オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

805 VS 311-90ホーン対決、そして別れ、何を選ぶかで人生は決まる!

2019年03月28日 23時31分31秒 | オーディオ

モノラルシステムの完成、





だが、音の完成はまだまだ先のようです


取り敢えず楽しみながら頑張ります



低域ユニット、ホーン、バーチカル同軸セッティング


そして、コンプレッションドライバーは決まったが




ホーンを何にするかまだ決まっていない


打倒594なんだから、当然WE24A ホーン


を、使うのが当たり前なんだが、ちょっとだけ問題があって、手が出ない


手持ちのホーンで何とかするしかない

手元にあるのはaltec 805と311-90



このふたつを久々に聴き比べ、^_^



はっきりしてるのは、311-90は重い!



この重いホーンに、


ただでさえ大きく重い288-16Gを、ケース目一杯にコイルを巻いて励磁改良した


288-16FCはクソ重い


キケンなホーンとドライバーの組み合わせだが、やるしかない


気合いで聞き比べをしました



事実を語らせていただけるなら



腰が痛いので、今日は寝ます














と、言いたいが


腰は痛くてもブログが書けるので、書きます^_^





意外だったのは311-90はボーカルが歌わない

音も硬くて、重い、5メートルの至近距離で聞くには、キツイ


かなり気にいっていたはずのホーンだったが

意外な結果に終わってしまった




お気に入りだった311-90が


まさかこんなブリキのマルチセルホーンに負けるとは思わなんだ


それも9:1の大差のジャッジで

勝ったのは音の強さだけ



リアリティー、クオリティー、心地よい響き聞きやすさ、広がり・・・


改めてマルセルホーンの音楽性の高さに驚きました


やっぱり、WE24Aを狙おうかな〜〜










と想いはありますが

はっきり言って、金銭欠乏症で一文無し状態です




今回のモノラルスピーカーシステムも実は

全くお金をかけられない金銭苦悩真っ只中の状態で


友情と上恩着せがましい義理人情だけで作り上げました


ご協力いただいた皆様には本当に心から感謝申し上げます


ありがとうございました








私が今、義理人情と過去の遺産だけでオーディオやらなくてはならなくなったのには訳があります



問題を解決したいと思っています

私はこれからもオーディオを続けていきたいので










一大決心をしました


















手放します、誰か買ってください




















バカタレ〜〜、

嫁さん手放すわけないだろ!




そっちじゃない隣の赤い車だよ、


ご周知の通り私には身分不相応でした





お願いだから誰か赤い車買ってください

車が売れたら、WE594Aと24Aホーンを買います





まあ、

側から見ればどちらも、バカな買い物ですよね




そのうち

嫁さんに、ヤフオクにスピーカーと俺がセットで出品されたりして


あっメルカリかな?



ジモティーかも

288-16G Field Coilいよいよ完成

2019年03月24日 22時15分09秒 | オーディオ


ようやく完成の目処がついてきました
 



 
行ったのは一体型ポールピースの製作
 
励磁コイルの製作
 
真鍮製ダイヤフラムリングの交換
 
 
288Cの改良でも行ったことだが、今回はチョットだけめんどくさいところや
 
以前と変えたところが何箇所かあります
 
 
 
 
まず、ポールピースの素材は純鉄ではなく、S10Cという低炭素鋼にあたる鋼材にしました

 
形状は詳しくお見せ出来ませんが、



オリジナルの素材形状を一体型にしたようなものだと思ってください
 




励磁コイルは当初、

WE風に綿巻き線で巻こうと考えましたが
 
意味がないと散々ダメ出しされ

通常の1ミリ以下の丸線を目一杯に巻きました
 
結果アルニコVとほとんど変わらない磁力が得られました

 
ダイヤフラムリングも当然真鍮製に変更ですが
 
ボイスコイルのリード線形状が288Cとは異なる為

現在そのワイヤリングを検討中です
 
 
これが出来上がればいよいよ完成ですね〜
 
 
 
今使っている288Cの励磁改良はオリジナルの284に戻す改良でしたが
 
 
今回はオリジナルの存在しない改造です
 
同じ288シリーズですがボイスコイルも違うし
磁力も協力な16G
 
 
ホーンは805か311-90の二種類を聴き比べて決めようと思っています
 
 
完成までもう少しの辛抱です

288物語、妄想編2

2019年03月20日 19時31分28秒 | オーディオ




ALTEC 288-16G励磁改良ドライバー

 


20000ガウスオーバーで、目標値達成しました

歴史あるALTEC288シリーズで最強を誇る16G

 

そのアルニコVマグネットを取り外して、

電磁石コイルに入れ替え、励磁方式に改良した288-16G/Fc

 

 


実は今から77年前には、これとはまったく逆の改良がおこなわれていたのです


そう288の前作は、Lansing287励磁型ドライバーだったのです




当時の花形産業、「映画音響機器」の熾烈なシェア争いを繰り広げながら

特許と膨大な利益が渦巻く、激戦産業の争いの場で


当時全盛を極めたWEの保守メンテナンスを引き継いだALTEC社

その社長キャリントン氏が



戦争の副産物で開発された恐ろしい武器を、音響業界に持ち込んだ


その名は、超強力な「アルニコ5型磁石」アルニコVである

この新兵器を見つけてきたキャリントン氏が、鼻息荒く


優秀なしもべに、神の一言が下った





キャリントン:

ここは利益を度外視して良い音を追及した、


エンジニアの楽園WEとは違うんだ


某WE594Aの様にいくら音は良くても、

神経質で低域とのつながりは悪く

全体のバランスが取れないような、

音の良いだけで売り物にならないコンプレッションドライバーではだめだ



この争いに勝たなければいけない、そのために俺の見つけてきた

この超高性能なアルニコVマグネットを使えば最強のスピーカーができて

激戦を制することができる

Field Coilなんと違って簡単に強力な磁場が作れる



しかも、電源もいらないし、ユニットは熱も持たない



だからボワンボワンな後面解放のオープンバック方式ではなく、

箱に入れて、迫力のあるバスレフや密閉方式にしても、火災の心配はない



まあ、アルニコVマグネットは音質はちょっと悪くなるが、



大丈夫!、

そんなことを気にするほんの一握りの奴らだけ、

一般の民衆はその違いなんか絶対に分かりっこない



時代は質より迫力!

この画期的なアルニコVマグネットが絶対に時代を変える!、

 

これを使って




もっとコストを下げて


もっと簡単にいっぱい作れて、


もっと誰でも簡単に調整ができて、


もっといっぱい売れて儲かる商品を作れ~~

注※と、言ったかどうかは私は知りません(笑)







この言葉に答えたのは、



技術的には優秀だが、経営がうまくいかず倒産の危機の会社を、



社員や施設丸ごとキャリントに買い取ってもらって、倒産の難を逃れた優秀なエンジニア

その名はJames B.Lansing





1942年、優秀な彼が、横暴な経営者の要望に応え、

ランシング自らが作った理想のコンプレッションドラーバー



287Field Coilを改良し、

パッカン・ぱっかん、と

マグネットを作れば大量生産が可能で




誰でも簡単に振動板交換などのメンテナンス調整ができ、

電気も食わず、熱も持たない、


画期的なコンプレッションドラーバーに生まれ変わった



これが技術的進化の名を借りた、

音の堕落の第一歩を踏み出した




記念すべき迷機288の誕生となった






同時に同じくランシングの傑作15インチウハー、

LANSING-415Field Coilも

ショッカーの改造人間のように、嫌がる415を、強引にマグネット方式に改良され



堕落の第二歩ALTEC515が誕生した




詳しくは「288物語・妄想編」をご参照ください



そんな技術的進化の名を借りたALTEC288と515は

オリジナルはまだしも、





時代の要望と進化の流れの中で、



音の退化を繰り返した




しっ、失礼しました、技術とコストの進化を繰り返しました







ランシングはWEの持つ最高の特許や、豊富な実験データを自由に使い


これらのユニットを使い、手軽で誰でも調整出来て電源いらずで特性も素晴らしい、






最高の劇場用音響機器VOTTシリーズに着手





ライバルで王者WEのように金額のよくわからない、

音は良くてもハイレベルなエンジニアを必要とし、

超高級な大型ホーンを使い、高額なレンタルではなく





未熟な技師でもメンテナンスが行なえ、手頃な金額の音響機器で、

必要最小限な機器だけを持ち歩き、各地で興行を行える画期的な音響機器








米国のどこでも安価で入手可能な、

米松合版で使い捨てのホーンやBOXを作れば、広いアメリカ国中で興業ができる





これは儲かる!


てなわけで





ランシングの才能と最新の技術と、安価なだけで音響的にはメリットは無いが

とにかく安く国中でどこでも手に入る米松合版を、現地で組み立てて使うことによって、






WEとは比べ物にならない手軽で


しかも、音質は悪くても、音に迫力のある音響機器が生まれることになった



1945年、ランシングはALTECの看板商品となるVoice of the Theatreシリーズを完成させ






翌年1946年、ランシングは5年の刑期を終えて、ALTECを離れるのだが・・


このランシングが遺したVottシリーズのおかげで




ALTEC社は、業務用音響機器は、劇場も、スタジオモニターも全てのプロ用機器はALTECの独占となった












一方でALTECを離れたランシングは、


自分の溢れる才能で作り上げた技術が、全てALTEC社のものとなり

ALTECで作り上げた技術は自らが使うことができないことに気が付き




WEの特許の壁と、更に自ら作った高いALTEC壁と戦うことになってしまった






全ての技術や、

自分の才能を活かす業務用音響機器の場も失って






やむを得ず自分の培った技術を活かし、花形産業である業務用分野から離れ




コンシュマー、家庭用分野に活動の場を移したが






業務機器の音とデザインを、家庭に入れることは

当時のアメリカでは受け入れられなかったようだ





再び、ランシングは経営難に陥り、

 

今度は自らのを命を捧げて、

JBL社の窮地を脱するという、侍魂でその生涯に幕を下ろした


・・・・・、




この壮絶な意志を引き継ぎ

ビルトーマスの元、奮起した優秀な技術者が、

この後、次々と名作を開発していくことになるのだ、





1954年ランシングの死から5年後



WE594Aと同じ4inch振動板を使ったコンプレッションドライバーを

ロカンシーが作り上げるのだ



WE594Aは史上最高のコンプレッションドラーバー



勿論、劇場やホールで使うことを前提に作られている




この最高のドライバーを、こともあろうにロカンシーは、

音響レンズを付けて家庭用に使うことを決めた


ランシングが生きていたなんと言っただろうか・・・






劇場用でも7.1(288)㎝、家庭用なら4.4㎝で(175DLH)十分滑らかで艶やかな音を奏でることができていた

ランシングがこれを認めたであろうか?





だがロカンシーは、

ランシングの意志を引き継いで作るんだ‼︎
(※注、と言ったかどうか知りませんが)





WE594Aのマグネット版375を製作し、後に何故かこれがJBLの代名詞となっていくのだが



綺麗に滑らかに艶やかに音を圧縮して

ホーンを使って遠くへ音を飛ばす本来の技術と違って、






いかんせん至近距離の家庭用で使うことが前提なので、

金属で綺麗に響いて圧縮しすぎるフェイズプラグ




至近距離で使えるフェイズプラグにするために「新素材」で開発した





「力強い響きのいい音を、殺して、至近距離で聴く技術」


コンプレッションの要のフェイズプラグに、新素材のプラスチックを採用してきたのだ





しかも、594Aが行ったような10㎝の振動板で

高域まできれいに伸びる振動板を作るのは手間がかかるので


高音は別のユニット(075)を使うことを前提として





最強の磁力を使って


見せかけだけの鈍く動かない大きな振動板がで


至近距離でも聴きやすい中域の厚さと太さ

おまけに強さで勝負した



遠くへ飛ばすのではないから大きなホーンもいらない、



短いホーンでもなんとか拡散でき、

至近距離でも位相を合わせられるように音響レンズを出口に取り付けて

綺麗に響かなくていい、伸びやかでなくてもかまわない






至近距離でも聞き易い、最強のコンプレッションドライバー375を作り上げた
・・・・・・・
(注、私は375が好きではありません)








その後、JBLはハーマン傘下となり、ランシングのネームバリューと、

至近距離で聴けるドライバーを武器に

プロモニタースピーカーの分野で成功を収めるのだが・・・・









一方のWEを引き継ぎ、再び映画音響業界のトップに立ったALTECは、

至近距離視聴ではない





更に拡声器として遠くへ飛ばす技術を身につけて行った

(注、磨かれたフェイズプラグのJBLと、荒いつくりのALTEC、この違いは音にも表れていると思う)








ALTEC某経営者:
感動的な聞き易くすばらしい音質なんてもうどうでもいいんだ



ザラつこうが、歪もうが、割れようが、構わない

劇場の一番後ろの席の客にもセリフが聞こえるように


音を飛ばせばいい



だれだ~!、こんな滑らかにフェイズプラグを磨いた奴は

うちはJBLじゃないんだ

フェイズプラグの面を綺麗に磨くから、音が良くなって、音が飛んでいかないんだ!



教えただろう音を飛ばすには、

ザラつかせ、間引いて、

少し減らして、量を落として飛ばすのが一番なんだ



よく見ろこのフェイズプラグを

JBLみたいにきれいに磨くなよ、

 

そうすれば音は多少割れるが、よく飛ぶ

セリフを、人の声を、より遠くまで届けるのが第一なんだよ

 

緻密で奇麗?、重低音や伸びやかな高域?

そんなのいらんいらん

 

良い音より、声を飛ばすことが大切なんだ、

だから余分な帯域は切り捨てるしかないんだよ




大きな声じゃ言えないけど

うちのアンプだってそのコンセプトで作ってんだから

・・・・

 

 


大丈夫アンプなんてそれで充分なんだよ、


かつてのWE91Bアンプなんかその最たるものだ

低音なんか全然出ないし

 

それに音の質の良い良質なコンデンサーなんか使ってないだろ

多少質が落しても仕方ない、たっぷりNFB掛けて


ケミコンを連ねて使って、あれも多少間引いて音を飛ばす工夫をしたんだ



音のいい86アンプじゃダメなんだ、飛んでくる91Bじゃないと・・・・・

注、いつもの妄想です、が、ほんとに91Bは低音がありません











まあ、確かに今の客は1930年代の昔の客とは違って多少は高域が無くてはダメだ




ちがうちがう、おまえのテーマは違う、


まだわからないのか「聞き易く奇麗な高音じゃない」






沢山売るには性能が特性が大切なんだ、

ボイスコイルをこんなめんどくさく作るから手間もコストもかかるんだ、

エッジと一体にすれば、もっとぜんぜん簡単に作れて

しかも動きが鈍くなって歪んでちょうどいいんだよ






ほら、このほうが数値上の特性は上がったじゃないか

なに?せっかくジェームスが低域とスムーズにつながる様に工夫した、

素晴らしいタンジャンシャルエッジの動きが悪くなるだって~





ばかやろ、


時代が違うんだ、そんな大昔の話してるんじゃね~、

こんな手間のかかる作り方なんていらないんだよ、


これでいいんだよ、そうだ売れるために見栄えがいいように、

振動板にマークも印刷しておこう、


音には関係ないけど








なに?磁力をあげれば、もっと高域もでる?



ならばもっとでっかく強力にすればいい、

 

あっ、売れるには見たくれも大切なんだよ


我が288が、あの375より性能でも、見た目でも劣ってはいけない




だからマグネットケースは375よりでかくしよう、

いいんだよ中身は見られないんだから、

 

ケースだけ大きければスッカスカで中身は小さくても





あっちだって見せかけ倒しで、ぜんぜん動かない振動板使ってるんだから、

いいんだよ見た目と、特性だけ良ければ

こっちは一応タンジェンシャルエッジで良く動く、

音のいい振動板はそのまま使うんだから







いいんだよ、



カタログデーターで高域まで伸びていれば、

 

高い数値が出てればいいんだ


 


こうしてできたのが最強の288-16G?なのでしょうか









より遠くへ強く音を飛ばすために



フェイズプラグは金属だが、ギザギザにざらざらに仕上げ

 

音の質はどんどん落ちて行ったようにも感じた





数々の栄光を手にした黄金時代のALTEC社が、

1970年代以降にどのような戦略を描き

どう先の時代を読んだかはもちろん分かりません




その後288Hなどはフェイズプラグを

375のようにプラスチック製に変えたり、形状を変えたり様々な改良を行ったが




1980年代に入りALTECは急速に衰えていった

 





一方、どん底で社長が自らの命をと引き換えに息を吹き返し

至近距離でも聞き易くをテーマに、最高の家庭用を目指し始まったJBLは

家庭でもプロ分野でも、時代にも受け入れられトップメーカーとして今日にまで至るが



ALTEC衰退の理由はどこにあったのか?



スピーカーの歴史100年を読みながら




77年前と全く逆の改良を施しながら

ランシングや当時のエンジニアたちの理想を思い描き




今日もレコードを聴き、音楽を楽しんでいます




男のロマンたっぷりなオーディオ

楽しいもんですね

 





あっ、

ちなみに全て私の妄想ですから、このブログに真実は何一つ書かれていません


だから、嘘書くな!とか、もっと勉強しろとか、コメント書いてこないでくださいね

 

 

 

 

 


打倒 WE-594A

2019年03月18日 11時16分35秒 | オーディオ

励磁の神は細部に宿る

T氏が渾身の力を費やして巻き上げてくれました



打倒WE594A!


を目指して始めた今回のALTEC 288-16G励磁改良


打倒する必要も勿論無いのだが、買えない者の、悲しい叫びだと思ってください



でも多少はそんな気があるのかな?





数あるコンプレッションドライバーの頂点は、私の中ではWE594A



原点であり頂点、理想的な、夢のWE594Aこれが買えれば問題は解決だが、

夢は夢で、現実に手にしないほうがいろいろと幸せなのは、身に染みて感じている


だから、他の物で代用します(笑)




以前も書いたが、神器に一番近いとされるのがJBL-375

今回はこれを使おうと真剣に考えたが、


結局やめました、理由はいろいろありますが

やはり、力強さは分かりますが、響きや伸びやかさに不満を感じます、

国産のTADや、

もちろん有名な国産ドライバーも聴いてみましたが


私の、望んだ音とは、やはりかなり違います




綺麗で歪感無く、きちんと伸びている


でも何か物足りなさを感じてします




結論から言えばALTECの音が好きなのかもしれません



今回もまた288の励磁改良だが、



以前の288cとと違って16Gのケースはでかい、375より全然でかい



そのでかいケース目一杯にコイルを巻く、だが目一杯巻いても正直言って

磁力ではこの小さなアルニコマグネットには敵わなないだろう




まぁ磁力強めるために励磁改良するわけではないので、これは仕方のないことなのだが


磁力が落ちれば高域特性も落ちるので、物理的にケース目一杯に巻けるだけ巻いて



電圧はコイルに合わせて作ることにしました




問題のダイヤフラムリングも外れて


準備完了です

友情という力に勝るものはない、感謝

2019年03月13日 00時18分05秒 | オーディオ

まさかのあっという間の出来事でした


せ〜の、持ち替えて〜



もういっちょ、せ〜の〜



いっちょ上がり〜






なんと作業初めて約一分、男四人揃えば80キロ程度のスピーカーを持ち上げるのは簡単なことでした


平日の忙しい時間に集まって頂きましてありがとうございました





これでやっと夢が実現します



ネットワークを使わず211のマルチアンプで


ラスからのフォールデッドホーンに励磁ALTEC515をシリーズでダブルウーハーで使用し


さらに真ん中288-16G励磁を挟んで、

もう一つ、ラスカラフォールデッドホーンをパラレルで繋いで




バーチカルツインモノラルスピーカー


いいか悪いかはわからない、






こういうことやると、必ず頭のいい人は、「バカなことを」「無駄なことを」



と、書いてくるだろう、FBでも写真を載せたら「酷いね」のコメントも頂いています




意味がなかろうが、無駄なことだろうが、やってみなければわからないと思いますし





夢の一つですから・・・・





今回のテーマは、15インチウーハーを四本使っていながら、量を求めない低音



圧、で躍動感を演出するために、音源距離、音源位置を揃えてエネルギーを揃えるため


バーチカルツイン方式を考えてみました






とりあえず今日は四本のウーハーが縦位置列に揃いました






実は一番重いところを担当したため、この時間になってチョット腰が重いです


済みません今日はここまでにして寝ます


このままでもいいかな〜

2019年03月11日 23時27分44秒 | オーディオ

重くて持ち上がらないので前後において聞いています






何やら今までに経験したことがない、リアルなサウンドステージが現れました






ラスカラのフォールデッドホーンと


515励磁改良の組み合わせが奏でるサウンドは



軽やかに、力強く、生々しいアタックを演じます






生演奏の打楽器と、オーディオ再生の打楽器


量を同じくして奏でることは容易に出来ますが





問題は量ではなく、圧、速さ、力強さ、音のキレ、があって初めて

生々しい打楽器が奏でられると思います






和太鼓、ドラムス、ティンパニー、泉谷しげるのギター?


打楽器の再生でいつも不自然に感じていたのが、量でごまかし弾けない打楽器






本来打楽器が奏でる低音がリズミカルに、軽やかに弾けてこそ、

活きた音楽を奏でると思っています、





澱んで沈んだ低音では、活きたサウンドを奏でることはできません






量ではなく、圧と、速さを叶えてください



もちろんカサカサ・スカスカの紙の低質な速さの音ではなく、

良質な質も兼ね備えた圧と速さ



マグネット駆動では決して奏でることのできない

良質な速度と圧




励磁とフォールデッドホーンの組み合わせが色濃く演じ、奏でるサウンドは


ほんとにリアルなサウンドステージを表現します

本日の演題「なぜWE594Aは音が良いのか」

2019年03月10日 20時24分31秒 | オーディオ



288ー16G FieldCoilを作るにあたり



その元祖WE594Aの音の謎を探ります

なぜ音がいいと思います?


まずはフェイズプラグの精度が桁違いにいいのは当たり前

フェイズプラグの音道幅、プラグの形状に秘密があるようです

ALTECやJBLの音道プラグ形状はほぼ真っ直ぐですが、594Aはビミョーなカーブが有ります



ここは大切です、振動板とフェイズプラグの間で圧縮された空気は

帯域の異なった音道のフェイズプラグホーンを抜けて



スロートへと抜けていきます





コンプレッションドライバーの要は、フェイズプラグ




この作りが「音の質を決定的に決める」のかもしれません



綺麗に研磨されたWE

それなりにきれいなJBL

荒削りなALTEC


研磨と精度で質が決まるような気がします


JBLは「至近距離」を意識し

ALTECは「遠くへ飛ばす」を意識した違いにも感じます

あっつ、JBLでもペラッペラのプラスチックのフェイズプラグは論外


全く高域の伸びや響きは有りません、

 

375は音響レンズを使い気近距離で聴く事を前提に造られたもので

至近距離で検聴用には向いているのかもしれませんが


「伸びや響きの音を殺す」プラ・フェイズプラグの某37○は別として

 




伸びやかな活きた音を奏でるのが「真鍮製フェイズプラグ」によるコンプレッション


その形状をよく見ると594と、288やLE85の違いがよくわかります


594の形状で作りたいですが、これは無理ですので





スムースにざらついて尖った288で我慢します


凸凹を埋めて研磨しようと思いましたが、やめました、今回はこのまま使います


ポールピースも高級なパーメンジュールと思いましたが

余りの高額な金額に諦めました

 

純鉄ではなくs10cという金属になりました



594をとことん真似たいですが、物理的に無理なところは諦めて作ります




ざらついたALTEC288-16Gですが、

このざらつきは、歪みになり、

「確信犯で作られた歪みは力に変わります」

と思っています(笑)


今回は質より、「力と圧」で攻めます


低域も同様のテーマで作ります





ついでに励磁電源は全てセレンで作ります

力のある電源で力のあるユニットを駆動します

もちろん音源は力のあるMono音源




594のような、いい音は目指せませんので

ざらつきと、歪みで、強烈な「音力」を目指します







いいでしょう〜〜



聴いてみたいでしょ〜〜





一緒に聞きませんか?、ただその前にちょっとだけ力仕事があるんですが・・・・、



一人じゃムリです〜〜。持ち上がりません、だれかてつだってけろ~


重いスピーカーは大変です

2019年03月09日 00時23分57秒 | オーディオ

monoシステムの完成まではまだまだ先が長いです





ALTEC288-16Gの励磁改良はまだまだ時間がかかりそうです


問題は製作者のT氏がほかのお遊びで忙しく、私の事まで手がまわらない


こともあろうに巨大な低域ドライバーと、低音ホーン


それにWE15AレプリカとWE555らしきドライバーの制作を行っている、しかも5セットも作っているようだ



いい年してオーディオロマン全開のT氏、

夢のドライバーとホーンの制作で毎日が楽しくて仕方ないようだ・・・



いいんですよ夢を優先させてください、あたT氏の夢の合間に時間ができたら、ついででいいんです


ポールピースのラフスケッチは出来上がったようだ


これから制作するようだが、どうやら今回は純鉄ではなくほかの金属らしい


T氏は何やらニヤニヤとしながら教えてくれない・・・、



まあ、のんびり待ちますよ



しかし、気分屋のT氏のことだから突然出来上がるかも知れないので準備はしておこう




今回は低域はラ・スカラのホーンを上下に二台使って、真ん中に288-励磁が入ります


ラスからに入っているのは同じくALTEC515を励磁に改良したもの


励磁515を4本使う贅沢なMONOシステム



とりあえずホーンの入るアングルを制作しました



9センチの角材でラスカラと同じ大きさに作って、高さは805か311-90のどちらでも入るように35センチの高さに設計


かなり重くなってしまったが、どうにか乗せられた



さて問題はこの上にもう一代のラスカラBOXを載せなくてはならない


フォールデッドBOXも重いがなんといっても515Fcは重い


その重い515Fcが2個も入ったボックスを1.3メートルの高さに上げる


若い者を頼もうかと思ったが、いかんせん狭い部屋で他のスピーカーもある

怪我されても困るし、できることは自分でしたい


考えた末に友達の土建屋さんで足場ポールを借りてきた



これを組んでジャッキで少しずつ持ち上げなんとかセットしたいと思う




だが実際にやってみると以外に大変です


なんとかここまで上げましたが、もう腰も腕も限界です



今日はここまで

究極のコンプレッションドライバーを目指します!

2019年03月03日 20時35分36秒 | オーディオ

先日のTオーディオでの会話は、今思えばほんとに白々しい会話だった



T氏:どう?お気に入りのドライバーは見つかった?

私:いやーなかなかいい物が見つからないです、ペアなら有るけど一つでいいのでまあ、気長に探すしかないかもね




T氏:結局JBLはやめたの?

私:うん今回のMONOシステムはレンジより中域の厚さを出したいので、ツーウエイに拘ってで作りたいので、
あの大きな振動板は魅力だけどいかんせん高域不足だし、ヤッパリ高域の伸びているALTECにしようと思ってね、375だとどうしてもツイーターが必要じゃないですか、あまりユニット使いたくなんですよ


T氏:そうかな〜






なんて会話をしていて来客で話が途切れてしまいました、

T氏は、残り少ない人生で夢を実現するべく、

低音ホーンと低音ドライバーの制作で忙しい、

ついでに15Aホーンとなんと、



なんちゃってではない555ドライバーも作っている

超多忙の日々でなかなか話す時間も無かった








今日またTオーディオへ出かけて、T氏と雑談をしていて、

思い出しました





私:そういえば、昔288-16Gは作りが荒いとか言って見せてもらった、あのフェイズプラグはまだあるの?


T氏:あるよ。、ほら、裏蓋もあるよ、今はネジを入れる入れ物で使っているけど


私:じゃあケースもあるの?




T氏:あると思うよ・・・・・、あっここだ
(と言ってイスの下からケースが出てきた)



私:えっ288-16Gのパーツがそっくりひと組あるんじゃない、なんで黙ってたの?



T氏:そうだね〜そういえばあったね〜、

   いやでも、これ励磁にすると大変だよ、重いしホーンスロートが折れちゃうよ、とにかく重いよ〜







どうやらT氏は288-16Gがあることを隠していたらしい、その理由は

コイルを巻くのが大変だから、が理由のようだ





私との約束で、288があれば励磁コイルを巻くことは確約したが、どうせ巻くなら労力の少ない288Cを巻きたかったらしい

それで288Cが良いよとしきりに繰り返していたようだ



先日も288Cは見つかったの?、なんてほんとに白々しい言葉を発したもんだと、ちょっとご立腹で




私:俺が欲しがっていたドライバー、持ってるならなんで今まで言わなかったの?ちょっとひどいんじゃない!



T氏:いや、ほんとに忘れてたんだよ、ほら大病患ったから物忘れがひどくてね、288-16Gかあ〜、仕方ないわかったよ約束だからね





私:ありがとうございます

  あとは、ポールピース、ちょろちょろって削って

  励磁コイルをクルクルって巻けば完成だね、


T氏:そんな簡単じゃないんだよ、ちょっと時間ちょうだいね、今ほんとに忙しいから



私:まあ忙しいのはわかるし、仕方ない待ちますよ、ゆっくり仕上げてね
  
  仕上げはT氏にお任せしますが、

  ダイヤフラムリングは真鍮ね、これ絶対譲れないからね


  それからポールピースは、また純鉄?

  パーメンジュールとかほかの金属は持ってないの?



T氏:あるわけ無いでしょ〜、純鉄が一番なんだよ!あんなもんで作ったら○百万円はするよ、買えるの!


私:じゃいいよ、


  あっそれからコイルはケースめいっぱい巻いてね、外側開けないように、

  この角は少し巻き方を工夫してめいっぱいギッシぎしでいいからね

  電圧は巻き上がってから計るから気にしなくていいですよ

T氏:・・・・


私:コイルはの線はWEの単線で巻くのは無理だよねー


  そうだ、このあいだのネットワークのコイル綿巻き線だったよね、あれまだあるの?



T氏:あるけどあれで巻くと指が熱くなるんだよ、肩もこるし〜・・・




私:ありがとうございます、じゃあ綿巻線で巻くってことでよろしくお願いしあす〜












てなわけで、monoシステムの高域は288-16G Field Coilに決定しました


ほんとに灯台下暗しで身近なところに転がっていました



理想のコンプレッションドライバーが手に入り


完成が楽しみです。









288Cの励磁は使っているので、今回は別なものを使おうと色々と再度聞き込んできましたが


といってもWEは手がです、リーズナブルなドライバーですが



JBL 375が一番手頃で厚い中域を奏でるので使おうかと思っていましたがやはり、あの伸びない高域は我慢できない

大きな声じゃ言えないですがWE594Aは伸びています、某老舗のオーディオショップでは(マグネットのポールピースを使い励磁改良を意味がないと宣伝しているHPを作っている販売店では、375以上のWE594を聞いたことがないとのコメントが載っていますが)


私はWE594Aに比べて375は全く高域が伸びていないと思います、この黒いフェイズプラグにもその理由があると思いますが・・・・






フェイズプラグが真鍮のJBL LE85は伸びやかで好きなドライバーですが


少しだけ太さが足りないというか、MONOシステムで聴くには厚みが足りない




288-16Gの励磁改良はベストな選択だと思っています



JBL375より16gはケースがでかいですので磁力は強力にできると思いまうす、

それに375のようにケースの隅にRがないのでぎっしり巻けそうです


288Cの励磁改良は、改造ではなく284、287等のオリジナルに戻し、


ランシングが作りたかったけど出来なかった最高のドライバーを、勝手に夢見ながら創りましたが



今度はオリジナルが存在しない完全な改造




果たしてどんなサウンドをかなでることやら



ビシッと張り詰めて飛び出す低音に感動

2019年03月02日 01時08分30秒 | オーディオ

道半ばですがなにげに励磁ユニットとフォールデッドホーンの組み合わせは



大満足の予感が漂います


四本を予定しているウーハーをまだ半分の二つしか使っていませんし

805ホーンにつけているのは紙のダブルコーンスピーカーのツイーター

おもちゃのチェンデバで、なんちゃってマルチだが

なんだか既に大満足



今宵も聞き入っちゃいました〜







クリプッシュ、ラ・スカラを知らない人のために




こんな形をしたフォールデッド(折り曲げ)ホーンの一種です


もともとクリプッシュはコーナーホーン等でも、様々な特許を持っており






EVやヴァイタボックスなどもクリプッシュの特許を使って名器を生み出している


そのクリプッシュが生み出したショートフォールデッドホーンがラスカラで使われているホーンです






ラスカラは、ホーンロードが不足して十分なロードが得られていないとか、強度が不足していて低域が出ないとか

あの低音が嫌いな人は難癖つけるが、私は好きな低音です





あえて言うなら、オリジナルのJBLハーツフィールドと似ていると思っています

ラスカらの方が多少淡白な低音ですが、音の出方は似ています


EVもヴァイタもラスカラもハーツもウーハーコンプレッション方式を使っています


もちろん我がなんちゃってミラフォニックシステムも採用しています

紙のウーハーに圧を掛けるコンプレッション方式を嫌う人は口を揃えて





「重低音が出ない」といいます


特にJBLモニターやポリプロピレンのF0を下げたユニットを使っている人には理解できない低音だと思います


紙の振動板にリングの重りを入れたりビニールやプラスチックの、

重く動きの鈍い素材を使って低く量感たっぷりに澱んだ低音もオーディオの醍醐味だと思いますが・・・・・





私は、張りのある飛んでくる低音が好きです




でも、私の想像ではこのシステムが完成すれば、重低音マニアも

軽快低音マニアも唸らせるサウンドが出ると思っています


理想の音を描き始めた今回のMONOシステム

今のところALTEC 515Fcはラスカラと素晴らしくマッチしました



中域が・すっからかんシステムとでも呼びましょうか


薄っぺらい中域ですが、音色は同じALTEC同士でなんと楽しんでいます、



夢のMONOシステムの完成を夢見ながら・・・・、


フォールデッドホーン計画始動

2019年03月01日 00時49分25秒 | オーディオ


夢のフォールデッド低域ホーンシステムを実現しようとおもいます


といっても大型のフォールデッドではなく、小型のフォールデッドホーン



優雅に雄大に響くフォールデッドではなく、今回は弾けるフォールデッド



????
と思われるかもしれませんが、今回のBOXはクリプッシュ、ラ・スカラボックスを採用



嫌いな人は低音が無いスピーカーと、吐き捨てる方もいらっしゃいますが

私はあの弾け方、ぶ飛びのスピードのある低音


今回も量ではなく、軽快な低音を目指します



フロント開口部はなんと10センチ程度です、箱は密閉を予定していますが

量が不足の時は空気取り入れ穴を開けようと思っています




ボックスは既に入手済みでしたが、部屋が狭いので

ステレオで鳴らすには、今使っているミラフォニックバッフルを取り壊すしかないと思っていましたが


最近やけに良く鳴るようになってきたので、壊すに壊せない状況でした




そんな折、先日の遊びでやってみたWE755Aバーチカルツインがなかなかいい感じだったので


しばらく聞いていましたが、やはり物足りないものがあり



よし、それならと壮大なフォールデッドBOXのバーチカルツインのMONOシステムを考えました


思いついたら即行動

重―いBOXを一人でせこせこと出したり入れたり、夜な夜な行い

やっと


片方のBOXをセットできました



もう一つ上に置くのは、一人ではどうにもなりません




ミラフォニックバッフルの真ん中の少し空いた隙間にセットするしかないので


バッフルを出来るだけ両端に寄せて真ん中に隙間を作り



なんとかセットして、とりあえず515Fcを二発入れて音だしをしてみましたが・・・・



なかなかいい感じの低域、でも高域の805の中身は相変わらずコーンスピーカーです




誰か288一本売って下さい高価買取(私にとって)させて頂きます。
(振動板がキズモノでも凹んでいても、無くても大丈夫、マグネットが無くても大丈夫です、余ってたら売って下さい。)


今回は288では無く、JBL375を考えたのですが、散々聞いてみて、やっぱりやめました


励磁型の515を二発づつ上下に置き真ん中にドライバーを入れ

ツーウエイMONOマルチアンプシステムを考えています



ツーウエイで鳴らすには、WE594Aの成れの果てのドライバーでは無理です

あのプラスチックフェイズプラグのせいか全く伸びない高域ユニットでは・・・・・・・


かと言ってレンジの広いフェライトのドライバーでは、古のMONOサウンドは奏でられない



色々考えてみると、コンプレッションドライバーを使ったツーウエイではやはり288に勝るものは無いかもしれない


TADも綺麗に伸びていいかなーと思ったが、正直面白くない


やはり288を探すか、



いやいや厚い中域なら555・・・、高域が不足だろうなー



思い切ってWE594A・・・




やはり288かな〜、誰か売って下さい〜