オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

良い音とは、音に力のある音「音圧」が奏でる

2024年03月29日 12時10分39秒 | オーディオ

 

この絵を見ただけでいい音がしてきますよね

 

私の想い描く「良い音」とは

音力、音エネルギーとでも言ったらよいのでしょうか?

 

 「音圧」があってはじめていい音だと感じます

 

 

 

よく「大音量」と「音圧の強い音」を同じだと思っている方がいらっしゃるのですが

まったく意味が違う音なんです

 

 

興味の無い女性から「どちらも同じような大きな音」

と昔、屈辱的な言葉を掛けられたことも有りましたが

 

まあ、たしかに傍で聴けば、どちらも大きく聴こえる音ではありますが・・・・

(笑)

 

 

圧力の強い音を、密度で言うと「濃い音」です

 

密度が薄ければ、圧力のある音は絶対に出せませんが

密度が濃い音だけでも、圧力の強い音にはならないのです

 

 

空気を圧縮し、その濃淡の違いをうまく表現する事で

音圧の強い音となり、音楽の表現力が増すと思います

 

 

この表現力の豊かさが「音の良さ」と言えると思います

 

 

大切なのは、これらの濃淡の要素がバランスが良くとれて

上手く、より多くの「空気を歪まず乱れず動かす」ことが出来きた時

 

いい音がするな~、と言えるのでは無いでしょうか

 

 

 

 

ん?

難しい表現だったかな?

 

でも、わかりますよね、もう一度確認すると

音圧とは空気を押す力が強い音で

音の密度の濃淡がはっきりと表現された音

 

天邪鬼な特性をもつ、空気の振動を上手く制御して

乱れず、暴れず、歪まず、鋭い瞬発力と共に

空気振動を制御し表現力豊かに奏でるサウンド

 

音そのものが力強い音

 

 

それが私の目指す「音圧の強い音」で

音楽を楽しむのに、いい音だと思っています

 

 

私は。たんに音の良さを奏でようとは思っていません

原音に忠実なだけの音も奏でようとは思っていません

 

 

音圧の強い音で「表現力豊かに躍動感を奏でよう」と思っています

 

 

このブログを振り返ると、私がそれを目指し叶えようとしてきたと思えます

叶えるために行ってきた様々な要素をちょっと纏めてみますね

 

 

 

まずは音源のレコードプレーヤー

過去にはベルトドライブのプレーヤーを好んで使ってきました

 

トーレンス124や150、EMT 930St、オラクル、ジャイロデック、等々

TD124はベルトとは言わないかな、良いプレーヤーでした

EMT930は・・・・つまらな・・

 

 

結局今リスニングルームに残っているのはマイクロトラックの18インチと

 

ガラード301のグリスタイプのハンマートンの二台

この二台が、私の使ったって来た中では求める

「音圧を」奏でるプレーヤーだったのだと思います

 

 

共通点はアイドラードライブで力強く

叩くとターンテーブルはとても響きが良いです

静かで音の良いプレーヤーとは掛け離れたものですね

 

音の良いと言われるマイクロやテクニクスも鳴らした事が有るのですが、

残念ながら所有しようとは思いませんでした

 

 

そしてトーンアームとカートリッジですが、オーディオクラフトやSME等々数々使ってきました

SMEは金属エッジのオリジナル3009や、シリーズVも使った事が有りますが、今使っているのは全て

 

オルトフォンのアームばかりです、ベースは全て真鍮削り出しです

私の求めるエネルギー感はアイドラードライブ、ダイナミックバランスアーム、とSPU

が一番奏でるのだと思います

 

 

SMEは音圧やエネルギーを求めるのが難しいからだと思います

因みに、リビングで爽やかな音楽を聴くのには、トーレンスのベルトドライブと

SMEの組み合わせで聴いています、

 

 

 

 

増幅するアンプも大切で、実はラインアンプが最も大切だと思っています

 

使っているWE120A型ラインアンプも、小型のパワーアンプのような真空管の組み合わせです

WE349とWE349の組み合わせですから、多分2Wくらいのパワーアンプは作れると思います

このラインアンプが音に物凄い力や厚み濃さを加えます

我がサウンドはこのラインアンプ無くしては絶対に奏でられません

 

そんなWE120A型ラインアンプの電源には、WE274 BやWE300B、WE310Aなどを使う

WE20A型の定電圧電源を使っています

これは単なる電源です、と言っても信じてもらえないような贅沢な電源を使っています

 

 

パワーアンプ並みの強力な電源部を使ったラインアンプを使い

音の信号に圧力を加えて、パワーアンプに送り出すアンプ

 

セレクター等のコントロールアンプというより

 

パワーアンプの増幅とはちょっと違う、初段電圧増幅プリアンプが重要です

 

 

勿論、パワーアンプも大切

パワーアンプの91B型は、WE300 Bシングルアンプですが

WE618 Bコイルで受けて昇圧、310Aの二段増幅し、NFBをたっぷりかけて

絶対条件とも云える、交流点火の300 Bで増幅しています

 

巷で300Bの無帰還が音が良いと言われていますが

その音の良さは私には理解できない音の良さです

 

WE300B使うなら、NFBと交流点火しなければこの真空管の真価は聴けないと思っています

 

 

 

 

スピーカーは励磁型が私は好みです、雑味が無くて、綺麗でリアルな音色です

 

音の良いマルチアンプ方式よりも、私はネットワークの方が音のバランスが取れると思います

そのネットワークに使う素材はもとても大切ですね、

 

ポイントは抵抗を極力使わないことだと思います、ここでの抵抗によるロスは音のエネルギーを極端に消費します

 

 

 

それと、音圧という力を出すには、「力を合わせる」事が大切

 

力を合わせるには、様々なバラツキを無くし揃える、これはとても大切です

 

バラツキがあると力が失せます

 

 

揃えるのは、距離:タイムアライメント、音色、それと各ユニットの「音圧」の違い

これらにズレがあると、音圧を感じなくなります

 

中域、高域はコンプレッションドライバーですから

低域にもコンプレッションを掛けて、ディフェーザーで紙の音色を消して

中高域のドライバーに音色や、音圧を合わせています

 

勿論、ヴォイスコイルの位置を視聴位置から物理的に距離を合わせて

タイムアライメントも揃えています

 

これを合わないと、張りのある中高域の音を

ウーハーが消しちゃうことになります

 

 

それと、私はこの音の力を合わせるのに

単線を使っています、使う場所によっては撚線は音が滲むと思っています

 

単線は音が締まって、エネルギー感が増します

それと、コイルを多用していますね

 

 

各励磁ユニットには全てチョークコイルが入っています

中高域のユニットには+-の両方に入っていますが

 

信号や電源等々にいったい幾つのコイルが入っているのか、

 

数えたことは有りませんが

夥しい数のコイルが入っていると思われます(笑)

 

 

音の力を奏でる、システム

 

 

ロス無く拾い、信号にも圧を加え、乱れなく空気を振動させる

言葉では簡単だが、いろいろやって来たなー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンプルに、良い音だけを出したほうが

とても楽で、良いもしれないとブログ書きながら感じました(笑)


励磁スピーカーの音質や力は電源が生み出します

2024年03月23日 21時49分00秒 | オーディオ




リアルで躍動感あふれるサウンドを求めて

電磁コイルを使った「励磁」方式スピーカーを使って音楽を楽しんでいます

 

  

一般的に「励磁型スピーカー」と云うと

コーン型スピーカーを思い浮かべる方が圧倒的に多いです

 

100年前の1020年代から1950年代までの間に、ラジオ等でも数多く使われたのは

コーン型のスピーカーですから、当たり前といえば、当たり前の事なのです

コーン型での励磁型の音の特徴は、


振動板の「紙の音がしない」事なのです


えッつ、逆じゃないの

「励磁型はコーン紙」の音がするスピーカーでしょう?

 

と、実際に聴いてみて、そう思われた方も多いと思います

 


そう思われるのも仕方が無い事かもしれませんね、

オリジナルはなんと言っても70年から100年前の製品ですから


素材が紙のコーン紙は当然ながらボロボロです、目に見える箇所の補修をしたとしても


老朽化によりコーン自然体が柔くなり、小さな亀裂が数多く入っていたりすると

強力で繊細な動きをする励磁型ですから、紙の音がしてしまうのでしょう

 


私も、いくつかの店舗や、真空管オーディオフェアなどのイベントで聴いたことがあります

コーン紙が不良で、耳が痛くなるようなカサついた紙の音でした


そんな訳で「励磁型=紙の音がする」

 

そう思われる、残念な励磁体験のオーディオマニアの方も多いようです


 

本来の励磁方は歪や、余分に振動版が動く付帯音もないので

ザラついた紙の音はしませんよ、綺麗でリアルなサウンドを奏でます



パーマネント型の発する「ザラついた紙の音」は、制動力不足による歪で

コーン紙が暴れて紙の音を発しているようなものだと思います

 

ダイヤトーンのP610を励磁改良(オリジナルに戻した)したところ

驚くほどクリアーでリアルな音を奏でました


構造上電磁ブレーキ制御が掛かりますから、励磁型では歪は殆ど出ません

振動板が余分に動いたり、暴れたりもしないですからクリアーですね


70年前の廃棄するような機器から取り出したスピーカーで

カサついた紙の音がする励磁を聴かれた方は

 


是非新しい振動板の励磁型スピーカーを聴いてみて下さいね

 

 



それから

紙の音がしてしまう、もう一つの要因は「励磁エキサイター」と言われる電源


励磁電源が、スピーカーユニットと相性があっていないのが原因と思います


 

励磁は、コイルに電流を流すことで磁力が生まれて、その動力でボイスコイルを動かします


励磁コイルを、駆動・制御し、その音を決定づけるのが「励磁電源」だと思います





使われる「整流素子の音」そのものも音に出るようにも思えます

 

スイッチング電源や、ダイオード整流器、真空管整流器など簡易的な物から本格的な物まで

様々な整流器がありますが、素子や回路によって音が全然違います


ユニットと電源をどう組み合わせて使うかで、随分とその評価が違ってきます




フルレンジコーン型の励磁スピーカーで、タンガーバルブやセレン整流器を使うと

相性が悪いのか、霧がかかった様な、鈍さを奏でることもあるようです


ガンガーやセレンの魅力の力強いサウンドを感じる事は出来ませんでした


コーン型はダイオード(出川式)などのスッキリしたキレの良い整流器が似合う様に思えます



電源の良し悪しは音に確実に出ますし単に適正電圧が出ていれば良いと言う問題ではありません


以前、PCのアダプターを改良してP610励磁スピーカーの音を出した事がありますが

とてもとても酷い音で、これならパーマネントの方が良いかも


と思ったほどでした



励磁を聴いて「パーマネントと対して変わらない」ですね、と云われる方々がいますが

もしかしたら、合わない酷い電源で聞いているのかもしれません


励磁電源は大切ですね〜






ラジオ等で使われた励磁型コーンスピーカー以外にも

劇場等で使われた、業務用の励磁型スピーカーもあります



私は、 より励磁型の音の魅力が出せるせるのは


このコンプレッション型ユニットと、ホーンを使った劇場用システムを使って

大音量で再生した時だと思っています


 

その事は今までも何度かこのブログで書かせて頂きましたが


大音量でも励磁型は歪みが少ないので、綺麗に大きな音が出せます





大音量でも、歪み感の無い綺麗な音が、励磁型の劇場用のサウンドの特徴です


そんな「歪み無き大音量」を出すには、



やはり強力な励磁電源が必要不可欠なのです






貧弱な電源で大音量を奏でると、音の芯が無いと言うか

音の中身が無い大音量とでも言いましょうか



力の無い大音量は、とても聴きづらく疲れる音です


励磁の魅力溢れる大音量サウンドは

大容量の励磁電源が作り出すと言って良いと思います

無駄とも言える様な、巨大な電源がいいですね




それから
定電流方式、定電圧方式の違いも

音の伸びが良ければ力が不足

力があれば、なんとなく音が濁る


現時点ではこの違いも「使うユニットによって使い分けるべき」

としか言いようがないです



素子もダイオードはある意味、音が良いですが

太いや、低く力強いは、セレンやタンガーの方がうまく表現すると思います





使うユニットに合わせて励磁電源は使い分ける必要があると思います


素子に加えて、リップルフィルターを何段掛けるのか

これも大切コンデンサーをいくつも通せばリップルは減っても


鮮度や力は失せます






それとこれも賛否はありますが

私はチョークコイルはあった方が表現力が豊かで好きです



597や594の各ユニットのプラス側に9mhのWE1048付けていますが




我がシステムの要とも言える、中心のLansing 287-T & WE22Aホーンには

プラス側とマイナス側の両方にチョークコイルを入れています


この方が音の堀が深いです

コイルを使うと音が悪くなる


と言われる方もいますが、豊かな表現力として入れています




低域のLansing415は220vですが、一旦320vを出力して
コイル5個連ねて220vに落としています

勿論電圧調整でも音作りもしています




励磁の音作りは実に奥が深いで〜す^_^





レコードを演奏する、そんな楽しみ方

2024年03月14日 14時42分28秒 | オーディオ

オーディオの楽しみ方は人其々だと思っています、ですが

その楽しみ方によって奏でる音は全く違ってくると思っています

 

無色透明で固有の音を持たず、原音を忠実に再現する機器が優れたオーディオ機器だ

と、そんな話を時々聞きます、私は全く違った意見ですが

人其々ですから、忠実再生を目指す楽しみがあっていいと思います

 

 

私は魅力的で、感動を得られる音楽再生が出来ればと思っています

 

魅力が有って感動的な音楽とは何か、

 

勿論すべてのレコードがそんな感動的な演奏で

しかもオリジナル盤で、音の良いレコードが手に入れば良いのでしょが

 

なかなかそうは行かないですね

 

演奏家の方々に「感動を与える音楽演奏とは」と質問した文面を呼んだ事が有りますが

 

楽譜を忠実に音に変えるべく、技術の錬磨に努力することはもちろん大切だが

正確な演奏だけでは人を感動させることはできないものだ。

 

との事でした、人の心を動かすような名演奏とは

「高い技術力に加えて+αの表現力」

を奏でることが出来た演奏だと思っています

 

 

私は、オーディオでも同じだと思っています

「忠実な再生に加えて+α」が大切な要素だと思っています

 

聴く曲に合わせてオーディオ機器を調整することは、重要な事というか

極々当たり前のことだと思っています

 

レコードに詰まった音楽性を、いかに自分らしく確実に引き出し

それを、さらに自分らしく+αを加えて表現し、

素晴らしい音楽に換え、楽しむことが出来る

 

私はそんな楽しみ方ができる、レコード演奏が大好きです

 

 

聴く曲に合わせてオーディオ機器を調整するのは、もしかしたら

チェロのパレットを愛用していたから身に着いた感覚かもしれないですね

 

激しい情熱的なJAZZを聴くときと

優雅に豊かに余韻を楽しみながらクラシックを奏でるときは

 

全く違うスピーカーに変えたいですが、なかなかそうもいきませんので

 

 

我がスピーカーのセッティングを変えて対応しています


カートリッジ、やトランス、ターンテーブル、フォノイコライザーの組み合わせでも
 
表現力は全く違います、力とキレを求めるときはバリレラやSPU-Aを使ったり
 
 
 
余韻を醸し出す時はSPU-Gシェルに変えたりとか自然と変えています、
 
同じSUPでも、SPU-Gでキレを求めると、なかなか難しいです
 
 
 
アンプの違いでも+αの表現も有りますが、やはり一番はスピーカーですね
 
 
 
ジャスもクラシックもライブ盤のレコードが好きで、聴く事も多いせいか
 
よりその雰囲気を醸し出せるセッティングに変えて楽しんでいます
 
 
 
ジャズライブは比較的至近距離で、引き締まった強い音で演奏の雰囲気が出るように
 
 
クラシックは少し緩んだ音で奏でるホール感も、雰囲気を出すには大切だと思っています
 
 
 
低域は、今はまったく同じセッティングなのですが
 
 
以前はクラシック用にスーパーウーハーを入れていた事もありました
 
 
 
ヤマハYST1000を2台向かい合わせにぶつけ合い、30Hz位まで伸ばして
 
ちょっとキレの悪い、低い空気の揺れの音を出したほうがより
 
「らしさ」が出る、演奏があります
 
 
 
クラシックの独特なホール感や、パイプオルガンなどの特殊な楽器の音は
 
 
ジャズ演奏では縁の無い音ですが
 
 
 
クラシックで雰囲気を出すには大切な要素だと思い、使っていました
 
 
更に、ジャズでもキレの良いユニットで、キレの良い重低音をと思い
 
ユニットを強力なJBLに変えたりして(笑)
 
 
ジャズにもキレの良い重低音を加えようと、目指した時も有りましたが
 
 
 
結局ダメでしたね(笑)
 
 
ジャズ演奏でそんな低音は邪魔でした、
 
 
リアルな瞬発力の有る歯切れの良い、躍動感を感じるような音は
 
 
30Hzが少しでも出した瞬間に、「感じなくなりました」
 
私はこれを、キレが量に喰われちゃう、と表現します
 
 
 
音の波は天邪鬼ですね
 
 
ジャズを聴く時に、いちいちスパーウーハーを動かすのも面倒で
 
前に置いておくと邪魔なので、今は置いていませんが
 
 
本当は聴く曲によっては低域の量と
 
キレの違う低音セッティングが必要だと思います
 
 
 
次は、中域の音の厚みによる深さの演出と、間引いたキレの演出
 
 
解りづらい表現ですね、具体的には
 
中域の287-T&WE22Aの高域も
 
中高域の594&ホーンも
 
高域のWE597Aも高域は出しっぱなしなのです
 
 
ですからボーカル等の声の密度は増して、厚みと魅力を増し魅力的なのですが
 
 
 
逆に、この音の密度を上げると、キレは弱くなります
 
 
演奏するレコードが楽器も少なく、キレを求めたほうが良い場合は
 
 
 
中高域の594ユニットを外して、キレを演出したりしています
 
これが音を間引いたキレの演出です
 
 
またはモノラルでは片方のスピーカーを間引いた、1本の聴き方もします
 
 
それと、一番手軽で細かく行うのは、
 
我がシステムで一番大きな帯域を奏でる287-T&WE22Aホーン
 
このホーンの高域を、ドライバー端子にぶら下がったコイルでカットしてやります
 
 
 
 
250Hzから広帯域を奏でる22Aホーンの上の方を、スッキリした方が似合うレコードと
 
密度を上げた方が似合うレコード、に合わせて三種類のコイルをぶら下げています
 
 
 
ステレオやモノラル、の違いでもセッティングは異なります
 
ジャンル以外でも年代によっても異なります
 
 
レコード演奏の楽しみは、忠実に演奏者の音楽を引き出し奏で
 
オーナーの+αの演出を行い、その音楽を更に楽しい音楽で表現する楽しみだと思います
 
 
 
 
古いものだと70年前ぐらいですが、演奏者がどんな音を奏でたかったのか
 
演奏のどこを聴いてほかったのか、演奏者の想いは何だったのか・・・・
 
 
 
そんな事を思い浮かべながら、レコードに針を落としています
 

analogオーディオは、安価であっても十分楽しめます!

2024年03月06日 12時34分49秒 | オーディオ
 
つい最近揃えた、安価なプレーヤーシステムでも、音楽を楽しんでいます

 

 

現代のアナログオーディオは、確かにオーディオ初心者には

チョット高額で手の届かないような高級オーディオにも思えますが

 

いやいやそんなことは無いです、いつの世も高級品も有れば楽しめる普及品も有る

努力と工夫次第で安価に素晴らしいいアナログプレーヤーを手に入れる事は可能だと思います

 

 

今現在は現在4台のレコードプレーヤー使い、7本のアームとカートリッジで

其々のレコードに似合うサウンドを奏で、音楽を楽しんでいます

 

そのうちの一台は、最近揃えたプレーヤーシステムです

カートリッジMG-3605(12,300円)シェル付き新品

 

ねずみ電気製です(正式にはCHUDEN)

「世界の人に音楽を」このキャッチフレーズが素晴らしい!

パンフレットのデザインは娘さんがしたと聞いています

 

 

楕円針(CN3675・7,000円)も交換針で購入しました

この二つなんと本体は同じで、共有できますので

 

交換針だけで丸針と楕円の量が楽しめお買い得なカートリッジです

 

ターンテーブルは(中古)ハードオフ高崎で、トーレンスTD150Ⅱジャンク29,000円

回転にムラが有るとの事でしたが、暫く廻していたら問題無く回り始めました

 

 

フォノイコライザー(新品)合研LAB GK08PR 24,800円送料電源込み

アームはSMEの3009これは以前から持っていたものです

で最近買い揃えたものです、合計金額73,100円の投資でした

 

 

とにかくご機嫌なのがカートリッジ、ハッキリ言って高音質ではありません!

定位がビシッと決まるとか、繊細な音とか、静けさの優しい音楽

とは全く無縁の、激しく情熱的なサウンド

 

 

これでもか~!、と言わんばかりの元気の良さです(笑)

 

優しそうな奥様がコイル巻いているとのお話でしたが、実に男らしい音ですね

このカートリッジで聴く音楽は、メリハリが効いて、パワフルでとにかく楽しいです

 

本体が共有の交換針も実にいい、楕円針は力は落ちますが

これなら静かなクラシックも楽しめます

(注、丸針でもクラシックは楽しめます)

 

下請けとして長年カートリッジを造り続けてきたという「ねずみ電気」

その造りの良さと安定した音に、長年のキャリアを感じますね

 

 

ターンテーブルは長年の実績のあるトーレンスTD-150Ⅱです

もう一台TD150のオリジナルも所有していますが、比べると150Ⅱは最初は音が悪かったです

この音の悪い問題は簡単でした、裏蓋のパーチクルの板を外したら解消しました

 

音の悪いプレーヤーの代表的なのが、音が籠るとか音が濁るプレーヤーですが、これらは

プレーヤーに裏板が付いていて、その裏板にインシュレーターが付いているものが多く

 

裏板を叩くと、そのプレーヤー固有の音がだいたい分かります

 

薄いプラスチックの裏板に足が付いているもトーレンスが有ったのですが、これは酷かった

ぺらぺらしたプラスチックサウンドが載った音を奏でましたね

 

 

そんな余計な響きを付ける裏板を外せば、TD150Ⅱはいい響きで音楽を奏でてくれます

 

長く続いた、伝統とも云えるアルミの二重ターンテーブルは

固有の音はあまりしない良い響きです

 

モーターは非力で超低速(375rpm)な16極シンクロナスモーター

掃除してグリスアップで問題無く動きましたが

電源には117Vのステップアップトランスを入れています

 

それとインシュレーターは良質なゴムも良いのですが

ハウリングしなければちょっと固めなほうが良いと思います

 

私は自分で作ったインシュレーターを使っています

ワイヤーと金属のたわみを使った?インシュレーターです

 

1個600円くらいでできます(貧乏インシュレーター)

このインシュレーターは励磁電源や等の下にも使っています

まあ、効果は期待しないほうが良いでしょう、(笑)

 

 

 

フォノイコの合研LABは他にも数台持っていますが、安価でとても良く出来た製品だと思います

 

他の中華フォノイコも使ってみましたが、同じような部品で作っているのかもしれませんが

 

合研のほうがクリアーで有りながら落ち着いた音で

ぜんぜん音が良いですね

 

 

そんな安価なアナログプレーヤーですが

レコード音楽の楽しさは十分に楽しめます

 

ANAROG誌の情報によればキットのプレーヤーも発売になるとの事

 

記事を読んで内容を確認すると、気のキットプレーヤーで十分楽しめると感じました

 

DDプレーヤーはその構造上安価に作ることは難しいと思います

安価に作られたDDは感心できないものが多いですね

中古も、使われ方が分からないのでちょっと怖いですね

 

ベルトドライブのほうが安全だと思います

 

アナログは安価であってもその楽しさは十分に楽しめるとおもいますよ

是非、アナログ始めてみませんか

 


MONOサウンドの拘りを動画で

2024年03月04日 18時35分46秒 | オーディオ





今回は煩い動画のアップです、すみません

音悪いですからボリュウームは小さ目にしたほうが良いと思います

拘りは持たないオーディオマニアの私ですが(笑)

モノラルはスピーカー1本が良いお思っています

 

ステレオ二本で中央に虚像を描くと、ボユーム感は出ますが

音は滲みます

 

如何でしょうか?

中域の288改良励磁は同じですが、使っているホーンの311-90より

ステレオで使うWE22Aのほうがボーカルは全然良いですが

 

低域は二本使うとぼやけちゃいます

聴き比べてみて如何でしょうか?

 

おまけです(笑)

手抜きですみません、お時間あったら動画見てみて下さい

 


レコードで音楽を楽しむ、そんなブログです

2024年03月04日 09時41分01秒 | オーディオ

お陰様でこのブログは11年目を迎えました

お読み頂いたオタッキーで暇人の皆様ありがとうございます(笑)

 

書き始めたきっかけはブログタイトルの通りに、10年近く休んでいたオーディオを再開しよう

もう一度オーディオを再開するなら、好きだったレコードで音楽を楽しもう

と、記録としてのブログと共に始めたのが最初でした

 

後のなんちゃってWEや、励磁方式等々の良い音を求めたのは

レコードで「音楽を楽しく聴く」為の手段に過ぎないのです

 

当時オーディオを辞めた理由は

楽しく音楽を聴けなくなったからです

 

 

それと、これからは今までのオーディオは通用しなくなる

そしてこれからは楽しくない「デジタルオーディオ」に変わって行く

 

そう感じた時「みんな売ってオーディオやめちゃおう」となってしまったのです

 

最大のきっかけは、チェロパレット・パフォーマンスでマーチンローガンを

最高に良い音で鳴らしていた、我が理想のオーディオここに極まった

と、思っていた時に

 

 

フルデジタルアンプ、FOB のSD-05を聴いたのがきっかけだったと思います

遥かにチェロよりマーチンローガンを、自分の思い描く以上の理想的なサウンドで鳴らした

聴いた事も無かったような静けさと、リアルでクリアーな素晴らしサウンドだった

たかが50Wのプリメインアンプにチェロが負けた

 

このアンプは全く余計な音がしない、余計な音がしないから音楽が浮き立つ

トランジスターアンプは何か余計な音がのる、

 

これからまた時代は大きく変わる、大嫌いなデジタルオーディオの時代に変わる

今まで楽しんできたオーディオは全く通用しなくなる、オーディオは楽しくなくなる

 

そう感じて

 

全てのオーディオ機器をを売却したのがオーディオの終わりだった

 

以前も、JBL4343を愛用していた時代に、マーチンローガンのサウンドを聴いて

これは、時代が変わる、今までのダイナミック型はもう通用しなくなる時代が来る

 

そう感じて、それまでのJBLは売却して新しい素材のスピーカーに変えていった

 

今思えば、馬鹿な事をしたと思う事が多々あるが、当時は後戻りなど出来なかった

新しい音を求めて、メーカーと情報に惑わせただけのオーディオだったかもしれないが

 

その新しい音を追いかけるのに疲れたのかもしれないですね、またアンプの時代が変わる

なら古くなるアンプ売ってオーディオやめちゃおう、追うのは付かれた・・・

 

 

かくして新聞配達で始めたアルバイト、中学1年のカセットデンスケから始まり、

途切れる事無く続いたオーディオのローンは25年間も続いた(笑)

絶えることなく次から次えと惚れた製品を買い続けローンを組みその返済のために働いた

 

チェロ・パレットが欲しくて職も変えて、必死に働いて手に入れた、まさにオーディオのために働いた25年だった(笑)

(違った、当時は家族のために一生懸命働いて余ったお金でオーディオを少々・・・)

 

 

約10年の時が過ぎ、やがて売れずに残った、キットで作ったWE91Bアンプ

自宅で映画用に使っていたALTECのスピーカー

 

買い手がつかなかったトーレンスのTD-150プレーヤー

そして、廃棄することが出来なかった愛聴盤のレコード盤

 

 

それらを使ってもう一度オーディオを再開するなら、アナログに徹しよう

オーディオを辞めるきっかけになった嫌いなデジタルは聴かなければいい

デジタルは嫌いなんだから、嫌いなんだから、・・・音悪い?やがて

 

身体にも良くない、きっと心にも良くない、人類の敵なんだ!

人の楽しみを崩壊させる危険な音がデジタルサウンドの正体なんだ・・・・・

 

と、わが身体の細胞はそのような遺伝子で形成されるようになってしまい

その遺伝子で書かれたブログはまるで、デジタル否定論者の偏見のようなのだと、思います(笑)

参考資料

デジタルがもたらす”音の病”、感性のオーディオ崩壊 - オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

デジタルがもたらす”音の病”、感性のオーディオ崩壊 - オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

友達が全て居なくなってもいい、やっぱりこのことは書こう実は今まで何度も書いてはボツにしてきた、ブログのテーマがあるんです①「天然素材のレコード」vs「化学調味料のCD...

goo blog

 

 

皆さんへ、このような偏見は持たずに

感性は人其々ですから、ご自分の楽しめる形で音楽を楽しんでくださいね

 

デジタルが良い音だと感じる感性の方は、それを楽しめばいいのです、私は否定しません

安くて簡単で使いやすいデジタルは良いと思います・・・・・

 

 

まあ確かにこれからオーディオを始めたいと言われる方には

アナログ・オーディオはチョット高額なオーディオになってきているのも事実ですが

 

探せばまだまだ安価なアナログはあると思いますよ