盤はそこからのカットでした。
つまりピュアなビートルズファンには必要の無いブツなんですが、しかし、このジャケットを見てしまえば、欲しくなるのがファンの宿業でもあり、未だ物欲が切れていないサイケおやじ本人の生命力を自覚出来るというわけです。
ということで、散々な言い訳に終始してしまい、額に汗が滲みます。
失礼致しました。
コメント感謝です。
やはりビートルズはロックミュージシャンであると同時に「芸人」だったと思うんですよ。
とすれば、メンバーの中で一番の芸達者だったリンゴが人気者になるのは当然かもしれません。
なにか親しみ易さがあった事はリアルタイムの私にも理解出来ましたが……。
初期のライブ音源だとリンゴが歌うR&R曲での歓声は強烈でしたね。
あめりかの女の子はそういうのが好みなのかと
いったい僕はどうしたらモテルのか考えさせられました~
記憶では1964-65年ごろアメリカでRingo という曲がヒットしました。