オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

神が宿るマッチング WE728B&RCA245シングル

2021年08月20日 22時58分59秒 | オーディオ


縁あって我が家に収まった、マイクキタ氏の手掛けたアンプ群

 

 

直熱管WE300Bシングルアンプの代表作「WE91型アンプ

そして、WE300Bプッシュプルアンプ、「WE86型アンプ

 

 

いずれも当然ながら素晴らしいアンプである

煌びやかで力強い躍動感を演じるWEサウンド



細身でチョット過激な91B型と

 

奇麗で肉付きの良いサウンドを奏でる86型、

 

まあどちらも音色は同じです

 

 

 

更に芳醇な響きを加えて奏でる傍熱管WE350Bppアンプ、WE142型

 

WE91型、WE86型、WE142型の最新の?

WEサウンドを奏でるマイクキタ氏が造り上げたアンプ群

 

この三台があれば十分と思っていたが

 

 

 

マイクキタ氏の日記を読むと、この三台を遥かに凌ぐアンプがあるようだ

 

「我がオーディオ人生の締め括りに相応しいし秀悦のパフォーマンスを発揮しているアンプ”RCA-245単段アンプ”」



マイクキタ氏はこのアンプを生涯の最高傑作と自ら称賛されていたが

 

私は当初この245アンプには興味を示さなかったが、

 

 

氏の作り上げた様々なアンプを聴きながら、想いを諮るにつれ

そのオーディの締め括りを飾ったRCA-245を聴いてみたくなってきた

 

 

仲介して下さったD氏に聞くと、手元に置いてあるとのこと

 

是非聞かせてほしいと、再びD氏のもとに伺いました 



まじまじと見せて頂くと

「これが人生の締めくくりに相応しいアンプ?」

 

と、疑いたくなるような実にシンプルなアンプ、しかも、マイクキタ氏の日記では

WE618C入力トランス+出力管+出力トランスの初段をアンプを排したシンプルなアンプとあるが、

 

残念ながら何処にもWE618Cの姿は無い、最後に改良を行った記事があったがその時に外した様だ

 

しかもその際に主要なパーツはかなり高値で処分されたような事を書かれていたが

618Cも処分されて、これはもう「抜け殻アンプ」なのかもしれないな~と思いながら

 

 

D氏の処で励磁スピーカーを鳴らしてみたが、正直大したことは無い音

ほかのD氏のノイズの無いアンプと比べると、非力で魅力に欠けるサウンド



シンプルな音の小出力アンプにしか思えなかった

 

D氏もそのサウンドに全く興味を示さないようで、



北さんも年取って狭いマンションで小出力で楽しむのにちょうどよかったのかな? 

そんな話をしながら、D氏自慢の21世紀電源を搭載した「ノイズの無いアンプ」の視聴会となりました






期待薄ながら持ち帰り、マイクキタさんのお気に入りのスピーカーWE728Bで音を出してみて

 

 

驚いた

 

今まで私に衝撃を与えたどのアンプよりも、鮮烈な衝撃を与えてくれた

カーメンマクレーのLIVE盤をかけたのだが、音を出した瞬間に

 

「LIVE会場にワープしたように感じた」

 

まさに自然でリアルなサウンドステージ、しかも今までに体験したことがないレベルの

 

静けさ・リアルさ

 

今までの再生音楽の概念を全て覆すようなサウンドステージ

 

 

これを聴くとWE91Bや86はあざとい音造り、

350B演出過多に感じる、音を必要以上に演じる必要はない

 

 

そんなことを歌い上げるRCA-245単段アンプ

 

 

 

改めて氏の日記を読み直してみたので245の日記を抜粋します

①、何故単段アンプなのかは「出力管と電圧増幅段共通のB電源への逆起電信号はアンプの動作に悪影響を及ぼす」との言を信じて

  前段の増幅部を割愛しS/Nの向上と数少ないディバイスのキャラクターを存分に発揮させたいからである。

  幸い手持ちにはWE-618Cという高昇圧比のIn-putトランスとRCA245ナス管とそれに見合ったマグネクエスト製のOut-putトランスがある。

  しかも1928年に開発されたWE⁻49Aアンプの筐体もある。

  WE-618C In-put Transの高昇圧比がRCA245の単段アンプを実現させた

  勿論電源部も手持ち部品で平滑回路の逆起電信号に配慮したチョーク2段のダブルπ型で構成した。

  周波数特性はNFを掛けないアンプとしては申し分ない

  (10Hz:-10dB、50Hz:0dB~1kHz~10KHz:0dB、12KHz:⁻1.0dB、15KHz:-1.6dB,20KHz:-3.2dB,25KHz:-6dB)当然のことながら雑音レベルも問題ない

  さて肝心の音質であるが一番期待した音の抜けの良さは存分に発揮しており低音域のスケール感、

  中音域の分厚さ、高音域の伸びと全体的に上品さのある音色と併せて

  S/Nの良さは音楽を長時間聴いていても疲れないのとワクワク感の醸成が何とも言えない!!

 

 

②、RCA-245単段アンプは我がオーディオ人生の締めくくりに相応しい秀悦のパフォーマンスを発揮してくれる。

  このアンプの決め手は入力トランス+出力管+出力トランスだけのため使用される部品が少ないく

  使用する部品のキャラクターがもろに音色に反映することである。そしてS/Nの良さにも反映されている。

  高昇圧比のWE-618C入力トランス(白色)は存分にウエスタンサウンドを彷彿させてくれていると私は自己暗示をかけている。

  パワーアンプとしての周波数特性もNFBなしでも十分に高域まで伸びており満足している。

 

③、RCA245単段パワーアンプへのこだわり!!

  RCA245直熱出力管はガラス加工の限界に近い極薄のガラスがナス型をしている。

  まさに古代遺物の風情を漂わせているが決して出てくる音は古めかしいものではない!!

  245単段パワーアンプは紹介記事にある事柄を忠実に表現すると同時に全体的にしっとり感がみなぎり

 

  日本酒に例えるとじっくりと熟成された大吟醸のような音質に感ずる。これは出力管が直熱管の所以か、

 

④、我がオーディオのFinal Answerと成すべく製作したRCA-245単段パワーアンプであったが、マイミクさんの評価では飽きない音と

  いい評価を得たが、その後思い付きで二つのことをしでかしたら更に一段と高音質が得られ表題の如く

  「飽きない音から、聴きたくなる音へ」を実現した。

 いずれも遊休品を活用したので新規投資はなくCP値は抜群!!

 Brush-upその1

 パワーアンプの入力トランス(WE⁻618C)の昇圧比(600Ω:85KΩ)では単段パワーアンプとしてはややゲイン不足気味であったのが気になっていた。

 そこでCDPとPre‐Amp間にRep-Coil(WE-111C)を1:2の比率で介在させた。

 結果:総合ゲインが6dB増す ことにより音力が重畳されて溌剌さが一段と加わった

 Brush-upその2
 今までは床に直置きだったパワーアンプの下にWellfloatを3点支持で介在させた。

 結果:出力管も整流管もビンテージの茄子管で特にフィラメントのスプリング吊るし構造が、

 スピーカーの音圧を受けて「ゆらぎ」的な影響が音に曖昧を与えているのではとの着目でWellfloatを介在させてみた。

 

 

 

この日記がRCA245の最後の記事となったようだ、

なるほど618Cはゲイン不足で、さらに音を良くするために取り外されたのですね

 

このリアルなサウンドはただ事ではないが、なぜD氏のスピーカーではあまり良い音がしなかったのだろう?

と思いWE755Aに変えてみたが、なんと、

 

音が尖るとまでは言わないが、キツイサウンド、静けさやリアルさも伝わってこない

なんで?

 

WE91型、WE86型、WE142型それぞれでWE728BとWE755Aを聞き比べたが

どの組み合わせもそれぞれの魅力を奏でて、素晴らしかった

 

だがRCA245単段アンプと、WE755Aの組み合わせはお互いの魅力を引き出せない

 

RCA245とWE728Bに戻すと、静かで素直で自然なサウンド、

 

 

しかも心が震えるような、何やら魅惑的な感動を感じます

氏が目指した「聴いて飽きない音」から

常に進化し、到達したのは

また「聴きたくなる音」

 

これはRCA245とWE728Bの組み合わせだけが奏でる

奇跡のサウンドと言ってもいいのかもしれません

 

 

飽くなき探求心で進化し続けたマイクキタさんのサウンドの集大成は

 

素直で自然な音で何時間でも心地よく聴いてられて、聴き終わればまた聞きたくなる

そんな音楽好きは、一日中聴いていても最高に楽しい時間が過ごせるアンプ

 

音楽の感動は「華やか」に「艶やか」に着飾った感動もあれば

ただ実直で自然で素朴な味付けながらリアルなサウンドの感動もあります

 

オーディオの奥深さを感じ、私なりに追求しようと思います

 

 


マルチの要はやはりディバイダーですね

2021年08月11日 12時55分00秒 | オーディオ




オーレックス

往年のオーディオマニアの方々は懐かしい響きではないでしょうか

 

 

 

オーディオを楽しむ以上はやはり、一定基準以下の製品は使ってはいけないようです

 


以前も安価なデジタルアンプで音出しをして、他の製品の真価を大きく見誤るころでしたが

 

 

 

また今回も、過ちを犯すところでした

 

チャンネルディバイダーやネットワーク等の



音を出さない機器「必要悪の機器」は特にですが

 

 

基準以上の物を使わなければ、全体のレベルを「大幅に下げてしまい」他の製品の真価を聞くことは出来ませんね

 

 

 

ネットワークでも、ディバイダーでも、その音を生かすも殺すも、



接続する機器次第ですね

 

 

 

 

安物ディバイダーでマルチをやっている、私のブログを見るに見かねて

 

 

友達が「使ってないディバイダーがあるから送ってやるよ」との連絡を頂き

 

早速翌日にはモノが届きました、

 

 

 

長いオーディオ歴の中で初めて手にする社名の製品です

 

「オーレックス SD-77」チェンネルディバイダー



何やらシンプルな私のディバイダーと違いスイッチがたくさんある

 

友人の話では「細かく調整出来て良いよ」との話だが、なるほど細かく出来そうである

 

 

一通り付属の説明書に目を通して使い方は大体わかった

 

 

なんとクロスを可変どころか、低域・高域それぞれのクロスやカットのカーブ迄

 

上下別々に変えることが出来る優れもの、確かに細かく調整が出来る

 

 

 

繋いでみるとその音の良さに驚きです

 

 

 

流石マルチアンプオーディオ全盛期の製品だけあって素晴らしいいの一言

 

 

今まではいったいなんだったの?

 

 

 

と言いたくなる音の鮮度、力、クオリティーがまるで違う

 

一皮剝けたどこではないですねこの違いは

 

 

 

 

T氏がこんなの使ってていいの?と言ったわけがわかりました

 

 

今までは低域も、唯おとが出ていただけでしたね

 

 

オーレックスは粒立ちが鮮度が圧倒的に高く、

 

ネットワーク以上に活力があり躍動感溢れる低音が弾けている

 

 

 

 

これは良い!

 

スピーカーシステムとしての纏まりについては、

 

まだまだ使い始めたばかりのディバイダーですので

 

 

これからもっともっと良くなるとは思いますが

 

 

 

 

この音の良さは素晴らし、何よりも音がリアルです、

 

流石モノラルサウンド音がいいです



まあ中にはノイズだらけのレコードもありますが、

 

 

 

モノラルの音の良さは、ステレオのそれとはちょっと違います

 

 

 

 

ボーカルの曲をかけた場合

 

 

ステレオは左右の中央に音像を描きますが、そこには「音源」はありません

 

 

 

 

モノは描くその音像から音が出てきますから、圧倒的に音に力があります

 

 

 

それにステレオのように、二つの音を重ね合わせないので「クリア」です

 

この違いは大きいですね、

 

 

 

モノラル・シングルスピーカーでしか味わえない音の力強さを

 

 

励磁、マルチの音質に拘ったスピーカーで奏でたい

 

 

 

 

狙いはピタリです、「拘った夢のモノラルサウンド」が奏でられ始めました

 

 

 

 

 

モノラルのイメージとして

 

モノラルは音が古い?

 

レンジが狭い?

 

一本だと迫力が無い?

 

臨場感が無い?

 

 

 



 

そう思っている貴方

 

 

 

 

バカコクでねえ


理想を描いた、励磁モノラル専用スピーカー

2021年08月11日 12時35分10秒 | オーディオ

メインシステムの中央に鎮座する、

 

我が理想を描いたモノラルスピーカーシステムを改めて紹介させてください

 

 

 

 

モノラルレコードを最高の音質で鳴らそうとの思いを込めて組み上げました

 

 

 

励磁改良されたユニットは、

 

磁力を強化し「音質を良くする目的」で励磁に改良された288-16G()です

 

 

 

何処かで書かれている「強力なアルニコの半分の貧弱な」磁力のフィールドコイルで

 

 

 

時代の流れに反した、古い励磁ではありません!よ

 

 

 

1920年代にWEで行っていた様々な実験の中に「ホーソン実験」がありました

 

 

その実験の一つだと私は思っているのですが、感性にまで響き動かすことが出来る

 

そんな「音響ユニット」を研究していたのではないかと思っている

 

 

 

 

人の喜怒哀楽も感情迄も制御しようと思ったのか、心をも動かすことが出来る

 

 

そんな音響機器製造をを国家的に研究していたのではないか?

 

と、思われる(私の勝手な思いです)時代の最高の音響ユニット

 

 

WE594Aの音を目指し改良しました

WEの流れを汲む?、盗んだ?、インスパイアした?

 

lansing作の288シリーズ、その中でも最もレンジも広く最強と言われた

 

288-16Gユニット」を使い

 

 

 

そのデカいケース目いっぱいコイルを巻き

 

 

当然、

その磁力はアルニコをはるかに超えます

 

磁力を伝え、大切な磁界を作るポールピースには「純鉄」を用いて

 

 

 

ダイヤフラムの響きを抑える?

 

プラスチックダイヤフラムリングを排除した

 

 

我が理想の288ドライバー

 

 

 

 

 

 

低域は、フラフラエッジの515だが

 

励磁改良し、あの紙臭さを無くすために

 

真ん中には大型のディフェーザーを配置し

 

 

紙のウーハーの雑味を除去している

※注、私が行ったこのディフェーザー方式を真似して、「音が良くならない」と文句のコメントを書く人や、各自のブログに「やっても違いが判らない」と書き込む人に

 

一言

 

音の雑味の除去は、雑味が殆ど消える励磁型に改良し、その最後の仕上げに除去を行います、雑味の塊のようなザラツキのアルニコのままでは雑味除去は不可能です

 

雑味や歪を徹底的に排除したALTEC817システム

 

 

用いた励磁電源は288515も、別の二台のセレン電源で整流し供給しています

 

 

 

515817標準の通りダブルウーハー使用です

 

ダブルウーハーの場合はパラレル(並列)が基本?とか言われています

 

 

確かに抵抗値は下がって音も大きくなり、それが良い音だと感じるのだと思います

 

 

 

基本なのかどうかわからないが、確かに特性や数値から言えば基本なのかもしれない

 

またJBLなどの製品も、この方式で4350などのダブルウーハーを使っていました

 

 

 

JBLファンだった私は当初このJBL方式が正しいのだと、

 

抵抗値が下がれば音はよくなると、何の疑いもなくパラレル接続をしていましたが

 

 

 

何を替えた時だったか、ずいぶん前のテストでしたが

 

インピーダンスの合わないネットワークで、アンプにも低インピーダンスの出力が無かったので、

 

シリーズ接続(直列)を試したところ

 

 

 

全然、直列のほうが良い!

 

ぬけが良く、リアリティーがあり、何よりも「音に一体感」があると感じました

 

 

ユニットの繋がりが良く、音のバランスの良い

 

ダブルウーハー方式だと思いました

 

 

 

大きさや、力だけを言えば、並列が力があるようにも思えますが

 

単に音が濁って歪んで団子の力強さにも感じます

 

 

「パラレルは音が濁る」そう感じてからは

 

ダブルウーハーは、シリーズ(直列)で接続しています

 

 

 

メインシステムのLansing415も同じくシリーズです

※、パラレル接続、ダブルウーハーでど迫力の低音を楽しんでおられる方、一度アンプのインピーダンスをウーハーに合わせてシリーズも試してみて下さい

 

 

あっ、そうだ!、失言です

 

試さないほうが良いですよ、

そのままが一番です、

今のままがなんたって一番最高の音ですよ

 

 

 

 

また、文句言われるから()

 

 

 

メインシステムのWEAltecの混合ではなく

 

Altec 288515を使ってある意味、

 

理想を描いた817モノラル・システムだと思っています

 

 

 

 

そして最近使いだしたパワーアンプ WE142型がこれまたピタリ!

 

 

WE350Bビーム管をプッシュプルで動作して、

 

回路はWEの最終型回路

俗に、Altec回路とも呼ばれている、最新の回路です

 

 

昔読んだ何とか球王国の記事で、124Fixエッジ用だが、142はフラフラエッジのほうが合う

 

そんな記事を思い出した、そんな馬鹿なことがあるかい~、と思った気がしたが

 

 

なんだか、

 

それも分かるような気がする、今日この頃()

 

確かにこの142型パワーアンプを繋いでからは

 

 

我がALTECシステムは生まれ変わったようなサウンドを響かせています

 

 

フォノイコライザーから

ディバイダーに入り

バワーアンプでゲイン調整(ディバイダーでも可能)

 

 

シンプルなアンプ構成で、

 

最高にクオリティーが高いPAスピーカーシステムを鳴らしています

 


仮にもWEサウンドを語る人がこんなの使っていいの?

2021年08月09日 10時29分00秒 | オーディオ

理想の最高のモノスピーカーシステムを思い描き作り上げる、


そんな思いで組み上げているスピーカーです

 



そのクロスは

 

マルチアンプ方式がいいのか

ネットワーク方式がいいのか

 

たのしんでます^_^

 

 

 

思い描く究極のシングルスピーカーでの、MONOサウンドシステム

 

 

私はシングルスピーカーの「リアルな点音源」と、


ステレオ装置の「虚像の中央音源」だと感じています


 

勿論どちらで楽しむのも「有り」です、録音にもよりますが、

点音源が合うものと、中央音源のほうが似合うもの、があると思います

 



気分でどちらの方式でも音楽を楽しんでいますが、


今回はシングルスピーカーでのモノ音源の話です

 

 


一般的にモノラルサウンドと言われると、そのイメージとしては


古い音、広がりが無い音、立体感が無い音、臨場感が無い、迫力が無い


だがらステレオのほうが音が良いと思う、と思われているようですが

 


 

でも、モノ音源でも素晴らしい録音は沢山あります


力があって、演奏の迫力、音の厚み、

 

緊迫感・緊張感が伝わってくる物が多い、

(※注、と思うがこれを言うとSPのほうが更に上と言われるので、よそう)

 

何より点音源によるリアルな空気感が得られます



まあ、モノラルの音の良さは今までも何度も書いてきたのでこれくらいで

 

 

そんなMONO音源を最高に発揮できるスピーカーを長年思い描いてきました

 



まず、「古い音」と思われるのは、

レンジが狭い、ボケたような音がする、そんなイメージなのでしょうか?

 

そんなイメージの音を奏でないために、スピーカーは励磁型にしました

 



スピーカー一本では迫力が無い、

この対策には15インチをシリーズ接続でダブルウーハー使用



パラレル接続で使用のほうが迫力は出るのですが


ダブルウーハーをバランスよく鳴らすにはシリーズ接続のほうが良いと思っています

そんな思いで組み上げた、288-16Gfc+805 515fc+817





ALTEC励磁モノラル・スピーカーシステム、ミニバッフル付き

 

これが私のMONOスピーカーシステムです 

 


ほんとは今回入手したWE728Bユニッをこの箱に入れようかと計画しましたが

もったいなので止めました

 

ALTECでは805817BOXの組み合わせはラインアップにはありません

 


817BOXではマンタレーホーンが標準ですが、あのホーンは私はチョット・・・

 

A5ではラインアップになるのかな?標準クロスは500Hz

 


 

このクロスを、冒頭のネットワークが良いのか、デバイダーが良いのか

接続を替えて楽しんでいるのですが

 

先日も書いた通り楽しいのはネットワーク、音が良いのはデバイダー


私はネットワーク方式のほうが、音は悪いかもしれないが音に力があり


何より一体感がありいいと感じましたが

 




先日はクロスが1Hzのデバイダーでしたので




Tオーディにてクロスを下げて頂きました

流石、Tオーディオやることが速いです

 

 



T氏:これでいいでしょう

  :350Hzから2000HZのちょっと手前まで変えられるからこれで十分じゃない

 

 

  :しかし・・・・・・・・・、


  :なんだね・・・、仮にもWEサウンドを語る人がこんなの使っていいのかね~

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・ 

また余計な一言いう

 

そんなT氏の一言でかなり、マルチアンプでの意欲は失せてしまったが

 




T氏の言葉をいちいち気にしていては前に進めない

 

 

無視して、もう一度500Hzあたりのクロスでマルチアンプで繋いでみる

 

 

 

今回はWE120Aプリアンプを使わずにフォノイコからディバイダー、

 

WE142パワーアンプへダイレクトに繋いでみました

 

 

WE142は入力ゲイン調整が可能なので、シンプルにこの方法をでやってみます

 

 

 

 

これはいい

 

 

やはりクロス500Hz近辺はこの組み合わせにはピタリのようです



先日の違和感たっぷりに上と下が別々に鳴っているのではなく

 

 

 

一体感が出てきました、

 

 

 

これは昨日のネットワーク方式より、断然音がよく、バランスもいい

 

 

励磁スピーカーのマルチ駆動はなかなか聴いたことが無かったですが

 

 

 

これはいい、

 

クリアーで、キレがよく、力もある

 

 

 

 

励磁スピーカーの良さを表現するには、


マルチアンプは合っているのかもしれません

 

 

 

古いと言われる70年前のモノラル録音を、

 

励磁型マルチアンプスピーカーは、最新録音並みのクリアーなサウンドで奏でます

 

 

これは、古い、力がない、臨場感がない、そんなモノラルサウンドの概念を変える

 

 

新しいモノラルサウンドかもしれません

 

 

 

 



 

 

例えWEを語ることが出来ないような、オモチャのチャンデバでもです

 

 

 


 

 あっそれから言い忘れましたが


Tさん、

このサウンドはWEサウンドでは無く


アルテックのスピーカーを使って


アルテック回路のWEアンプが奏でる


WEに近いaltecサウンドですからね



最新のWEサウンドと言ってもいいとおもう

だからチャンデバも最新ICチャンデバ・・・




無理か?、悔しい

後でちゃんとしたディバイダー買いますよ


それか暇な時作ってもらおうかな〜


現代ハイエンドツイーター VS 過去の遺産ツイーター

2021年08月07日 21時23分59秒 | オーディオ

 



ハイエンドオーディオ機器とWEは根本的に世界が違うらしいですね

 

以前FBのハイエンドオーディオファイルグループに

 

 

我がWE91Bアンプを投稿したところ、

反論の嵐

 

 

ここは貴方のような人が投稿する場ではありません、ハイエンドの定義とは・・・・、

 

その定義を延々と書き込まれ、オーディオノートの神楽等はハイエンドだが、

 

 

WEはガラクタ同然でハイエンドではない、

投稿するグループを間違えている

 

と書き込まれて、結局そのハイエンドオーディオグループから去ったが

 

ハイエンドーディオの定義は私にはよく判らないです

 

当時レビンソンもチェロもWEも同じシステムで使っていた私には

 

まったく理解できなかった言葉だが、ハイエンドオーディオの方々からは

 

我々WEエンスーは普通のオーディオマニアは異質な存在であり、



古い音を好むナローレンジオーディオマニアだと思っているようだ

 

ハイエンドオーディオとWEサウンドの違いは何だろう?

 

単にいい音と、楽しい音の違いだけとは言えない気がする

 

 

 

まあその疑問はまた後で考えることにして

 

そんなハイエンドグループでも使われる、我が家で唯一のハイエンドオーディオ製品と言える製品がある

そんな、ハイエンド、スーパーツイーターの登場です

 

 

 

 

フルレンジにスピーカーにツイーターは必要か?

 

また取り付けるなら、同じWEか、ハイエンドツイーターか

 

まず、その答えを探すべく、楽しんでいます

 

 

 

現在、我が家には、ムラタのES103スパーツイターとWE597Aと



TOA社の HT-371-8 というアルニコホーンツィーターがあります

 

 

 

まず「フルレンジにツイーターは必要かどうか」の結論から言うと、

 

 

優れたフルレンジはその口径にかかわらず、フルレンジ単独でも十分楽しめと思います

むしろ単独のほうが、バランスの良さ点音源等、その良さを発揮すると思います

 

WE728BやWE755Aは単独で使ったほうが、音のバランスが良いと思います、

 

 

でもやっぱり



ツイーターを加えたほうがより「表現力が豊かに」なります

 

 

ツイーターを加えると高域が伸びるのは当たりまえですが、

 

低域は締まり、音色も結構明るくなり、

音の表情や表現力が豊かになる気がします

 

賛否はありますが私はフルレンジにツイーターを付けて楽しむのも

「有り」だと思います

 

 

 

フルレンジSPにツイーターを加える方法は、大きく分けて二つあります 


フルレンジSPをそのまま使って、ツイーターにコンデンサーだけを付けて
 
 

6dbローカットで、なだらかにつなげるか

 

 

コイルとコンデンサーを並列に繋げて12dbでストンとつなげるか



ツイーター6db、12dbの、ローカット接続方法のメリットは

 

 

フルレンジスピーカーの魅力はそのまま活かして更に、

高域を伸ばすことが出来ます

 

 

 

もう一つの方法は

フルレンジSPの高域をコイルと抵抗でカットしてやって、ウーハーとして使い

 

完全なツーウエイスピーカーとして使う方法

 

ツーウエイのメリットとしては高域の音が被る帯域が少ないので、音の濁りが少ないです

 

因みにメインシステムで中域に使っているWE22Aホーンは

高域をカットしてWE597Aツイーターとつなげています、


22Aホーンの高域を出したままにするより、ある程度でカットしたほうが

 

繋がりが良くクリアーな高域が得られました。

 

 

また、

WE728Bを使った有名な(高価な?)WE757Aでは、

728Bの高域はカットされて、高域の713Cと繋がっていたと聞きました

 

 

どちらの方法が優れているか言うと難しいですね、

合わせるユニットによって合う方法を選ぶしかないと思います

 

 

そういえば事務所にあるB&W801Fは、ウーハーはフルレンジとして鳴らし

低域カットのスコーカーとツイ-ターの組み合わせのスリーウエイでした

 

 

私はコーン型フルレンジでは

低域カットのツイ-ター追加方式のほうが好きです

 

 

今回のWE728BとWE755Aにツイーターをローカット方式で

 

ツイーターを付けてみて、更に魅力増したと感じました

 

 

まずは冒頭でも書きましたハイエンドオーディオマニア御用足

 

超広域の15Kh~100Khを奏でるスパーツイーターMurata ES103A

 

 

対するツイーターは泣く子も黙る高音の出ない、チャルメララッパ型ツイーターWE597A

 

これでも現役時代は雑音発生器と呼ばれ、当時日本の映画館では使われることなく本国へ返品された、

日本の風土には合わないと言われたWE597A Bosteickツイーター

 

 

私は大好きなツイーターですけど

メインシステムでも使っていますので、なんと4本も持っている大バカ者です

 

 

勿論オリジナルでは無くレプリカ品です、多くのレプリカが作られていていますが

 

今回入手したのもどうやら同じ、WEラボ製ではないかと思われますが、

音はかなりこちらのほうがおとなしいです

 

 

メインシステムの597Aはコンデンサーのみで低域カットでかなり元気ですが

こちらのは597Aは流石、以前の持ち主の音のセンスよさでしょうか

 

かなり控えめに使われています

 

この控えめに使うというのはかなり難しいことですが



私はこの控えめな使い方をMurataのES103で教えて頂きました

 

 

TOAのHT371はJBL2405とほぼ同じような音がします

以前は075や2405今も077は使っていますが、

 

このての高音がはっきりクッキリ聞こえるようなツイーターとフルレンジSPの使い方は、

 

かなりバランスを崩します、このてのツイーターを使うなら

フルレンジSPはウーハーとして高域カットして

ツーウエイスピーカーとして使った方が良いと思います

 

 

フルレンジの魅力を生かし加えるなら、

 

控えめに「空気感が変わる」程度の使い方が無難なようです

 

Lo・Hi二つのスピーカーで音楽を鳴らした場合、フルレンジSPにツイーターでもそうですが

 

 

クロス付近の音がかぶりどうしても音を濁す傾向があります

 

その点Murataha は絶対に音が被り、濁すようなことはありません!(笑)

 

 

755Aも728Bも高域は15Khは出ていないので被ることはない

でも中抜けになるのではと心配しながら繋いでみましたが

 

 

755Aも728BもMurata ES103との相性は素晴らしいです

 

728Bでは持ち前の明るさが失せてちょっと暗い表情になりましたが

 

 

もともと暗い?(正確な音の)755Aとの相性はばっちりですね

 

タイトな755Aが更に引き締まった空気感で奏でます



これは新しい発見です、スピーカーとして素晴らしい!

 

フルレンジにMURATAの組み合わせは、フルレンジの新たな魅力を引き出しますね

 

 

因みに鳴らしているアンプは91型アンプの方です

 

 

 

対する過去の遺産WE597A、これは控えめに使っても賑やか(笑)

 

高域が賑やかなのではありませんよ、全帯域がおおらかで賑やか

 

 

勿論、低音もmurataとは比較にならないほど出てきます

 

はっきり言うと空気が緩みます

 

この緩んだ空気が賑やかさを生みます、音は勿論楽しいです

 

更に出川電源を外すと、もう賑やか過ぎてうるさくなってしまいます


 

これは効きます

 

それから「明るい597Aと真面目な755Aは合わない」ですね

 

 

低音も何か違和感のある量感になるし、

バランスが超悪いように感じます

 

 

755AにはMurataがピタリです、全帯域引き締まったサウンド、

 

これは新発見ですね素晴らしい

 

 

 

728Bには597Aがあった方が、スピーカーシステムとしての

おおらかに煌びやかに聴かせる魅力がありますね

 

 

ふと思ったのですがこんな素晴らしいツイーターを作られた村田製作所の皆様へ一言聞きたいのですが、

 

音楽を聴いて楽しいですか?

良い音を楽しみたいですか?

 

なんかそんな事を聴いてみたくなる真面目な音造りですね

 

 

 

 

さあ今度は86ampでやってみます

たのし~

 

 


音が良いデバイダー、音が悪いネットワーク、でも音楽が楽しいのは?

2021年08月05日 22時44分24秒 | オーディオ


最近ではWE300Bや、350Bなどの高級真空管を使い

 

アンプやスピーカーも高級品ばかり使っていることを恥ずかしげもなく投稿している

 

我がオーディオ

 

 

実は棚ぼたのWE機器で、たまたま音楽を楽しんでいるのだが

 

さもリッチマンで、全ての製品が高級品ばかりなようなことを書いているが



そんな奴がマルチアンプで音楽を楽しむなら、

 

本来その要となる

 

チャンネルデバイダーも勿論、◯級品なのは当たり前ですね

 

 

見栄を張った着飾った投稿をしている私ではチョット

恥ずかしくてディバイダーの全容を見せられないが、

 

ちゃんとディバーダーを使ったマルチシステムです、

 

 

そんな我がマルチシステムを紹介すると

 

WE348を使ったWE141改フォノイコライザーと

 

WE 328、WE329を使った物凄く音の濃いWE120型モノラルラインアンプ

 

 

の間に某〇級チャンネルディバイダーを入れています

 

 

この使い方はフォノイコのシングル信号を、

 

ディバイダーで上下に分け

 

120型ラインアンプの左右の入力ボリュームを上下に使い、

142型パワーアンプの

両チャンネルを使ってマルチアンプ方式を行なっています

 

わかりますよね?

 

 

高級な真空管を使ったフォノイコと、ラインアンプの間に入れたデバイダーは

 

ヤフオクで四千円で落札した激安デバイダーですが、

 

 

 

これでも音の良さは十分に味わえます^_^

 



でも悲しいかな、クロスは1kからの可変クロスです

 

適当な私は、しかたない、まあこれでもいいか、

 

 

と、

これで我慢してモノラルサウンドを聞いていました

 

288-16Gfcと805ホーン、515fc×2と817BOXの組み合わせの励磁モノスピーカーシステム

 

励磁電源はセレンで整流し、

 

究極のMONOスピーカーを目指したものです(笑)

 

WE142アンプを使いWE350ppの豊潤なサウンドに、先日もかなり

 

満足度MAXのモノラルサウンドを楽しみましたが、

 

 

なまじ満足を得られる音で良くなって来ると

 

更に煮詰めたい気持ちになるのが

 

 

 

「オーディオマニアの悲しい性」



まず我がマルチ方式で問題なのが515と288のクロス、

 

ALTEC805ホーンの推奨クロスは500Kh

 

 

それをクロス1キロ以上のチャンデバでは、いくら何でも高すぎる

 

 

 

それを再確認するために、



しばらく使っていなかった、500Khクロスネットワークを使ってみました

 

結構気合を入れて当時作ったネットワークです

 

 

音を出した瞬間、感じ発した言葉は「音が悪い!」

 

 

でした(笑)

 

でも我慢してしばらく聞いていると、

 

 

 

あれ?やっぱりこっちの方が楽しい?

 

マルチ方式で鳴らした時は、クロスが合わないのもありますが

 

低域ユニットと高域ユニットが

別々に音楽を奏でていましたが



ネットワーク方式では、音楽は上下には分かれておらず

スピーカーシステムが奏でるサウンドに一体感が得られ

 

 

加えて音楽が楽しいです

 

 

やはり「良い音」と「楽しい音」との関係は必ずしも

正比例ではない気がします

 

 

500クロスのネットワークを使ったモノスピーカーと

 

 

350ppのWE142アンプの組み合わせは

 

力強さと、音の濃さで、大満足の音楽を奏でました

 

 

やっぱりマルチの「良い音は」俺には合わないのかな~


音楽を聴く、満腹感?満足感?その基準は?

2021年08月04日 08時19分16秒 | オーディオ


食べる事・お酒を飲むこと・音楽を聴くこと・ゴルフ・・・、

 

全て楽しみなことですね、

 

楽しくそして「満足を味わい」たいことですね

 

 

 

食べることの「満腹度・満腹感」はわりとはっきりしている気がします

 

誰でもある程度沢山食べれば満腹になります、

 

でも満腹感の違いでその量が違う気がします

 

 

満腹感と美味しさの満足感の関係は、ある意味比例はしませんよね

 

 

おなか一杯の満腹感を感じると、美味しく無くなるというか

腹いっぱいだと、もうそれ以上食べたくなくなります

 

 

料理は満腹になる前に「満足感を感じて」

美味しいね、と言いながら食事を終えることが

 

料理の満足感には大切なことだと思います

 

 



お酒も、「美味しいね」「旨い」「この料理とあうね」と言っているうちが

 

お酒は美味しく満足感はMAX

 

 

 

あいつはさ~、俺の話聞いてよ~、毎日辛くて~・・・・、

などの言葉が出てきたらお酒の旨さは、もうわからない状態(笑)

 

 

ゴルフはスコアがあるので70台であがれれば

どんなショットをしていても満足するようにしている

 

 

「楽しんで満足感を味わうこと」これって大切だと思います

 



再生音楽を聴く満足感・満足度って皆さん

「何をどう言った基準で」得ていますか?

 

 

 

先日、若い方が我がシステムを聴きに来ました、

帰りがけに、数日後また聞かせてほしいとの事で、後日自分のレコードを持って再来、

 

 

サブシステムで様々な音を聴いて楽しんでいたが

 

「今日はメインシステムでこのレコードが聴きたいのです」との事

 

 

あっそ、

メイン装置の全ての電源を入れて、ウオーミングアップ

 

 

彼は自分の持参したレコードを二曲聴き、「大満足ですありがとうございました」

 

 

二曲のためにウオーミングアップが済んだシステムの電源を落とすのはもったいないが

 

彼の満足感を邪魔しないようにメインシステムの電源を落とした

 

 

 

彼のイメージしていたサウンドと聴いたことの充実感、満足感の話を聴きながら、

私は何か違ったデザート的な音出しを考えていた

 

 

300Bシングルで映像と音楽を軽くと思ったが、なんだか300Bの調子が悪い

 



よし、この機会にWE142AMP 350Bppと

励磁ALTEC515を装着したJBL L220との組み合わせを試してみよう

 

 

と持ち込んで繋いでみたら、ドンピシャでした

 

デザート音楽も完璧で更に満足して彼は帰宅しました

 

 

彼の、持参したレコードの良さもよくわかる、

でも私は彼に聴かせたことの満足感はあっても

 

自分の音楽を聴いた満足感はこの時点では無かった気がしました

 

 

 

 

勿論、毎回音楽を聴いて満足感が得られるわけではありません、

殆どが「まずい料理」で不満足のままの方が多いのかもしれません

 

不満感でいっぱいなのに、明日のために電源を落とすことも度々です

 

 

 

私が満足感を得られたのは、翌日

ふとWE142 350Bppアンプで

 

 

MONOシステムを聴いてみたくなってきたことからでした

 



WE142はWEの最終型アンプと言ってもいい「現代アンプ」(※注、WEでは)

 

励磁改良されたJBL L220とも相性は良かったですが

 

 

MONOシステムの288-16Gfc+805 515fc+817との相性はもっといいのではないか?

 



そんな思いで久々にMONOシステムを繋げてみました、

 

 

フォノイコの後にディバイダーを入れ、ステレオアンプの左右を

上下に使ったマルチアンプシステム

 

 

これはハマった

 

142ampは350Bで使うと出力は約25W、我がアンプの中では大出力アンプ

 この力は「音に余裕」を与えるる、

 



 

豊かで艶ややかな響きの音楽

 

ピントの合ったモノラル・シングルスピーカーに、この芳醇な響きの音は

 

今まで聞いたことのない、豊かな響きのモノラルサウンド

 

 

 

この組み合わせで1940年代や50年代のレコードを聴いたら

 

何度震えが来たり鳥肌が立っただろうか、

その素晴らしい音楽を聴いて、満足感を感じえました

 

 

初めて聞くようなレコードもありました

少し大き目な音かもしれませんが、決して大音量ではありません

 

勿論HIFIな音でもありません、

 

 

 

音楽の満足感は、量や質や聴きなれた音楽だけではないですね、

 

勿論、オーディオマニアですから、機器の組み合わせで思い通りの音楽が奏でられたことは当たり前ですが

 

 

その思い通りの音で、感動をえられたかどうか

音楽に酔いしれたかどうか

 

 

音楽を聴き「心に響き」満足感を得られるのは

所詮、人それぞれかもしれませんが

 

 

音像、音場との一体感というか、

 

演奏のその場に我が身を置く感覚

 

 

LIVEの場にいる、ホールの客席にいる、演奏者の脇にいる

 

 

 

聴きながらそんな感覚を得られたとき、

 

再生音楽を聴く満足感を得られるのだと思う

 

 

 

そう言えば彼の持ってきた、聴きなれないLIVEレコードだったが

なんだか仲間と騒ぎながら、楽しく歌い踊る感覚が得られたレコードだった気がする

 

きっと彼もそんな満足感を得られたのだと思う

 

 

 

ただ、食事と違って満腹になっても美味しさは続き、更に聴き続けられる(笑)

 

結局明日を気にして、まだまだ聴きたいと思いながらも

 

電源を落とすことになる

 

 

これってある意味、不満を残すことなのかな~?


危うい瘦せ型91、色っぽい健康体の86

2021年08月02日 08時30分01秒 | オーディオ


WE91型 VS 86型なんとも贅沢で夢のような

何とか球王国、並みの聞き比べを毎日楽しんでいます

 

 

真空管アンプでは昔から、音のシングル

力のプッシュプルなどと呼ばれていましたが

 

その違いを、今回手に入れた「マイクキタさん」が作り上げた

二つのWEアンプでじっくりと楽しみながら聴き込んでみました

 

 

製作者のマイクキタさんとはお会いしたことはありませんが、氏の音の狙いは

 

“音楽が心地よく聴こえること”

 

と、書かれたメモも一緒に頂きました、その明確な目的を求めて

様々なアンプを作られたのだと思います、

 

今回聞き比べる91型と86型はオリジナル回路を忠実に再現しいますが

本来の目的の「劇場で多くの人に音を届ける」アンプとしてではなく

 

 

あくまで「家庭で心地よい音楽を楽しむ」ために手を加えられたアンプなのだと思います

 



まずはWE91型

 

入力には当初取り付けてあった後はありますが、何故か取り外さてしまっていた

 

 

WE285Eトランスを再度、最小の倍率の600Ω受けで取付ました



私は入力トランスが無く、初段が一段増幅だと

 

確かに音は良いと思いますが

低域の締まりのない音に感じ、弾まない活力の無い音が好きではない私としては

 

285Eのトランス入力」としました

 

たぶん、ほかのアンプと比べて入力レベルが高すぎる等の理由から外されたのだと思いますが

285Eで受けることで低域の締まり、全体的なトランジェントが良くなり

 

 

私の好きな劇場型91型により近くなりました



初段は一段増幅で勿論NFBはかかっていません、

 

そのせいか

力感は失せますが、綺麗さ音の純度の高さは素晴らしいと思います

 

 

キタさんの91型アンプは、力より音の純度の高さ綺麗さ

それを意識して作られたのだと思われます



その音の良さに更に寄与しているのが

 

入力管がWE310ではなく

WE348の装着だと思います、

 

この球の音質の良さは格別のものがあります

 

310のガサツ気味な力も好きですが、348の質の良さはレベルが違いますね

 

 

出力管WE300Bは無論「交流で点火」されていました、

交流点火にして、このノイズの少なさには流石に驚きました

 

これも音の良さの追求からでしょうか出力トランスには

英国の「パートリッジ」製のトランスが用いられていました



無論内部はWEのコンデンサーや板抵抗が使われており

 

お約束の「WE単線で丁寧にワイヤリング」されていました

 

造りの良さ、各パーツ配置、ワイヤリング等、素晴らしい出来のアンプだと思います

 

 

木製ケースから出して、金属角パイプのアングルに変えて

チョットだけあか抜けた外観になりました

 

 

 

 

 

WE86型、we300Bpp

 

殆どの86型レプリカや、オリジナルでもそうしている方がいるようですが

 

262三段では入力ゲインが高すぎるため一段パスして

初段の262は二段で使われる方が多いようですね

 

 

この86型も初段は262Aの二段増幅となっています



キタ氏の日記では入力管を348に替えて、142を前段アンプにしてそのバッファーとして使ったり

初段の球も様々な管が試されたようですが

 

 

今はほぼオリジナル86型の状態に戻されていました

入力にはトランは使われておらず

 

 

WE300Bは勿論フィラメント交流点火のプッシュブル



出力トランスは、WE86のオリジナルのトランスが使われています

 

91B同様、内部はWE単線で高精度な備品で丁寧に仕上げられています

 

 

流石です



91型と86型を聴き比べて思ったのは

 

 

 

まずどちらも音が良い

女性に例えるなら、91・86どちらも美意識過剰で「魅惑的な美人」(笑)

 

 

そしてWE以外の球ではその美意識が全く無くなり、

音がぼけ、鮮度が落ち、楽しさを失うことがわかりました

 

贅沢にもWE300Bでしか両アンプの真価は発揮しないよです

 

 

 

特に755Aで感じたことですが「91の音の締まり」は

 

ちょっとギスギスに引き締まった、やせ型体型の女性を思わせます

 

 

こういっては失礼かもしれないが、殆どのやせ形女性はその体系を維持するために

何かを我慢して、ちょっと無理してスリムなその体系を維持しているようで

 

同性の女性からは視線を集め、羨ましがられるようだが

 

 

音的にも、人としても、何やらその美意識の高さからの線の細さかか

何やら、少し危うさを感じるというか・・・・、

 

 

男から見ると、ある意味「チョット色気的な魅力に欠ける」処がある

 

ようにも感じます

 

 

 

 

 

対する、WE300Bプッシュプルの86型は


 
 
「理想的で健康的な体型」の音と言っていいのではないでしょうか

 

 

91型と同じように「無駄無く引き締まった体型」ですが

ポッチャリとは言わないが、少し肉付きが良い

 

 

出るところは「プリっ」と出ていていながら

引っ込むところは「キュッ」と引き締まっている

 

 

ある意味「男を虜にする魅力的」な体型のサウンドだと思う

 

 

聴いていても、91型のせせこましさや、危うさは無い

かと言ってもう一台の142型の350PPのような「芳醇な豊かさ」とまではいかない

 

 

 

自然体の豊かさを持っているようにも感じます

 



まあ、どちらの体型も魅力的では・・・・・ある、

 

 

 

 

やっぱり俺は、ガリガリな痩せ型よりも

少し、ぽっちゃりして、ムッチリして、更にピチピチしていた方が

魅力を感じるのかな~

 

 

 

 

 

・・・・・・・、

 

 

 

貴方、何を勘違いして妄想しているのですか

勿論アンプの話ですよ❣