オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

拡散ボード、みごとにひと晩もちませんでした

2020年10月29日 17時41分43秒 | オーディオ

 



仕事・家庭・人生、俺のイメージは素晴らしいのだが

 

現実は・・・・、悲しいことだらけです

 

 

 


唯一、俺の思い通りの音を奏でるはずのオーディオまでもが・・・・

 

 

 

音をイメージして、構想を練り自分の思った通りに改装し・・・

 

 




これで間違えない!

俺も大人になったんだから、あの刺激の強い音を卒業しなくちゃいけないんだ

 


これでいいんだよ、と何度も何度も自分に言い聞かせ続けたが(笑)

 

 

そう思った昨晩の葛藤がありました

 

成長するべきだとする、心の叫びと

オーディオマニア本能の動きがあり、ついつい本能の動きが、

心の叫びを無視してしまった

 

 


悲しいことだが

せっかく作った拡散ボードは、ひと晩もたなかった・・・



 

 

 

今回の音調整は優雅なホール感を出すため、高域のギラつきを無くし

 


中低域をのLIVE感を増すことが私のイメージではありました

 

 

 

 


ホール感の演出

 

調整に使ったレコードは、クラシックと声楽で音調整をしました

メインで聞いたのが、シュッツの十字架上の七つの言葉でした



B&Wやマーチンローガンを使っていた時はよく聞いていましたが、

正直現在のシステムになってはあまり聞かないレコードでした、

 

 

聞かなくなった理由は上手くならないから

 


若く清らかな声と、円熟の重みのある声のハーモ二-、

この昔の愛聴版を上手く鳴らすのも今回の目標の一つでもあった

 

 


確かにある程度上手くなるようにはなったと思ったが

 

 

 

 

 

 

 

別ジャンルでジャズ系のレコードをかけたところ

 

瞬時にヤバイ」と思った

 


音がぜんぜん弾んでいない

 

 

 

 

 

オーディオは本当に人生以上に難しい

 

面白いものでもあり

得たいが知れないものでもあると思う

 

今回、調整したのはホーンツイーターの後方の拡散のみ、なのだが



 

 

高音が柔らかく聞きやすくなったな〜と思ったら

 

なんと低音まで柔らかく、しかも弾まなくなってしまった

 

 

なんてこった

 

 

 

 


今回の拡散ボードは合計4枚制作しました




最初の2枚を製作しかり設置した時点では、

 

 

かなりいい雰囲気ではあったのですが

 

 

次の、堀の深い2枚を設置した時から

なんかちょっと方向が変わってしまった気がします

 



コーナーの濁りを取るためにチョット長めに作った拡散の棒であったが

 


確かに、にごりが取れて綺麗になり

 

ボーカルの声を聴いても、確かに伸びやかさは無くなったが

 

「聴きやすくなったからこれで良いのだ」

 

 

と勝手に思い込み(自分に言い聞かせ)よし!、としたのだが

 

 

 

残念ながら、一晩我慢できなかったです

 

今回の敗因は、私が音を分割して、高域は静かに、中低域は張りを持ってと考えた事が間違いでした

 

お音楽はバランスが命ですね

 

響かすなら全部を均等に響かせなければ意味がないようです

 

 

深く反省いたしました^_^


理想のリスニングルーム創造

2020年10月27日 17時23分44秒 | オーディオ




オーディオのリスニングルーム・チューニングで重要なのは

どんな音をイメージして、それを目指すかだと思います

 

目標とした理想の音を奏でようとチューニングしますが、必ずしもその結果が

その目標とした音になるとは限りません

が、目標は大切ですよね

 

私の部屋もそうですが、ほとんどの方のリスニングルームが四角い部屋だと思います


その四角い部屋が奏でる、音害、フラッターエコーと定在波を除去して


理想のリスニングルームを目指しています

 



響きの無いデッドなスタジオの雰囲気で、

ソフトに入った音楽を聞くのでは無く

 

私はスピーカーの再生音を、「更に響きのいいホール感を出して奏でる」を目指にしてチューニングを行っています

 

 

そんな理想は前回も書きましたが、40畳、天井高7メートルなんて到底無理ですから

仮想的に広げて、「尚、且つ響きのある」ホール感を目指しましたので

 

 


結局、「デッドニングとライブを兼ね合わせた」折衷ルームチューニングとなってしまいました

 



 

仮想的に空間を広げるのには、「早く動く高域」のチューニングが重要だと思います

 

音が早く反射も大きい「高域は出来るだけ反射を遅らせ」て

「中低域はLIVEに弾ませる」そんなチューニングを考えました

 

 


私のスピーカーはオールホーンスピーカーではめずらしく

各ユニットの振動板の位置を物理的に合わせて、


タイムアライメントをとっています





ですからウーハーのヴォイスコイル位置とツイーターのヴォイスコイルの位置が

上下で同じ位置にあります

 

フロントホーン方式の後方にあるウーハー位置、と同じ位置にツイーターがありますので



ツイーターのバックスペースが非常に少ないのが気になっていました

 


ホーン型のツイーターですので、音の特徴として前方への指向性が強く

バックスペースの容量はあまり音に影響しないように感じますが

 


さにあらず
やはりユニット後方の音の反射は重要であり


この距離が短いためギラつきやキツさ、音の硬さが出てしまいそれが少し気になっていました

 


今までもこの空間を仮想的に広げるために、様々な物を後ろに置いてみました



吸音材等の吸音効果の高いものは、静かにはなりますが、

高域がぼけてしまうような気がしました

 

QRDボードを設置して拡散しても、何か癖があるような、

偏ったような高音になるのが気になりました

 


今回は、乱反射で拡散し、多少の消音効果もあるボードを作り設置してみました




経験上、一定の方向に拡散するQRDや棒状の拡散は何か音に癖が出ますが

凸凹乱反射方式は意外に音に癖が出ません


多くのスタジオでも実績のある、凸凹乱反射方式のボードを

 

 

奥行き感の演出を更に得るために斜めにカットして




 

ツイーターの後方に設置してみました

 

 


狙いはピタリです

 

音は死なずに、活きた活力のある音で

 

明らかに反射時間と量が効率的に軽減され

音が柔らかく、それでいてクリアーになりました

 

 

 

やったー!

 

 

これはイメージ以上の効果がありました

やはりツイーターの後方スペースは重要ですね



二枚目のボードは片側の凸凹が大きくなっていますが、これはコーナーに設置して

部屋の角の音の濁りを解消しようと思いましたが、


これも狙い通りに効いているようです

 

予想以上の効果がありました


我がスピーカーはホーン型でありながら、モニタースピーカー並みに、


音像の定位が定まって聞こえます

 




ボーカルの声の位置は、中央の850ホーンの上の辺で今まで歌っていた歌手が


声の位置がかなり下方に下がりました、805ホーンの下のところまで、下がってきて

何とも優しい歌声になってきました

これは余分な響きが消えて、音が乱れず綺麗に奏でられているように思えます

 





因みに、ホール感を出すために

スピーカーの後方はディフェーザーで拡散しますが、

「スピーカーの横側と前方は一切拡散はしません」

 

本当は合板を少し斜めにして敷き詰めたいのですが、見た目もありますので

「木製ブラインドを交互に片側だけ垂らして」





フラッターエコーの解消のみとしています

 

横の壁はこれ以上やったら、音が死にます


両壁に垂らさず片側のみ設置、これが私はベストだと思っています

 


両サイドにブラインドをさげると、音がボケました

 

定在波は我が部屋では気になるレベルではありません、


今日の曲は、多い低音の位置で聴くか

タイトな低音の位置で聴くか程度で、椅子をずらして楽しんでいます

 

私の仮想空間の創造は

ツイーターの後方の乱反射拡散を行うことで、仮想空間の実現ができたと思っています

 

仮想空間の創造のポイントは、高域の反射音をいかに


「癖無く、乱さず、奇麗に、遅らせる」かだと思います

 


私のところで効果のあった方式も試してみてください

QRDや拡散ボードは部屋の下のほうに設置せずに、

ツイーターのある上の位置にに設置してみてください


あとは木製のブラインドでフラッターエコーだけを防ぐ必要最小限の拡散

これがベストだと思っています^_^


仮想40畳空間を目指して

2020年10月22日 13時31分20秒 | オーディオ




仮想の広いリスニングルームの構想を、少しずつ始めます

 

最初に言っておきますが、私がやろうとしてることは

正解を求める、正攻法で行う、音は理論だ

 

そのような事を言われる方々は、参考にはなりません

 

 

仮想的にリスニングルームを広げる

それは、散乱反射

拡散反射、乱反射、吸音、消音、はたまたホーン形状ルームなのか

 

 

まず手っ取り早い、反射ボードで最も有名なのが

理論に基づて作られたQRDディフェーザー

 



これが一番良いと言われる方も多いです

 

本物は、木製の板で作られた凸凹の深い物と、布が巻かれた凸凹の浅いものがあります

違いは消音される周波数の違いとも言われています

 

木製のボードで作って本来は拡散の目的で作られたのだと思いますが

ご存じの通り消音効果もかなりあります、彫りの深いモノの方が

低い帯域まで消音効果があると聞いています

 

消音なのか、吸音なのか、以前私なりに考えましたが

吸っても消しても結果は同じかもしれません

 

オーディオ販売店などでは、スピーカーの特徴を出す為に

このボードを張り詰めたリスニングルームも珍しくありませんよね

部屋の響きがあると、比較するスピーカーの音の違いわかりづらいので




固有の響きを消し、スピーカーの音の違いを明らかにするための設置方法だと思います

 

多くの販売店で取り入れられていることからもこの反射板が

拡散と消音に優れて、スピーカーの特性を引き出すのは分ります

 

 

これが「理想の試聴室」なのかもしれませんが

「理想のリスニングルーム」は違います

 

リスニングルームでは部屋の独自の響きを演出しなければなりません

 

響きで有効な手段は大きく湾曲したボードが優れていると聞いたことがあります



聴きなれた群馬音楽センターも、古来よりこの方式を取り入れています

 

このイメージが欲しいのですがちょっと予算が無理なのです

 

拡散ボードで対処しようと思いますが

ホールを感を目指すのか

スタジオ感を目指すのか

これをはっきりさせる必要があるのかもしれません

現実に、とあるコンサートホールでは、先ほどの拡散ボードを敷き詰めたところ

「音がぼやける」という理由で撤去された事例もあります

 

音楽家の方々が、音がぼやけるとは、奇麗なピントの合った音が霞むことだと思います

これは私も感じました、QRD等の一定方向に拡散したものは何か音に癖が出るというか

同方向に置き囲むと折角の音色が響きが失われるのです

 

綺麗に響かせるのもポイントの一つは乱反射だと思います




 

一定方向にだけ拡散したのではなく、乱反射したほうが聴きずらい音は消えて

私はある程度の乱反射は必要だと思っています

 

乱反射のほうが奇麗に奥行き感が出せるような気がします

 

てなわけで、乱反射ボードを制作してみました

 




2×4の建材をただひたすら斜めに、角度を変えて、たまにはまっすぐに

 

切り刻んで

 

バリを取り除いて

 

板に張り付けてみました

 




 これが正しいかどうかはまだわかりませんが

 

私はこれが良いのではないかと思って作ってみます


我がオーディオの頂きはまだまだ遥か彼方の様です


オーディオ装置は、音響装置

2020年10月21日 10時21分47秒 | オーディオ


何度も書いてきたことで恐縮ですが、オーディオ装置は

 

 

響きや音楽性が録音された音源を

「味付け無く再生する装置」と捉える方

 

 

ソフトの音源を使って、

音楽を「響かせる装置」と捉える方

 

 

 

考え方の違いで、

大きく意見が分かれると思います

 

 

 

前者の意見は、

レコードソフト自体に響いた音の情報が入っているので

音響装置でも響かせてしまうと、ダブルエコー状態になってしまう

 

だから音響装置に響きや音楽性といった言葉は必要ない

オーディオ装置は色を持たず、無色透明であるべき

 

こういった理論の方は

音楽性の詰まったソフトの情報を再生する空間はデッドニングされていて

 

音響装置の直接音が聴くのが、オーディオの楽しみと考える方が多いようです







もう一方後者は、レコードソフトは一つの音源で

 

楽器と同じ、だという考え方

 

 

レコードソフトと言う素晴らしいい音源を

いかに響かせて音楽を聴くか

 

この聴き方だと、「ルームチューニング」の重要性が出てくると思います

 

 



 

 

一口にレコード音楽再生といっても

その録音は、様々な録音方法があると思います

 

 

小さなライブスタジオや、大きなホールでのLIVE録音もあれば

 

一般的なマルチトラックレコーダーで、最高の個別のOKテイクを重ね合わせ

バランスを整えた、補正を加えた録音など、様々な手法の録音があると思います

 

 

よく、オーディオの究極は

 

LIVE感、録音のスタジオ感、ステージ感を

 

「自宅で再現すること」であると言われています

 

 

LIVEで録音されたもの、ホールで録音されたものであれば

 

LIVE感やステージ感は再現できると思いますが

 

 

どうなんでしょう?

各ミュージシャンが個別に何度も演奏し、OKテイクとなった単独の音源を

マルチトラックレコーダーで個別に記録し

 

それをディレクターが聴きながら、

自分のイメージで各音源を重ね合わせて

音像位置、バランスを決め、音色を加えて作り上げる音源

 

これが一般的な音源だと思います

 

 

この音源には、当然ながらホール感やそういった雰囲気は録音されません

 

 

 

前者の、音源を楽しむ聴き方だと、音の情報のみを素直に再生するのだから

 

ディレクターの作り上げた、音の世界をそのまま受け入れるしかありません

 

 

 

でも後者であれば、自分なりに、楽しむことができると思います

 

 

 

 

私は後者ですね、オーディオ装置は音響装置だと思っています

 



 

レコード音源を尊重しながら、その「音源の最高の再生」を目指しています

 

ですから音源を響かせ、魅力増す努力も必要だと思います

 

 

ルームアコースティックは、生音源だけでなく

再生音楽には必要不可欠と考えています

 

 

 

そんな私の理想的なリスニングルームは

広さ40畳、天井は7m、三角屋根の、バーカウンター完備の

リスニングルームが最適と考えています

有り余る財力に物言わせ、こんな雰囲気のリスニングルーム

 

 

着工しようと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、

言いたいですが無理なので

(大笑)

 

仮想の広さで作りたいと思います

 

 

仮想空間のリスニングルームの、着手にかかろうと思います

 

仮想リスニングルームとは壁や床、

天井などからの反射を出来るだけ遅らせる事で

仮想的に部屋を広く感じる、悲しい工夫です

 

一般的には市販のオーディオ用、高級ディフェーザーを

部屋の壁一面に張り付けるのが良いのですが

 

チョット予算が乏しいので、全て手作りで作ろうと思います

 

まずは、中古のスライド鋸を買ってきました

 



 

プライス5,500に、新品の刃を付けてもらってその値段で

 

粘って、値切ってやっと買ってきました

 



さあ頑張ろう


角の取れたまろやかなサウンドは俺には合わない

2020年10月16日 20時43分16秒 | オーディオ

誰が言ったか、WE乱心愚システム

 

私は、あくまでもWEのオリジナルのサウンドを奏でたいわけではありません

WEを使って、我が理想のサウンドを奏でようと、試行錯誤を繰り返しています

 

 

 

よく耳にするオリジナルのWEサウンドは、

刺激が少なく、聴きやすく、角が取れた、

尖った音もしない、まろやかな円熟サウンド

 

 

音は人格を奏でる

 

WEサウンドを奏でる方々は、

物静かな、上品な紳士

 

一部の例外を除き、人格とサウンドがマッチした

憧れの人物が奏でる

憧れのサウンドだと思います

 

 

 

 

 

でも私は、この角が取れた、

刺激の無い「まろやかなサウンド」は

 

慢出来ないサウンドなんですね

 

 

 

 

 

私はまだまだ、鋭利な刀の切れ味で、メガトンハンマーのパンチ力のサウンドを目指してます

音の目標に関しては一切の進歩なしです

 

 

その、目指す音を、現実に奏でるために選んだのが

 

冒頭の自作WE後面開放バッフルとWE22Aホーンに

当時のライバルLansing415と287風のユニットを装着したもの

 

 

それをWEでは行わなかった、バッフルをコーナーに設置し

 

更に両サイドと、上面を塞ぎ、背圧を下方のみに逃がして

 

低音を理想的に調整したシステム

 

思いは叶い

ほぼ思い通りの弾んだ低音を奏でていましたが

 

 

 

コーナーを均等に生かした設置方法だと

焦点位置が視聴位置よりかなり前方に焦点が合ってしまいました

 

 

 

焦点位置を当初気にしなかったのは

 

LANSING415ウーハーの前には、

大型のディフェーザーが設置設置されているので

 

焦点位置は正面ではなく、焦点位置は問題ないと思っていましたが、

 

違ったようです

 

  

何度、どう聞いても「見えないスピーカー」の真正面

ディフェーザーの正面で焦点が合うようです

 

不思議だ

 

 

 

この不思議な、現象を解消するために、ウーハーバッフルの角度を再度調整して

 

 

 

焦点位置を、視聴位置にもって行こうと思い、システムをバラシて再度様々な事を試してみました

 

 

 

 

 

そもそも、なぜ後面開放をわざわざBOX形に覆いを作ったのかというと

 

余分な音を濁さない、遮音の発送からでした

 

古の資料を見ると、WEでは後方に出たウーハーが発する800Kh以上の高域をカットするために

 

シルクの布が掛けられています

勿論、吸音効果もあるとおもいますが

 

音が混じるのを防ぐのが主の目的だと思う

 

 

 

実際に、似たようなフェルトの布を使ってやってみましたが

 

なるほど音が鮮明になる、と思いました

 

 

 

ネットワークでカットしても出るものは、出るようだ

 

出てしまった、不要な音は混ざらないように対策が必要なようだ

コンデンサーと抵抗で補正することもできますが、私は好きではありません

 

 

 

 

スピーカーをコーナー設置していてたので

様々な遮音対策が割と簡単にでき

 




色々やってみましたが

 

 

 

布よりも、板で遮音したほうが、混じらず

クリアーなサウンドが得られる

 

更に、完全に覆ってBOXとした場合

何よりも、低域のトランジェントが良くなり

好みなのサウンドなのでこの方式を使っています

 

以前行った小容量密閉よりエネルギー感があります

 

 

たどり着いたのがコーナーで両サイドの壁を使い

左右と、上の隙間を塞いで、下方にのみ背圧を出すちょっと変わった方式となりました

 

バスレフでもなくバックロードでもなく、その中間の様な設置方法

 

WEでは行わなかった、オリジナルの設置法です

 

 

量感たっぷりだが、タンタンと締まって弾んだ低音を奏でる

 

ほぼ理想の、お気に入りの設置方法

 

 

だが焦点が気になり、いったん解体して再度調整となった

 

 

 

まず、基本となるWE純正方法?を試してみました

 

TA-7396後面開放バッフルとして通常通りに設置してみる

 




 

後面開放にして、まろやかな低音が鳴り出すと

途端に消え失せるのが

お気に入りの「弾んだ鋭利なサウンド」

 

 

後面開放が奏でる、角の取れた刺激の無い穏やかなサウンド

 

大きな声じゃ言えないが、こんなサウンドは

「じい様WEエンスー」に任せればいい

 

 

 

俺が求めてるのはこんな音じゃない

音の角のしっかりした、過激とも言える、衝撃的な音

 

 

やはり後面開放の「まろやかなサウンド」は俺には合わない

 


ネット検索の上位表示は危ない!

2020年10月14日 10時16分07秒 | オーディオ

今朝TVのスッキリで水道工事詐欺を取り上げていた

 

危ない詐欺まがい業者が何故選ばれるのか、不思議だが

その理由はネットで検索すると

 

「上位に表示される」のが理由のようだ

 

 

 

えっ?、ネット検索して

「上位に載るものは詐欺まがい?」

 

私もなんか最近、ちょとだけそう思っていた・・・・

 

 

 

今は良い時代で、昔は一つの疑問が生じると

「その解決に多くの時間を要した」

 

だが、今はネット検索一発で疑問解消が行え簡単に解消できる

 

でもすぐ忘れまた検索、という欠点もあるが・・・、年齢かな?

 

 

 

まあとにかく、必要な情報はネット検索するとすぐに情報は出てくる、

冒頭の詐欺業者のように、「その情報が正しいかどうか」が問題である

 

 

上位に表示されるのは、何か秘策があるとの事ですが・・・・

ほんとでしょうか?

 

 

オーディオで何かに行き詰って、ネットでヤフー検索してみる・・

注、グーグル等の他の検索では順位が違ってきます

 

 

例えば最近低音が何か今一つ物足りない、

何か良い情報は無いかと思ってヤフー検索

 

「響き渡る理想の低音」は何だろう?

「魅力ある低音」とはどんな低音なんだろう?

「低音に求めるものは」何なんだろう?

「低音を制す者」はどんな人なんだろう?

 

そんな素朴な疑問で検索をしてみると、

どうも上位に表示されるものは「オーディオ再開」とかかれた

 

なにやら「怪しいブログ」

 

 

真実が書いてあり「なるほど~そうか」と、参考になったと思うものもあれば

 

酒を煽ってとんでもない、こんなことやる馬鹿はだれもいない、

的な文面もある

 

はたしてこのブログを信用していいのだろうか?

 

 

 

趣味としてオーディを楽しんできて

オーディオに辿り着くところはあるのだろうか、

 

そんなことを、とふと思い

 

 

オーディオ「マニア最後の夢」はどんなスピーカーなんだろうか?

「オーディオマニアの憧れ」ってどんなスピーカーなんだろうか?

「最強のフルレンジスピーカー」ってどんなスピーカーなんだろうか?

「WEサウンド」ってどんなサウンドなんだろうか?

 

そんな疑問を検索しても

 

 

 

酒飲んだおやじの「自慢の妄想ブログ」

 

 

 

 

オーディの疑問はまだまだある

 

「モノラルレコードの魅力」って何だろう?

「アルニコとフェライトの違い」って何だろう?

「励磁型」スピーカってどんなスピーカーなんだろう?

「JBLとALTEC」の違いってどんな違いなんだろう?

 

オーディオの?を検索すると

 

 

またまた腹が立つことに

あてにならない「妄想ブログ」

 

 

 

最近私はヤフー検索の上位は無視

 

ほんとに情報が欲しいいのに

その製品を上手く鳴らしたくて、少しでも情報が欲しくて

 

製品名で検索

「ALTEC288」「ALTEC-515A」「ALTEC817」

はまだわかる

 

「WE91B」「WE618B」「WE141A」「WE22A」「WE755A」

なども、一応「なんちゃって」でも持っていて

 

一応いろいろなことを行って

人様に語るだけのものは、一応あるとは思うが

 

 

 

でも、持ってもいない、

WE製品を妄想で語るのは許せない

「WE594A」「WE212」「WE15A」「WE16A」

なんて手が出なくて、

 

欲しいなー

って書いてあるだけの妄想ブログ

 

 

 

ほんと、ヤフー検索で上位に表示されるものは要注意!

 

「信じてはいけないもの」が上位に表示されているのかもしれません

 

 

 

 

皆様のオーディオの素朴な検索を邪魔して申し訳ございません

私も少し、邪魔だと思っています(笑)

 

検索する度に、「今度はちゃんとした事を書こうと」

思うのですが、何故か文章にすると・・・・

 

 

 

多くの方にお読み頂き

誠にありがとうございます


心が和む真空管の灯り⁇

2020年10月10日 15時07分24秒 | オーディオ
 
と、よく言われます

 が、・・・・、

 

 

 

最近はかなりのブームなようで、様々なオーディオ雑誌以外でも真空管アンプが

取り上げられる時代になってきた、

 

音質に加えて

 

インテリアとしても、おしゃれなアイテムと言われている

 真空管アンプ

 



でもなぜ、デジタルの時代に「特性の劣る真空管」が選ばれているのか

ちょっと不思議だと思いませんか

 

 

特性、性能、コストを追うメーカーはあまり使わない素子だと思う

 

 

 

音質を重視するマニアや、音にこだわるミュージシャン達が使い続け

 

それがまた音楽を楽しむ方々が、その音質に魅力にを感じ

 

巡り巡って復活しレコードと共にブームとなったのだろうか



ネットで真空管の魅力で調べてみると

 

 


音のイメージは「柔らかく」「優しく」「暖かい」「リアルな」などとあります

(注、私のイメージとはだいぶ違いますが)

 

 


「感覚的に表現」されるのが

 

真空管アンプの魅力のようです



なるほど、アンプ本来の出力・歪み・SN比などの特性ではなく

明るく光るガラス管を見て、

 

感覚的なイメージとして「真空管っていい音だな~」と

そんなふうに聞こえるのでしょうか

 

 

「金属的な耳に突き刺すような高域ではなく、聴きやすい」

とのコメントも

 

特性が悪く高域も必要以上に伸びていないので?

心地よい優しい音に感じる?

 

 


なぜ柔らかく聞こえるのか説明したものがありました

 

偶数次高調波歪みが強調されるので、

やわらかく温かみのある音がでるのだそうです

 

「倍音の高周波歪みが違う」

 

基本の周波数の偶数倍の周波数は「偶数次高調波歪み」、奇数は「奇数次高調波歪み」と呼ばれていて

人の耳に心地よく聞こえるのは「偶数次高調波歪み」で、「奇数次高調波歪み」は不快な音に聞こえるとの事

真空管アンプが信号を増幅する時は、「奇数次高調波歪み」が消され、偶数次の歪みが強調されるそうで、

 

この作用よって真空管アンプで音を聞くと

音が心地よいと感じるのだそうです

 

 

知らなかった

 

 




そんな真空管の柔らかな灯りを見ていると「心が和むとか」

部屋を暗くしてあの「オレンジの色を眺めて」いると

リラクゼーション効果があり、

 

くつろぎの空間が演出できるのだそうだ

 

照明でも、真空管ふうの電球も人気があるようで

 

ガラス管が灯す淡い光は、レトロでおしゃれな雰囲気で

インテリアとしても楽しめる

「最先端なオーディオ機器」

 

それが現代の真空管アンプの魅力なんだそうです

 



 

昔から使っていた我々の世代は、一時とても

肩身の狭い思いをして真空管を使ってきましたよね

 

80年代90年代、トランジスターアンプが全盛期の時

真空管は「因業なおやじの暗い趣味の象徴」

 

時代錯誤のオーディオ機器ってイメージだったので

最先端アンプをメインに使いながら、片隅でこそっと聴いていた時がありました

 

 

私はトランジスターアンプもかなり使っていましたが

真空管しか使わなかった「あいつらは」きっともっと肩身が狭かったことだろう

 

 

えっ、まだ真空管アンプ使ってるの?

そんな「時代遅れと言われた」期間が結構長くありました

 


その時代から見れば今は、

堂々と「真空管アンプを使っている」と言える

 

「真空管灯りを楽しみながら音楽を聴いてる」んだよ、

といえば

 

 

ステキな灯りの雰囲気で、柔らかな音で、疲れた心を音楽で癒す

トレンディーな男ってことになる

 

へへ~最先端なことやってんだぜィ~

 

 

 


魅惑的でおしゃれなインテリアとして灯り?

も、

 

確かにありますが、

 

 

何故か我が家は刺激的な灯りが多いです



この強烈な灯りが象徴するように、我が家の真空管は

「柔らかく」「優しく」「暖かい」

 

 

 

なんて言葉は出てきません

「過激に」「力強く」「色濃く」

こんなイメージの真空管が多くあります

 

 

 

 

それから今の真空管ブームにちょっと一言、言いたいのですが

真空管というと、増幅管ばかりがクローズアップされて

その増幅管で音が決まるようなことが書かれていますが

 

 

 

増幅管は単なる音の傾向と、出力の大きさの違い程度

までは言いませんが、そんなもんですよね

 

 

音質、クオリティーなどは、別なパーツのほうが重要だと思います

音質は入力管や、トランスなどのほうが大きく変わってくると思います

 

 

我がWE91Bを車に例えると



 

NFBが、ボディー合成

WE310Aが、トルク

WE300Bが、出力

WE274Bが、静けさ乗り心地のクオリティー

WE618Bや171の入出力トランスが、ハンドリング運動性能といったところでしょうか

 

勿論抵抗やコンデンサー等の部品も重要ですが、

トータルバランスがアンプも車も大切だと思います

 

 

WE300Bなんて単なる出力管ですよ

あんなものありがたがることはありません



刻印?、そんなもの古いだけ、すぐ音が出なくなりますよ

300Aのマグネシュウムゲッター?

 

そんなの神話だよ

 

欲しがっちゃだめよ、あんなもの

・・・・・・

 

 

あ~木箱に入った高級そうな300Bあれがいいよねー

新しいし、超貴重品って感じ

高級真空管なんだから、あのくらい厳重に保護しなきゃダメだよ

 

音も最◯〜

 

 

安っぽい紙の箱に入ったのなんて、有難味がないよね

やっぱり木の箱に入った高級品が最高

 

 

 

 

紙の箱の、ボロボロの汚い紙に巻かれたのは

もう古くてきっと使い物にならないですよ

 

 

 

 

えッ、お爺さんの遺品や、暗いおやじの遺品に

1960って数字が書いてある真空管がある?

 

そりゃ大変だ、60年も前の真空管、でもう音は出なし

それに古くなると、有害な成分が漏れ出す恐れがあるんですよ

 

 

家に置いておくと危険です、家族の健康を害すかも

 

 

 

いやダメ!、

ビンやカンのごみの日に捨てると犯罪ですよ

 

 

ほんとに大変な物を、残されちゃいましたね

 

 

困りましたねー

心中お察し申し上げます

 

 

 

 

 

 

 

 

仕方がない 

私が引き取りましょう・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰か安く譲ってくださ~い


歪の少ない良質な音が、高性能な良い音?

2020年10月08日 11時49分10秒 | オーディオ

いままで「弾む低音」についていろいろ書いてきましたが

 

 

 

私の低音の理論は古くて

今の時代のオーディオからは時代錯誤で

 

なかなか意味が通じないらしいです

 

 

確かにネットなどで「重低音」を検索するとヒットするのは

私の思い描く低音とは全く違う音です

 

私のブログ等に頂く反論コメントからも

 

多くのオーディオマニアの方々が望むのはいい音の低音とは

パイプオルガンが響くような低音を奏でるスピーカー

 

なのかもしれません

 

 

歪の少ない低能率ロングストロークのユニットで

重い材質の動かない振動板を

 

大パワーアンプで強力に動かし、制動を掛けて奏でる

 

 

そんな

重厚で良質な低音を奏でる音が、高品質な音であるらしいです

私も昔はそんなオーディオやっていましたので否定はしません

 

 

 

 

でも、

失礼ながらその「高音質」の先には・・・・・・・

 

・・・・・・・・

本来の高性能とは・・・・

 

 

現代の「低能率スピーカー」は、

ほんとに〇力が低いと思います

 

失う情報が多すぎます

 

 

失った情報を補うのが

これまた失うものが多すぎる「大出力パワーアンプ」

 

これを専門用語で「悪循環の連鎖」と呼び〇〇×

 

失った音は、絶対に出てこないです

 

 

もともとスピーカーは構造上、

失う情報が多い機器です

その情報の損失が少ないのが

本来の「高性能」なんだと思っています

 

 

如何に情報を失わず、音に変えるか

 

本来そこに技術の進歩があってほしかったです

が、残念ながらそんな高性能な

高能率スピーカーは廃れて過去の遺物となり

 

現在は情報量の多い高性能なスピーカーは現代には殆どありません

一部100bdを超えるスピーカーがあるのは嬉しい事です

 

 

私は情報が量が多く

反応の良い「高能率」スピーカーが好きです

 

 

私のような高能率スピーカーが奏でる音は

 

軽い低音で、「時代錯誤で野放図に弾む低音」らしいです

 

確かにこんなスピーカーの奏でる音を夢見る

時代錯誤のオーディオマニアですが

 

 

でもね、これはオーディオスピーカーの本来の姿だと思っています

 

 

本物の、ありのままの音で

楽しい音を奏でようとした「スピーカー本来の姿」

 

 

 

 

 

私が

「弾む低音」に拘るのは

 

 

私が聴く限り、実際の音楽の中で

「弾まない低音は存在しない」からです

高域も中域も低音も実際の音には区分は存在しませんが

 

 

楽しい音楽は、

一つ一つの音が弾んでいます

 

 

 

そんな音楽を高能率で情報量の豊かな

立ち上がりが良く、「音が弾む」スピーカーで聴くと

 

「ドキッとする」ような音楽を奏でる

 

 

 

ドキッとするのは、感性に響いたからだと思う

 

私は、そんな魅力的なスピーカーが欲くて

 

ほしくて

 

 

欲しくて

 

 

 

作りました

(笑)

 

目指したのは

 

 

心に響く音楽を奏でるスピーカー

 

高能率スピーカーを使った

 

早く、力強く、心に響く音楽を奏でるスピーカーシステム

 

確かにそんなことを考えるのが時代錯誤なのかもしれないですね・・・・、

 

 

時代錯誤か~

 

でもね、スピーカーは100年も

何も進化していないんですよ

 

 

スピーカーは本来どうあるべきか

高性能なスピーカーとはどんなスピーカーであるべきか

 

 

・・・・・・

 

 

 

・・・つづく・・・・・

 

最近ブログの文面が長いとクレームがあるため、短くします


弾まない低音は好きじゃない!

2020年10月03日 22時44分15秒 | オーディオ

どっかで聞いた様なタイトルですみませ~ん

 

オーディオ再生で最も難しく

そして最も大切なのが「低音」再生だと思っています



 

中高音は名機と言われるオーディ機器が沢山存在します

WE 594A、ALTEC 288cなど、・・・一応JBL375も名前だけはあげておきますか

 

中高音は素晴らしい音色の名器が沢山ありますが

 

 

でも、低音の名機って何かありますか?

 


WE 594Aだって、低域の名器があれば実用的で無い孤高のユニット

なんて呼ばれないで、もっと活躍したかもしれないですね

 

低域を本当にうまく鳴らせるユニットって、実は本当に少ないと思います

 

 

 

 

オーディオで言う気持ちいい低音とは

たんッターンと弾んで、明朗で心地よい低音だと思います

 

対して嫌な低音は

暗く淀んで弾まない重い低音、気持ち悪くなるような低音だと思います

 

 

 

低音の再生で重要と思われるポイントを挙げると

低さ・重さ・太さ・強さ・量

など様々な重要視するポイントがあると思いますが

 

 

私の低音再生に最も重要なポイントがスピードをもった

「切れ」「張り」「クリア」「音圧」です

 

「俊敏で鮮明な迫りくる迫力の低音」これが最高ですね

 

そんな低音は重低音では無く、中低音といったらいいのか

100~200ぐらいの帯域が「おいしい低音」だと思っています

 


楽器で言うと「コントラバスやティンパニーなどが奏でる低音」でしょうか

 


ジャズではドラムやウッドベースなど


この帯域の楽器が速さを持って

弾ける様に鳴らなければ「音楽は楽しくない」ですね

 

よく「パイプオルガン」が上手く再生できなければダメだ




そんな事を言うオーディオマニアの方もいますが、?????

オーディオ的には重要なんでしょうが 



あんな重低音は「音楽性」にはあまり重要な音ではない音だと思っています

どんな音でも出ていれば良い帯域だと思います


 

それから低音は波形が長いから、スピードは必要無いなんて意見もありますが

 


いえ、とんでもない波形の長い低音だからこそ

ユニットにスピードがなければ、活きた再生音は奏でないです

 

 


活きた活力のある低域、なかなかこういったスピーカが無い理由

実は速さを持った低音は結構大変なことなんです

 


 

重さや量は割と簡単なんです

物量を投資して、振動板の材質を重い音色にしたり、

質量を重くすれば良い

 

 

だが低音に速さを求めると、重い振動板では難しいです

 

別の手法では小さく、軽いユニットを多く連ねる方法もありますが

滲まない低音のためには少ないユニットの方が有利

 

 

鮮明な音を出すには「速さ、切れの良さ」が必要です


反応を良くするためにはボイスコイルは細い線でギャップは狭く

ストロークは短くとなると思う

 

 


 

正反対に、余韻を出すのが得意な、あるメーカーが行っている

太い線でコイルを巻いて、ギャップを拡げて、ストロークは長く

 

制動力を抑えるために小さい磁力で重いコーン紙を動かして

おまけに、さらに長いロード駆けて余韻を演出する



これが何というスピーカーか知りません

ホール感を出すならこの手法もありだと思いますが・・・、

 

 

 

ほかにも重い材質やコーン紙に重りを使ったりして

能率を下げ、重く低い低音を演出するものもありますが

 



正直言ってこの様な手法の、

違和感たっぷりの低音は好きではないですね

 

勝手な定義だが95Db以下の能率で気持ちの良い低音を奏でるものは



・・・・・・・・なかなか無い!

 

 

 

ましてや80db台の能率の悪いスピーカーでは

どんな大パワーアンプ使っても、私の求める低音は〇×に奏でないです

 

最近の市販のスピーカーで、楽しい音のスピーを求めると
PAやSRなどの業務用だけかもしれません

 

 

近年主流の小口径ユニットのほうが切れのある

俊敏な低音が出せる・・・・とは思います・・・が

 

 

確かに20センチもあれば一般家庭では十分な

量と低さは確保できると思います

でも小さなユニットで多くの空気を揺らし十分な低音を出すには、

ストローク長がある程度必要になります

 

 

ストロークを伸ばせば、本来の小口径のメリットである

キレやトランジェントが落ちてしまいます

 

つまり最近のスピーカーに代表される、小口径でもロングストロークで量を出せば

スピードや音の張りは失われ、弾む低音は奏でられなくなります

 

この辺の兼ね合いが小口径で量を出す難しさだと思います

 

 



 

また先日も書きましたが

五感で感じる「感動的な音」の要素は

 


視覚、聴覚だけでは無く触覚、耳だけではなく

身体や肌が感じる振動も大切です

 

それには「量」ではなく「音圧」が大切だと思っています

 

 

 

小口径ユニットでは感性に響く様な絶対的な音圧は、なかなか出せません

 

この音圧の無さが「量が出ても物足りなく感じて」しまう原因です

 

 

かと言って 

重い振動板、能率の悪さ、磁力の弱さ、量を稼ぐ為のロングストローク

 

これらがそろって奏でる低音は

量が出ているかもしれませんが、弾まなく澱んだ低音となってしまいます

 

 

 

音量と音圧は、似て非なる別物です

身体で受ける感覚が全く違います

 

 

 

上記理論を実現するためには

ストロークは短く、ある程度の口径を持ったユニットが最適です

そして私が選んだのが Lansing 415励磁型ウーハー

 

 

勿論、本家本元WE4181の選択もありましたが、

正直18インチを我が家の様な至近距離で聴くと「鈍さ」が気になります

この解消はかなりの努力が必要になると思います

 

私の使用環境では12インチ〜15インチがベストだと思っています

 

 

この大きさでFIXエッジ・ベークライトダンパーの

振動板の無駄な動きが無いものが最適と考えています

 

FIXとは「固定された」「動かない」エッジの意味です

確かに手で押しても動きの悪い、揺れもしないウーハーです

 

 

速さを奏でるのは難しい様に思えるかもしれませんが

 

逆なんです、

 

手では動かない振動板ですが、これがスピードにはとても重要なんです

 

私が聴く限りFIXエッジ、ベークライトダンパーを採用したほうが

音楽信号では俊敏に動く物が多いです

 

しかも無駄に動かないので、その響きはとても心地いいのです

 

 

コーン紙を手で押してゆらゆら揺れる、

フラフラのエッジやダンパーでは量は簡単に出ますが

 

スピードや張りが出ないので、透明感を得るのは難しいです

動かない振動板で良質な低音を求めた方が私は好きです

 

 

当然、なかなか一筋縄では行きませんが、うまく鳴らせば

フラフラのコーン紙では出せない

 

速さと張りを持って重厚な響きを奏でる事ができると思います

 

固定された振動板を動かし、最後のポイント「キレと鮮明さ」

 

これは「励磁型」が必要だと思っています、

 

励磁方式は透磁率の良い素材をポールピースに使いますので

磁力飽和をなかなか起こしません

しかも電磁ブレーキもかかり無駄な動きがありません

 

ですから励磁ウーハーは歪まず濁りの無い綺麗な低音を奏でます

 

 

我がLANSING415の励磁コイルはD.C 220V 125mA

そのコイルを動かすために消費する電力は、

なんと1本35Wもの電力を消費する大食いスピーカー

それを動かす強力な励磁電源も重要です

 

 

励磁型ウーハーの最大の特徴は大音量で歪みません

 

 

私は更に量も求めてダブルで使い、それをコーナー型に設置しています

音を濁すコーン型最大の問題点、位相反転する背圧も

量に変えてうまく使うことが出来ました

 


滲まない様に、距離や、音圧までも合わせられるものは合わせて

速さと、張りと、透明感、そしてそれを邪魔しない量も備え

 


先日の古の単線ワイヤリングで

あれ?ってほど一時はキレが失せていましたが

それもやっとなじんできたのか、音がキレてきました

 

注、単線の指向性については、様々な意見があると思いますが、私はある程度太い単線を引っ張って細くすれば、一定の指向性は生まれてしまい、それが音にも違いが出てしまい、音の方向性は実際にあると思います

それがワイヤリングを行った当初感じる違和感だと思います

でも、一定方向に信号を流し続ければ、慣れてくるというか

エージングが進むというか、その違いも少なくなって音が馴染むのだと思っています

 

 

なにやら、思い描く理想の低音が響き始めました

 

 

打楽器が弾けます

 

ウッドベースの弦を弾く音も心地い

 

コントラバスの響きも浸み渡ります

 

 

 

弾む低音は生々しい音楽を奏でますね

 


良い音と、楽しい音の違い

2020年10月03日 13時21分10秒 | オーディオ

良い音のオーディオ機器は沢山あるが

楽しい音のオーディオ機器は販売されていない

 

 

目指す音は「いい音」なのか

 

「楽しい音」なのか

 

これは、オーディオの永遠のテーマかもしれませんね

 

 

 

良い音=高音質・高品質

だと思います

 

 

一般にオーディオマニアが目指すサウンドは

原音を忠実に再生するいい音、だと言われています

 

ソフトに入っている音楽性を最適に表現する 

オーケストラのコンサートホールの再現やJAZZ LIVEの再現等々

あたかもそこ居るような、疑似体験ができる装置それが

いい音のオーディオ装置と定義されています

 

 

いい音のオーディオ装置で音楽を楽しむ

これが最高だとは思います・・・・が

 

 

問題はいい音の装置では、楽しめない事が多い様な・・、

 

 

 

私の感性では

良い音=物理的特性の良い音

と、すぐに捉えてしまいます

 

 

物理的な特性が良いから、よい音

 

 

当然違った感性の方もいらっしゃると思いますし

様々な良い音の定義があると思いますが

 

ここでは私の感性で書かせて頂きます

 

 

 

私の独断で「良い音」は

作る側の物理的な定義だと思っています

アンプメーカーさんなどでよく聞く、良い音のための定義は

・ノイズを減らして

・歪みを減らして

・広帯域をフラットに再生する

・原音を忠実再生の為、機器は固有の音色を持たない

等々はよく聞きます、

 

 

再生装置に求められるのは

機械的な音の雑味を消し、固有の音色を発しない

原音に対し、忠実に再生する装置、と言う事だと思います

 

 

つまり作る側の「いい音のオーディオ機器」は

静かで無色透明でフラットでワイドレンジな、機器

 


と言う事になります

なるほど、現代のオーディオ機器は、

ほとんどこれに当てはまると思います

 

 

 

音を良くするために

部品や回路を厳選して作った、との話はよく聞きますが

 

 

楽しい音にするため

部品や回路を作った、との話は聞いたことがありません

 

 

製品の検索や、ヤフーでも「いい音の製品」で検索すると

沢山の製品がヒットしますが

 

 

当たり前かもしれませんが

「楽しい音の製品」で検索した場合

何もヒットする製品はありません

 

 

つまり、メーカーからは「楽しい音のオーディオ機器」

は発売されていないし、存在しないのです

 

 

これって凄いことだと思いませんか?

 

 

音を楽しむのが音楽なのに

音を楽しむオーディオ製品は無いんです

 

注、

良い悪いは判断の基準、それを使い楽しいか楽しくないかは感情の問題

良い音の性能の良い製品を使って、いい演奏を趣味として楽しむのがオーディオだよ相変わらずあんたは馬鹿だね~

 

と言った、「貴方!」

も少し黙って読みなさいね

 

 

 

では

楽しい音、楽しさとは何だと思いますか?

 

「楽しい」を調べると?

 ・ワクワクする気持ち

・新しいことへの期待感

・壁を乗り越えたときに感じる感情


「楽しい」はただの感情であり、基準ではない

だから楽しい音の製品は作れないのもわかります

 

 

まあ、良い音で、それが楽しく鳴ればそれでいいのですが

・・・・・・・・

 

 

 

 

話は変わります

 

既婚女性に旦那さんの第一印象を聞くと

ムカついた、嫌な奴だと思った、全然好みじゃなかった、最悪な男だと思った・・・

意外にこんな答えが多いんですよね

 

一方で、結婚できない男の人の印象を聞くと

良い人なんだけどね~、やさしひとなんだけどねー

この「なんだけどねー」が微妙で少し腹が立つが

 

周りを見てみると、確かに「いい人」「優しい人」

だけではなかなか結婚できないようだ

 

 

嫌な奴でもなんでも、まずは気にかかる

目にとまる必要があるのだろうか

 

 

上記の女性に「えっ?、なんでそんな人と結婚したんですか」と聞くと

 

最初はそう思ったけど・・・、「意外にいい人だったのよ」

 

「そう思ったら“ステキに見えてきた”のよね~」

 

 

・・・・、女性の心理はほんとによくわからない

特にB型の気まぐれにはかなり・・・・

 

 

まあ、結婚が「楽しい」かどうかは別問題だが

「楽しい結婚」を選ぶ相手の選択肢は「いい人」だけでは難しいようである

 

 

 

相変わらず無茶苦茶な理論展開だが

上記「理解しがたい女性心理」理論をオーディオに用いれば

 

 

 

楽しい音は「良い音が」しなくてもいいのです

 

 

むしろ、第一印象は「なにこれ酷い音」って

感じてもしまってもいいのだと思います

 

 

 

そうなんです、私が初めてWEを聴いたときは

まさにこの印象だったのです

(笑)

 

まだ若い頃でしたがレビンソン、クレル、アポジーなどの

新しいオーディオに目を向けていた時に、古臭いWE15Aを聴いたのです

 

 

その時の印象を思い出すと

 

ステレオの時代にスピーカーが一本のモノラルで?

確かに、何かゾクッとする歌声だが・・・・

 

上も下も全然出ていない伸びてない、

だいいち音の鮮度が低い、情報量も少ない

なんか切れなくて弾まなくて、古くて暗い音だな~

 

 

多分これがWEの最初の出会いだった気がする

それから様々な最新のオーディオ機器を使ってきたが

あの艶めかしい歌声は、最新のオーディオ機器では

とうとう聴くことができなかった気がする

 

 

巡り巡って結局、最初の印象が悪かったWEに辿り着いてしまった

今日この頃です

 



再会したWEに魅かれ、「ステキ~」と思えるようになった理由は


どんなオーディオ機器より個性的な色濃い音色を持っていたからだと思います

 

良い人・・、

じゃない現代の「良い音」の音響機器では出せない音色

 

 


濃~い、音色で

音を演じる音響機器それが

「WEサウンド」だと思っています

 

鏡のように写し出すミラフォニックサウンドと言っても

無色透明とは無縁、最も色濃い音色を持った音響機器だと思います

 

色濃くとはバカチョン写真のように、ただそのまま写すのではなく

特徴を捉えて、負の音色を補い

更に特徴を美化するというか・・・、

 

 

その最たるものWE15Aなどは、お酒で言うと「大吟醸サウンド」

音の芯を取り出してそれを増幅するホーン

嫌味な雑味な聞きずらい音は、あのロードのどこかで消えてしまう

 

色濃い魅力とは、嫌な音は極力出さない

魅力的な音は更に色艶を付けて聴きやすくして魅力的に奏でる

 

勿論使われる場所や、その用途によっても音色は違って

様々な音色を奏でる物が存在すると思います

 

 

 

そんなWEサウンドを目指した我がシステム

上手く鳴らせたときは

 

ゾクッとする歌声で華やかな空気感で

 


・・・・・ステキ~、惚れちゃう~

・・・・・・なんか物凄く興奮する~
(笑)

 

そんな演奏を聴かせる事もたまにあります

(血液型B型のオーディオ装置ですからたまにです)

 

 

 

 

話があっちこっち飛んで、

いつもの訳の分からないブログですみません

 

 

私が目指すオーディオの拘りは

「楽しい音」です

 

このブログのタイトルも「レコードで音楽を楽しもう」ですしね

 

聞きづらい嫌な音は出さない

魅力的な音は更に美化して、魅力的に奏でる

 

現代のオーディオ機器が目指す「無色透明」とは無縁の音

私の彩が色濃いサウンドです

 

持論の「オーディオは人柄を奏でる」の所以でもあります

 

 

 

極端な言い方ですが、どんなソフトを持ってきても

その良さを素直にそのまま奏でるのではなく

 

正直、自分の色に変えて奏でる

ジャズもクラシックもJpop もどんなレコードも

我が音色が載る

 

 

正直それがとても心地よく「楽しい」

 

勿論そのソフトを全く違う音で奏でるのではない

特徴を加えて我が色に染める

 

我が色に染まった音楽は「とても楽しい」です

 

 

機器が沢山あって電源スイッチ10個くらい電源入れないと音が出ない

まあ確かに手間はかかる

 

 

電源が入れば、様々なノイズと共にウオーミングを始め

音が出るのにも時間が掛かるが

 

 

鳴り出せば最高に楽しいサウンド

 

次は何のレコードを掛けようか

このレコードはどんな音を奏でるのかワクワクドキドキ

 

 

そんな「楽しい音」で今宵もオーディオを楽しんでいます

 

 

 

勿論、更なる「楽しい音」を求めて追及しています

決して、迷路をさまよっている訳じゃないんですよ