オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

いつものTオーディオ、今日はやけに音がいい

2015年01月31日 00時01分27秒 | オーディオ

スピーカーは、いつものラウザーのバックロード


これが、いつになくいい音を奏でている


なんでだろう、この張りのある重低音、響きの良い高音、明るくリアルな音場表現



おかしい?このスピーカーが?


こんないい音がするとは思わなかった



勿論、もともと悪い音がしていたわけではないが


やけにいい音


私:なんでこんないい音してるの?



T氏:アンプとフォノイコがこがいいからね~🎶

T:見てこのアンプ、チャイナ管だけどアンプ作った人がいいから、すごいだろ





私:・・・・あっそ



T:フォノイコも真空管を変えたり以前とは別物だよ



なるほど高域が伸びて少し華やかになったような気がするが、



私:それだけでは納得できないねこの音は



T:僕が作った最高の845アンプとイコライザーアンプのマッチングが良いからだね


:あっそ⤵︎



:まあそれも、もちろんあるんだろうが、うーんなんでだろう?



いつもはめんどくさがってCDだが今日はレコード、これはやはりどう見ても





:やっぱりこのプレーヤーのせいじゃないの?


T:わかった?最近このターンテーブルにつきっきりで調整してるんだけど、
調整をすればするほど、どんどん音が良くなっていくんだよね



:なるほど




このターンテーブルはT氏がアメリカから仕入れたもので

マイクロトラックのアイドラードライブ


モーターの振動が激しく「ぶー」の再生音がかなり大きく出てしまうため



オーバーホールをしたようだ


モターの振動対策にはEMTのようにモーターに大型のコンデンサーと巻線抵抗を入れている


まだ多少ブーンとシャーの音が出ているが、ずいぶん良くなってきている



かなり気合を入れて調整を行っているのであろう





針は103で色気も何もない針だが、




それにしてもやけに張りのあるしっかりした音だ




やはり17インチのターンテーブルは風格があるし何より




音がいい


軽やかに弾んで、滲みがない


音に力と、重みがある、華やかな響きもある



やはり17インチのターンテーブルが欲しい


EMTー927Dstが欲しいがもはや買えっこない


ギアドライブの局用のやカッティング用も魅力だが


バカでかく重い、我が家の軟弱な床では受け止めきれない


このターンテーブルはWEでも使われたことがある、なかなかのものである。


誰も持ってかないように、おまじないをして



あとは、出来上がった頃を見計らって・・・・



RCA5692高信頼管はいい音だが・・・

2015年01月29日 08時23分31秒 | オーディオ

WE141-Aを使ってCR型フォノイコライザーアンプの完成


141は6J7と6SN7の真空管を使って二段で増幅するラインアンプ




本来WE124などのパワーアンプに内蔵されるラインアンプである


我がシステムでは貴重なoriginaのWEアンプであるが

このアンプはもともとそのアンプの性能に惚れ込んで購入したものではない

WE618Bインプットトランスが欲しくて当時そのトランスが付いているアンプの中で

一番安いアンプがWE141-Aであった



だからラインアンプで使おうと思って購入したのではなくて


618Bを取り出すためだけの部品にすぎなかったアンプだ





オリジナルの141-AはWEの真空管も使われておらず

コンデンサーもケミコンで抵抗もWEではない

だから618Bを取り出し抜け殻となった141-Aは使い道も無くしばらく放置してあった




その後618BやWEの単線の音の良さに感動し、

抜け殻の141-AといえどもWEのオリジナル製品


もしかしたら、ラインアンプとしていい音がするのではないかと

WE18A電源を入手して音出しをしてみたところ



その、あまりの音の良さに酔わされ感動し


ボリュームを付けてプリアンプとして長らく使用していたもの




その後音力の凄い、レプリカWE120Aラインアンプがメインとなり

最近では141をほとんど使っていなかったので



フォノイコライザーアンプとして改良したもの

以前LCRフォノイコライザーユニットを製作した際は、

前段に141-Aをそのままの状態で使用しLCRユニットを通し120Aへ送ったが



残念ながら音つぶれを起こしてしまい、使い物にならなかったので


今回はその現象を解消すべく




初段の6J7のみ使用し、別ユニットではなく


141本体に最もシンプルなイコライザー回路を、WEのコンデンサーと抵抗を使い組んだものだったが


残念ながら、6J7一本では全くのゲイン不足で、

やむを得ずバッファーに6SN7を入れたもの

6J7と6SN7の二本を使えば元のWE141-Aと同じになってしまう、

と思われるだろうが



実際は二本の真空管の間にイコライザー回路が入っていて、もちろんNFもかかっていない


見た目は二台の141アンプが並んでいるだけだが、実際は完全なフォノイコライザーアンプとなった



今回バッファーに使った6SN7はRCAの高信頼管と言われる5692

一般的に音がいいと言われている高信頼管

方や、音がいいものを持って来ると、ぜんぜん鳴らない我がシステム



5692を使うとやはり音がいい、非常に整った音で滲みや曇りが無い


音の角もしっかりしていて、枠にはまった端正な音だ




だから正直、我がシステムには合わない


冷たい、クールで神経質な音と言えばいいのかな?


我がシステムのキーポイント


楽しい、いい音


この要素が全くない


シルバニアの6SN7に替えてみると


うん、やはり楽しくて良い音



JAZZのシンバルも5692の音は

シャン!



シルバニアは

シャ~ン⤴︎


別に音に緩みがあるわけではないし、キレが悪いのでもない

音伸びがいいと言うか

華やかさがあるというか


音が弾んでいい音で楽しいです



ついでにメタル管の6J7をWE348に替えてみる

なんて、そんな予算がある筈もなく


もちろん同等管のフィリップス

WE348を使いたいが高くて無理、でもこの真空管でもメタル管とガラス管の違いは出るはず



だが、ガラス管は発信しまくりで、シールドをかけなと使えない

音はメタル管より細い音で綺麗な音だが、

うーん


メタル管で十分な気がする・・・・

ガラード301、今更ながらハウリング対策

2015年01月28日 11時26分30秒 | オーディオ

ほんとに今更、なぜそんなことを真剣に始めたのかというと


完成したWE141改、CR型フォノイコライザーアンプを繋ぐと


その音色は素晴らしいのだが




なぜだか盛大にハウリングが起きるようになってしまった





LCRのフォノイコライザーや、他のフォノイコライザーでは

そのような現象は起きない


CR型の141に繋ぐと、凄まじいことになる



私の通常音量
(先日のジャズライブの原音の倍とは言わないが)


原音以上の音量(少しだけ上まある音量)
(注、量ですよ、質ではありません)



その音量のボリームで針を下ろすと


RF297アームが目で見てわかるぐらいにブルブル震えだす、

アームの揺れが見えるほどの強烈なハウリングは初めて見た



徐々にとんでもない量の低音が部屋中の物を揺らし出す


ヤバい、震度5 だ






信じられないが、フォノイコでハウリングマージンが全く違うのだ




私も初めての経験だが、


このままではCR型141フォノイコは使えない

取り敢えず中途半端なマグネットフロート板を外してみる


結果はあまり変わらない



ベアリングを使った他のフローティングボードと違って

このボードは明らかに失敗作であった




タイミング良く知人にファブリックコーティングボードなる物を借りていたので、試してみた

音質の向上と、ハウリング対策にもなるとの事だったが

ハウリングに対してはあまり効果がない



音質は静かになったと言えば静かになった気がするが



いかんこのプレーヤーにはボードが小さすぎる



いつも使っているソルボセインゴムを、ファブリックコーティングボードの下に使ってみるが


ハウリング対策に対しては、意外だがあまり効果がない

音は明らかに劣化する、音の数が減り、弾まなくなって、音が濁るようにも聞こえる

やはりプレーヤーにソルボセインは合わない気がする


市販の音が良いとされるインシュレータを買ってみようか ・・・



そうだ!、いいものがあった


某Tオーディオの階段のところに大型のインシュレーターがあったはずだ






T氏のもとへ

私:社長、以前大量に仕入れたはずのインシュレータはまだあるの?


T:え?なんで知ってるの


:この店の在庫の事は、いろんな方に聞いて知ってます、(今回はWE212さんからの情報です)まだあるんでしょう?


T:あるのも忘れてたけど、僕が使おうと思ってたやつだよ


:忘れてたものなら使わないでしょう、売って


T:いやー、売り物じゃないから仕入れた値段も忘れちゃったよ


:売り物じゃないのなら、ちょうだい!



T:だめだよ、僕のが無くなるから、

T:じゃあ貸しとくよ、でもなぁ最近俺物忘れが激しいんだよなぁ、忘れちゃったら困るしなぁ


:大丈夫ですよ、俺は物覚えが良いから、(物忘れは早いけど)


T:そう、じゃあ使ってて



:お借りしま~す

てな訳で、T氏からいただいたインシュレーター


スプリングとゴムを使ったインシュレータ、インチネジの頭が切ってあるので早速装着



4個もいただいたので、4四つ角すべてに装着

すばらしい


どんなにボリューム上げても、交流点火による残留ノイズばかりで、

全くハウリングしない、これはすごい



だが今までの、TAOCのスパイク型インシュレーターと比べると


明らかに打撃音は弱い、弦楽器は柔らか過ぎる

声が太る、


音質は良いのだが、マグネットフロートボートと同じで音にハリがなくなってしまう



我が家のマグネットフロートボードは、すべて噛ませものが挟んであり、完全フロートでは無い



その経験も踏まえて、半分インシュレーター、半分はTAOC

ドンピシャ

ハウリングも私の音量レベルでも全く問題ない




前後で置き換えてみたが


後インシュレーター、前TAOCでの設置がベスト



やっとこれでハウリング対策に一区切り、


後はこのブーンの発信音をどうするか


JAZZ LIVEはやはり大迫力で楽しい

2015年01月25日 08時03分47秒 | オーディオ

今宵は、JAZZライブ演奏の楽しいひとときです


一流のミュージシャンD青木氏、P福田氏、B上村氏によるセッション


生はいいですね~



やはりオーディオのレコード再生では表現出来ないものがたくさんありますね


まずは演奏者の表情、同じ曲を演奏しているにもかかわらず

楽しげな表情のドラムスと、苦虫をつぶしたような厳しい表情のウッドベース

ピノの方は演奏中の表情はよく伺えなかったが、時々覗く横顔はとてもにこやかだった

彼らのそれぞれの演奏スタイルなのであろう、

演奏後会食にご一緒させていただいたが、おもしろいことに演奏時と表情は真逆であった


そんな表情が見られるのもライブならではである


前列で聞いていたので音の迫力は圧巻


すごい音圧である、


それでも後方の客のためか、音圧を揃えるためか

ピアノとボーカルはマイクを使っていた

おば・・・

お姉さまが加わり華やかさが加わった、

マイク無しでも充分声が通るが


少し暗めのバラードなどはやはりマイクが必要か?


う~んいい声だ、ジーンとくるぜ

女性ボーカルは三人がそれぞれ得意分野の唄を奏でた



休憩を挟んで演奏時間は2時間半、楽しい時間を過ごさせていただいたが


演奏する方はさぞ大変だったろう


演奏終了後話を聞いてみると、

我々は楽器を弾いて入れば疲れが吹っ飛ぶんですよ


とのことだったが


ピアノやドラムはそうかもしれないが


どう見てもウッドベースは大変だ、自分の指で弦を弾きながら2時間半


しかもノーマイクでの演奏だ


演奏後、指は大丈夫ですかと聞いてみると、

演奏中の表情とは裏腹に、にこやかな表情で



慣れてないと指が血だらけになるとのこと


その指を触らせていただくと、指先はカチンコチンに硬くまるで板のようだった


やはりウッドベースとはいえ、生の弦楽器で音圧を出すのはかなり大変なようだ

あっという間の2時間半

最後はオバ・・


お姉様方3人で大合唱、楽しいひとときをありがとうございました


また次回の開催を楽しみにしております










WE141-A CR形フォノイコ バッファ付き完成

2015年01月22日 08時29分45秒 | オーディオ

悔しい思いをしながら



T氏に改良を依頼して、翌日



T氏:できたよ約20倍にゲイン上げておいたよ、これなら大丈夫だと思うよ!




とのメール





一晩で出来たの?



インスタントラーメン作ってんじゃないんだから、もう少し考えて作ってくれよ



あっ、もしかして私がゲイン不足で持っていくのを予期して準備していたのか?



異常な速さで完成した



そうか、考えてみれば簡単に元の141に戻しただけなのかな?






もともとWE141は6J7と6SN7の二本の真空管を使い二段で増幅するラインアンプ



前回、WE141の後にLCRイコライザーユニットをいれ、



ラインンプWE120Aアンプに送って使用したところ




ピーク音の時に音がつぶれてしまうためWE141の使用をあきらめたが


今回もう一度WE141-Aを使いCRユニットでは無く

内蔵型でCR型フォノイコライザーを製作したのだが



初段増幅のみの増幅でその後ろにCRイコライザーを組み


120Aラインアンプに送った、狙いどうり今回は音潰れは無かったが、残念ながら絶対的なゲイン不足であったため



低域の量感不足がおきてしまい悔しいがT氏にバッファーをつけていただいたのだが、結局


オリジナルに近い回路で、WE141-Aの二段目の6SN7を半分だけ使ったイコライザーアンプとなった




二段増幅アンプの、真ん中にWEのコンデンサーと抵抗でCR型イコライザー回路を入れた
完璧なフォノイコライザーアンプが完成した




イコライジングカーブも完璧だ



音量も今回は問題ない




二段増幅?正確には1.5段増幅に戻したがやはりNFをかけていないためか


音質はかなりさっぱりしている





NFのイコライザーと違って、一度しか回路を音が通らないので音の純度はかなり高い


でも少しサッパリしすぎかな?



時代に取り残されたレコードマニア

2015年01月21日 08時23分47秒 | オーディオ

ジャズ音楽の定義って何?




オーディオファンの方に何の音楽聴くの?って聞くと



大概の人は「クラッシク」「ジャズ」まれに「ポップス」・・・「演歌」



演歌はいないだろう、などと侮ってはいけない

結構いるのだ



それに美空ひばりを演歌と言っていいのか分からないが


彼女はWEのマイクでしか唄を歌わなかったらしい

分かる人は昔から分かっていたんですね




それはともかく



昔のオーディオ仲間とJAZZの話しをしても、だいたい通じるのだが


若い音楽好きの人の「JAZZ」は話が合わない







一方の


クラシック音楽は、直訳すると古典的(classical)音楽


過去のもの、という印象が一般的には強いが、

今は「クラシック音楽」という単なる一つの音楽ジャンルだとおもいます


今でもクラシックジャンルで、新曲は出来ていますし、

これからもクラシック音楽ジャンルは


交響曲、協奏曲、管弦楽、室内楽曲、声楽曲、オペラ、Etc

様々なジャンルで新たな曲が作られていくでしょう





クラシック音楽のイメージとしては、

華やかな劇場で正装した多くの観客に演奏する音楽



飛行機でいえばファーストクラス



人種では、ドイツやイタリアのヨーロッパの貴族が愛した音楽

そんな高貴なイメージがあるクラシック音楽






かたやJAZZは

アメリカ南部の黒人社会の中で生まれ、ニューオーリンズが発祥の地とされているようだが

金管楽器、木管楽器、ドラムスなど楽器を使って、演奏する場所は

禁酒法時代の地下の秘密の酒場に集う、

どちらかといえば下級層のミュージシャンによって確立された音楽な気がする




偏見ではあろうが


クラシック音楽のように、正装した聴衆のために演奏し聞かせるのではなく






JAZZは聞かせるだけでなく、自分たちが演奏して楽しむ音楽





クラシックを、当時聞いたのが貴族や貴婦人が上品に聞いたのであれば、




JAZZは黒人の太ったおばさん、髭もじゃのおじさんの爆発するようなエネルギーで、


社会や差別への訴えもこめて、

情熱的な演奏でありながら、演奏家も聞く人も楽しめる音楽


それがJAZZ?


往年のMONOレコードでそれを再生すると





すんごい迫力!でそれが伝わってくる



ダンダンダン


ずっどーん、


ドッカーン、



カッキーン、プッファー


バッキューン


ドン、ドン、ドン!


ズッコーン、ドーン、ドーン、

ズッドーン


ダッ・ダッ・ダ・ダ・・




・・・・・・



バッキューン



S:だめだ!敵に囲まれた



S:ケリーあの窪みまで行けば敵が狙える!、走れるか?


バッキューン、キューン


KR:いけるとおもいます、やってみます


S:カービー援護しろ


CB:よっしゃ!

ドーン、バン、バン


CB:リトルジョン、ほら、ぼさっとしてないで援護しろ!


RJ:わかったよ~




・・・・・・・・・・




あれ?


すみません、


妄想癖がああるものですから、

ついついドッカーンの音には、コンバット魂が反応してしまって






まあとにかくJAZZのMonoレコードは迫力満点








JAZZ レコードに話を戻して



やがて地下の暗い所で小編成バンドが奏でていたものを、規模が拡大して

ビッグ・バンドになりやがてスウィング・ジャズとなっていった



小規模では、即興演奏ともいえるスタイルで、モダン・ジャズとなっていったような気がする



クラシック、JAZZ共に音楽ジャンルとして確立して、進化してきたのだろうが





レコードオーディオマニは時代がとまっている




進化した時代の音楽はレコードでは聴けない









そんな古いZAZZレコードで音楽を楽しんでいるものだから




最近のJAZZファンと話をすると話がずれている
(やっと本題に戻れた)




知人:最近のJAZZ聞いてます?

私:最近というとマイルス・デイヴィスとかですか?


知:えっ?いや、ミシェル・コロンビエ Michel Colombierの曲は聞きませんか?

エマニュエル Emmanuelなんていい曲だよね


私:エマニエル夫人のテーマ?(心で)



知:クリス・ボッティ Chris Botti のトランペットも最高だよね


私:だれ?・・・・・・




そんな噛み合わない会話があってユーチューブで調べてみた





イケメンのトランペッター、

華やかなステージ、バックはオーケストラ



これはJAZZではない!


とおもうが





今の方々はこれがJAZZ!






これでは話が合うわけがないが、だが聞いてみるといい音楽だ




時代に取り残された、レコードマニアは寂しい、

こんないい音楽を聴くことが出来ない







美男美女の演奏する華やかなJAZZ



知らなかった世界である・・・








ふたたび、う~ん

2015年01月20日 08時34分00秒 | オーディオ

WE141-Aラインアンプを改造したCR型フォノイコライザー



WE618Bを取り出した言わば出し殻のようなアンプだが



そのWE色の濃い魅惑的な音に魅力を感じずっと手元にあったもの



○氏に言わせれば、たいした部品も使われず抵抗だってWEじゃないんだよ


何でこんなのがいい音するの?





その言い分も分かるが・・・・



まあそんな言い分の○氏を見返してやりたい気持ちもあっての、今回の改造であった


使ったコンデンサーはいつものWEのイコライザー用のコンデンサー


前回のLCRイコライザーユニットでも使い初段ラインアンプのRA1474でも使われているコンデンサーである



イコライザー用のコンデンサーは響きもよく音もさらっとしてなかなかの優れものである



WE141-Aにこのコンデンサーと、抵抗を入れて二段目の6SN7の増幅をパスした


RC型フォノイコライザー



測定してみると


イコライジングカーブは完璧


あげ方も、下げ方も文句なし、ただ心配なのはゲインが足りるかどうか・・・・







さあその音は



・・・








う~~ん



低音が無い






ゲインはやはりかなり少ない、よってボリュームはかなり上げざるを得ない。


ゲインの小ささはボリュームを上げればいいのだが




問題は測定器では完璧に出ている低音が全く出てこない


これはイコライザーアンプの出力とラインアンプの入力のインピーダンスがあっていないのが原因なのか?



明らかに何かおかしい音である、



かなりの電流?電圧?音圧?をロスしているようだ




高域の響きはかなりいいし、音質的には問題がなさそうである




だがNFをかけていないせいなのか?二段増幅を一段にしたためなのか





そのWE色濃いサウンドはかなり薄めの、さっぱりした音に変わっている




うーん



これはこれでいいのかも知れないが・・・・・






明らかに何かおかしい




恥ずかしながらT氏のもとへ




:あの~


T:やっぱりダメだったろ!



:まあそのとうりなんですが、何も言ってないのに、いきなりその言い方は腹が立つ、


事前にTに相談したが、T氏は鼻でわらってそれじゃダメに決まってるじゃない、との意見を持っていた





T:あのねあなたがまねした、WEの先生はひとつのアンプの中で行ってるんだろ?


T:それならこのやり方もわかるけど、あなたのは一つ一つ別のアンプで分かれていて、それをつなぐんだから無理なんだよ、インピーダンスって分かる?


T:入力と出力インピーダンスが合わないとダメなんだよ知ってた?、このやり方だとフォノイコの出力は1メグΩくらいかな?いったい何キロで受けたの?






:・・・・・・




T:仕方ないからバッファーをつけるしか無いね、それかかなり手間だけど全部ばらしてひとつのアンプとして組み上げるかだね、

T:できる?





:・・・・・




:すみません、お任せします、よろしくお願いします。




:くっそー









WE141-A再び!シンプルなCR型フォノイコ

2015年01月19日 08時30分18秒 | オーディオ

カートリッジとフォノイコライザーの組み合わせも



レコードの楽しみのひとつであろう





以前のブログで




「究極のフォノイコライザーLCR型」




を書かせていただいた時には、当初




WEのコンデンサーとWEの抵抗とパーマロイコアのコイルを使った


LCRユニットを製作し

そのLCRユニットを、WE141-Aラインアンプを初段増幅に使って、LCRユニットを押し出す



なんちゃってWE-LCRフォノイコライザーを製作したのだが




オリジナルWE141-Aでは、6J7と6SN7の二段で増幅しNFBも掛かっているアンプであり



このWE141-Aを使ったLCRフォノイコは音質はすばらしかったのだが




残念ながら大音量では、音のつぶれが起きてしまい



うまくいかなかった





そこでWE141-Aラインアンプの使用を諦め


別にウエストレックスRA1474の回路を元にシンプルなアンプを製作して


LCRユニットとの組み合わせで一応の完成をみた




このLCRフォノイコライザーはかなり繊細な音で


低域が少し不足気味だが、

その後電源を18Aから20A?19.5A?に変更してメインのフォノイコとして使っている






現在3台のプレーヤーと4本のカートリッジで音楽を楽しんでいるのだが



NFのフォノイコ2台とLCRユニット、計3台のフォノイコで対応しているが




つなぎ替えが結構めんどくさい


そんな事もあり、今回もう一台フォノイオライザーアンプを作ろうと考えたのだ



前回大音量時に音が潰れて使用を諦めたWE141-Aアンプ




WE618B以外たいした部品も使われず、

WEの製品としてもほとんど価値の無いWE141-Aだが



実はWEの音色がものすごく濃い!





うーん?分からないかもしれないがWE色が強いアンプなのだ



これを廃棄処分ではやはりかわいそうなので、再起させる事にした








あのオリジナルWE91Bを3台も所有している神様「WE22氏」


実はWE22氏もフォノイコライザーにWE141-Aを改良したものも使っていらっしゃる

パネルに覆われ、141とCRイコライザーとラインアンプを一体化してある




裏から覗いて見ると確かに141ラインアンプが使われている

WE22氏に聞くと



やはりWE141-Aを使って二段増幅した場合は音つぶれがおきるとのこと





そこで今回は2段目の6SN7をパスして1段増幅に改造



その改造方法や図面もWE22氏に教えていただいた





WE141-Aを6J7の一段増幅でもちろんNFも掛からないシンプルなラインアンプとして




コンデンサーと抵抗を組み込んだ

WE141-A CR型フォノイコライザーを製作した




さてさてその音は・・・・・・・




CG25Dで聞く WE618B VS Js6600

2015年01月16日 08時36分46秒 | オーディオ

我ながら楽しい事をやっている



繊細なバリレラも楽しいが



オルトフォンCG-25Dプラシェルの音はとんでもなく良くなった




このカートリッジは昨年知人のWE22氏の手によって、丁寧にダンパー等のオーバーホールをして頂き



蘇ったカートリッジ




このカートリッジは、パリンとした音の張りとなんとも言えぬ艶を持っており、その響きのよさは格別


流石本物!



その響きのよさを更に引き出そうと、今まではLCRイコライザーにつないでいたが




前回書いたように、バリレラとLCRイコライザーがかなりのマッチングのよさを見せたので




今までバリレラにつながっていたMLAS JC2にオルトフォンCG-25Dをつないでみた





オルトフォンとMLASはさすが!

この組み合わせは黄金の組み合わせである




もう何十年使っているのだろう?

ほかのチェロやMLASは前回オーディを一時辞めた時に処分してしまったが


このJc-2はなぜか処分しなかった



何度か自分で浮いた基盤を修理はしてきたが、オリジナルのままだ

音楽を全く聴かなかった10年間も含めて30年近く電源を切っていない


JC2は


LNP-2のような立体感はない



ML6のようなレンジ感や、粒だちがよくあの音の空間のゆとりもない



Ml1のようなハイゲインのワイドレンジな切れ込み感もない





だが

このJC2には凝縮されたエネルギー感がある


この中域の厚みとエネルギーはJC2が一番好きだった




今となっては多少古い音と感じるのは確かだが、

これでしか聞けないパンチのある低音


低域が出すぎのきらいもあるMLAS、JC2!さすがNFタイプのフォノイコ


MLAS JC2



CG25Dの張りつめた音に加えて、低音がどんどん出てくる



これはまた今まで経験のない別世界の音で楽しい!



このoriginal CG25Dはかなりゲインが高いためMC昇圧トランスが無くても充分鳴るが


入れたほうが表現力が良くなる



本来ならば当然Mono用のトランスを使うべきであろうが




現在金銭欠乏症の病が発症中で、手が出ないのでSTEREO用のトランスを使ってみます





まず、泣く子も黙るWE618Bこれをメインに使っているが




個人的にはWE618BもいいがJs sta6600




このトランスも実はなかなかいいのである




つなぎ変えてみるとJSは低域がタイトに締まって




ガツン!




音のしまりが違う



WE618Bはつややかだが、ドラムの皮があきらかに緩んだように聞こえる



締まった硬派なジャズを聴くのであれば6600のほうがいい!





硬く締まった低音「男だぜー」




これほど6600が硬派なトランスだとはおもわなかった



ジャズのレコードは618BよりJsのほうがたのしい





だがやはりクラシックをかけてみると

Jsはちょっときつめだ




こういったレコードはやはりWE618Bに軍配が上がる



つややかさ、音のバランス文句がない



カートリッジとトランスとフォノイコと



この組み合わせをもう一度いいろいろやってみたくなってきた





レコードは楽しい!





繊細な音のバリレラ、ぶっとい音のCG25D?

2015年01月13日 15時27分14秒 | オーディオ
CG25D プラシェルoriginal

高域にちょっとエネルギーが偏るが、音の艶も良く、パリッとした音の張りがすばらしい

オルトフォンモノラルカートリッジ



とても神経質なカートリッジで、細身な音で低域は不足がちで



鳴らないレコードも結構あるが、奏でるその音はとても魅力的


残念ながらO氏からの借り物ではあるが大変素晴らしいカートリッジだ

中域の半端じゃない音の厚みと供に、豪快でおおらかな、メタボアメリカンサウンドを奏でる



GEバリラRPXシングルプレイカートリッジ、1ミルダイヤ


こちらは鳴らないレコードはほとんど無い優れもの




現在我がシステムで主役のモノラルカートリッジニ機種





当初は、オルトフォンが、クラシック用のカートリッジで


GEヴァリレラがジャズようと決めていたが


最近、その方程式が崩れてきた



パリッとしたオルトフォンで聴くジャズも楽しいし



ちょっとだけ、もてっと、ぼてっと、した音で、

真ん中がぼっこりした音だが

バリレラカートリッジ聞く交響曲や弦楽器もなかなかのもの




先日も書いたが、




この2つのカートリッジで音楽を聴き比べると、


不思議なことだが全く別の音楽となってしまう


得意とする音の帯域が全く違うためか、強調される楽器が全く違う


同じレコードなのに、オルトフォンではピアノや弦楽器などの高域が強調されるが


GEヴァリレラでは、ドラムなどの中低域が強調される



だから面白いことに、同じレコードが全く別の音楽に聞こえてしまう




レコード演奏家としてはまことに楽しいことである


音の違いはカートリッジだけではない、



フォノイコライザーもとても個性的で、そのとの組み合わせによっても大幅に音が変わる




オルトフォンには、
低域は不足がちだが、音の粒子も細かく、高域に華があり色艶の良いLCRフォノイコライザー




GEヴァリレラには、今となってはワイドレンジとは呼べないし

ちょっと音の粒子が塗りつぶされた音だが、それ以上に魅力ある中域の音の厚みタップリの

レヴィンソンJC2のフォノイコが繋がれている





音の同じ傾向での相性はレヴィンソンとヴァリレラがパッチリだと感じていた


お互いあまり広くない音のレンジ感と、分厚い中域の太さ



圧倒的な音のパワーを持つこの組み合わせが放つ音が楽しくて聞いていたが



音の傾向の合いそうなもの同士、JC2とバリレラを組み合わせた、相乗効果音もとても魅力だが





無いもの者同士の組み合わせ?

これを試してみたくなった




GEバリレラカートリッジに、


繊細さを求め



オルトフォンに、がさつなパワーを求めた





まず

GEヴァリレラカートリッジと、LCRイコライザーの組み合わせで聞いてみた



それはまるで



体重100キロ越え、自由気ままにアメリカの田舎で暮らす豪快なBiGパパが


朝昼晩とジョギングをして常に健康管理を行う、マンハッタンのエリートビジネスマンに変わった



伝わるだろうかこの音の変わり方



豪快なアメリカンサウンドには変わりないが



繊細で緻密なGEヴァリレラサウンドになった


最初はちょっと違和感があったが慣れてくるとこれはすばらしい


音は全く太らない、タイトなバリレラサウンド


真ん中にボッコリあった音が、かなりすっきりした音の配置に変わった


高中低すべての帯域がバランスよく保っている



これ素晴らしい






方や、

オルトフォンとWE618BとMLAS-JC2フォノイコの組み合わせ


あの興奮と感動が帰ってきた!



こちらも素晴らしい


音のバランスの良さは甲乙つけがたい


オルトフォCG25Dの響きの良さそのままに豊かな低音


チョットキツめだった高域も、角が取れて実に聞きやすく、とても魅惑的になった




フォノイコライザーを交換する前、お互いの特徴を生かす組み合わせでは


全く別の音楽を奏でていたカートリッジだが



お互いの不足を補う組み合わせにしたところ、あら不思議



かなりのレベルで同じような音を奏でている

初めて聞く繊細な音のバリレラRPX奏でる艶やかな弦楽器と、華やかな歌声


これまた初めて聞くような、ぶっとく力強い音で打楽器を演奏するオルトフォンCG25D


いやーすばらしい!


笑っちゃうが、両方とも同じような鳴り方をする



やっぱりレコードは楽しい!




MonoレコードはMono凄くいい!

2015年01月09日 17時41分52秒 | オーディオ

MONOレコードを12枚買っても



1万円でおつりがきた




ありがたや!アリガタヤ!



そのありがたいセールを実施しているのは




以前もご紹介させて頂いた、あのお洒落なカフェバー兼、レコードショップ




オーディオショップも兼ねている


クレッセント


ただいま中古レコード半額セール実施中


良いコードがどんどん売れてなくなっていますよ、お早めに!





「半額セール」

私のような貧乏人は、この言葉に弱い

若い頃からこのときとばかりに



お年玉を握り締めレコード店へ





今も昔も全く代わらない自分が情けないが




仕方ない、貧乏人の性、半額セールにはついつい食いつく






貴重なオリジナル版も半額だが


元値が数万円する



散々悩んだが



やはりあれもこれもと聞きたくなり、オリジナルには手が出なかった




でも、オリジナル版でなくても、ほんとにMonoレコードは楽しい!



凄い




GEバリレラとオルトフォン


MONOカートリッジを二つ聞きながら




その音の違いを堪能!


カートリッジを変えると、音楽が変わる



久々に楽しい!





レコードを楽しく聞こうとちょうど2年前にはじめたこのブログ




原点に戻ってレコードをたのしもう




やっぱりレコードは楽しい!