オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

大切なMCカートリッジのメンテナンスは信頼のお店で

2021年06月21日 19時34分00秒 | オーディオ




今や貴重品となってきた往年のMCカートリッジの

修理・メンテナンスですが

 


皆さんはどうやってメンテナンスしてますか?



① メーカー・若しくは信頼できる販売店に任せる

 

② ネットや広告で店を探して、話して信頼できそうならお願いする

 

③ ネットでどこの誰だか分らないが、とりあえず信頼できそうなので頼んでみる

 

④ ネットで一番安ところで修理する

 

 

皆さんはどこで何を基準に選んで修理しますか?

 

 

私が切に言いたいのは「大切なオーディオ機器」であれば必ず①②で行ってください

 

メーカーに出すか信頼のおけるオーディオショップにお願いするか

 

少なくとも「店やHPを構え」て、この様に修理しますと明確にメッセージを出し

店の「名に恥じぬ仕事を心掛けている」ショップに任せるのが最善の方法です

 

 

絶対にお勧めできないのは③、④

よくインターネットオークションで「修理見積します」と出品されていますが

 

この修理する人の「名前も実績も思想も何もわからない人」の処で修理するのは、

無謀なことですね、絶対にやめた方がいいです

 

 

私もその1人ですが、かなり後悔しています

 

 

新品の製品を買うなら、どこで買っても同じ、安い方がいい!

その理論も多少は異議はありますが、一理あると思います

 

でもね、



「修理・メンテナンス」は単に製品を買うのとはわけが違います

修理、モノを治すにはその人の人格、思想、経験等々様々なものが「音に現れます」

 

人間のように自分で治す「治癒力」は製品にはありません

 

誰かが、何かの思想をもって手直ししそれは音に現れます

 

 

メーカーであれば、その製品を尊重してオリジナルに準じて直してくれます

修理方法を掲載したり、「ユーザーの希望に沿います」等であれば問題ありませんが



下手に自分と全く違う思想を持っている人に直されると

せっかくの名機が迷機になり、使い物にならなくなってしまう可能性もあります

 

修理、手直し、これは、使うユーザーであったり、オリジナルのメーカーであったり

使う人、作った人の思想に合わせるべきです

 

修理する人の勝手な「偏った思想を持った人」に手直しされた製品は

場合によっては使い物ならなくなります

 

 

これを防ぐためには店舗を構えるショップか、ネット上であってもHPぐらいは構えて

考え方や、修理の思想を語っている処で修理すべきです

 

 

 

今回私は結局4本カートリッジを修理しました、

ネットオークションで二千円で修理の見積もりを行う方を友人に紹介して頂き

 

見積り代金を無しにして頂いたようですが、総額は決して安くはありませんでした

 

現物を送って

 

送られてきたメッセージは

 

 

4本で24万円です

 

の、金額だけのメッセージだけでした

修理内容や現状説明は一切無し、金額だけ

 

 

いきなり金額だけ?と思って

 

合計ではなく内訳はどうなっていますか?

と送ると

送られてきたメッセージは

 

 

内訳です。 

モノ   4万    

SPU   6,8万   

XSD  10,4万  

TMD  4,8万 

安くして23万です。

 以上

 

 

これだけでした

 

 

状況は



モノはCG25のダンパー硬化

SPUはカンチレバー折れて先が無くなってました

XSDは歪

TMDも歪の現象でした

 

 

その方からの追伸で

 

EMTはプラス二万円で、オリジナルチューニングを施すとさらに音が良くなります

芯が強く、繊細なのが、私ので、

オリジナルは曖昧な感じに聞こえます。

音の説明 は、難しいです。

 

との解説

 

 

私が今回の予算は20万しかないので、どれか修理を諦めますと書いたのに

 

もう修理にとりかかっています

XSDをチューンして全部で24万でいいです

この際だから全部やりましょう

 

 

との回答

 

修理内容も知らされずに、納得できないと思いましたが

 

知人からの紹介でもあり、もう始めたたからとのことで

仕方なく24万円を振り込みました

 

 

ネットでは修理に一本、数日から一週間程度とありましたが

 

翌日、全て修理終わりましたから、送りましたとのメッセージ

 

 

 

えっ、!

もう出来て送ったの?4本修理して一日もかからないの?

一緒に領収も送ってほしかったのですが、やり取りの翌日にもう送ったとの連絡で

 

どういった修理を行ったのですか?と聞いても

 

:CG25ダンパー交換、XSD振動系交換等の簡単な説明だけでした

 

 

領収証が欲しいのですが送ってもらえますかとメッセージしましたが

そのメッセージは「無視」され、以降全く返答はありませんでした

勿論領収も何も送られてはきません

 

 

 

暫くして、「音はどうですか、また宜しく」とのメッセージが届きました

 

 

SPUは針先がなかったので仕上がりは良かったと思います

 

TMDは歪は無くなりました

 

CG25オリジナルダンパーとは全く違う、似ても似つかない代物で



説明は勿論有りませんが、見るからに安物のソルボセインダンパー

肝心のは音は柔らかく聞きやすくなったと言えばそうとも言えますが

MONOレコードが持つ「力強さの魅力は全く無くなって」しまいました



TMDもやはりMONOの魅力の力がない、良い音なのかもしれないが

聴いて楽しくない

 



XSDのその方のオリジナルチューンはかなり問題です、



中高域は張り出して確かに鋭さを増しましたが、

バランスが悪く、低域はなりを潜めてしまいました

低域の量感や力感が全くなくなってしまいました

 

 

音はどうですか?とあったので

 

以前、修理前のXSDのドラムセッションの動画があったので、その動画を送って

以前はこんな力強い切れのある低音でしたが、

修理後は力のある低音が出なくなりました

 

と、メッセージを送ったところ

 

 

返答は「大笑い、ドンシャリが好きなんですね、笑わせて頂きました」

 

との驚きの回答が返ってきました

 

 

やはり人格に問題がある方のようですね、自分の音は素晴らしく

その音に、自分の意向にそぐわない音は、全面否定

 

 

XSDの彼のオリジナルチューニングは中高域に何か拘りを持った

バランスの崩れた偏ったサウンドに聞こえたので

 

EMTを元に戻し頂けますか?

 

と書いても

 

 

また

「笑わせて頂きました」との回答で、

まともな回答は一度も帰ってきません

 

 

 

やはり、名前も身分も明かさず店も持たず、闇で修理する業者は疑問ですね

闇の業者のする仕事は、闇の仕事ですね

自分の勝手な感性でチューニングを行い、

その音が気に入らないユーザーは笑い飛ばす

 

 

お前の聴き方は笑える、と返してきます

 

 

ネットオークションで見積り修理は詐欺に近いです、結局全然安くありませんし、

 

修理内容も知らせず、納得できないまま勝手に修理を進め金額を請求してきます

24万の修理代は決して安くありませんでした

 

くれぐれもご注意ください

 

 

 

大切なオーディオ機器の修理は、信頼の人が見える、人格が分かるそういった所で

納得した修理方法で大切にメンテナンスしましょう

 

ネットオークションの、「メーカーに出すより安い・早い」に騙されず

 

時間がかかっても、顔の見える、人が分かる、オリジナルを尊重する「信頼のお店」でお願いしましょう

 

結局CG25のソルボセインとXSD-15のオリジナルチューンは

他の店で再度修理ができる所を探してお願いしてみます

だめなら、また未使用の品を高くても探すしかないですね

 

古のアナログオーディオは維持するのが大変なことです

 

 

大金を叩きましたが、またいい勉強になりました


改めて我がスピーカーシステムを紹介させて下さい

2021年06月17日 22時29分53秒 | オーディオ


まずは低域のユニットから紹介させて下さい

 

 

ユニットの原型は1930年代に作られた


lansing 415 Field Coilスピーカーの、ウエスタンラボのレプリカモデルです


Altec lansingの前身の会社でlansingが社長のランシング・マニュファクチャリング社の製品です


ですからALTECの文字のないlansingの製品です

 

Fieidは220v、VCインピーダンスは6Ω
因みにユニット一個だけで消費電力35Wの大食いスピーカーを四本使っています


この415ユニットには様々なモデルが有り、VCの口径の大きな815と小さな径の415があります


でも、815の型番でも小さな口径もあり、


ボイスコイル径、3インチのモデルと、2インチのモデルの違いは実は私もよく分かっていません

 


415もコーンの形状や、センターキャップの有無等様々なモデルがあった様です


後の 515と同じVCの大きい3インチの815は反応は良いですが音が少し軽く感じます

 

低域ウーハーというよりもう少し上の帯域まで美味しく奏でる気がします

 


VC径の小さな2インチのモデルの方が低い音が出ると思います


センターキャップのあるコーン紙はロールの少ない平面的なモデルが

低域用ウーハーとして最適だと私は思っています


415は外見上はWE のミラフォニック・サウンドシステムで使われた
 
TA-4181Aの18インチの小型版、15インチ415と言って良いと思います


実際、ベークライト蝶ダンパーや、FIX-エッジ、コーン紙の形状などほとんど同じに見えます

 


まあこれはこれから話す284も含めて、

lansingが下積み時代にWEの修理等も行っていた事からも


これはWEの技術や製品をlansingがコピーしたと想像しています

 


18インチのTA-4181Aと15インチ lansing415の音の違いは


音圧と音の太さ、絶対的な音の太さ厚みはやはり18インチには叶いませんが

 


18インチは我が家のような至近距離で小さな部屋では

チョット「もたつき」が気になりますね、要はキレが悪いです 


「パッーン」と弾ける音の、小さいッが抜ける感じの量感(笑)

 


この辺は最終的には好みになると思いますが、私は15インチの抜けてキレた低音が好きですね


低域のユニットのでは以前はAltecの515を励磁に改良した物も使っていましたが

 


布エッジにビスコロイドを塗ったフラフラのエッジの515では、

私の望む芯のある低い低音は奏でられませんでした


まあバスレフで使用すれば515の励磁でもなんとか楽しめるるかな?

今は励磁515はMONOシステムで使っています

 


偶然の出会いもありましたが、私の理想のウハーはlansing 415だと思っています


さあ、その理想の415ユニットを鳴らすbaffle、BoXですが

 


選択肢は二つ


純正の組み合わせ、映画音響アカデミー賞を取った「シャラーホーンシステム」

 

その翌年WEの意地を見せた「ミラフォニックサウンドシステムのTA-7396バッフル」

をスケールダウンしたもの



のいずれかになると思うが、このどちらが良いのか悩みどこです

 

私が聴く限り、広がりのあるシャラーホーンも良いですが

 


私の感性にはクリアーという言葉名が付くTA-7396がピタリと来ました


それにシャラーホーンは音が少し遅く感じました


どちらも紙臭さは無いですが、より雑味がないクリアーなのがTA-7396だと思います

 

 


何度も書いてきたことですが、マルチユニット・スピーカーシステムで大切なのが


個々のユニットをよく鳴らす、それは当たり前の努力だが

 


最も大切なのは様々な「トータルのバランスを揃える」事だと思います


音色、音圧、タイムアライメント等々

 


マルチスピーカーシステムで私が最も違和感を感じるのが


コンプレッションドライバーの金属振動板の「綺麗な浸透力のある高域の音と」


紙のウーハーの紙臭さの残る、「ふんずまった違和感ある低音の組み合わせ」

 


まずこの異臭を放つ「音色の違和感」を解消しなければ楽しく鳴らないです


これを可能にしたのがTA-7396の大型のディフェーザー


この威力は素晴らしいですね「紙臭除去能力」には驚きます
 
ストレートフロントホーンの中央に四角い箱を、菱形に置いただけのものですが

 


先程のシャラーホとの比較で書かれていた音道音の流れとはちょっと違い


ウーハーからでた音は全てこのディフェーザーに当たり


メインバッフルまたはサブバッフルに反射してから出てきます


この音の反射の工程で紙臭さ「雑味が」消えるのですが

 


四角いディフェーザーを幾つか作りましたが、大きい方が効果も大き様ですね

 

私は本来の18インチから15インチ用に少しスケールダウンして自作で作りましたが


いつかはオリジナルサイズを作りたいと考えています

 


TA-7396はバッフルですから、オ-プンバック、後面開放で使うので基本です



私は後ろと、横の壁に、ピタリと密着させたコーナー設置を行なっています


横の壁に密着設置させて、左右の隙間と上面の空間を塞ぎ、
 
ウーハー後面の音はバッフルの下部からのみ前の出て来ます
 
これは何度も繰り返して設置を試みた結果

 


これが一番理想の低音を奏でる為の設置方法でした


高域と低域の音を出来るだけ混ぜない、クリアな音への工夫もここにあります


この設置で量感と、キレを、同時に叶えることができました


更にウーハーの前面には、ある程度コンプレッションを掛けるために


絞り板のサブボードがついています
 
これは中高域のコンプレッションドライバーとの、
 
音圧を少しでも合わせようと取り付けてあります

 

この工夫で違和感ないバランスを奏でます

 

よく耳の良い人はドライバーとウーハーのクロスを聞き分けますが、

このシステムで聞き分けた人はいません!、

 

これ自慢です


実は、今まで私が好きな、弾む低音を奏でていた往年の名機スピーカーも殆どこの処理が行われていました


ハーツフィールドやVITAVOX CN191、クリプッシュやA5など心地よい低音を弾ませて奏でるスピーカーは


この低域コンプレッション処理が必ずされていました

 


絞りが強いとトランジェントは良いですが、絶対的な量が足りなくなります、この辺が難しいところですが数種類作成して


最適な絞り量を見つけて使っています、今はほぼALTECと同じ位の絞りです


・TA-7396ミラフォニックバッフルを使って

・ウーハーコンプレッション方式で絞りを加えて

・ディフェーザーで雑味除去して

・コーナー設置により量感アップしているのが

このウーハーシステムの特徴でしょうか


「重く弾んで響く」私の理想の低音を奏でます


ユニットは415をダブルで使用して、接続はパラレルでは無くシリーズでの接続です


励磁電源は左右下側の415が、スズキエレクトリック製のWE705Aを使った半波整流電源、

これは専用に220Vで作ってあるのですが、減衰の少ないチョークコイルをプラス側に一つだけ入れています


上側のユニットはキセノンガス管4B22製流管を使って友人に作って頂いたもの

 

310Vくらいの出力で、それを片チャンネル七個のチョークコイルで220Vまで落として使うという荒業電源


音も電源の違いで上下で全然違って、このキセノンガスの方が過激な音私は好きですね


電源の音の違いをこれまた楽しむ様な使い方をしています^_^


励磁電源にチョークコイルは入れたほうが私は好きです音が弾みますね

低域のシステムはそんな処でしょうか

 

「弾み」と「力」にチョット拘った低域ユニットですね

 

 

 

 

 

中高域を受け持つのがWE22ホーン

 

Altec 288を励磁改良して

 

lansing287-T Field Coilと名付けたユニットの、本来あり得ない迷組み合わせ

 
WE22Aホーンは、WE555を使って人の声を忠実に
 
リアルな声を拡声するために作られたホーンです


この22Aの使用を決めたのも、私のシステムはPAとして

 


人の声を中心にその上下を加えたシステムと決めていました


選ぶホーンは10セル15セル等のマルチセルホーンか


この22Aホーンが良いと思っていましたが

 


マルチセルはその目的と音がどうしても家庭の至近距離で使うにはしっくりいかなかったです


やはり人の声のリアルな再生に最も拘ったホーンがWE22Aホーンだと思います


22AはWE555の1インチ径のスロートを使ってスロートがロールしたものだが


1、5インチ径の288で使ったので、スロートは短くカットして折り返しロールとなっています

 


この288に関しては今までに多くを語って来ましたので、今回詳細は省略


私の勝手な思いで、lansingが理想としたであろうと勝手に想像した

 

287のタンジェンシャルリングエッジのドライバーですね


励磁にしかできないボイスコイルリングも金属製に交換しています

 

励磁の滑らかさと輝きを奏でるドラバーだと思います

 

励磁電源はTオーディオ製の4B28タンガーバルブ製流電源

 
 

音、力、質感、等々でセレンやダイオード・バッテリーなど様々なものを試しましたが


このタンガーが一番好きな電源です24vの出力で

WE1048Bチョークコイルをプラス側とマイナス側両方に付けています



この励磁チョークコイルを入れる場合

励磁コイルの出来るだけ近くが最も効果がありますね

 

 

本来プラス側だけに入れますが、両側に入れるとまた良いですよ


私の拘りの一つでWE22Aホーンは所謂る内から外へのロールで横置きしています


22Aホーンは、WEのロールホーンでは最後のホーンで、この後はストレートホーンになっていきます

 

1935年の製造で勿論モノラル時代の物です、MONO音源使う事を前提に作られ



ホールの大きさで555を1~3個取り付けて使われていました


当然ステレオでの使用は前提として作られていない指向性の強いホーンです


ここは実は大切なポイント

 


2本使った使用法が出回っているので、普通にステレオ用と思っている方も多い様ですが


これはモノラルサウンドをホールの隅々までどう届けるかを描いたものです


普通にMONOサウンドを左右に設置すればステレオになる


と、

思われるだろうが指向性の強い22Aのようなロールホーンの場合は注意が必要です


ストレートホーンと違って、ロールスロートホーンの場合音の遠心力と言うのでしょか


音の軸は中心からズレますSOUND Axis 音軸 は中心の少し外側に音像を描きます

中心から10度ズレた音軸と強い指向性が問題


私は、また音量の大きさでも音軸が更にズレると思っています

 


指向性が強いホーンでは音量による音のズレこれは大問題で

頭を動かせば音が変わってしまう様な強い指向性の強いホーンが描く音を

 

二つ合わせてステレオで音を描いた場合、更にかなり問題が起きます

 


量で音が滲むと言うか位相が変わると言うか、とても不安定なサウンドを奏でます

様々な置き方を試してみて、私はこの横置き方法が最も定位が良く落ち着いて聴こえます


WE 22Aをステレオで縦置きでお使いの皆さん是非一度、横置きも試してみて下さい

 


それからこれも使い方で大切な事ですが、


ホーンの中にツイーターを絶対に置かない事


ホーンロードの途中に置くなどもっての外、ホーンを使う価値なしです


ツイーターは必ずロードの外に置いてください

 

金属ホーンの内側に別の金属を置くだけで、音が濁ります

 


増してやそれがツイーターで音を出せば、はちゃめちゃな音になり絶対に纏まりません


WEでも木製のホーンでは行っていたようですが金属ホーンでは行っていません

 

それとこれが最も大切な事ですが、タイムアライメントは実測で揃えることが大切


クロスを音速で割って周期を合わせても、バランスの良いサウンドは奏でません!

VCの位置を物理的に合わせることが一番簡単な方法です

 

 

 

 

 



そしてツイーターはWE597A Field Coil


ボイスコイルDCR   20Ω
最大入力   6W
fieldコイル  7V 1.06A (7.5W)
励磁電圧は555と一緒ですね(異なるVのユニットもあります)

 

推奨クロスオーバー周波数は3kHzとされています


これも今まで何度も書いてきましたが


なんと高域があまり出ないですが、WEサウンドの魅力放出ツイーター

 

WEの魅力をふりかけのように全体域にふりかける、WEの魅力を更にプラスすると言っても良いと思います

 


またこのツイーターが全帯域の音を纏めて、なんと低域も出ます


これも当然タイムアライメントは揃えていますので設置の位置は、ウーハーのコイルの位置と同じ距離位置にしてあります


そのため後方壁のとの距離が短いので、あまりやりたくなかったのですが

ツイーターの後方は拡散して仮想で後方を拡げた音を作っています。

 


劇場ではバッフル板に穴を開けて使っていますが、

家庭ではバッフルを使うと音がキツくなりますし

 

何よりこの597Aの素晴らしい空間描写力と言うんでしょうか、

 

このツイーターの魅力はバッフル無しが好ましいと思います。


また、先ほども書きましたがホーン内部設置は、厳禁です


乱さずスムーズにロードを描くのがホーンの基本、他のロードと被らない様には外して下さい。


この597AはWEラボ製のレプリカでオリジナルと同じジュラルミンの振動板を使っています

元気や力は有りますが

 

オリジナルに忠実なせいでしょうか、使う電源によっては音がとても音が硬くキツイ音を奏でます

私はダイオードやこれらのスイッチングの電源は使用しない方がいいと思います

やはりタンガーがWEらしい魅力的なサウンドを奏でると思います

 

色々試してきて今は、ちょっと不本意ですが、訳あって大型のディープサイクルバッテリーをシリーズ接続で使い

WE1048Bチョークコイルを+-の両側に使っています

 

自動車用のスターターバッテリーでは後の粗さを感じましたがディープサイクルはなかなか良いですよ

ソーラーではなく常時微量を充電器で充電していますが

聴くときは充電器の電源は必ず切ります

 

 

 

 


これら低域・中域・高域のバランスを最終的に整えるのはネットワークのお仕事

 

私は音のバランスを揃えるには必要悪ですが、ネットワークがいいと思っています

空芯コイルは使わず、ここでもWE1048Bインダクタンスコイルを使っています

 

空芯コイル広がりのある音よりも、EIコアのガツンと力のある音を目指しました

低域は丸線巻きで、広域は角線巻き、聞き比べてこれが良いと思いまして

 

可変抵抗以外はすべてWEで揃え、結構大変な思いをして作ったネットワークです

 

三個の綿巻き線の白いコイルでWE22Aの高域を必要に応じてカットしています

 

勿論全開にもできますが

WE597Aツイーターを使う場合は22Aの高域はカットしたほうがバランスが良いです

 

597Aもコイルは外して二種類のコンデンサーで必要に応じ低域カットしています

 

ネットワークはインシュレーターで浮いています

 

これも拘りですが、すべてのスピーカーワイヤリングはWE単線で行っています

 

 

以上がLansingのシャラーホーンシステムのユニットで

WEのホーンを使う、オーディオロマン満載のシステムです

 

劇場用でよく聞くちょっと膨らんだエアーボリュームたっぷりのサウンドではなく

引き締まった音像定位の良いJBLモニターサウンドを奏でます

 

まだまだ、磨きをかけていきたいと思ってます、

 

これからも宜しく~


病名はCOVID19感染症

2021年06月14日 09時42分28秒 | オーディオ


こんにちは

病気のことを書いた方がいいか、迷いましたが

注意喚起も含めて書かせて頂きます

 

私は、群馬大学でCOVID19武漢ウイルスとも言われているコロナの治療を受けています

 

当初感染経路は保健所から疑われる日を言われてもはっきりわかりませんでしたが

発熱の日が違っていました

私は扁桃腺の熱で発熱し一応と思ってPCR検査を受けて陽性とわかったので、通常のコロナ発熱の経緯の話では感染源がわかりませんでしたが、

保健所の聴取ではコロナの発病前の時点で行ったので、通常発熱が発病となるようで感染の日にちが保健所の予想とずれていました、遅れて発病したコロナの熱から逆算するとぴたりと当てはまりました

 

感染経路が分かったのは私の症状が改善し、一般病で偶然地元の知人と出会いその方からの感染とわかりました

感染の経緯は5月13日その知人の店で

「マスクを外して二人でお茶を飲みながらの会話」が原因でした

彼は私との会話を忘れていて濃厚接触者リストから私は漏れていました

 

知人は数日前の会計事務所との食事会で感染していた様で気が付かず

その日に私と彼の息子さんが感染してしまったそうです

 

知人に大変申し訳ないと頭を下げられましたが、

仕方のない事、気にしないで早く元気になりましょうと励まし合いました

 

 

私の最初の発熱は、先ほど書いた通り、当初はコロナの発熱では無く

数年に一度出る、扁桃腺の腫れによる発熱でした、

 

喉の奥にバフウニが詰まった様な腫れで発熱は15日から出て、

土曜日、日曜日と休んで月曜日も体調戻らず、ゴルフの予定もあるので

18日に薬でも貰おうと行きつけの内科で診てもらい、

 

扁桃腺の腫れも、もう退いたが、一応コロナの検査もしてみますか?

 

と言われて、味覚も有り数年に一度いつも出ている熱なので問題無いとは思いましたが、人と会う商売なので熱が出た以上一応検査してもらいました、

 

熱も下がった翌日19日連絡があり、まさかの「陽性」との事、

そんな訳ないだろと言い返しましたが、医師から今後は保健所の指示に従って下さいとのこと

 

そうかこの時期何の病気でもコロナにされちゃうのかと、当社は様々な憶測をしていましたが

 

19日も20日も扁桃腺熱も収まり微熱程度で「ほら見ろ問題無い、でっち上げのコロナ陽性だ、なんでこんな目にあるんだ!」と思いながら、

保健所からの指示を待ち自宅で過ごしていました

 

21日からホテル待機してください、との話で、何の症状もないのでDVDやオーディオの雑誌を数冊持って、

 

コロナと診断された以上仕方ない、会社は若い者に任せて少しのんびりしてこようと荷造りし

 

 

21日、指定の時間にホテルに行くと、とても物々しい警備で驚きましたが、映画で見る保菌者の病原菌扱いです

 

諦めて保養感覚でホテル待機が始まりました、WIFIもTVも自由で快適でした

 

ホテルからの説明は、体温と指にはめた機器が示す酸素の数値を指定のネットの表に決まった時間に入れるのが義務とのこと、

部屋から不要にでてはいけない、外出や逃げた場合は警察に連絡しますとの説明には微笑

 

 

ところが21日夜から容態は一遍してしまいました

 

陽性反応から四日目、感染から8日目、今まで経験の無い勢いの発熱で、コロナが始まりました

 

完全に味覚を失い、何を食べても「塩味しか感じません」でした、

不思議とお米の味はなんとなくですが、わかりましたがその他は何を食べても

果物を食べても刺激だけで味覚は無し、嗅覚もなくなりました

 

発熱と共に徐々に酸素計の数値が下がり始め、

今までに経験した事が無い熱の上がり方で、39〜40度の熱が続き、4〜6時間事の解熱剤の多用で今度は胃が悲鳴をあげました

 

高熱で感じたのは、今までも高熱は何度も経験しましたが、今思うとそれは細胞が身体を守る為に闘う熱と思える、温もりを感じる熱にも思えますが

 

コロナの熱は、「冷たく何かを奪う為だけ」の機械的なホントに何か兵器を感じる熱にも思えて恐怖を感じました

 

殆ど食事もとれず、高熱との戦いでしたが結局、高熱が治らず、

自分では酸素不足の実感はありませんでしたが、

酸素の数値が異常に低くいとのことで、月曜日24日に群馬大学へ護送車の様な凄い車で搬送

 

到着直後に酸素ボンベ装着してレントゲンやCT心電図等の検査を終え、

その後病室へ入る迄はビックリしましたが、無線と肉声で先導役三人が各階段や各出入り口を全て塞ぎ、他人との接触無しで、正に病原菌搬送の厳重警備の中、車椅子で9階一般病棟へ直行、まるで映画の様でした

 

翌日、肺炎の症状が重くなったようで酸素供給を受けていましたが、医師が部屋に飛び込んできて、マスクなどをチェックし「ほんとにこの数値なの?呼吸はできている?息苦しさは?深呼吸してみて」等の話はありましたが、

 

結局一般病棟の酸素供給量ではこれ以上対応出来ないと言われ、

肺を休ませなくてはいけないので人工呼吸器を付けましょう、と看護師からの信じられない言葉と共に25日、ICUへ搬送



ICUで今後の治療方法の説明を受けました

・身体の抑制・拘束、の説明

・肺塞栓病予防処置の説明と人工呼吸器の説明

・中心静脈カテーテル挿入の説明

・輸血用血液製剤使用の説明

・気管切開、喉の切開の必要性の説明

・血漿分画製剤の使用等、新薬治験の説明

・血液透析の説明

・PCPSや改善されない場合は最終的には、このECMOの使用等実物を見ながらの説明を受け



その8種類の承諾書に全てサインを求められ

流石に「もうダメかも」と思いながら全ての同意書にサインしまいました

 

静脈、動脈、その他の3箇所の針が挿入されて身動きが取れなくなり、



エコノミー症候群の防止に足にエアーマッサージ機が装着され益々身動き不能、

 

絶対これ以上悪くなりたくないとの思いからで必死に深呼吸や大きな呼吸う、おなかを使った呼吸などを繰り返して、3種類の酸素マスクを試して必死に改善をはかりました

 

4日間をICUで何とか過ごし、酸素数値が改善され、28日に他の急患が入った為、結局人工呼吸器も使わず、何事も無く一般病棟へ戻れました

 

ほんとにホッとしました

一般病棟に戻り看護師さんに、若いからあそこまで肺炎の症状が悪なるとは思わなかったけど良かったですね〜、と言われ、

かなりの重篤な症状だったと自覚しました、

家族にも重篤な状態との連絡が入っていたようです

 

ICUを出てからは点滴も徐々に抜かれ、6月2日からは酸素ボンベも無くして、自力呼吸を試して何とか大丈夫な状況になりました

 

その後、何日も眠れない状況や、薬の影響での発疹、微熱の続く日々ですが

回復を実感しています

 

 

 

私は扁桃腺熱で偶然コロナ陽性と分かり、コロナの熱が出る前からホテル待機の準備が出来て助かりました、

コロナの熱が出てからの4日間遅れた対応であれば、多分説明を受けた治療を全て行なっていたと思います、

 

若い頃、肺気胸の手術は受けましたが、持病と言える疾患も無く健康状態は全く問題ありませんでしたが、

そんな私が重篤な状態まで悪化してしまいました

 

ほんの数分マスクを外して会話した事が原因でしたが、親しい方で気の緩みがあったのは事実です

 

どんな方であれ他人との会話は「決してマスクを外さず」行ってください

 

私から他人への感染は無く周りの人達全員が陰性だったのが幸いでしたが、

狭い町で私の事は知れ渡ったとの事、どんな風評に会うかわかりませんが、頑張ります

 

退院を前に医師から、もう他人への感染はないと思ってください、ただ通常の感染対策はしっかりと行ってください、また感染する人もいて可能性はあります

 

ワクチン接種等も受けられれば受けてください、薬の影響で様々な症状が出るかもしれませんが、症状が出たらすぐに連絡してください等々

 

一番嫌な話が最後にあり、肝臓の数値が薬の影響で戻って無いので一か月程度したら近くの病院で血液検査を受けてほしい、

それまでは医者の立場からお酒は控えて下さい、との事

浴びるほど呑もうと思っていたが残念^_^

 

 

微熱が続き予定より3日ほど遅れましたが、21日間の治療で7キロほど痩せましたが、やっとシャバの空気を吸いながらこの投稿をしています、

 

ご心配頂きました皆様ありがとうございました

 

本日13日、日曜日無事退院しました

 

また、つまらぬブログですが更新しますので宜しくお願いいたします

ちなみに、ゆすらご、JBL、テスラは病室で書いたものです

書きかけもありますのでまたアップします

 

 

皆様、コロナは本当に怖い病気ですくれぐれも気を抜かず、最善の対策をしっかりと行なって下さい!


映画テスラを見て、改めてAC/DC比べてみました

2021年06月06日 21時27分00秒 | オーディオ

因みに映画では真空管のAC点火やDC点火の話は出て来ません




王者エジソンのDC伝送か

新人テスラのAC伝送かの話です

当時の主流のエジソンのDC直流に対し

テスラが新方式AC伝送を提案するお話




映画の比較では

鉄槌を喰らわせ一撃で人をも殺せる
 
 
白熱電灯のDC
 

不安定だが、温もりと幸せを運ぶテスラの蛍光灯AC




王者エジソンに新人テスラが挑むお話、そんな感じです



勿論

勝者は今皆さんが家庭で使っているテスラACの勝利ですね



伝送方式の決着は映画の中では無く

現実にはだいぶ時間が経ってテスラACが勝利した事になりますね



現実的で、絶対君主のDCエジソンの虐めに耐えながら、
 
神経質に未来を見据えたACテスラ



とても面白い映画でした


テスラに感謝ですね




このAC/DCの電気イメージだが

私は、ついアナログとデジタルに置き換えてしまいそうです

勿論何の関係もない私の戯言です






さて、話は変わって
先日伺った友人から、是非バッテリーを試してみてと言われていた


オーディオって電気が大切だけど、商用のACってコンバーターとか色々なノイズが載ってるじゃない

だからエアコン使えば音悪くなるし、音の濁りが気になるんだよね

だから俺はバッテリーを全ての電源で使って音楽を聴いてるんだ


あなたも試してみてよ、と貸して頂いていた



成る程、オーディオは拘りの世界

誰しもが拘りを持って音楽を楽しむ

彼の一番の拘りは綺麗な電源による

静寂と整った音質の良さが奏でるホールサウンド



そんなサウンドです





早速テストなんですが、私のシステムはとにかく電源が多いです
ガラード、プレーヤー電源

フォノイコWE 141改のWE18A電源

ラインアンプ120AのWE 18A電源、たまにはWE20A電源も使います

パワーアンプWE91Bの左右の二つの電源
 
励磁スピーカーの電源は四種類
(励磁電源は七つあるのですがステレオ再生では四つでOK)
 
lansing415の下ユニットは、WE705A傍熱型、半坡整流電源

ダブルで使っている上415ユニット、配線はシリーズだが電源は別で

キセノンガス管4B22整流管を手動で、ヒーターを入れて2分位時間をおいてからB電源と
二つのスイッチを入れるのですが、これが時々入れ忘れて大変です
 

中域287-Tのタンガーバルブ電源

ツイーターWE597Aには訳あって現在唯一太陽光発電用の大型のディープサイクルバッテリーを使っています

微弱バッテリー充電器で常時充電しているので、聞くときは充電をオフにします

これで一応音が出ます


9個の電源を入れて、一つ切る(笑)10個の電源ですね



どれも全てラックの裏壁のコンセントから直に取っていますが

今回はラインアンプ120Aと、フォノイコの141改の

二つの18A電源をACとDCバッテリーに差し替えて試してみます



音の違いは何処でも出ると思いますが

以前WE274Bと5Z3を聴き比べた時は、パワーアンプの91Bより

120Aラインアンプの18Aでの使用の方がその音の違いがよく出ましたので



今回のテストでラックの裏壁コンセントに刺してあったのを


正面床のポップアップコンセントに変えてからテストしたのですが

驚きましたがこの床コンセント静かで実におとがいい




実はこの床コンセントは、家を作った時に、ここにメイン機器を置くかもしれないと設置したモノで


一個のブレーカーにコンセント一個だったと思う、もしかしたら同じブレーカーだったかな、あとで確認しよう


まあ、いずれにせよ単独でひいた高純度ACコンセントですね



これに変えただけで音が静かで全然良い事がわかりました

これからはチョットみっともないが、この床コンセントを使います




さあそのフォノイコの18A電源のACコンセントから

「音を出したまま」瞬時に抜いてバッテリーへ差し込む




荒技ですが真空管アンプは全然問題無し

ブッチとも何の音も出ずに「音が瞬時に」変わりました




まず、よく言えばおとなしいなるのが直ぐわかります。




あっ抑えられた


と瞬時に感じました

音の伸びが抑えられ、角が柔らかくなった、弾みも弱い



よく言えば暴れが無くなり

綺麗になったと言っても良いのかな?




さあ、このまま今度はラインアンプ120Aの電源を引っこ抜いてバッテリーへ


先程の違いまでは行かないが、同じような現象が強くなった気がする

低域の張りは少なく高域もおとなしい





なるほど〜




さあ今度は逆に、バッテリーから床コンセットへ戻す


瞬時に音が広がる、弾む


俺は、ぜんぜんこっちの方が楽しいですね




まあ、実は音はどっちでも好みで良いと、思います

要は聞いて楽しいかどうかだと思っています



今までも何度も「音の良さ」と「楽しさ」の違いを書いて来ましたが




今回も同じですね、楽しいACに軍配が上がります


力、響き、伸び、どれを取ってもACが楽しいです



この音の違いは、真空管の点火方式の比較でも感じましたが



DC点火は音が良いです、特性が良いと言えば良いのでしょうか

静かで、乱れず、チョット冷たい整いを感じる音



AC点火にると、力強く迫って響いてくる



そんな違いがあった、音は少しACの方がガサツで、暴れも感じるし

何よりハム音は出る、ノイズが嫌いな人はAC点火は向かないですね



でも要はどちらを聴いて「楽しい」と感じるかどうかだと思っています

私は真空管をAC点火して、電源もACコンセントから直に取った音が好きです




趣味のオーディオ、楽しく聴ければ特に理論は要りません

それが基本の考えかな^_^



それにノイズって意外に心地よいんですよ


ノイズのない世界、無音室なんか入ったら私は頭痛を起こします(笑)



何処にいても多少のノイズは生活の友です、

だかそんなに気になりませんね




ノイズのを気にする人はこんな110dbを超える様な

高能率スピーカーはそもそも使わないですね


能率もインピーダンスも低い、今時の高級白身魚スピーカーを使うでしょうね

静かにいい音で音楽聴くならそれがいいでしょうね




私は「静寂のDC」より「興奮のAC」の音が好きって事で

今回も実験終了




ACは、山あり谷あり、強くも弱くもあり、濃くも薄くも有り

なんか俺の人生みたい




整って乱れないDCより、やっぱ私はACが好き



でもテスラは高いな〜

我がサウンドの基本はJBLスタジオモニターサウンド

2021年06月04日 22時17分00秒 | オーディオ
JBLサウンドと言われると
 
皆さんはどんな音を思い描きますか?



私は初めてJBLを聴いて、感動し興奮してこのオーディオの世界に入って来ました

初めて聴いたのは中1か中2の時、同級生の電気屋のオジサンに連れて行ってもらった
 
何処かのオーディオフェアで聴いたのはL200スタジオモニター
 
 
 
他のスピーカーとは全く違ったそのリアルなサウンドに憧れ
 

すぐにバイトでJBL LE8Tを手に入れ、
次いで購入の山水AU607との組み合わせでご機嫌なオーディオライフだったが
 
またそれを一変させたのもJBL


リアルなサウンドに驚いた4310モニターとの出会い


その後も多くのJBLサウンドとの出会いで
 
私はオーディオを楽しんできたと思います





皆さんはどんなJBLサウンドを描きますか?


最も日本で代表的なのはJBLサウンドはやっぱり 

4343等の緻密でありながらも、
力のある大迫力のサウンドだと思います






私のJBLへの想いをちょっと気ままに書かせて頂きますね


名前や生まれ等様々な説が有りますが、
メインはJBL社のホームページを参考にします


James Bullough Lansing、1902年生まれ、
12歳にして独学で小型無線送信機を作り上げたほどの才能が有った様で
カレッジ卒業後ラジオ放送局の技師として働き始めます


ジェームスは当時のラジオの音が余りにひどいことに嫌気がさし
その改善のためにスピーカー製造の会社を設立を考え



1927年、25歳での時にロスアンジェルスに
Lansing Manufacturing Co.を設立

この下請け時代が幸運とも言うべき事だったのだと思います

この会社ではWEのユニットの修理等の下請け修理等も行った様で

これが後のJBL製品に大きな影響があったものだと思います



同じく1927年映画界でも変革が起き、初のトーキー映画「ジャズ・シンガー」が上映され
無声映画からトーキーへと映画産業が大きく変わる年でもあったようです


当時の映画音声と言えばWestern erctricがその音響を独占し
販売をせず高額なリースとしてWE 555w等のフルレンジスピーカーを
中心とした機器を提供していましたが




1933年4月フレッチャーシステムによる立体高音質伝送実験で大きく時代が変わったと思います


ユニットを高域と低域に本格的に分けた「ツーウエイスピーカーシステム」の登場です


それまではフルレンジスピーカーを中心に、補足に低域を加えた程度のものでしたが

ここでWE594Aとして本格的高音質高域ユニットが作られ、
低域もジュラルミン振動板の高音質ウーハーが完成し


しかしこの実験でWEとベル研は最高の音質のスピーカーを作りました

システムは完全な失敗作で

このスピーカーが世には出る事はありませんでした


最高の低域ユニットと、最高の高域の高域ユニットの音ズレ

タイムアライメントのズレが、スピーカーシステムとしては使い物にならず

その後は最高の音質から、バランスの良いシステムが求められたのだと思います



既にフルレンジスピーカーでは不十分であり

WEでは1929年にLee G Bostwick氏が開発した高域再生用レシーヴァー

WE 597Aで高域の不足を解消しようとしましたが


抜本的な音質改善とはならなかった様ですね




映画産業界からは新しい映画音響用の強力なスピーカーが必要とされ、
 
当時巨大なホールを数多く有していたMGM社が動き出します

1935年、ダグラス・シャーラーDouglas Shearer(MGM映画会社の音響責任者)を中心とした
本格映画上映用ツーウエイスピーカーシステムを完成させます、


これがシャラーホーンシステムで

このユニットを担当したのが若きランシングでした


シャラーホーンの高域にはランシングが作り上げた
 

Lansing284ドライバーが使われましたが


これは国家レベルで超高精度に作られたWE594Aを
 
その下請け時代に得ていた知識と技術で、一回り小さくして作った様なもので

当然ながらWE社からのクレームで284Eや、285に細部を変更されて使われたそうです


やがて287へと改良され、
 
アルニコに改造され288へと退化して行きました、☆Altec 288物語、妄想編を読んで下さいね



低域にはコーン型の15XSユニットを使ったフロントフォールデッドホーンシステムが採用されました


フロントロードの分見た目の配置はタイムアライメントは同一位置の配置ではありませんが

フロントフォールデッドホーンの長さに合わせて
 
タイムアライメントを揃えています


このシャラーホーンシステムは、
当時の絶対王座のWEを抑えて
映画音響アカデミー賞の技術賞を授与されました

これはとんでなくすごい事だと思います、
 
 
民間企業が絶対的な国を抜いた、どっかの民間飛行機会社がNASAを抜いた

そんな風にも思える偉業だと思います


無論対するWEは翌年、更に位相を揃えたミラフォニクサウンドシステムで対抗します



ランシングのシャラーホーンシステム

WEのミラフォニックサウンドシステム


この二つが当時の最高のサウンドシステムだと思います

実は私は「今でもこの二つを超えたスピーカーシステムは無い」と思って今も使っています(笑)



その後劇場のシャラーホーンシステムの技術を小型2ウェイのシステムに凝縮し


lansing287Field Coil、コンプレッションドライバー
ロールエッジ、金属製フェイズを使った
FIELD 220V、V・Cインピーダンス22Ω

ヴォイスコイルは2.84インチ(7.2cm)径にとどめられたとあるが
(注、当然これが284の名前の由来です)

lansing 415低域ウハーは、蝶形ベークライトダンパー、FIX-エッジで
FIELD 220V、V・C IMPED 6Ω


500-A型や500-B型などの小型器を作り

lansingの最高傑作とも言える世界初の本格的なスタジオモニター、
アイコニック800シリーズを開発します。
これはlansingマニファクチャリング社の製品と聞くが

実際の製品にはAltec の文字が入ってる様で、
 
 
現存する多くはAltecに入ってからのものが多い様ですね




シャラーホーンで名を挙げ順調に見えた、
Lansing Manufacturing Co.社であったが、その経営はかなり悪化してしていったとの事です




少し遡りランシング達のシャラーホーンがアカデミー賞を取った2年後の

1937年、米国ウェスタン・エレクトリック社の業務用音響機器部門子会社E.R.P.I.が集中排除法の適用を受け解散となる

実質これがWEサウンドの終焉を迎えてしまった


そしてWE社の主要メンバーがWEの保守メンテナンスを行う、アルテックサービス社を設立する事になる

1937年アルテック・コーポレーションの設立



そして5年後ALTECはWEの保守から、新しい製品を作ろうと考え

技術は有るのに経営が思わしく無い会社を社員施設ごと買い取り新たな事業展開を始める

買われた会社はあのランシング率いる、ランシング・マニュファクチャリング社


ランシングを5年契約で技術担当副社長に迎え

1941年社名を(Altec Lansing Co.)アルテック・ランシングと改める

だがここで皮肉にも今までWEやベル研の壁に阻まれていた
 
多くの技術等を全て使えるようになり、一気にランシングの才能が開花する



フラットボイスコイルを高速で巻き上げる技術や
大口径のアルミニューム・ダイアフラムをドーム状に整形する油圧成形法など
今日世界中のスピーカー製造メーカーが用いている技術の基礎を開発したと言われています


その最大の功績?就任の翌年

1942年キャリントン社長の要請で主流のFIELD Coil方式、励磁から
軍事兵器でもあった強力な永久磁石「アルニコV」のマグネットの使用を提案された
 

lansing 287Field Coilを、アルニコの288に改良


同時に415Field Coilスピーカーも、アルニコの515へと改良


メンテナンス不要でコストも安く大量に生産できる
パーマネントスピーカーを作り上げます


でもそれは音質よりも使う側、作る側の一方的なコストと利便性の追及だけだったと思いますが

産業の発展とは企業の発展で有り、そんな物だとおもいます
これで時代は大きく変わります



音質はよくても電源を必要とし手間とコストの掛かったField Coilスピーカーは

あっという間にその姿を消す事になる


これを機にWEの技術やlansingの培った映画音響技術が開花し
1945年には、今日でも無敵のと言われる 
 
Voice of the Theater シリーズを完成させる

A2〜A6等の、有名なA7やA5システムなどの名機を完成させた


在籍した5年間でその才能を開花し
今日にも残るアルテック・ランシング社の最高の製品群を開発したが




ALTEC社との契約を終えた
1946年10月1日新会社を立ち上げ、また新たな試練の始まりとなる

そして最大の悲劇に襲わていきます


1946年10月1日、ALTECから離れ自らのフルネームを用いた新会社、
ランシング・サウンド・インコーポレーテッド
(Lansing Sound Inc.)を設立したが


しかし「ランシング」という商標は、アルテック社との合併によって
アルテック・ランシング社に帰属しており

新会社の名前の頭にlansingを用いることに対してアルテック社から抗議を受けます。



また多分抗議を受けたのは社名だけでなく

最大の問題は今までの5年間で培った「劇場音響技術の全て」をALTEC社のものとし

新しい会社ではその全てを使えなくなってしまったのだと思います



そこでlansingは様々なもの逆向きで使う事で対抗した

社名も名前を逆にして後ろにランシングを付けて
(James B. Lansing Sound Inc.)と変更

175DLHのタンジェンシャルリングの向きや


WEで決めたのはR1にプラスの信号が入った時はVioice Coilは磁界の外に押し出される
そのN極とS極のルールも逆使用で使うなど

様々なルールを逆接で使い製品としてはその使用が可能となったのだと思う
 


だが問題は、利益となる業務用音響機器は、そのノウハウも含めて全てALTEC社のもの

劇場用のVoice of the Theater シリーズは勿論の事


スタジオ用に開発したアイコニックシリーズもALTEC社のもので


ランシングの作り上げた最大の武器「劇場用の音響技術」を封じられ
劇場用の製品は販売した様だが
 
 
当時のALTEC社のそれには及ぶはずも無く

利益の出せる業務用音響機器の道を断たれ
 
 

やむを得ず利益の出る業務機器ではなく



コンシュマー機器の道を選択するしかなかったのだと思います


これは様々な機器だけで無く、lansing最大の武器であった「音の魅力も」
 
ALTECの音とは、逆に使うことになるのだと思う
 
 

そして今までと全く違う音響機器の開発が必要になったのだと思います


それまでのランシングの得意だったサウンドは劇場用のサウンドで「遠くまで響かせ」
 
ホールの隅々までその声を拡声して届ける「PAサウンド」
 
 
 
省けるものは省いて遠くへ届く、ちょっとおおらかなサウンドから
 
 
 
至近距離で聴く緻密な家庭用サウンド
 
今までとは全く違った反対の音への変革だったと思う
 
 
 
WE社での至近距離でホーンの位相を合わせる音響レンズ研究の資料は当然ランシングも持っていたと思うが
 
ALTEC社では至近距離視聴の考えは無くこれを必要としなかった
 
 
 
コンシュマーの路線でランシングはそれを活かしたのだとお思う
175DLHのレンズでもその多くの技術が採用されて、
 
金属レンズの内側にはフェルトを貼り
 
至近距離視聴では余分な金属の響きを抑え位相を重視したのだと思う
 


コンプレッションドラバーの、フェイズプラグそのモノも響の多い金属を使わない
 
至近距離で聴きやすい、新素材プラスチックフェイズプラグが必要とされたのだと
 
 
 
言葉は悪いがそれまでの劇場用を家庭でも楽しめる様にモデファイ
 
だが、これらの機器の開発はランシングの本意では無かったのではないかと思う
売り出された家庭用シリーズは販売も思わしく無く
 
当然利益が出るはずもなく、会社は経営難に再び窮地に立たされて



新会社設立から四年周年を前に

1949年9月、ランシングは自社所有地の木に首を吊って自殺

その命と引き換えに保険金1万ドルで会社は存続することが出来たそうです



天才ランシングが命を捧げた会社はこれを機に奮起します

二代目社長に就任した、ウィリアムH.[ビル]トーマス(William H. [Bill] Thomas) が
ジェームスの意志を受け継ぎ、残されたスタッフ達と会社を再建します


トーマスは、ジェームスの「優れたスピーカーはその外観にもそれが表れるべきだ」という信念で

それまでの劇場用を家庭に持ち込んだデザイン性の無いものから
 


新たな魅力的デザインのコンシュマー製品を次々に世に送り出して行きます。
 
 
その成功の影には劇場用から家庭用の至近距離視聴でも視聴可能な最高級機器の開発があったと思う
 
1954年、JBLは初の4インチ径ドライバーユニット375の完成が幸いだったと思います


もちろんその原型はWE594A、ランシングが作りたくても作れなかったか
 
はたまた4インチ振動板の大きさは必要としなかったかわかりませんが
 
 
 
音響レンズと共に彼の家庭用至近距離描写には最適なユニットの完成
 
この375ユニットと音響レンズの採用で一気に家庭用高級機の成功を収める
1954年夢のスピーカー、ハーツフィールド の完成

そして、1957年、パラゴン D44000 RANGER-PARAGONの完成

1960年の、オリンパス D50S8R OLYMPUSの完成と次々に成功を収め




1970年に入りその「至近距離での緻密再生サウンド」を武器に
 
業務分野へ4310で返り咲いた





そんなジェームスBランシング・サウンド・コーポレーションの業績が上がり
「ジム・ランシング・シグニチャリング、に
アルテック・ランシング社は依然ランシングの名前が使われていることに再び抵抗を示した様ですが


幾度と無くアルテック側と紳士的な話し合いを続けた結果、James B. Lansingのイニシャルを大文字で表わした



「JBL」をブランド名として用いることを決めたそうで
そして、ジェームスの偉業に対する深い感嘆の念を込め、
そこに感嘆符を付け現在のマークが出来たと言われています

JBLのデザインはパラゴンをデザインしたアーノルドウルフだそうです







凄いで方ですね、ランシングさんは


国家的な規模と予算で作り上げられたのWEスピーカーを

民間レベルで撃ち破る天才



今なお伝説のアルニコV神話を作り

劇場用の、スタジオ用の世界を圧巻しながらも


二度の破綻に遭い、その全てを会社に注ぎ

70年経った今も音響機器の王者として君臨している会社





凄いな〜と思いながら、我がランシングサウンドを楽しんでいます




結局長々と、何が言いたいのかというと

私はランシングの生き方も含めてJBLサウンドが大好きです




改めて聴き直すと、私のサウンドはWEやALTECの

劇場用サウンドではなく



JBLスタジオモニターsoundが基本に有ると思っています



若い頃に憧れたJBLスタジオモニターsoundが音の基本で



使っているのは劇場ユニットですが、奏でているのは

シャープで緻密なスタジオモニターサウンドです(笑)



ハッキリ言うと所謂JBLモニター育ちに私は

ALTECのA7やA5の締まりの無い音は元々好きでは無いんです




lansingマニファクチャリング社や

ALTEC lansing社のユニット改良し


WE社のホーンを使っていますが


奏でているのは引き締まった重量感と力感を伴った


緻密で音像定位の良いJBLスタジオモニターsound




改めてオーディオ機器は使い方だと思います

使う者の歴史を奏でるのだと思います




まだまだ自分的には、人としては伸びしろ十分だと思っています

子供の頃から全然成長していませんから(笑)

音ももっと成長すると良いのですが^_^





実は、ちょっと今体調を崩して病院で静養中です
病床で自分の動画を聴いたり、過去のブログを読んだりしながら
少し自分のオーディオルーツを振り返って見ました
お付き合い頂きありがとうございます^_^


素朴でシンプルな味わい、そんなレコードが好きです

2021年06月03日 03時39分00秒 | オーディオ


今年も我が家では沢山んの「ゆすらご」が実をつけましまた
 
 

私の子供の子らからの大好物の食べ物です


私の地方ではゆすらご、ですが「山桜桃(ユスラウメ)」
 
と呼ばれるのが一般的なんでしょうか


サクランボに似た味ですが、とてもフレッシュで鮮烈な味です
チョットすっぱくもあり、甘味は程々に


この素朴な味が大好きで


私の一年の一番のご馳走と言ってもいいかも知れません


昨年は鳥の襲撃で殆ど収穫出来ず、今年は楽しみでした


この美味しいゆすらごの旨さお味わえるは、
栽培した人の特権でしょうね


木から獲れば直ぐに鮮度が落ち味が落ちます、一時間は持ちません
枝ごと切っても半日程度しか味わえませんでした



ですから「ゆすらご」が果物屋さんや一般の流通に乗る事はありません


もちろん私には鮮烈で、甘酸っぱい大好きな食べ物ですが

甘さや、素朴で物足りなく感じる方も多いと聞きます




まあ、人其々何でしょうね、
「音楽も食べ物も」わりと同じだと思います


私は音楽も食べ物も素朴な色付けが好きな様です




でももし、このゆすらごの鮮烈な味わいを、
 
多くの方に伝えたくてもそれは、無理ですね



何らかのパッケージにして、何とか味いを伝える事しか出来ないと思います


ジャムや、ジュース、焼酎漬け、等々のパッケージジング


どれもそのままの素材の味を素直に伝える事は出来ませんが、
 
味わいを伝える程度の事は出来ると思います





これが音楽ではレコーディングなのでしょうか?


先日も書きましたが、追記でのブログです
 
 
私がオーディオを始め、当初手にした70年代の終わりから
80年代にかけての日本製レコードの多くは、とても味付け過多レコードが殆どでした
 



CBS-SonyのMaster Sound盤だったり

デジタルの先駆け、DENONのPCMデジタル録音盤や

キングの"Super Analog Disc"等の


所謂 "高品質盤"が各社から発売され

オーディオマニアの私は、その能書きを読み

シンプルで優秀な録音の言葉に惑わされ

随分と要らぬ投資をしたものでした



でも、これらの高品質レコードを制作する方々は、
 
工程等非常な拘りをもって制作されたのは確かなんだと思います




ただ、本来工業製品ならばそうした 拘りは"良い製品"に直結するのでしょうが



そう理屈通りに行かない処が、音楽という感性のレコード作りの難しい処だと思います
 




スタジオ録音は過剰な味付けで
 
スッキリ抜けない、何かふん詰まった様な、
 
日本のレコードが当たり前と思っていた時に





アルフィーフ、エテルナ、フィリップス等の輸入盤の



素朴な音作りのレコードに出会いました

 
 

その素晴らしき音楽に感動して、
 
やがてMonoレコードやオリジナルレコードの
 


 
深みにハマっていきました
 
 
 

またデッカレコードとデッカカートリッジ等の
 
素晴らしい組み合わせの世界を知り


 
 


国産プレスレコードからは手を引き購入しなくなりました




確かに中には劣悪なプレスの輸入盤もありますが


輸入盤の方が「純粋に音楽が楽しめる」そんな音が詰まっていましたね
 



確かに日本のレコードの方が、トータルではハズレが少なく
 
「聞きやすく」結果として音質は良いと言ってもいいのかも知れませんが



私はこの「聴きやすくが」音楽性を無くしている原因だと思います


はっきり言えば余計なお世話の日本製レコード




ゆすらごの素朴な美味しさを伝えるのでは無く

より甘味を加え、不要な味を添加し、こっちの方がわかりやすく美味しいだろう




そんな製作者の声が聞こえてきそうなレコードを
 


懲りずにまた買ってしまった、最近の素朴な味わいゼロの日本製レコード


そんなレコードを聴きながら




素朴な味わいのレコードの発売を切に願う今日この頃です

 
 
 
 
 


因みに私のパッケージゆすらごは、
 
今年は初の焼酎漬けにチャレンジしてみます


妻の提案で砂糖の量はチョット多めに感じますが
 
料理では妻には敵いませんので、素直に聴き入れました

この後砂糖を入れないジュースも作るとの事
 

半年後の晩秋かな私のパッケージゆすらごが味わえるのが

楽しみです♪