オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

餅は餅屋、モーター復活

2015年02月28日 11時34分01秒 | オーディオ

マイクロトラックのターンテーブルのモーターをオリジナルへ



このマイクロトラックの、正式な型番等はいまだに分からないが17インチのターンテーブル



アメリカ製の60Hzアイドラードライブの、シンプルなターンテーブルである




T氏がアメリカより仕入れて、調整を施したもの




当初、純正のモーターは振動が激しく、モーター音が出てしまい使い物にならなかったとのこと

やむを得ず、USA製の同等のモーターに変更していた


このモーターを抵抗とコンデンサーを使いモーター振動を最小限に抑えて使っていた



この状態で私は購入したのだが



やはり、餅は餅屋



T氏のアンプ造りには敬意を表すが、モーターの振動を抵抗とコンデンサーで電気的に取る


これはこれでよいのだが、問題はやはり根本的なところにあった




専門の?方が完璧に調整すれば、フォノモーターが振動や異音を発する事は無い




数十年前の、高回転で回転するモーターをそのままでは、

当然ながら使い物にはならない


完全に分解し、劣化によって使用不能な部品は交換し、


グリスアップ、細部の調整


当然ながらこういった作業は、おおらかな私や、

めんどくさがりな方は手を出さないほうがい良い





几帳面な専門化がこの作業を行い、仕上げたモーターは凄い!




例によって、ご近所のS氏によって完全整備されたフォノモーターは

ほんとに凄い!

アイドラーを外してモーターを回すと



何と全く音がしない



えっ?ほんとにあのモーター



S:当たり前だよプレーヤーのモーターだよ静に決まってるじゃないの


S:力も静かさもオリジナルのほうがぜんぜん良いよ



なるほど、完璧な仕上がりだ

針を下ろしても


かすかにアイドラーの回転音であろうか

ブーらしき音が、無音溝で聞こえるが



今までの1/10以下の音、全く気にならない



ブログで知り合った渡辺さんに、このプレーヤーは

「メンテナンスがよければ静かに回りますよ」


といわれていたが、そんな静かな分けない、と俄かにそうは信じられなかったが


すみませんでした、本当に全く振動もモーター音もシャットアウト出来ています



私自身が大型ターンテーブルで、こんなに静かになるとは思ってもみませんでした




Sさんありがとうございます。

静かで力があって響きの良いターンテーブルついに完成!



感謝感謝!



再度オークション!今度は頑張ります

2015年02月27日 22時13分27秒 | オーディオ

今宵は頑張るぞ!


WE22氏より連絡がありヤフオクを確認



本物だ!


ちょっと見た目は悪いが、音がよければ問題無い


やはりオルトフォンにこだわりたい



17インチターンテーブルにロングアーム


オーディオマニアの憧れだ



前回の要らないターンテーブルや、要らないトランスは今回は無い



プレーヤー文化の破壊は今回はしない


今度こそは頑張ろう

今はまだ二時間前で、またまた18万円

ブログを書きながら静かに時間を待とう


さて何故にオルトフォンにこだわるのか?


単にカッコがいいだけではない、


オルトフォンを直訳すれば、ギリシャ語で


正統な音、真実の音、そんな意味であろう

私にすればカートリッジと共に、王道である



各国で各メーカーがこのカートリッジとアームを超えようと努力してきた


越えたカートリッジと、アームがいくつあったであろうか?

極端にある音域がでしゃばってみたり、膨らんでみたり


高域が尖ってみたり、静か過ぎたり

個性のないものは意味が無いが、個性的すぎるものも困りもの


やはり私は、オルトフォンが好きだ


だから皆さんのご意見は大変有り難のですが


今回は、オルトフォンにこだわります

今回のオークションはカートリッジも付いている




なんて事を書いていたら



あと

一時間


皆さんお願いがあります


入札しないでくださいね~


もっとも、こんな汚いアームは誰も見向きもしないでしょうね

動くかどうかも、音が出るかどうかもわからないカートリッジ

カートリッジはまず十中八九音は出ないであろう・・・



ダンパーが絶対にダメになっているはず



あと一時間、何書こうかな~


いい感じで今日も酔っ払っていますから


酔ってブログを書くとろくなこと書かないからなー


今までもWE宗教とか、思い出話しとか、ゴウ◯フォノイコとか



だいたい翌日、自分でブログ読んで


誰がこんな事を書いたんだろう?



音が弾むレコードの話が、突然コンバットになってしまったり


お酒飲んだ時は精神的にオカシイ奴に思えるのは、私だけだろうか


お酒は魔物オーディオの敵


今回の話題のオルトフォンも今まで酒を飲んで、音楽を聴いては針を壊してきた



特に裸にひんむいたSPUは弱い!



・・・・




イヒヒ、そんな狭いとこに押し込められて可哀想に


長い手足がこんなに曲げられて、辛かっただろうね、


今出してらるからね~




ほら、そんなに嫌がらないで、心配しないで大丈夫だから


やっと出てきたね~、ほら自由になったろ



ん?まだ余分なものがたくさん付いてるね~


じゃあ、ほらこんなの脱が・・、ズラして撮ってあげるよ、
違った、ズラして取ってあげるよ~




ほら、まだもう一枚、大事なところをこんなもので隠してないで


ここは敏感だから慎重にはがしてあげるね、えへへへへへ




恥ずかしがらないで





・・・・


そんな事を言いながらSPUをひん剥いたのは私だけだろうか?



もちろん、冗談ですよ



なんて事言いながら

オークション逃すわけにはいかないので


頑張ります。


皆さん邪魔しないようにお願いします。


さあ、ラスト三十分

実はまだ頑張っています、夢の大型送信管プロジェクト

2015年02月25日 11時05分51秒 | オーディオ

完成後全くブログに書かれなくなった、夢の大型の送信管プロジェクト


実はその後も地道に頑張っています。


知人からは、どうせ使わないだろう?

半値なら引き取るよ、とか

安くするなら使ってやるよ、とか

処分しちゃえば、とか

ああいうアンプはケチっちゃダメなんだよ、WEじゃないからね~主要なパーツが

無理せず前段アンプ付けたら?


とか、励ましのお言葉を頂きありがとうございました。



っざけやがって


今にみてろ~~



今回でいったい何度目の改良になるんだろう我が211アンプ


入力トランスKs8616を使ってのトランス入力バッファーアンプ


事前テストでWE300Bを使ったアンプではかなりの威力を発揮したが

このアンプではイマイチの評価




このアンプの問題は音が良くって、楽しくない



なんとかするべく先ずは、211アンプの入力トランスを替えてみた

600Ωでの入力を諦め、別の入力トランスを外付けで設置


様々な伝送方法を検討し、試してみた


当然ラインアンプの出力トランスも替えてみたり


試してみたがこれと言った決めたが無かった


どれもそこそこに音がいい



もちろん前段アンプに91Bを使ってみたこともあるが


これだけは音が悪かった


音を増幅するバッファーアンプでは無く、ノイズ増幅装置

音楽は遠退き、ノイズだけが大きくなった



前段無しでも、ゆったりとして、ふくよかでは有るのだが


比べるとイマイチ

いかんせん比べる相手が悪い


聞き比べる相手は、


聴く人を、惹きつけ、楽しくさせてしまうアンプ



WE91Bレプリカ



音の質も細かさもスケール感も211の方が上だが


聴いていてやはり楽しくない、

次から次えと91Bのようにレコードが出てこない



それでも諦めるわけにはいかないので


コンデンサーを替えたり、回路を見直してみたり


その度にこのクソ重たいアンプをT氏の元へ


この時ばかりはケミコン使えばよかったと後悔する





本当に何度目の改良になるのだろう、



今回の改良は、

別々のアンプを繋げるのでは無く、一つのアンプとして考えてみようと言うもの


バッファーアンプの入力トランスをパス

ラインアンプの出力トランスもパス



コンポーネントアンプの常識を覆す考え方だ


入力トランスはチョークトランスとして使うが


OUTputトランスは完全にパスするとのこと

そんな事出来るの?、意味があるの?音良くなるの?



との私の質問に
古いMJ紙をT氏が持ち出し、新さんがここで書いているこの回路、これやってみようよ


との提案


流石MJ紙を隅々まで読み尽くす男、


気になる回路は全て頭の中に入っていると豪語するT氏
(気になる回路が幾つ有るのかは知らない)


マニアックなT氏の次なる提案を受ける事にした



再び重労働


重いアンプ、クソ重い電源、ラインアンプと20A電源

車に運び入れるでけで一苦労、


やっとおもいでT氏の二階のラボへ運び入れ


じゃあ、宜しくお願いします・・・


こんな事ばかりして仕事をサボってばかりいられない、当社は多忙な時期


少しでも仕事をこなそうと移動中、T氏より電話


何か足りなかったのな?と出てみると


T:できたよ



はあ?、まだ30分しかたってないよ!

T:頭の中では預かる前に出来上がっていたからね



・・・・
分かりました一件だけ仕事してすぐ行きます。


料理時間で言えばカレー作るより早く出来上がったアンプに、不安は隠せない

T氏の店に行ってみると既にセッティングがされていた


ラウザーが意味深にいい音を奏でている


T:どう?かなり良いだろう


ここでいい音で鳴ってるものは、我がシステムでは・・・・不安が更に募る

私の楽しいのポインとは、

まずトランジェント、歪みなく弾まなくちゃいけない


それは随分改善された、大型管にしては適度に弾む

高域の彩り艶もなかなか良い


91Bよりグラマラスだがこれはこれで楽しめる気がする


しかし91Bはやっぱりすごい、音や質や量で超えても何の意味もない

何を持っているんだろう、この91Bってアンプは

逃がした魚は・・・

2015年02月23日 13時13分21秒 | オーディオ

大型ターンテーブルに似合うトーンアームを探していた週末



様々な方から、ご提案をいただいて


ごっついアームにするか、スマートなアームにするか悩みどころだ


ごっついアームではその素材は、鉄、鋳物、石、木材、等かなりの素材がある


シンプルなアームでは、アルミや真鍮


何が素材として最善なのかわから
ないが


本物を使いたい、本物!


そう思いながらヤフオクを眺めていたところ

オルトフォンplayer 16なるもの発見、 見たことも聞いたことも無いプレーヤー

調べてみると、1967発売で、

輸入元は日本楽器、製造はオーディオニックスとある


アームはコネクターのない本物だ!


しかもパンフレットによると、オルトフォン社製トランス内臓とある


早速、捕らぬ狸の皮算用でバラして売れば

ターンテーブルは使わないから直して売れば3万円くらい


オルトフォントランスが、物によるが

あれだったら8万円、これだったら5万円、最悪でも2万円

アームが20万として、28万くらいまで頑張りたい


今は終了一時間前で18万、がぜん張り切ってみようと思ってみたが


持ち金がギリギリ



そうだ!

我が家からトーレンスTD124を持っていったI氏にメール

悪いんだけどトーレンス買ってください、欲しいアームがあるので


と、いつものラインで連絡、いつもならすぐ連絡が来るのだが


全く返事がこない


メールを送っても返事が無い、再度ラインんもダメ


あれ~買ってくれないのかなー、不安がよぎる


あれが売れないと手持ちが足りないが

ここはやむを得ない知人から借りてでも勝負!

と、頑張ってみたのだが

敵もさる者同じような腹残余、


こちらの限度額28万を過ぎてからは、さすがに相手も私も千円刻みの攻防


久々に胃が痛くなってきた、

お金が無い、


でも欲しい!


でも、本当にお金が無い



誰にいくら借りるか計算しながら最後の入札283,600


・・・・


結局285,500で他の人に落札された


悔しい、この歳であと二千円が出せなかった、出せれば落とせたかもしれないのに


当日の晩はやけ酒飲みに行って、トランス分くらい飲んじゃったが


翌日Iさんからライン、

Iさん:今やっとアメリカのホテルに着いたところ、買ってというなら安くするでしょう?

私:バカこくでねえ、夕べならいざ知らず、今となっては通常の値段です!



なんとも間が悪かった





よく考えると48年も前に6万5千円もした高級プレーヤー


アームだけ取ってバラバラにして売りさばき、ゴミにしてしまう私より


再生して大切に使う人の元を、プレーヤーが選んだのかもしれない


そう思おう


またゆっくりアームを探そう~~






何事も基本が大切、本物はごまかしが効かない!

2015年02月21日 18時31分49秒 | オーディオ

オーディオはやはり基本が大切


大型ターンテーブルが我がシステムになじんできた




最初にこの部屋に持ち込んで、木の角材を足にして鳴らしたのだが、

そのときの音のほうが確実に良かった



天板を2枚にしてネジを締め直しても所詮はAVラック、

上にプレーヤーを載せれば多少音がにじむのは仕方ないと思っていた



使いやすさを執ってのセッティングであったが





先日、あのWE212真空管をお使いのI氏が遊びに来て、

いくらなんでもラックの足がキャスターは無いでしょう、とのご指摘


最もなご意見だが、もともとここはAVルーム


ラックは当然AVラック、AVラックは当然キャスター付き・・


それでもいちおう、キャスターにはソルボセインゴムを入れているが、

その重量では効果はあまり無い状態だった


キャスターは外そうと思ったがメーカー純正のためか、

人力では取る事が出来なかった




オーディオラックに買い換えなければならないのだろうが、今はちょっと厳しい金銭状況




そこでI氏からのご提案この角材入れれば?




そうか、何で今まで気が付かなかったのだろう・・・・


この角材はALTEC-817Wingの足にも使っていたもので精度は高い、響きも良い


この角材をAVラックの下に6っ箇所に配置



偶然にも今までより三ミリ程度高くなった、キャスターはついているが手で回せる程度の接地




なんでいままでこんなことに気が付かなかったのか、

ほんとに抜けまくっている自分が恥ずかしい




この音は床に直に置いて鳴らしたときとほとんど変わらない!



エネルギー感が更に良くなった、音の分解能が格段にあがり、音が細かくなった


何より音の定位が凄い、ビタッとそれぞれの楽器がリアルに定位する



もちろん抜けもいい


なんてこった



あんな状態でよくもいろいろ、能書きをたれたものだ俺は


恥ずかしい



基本中の基本、レコードプレーヤーはシッカリした台の上に乗せましょう

間違っても、どんなに強固であっても、

キャスター付きの台の上にプレーヤーを置いてはいけません



全くダメです



大型プレーはなおさら、ごまかしが効かない



イヤー、今宵のマイクロトラックはまた一段と切れと分解能が高い、

音楽が楽しく奏でられている

凄い迫力で


腹に響くぜ、クライバー父ちゃんの運命が!



アドバイス頂いたIさんありがとうございました

DECCA-タイプ2は鳴り響いていますか?

高級カートリッジを、合○labなんかで鳴らしちゃいけませんよ!






GEバリレラ RPX とフォノイコの相性No2

2015年02月20日 17時09分50秒 | オーディオ

先日のDEECA ファイブロンドンでのフォノイコの組み合わせに続き


今度はバリレラでのフォノイコの比較



フォノイコは四台



WE141-A改、バッファー内臓CR型フォノイコライザー

WEのコンデンサーと抵抗をで作ったLCR型 + RA1474バッファーアンプ

なつかしのMLAS JC-2ラインアンプのNF型フォノイコライザー

恥ずかしながら合研LABのNF型フォノイコライザー



この四台のフォノイコで今度はバリレラカートリッジとの相性を比較



まずはこのレコードで比較


聞く順番は先日と同じ順序で聞き比べ





まずはCR型のWE141-A改から


おおーいいねー音の張りはすばらしい


高域のヌケがいい、とてもフレッシュにヌケが良い


楽器はトランペットがかなり強調されている



明るく明朗な音で、鮮度がとても良い感じである


低域は重低音の量感ではなく、軽快な低音、パーンと弾んだドラムスちょっと引っ込んだベース



このレコードのよさをとてもよく出しているフォノイコだと思う






続いてはDECCAではその相性の良さを見せたゴウケンフォノイコ


あれ?


デッカとは違いかなりおとなしい音である、CR型に比べて音の切れが無い



音のエッジがない、音がぼけたように、こもったように聞こえる



先日の印象とは全く別物、何と言っても音に活力が無い、音が弾まない


平べったい音で、だから聞いていてつまらない!


これは意外にもパス



お次はJC-2


おこれはまたなんともいえない重低音、音の張りはCRには適わないが


量が凄い、ベースがぐっと前に出てきてベースの音が目立つ



面白いもおだ、フォノイコで目立つ楽器が違う


CR型はトランペットが大きく前面に出た演奏であったが、少しペットが引っ込んでベースが出てきて



サックスがまた良い響きで鳴っている


ただ全体に音が甘い


が、軽快な切れの良いJAZZではなく、量感たっぷりのJAZZもまた楽しい



最後はLCR型+ra1474

おっ今度はピアノが良い響き、ほんとにフォノイコで主の楽器が替わる!


音のきめは細かいが、CR型に比べると音の張りが弱いのでパンチに欠ける


音の鮮度も落ちる、レビンソンと比べてベースが引っ込みドラムが出てくる感じである


サックスも良い響き


ただ開放的な鳴り方ではやはりCR型かな、量感でいくならJC-2



やはりレコードオーディオにはフォノイコは重要なアンプ



カートリッジとフォノイコの組み合わせ


もう少し試してみよう



マイクロトラックターンテーブルは、おっ・お・音がすっ飛び出してきた

2015年02月17日 23時32分49秒 | オーディオ


うおー


バリレラにぴったりだ


ぶっとく厚い中域


突き抜ける高域


ど迫力の低域



こりゃまたビックリ、弾ける音楽


マイクロトラック17インチターンテーブル遂に完成


スケールの大きさ、キレのあるリアルなサウンド

なるほど世界が違うとはこの事だったのか!



今までこのバリレラが繋がれていた、TD124とは音のスケールが違う



音のトルクが違うのだ


イギリスのターンテーブルとは違い、その音は明朗


アメリカンスピーカーにはぴったり


すべての音楽が明るく楽しい、陰影?そんな言葉は関係無い




とにかくレコード音楽が楽しい
T社長のお手製のプーリーは

ターンテーブル内周やら、プリーの大きさやモーターの回転速度、周波数

これらを方程式で計算し、このプーリーの大きさ決めたそうです



ストロボを置いてみると、なんと外側から二段目がピタッと動かない



スゴイ!天才だ拍手・拍手~~


よくもまあズブの素人がここまで仕上げたもんだ、いったいいくつプリーを試作したのか


可哀想だから聞かないが、


なんでも、最後はその計算式と、手ずくりの精度の誤差に悩み、

夜も寝られない日々が続いたとのこと


ありがとうございました


その甲斐あって
心配していた、シャーの音も、ゴーの音も最初の頃とは別物です





家に持ち込んで、まずは裸の状態でテスト

EMTのカートリッジでテストしたが、とにかくカンカンしゃんしゃん


盛大に鳴く



シャーの音も気になる、見た目も裸は個人的に好きだが、やはり抵抗がある




これまたT社長のお手製の木製キャビネットに納めると適度に鳴き止み


回転音は静かになり、ゴロは実用上全く問題にならない



EMTではその音のスケール感は感じられたが、何か・・

XSD15が余計シャカシャカ、かすれた様な音になり気になったが

バリレラにしたら


ぴったりはまった、(笑)



JAZZではドラムに叩かれるような、サックスの唾が飛んできそうな、


すぐそこで演奏しているような、そんなリアルな、ど迫力サウンド


ハウリング対策も例のインシュレータで半分だけフロートで完ぺき


いろいろやってみたが私はこれが一番好きです




このブログで、いろいろご指導頂いたワタナベさんありがとうございました

怒られる前に


ターンテーブルに似合わない、このSMEのアームは借り物ですから


これからじっくりアームを探していきます、


確かにパイプアームは似合わない気がしますが・・・


あまりゴッツイのもどうなのかなー


マイクロトラック・夢の大型ターンテーブル計画実行!

2015年02月15日 10時16分55秒 | オーディオ


大型ターンテーブルは世界が違う


よく耳にする言葉ですが、なんとなくはわかるんですが


ただ大きいだけでそんなに音が違うのか疑問であった



駆動方式による音の違いはよくわかる




駆動方式はガッチリしたほうが音の響きがいい


ゴムベルトより糸、糸よりアイドラー、アイドラーよりギアやギアベルト方式


力のあるドライブ方式のほうが、音に力もあり、響きもいい


だが、力のある駆動方式ほどモーターやその他の回転系の音が出やすい



糸やベルトドライブは静かだ、

音は良いのだが音に力が無い、弾まない、楽しくない




何故か大型ターンテーブルには力のある駆動方式が多い

カッティングターンテーブルなどはその最たるものだろう


力のある駆動方式に支えられた大型ターンテーブル



ただメンテナンスが十分でないとガー、ゴーの嵐


まともなギアドライブのターンテーブルには、なかなお目にかかれない


技術のない私ではギアは無理、アイドラーでなんとか調整したいが


本格的なEMT927dstが憧れだが、現実には無理



アメリカ製が手頃だが問題は周波数が違う、関西では問題無いが


我が地区は関東地区50Hzアメリカの60Hzでは回転が合わない



使うには、幾つかの方法がある、バッテリーを使う方法や

CSEなどの周波数変換器を使うのが一般的だが問題が残る

何が問題かというと音が良くなって日本の音になってしまう


ACだって日本の電気なんだから当たり前だろと言われそうだが



周波数変換器は音の整いが日本のアンプの音のなる、

もちろん好き嫌いで別れるが、私は好きではない



残るはプーリーを変える、


TD124などは上下を替えるだけ、ガラードもプーリーを替えるだけ


売れてるプレーヤーには当然作られているだろうが

当然このプレーヤーにはそんなもの売られていない


無いものは作るしかない、てなわけでT社長の手作り


10個近い試作を経てやっとまともなものが出来てきた


アイドラーは専門店で外側に新たに一巻きしてある


モーターも別なものに替えた


オイルはアメリカ製の物を手に入れた




出来ることはすべてやってみたがまだ多少

シャー

の音がする、

あとは我がシステムにつないでみるしかない



音楽を奏で、時を刻み、灯をともす部屋

2015年02月14日 15時40分49秒 | オーディオ

何人目のお友達紹介になるのだろう、今までは超のつくオーディオマニアばかりあったが


今回は一風変ったオーディオマニアの友人


音・時・灯


共に男のロマンを感じるものばかりである

もともとはオーディオルームだったはずの部屋が、

いつの間にやら博物館のような姿になっていた


音楽に似合う明かりが欲しいと始めた、この灯火集め

いつの間にかエスカレートして、ここまで来てしまったとのこと

古い物では江戸時代のものから、各地方のものまで様々な灯が揃っている


作られた年代、その利用法が記されたプレートが置かれている


いずれは博物館を作るのが夢だそうだ



時計もゼンマイ式の時計がコチコチ時を刻んでいる


ゼンマイ時計が1台であれば、風流とも思えるが



部屋中に置かれた十数台のゼンマイ時計から発せられるコチコチ音は少々騒がしい


このコチコチ、カチカチ、ボーンボーンの音で心が休まるのは、オーナー唯1人だと思う



ちょうど三時、一斉に鳴り出す時計の音は、バックトウザフユーチャーを思い出す



さて、肝心の音だが


これだけ年代物のねじ式時計と灯火に囲まれていながら


なぜか現在アンプと現代スピーカー



当然、蓄音機が1台くらいどこかにあるのかと見渡してみたが


1台もない


灯に拘るのだから、真空管が一本くらいあるのかと思ったら


何処にも見当たらない




だが流石ネルソンパス設計のアンプ、トランジスターのソリッドな音ではなく柔らかい音



私も以前、このてのアンプを聞いていた頃聞いた言葉だが



真空管のように温かみのあるウオームトーンなトランジスタアンプ

真空管のような柔らかさを持った聴きやすいトランジスターアンプ



そんな言葉が囁かれた時代のアンプ



ならばオーナーのKさん


是非アンプは真空管アンプにしてください


この部屋に似合うオーディオシステムは

ホーンスピーカーと真空管アンプですよね

カートリッジとフォノイコのマッチング、DECCA

2015年02月13日 09時34分51秒 | オーディオ

やはりフローティングボードには、難があるように思われる、



マイクロフォニックノイズ対策にラインアンプ120Aを、AVラックの中板を一枚抜いて、隙間を作り、

マグネットフロートボードに乗せたのだが



どうもしっくりこない、




腰が座らないというか、腰が浮くというか、なんとなく落ちつかなかったのだが




真ん中にコインで嚙ませ物を入れたら、

こらまた予想どうりに落ち着いた




聞いていて、胃が痛むような、つるような違和感があったのが、

太田胃散を飲んだかの如く、不思議とスーッと落ち着いた



何なんだろう?







音が落ち着いたところで


とうとうその存在を自白してしまったGKフォノイコライザーを含めた、

カートリッジとフォノイコのマッチングを試聴


まずは我がシステムで、入力トランスを使わない唯一のカートリッジ、

DECCAカートリッジを試聴してみる

聴くレコードは何と日本版のレコード、これは仕方ない

当たり前だが輸入レコードが無い、これがオリジナルレコード


チャイコの六番、三楽章をフルボリュームで視聴、



うわ、品が無い!



そう思った方も多いいでしょうが、

いいんです!、これがオーディオですから

まずは我がシステムの定番になってきたWE141-Aラインアンプ改フォノイコ

二段増幅アンプの間に、WEのイコライザー用のコンデンサーと抵抗を使った、


CR型フォノイコライザー


この写真には無いが、

6SN7は古いマグネシュウムゲッターのものに変えて、バッファーとして使っている




このフォノイコライザーは、コンデンサー二個と抵抗二個で作った非常にシンプルで

音もすばらしい




NF型だと何度も音が通って、削り落としたり、付け足したり、多少の着色や音創りに違和感があるものが多いが



CR型は一度しか音が通らない、潔さを?持っているため、音の鮮度が高い



クリアーで端正なおと創りのため、弦楽器はきつい音はしない、

打楽器もその皮の張りが分かるようなパーンとした気持ち良いなり方



にじまないティンパニー、ただ少し物足りないような気もする



コンサートホールの10列目ぐらいの雰囲気であろうか、なかなか良い雰囲気です。



次は何にしようか考えたが、思い切って


合研LAB

GK03A+フォノイコライザー、これはハイ・インピーダンスMCとMMのどちらでも

スイッチの切り替えで使えるタイプの優れもの


ただマニアルが無くなってしまったので、MMしか使えない、

そもそもハイインピーダンスのMCを持っていないのに何でこのタイプを買ったかも忘れた



やはり凄い(ある意味)




ステージが10列目から最前列?いやステージ上に移ったかのようだ



バイオリンはステージ上で奏でていたはずが


バイオリン、オンマイク状態に変わった



弦を引く接触音まで聞けるような、強烈な弦楽器



ティンパニーも中に火薬でも入れたかのようなどーんの爆発音



いやはやなんともすさまじい、CR型の後で聴くと量感もかなりタップリの量感である




音色?奥行き感?粒だち?細やかさ?ノーコメント




ストレートな音色で、もしJBLモニターを至近距離で聞いていたときなら、熱狂したであろうフォノイコである


注:あくまでも国産レコードでの評価で、あまり真に受けないでくださいね。





お次は恐る恐るレビンソンJC2

かつてのカリスマ、カミソリサウンドももはや・・・・


やはり、DECCAでは聴かなければ良かった



なぜだか無性に寂しくなってきた、視聴席は二階席の中段に移った


高域中域低域共になんとも刺激の全く無い角の取れた、聴きやすい音?



もう少し年とったら、ほんとにこの刺激の無い音でもいいかもしれないが



聞いた順番が悪かったかな?、若い女性の後に、おば・・、昔のお姉さんを見たような


同窓会で30年ぶりに初恋の女性に会ってしまったような、切ない気分・・・・・


三楽章を聞き切ることなく、残念だが針を上げてしまった




最後は

LCR型フォノイコライザーunit + ウエストレックスRA1474バッファーアンプ


流石このアンプは音質に品がある鳴り方をする


席は七列目くらいだろうか


WE141-A改と同じWEのコンデンサーを使っているためか

音色は似ている


わりと至近距離だが陰影のある、堀の深い鳴り方だ



気持ち良い、バイオリンの響きもすばらしい



淡白ではあるがティンパニーも程よい量感で、心地良い弾け方だとおもう



が、やはりLCRユニットを押し出す音というか、

自由奔放にイコライジング修正されたのではなく

型にはまって押し出したような音


解き放たれたような感覚は無いが、これはこれで整った音




結論は、どれもすばらしい?レビンソンとデッカはあわないかな?





やっぱりDECCAには、ゴウケンLABかな?・・・



フォノイコライザーは値段で勝負!高い物が良い?

2015年02月10日 09時32分07秒 | オーディオ

デッカの音が甘くなってきた



ピントが甘いというか、ぼけたとは言わないが、DECCA V ロンドンらしからぬ音になってきた



先日のラックを入れ替えてから、やはり音が変わってしまった


変わったのは、天板の厚みと、ラインアンプのフローティング



やはりラインアンプのフローティングには難があるのだろうか?





ソリッドでピントの合ったDECCAサウンドが鳴りを潜めてしまった



気持ちがいいほどにストレートでシャープなDECCAサウンドが・・・・


DECCAの123であれば分かるけどVでそんな音がするわけないと、

往年のデッカファンの方は思われるかもしれませんが



この、フォノイコライザーとDECCA Vの組み合わせはかなりのものです





そのフォノイコライザーの名前は・・・・・




・・・・・




そういえば、今までたくさんのフォノイコライザーを使ってきた



高校生の頃に買った山水、初代AU607から、コンポーネントに移り




初めて本格的なラインアンプに変えたのが、AGI-511B

なかなかソリッドな音で、お気に入りのアンプであった




憧れのマランツ7が欲しかったが、もちろん買える訳は無く、
SC-8だったかなSC-6だったかな7に似たようなアンプも使った事がある


その頃レビンソンにも出会ったが、結局、選んだのはクレルPAM2

当時の写真だが、なんと使っているPCは初代NEC-9801である、時代を感じる



クレルPAM-2は、レビンソンと違い、実態感や熱を感じない、
つかみどころの無い、なんと言うか宇宙を感じる、空間の広さを持ったアンプでもあった




その後はいろいろ使ったなー


スレッショルドSL-10は、砂漠のようなサラサラ、アンプだった

GASテドラは意外にも大人しく、ねちっこかった思い出がある

スペクトラル、スッパンスッパン切れ味抜群で、何が良いのかよく分からないアンプであった

レビンソンの7Lもレンジが広くてスカッとしていたが、もはやあのレビンソンの狂気は感じられなかった



音の良いアンプ、力のあるアンプ、
いろいろ聴いてきたが



BD-1bだったと思うが、やはり元気な力のあるアンプも捨て難いと確信し

元気でいい音の系統のアンプと、

ハイエンド、ワイドレンジアンプに傾向が分かれてきた



元気なアンプ系統は、JBLのアンプを経て、MLASへ戻りLNP-2L、ML-6、も悩んだがJC-2に落ち着いた



ハイエンド、ワイドレンジでは、チェロ、アンコールを経て

ベンデッタリサーチSCP-2に落ち着いた


その間、真空管のフォノイコライザーもたくさん使ってきた

振動ラボのラインアンプを改良したフォノイコライザー


も使ってきた、もちろんラックスも使った



ラインアンプやフォノイコに求めたものは、音のキメの細かい分解能




エネルギー


リアルな立体感


実態感といえばいいいのだろうか


それを求めて今でも、WEの部品を使ったLCRフォノイコライザーや


WE141-Aオリジナルを改良したフォノイコも先日作ったばかりである





結局、何が言いたいのか



いまDECCAにつないでいて、最もDECCAをデッカらしく明るく、

エネルギッシュに、鳴らすフォノイコライザーは










ハイエンド・オーディオマニア御用達

合研LAB


2万円でおつりがきたフォノイコライザー




笑うな!




笑ったあんた、そうあなたですよ!



アンプは値段じゃない


音のレンジが広ければ、いいってもんでもない


気品あふれる音質だけではない


彫りが深いとか、奥行き感が出るとか

サラッとしたとか、キラッとしたとか、響きが良いとか、音の余韻がとか・・・・・・



そんなものは無い、


切れが良くって、明朗で、元気が良いのが一番なのだ



文句があるか!







WE120Aラインアンプ再びフロート

2015年02月09日 08時30分53秒 | オーディオ

かねてよりマイクロフォニックノイズを発していたラインアンプ



WE120Aで使っているWE348が時々真空管ハウリングを起こしてしまっていた



ハウリングはプレーだけでなく、真空管の電極が振動して起きる場合もある




レコードオーディオは振動との戦いである





レコード盤の溝から針が揺られ、その振動で発電した信号が


電気信号に変えられ、変調、増幅されスピーカーが振動し音となる



カートリッジが音以外の無用な振動をシャットアウトして、

音溝の振動のみを、カンチレバーが確実にコイルに送り発電しなくては、よい信号音が生まれない



スピーカーも無駄なく振動する事で、信号を確実に空気振動に換える




アナログオーディオは振動との戦いだが有害な振動の除去で、

本来の重要な振動にも影響を及ぼしてしまう


だからあまり除去はしたくないが、仕方ない



また、軽い針圧のカートリッジで軽量アームだとなぜか音が薄く感じられる


音溝を確実に信号に換えていない気がする



ある程度の針圧と、アームの質量が必要だと私は思っています



アームの質量はある程度必要だが、感度の悪いアームは全く使い物にならない



感度がよく質量のある金属のアームが、信号に良い響きを与えられるのだと思う





有害な振動のシャットアウト




これは重要



まずは入り口

ガラードの有害な振動は、半分タオックのスパイク、半分がインシュレーターである程度のところまで改善できた



アンプの真空管のマイクロフォニックノイズに対しては、やはりフローティングが効果的でる




以前プレやーが2台しかなかったので、ラックの上でフロートボード使いWE120Aを試したことがあるが


その時は完全フロートよりも一点を固定した、ハーフフローティングに落ち着いたのだが



その後、プレーが三台となり、行き場を失ったWE120Aはラック内に戻され


ブチルゴムのみのフロートで使用していた




今回は再度フローティングボードに、WE120A乗せることにしたのだが、


ボードに乗せるにはある程度の高さが必要




フローティングボードは厚手の合板で自作のものと、ドイツ製の高級品(借り物)があるが


ドイツ製の本物のほうが少し低い、それでもラックの中でのフローティングは、かなり無理がある






そこで、AVラックの中板を一段抜いて、高さを確保した、



その抜いた中板を、天板とあわせて天板の補強も図った、一石二鳥であると考えた




だが、一段抜く事で、居場所を失ったのはMLAS JC-2

やむを得ず最初、天板に両面テープでとめたが、あまりにもかわいそうなのでステーで吊り下げた

まあ似たようなものかな?



これで機能性と、有効振動対策が出来た



もともとオーディオ用ではないAVラック、本格的なものに買い換えたいが


そんな余裕は全く無い!



現状の機材を調整する事で何とか対応するしかない



薄い天板を二枚重ねてネジ止めしたが



あまり効果は無かった




やはり元がAVラックいくら天板を厚くしても、たいした音質改善にはならないが


WE120Aラインアンプがフローとした事でまたひとつ




有害振動に対策が施されクリアーになった気がするが・・・・・・



DECCA Ⅴ London 針圧3gの大迫力

2015年02月05日 06時25分13秒 | オーディオ

久々にステレオレコード


最近はMONO盤ばかりが多くなっていたが

ステレオレコードも面白い、ステレオカートリッジはSPUとEMTとデッカカートリッジを聞いているが



DECCAが本当に良く鳴っている

オーディオ再開後も、ずっと鳴らさないでいた針で、鳴らし始めて早1年くらいかな?



デッカとSPUは全く別物、両極端なものと思われるかもしれませんが


実は同じような鳴り方をする、と思うんですが


バカなこと言うな、と思われる方もいるかと思いますが



音色は別として、鳴り方は同じようなエネルギーがあり、レコードによっては、デッカの方が迫力があります



針圧はSPUもデッカファイブも同じく3グラム、




デッカファイブにも様々なモデルがあり、以前持っていたE/Eは1,5グラム


今も持っているデッカsevenも1,5グラム、だがこのファイブ ロンドンは3グラム



デッカファイブ Londonの3グラム


これは強烈である



また怒られるかもしれませんが、英国盤バリレラ



まあ当たり前かもしれない、デッカも発電方式は、バリレラ方式



似たような音がする

そう思うのは私だけなのかな?



そうだったらすみません、が

あのMONO盤のエネルギーが、streoでも聴けるのです



もちろんレコード盤によりますが



オリジナルのSPUも同じような鳴り方をしますが、なかなか手に入らない



安価にエネルギーと、良い音を再生するならデッカファイブLondon



勿論他にも、いいカートリッジはあると思いますので探していますが


シュアー、エラック、等々




そう言えば何人かの人に、3009S3の軽針圧アームで鳴らせるの?


見ている人は見ているんですね

いつもこのデッカの写真を載せるときは、針側を写していましたが


実は上に鉛が貼ってあります



大人になって、もうこういった手を加えず、製品そのままで使い方でたかったのですが



止むを得ずと言うか、なんと言うか相変わらずこんな小細工をやっています


Londonの自重のにセブンとの不足分と、針圧の不足分が重りと、なき止めを兼ねて貼ってあります



これでセブンとファイブの針交換は10秒程度(笑)


お互い我儘なカートリッジの為、鳴らないレコードがどちらもあるので


レコードにより簡単に取り替えられるようになっている



デッカファイブで3グラムは、かけ過ぎと思われるかもしれませんが凄いですよ


なら、軽量級のアームは合わないと思われるかもしれませんが

このアームもなかなのなんですよ、人気はなかったけど


当時SME シリーズファイブと同時期に、このアームを購入したのですが


情報量の多さ、立ち上がりの速さ、

本来のオイルダンプを付けた方が、音は落ち着くが




細かく調整すれば、無い方がこのアームを楽しめると思う



シリーズファイブ共にオイルダンプは外していたが、それでもシリーズファイブの音は

そう今思えば、高信頼管の音に似ている、音が良いだけ


歌わず、響も余韻も何もない楽しくないアーム、

SPUを裸にして使っていたのだが、いい音がするが


でもやはりSPUはシェルに入れて使った方が良いと思う




デッカカートリッジは両方のアームで使ってみたが、この3009S3の方が圧倒的に良かったのを覚えている


レコードトレース能力の高いこのアームを使うことで


デッカカートリッジの癖をかなり補っていると思う



失っているものが、あるかもしれないが今はこの迫力で大満足



外見からは想像できないが



JAZZでは音の塊が飛び出してきたり、


オペラのアリアでは脳天突き破るような強烈な声を発したり




DECCAカートリッジは魅力が尽きない








6SN7、市場価格と音は比例?

2015年02月03日 22時27分12秒 | オーディオ

6SN7の大人買い(笑)


高信頼管の余りの音の良さ?に、我がシステムでの使用を諦め、普通のシルバニアの6SN7を購入


普通の6SN7マグネシュウムゲッター、1850年代でオルガンに使われていたものだそうだ




以前、WE141-Aをラインアンプで使用していた使っていた頃に購入したのは


シルバニアJAN-6SN7-GTを購入したが割と高かった記憶がある。


今回購入した普通の6SN7は一本3400円でかなりお手頃だった


音のある意味良い、RCA高信頼管は1本15,000円もした




物の値段は高いほど良いのが常識だ


値段相応の音といえば間違い無いと思うが・・・・







私は、恥ずかしながら、高いワインの味がわからない


無論、高くておいしいワインもあるが、通が上手いというワインがわからない


ウイスキーなら、今物凄く売れているマッサンが作ったウイスキーは

やっぱよく違いが分からないが




ちゃんとしたスコッチモルトならわかる、島ものなら年代もだいたいわかる


若いのも寝かしたのも、高いのも安いのもだいたいわかる




だが、情けないことに甘いの渋いのも、安いワインの方が美味しく思える時が多いのだ





ワイン通の人に聞くと


トレーニングを積むと高いワインの良さがわかるようになるとのことだが・・


通:ほらこの赤ワインを口に含むとタンニンで程よく歯茎がぎゅっと閉まるだろ、これがいいワインなんだよ


私:・・ゴクゴクゴク・・・渋~


通:このシャトーワインなんか見事なボディーで気品溢れを香りだよね

私:・・ゴクゴク・・・ふーん


通:さっきのとは逆にこの貴腐の濃厚で芳醇な香りはいいね~

私:・・ゴクゴク・・・甘っめ~


お前何か変なクスリ飲まされてない?

それとも流行りの危険◯ラッグやってんじゃないの?





俺はトレーニングしても高いワインがわかる気がしない、


高い高級なのは美味しくない、美味しさがわからないのか?華やかさがない、飲んで楽しくならない






もっとわからないのが



夜のお店で、お姉さんにせがまれて下ろす、ピンドンや、マグナム



全く、楽しく無い!


彼女らは美味しいというが

全然おいしくない!


お会計の時は不快な気分に・・・いや激怒!



バカやろー、なんであんなまずい酒がこんなにするんだよ


ボトル一本で海外旅行行ってこられぞ・・・・・


やめた、寂びしい









そうか、もしかして真空管も、まだ私のトレーニング不足で、


本当の音の良さがわからないのか?



まあいいや、分かりたくもないや!




ごめんなさい、高いワインと高信頼管は同じように、楽しめない気がするんですが~~


高信頼管や、今まで使用していた、ちょっと高かったJANの6SN7と


今回購入した安い普通のシルバニア6SN7を比べると



どう聴いても、安い普通の6SN7の方が良い音


高信頼管も軍用も、音がしっかりしてはいるが、


要は


聴いていて楽しく無い、


音に美学が無い、そう音が美しくない



今回購入したシルバニア6SN7は楽しさと美しくさを持ち合わせている

WE141-Aの音の濃さに、華を添える輝きを持った6SN7だ


普通のといっても流石マグネシュウムゲッター


美しく、そして楽しい音だ!

WE310Bスモール復帰

2015年02月02日 09時19分04秒 | オーディオ

WE310Bスモールパンチが、二度目の修理を終えて帰ってきた


真空管が暖まってくると歪む現象がおき、それをWE22様が修理してくれたもの




一度目の修理では発信音が出てしまい、再修理をお願いしたものだ




流石WE22氏、どうやって真空管の発信を治すか分からないが


WE22氏によると、完璧に治ったよ全く発信もノイズも出なくて、とても元気な球になったよ、とのこと


WE22様、感謝!感謝!




本当にありがとうございます、

ついでに1本で良いんですが310Aのスモールで譲って頂ける物ありますか?

あるよ、振るとカラカラ音がするけど、音には問題ないから大丈夫だよ、とのことで


WE310AスモールパンチもWE22氏のところから仕入れてきた



ネットで落札したものもあり、これでやっとWE310はスモールパンチになった

なにげに、カッコイイ



やっぱり、WEの真空管は小さい穴が似合う、メッシュがほしいがとても買えない



310Aと310Bの混合だが、とりあえず全てスモールパンチ

WE91Bの前にちょっと邪魔なアンプがあるので交換がめんどくさい




音はやはり別物、音に品が出てくる



「品のいい音?お前のところには似合わない音だろ」
そう思ったあなた、○さん、あなたですよ



我がシステム自体は本来は品がいいんですよ、ちょっと鳴らす人に品が無いだけ




励磁の288FC+タンガーバルブ


励磁の515FC*4本+とりあえず電源26V+23Vで音の張りと余韻を併せ持ったウーハ


基本的にWEから見下ろせばALTECの音に変わりは無いが



ALTECから見れば音質そのものはかなり上品になっている


そうなんです、我がシステムは上品なハイクオリティーのサウンドを奏でるALTECなんです



下品な音の二軍真空管はお払い箱となった

ちょっとラージパンチの、ガサツで下品な迫力ある音にも未練は残るが



やっぱり我がシステムは「オーナーに合わせて上品な音」の選択でいこう!




ラージとスモールの音の違いは、その音質ですぐ分かる

ラージとスモール、メッシュはそのシールドの違いで音が変わるのではなく


作られた年代やシールド以外の、その他の部分の作りがかなり違い

その違いを見ても、音の良さが分かる作りの違いであるが





310AとBの違いが良く分からないが、何が違うんだろう?



一般的にはAのほうが音が良いとされているが、91Bの前段後段のどちらにい入れてもあまり変化が無い


結局前段WE310A、後段310Bにての使用で問題ないようだ



初段2本の310真空管の変更で以前よりも、繊細で力のあるサウンドを奏でるWE91Bレプリカ





無論オリジナルとは比べ物にならないが、音質云々よりも



表現力が良くなってきた




作られたリアルな表現力ではあるが、WEならではの音の演技力


演技は騙し?、でもこの音なら騙されてもいい、そんな魅力



音で人を魅了するのは、


量や質ではない、




濃さ・・・・