オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

WE120Aラインアンプ再びフロート

2015年02月09日 08時30分53秒 | オーディオ

かねてよりマイクロフォニックノイズを発していたラインアンプ



WE120Aで使っているWE348が時々真空管ハウリングを起こしてしまっていた



ハウリングはプレーだけでなく、真空管の電極が振動して起きる場合もある




レコードオーディオは振動との戦いである





レコード盤の溝から針が揺られ、その振動で発電した信号が


電気信号に変えられ、変調、増幅されスピーカーが振動し音となる



カートリッジが音以外の無用な振動をシャットアウトして、

音溝の振動のみを、カンチレバーが確実にコイルに送り発電しなくては、よい信号音が生まれない



スピーカーも無駄なく振動する事で、信号を確実に空気振動に換える




アナログオーディオは振動との戦いだが有害な振動の除去で、

本来の重要な振動にも影響を及ぼしてしまう


だからあまり除去はしたくないが、仕方ない



また、軽い針圧のカートリッジで軽量アームだとなぜか音が薄く感じられる


音溝を確実に信号に換えていない気がする



ある程度の針圧と、アームの質量が必要だと私は思っています



アームの質量はある程度必要だが、感度の悪いアームは全く使い物にならない



感度がよく質量のある金属のアームが、信号に良い響きを与えられるのだと思う





有害な振動のシャットアウト




これは重要



まずは入り口

ガラードの有害な振動は、半分タオックのスパイク、半分がインシュレーターである程度のところまで改善できた



アンプの真空管のマイクロフォニックノイズに対しては、やはりフローティングが効果的でる




以前プレやーが2台しかなかったので、ラックの上でフロートボード使いWE120Aを試したことがあるが


その時は完全フロートよりも一点を固定した、ハーフフローティングに落ち着いたのだが



その後、プレーが三台となり、行き場を失ったWE120Aはラック内に戻され


ブチルゴムのみのフロートで使用していた




今回は再度フローティングボードに、WE120A乗せることにしたのだが、


ボードに乗せるにはある程度の高さが必要




フローティングボードは厚手の合板で自作のものと、ドイツ製の高級品(借り物)があるが


ドイツ製の本物のほうが少し低い、それでもラックの中でのフローティングは、かなり無理がある






そこで、AVラックの中板を一段抜いて、高さを確保した、



その抜いた中板を、天板とあわせて天板の補強も図った、一石二鳥であると考えた




だが、一段抜く事で、居場所を失ったのはMLAS JC-2

やむを得ず最初、天板に両面テープでとめたが、あまりにもかわいそうなのでステーで吊り下げた

まあ似たようなものかな?



これで機能性と、有効振動対策が出来た



もともとオーディオ用ではないAVラック、本格的なものに買い換えたいが


そんな余裕は全く無い!



現状の機材を調整する事で何とか対応するしかない



薄い天板を二枚重ねてネジ止めしたが



あまり効果は無かった




やはり元がAVラックいくら天板を厚くしても、たいした音質改善にはならないが


WE120Aラインアンプがフローとした事でまたひとつ




有害振動に対策が施されクリアーになった気がするが・・・・・・