OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

あかね雲への愛着

2024-05-07 17:33:07 | 歌謡曲

あかね雲 / 川田ともこ (東芝)

昭和年代のテレビドラマからは主題歌&挿入歌として用いられ、その流れと影響力から忘れえぬ大衆ヒットになった名曲が数えきれぬほど残されていますが、殊更時代劇には、所謂正統派の「泣きメロ」歌謡が多く、例えば昭和52(1977)年に放送されていた「新・必殺仕置人(テレビ朝日)」の主題歌だった川田ともこの「あかね雲」は、サイケおやじが大好きな傑作と思っています (^^♪

これは当然ながら、「必殺シリーズ」では劇伴専任担当とも云える平尾昌晃の作曲に竜崎孝路の編曲、そして作詞が片桐和子という制作布陣ですから、そのヒット性感度の高さは言わずもがな、ミディアムテンポのメロディラインにニューソウル風味も滲んだ演奏パートをバックに歌う川田ともこの必死とも思える真摯な歌唱は、それだけで高得点!

なにしろ、当時の彼女は若干12歳だったと喧伝されていたのですからっ!

おそらくは……、この「あかね雲」が彼女の公式デビュー作と思われますが、告白すればサイケおやじは、このシングル盤でしか「川田ともこ」を聴いた事が無いところが、ますます愛おしかったりします (^^♪

ですから、この「あかね雲」を現在、入れてもらっている高齢者バンドの練習課題曲にしていただいたのも、まあ……、サイケおやじの我儘ではありますが (^^;

ちなみに、この頃の「必殺シリーズ」は聊かマンネリ化していた感もあったんですが、この「新・必殺仕置人」には久々に念仏の鉄=山崎務が復帰した事もあり、またシリーズを通しての物語展開や複線の妙、さらには悲惨と希望がゴッタ煮となった様な最終回とか、個人的には再放送までも入れ込んで鑑賞していたというわけで、機会がございましたら、皆様にも主題歌「あかね雲」共々にお楽しみいただきとうございます <(_ _)>

あぁ……、ほとんど現在では制作放映される事が稀なテレビの連続時代劇は、それゆえに主題歌なんてものさえ、今は昔の物語…… (>_<)

これまた……、ますますの愛着が積み重なっているのでした。

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