オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

WE618B&EMT XSD-15が奏でる音は麻薬、魔音です

2023年03月28日 17時23分06秒 | オーディオ

breaking Your audio Life
 

また余計なこと書くとWEの値段が上がるだろう~

 

と、618B欲しくて狙っている方から怒られるかもしれませんが、大丈夫です

 

決して音が良いとは書きませんから^_^



 

 

 

突然話は変わりますが

皆様はストラディバリウスは音が良いと思いますか?

 

 

今まで幾度もその音の魅力について専門家の方々により様々な検証が行われて来たようです、そのひとつに

「音色」「音の伝達性」「演奏しやすさ」「演奏への反応性」の評価項目を、プロ演奏者が溶接用のサングラスをかけて視覚も触覚も分からないようにして、嗅覚まで感じ取れないように臭いがする物まで付けて検証したそうです

 

最新楽器から、名器と言われた1700年代のストラディバリウスまで、6台の🎻で検証を行ったそうです

 

聴き手はコンテストの出場者、コンテストの審判者、交響楽団員が評価して、

そのテストの結果は

 

最も優れた楽器として「新作楽器」が選ばれ

 

最も悪い楽器とされたのは、

1700年に製作され名器と云われた「ストラディバリウス」であったそうです

 

この実験は、「どの楽器が良い楽器か」で選考され

「ストラディバリウスがどれか」では無かったようですが

 

 

実験に参加した方々は音が良い楽器は最新の楽器であると認めつつ

 

最後に、参加したプロの方々に「どの楽器が自分にとって好ましい楽器か」の問いには

即座に判断を下し「ストラディバリウス」を選ぶことが出来たそうです

 

・・・・・ 

 

ピアノのコンクールでも、コンクールや競技で使われるのは

正確で癖が無い、音が良いと云われるYMAHAYAやKAWAI EXだが

その演奏者が自宅で音楽を楽しむのはスタインウエイだそうです

 

ウイスキーの評価も同じようなものです、コンクールでは日本のそういった酒の評価が高いですが

それを評価した酒好きは、家に帰れば誰もそんな酒を楽しんでいないです、ラフロイグやアードベグ、マッカランや、ポートエレンが有れば奪い合いかな

 

お判り頂けますでしょうか?

 

 

音が良いのと

 

魅力的で楽しい音は別ものなんです

 

 

ストラディバリウスの音色の魅力は

「ダイナミックで優雅」「パワフルで奥深いといわれています。

 

 

名器と云われるストラディバリウスの価値が高額なのは

音が良いから高額では無いんです

 

 

 

音に魅力が有るから価値があるのです

 

 

 

 

私はオーディオも同じだと思っています

 

音の良いオーディオ機器と

魅力的なサウンドを奏でる機器は全く違うんです

 

WEサウンドを無色透明で「音が良い音響機器」と思ったことは一度もありません

色濃いサウンドを奏でるWE 

 

 

そういう意味では「WEサウンドは音が悪い」のです

 

 

WEサウンドは「リアルで、雅」

「力強い躍動感溢れる」サウンドなんです

 

 

あら?

何かの楽器と表現が似てますが

 



まあいいや、いいですか皆さん!、

WEサウンドは音が悪いんですからね

 

手を出さないほうが良いですよ~

 

 

 

そのWEの中で最も音を悪くするのが、

実はWE618Bトランスなんです

 

ほんとにこいつは音が悪い!



WEの世界に舞い込んでしまった可哀想~な人に

そのきっかけとなった、魔物のWE製品は何ですかと聞くと

 

WE618Bと答える人が非常に多いのも頷けます

 


私も618Bを昇圧トランスで使ったり、アンプの入力で使ったりして音を悪くして楽しんでいます

 

 
MC昇圧トランとしては

SPUと618Bの組み合わせを高く評価する方も多くいらっしゃいますが

 

SPU-Gと618Bは「ある意味」いい雰囲気を奏でますが

 

 

私の好むSPU-Aとの組み合わせでは「ある意味Aの魅力を損ねて」しまいます

 

SPU-Aとの組み合わせはJS-6600のほうが、男らしく力強く律儀で私は好きです

 

 

愛用カートリッジはSPU、EMT、デッカ、バリレラ等々ですが、EMTのXSD-15が修理から帰ってきました

 

壊れた原因は、今でもネットオークションで2千円で見てあげますと岡〇県の詐欺師のような修理屋に大金を払って低音の出ないとんでもないチューニングを行ってしまい、結局二か月程度ですぐ壊れ音の出なくなったXSD15でした

音が歪んで聴けないとクレームすると、再修理はするがその料金を取るとの事で、とんでもない輩に関わってしまったと諦めていましたが

 

横須賀のFさんの手により見事に蘇ってきました、

皆様くれぐれも大切なカートリッジは信頼のおける方にたのみましょうね

 

蘇ったEMT XSD-15の相棒がWE618Bなんです

 

 

今までショートアームのRS-212で使っていました

メインアームのRMG309ではXSD15の自重が軽くて浮いてしまい、ボディーに鉛を貼ったりしていましたが

 

貼った鉛が音を鈍くするように感じて、

SPUの半分の重さのXSD15が対応範囲内のRS212アームで使っていたのですが

 

 

音の影響の少ないであろうXSDの長い首に鉛を巻いて、SPUーGと重さが合うようにセットし

ORTFON RM309G(箱にはそう書いてあります)トーンアームに装着したところ

 

 

これが素晴らしい

 

もとい、音が悪い!

 

 

ショートアームの軽快さが、軽く薄い軽薄でチャラついた音に聴こえてしまう

 

 

 

なんとも言えない雅な余韻漂うサウンド

 

これ魔さしく音が悪い!^_^

 

 

 

WE285Lも時々繋いでみるが、この端正なサウンドはオルトフォンの方が合う気がするが

 

オルトフォンはJS6600の方が好きだ

注、(使わないなら285くれ、転がっているEMTでも良いからくれ、とか書いてくる人へ、「嫌だ」と先に返事しておきます)

 

 

WE618BとEMT XSD15 &RMG309この組み合わせが奏でるサウンドは

 

音の魔薬です

 

無駄無く乱れ無く正確な音に、優雅な余韻と共に雅な衣を羽織った天照大神が舞い降りたようなサウンド

 

う〜ん訳がわからないかな〜

 

 

この618Bは不思議なトランスです

 

にどぎつく煌びやかな派手でケバいサウンドの時もあれば

田舎臭い、鈍臭いサウンドを奏でる時も有ります

 

オーディオは様々な組み合わせで音を楽しむことができますが

 

そんなオーディオの音の楽しみを崩壊させてしまうような悪魔の響きです

 

 

聴く者を虜にして、

 

あっ魅力的だな~、とちょっとでも感じて引きずり込まれたら最後

もう他の組み合わせで音を楽しむことができなくなり

オーディオの社会復帰不可能となります

 

 

まさに魔音ですね

 

まあ、いいやとにかく音が悪いんです

 

とてつもなく音悪い(笑)

 

 

 

もう一度言いますが、一度聴いたら人生終わりだと思って下さいね

 

決して手を出さないで下さいね!

 

 

 

音がとにかく悪いですからね!


1920年代に作られ、今でも”新しいサウンド”を奏でる励磁型

2023年03月24日 10時07分00秒 | オーディオ

まだまだ一般的に「励磁型スピーカー」と聞くと

 

衰退し消滅した大昔の方式のスピーカーで、

技術的に強力なマグネットが作れなかった時代の、「代用品のコイル」を使った方式

 

技術力が上がった現代に於いて100年前の励磁型を語るなんて時代遅れだよ

 

そう私のブログやSNSに猛反論を書き込む人がいます、殆どが音響機器メーカーや販売店の方々ですが

皆様の御商売の邪魔をするつもりは毛頭ありません、私の好きな励磁型を語らせて頂きます

 

「また励磁の話かよ~」と言わずにお付き合いくださいね


励磁型スピーカーとはボイスコイルの駆動に、電磁石を使い金属を磁化させ磁場を作りVcを駆動する方式です

1920 年代から 1950 年代まで多く使われましたが、電源が別途必要であったり加熱もし、コイルを巻く手間、等々のコストのかかる理由もあって

強力な永久磁石が開発された1960 年代にはアルニコ磁石を使用したスピーカが主流となり、励磁型はあっという間に姿を消しほぼ消滅してしまいました

 

が、この約30年の励磁の時代は、音に最も需要があった時期とも言えます

 

当時の最大の娯楽は映画館の映画でした


その映画が無声映画からトーキー映画に変わり、
 
音の需要が高まり

 

大きな音で良い音が多額のお金を生み出した時代でもありました

 
PAスピーカーの Public Adress の意味は公衆伝達と言う意味です

 

政治活動や軍事でも多くの人に、大きな良い音で拡声する必要があり

大きい音で、良い音、または美化した音を使い

多くの人に大きな声を届ける事が重要となった時代だったと思います

その為に各国が総力を挙げて音の開発に技術とお金を出した時代でもありました

 

WEは当時米最大の機関であり、当時国家予算的な規模での「音」の様々な実験を行なっていました

今で言えばNASA規模の実験です、そんな時代に開発された磨きを掛けられた励磁スピーカー



音がいいのは当たり前ですね、
やがてそんな音の黄金期の需要も様々な理由で終わりを迎えて
 
音は家庭用の需要が高まり、小型、量産化のパーマネントの時代に入ります

更に1970 年代後半にはより安価なフェライト磁石が開発され、そのコストの面からその後広くスピーカに使用されるようになり、現在に至ります

 

100年のスピーカの歴史の変遷をみると、需要期に最高が造られその後は利便性やコストの改善に着目され開発が進められて、肝心の「音質に」ついては蔑ろにされ、むしろ退化してきたといえると思います

 

そんなコストの理由で各メーカーは励磁の生産を止めましたが、少数の音楽愛好家等により音楽再生における“高音質”の観点から励磁スピーカは

これまで開発されてきた他のスピーカよりも優れていると語り継がれて来ました

 
 
そんな言葉を耳にしてはいましたが、当時の私は聞く耳持たずにオーディオを楽しんでました


結局多くのスピーカー等のオーディオ機器を使ってきて

ある日「励磁型」と出会い

 

それまで得る事の出来なった、リアルなその再生音に衝撃を受けて

ハイエンドと言われたオーディオを全て売却してWEや励磁の世界に入って来ました

 

改造型、レプリカ型、時にはオリジナルも使って励磁型を楽しむようになり今に至ります



励磁型は他のスピーカーと「何が圧倒的に違う」のかと問われれば

それは僅かな音質の違いだと思いますが

 

その音は私の「心に響いて」感動を得たのです

 

 

 

ある論文で

そんな励磁の音質の良さを「人間の深い感性に関連する音質評価語」を用いて主観評価により確認した論文が有りましたのでその論文を元に再度励磁の素晴らしさを紹介をさせて下さい

同じ磁束密度で同口径の励磁型とフェライト型スピーカーを、ブラインドでは無く比較の評価での試聴を行ったそうです

総合評価、力強さ、音の締まり、のり、胸にしみ込む、厚み・こく、緊張感、安定感、躍動感・生命感、響き、 温かさ、空気感、凄み、重心の低さ、抜け、透明度、深々さ、気品、自然さ、細かい表情の再現、実在感、音場感、静寂感、まとまり、繊細感、柔らかいの25項目を7 段階評価(+3非常に良い、+2良い、+1やや良い、0 変わらない、-1やや悪い、-2悪い、-3非常に悪い)

結果25種類の評価、全てにおいて励磁型は良好な結果を得たそうです

総合評価の結果の平均は +1.88、すなわち励磁はフェライトに比して、約“2”ランクほど音質が良いことが明らかになりました

特に評価が高かったのは、力強さ+2.33、音の締まり+2.20、のり+2.20、胸にしみ込む+1.80、緊張感+1.73、空気感+1.68、凄み1.60、重心の低さ+1.60と評価されたようです

なるほど、私が感じた力強く音が締まってリアルな空気感や緊張感、躍動感まで伝わったのは間違っていなかったようです

その論文では他にもステップ電流応答測定も行い、励磁の方がフェライトスピーカより逆起電力が大きく反応時間が短いこと、逆起電力最大時の振幅は励磁の方が多く、またオーバーシュート後の収束時間が短いことが観測され、

ヒヤリングの結果からも両者の「音質差はボイスコイルの駆動力と制動力に違い」があるのではないかと考えられたようです。

正解!

感性に働きかけることが出来る、「情報の再現における音質の良さ」に関する物理特性で重要なのは

ボイスコイルの「駆動力・制動力の強さ」であり励磁型がこれに優れていることが明らかになった

スピーカにおいて「強い駆動力・制動力を生み出す」ためには一般的には磁束密度が重要とされていますが、この実験でもほぼ同じ磁束密度(約 13,000[Gauss])であっても明らかなヒアリングでの音質差が生じて評価されており、

同じ磁束密度でも励磁とフェライトは駆動力・ 制動力に関わる時間的特性に差異が認められた

更に励磁電流を45%も減少させてもフェライト磁石に比して収束時間が短いことがわかり、励磁のVcの駆動力・制動力が強いと分かったそうです

これらの要因の一つとして磁気回路の透磁率 μの差が重要ではないかと考えている.

透磁率μ のおおよその比はメーカの諸元から、励磁:1000~10000:アルニコ磁石5:フェラ イト磁石1 である

励磁の1000~、は磁場に使われる素材によって大きく変わります、私の使っている純鉄なら4000、パーマンジュールを使えば10000とも言われています

一般的にフェライトよりアルニコのほうが音が良いとされていますが、この透磁率で言えばアルニコはフェライトより5倍も音が良いと云えます

が、励磁の音の良さはまさに桁違いです

 

それから、パーマネントでも磁場を作るポールピース等に純鉄やパーメンジュールを使えば透磁率は上がると主張して反論を書いてくる方が居ますが、あくまで磁石や電磁石を使った「トータルでの磁気回路の透磁率です」アルニコを使えば「アルニコの透磁率」になります

如何でしょう、ヒヤリングでも物理的にも「電磁石を使った励磁型が優れているのがお分かりになりましたでしょうか

 

それから「カッコつけて励磁と言わずに電磁石型と呼べ」とコメントを書かれる方々へ、

磁化していない純鉄のポールピースに電磁石を使って磁場を作ったのが励磁型、やはり励磁型と呼ぶほうが私は分かり易いです

 

そんな励磁型スピーカーを上手く鳴らす大切なポイント


まずは励磁電源です、
励磁型は電源の音質を奏でると云ってもいいと思います、
電流方式、電圧方式この議論をすると大喧嘩になり友達を失いましたが私の主張は変わりません

勿論整流素子そのものの違いでも大きくできます、以前電源が手元になく、PCの電源が規格に合うので使ってみましたが、とんでもなく薄っぺらく尖って荒れて酷い音でした(笑)

 

励磁スピーカーを心地良く鳴らそうと思ったら、適正電流・電圧をどう美味く作るかです、励磁スピーカーを手にしてからが始まりです

 

 

そしてもう一つ大切なのが「真空管アンプを使う事」


私は恥ずかしながらチェロのパフォーマンスで鳴らしたことが有ります
 

みごとにパフォーマンスのもつ重厚なサウンドが鳴り響き?いや響かなかった、みごとにお互いを否定しあい、雑音に近いサウンドを覚えています、

正直トランジスターで良い音がしたことは、私の経験では無いと思います

 

トランジスターアンプは鈍く遅い音で、尖っている、そんな印象なのがトランジスターアンプ

デジタルアンプはもっと酷いかな、FOBはまだ肉付きはあったけど、中華デジタルは骸骨みたいなサウンドでした

私は純度の高い小出力三極管で鳴らすのがお互いを引き立てあうような気がしています

 

如何でしょうか「励磁型」スピーカーをご理解頂けましたでしょうか?

 

 

先日、ハイエンドオーディオマニアの方がお見えになり、お聴き頂きました

オーディオに億単位で楽しんでこられた方ですが「励磁」は聴いたことが無かった

 

と、仰っておられました

 

 

私のシステムに頂いたお言葉は

 

 

 

 

この音は、「今よりむしろ新しいよ!」

 

 

ありがとうございます♪^_^

 


WE 91 VS WE86 その表現力の違い

2023年03月23日 00時11分01秒 | オーディオ

前回の91レプリカと91型の聞き比べを楽しみながら

 

当然ながら300Bプッシュプルの「WE86型」も聞き比べていました

 




シングルとプッシュブル

シングルは元気がいいと云うか、ピーク・ディップは激しく感じますが

それが音の表現力や表情となって、豊かな表現力に繋がる様な気がします

 

素人の鈍い感性ですが、シングルアンプの特性の欠点が音の良さに繋がる様にも聴こえています

そんなことは無いのでしょうか?

 

 

プッシュプルアンプは、そういった暴れと云うか乱れが少ない音に感じます

 

それが

出力の大きな豊かさから来る落ち着きなのか

 

プッシュプルの構造から乱れのないフラットさを生む様に感じるのか?

今回じっくり聴き比べると、シングルアンプの91は、

元気でやんちゃなで表情豊かな「わんぱくこぞう的な魅力」

 

そう、やんちゃというか「子供っぽい」とまでは言いませんが

落ち着きのないサウンドにも聴こえ、それが乱れだと言われても仕方ないかも

 

と、ちょっと思えるサウンドに聞こえます

対する300Bプッシュプルの86型は

 

「優雅で気品に満ちた」大人の色気たっぷり漂わせるようなアンプ

 

聴き比べると、一瞬そのおとなしさからか、つまらなくも感じましたが

いやいや聞けば聴くほどに、

 

大人の魅力タップっぷりの色気漂うサウンドです

 

明らかに音は太く、鋭さは失せますが

それが力強く雄大で優雅なサウンドに聞こえる

 

増幅真空管WE300Bや、WE262A、WE出力トランスは使っていますが

整流管は残念ながら274 Bでは無く5R4で、その他一部のパーツが代用品なので

オリジナルとはちょっと違うかもしれませんので86レプリカとは言えませんが

 

WE300Bプッシュプルの魅力なのか、86の魅力なのかシングルでは聴けないサウンドを聴かせてくれます

 

相変わらず前振りが長いですが、最近この91Bと86を入れて楽しんでいます

 

 

純粋にレコード に刻まれた音楽を楽しみ、音の良音楽を奏でるオーディオを語るなら

86型アンプだと思います

 

クラシックや女性ボーカルなどいい感じで表情豊かに歌い上げます

大きな声で書くと変態〜、といわれてしまうので小さな文字で書きますが

86に使っている88年製の300 Bは名前がついています

磨く時はマリリンちゃんいつもありがとうねー、足綺麗に磨いて荒れるからね〜えへへh

ヘップバーンちゃん、君の瞳の輝いは世界一だねー、ボディー曲線美も魅力的〜、ちゅ

なんてことは絶対にしていません・・・・

そこの貴方目を細めてまで小さい字は読まなくていいんだからね

同じ300B真空管を使った同じ様な音色ですが

 

 

女優の演技に例えると

 

91レプリカは色艶の艶やかな輝きある、「華やかな演技」

91型は素直で真面目な素朴な表現の、「地味な演技」

86型は妖艶な深みと円熟の、「お上品な演技」

 

う〜ん、今日はどの女優を選んで聴こうか悩みます

 

華やかに楽しい音で、ウキウキワクワク

心臓ドキドキで音楽を楽しもうと思ったら、(笑)

やっぱりWE91Bレプリカ

短時間で音楽の興奮、高揚感、音楽を感情豊かに楽しむなら91レプリカ

 

ただ、音のいい91型や、懐の深い86型と聞き比べると91レプリカの音の粗さはときに気になります

 

じっくりと心落ち着く音楽をゆったり楽しもうと思ったら

プッシュの86のほうがいい、落ち着いた優雅なサウンドで心癒します

 

またまたよく聴くと不思議なもので、

WE300Bをプッシュプルで使った86型が音がいちばん綺麗な音にも感じます

 

シングルの魅力とプッシュプルの魅力どちらが良いか悪いかではなく、

どれも魅力的ですが聴く曲、聴く日の気分、聴く目的に応じアンプを選ぼうと思います

 

 

おけいなお世話でしょうが

これらのアンプの音の違いは高能率スピーカーが無くては奏でられないと思います

 

純度の高い、魅力的な演出ができる300Bアンプですが出力はシングルで7Wプッシュで14W程度

能率の低いアンプでは魅力が難しいと思います

 

さらに音の表情など、感性に伝わるサウンドを奏でるのは「励磁型スピーカー」です

 

様々なところで、いろいろ聞いてきて

そう断言しちゃいます!

 

また、

瞬発力、制動力、情報量の豊かでリアルなサウンドを奏でる励磁型スピーカー

その魅力を最大限に引き出すのも

真空管アンプでなくては引き出せないと思っています

 

励磁型スピーカーと300Bアンプが作り出すのが

魅惑の音の世界

 


WE91Bレプリカ VS WE91型 奏でる音の違いは

2023年03月21日 22時50分54秒 | オーディオ

現在リスニングルームのWE300Bを使ったアンプは
 
 
 
WE91BレプリカとWE86型、WE91型が並んでいます
 
 
キャンカーに積んだ300Bアンプの他にもWE350ppの124型アンプ
 
GE211アンプ、RCA245を使ったアンプもありますが
 
 
 
メインシステムのアンプはWE300Bを使った三セットを使い分けています

300B真空管は全て本物ですが

 

残念ながら私のアンプは「レプリカ」と「型」がつきます

 

 

WEオリジナルのアンプではありませんが

真空管はもとよりWEの部品やWE単線ワイヤーで配線を使用していますので

 

WEの特徴はある程度はとらえた、それぞれ其々魅力のあるアンプだと思っています

 

ときに、巷でいわれている真空管アンプの特徴は

温もりがある、優しい音

と表現されることが多いですが

 

励磁スピーカーで私が感じる真空管アンプの特徴は全く違います

WE真空管を使ったアンプはどれも音の鮮度が素晴らいしく

 

音のスピードが速く、力強く

鮮度のいい、みずみずしい音で音楽を奏でてくれます

 

 

 

そんなWE300 Bをシングルで使った、WE91Bの特徴は

俊敏で力強い表現力豊かなアンプと云ったところでしょうか


300Bシングルは2セットを使い分けています
 
奥がWE91Bレプリカ」
手前が91型」と分けています
 
 
 
これは私が聞いてきた中で「レプリカ」と名乗れるサウンド
 
音の良い「91型」アンプに分けています
 
 
 
え?!っ
 
と思われる方もいると思うのでその違いも含めて書いていきますね
 
 

魅力的なアンプに大切なのは、「表現力の豊かな音の良さ」なのか

素っ気無いともいえる静かで「色付けの無い音の良さ」なのか

 

これは好みかもしれが、この91レプリカ91型の二組のアンプは

まさにそんな表現の違いを奏でます

 
 

 

91レプリカはオリジナルを基に回路もワイヤリングも忠実に作ったつもりです

出来るだけ当時の部品を使っていますが、コンデンサーや抵抗等は手を加えています

 

 

まず入力トランスの違い、これは紛らわしいのですが

91レプリカと呼ぶほうの入力トランスは、オリジナルで使われていない「WE618B」

91型、と呼ぶほうには、オリジナルに準じた「WE285E」を使っています

 

レプリカと名乗るなら、オリジナルと同じ285Eを使え

WE618Bの入力トランスなんか邪道だ〜!

 

と言われるかもしれませんが


私の思うWEサウンドを奏でるためには
 
レプリカには618Bのほうがあっていると思って使っています
 

 

表現力の音作りで意外に大切な入力トランスなんですが

オリジナルの91に使われた「285E」は、鮮度の高いクッキリしたサウンドを奏でます

 

 

弾むような力強さや、色艶等の魅力的な表現力は618Bが断然いいんですよー

 

285Eは地味と云うか素直で真面目なサウンドなんです

 

 

繰り返しますがこれはあくまで私のイメージ?・・・・・、妄想?ですが

 

劇場で俳優の演技に加え「音を演じた」であろう音響装置が

オリジナルWE91Bアンプだと思う

 

その91レプリカである以上は

単に音が良いだけで無く、ある意味「より良い音で演じるアンプ」

でなくてはならないと思っています

 

 

レプリカと呼ぶ音の条件として

飛んでくるような強烈な音の強さや、彫りの深い表現力の豊かさなど

溢れる様な「躍動感あるサウンド」を奏で、聴き手に感動を伝えるサウンド

 

それが奏でられなくては、91レプリカは名乗れ無いと勝手に思っています

 

 

そんな音作りの意味でレプリカの入力トランスは

クッキリすっきりでおとなしいい音色のオリジナルと同じ285Eより

 

私は、WEマイク等で色気有る声をつくったコイル、

ちょっと派手な音ですが618Bのほうがイメージが合うんですね

 

魅力的な演出をするそんな思いで618Bを、レプリカアンプでは入力に使っています

初段の増幅も91レプリカはオリジナルに準じ

 

WE310Aを初段はラージパンチ、2段目はスモールパンチを使っての

初段二段増幅回路を行っています

 

もちろんNFBもオリジナルに準じてたっぷりとかけています

 

300Bは1970年代を使っています

 

更に力強く奏でるために300Bのヒーターは交流点火しています

 

一般的にシングルアンプでヒーターの交流点火を行うとノイズとハムの嵐

しかも110Dbを超えるであろう我が高能率スピーカーでは

 

盛大にノイズを奏でますが

 

やはりAC点火でないと、あの力強いゾクゾクする様な躍動感は感じられませんので

ちょっとザワザワしたノイズは出ますが我慢して

 

AC点火で力強い弾む音楽を楽しんでいます

 

無伴奏チェロのホール感を感じ異音が邪魔にならない程度のノイズです

多少のノイズが有ったほうがホール感も出ますし

 

 
 
 
 
 
 
もう一方の91型のほうは
「音の良さを追求し」て作られた91型アンプ

 

WE310Aは元気が良いが音が悪い!

前段二段増幅は意味がない!

と感じる方も多いのではないでしょうか?

 

そんな意見も反映して

の良さを追求し、音を悪くする回路を排除し

91型の回路を使っています

 

なので私は、レプリカでは無く「91型」と呼んでいますが

 

まあ、WEらしさも多少有りますが、世の中に氾濫している

所謂91型と云われる

普通の300Bシングルアンプに近いものが有りますね

 

 

素直な285Eトランス入力で、初段には310では無く

音の良い「WE348A」を使い

 

雑味を無くすために348の1段増幅です、音を濁すNFBも当然かけていません

NFBを外した91は、「ある意味音が良い」と云えば音が良いんです

以前もレプリカの初段とNFBを外して1段で鳴らしたことも有りますが

 

私の好きな魅力的な音の表現力は無くなってしまいましたが
 
ある意味「音はよくなった」と感じたのを覚えています
 
 

91型は音の良さの追求ですから300Bのヒーターも当然DC点火を行ってます

 

レプリカアンプでもDC点火を試しましたが、ちょっと冷たいような静けさを感じましたが

その分音の切れは良かったようにも感じました

 

ノイズやザワザワ感の無い透明度の高い91型アンプです


一般的な91型と云われるアンプのほとんどがこれと同じで
 

「初段一段増幅」「NFBの掛からない」「DC点火」の91型アンプです

そんな「静かで音の良い91型」アンプと云われているアンプですが

 

 

奏でるサウンドは、音を演じるアンプでは無く

素直にそのまま描くアンプ

 

演技力で言えば、若々しく瑞々しい演技

 

下手とまで言いませんが、明らかに音の演技力は無く

若さと素直さのサウンド

 

91型はいわゆる「素直で音が良いアンプ」です

 

 

91レプリカ91型と聴き比べると明らかに

「音が悪く」「ノイズの多い」「多少の濁りも」感じられます

 

 

パッと聞くと音は明らかに91レプリカが「悪い」ですが

やはりメインを選ぶなら、

 

 

私はこの91レプリカですね

励磁型スピーカーの速さ力、キレを見事に

色艶やかにリアルなサウンドを奏でます

 

キレとハリが尋常ではないので驚くほどの躍動感が得られ

色彩の表現力も豊かな「魅力的なアンプ」それが91レプリカです(笑)

 

 

次から次へとレコードが出てきます

このレコードはどんな楽しいサウンドを奏でるだろう

このレコードはどんな世界を描くのだろう

レコードを聴くのが楽しく感動的なサウンドを奏でる91レプリカ

 

一方の91型の音の良さは、感動では無く

色付けの少ない、純度の高い透明感のあるサウンドに

感心はしますが・・・・・、

 

 

音が良いは、当たり前

 

大切なのは

音が良いだけでは無い、魅力的で楽しめるサウンドを奏で

感動を得ることが出来るアンプだと思います


恐怖の霊磁型すぴ~い~か~ 

2023年03月17日 09時34分15秒 | オーディオ

こ~ん に~ちわ~~!

 

キャンカーで楽しく旅したり、音楽を聴いたりして楽しんでいます~ 

 

聴いていてとても良く鳴っているときが有って

そのサウンドをFBとかのSNSで投稿しようと 

 

動画を撮影するのですが~

 

撮影した動画を見ると、白く光る球が 

 

ゆらゆら、ブンブン

 

いわゆるオーブが 

右に左に、上に下にと飛び回ります 

 

最近はキャンピングカーにも真空管アンプと励磁型スピーカーを載せたのですが

 

キャンピングカーの動画でも、肉眼で撮っているときはわかりませんが

 

再生してみると、元気にブンブンと飛び回っていま~す

 


これはよく映っていますね

 

 

実はこの現象は正直言うと、リスニングルームでは何年も前から続いていて 

もう自分では気にならなくなっていました 

 

 

が、

やはり最近見た方々は驚くようで、

「何かやばいものが飛び回っていますよ」 

「お祓いをしたほうが良いのでは・・・、」 

と、連絡をくれます 

 

ありがとうございます、お祓いは大丈夫です 

 

たぶん 

 

 


これは右のL220のウーハー隣に映っていてそこから左側に行ってから、空中を彷徨います

 

 

いちおう調べてみると 

 

白や銀といった色のオーブは神や守護霊によるものともいわれています。 

この色のオーブが出たときは守護霊やご先祖の加護を受けていることを示していて、

守護している存在や先祖が成長や幸せを喜んでいるときに映り込むと言われています。 

 

と書かれているサイトを見つけました 

ホントかどうかわかりませんが

 

たぶん大丈夫

 

悪霊ではなく、先人のオーディオマニアの大先輩方が

 

「お前のは凄い音だ」と喜んでくれているのだと思っています。

 

 

たぶん 

 

 

その根拠として、オーブが飛ぶのは

 

「励磁スピーカーが素晴らしく良く鳴っているとき」

 

だけなんです 、アルニコや他のスピーカーでは、この現象は起きないのです

 

 

励磁でも今日はなんかイマイチだなー、と思いながら撮ると

 

「何も映らない」 のですよ

 

オーブが飛ばないので

やっぱり今日はイマイチのサウンドだったんだなーと頷けるんです(笑)

だから大丈夫だと思うんです

 

 

たぶん 

 

 

オーブが飛び交う「恐怖のサウンド館」

皆さん興味があったら、オーブを観に来てください

 

違った励磁サウンドを聞きに来てください(笑)

うるさいから、耳栓と

胃が痛くなる人がいるから、胃薬

心臓が悪い人は動悸が激しくなるとのこと

止まった心臓も動き出すAED装置という方もいました

 

それからお払いの「塩と数珠」も必要かな~

大丈夫のりうつったりはしないと思いますよ

 

 

 

たぶん


最高の音圧を生み出す、タンジェンシャルエッジ!

2023年03月14日 16時54分00秒 | オーディオ

また好き勝手な事を描き始めたブログです

反論覚悟で書かせて頂きます

 

私はオーディオで魅力的な再生をするのに大切なのが

生き生きと鳴る「躍動感」の演出だと思っています

 

躍動感の演出に重要なのが、「音圧」と云う音のエネルギーです

 

 

強い音圧による躍動感あふれる魅力的なサウンド奏でるスピーカーは

 

コンプレッションドライバーとホーンの組み合わせが最適だと私は思っています

 

コンプレッショドライバーの音の良さを決めるポイントは

 

磁力の強さや透磁率

振動板の大きさや材質

フェイズプラグの素材や形状

等々、様々な音を作る要素があると思いますが

 

こと躍動感溢れる音楽の楽しさを再現する「音の強さ」を奏でるには

タンジェンシャルエッジを使ったコンプレッションドラバーが

最強で最高だと思っています

 

 

私が聴く限り音の強い音が奏でられるコンプレッションドライバーは

WE 555を筆頭に、ALTEC 288・JBL LE85 2420等でこれらは


振動板にタンジェンシャルエッジを採用したドラバーです

勿論欠点もありJBL等では改善されたと云われるダイヤモンド型や

ロールエッジ採用のコンプレッションドライバーが主力です

 

確かにこちらの方が歪み感もなく音も綺麗で、高域も伸びているかもしれませんが

 

 

音圧の強さ

ガツンと力強い瞬発力はタンジェンシャルには敵いません

 

他にもラディアン等でマイラーエッジなどを採用した、

良質なサウンドを奏でるエッジもあります

反応の良い良質の音ではありますが、

 

力では及びません

 

タンジェンシャルエッジは

 

もともと役100年前にWEが555で採用した方式です

 

そのWEやALTECとJBLは訳あって向きは逆ですがほぼ構造は同じです

タンジェンシャルの利点として振幅が大きくとれ共振周波数も低くでき

位相遅延が低い周波数まで少なく取れることも有りますので

 

そのせいか、かなり強烈な音を奏でることが出来ます

 

 

欠点として構造上一方向に向いていますので、前後に動くと僅かですが

回転運動が加わってしまうと言われています

なるほど、見れば確かにVcが前後に動けば、多少の回転運動も仕方のない構造です

 

ダイヤモンド型やロールでは絶対に無駄な回転が起きないので、

綺麗に高域まで伸びているのだと思います

コイルに対して前後に正しく振動板を動かすためのエッジですから

勿論、無駄無く正確に動くロール等が最適だとは思います

 

 

無駄な微量の回転運動もあってなのか、

このエッジが動かす振動板は圧倒的な破壊力が有り魅力的なサウンドを奏でます

組み合わせるホーンにもよりますが

 

ストレートホーンとの組み合わせでは凄まじい、空砲のような音圧を奏でることが出来ます

 

 

その、タンジェンシャルエッジで最も鋭いサウンドを奏でる事ができるのは

やはり元祖WE555Wだと思います

 

 

私も様々な振動板を聞かせて頂きましたが、555の切れは抜群です

同じタンジェンシャルの288やLE85等と聞き比べると

 

555は圧倒的にリアリティーが違います

 

大きな二つの違いはまず磁気回路、

「アルニコマグネット」と「励磁」の違い

 

そしてもう一つは「ダイヤフラムリング」が「プラスチック」と「金属」の違い

 


まあ他にも違いはありますが、

これが大きな違いだと思っています 

私のALTEC 288の励磁改良は、謂わばオリジナル287への原点復帰です

 

Lanshing284で生まれたこのシリーズは、284Eや285歩経て287の時代までは

WEの特許だったタンシャンシャルが使えず、ロールエッジの採用でした

フェイズプラグの方式でもWEのリング状フェイズプラグはWEのクレームで使えなくなり

スリット状の形状に変更されましたが、

Lanshing製品は様々な特許に阻まれた時代でしたが

 

ALTEC社に吸収合併され、そのWEの特許が使えるようになり

ALTEC lanshing 288と、なってからタンジェンシャルが採用されました

が288はALTEC社長の命令で量産が簡単にできるマグネット方式が採用されました

 

注、何度も書きますが「音」が一番大金を生んだ時代、最良の音質を奏でた「励磁」の電磁コイルからパーマネントのマグネット型に変わったのは

「音質の改善ではありません」

作る手間とコスト、メンテナンスの要らない利便性、簡易型としての改善です

 

 

発熱しない、電源の要らない等々の様々なメリットの有るパーマネントですが

音が悪い以上にデメリットは磁力が切れない事です

 

 

磁力が切れないので、メンテナンスがかえって大変な面もあります

断線が起きやすいタンシャンシャル・ダイヤフラムを簡単に交換できるように

ダイヤフラム自体をプラスチックのリングに接着して一体成型にして、

その交換を容易にしましたが

 

この、プラスチック製やベークライト製のダイヤフラムリングは

確実にタンジェンシャルエッジの魅力を損ねますね

 

 

接着を剥がして、振動板取り出し

響きの良いフェイズプラグと同じ素材のダイヤフラムリングに替えました

そんな、苦労の果てに出来上がったのが、我が287T

 

電磁コイルを使った励磁型で純鉄削り出しのポールピース

タンジェンシャルエッジ振動板を砲金性ダイヤフラムリングで取り付けたもの

当時の555等でも行っていた事をほぼ再現し、様々な改良を施しました

 

そんな我が理想の287T(TはタンジェンシャルのTです)が奏でるサウンドは

 

 

 

 

 

 

 


 

 

強烈です!


WE594からLanshig287Tへ

2023年03月13日 17時50分40秒 | オーディオ


ご無沙汰していました。

また少しずつブログも書かせて頂きます、宜しくお願い致します。

 

 

ブログを書かなくなった最大の理由は

 

違う遊びが楽しくなったから

ではありません(笑)

 

 

正直自分の音が楽しくなくなったからです

 

前回のブログを見ても594のダストカバーに麻を使ったものを投稿したのが最後でした

 

確かにダストカバーに麻を使うと音は静かになり、聴きやすくなります

594の強さを抑える事が出来て、バランスの取れたいい音になりました

 

 

でも、それだけの事でした

 

結局そのいい音は、自分の求めていた

魅力的なサゥンド」とは違ったサウンドだったのです

 

なかなか、それに気が付きませんでした

 

最高のコンプレッション型ドライバーWE594Aをコピーしたエルタス594E

 

オリジナルと聞き比べると、少し「和」を感じるが

594Aの力強く奇麗で密度も濃いサウンドはかなり再現出来て

 

レンジも広く、これが最高の594の素晴らしいサウンドなんだ

 

 

・・・・・、

そう自分に言い聞かせようとして、聴いていたのかもしれません

 

 

 

 

 

さて、SNSは素晴らしいですいねー

さて

素晴らしい出会いの機会を与えて頂けるのですね~

 

雑誌でしか見た事の無い憧れのマニアの方ともお話しできたり

実際にお会いしたり、サウンドを聴かせて頂くことも出来ました

 

そんなFBで知り合った

 

ハイエンド・オーディオマニアの方のお宅へ先日伺ってきました


暗い低音は好きじゃないと著書まで出されている、ダブルウーハーズの会長のN氏様宅

 

なるほど仰る通り私も暗い低音は好きじゃないです、

トランジェントの良い弾んだ低音が大好き

 

この方となら意見が合うかな?と、お伺いさせて頂きお聴かせ頂いた

「ダブルウーハーズ」と名乗られる方々、さぞかしダイナミックなサウンドを奏でられるのかと思って言うたら

 

思ったサウンドとは全く違っていました


ダブルウーハーの必要性は、「量より質を」求めるためのでした

 

二つの低域ウーハーのユニットや帯域を変えて

「低音」という、オーディオ再生最難関の帯域を

曇らず、濁らす、明確にならされていました

 

お聞かせ頂いたサウンドは、今までで最高に「緻密な低域」を中心に

 

中域と高域がバランスよく載った

素晴らしいサウンドだと思いました、

 

音の密度は我が家の10倍くらい有るのではないかと思われる密度の濃さです

密度の濃い音を、トランジェントよくするのは本当に大変な事でと思います

全てをマルチアンプで行うしかこの密度は不可能

 

マルチでバランスをとるのも大変だと思うが、素晴らしい次元でバランスされていました

 

なんと、そんなハイエンドオーディオマニアの方が縁あって我が家にお見えに・・・・・

 

 

 

なんせ今年令和5年になってから週末家にいたことが無かった風来坊の私


週末なれば、
 
気の向くままに各地の港へ出向き、
 
居心地良さそうな居酒屋で美味しいものを食べて

毎週末最高の週末を過ごしていたが

そうもしていられなくなった

N氏に最高の励磁サウンドをお聴き頂かなければならない

 

きっかけは、N氏宅へは当然キャンピングカーで伺ったのだが

 

このキャンキングカーにはなんとWE300B アンプと、

励磁スピーカーが載っているのですが



このサウンドを聴いた頂いたら

何?この良い音は何故こんないい音がするの

 

と、呟かれたので

これが励磁サウンドです


明朗で張りがあり何より「リアルなサウンド」

これが励磁です、

 

これは入門用のフルレンジのP610励磁ですが

我が家のオール励磁システムは凄まじいですよ~

 

と、思わず吹いてしまった~(笑)

 

 

 

で、じゃあお聞かせ頂こうと

ダブルウハーズの会長としてN氏がお見えになることになった次第です

 

 

さてさて、久々に電源を入れてみてわがサウンドを聴いてみると

音が出たり、出なかったり、歪んだりで最悪、まずは真空管ソケット掃除から

 

何とかまともに音が出るようになった・・・・・、良い音だ

でも楽しいとは思わない・・・、何故なんだろう

 

今までも、オーディオマニアの方々が何人かいらしたが、

自信をもって聴いて頂いていた


俺の音はうるさいから耳栓持ってきてね、とか言いながらも

そのうるさい音を平気で聞いて頂いてきたが


今回は何故か気が進まない、自分が聴いて楽しくない

それが最大の理由でした

 

良し、気に入った音に戻そう、

594の麻のダストカバーを金属にしたり、外してみたり、

励磁コイルにチョークコイルを入れてみたり

 

カートリッジやトランスの入力系を変えてみたり、

アンプやフォノイコの真空管を変えてみたりと、様々な事をやってみたが

自信をもって、お聞かせ出来る

 

自分の好きな音にはならない、・・・・どうしよう

音は良い、力もある、密度もそこそこ、

 


でも、何が足りない・・・・・・躍動感!だ

 

よし、まずは一番楽しかった時の設定に戻してみよう


まあ、なんとなく楽しくなくなった理由は分っていた、

 

エルタス594Eこれを入れてから私は、凄い!いい音だとは思うが

 

楽し~い!

とは思わなくなっていたと思う

中域ドライバーをALTECに戻してみる

 

うるせー、低域な出ない、音が薄い


この三つがすぐに口に出たが、ん?

 

やっぱりこれだよ、このキレが良い良い圧倒的な音圧と躍動感これが俺の音だ!

よし、このユニットでもう一度仕上げよう

 


と言う事になり、結局やっと買ったエルタス594Eから

ALTEC288Cを励磁改良したユニットに戻してみました