オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

なんちゃってWEサウンドへようこそ

2015年06月29日 08時31分04秒 | オーディオ

このブログを始めて早二年半、オーディオの投稿は今回で300回目


節目なのでちょっと趣向をかえてみました


今回は我がシステムご紹介、こんな感じですと雰囲気だけでも聴いてみてください





まずは一昨日はビートルズが日本公演を行った日だそうでそれに因んで、ビートルズをさわりだけ
IMG 4217



曲の途中でCG25Dとバリレラのきき比べです

ユーチューブだと低音が出ないのであまり分からないですよね





二曲目はビッグバンドジャズでやはりオルトフォンとバリレラの聴き比べ
IMG 4218


如何でしょうか?違いがわかりますでしょうか?






お次もマイルの曲を一曲カートリッジはバリレラ

アームはRCAの重ーいアーム

やはり重いアームは重低音重視になるのですが


ユーチューブではわかりませんよね




一転してこのリタシュトライヒの歌声を聴いてください


思わず踊りだしそうな軽やかな歌声が響き渡ります
IMG 4219

いいですね~


オペラといえば、わがシステムではDECCAカートリッジも無視できない



久々にDECCAの付いたSMEを使ってみると、なんて短いアームなんでしょ


まるでおもちゃのよう
IMG 4223

うーん素晴らしい

夜の女王は私はやっぱり、ドイテコムが好きかな、これはそれぞれですから




同じくレコードはDECCAだが今度はEMT でチョンキョンファのバイオリン

XSD-15トランスは618B30オーム入力です


この組み合わせも好きなんです、SPUと比べると擦れるというか、ちょっと色気にかけますが



演奏の若さではこっちかな






お次はJAZZのSTEREOに戻ってしちやのJAZZレコードからテイクファイブ

SPUは一番最初のゴールド、アームはオルトフォンRF297、トランスはJS6600


どんな曲でもなんでもOKな組み合わせです。




最後はやっぱり交響曲ベルリオーズの幻想で閉め


なんと言われても構わない


交響曲は大迫力!

拍手~



胃薬は大丈夫でしょうか?

頭痛も大丈夫でしょうか?





何かリクエストがあればおかけしますが・・



無い?、あっもういい



そうですか~~それでは

今日は我が家に遊びに来ていただいてありがとうございました。

オーディオ機器に電源を入れる楽しみ

2015年06月25日 17時18分35秒 | オーディオ

音楽を聴くにはステレオの電源スイッチを入れる

当たり前



我がシステムは、マルチアンプでもないシンプルなシステムのわりに



いろんな電源スイッチが非常に多い気がする




電源を入れる順番は、まず励磁スピーカーの電源が3台



一番最新作の515FC用セレン整流電源が二台


なんとも折れそうな、頼りないプラスチックのスイッチだが

このスイッチはT氏がどこかで見つけてきた、ロシアの航空機用の軽量スイッチ



なぜここに航空機用の軽量スイッチが必要なのか


T氏以外その答えを知らない(笑)

同じ帯域の音を再生するのになぜか違う電圧のもう一つの電源、

無論同じ電圧に合わせることもできる



左右のそれぞれのユニットに供給してるではなく

上下の各ユニットに供給している



電圧を変えるアッテネータもどうやらロシアの軍用らしい


何の拘りがあるのか誰もわからない




電源が出来上がった時T氏は「米軍の機械みたいでカコイイ」とメールしてきたが


なぜかロシアテイストに仕上がっている




eベイでイギリスから仕入れた整流器のセレンも種類が違うが、

これは私が揃えたので文句は言えない





そしてつぎに、A5の形をした、眩しさを防ぐ専用ケースに入った

288FC用タンガーバルブ整流電源を投入、これもT氏作


バスレフダクトの穴から手を突っ込んで回すスイッチ

このスイッチは、抜き差し可能なキースイッチが付いている




なぜ、タンガー電源にわざわざ取外して持運べる、キースイッチにしたのか聞くと


T氏曰く「たまたま手元にあったんだけど、カッコいいでしょ」との事

よく分からない





この励磁スピーカーの電源を入れる作業が、普通のシステムより余分な作業だろう

スイッチも様々で面白い




次に電源を入れるのがフォノイコライザーの電源


フォノイコライザーといっても、



WEのオリジナルLINEアンプ141Aを改造したもの

その名の通りWEのコンデンサーと抵抗を使いCR型のイコライザーに改良した




これが今もっぱらのお気に入り


このイコライザーに電源を供給するのが、

WEー18A電源、むろん泣く子も黙る274Bによる整流


このWE141A、WE18A共にオリジナルだが、

このブログで知り合った

WEエンスージストのWE22様に教えて頂いた方式で、フォノイコに改良したもの



自分で改良を始めたが、上手くいかずT氏に泣きすがってやっとのことで

渋々イコライザーに改良してくれたもの



T氏曰く「こんな簡単なものでいい音がしたら、一生懸命フォノイコ作っている人の立場がないよな~~」

と、かなりブツクサ文句を言いながら、嫌々仕上げて頂いたもの


このフォノイコは物凄くいい音です、WEの音の濃さがかなり滲み出ています





つぎにLINEアンプwE120Aレプリカの電源

WE120Aを作った方はお亡くなりになってしまったが



供給している20Aレプリカ電源を作ったのもT氏、



この時は真面目に作ったか、まともなスイッチが付いている


20A電源なのだが予算の関係で

300Bは使っていないが、ここでも整流だけは贅沢にWE274Bで整流している


この20Aアンプはもう1台のLCRイコライザーのアンプ部にも電源を供給している、



次に電源を入れるのがターンテーブルのモーター

モータースイッチを入れるとバチと音が出るので、

あらかじめモーター電源を入れてモーターを回しておく

自称プロのS氏の手により完ぺきに調整しあるので、モーターが回っても回転音は全く無し

ただ赤いパイロットランプがつくだけです


このターンテーブルは、モーターを回しておいて、後から手動でギアをガシャンと入れるタイプ



ガラードのようにモーターとギアが同時に入るのが理想的なのだが


こいつは電源とギアが別々なので

たまにモーターを切るのを忘れてしまうことがあるのが欠点だ


そしていよいよパワーアンプ91Bレプリカに電源を入れる

この91BはWSIで昔キットで発売されたものを、私が組み上げその後


素晴らしい薫りの、古い単線でワイヤリングし直して

コンデンサーや板抵抗など、ななりの箇所を拘って改良したもの

使っている真空管もそれなりのものを繋いでいる



整流は当然ながらWE274A

WE300Bを使うのに274A以外の整流は考えられない



91B電源投入と同時にボワ~ンという音がして

しばらくすると、シャーという、心地よいノイズが聞こえてくる


真空管の灯はほとんど見えない


これで全ての機器に灯が入った

電源を入れたのは8台の電源





セレン二台、タンガー一台、274B二台、274A二台、

そしつ211アンプの時は、水銀整流

我ながらなかなかの整流機マニアぶりだ




アンプは交流点火に拘り、パワーアンプ、イコライザーアンプともに交流点火


励磁電源もわざわざリップルを残し交流テイストを入れている




灯が入ったことは、パイロットランプや真空管の灯などの目に映るよりも

残念ながら耳で確認ができる(笑)



人間は静かだが、装置はおもいっきり騒がしい


だが不思議なもので、音楽が掛かれば全く気にならない





天空のWEから見下ろせばまだまだの音でも、


地上のALTECから見上げれば、なかなかのもの、




かなかなの音に仕上がってきた、皆様、感謝感謝です

励磁スピーカー使いこなし?マル秘テクニック

2015年06月24日 08時41分53秒 | オーディオ

やれば必ず音が悪くなる、テクニックのご紹介(笑)




励磁ならではのテクニック、諸先輩方の皆さんなら


音が良くなる、秘伝等をお持ちでしょうから、是非教えて頂ければ幸いです





私のは、音が良くならないかもしれないです

が、


楽しい音、艶やかな音に聞こえるかもしれないマル秘テクニックです

今日のレコードはクラバー父のベートーベン、このレコードを鳴らす場合のセッティング




まずはネットワークで彩り、


これは励磁スピーカーと関係ないですが



小さなコンデンサーを二か所に入れています。

お分かりになりますでしょうか?



8Ωで制作したためかなり大袈裟になってしまった

WEオイルコン使用(一部)空芯・鉄芯両方使ってしまった、訳のわからないネットワーク



このオイルコンだけで制作した、音の深みはあるが

ちょっと弾まないネットワークに




彩りを付けるコンデンサー

特に211アンプを使うときは、2個共にクリップで接続するが



91-Bアンプで、このレコードでは使用しない方が良い、クリップは外した状態




励磁スピーカーの使いこなしの初歩は、コンデンサーの追加?

因みにこれは根拠があるものではありません、




あくまでも私見ですので・・・・・


繰り返しますが、音が良くなるテクニックではありませんのご了承ください





515にはこのような大型のコンデンサーを使いますが



今はセレン電源のテスト中であり、低域の515用のコンデンサーは外してあります





このコンデンサーを付けたり、容量を替えて繋いでみたりすると、音が変わります



良くなるとは言いません、音が変わります





彩りが良くなる場合もあります、

艶やかになる場合もあります。






外野:繋ぐとピーキーに、うるさくなるんだろ!






違います、煩く聞こえる人もいるのです。


私の耳には艶やかに聞こえますが・・・・(人それぞれ)

高域の288FCにも様々なコンデンサーを試してみましたが



高域に繋ぐなら、マイカコンデンサーが良いですね




皆さんから自慢のコンデンサーをお借りして試しましたが、


音が確実によくなるコンデンサーは


誰も譲ってはくれません、




良いマイカコンデンサーは音がスキッとしますよ





本当は大型のマイカがほしいのですが、今は買えないので



小さいシルバーマイカを繋ぎ合せて使用


この288FCのシルバーマイカ芋虫し状態コンデンサーは繋いでいます


これは常時接続してセッティングを行っていますが、なかなか我慢どこの音の良さです

それから、次の必殺技は



4本あるALTEC 515FCの上下2本のユニットの電圧を替え、

磁束密度を変化させ、音圧と音量を調整するマル秘技



上下同じユニットで、同じ帯域の信号を入れて




磁束密度を替えて、音のピント、ホール感、躍動感、優雅さ・・・・


気分でどうにでもなるような気がするが、そんな調整が行える励磁システム





やはり励磁調整の王道は 、電圧可変による磁束密度調整であろう






励磁はマグネットに比べて、透磁率が比較にならないほど高いため


とにかく反応が早い、




立ち上がりが早いだけではない


制動、所謂ブレーキのききも凄いので、無駄な振動を殆どしないだから


音のキレが、抜群に良い





余分に振動板が動かないから、歪まなくて滲まない、だからとても


綺麗な音がする、





それが励磁スピーカー






そんな励磁の特徴を踏まえ、意味無く磁束密度を上げるより、


出来るだけ低い電圧でゆったり鳴らす方がいい




電圧を高くして磁束密度を上げると、切れの良さよりも、音の硬さが気になる



まあ我がシステムではこの締まった硬さを利用して


低域を目一杯緩めて、高域で全体を締める事もやっている




ちょうど、いわゆる緩んだお腹を隠し、ピッチぴちの詰めのスーツを着ることで、
「最近痩せましたね」とお客様に言わせる手段のようなもの

最近の私です(笑)関係ありませんね




でもこれはほんとに有効なやり方だと思いますので是非試してみて下さい



我がシステムでは、低域515を22V、高域288を26Vで凄まじい量感と程よい締まりが演出できます


向かって左側に置いてある励磁電源はセレンの大きい方で、本体は少し細く内部抵抗の高いもので、


今は下の左右のユニットを駆動しています。




このレコードのセッティングは何と禁断の20.5V

このユニットの定格は24~26Vが標準でそれを大幅に下回った禁断の数値

そして右側の電源は一回り小さなセレンだが太さはこちらの方が少し太い

こちらは左右スピーカーの上に付いている515ユニットに電流を供給している




こちらのユニットの電圧は24V


左右全く違う電圧だが音の違和感はない


288FCのタンガーバルブ整流電源の電圧は25Vで少し高め






このクライバーのレコードのテーマは、もう少し量感が出したい


そしてやはりこのての演奏は、大迫力で聴きたい




そんなセッティングである





外野:なんでそんなめんどくさいセッティングするの?




そう聞かれれば

迷い無く









それがオーディオマニアだから!






以上、



繰り返しますが


上記私見は、音を良くする使いこなしではありませんのでよろしくお願い致します。
























リップルフィルター回路カット、リップルって出たらだめなの?

2015年06月22日 08時41分37秒 | オーディオ

カット言っても、リップルフィルター回路を全てパスしたわけではない



最終段のコンデンサーをパスしたもの





結果は、



やったー、音が活きてきたぞ!







音楽の楽しさ、聞いた後の満足度、共に申し分なし






多少ノイズが多いいようにも思えるし、歪んだようにも聞こえる気がするが、


そんなことは気にしない、全く問題無い


音が弾んで、楽器が輝いて、声に彩りがあって、音楽が楽しい~





まさにAC点火を得たアンプのように(笑)

音に活力が生まれた






外野:おまえは励磁スピーカー使うなよ!






ごもっともです


そう思われた方もいらっしゃるでしょうが、ご勘弁下さいね




決して励磁の歪みの無さ、立ち上がりの早さ、音の鮮度の高さを否定しているのではありません。


励磁の良さを自分なりに理解したうえでの、使いこなしと思っています、




寛大な御心でお読み下さい





リップを完璧なまでにカットしたDC純度の高い電源は


なにか要らない、肝心な楽しいところまでを制御されたような音の良さ




我が車にも搭載されているがトラクションコントロールのような制御?


空転具合、滑り具合、限界速度、これを感じて、アクセルとハンドルのコントロール




これが面白い!




流石に今は「安全運転セミナー」を開催する身、そんな馬鹿はしないが


そういった類の面白みを無くす制御にも感じる






リップルフィルターを一部カットして、




最初に思ったのが「あっ自分ちに帰ってきた」といった気分だが



ノイズが増えて嬉しいわけではありませんよ、

実際にはこの電源が発するノイズは殆どありません





パワーアンプも、フォノイコライザーもできる限りAC点火で


ターンテーブルも静かとはとても言えない、アイドラードライブの我がシステム





ハイエンドシステムをご使用の方から見れば無音溝で奏でられる

「様々なノイズ」は多少耳触りかもしれませんが



音楽が鳴りだせば、鮮烈なリアリティー溢れる、励磁サウンドが響きます






この響くも曲者



リップルフィルターも完ぺきに制御されたセレン電源では、なんだかとてもいい音だが、淡白


余分に動かないせいか、まさに波形の乱れが無い、整理された綺麗な音




これも励磁の特徴の一つでろうが






そもそも良くわからないが


「リップル」いわゆる余分なACは出てはダメなのでしょうか?





ACが大好きな(笑)私としては多少は出ても良いように感じるんですが




気合いを入れて制作頂いた、T氏すみません、

T氏の思惑とは違った使い方になります





言訳は、整った綺麗で優雅な大人の音より、


スパイスが利いた、パンチのある音が好きなので、すみません






私も、もう少し大人になったら、(十分おやじだが)


また完ぺきなリップルフィルターに戻して聴きます






今はまだ、この迫力に酔いしれていたいです。













励磁スピーカーを活かすには、電源がカギ

2015年06月21日 09時00分43秒 | オーディオ

励磁スピーカーの音の良さは皆さんご存知の事と思います




その励磁スピーカーをやはり、生かすも殺すも、

やはり電源は重要なパーツ




只、DCを供給すれば良いってもんじゃ無いようで


清流素子の音が、かなり重要なようだとは聞かせれていた






私の励磁スピーカーは、改造品のため


オリジナルがあるわけでは無い




オリジナルがあればそれに準ずれば良いのだが


悲しい、改造品




ALTEC515を改良したもの、

正面から見ればなんの変哲も無い普通の515だが



後ろから見れば、その面影も無い

もちろん磁気回路の変更だけではなく、そのほかの部分も手を加えている





オリジナルで励磁スピーカーとして売り出しても、全く問題無いレベルの改良品である

ALTEC特有の、軽快な音はそのままで




オリジナルの515に、艶と、切れを加味して、

リアリティーが格段に向上した音です




切れが良く、コーン紙が余分な振動をし無いのでわりとサッパリした音でもある






もともと515のダブルウーハーで、ちょっとお下品な、

かなり個性的な音を出していたのだが



励磁になってかなり上品な、良質な低音を奏でるようになってきた


普通の人は、それが良い音であれば問題無いのであろうが




チョットお下品な音が好きな私には、このお上品な音は似合わない





このところは、私の好きなお下品な音を出すために悪戦苦闘


音を悪くするのではない




あくまでも良い音で、お下品な音

相変わらず何を言っているかわからない、お馬鹿なことやっていると、私も思っている




このお下品な音は、とりあえずの小さな電源で

励磁の電圧を変えることである程度調整ができるようになってきた



515FC 4本の調整、288FCとの電圧バランス、なんとなく頭に中で方程式が出来上がった

機は熟した、



そう思っての今回のセレン整流電源の製作であった




結論から言えばセレンは大失敗



音はいい


もしかしたら、いい音を目指す人には最適の整流器かもしれない




とにかく音がいい




高域のALTEC 288Cも励磁に改良し、



288FCとなりその電源は、タンガーバルブを使っている


タンガーバルブを使っての整流も当たり前だが、音がいい




タンガーの音の良さは、なんと言うか


音楽のツボを押さえた、鳴らしどころを心得ているような鳴り方


切れもスカッと

硬さも程よく

音の彩りも素晴らしい


総じて聴いていて楽しく、オーディオ的にも音楽的にも音がいい





対するセレンは、無機質ないい音

褒めどころが無い、ただ良い音




難しいものだ



それに輪をかけて、今回製作したT氏は、

かなり気合を入れて製作してくれた

リップルフィルターも完ぺき

余分な交流もほとんどでない完璧な回路


音の良い整流器を使い、



完璧な回路



音も良い安定した電源





俺にはダメだ

どんどん気持ちが沈んでゆく



ボン!、爆発音と共に始まる音楽

2015年06月17日 09時59分04秒 | オーディオ

水銀蒸気整流管872Aのグローが点火した瞬間


ボン!


そんな音と共にいつもの、ノイズが聞こえ始める


制作者のT氏の名誉の為にも、「シャー」のノイズはこのアンプが発するノイズではない




他の、AC点火のラインアンプ群が発するノイズである




T氏作のDC点火アンプはまっこと静かなアンプである

:まだやってたの?




と聞かれる前に言うが、一生懸命やっています211アンプ



夢の大型送信管WE212で壮大なバッファーアンプを作ろうと計画したが諸般の事情で




だんだんスケールダウンして


せこい、211バッファーアンプとなってしまった



それでも、目指せWE43アンプ


と思って色々やってきましたが





前段に何のアンプを持ってきて、繋いでも、いまいちの結果で


酷い組み合わせではノイズのみ増幅アンプとなってしまい




結局バッファーアンプを諦め




前段をWE120Aレプリカに持たせて



ラインアンプ120Aの出力に、211アンプ専用に出力トランスをパスした出力を増設し




120Aと211アンプ二台で一つのアンプにする考えで何とか落ち着いてきた

211アンプも新たに入力を設置し


最短距離で入力できるように改良を行った







今回の改良で、かなりのレベルの音質になってきた



WE91BーRと比べると音はかなり太い、重低音も出る




音の弾けるようなバーンとした音の張りは、流石に91B-Rにはとても及ばないし


高域の音の魅力的な音も少し薄れるが






これはこれでなかなかのもの


水銀蒸気整流管も、他の整流管では


絶対に味わえないであろう、



ゆとりある、なんとも言えぬ雰囲気を醸し出している

この上の写真は電源投入後1分くらいの状態です

真空管内部が水銀の飽和蒸気でビッチリ水銀が付いている状態



この状態でB電源を入れるわけですが


タイマーリレーを入れていますので自動的にB電源が入ります


このB電源が入った瞬間に、冒頭のボッって音が出るわけです






この瞬間がなんか、スイッチ入った


って感じで好きなんです






そんな水銀蒸気整流管も色々比べてみた、当然真空菅が変われば音も変わる




結局この汚いRCA872Aが一番音が良かった


音が良いと言うか、力がある


音のキレも良いが



切れ?ではない分離が良い?音離れが良い?


音の整いにゆとりがある?





うーん表現が難しいが


とにかく、抜けの良いダイナミックなサウンドです

こいつも見てくれはかなり綺麗で良いが

いまいち弾まなかった





傘の下でほんのり灯る整流管なども試したが

このフラン製はちょっと暗い音






ほんとに残念ながら


この一番汚い872A整流管が残念ながらベストマッチング




見たくれよりも音







度重なる改良を経て、やっとこのアンプも我がシステムに馴染んできた



大型菅特有のゆとりのある音に、切れと張りが加わってとても魅力的なアンプになってきた



ボリュームが上がる上がる







だが、やはりチョット冷静な大音量



もっと熱、


情熱


熱気




何かが物足りない気がする・・・・・・

お財布開運方法セミナーへ参加しました

2015年06月16日 15時05分45秒 | オーディオ

何を、思ったかのか


今年の1月15日にお金持ちになれるセミナーに行きました





セミナーを聞けば必ずお金持ちになるとのことで、勇んで参加してきたセミナーでした


そういう事は素直に信じる私ですので・・・・






まず、

お金を大切にするのには入れ物が大切とのこと



入ったら、なかなか出たくない、居心地の良い財布を持つ事が大切


そして、満月の夜にはその財布を、月に向かって、すりすりすることも大切とのこと






①年収200万がほしければ1万円の財布を使いなさい

1000万円ほしければ5万円の財布を使いなさい

2000万円ほしければ10万円の財布を持ちなさいとのことだった


:なるほど



②窮屈にならないように折りたたみで無い財布のほうが居心地が良い


:ふーん、なるほど




③素材は天然素材が良い、ナイロンや化繊の作られた素材は貯まらない

:ほ~



④購入時期はお正月、旧正月、新年度、自分の誕生日などが良い

:フムフム




⑤そして購入した財布に、札の厚さを覚えさせるために

100万円を入れて、暗くて静かな所へ最低三日間置き

財布にその厚さを覚えこます。


:なるほど~エージングね




そしてお財布を大切に扱うこと





以上を行えば、貴方もきっとお金持ちになれます!


:了解!









そんなセミナーを正月に受けて、




今使っている財布はボロボロの安物



そうか、おれが何時もお金が無いのは、財布がボロかったせいなのか





時期も正月と誕生月の1月、購入にはぴったりの時期




よし、10万円の財布を買って年収2千万円、俺も金持ちの仲間入りを果たそう!







そうきめて、10万円握りしめて地元の百貨店す○○んへ



タイミング良くその百貨店はセールを行っていて、





なんと最大半額セール



やっと気に入った財布を見つけた

イタリア製の、10万ではなく7万円の財布だがなかなか良いもの


しかも半額セール





あの講師の話では、お財布の値段と言っていたので、買値は3万5千円だが

財布の値段は7万円、7万円の財布と言って良いだろう



講師の話では7万円でも、年収が1400万円になるはず

自分でも多少はせこいと思うが、年収2千万円はこの次の機会へお預けだが




半額で買えて、6万5千円浮いてとっても得した気分






7万円の財布、ワクワクドキドキ




これで俺も年数1400万になるはず



そうかお金の重さを教えなきゃ

有り金かきあつめて


「いいかこれが100万円の厚みだぞ」



おぼえろよー、この厚み




毎日、祈るように思え込ませた





1日余分に、四日間も必至に覚えこませた


もう大丈夫だろうこの厚みを




:覚えたか?



財:・・・・・・・・



返事をしたように聞こえたのだが、空耳だったか?






いつもこのくらいは持ち歩きたいとの願望の厚み



これでお金持ちの仲間入り




明日からはきっとバラ色の人生だぞ~





・・・・・



・・







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そう思っていたが・・・・




不治の病金銭欠乏症の再発・・・



いやいや大丈夫・いつか必ず・・・・・・・・・






そう思っていた先日の日曜日



ゴルフが終わって


久々の快勝!



負けたからおごるよと知人のごりで、

打ち上げの飲み会へ



:俺に勝とうなんざ10年早いよ~


:まあ、がんばって腕を磨いてね





・・・・・・


:あれ?

2次会の会計で、あの財布が無くなっているのに気が付き



店の中を散々探しても見つからない




大慌て





何度も、何度も、来た道を行ったり来たり一回、二回、三回



友:ここは俺が払っとくから警察届ければ




すみません・・・・


翌日
警察へ届け、銀行へ連絡し、信販会社へ連絡し、未練がましくもう一度辿って






諦めました




年収2千万も

金持ちの夢も






みなさん、財布は突然無くなるものです




立ち直れないかも・・・・・・帰ってきてくれ~~~~お財布ちゃん

Tオーディオへお支払い、なんか妖しい気配が

2015年06月11日 18時01分01秒 | オーディオ

セレン電源のお支払いに

いつものTオーディオへ


相変わらずクローズの看板、全くやる気なし



電源の制作費は大体予想どうりであったが

ツケがたまっていた、


アームベースや度重なるアンプの修理代等



いつも大変お世話になります





しかし、閉店したはずのTオーディオ





最近、何やら、さらに怪しい店になってきた



なにこれ?



T:いいだろー、このターンテーブルいい音するんだよ、DDだけどトルクが無いのが良いね!



あっそう???





アルミの足だけつけたの?


T:そう、これが良いんだよ、シンプルでカッコいいでしょ





・・・・・




何このアーム、

T:いいだろー、スペシャルチューンだよ、インナーワイヤーも、凄いんだよ




...,.


T:そうそう今度はスペシャルチューンの凄いアーム作ろうと思って





T:凄いだろ、これをEMTの997みたいに優雅に曲げようと思ってね




どうやって?



簡単だよ、フン!

てやれば曲がるよ




・・・・・・・


そうですね、芸術家ですもんねT氏は



それにしても次から次へと、創作意欲バツグンのT氏





技術センス共に抜群だとは思いますが・・・、


もう少しセンスを磨いて頂けると、こちらも助かるんですがね~





T氏のその意欲に負けないように


こちらも頑張ります~~

オイル、グリス、適正に使わなければ真面な音はしない

2015年06月10日 16時59分40秒 | オーディオ

我がなんちゃってWEの、音が妙にいいので困っているのだが



バカな事をしたと実は後悔している事がある


今回のセレン電源に変える前日に、

ちょっと馬鹿な実験をしていたことだ、


マイクロトラック、ターンテーブルのシャフトのオイルを拭き取って、


ガラードクリスを験した



粘りのあるグリスがマイクロトラックターンテーブルの

少し煩い鳴きを抑える事を期待したが


結果


音は濁りや曇りが全くなくなり、すかっと晴れた音だが


少し硬い金属質な音で

ターンテーブルの鳴きは増大した


それでも、これもまたいいかな~~と正直思ったので



そのままにして、

セレン電源に変えたわけだが



どうもこれが失敗の原因だったようだ


2つ以上の音の変化を1日2日で変えてしまうと



もう私の能力では対応しきれなかった




グリスと電源



2つほぼ同時に変えてしまったものを

ひとつ元へ戻してみる



電源を変えるのが簡単だが



それはやっぱりやりたくない

疑わしきグリスを拭き取ることにした


高級なガラードグリスがもったいない



いつものブレーキ洗浄スプレーは使わず、

ただひたすら拭き取った



装填するオイルは、安いオイルではなく


EMT930を使っていたときの名残

EMT純正オイルに変える




その理由はマイクロトラックのシャフトも

中央部分が細くなっているオイル貯めができるタイプのシャフト



その差はEMTほどではないが同じような形状をしている


それならばと、EMTオイルでシャフトを浸すことにした




手持ちのオイルを半分ぐらいを充填して


音出しをしてみる

やはり全然オイルの方が音が良い



重心がぐっと下がって程良い音のふくらみ


ちょっと硬い金属質の音がなくなった


全体的に音は聞きやすくなったのだが




何だか少し騒がしい



シャフトを抜いてみるとオイルがちょっと少ないようだ


溢れ出ないように少しずつ足してみる



ちょっと溢れ出たのを確認し、

これで完璧


あのちょっと騒がしかった音も、

完全に消えた




このタイプのシャフトはオイルが少なくて、

シャフトの凹みのオイル貯まりで、

オイルが止まってしまうと




上の部分がかなり不安定になり

それをプーリで強引に回すため




あのような騒がしい音が出てしまうようだ


同様の理由かもしれないが、

凹みのあるシャフトにはグリースは合わないのが分かった



さすがのガラードクリスも、

当たり前だが万能ではなかったようだ




さあ、これでやっとセレン電源が評価できる







う~~ん


でも、やっぱり音がいい

大型セレン整流電源は音が良い・・・・・・

2015年06月09日 20時10分41秒 | オーディオ

音が良い

音が良いのは、もちろん良いことなのだが




どういったら良いのか、今までも何度も書いてきた事ですが

音が良いといっても、困りものの時がある





思いこせば、ALTEC515Bを励磁に改良して、得たものは多い


艶やかさ、滑らかさ、音の立ち上がり、切れの良さ、音の張り



逆に励磁にして、音的に失ったものは



砂嵐のようなざらつき感、



制動が正しく動作しない為に、余分な歪みによる、ど迫力





ざらつきと、歪み





良い音を求めるオーディオには、あってはならない表現であろう




切が良いのではない、ざらつきの


「ジャーン」



制動の効かない、余分に揺れ続けるコーン紙が出す


「ドッカーン、ずっど~~ん」





懐かしい音だ






自然界に存在する音も、良い音ばかりとは限らない

ギギギぎ~~、ぐわんぐわん、バリッンバリン

嫌な音も自然界には、たくさんある





嫌な音があるから、人は美しい音色が聴きたくなる

美しい音色に、心癒される





美しい音色、楽しい音色、良い音、と


いろんな音があると思う




だが





この


大型セレン整流機で電源供給された、515が奏でる音は


良い音



整った、淀みや、濁りのない、良い音



誰がどう聴いても間違いなく、天下一品の、良い音だ




素晴らしく良い音・・・・・・・







困った







私はあまり良い音には、興味が無いようだ







外野:良い音に興味が無いなら、なんでWEなんか目指すの?言ってる事が矛盾してる!






そう言われるかもしれませんが




WEが好きで、目指しているのは


単に音がいいから、だけじゃないんです





WEの音は「魅力的」なんです





膨大な費用と時間をかけて、優秀な技術者達が創り上げた音は



説得力のある、魅力溢れる音





それが、たとえ原音とは違う真実でない音で




多少演出された音でも構わない




演技や演出でも、


例え騙されても


あの「引き込まれるような魅力的な音」なら俺は騙されても良い






偏見と無知かもしれませんが、それが私にとっての、WE





むろん、音が悪ければ話にならない、


音が良いのは当たり前、その上での魅力







良い音の条件の一つは、歪まない整った音?



WE274Bという整流管をご存知でしょうか、300Bを上手く鳴らす必須アイテムだ




この整流管を使うと音が整う、




当たり前だが整う、


だが、ただ整うのではない

その音の整い方が感動的なのだ




並みの整流管は、
幼稚園児に先生が「はーい、良い子はちゃんと並んでね」

ハ~イ、といった類の整い



よく出来た整流管は、高校の体育部のようにきちんと整う、普通に整然と




WE274Bは、日体大のあの行進のように、ただ整うだけでなく


その整いに「誠の演技力と躍動感」が加わる





だから聴衆に「感動」が与えられるのではないだろうか


オーディオ機器を使って音楽を聴く真の目的それは、





やはり音楽を聴いて「感動を得ること





良い音が出て、聞きながら「感心」するもの良いかもしれないが





聴き終わったとの、感動と充実感



オーディの醍醐味であろう







さて、話は戻って

今の我がシステムはこれがない、





要は良い音なんだが、なぜか感動がない






チャチな電源のときは、晩度ではないが

結構感動が得られた




セレンに変えて数十枚のレコードを聴いたがまだ、なぜか感動する様なことがない



聴いてて、ワクワクどきどきしないから




つまらない





つまらないのに聴くから、余計つまらない。






だが、元には戻せない、


進むしかない







なぜなら、それがオーディオマニアだから・・・・・・・・・・・・

















ALTEC 817励磁システムが奏でるサウンド

2015年06月07日 18時10分14秒 | オーディオ

ようやく出来上がった、セレン電源の完成で一区切り?


WEを思い描き、やっとここまで来たALTEC励磁817システム





288Cを、マグネットを取り出し、励磁の288Field Coilに改良し


それをタンガーバルブ整流で鳴らし




低域は515を4本、同じく励磁に改良し、




今回は低域のユニットはセレンで整流



タンガーバルブでやろうかとも考えたが

以前、知人からセレン電源をお借りして試したところ



かなり良かった

低域に使うのであればタンガーの方が良いのではとの思いもあって


セレン電源となった




4本の515を鳴らすのに、一台でも十分鳴らせるのだが

あえて2台のセレン整流電源を製作した



左右に1台ずつ使うのではない


上下のユニットを別々に駆動するもの





励磁ユニットのメリットを最大限に活かす調整が行える様


セレン電源2台で、上下のユニットそれぞれ別々の電圧で駆動出来るよにしようというもの



この、電圧変動による磁束密度の調整は以前の、取り敢えず電源ユニットで確認済み

同じ電圧も良いが


この2本ずつの調整も、なかり面白い結果が得られる





電圧調整は

一次側のタップの差し替えと、アッテネーターで20Vから26Vくらい迄


わりと細かく調整できるようになっている





二台にすれば、こんな大きなセレンは本来必要無いのだが、



既にかなり前に手に入れていたので

そこは、オーディオマニア、大きいことは良いことだで使っている




WEの大型コンデンサーもかなり以前に手に入れたもの

それらを使い、かなり気に入ったものが出来上がった


メーターがデジタルになってしまったのがちょっと失敗だが、




予算との兼ね合いでしたない



さあいよいよ音出し





うん?


予想以上に音が良い・・・・・


マイクロトラック model17Bターンテーブル、グリスに挑戦

2015年06月05日 16時29分52秒 | オーディオ

現在Monoレコードのメインターンテーブル


正式名称は知らなかったが model17Bと言うターンテーブル




スケールの大きな

このアメリカ~ン、ターンテーブル鳴きはいいのだが


少々鳴きすぎで、鳴き止まない



お寺の鐘の様に鳴り響く


なき止めのゴムを巻いてあるがあまり役に立っていない様だ





まともに鳴くのであれば問題ないのだが、





問題はアイドラーの擦れる音やプーリーの音やらまで増幅する



モーターはS氏により完璧に整備されており全く回転音はしない、




ただ、プーリーをあてると、




ゴー




ガー




これが交互に奏でられる


ゴー、ガーゴーガーそんな音が無音溝では奏でられている



巨大なRCAアームでは、カートリッジが拾えないのか、アームが消すのか分からないが



とにかくそんな音はしない

ベアリングを入れても高域は多少?減衰気味


RCAは低域重視



だが高域の響きのいい
オルトフォンのカートリッジとアームでは盛大に拾う

やはり、交響曲ではかなり気になる




以前はガラードも同じ様なゴロに悩んでいたが



魔法のグリス、ガラード純正グリスにしたところ



ピタッと止まり、素晴らしい艶のある響きを奏でている




がラードのグリスを入れようか?




いや勿体無い



それにこのターンテーブルのシャフトはオイル仕様

シャフトの中央付近はEMTと同じ様に、オイルだまりの為細くなっている

オイルタップリずけで使うのが本来の使い方




でもグリスの方が、鳴きが少ないのではないか?



試しに、粘土の高いグリスで鳴きを止めよう







てな訳でお試しに、普通のグリスを入れてみた


が、


ターンテーブルが下に落ちない~~



ふん!




押してもまたボヨーンと上に上がってきてしまう


これはダメだ




・・・・・


仕方ない、超高級、ガラード純正グリスを使ってみよう

勿体無いから薄~っく


薄~っく



そーっと





こんなもんかな?





あ、やっぱり下がらない




回してもダメ




それじゃあ、


ふん!


ポコポコポコシュー

おっつ空気は抜けて下がったぞ



やったー






さてどんな音であろうか?


えっつ、高域がさらに伸びた~



響きが抑えられるどころか、さらに響きが増してきた



うーんオルトフォンの組み合わせではスピーカーの調整が必要だ


ゴロは静かになった様な、更にうるさくなったような?



かなりタイトに締まった音になってきた様な




まあでもよくなる、響く



RCAアームでは!






どっヒェ~~


これいいかも、高域がかなりクッキリしてきた



なんかあの個性的なRCAアームが



とっても普通な高級アームの様にも聞こえる





もうちょっと聴き込んでみよう








励磁低域ダブルウーハー用、ツイン電源完成?

2015年06月04日 17時06分49秒 | オーディオ

残念ながら、これは完成予想です、





アーティストで芸術家の技術屋さん?




なんのことやら余計分からないが、




ようは、とにかく気分屋のT氏


さぼっていないか、進捗状況を偵察に来てみた、








:どう?出来た?



T氏:おー、完璧だよ、見る?





流石、一流の技術職人、




なんだかんだ言っても、始めれば仕事が早い、

なにこれ?


T氏:ALTECカラーで仕上げたんだいいだろ~、黒も良いかなーと思ったんだけど、塗料が無かった





:あっそ、出来たって?ケースのことなの?




T氏:そうだよ、いちおうパネルの前のココにメーター付けとくから

電源スイッチとメータースイッチも別に付けとくから、計らないときは消して使って






T氏:どう?


どうと言われても、スピーカーがALTECなんだから文句は言えないけど

本人はWEを夢見てるんだから、やっぱり黒い方が・・・





T氏:大丈夫だよ、この方が良いよ





:あっそ、まあ塗っちゃったんだから仕方ない、俺も予め色指定しなかったのが悪い

:どんな風に仕上げるの?





T氏:いや、もう頭の中では出来上がってるんだよ、ここまでくれば簡単、もう出来上がったようなもの

ココにセレン置いて

電源トランスを真ん中に、コンデンサーがその後ろかな、

チョークが並んで、最後にギザギザ取りのコンデサーが入って・・・・・

こんな感じかな

ほら出来た









:・・・・・

なんか左右の重さのバランスが悪そう







T氏:大丈夫、この配置は理にかなっているよ

もう一つも簡単だよ、

セレンがチョット小さいけど、ちゃんと計算して巻いてあるからね

こんな感じで


1号、


2号




ほら出来た

簡単だよね~~






:そうですねカップラーメンより早く出来そうですね~~




:あの~~聞いて良い?
その最後のギザギザ取りのコンデンサーって必要なの






T氏:大事だよ、

僕は技術者だから、一番特性のいい状態で作って渡すから

あなたの好みの音、云々はまた自分でやってね!

好みの音は、わからないから








:そうですよね、どうせ好みの音は全くちがいますもんね




まあいい



なにはともあれ、今週中にはセレン電源が完成する







そう言えば、

まだこの電源の金額を決めていない






俺たしか、エコノミーモードで、本当に暇な時で良いですから

最も安く作って下さい



と、言ったんだっけかなー



違ったっけなー

あれ。どんなふうに頼んだか忘れちゃった、






まあ、ない袖は振れないからなー


なんとかなるだろ



ALTEC 515FC 用セレン電源、今度こそ製作開始?

2015年06月02日 15時05分48秒 | オーディオ

先日製作始めたはずなのに、未だにこんな状態




チョット仕様変更もあったのだが

製作者のT氏の気分が乗らまい、アーティストだから・・・?


いったい何時になったら製作が始まるのやら


なにやら今度は気に入ったメーターが無くて、


なかなか製作が始まらなかったようだ






WEのメーターもう在庫無いの



T氏:
無いよ、電流なら良いのあるけど

電圧測るんだと、なかなか良いのが無いよ

20~26Vだろ、なかなか見やすくてぴったりは無いよ

今回はさあ、WEじゃなくて、液晶でいい?

パイロットランプの代わりにもなるし

これがいいよ





液晶メーター?デジタルの?

あのね!




T氏:
正確だよ、0.単位で測りたいんだろ

ならこれがいいよ、安いし

仕方ないだろ無いんだよ二個も、電圧測れる見やすいのが

それともどっかで気にいたの買ってくれば、付けてやるよ





う~~ん


時間も無いし、金も無い


じゃあいいよメーターは




とうとうアナログシステムにデジタル機器が入ってくるが

まあいいか、メーターくらい、


見え無いところに隠して付けよう






しかしそれにしても、大げさな事になってきた、励磁電源



励磁スピーカーの電源にこれだけの物量投入

ダブルウーハーの4本のスピーカーを駆動するのに


励磁にしかできない、究極の調整方法


上下のユニットを別々の電圧で、2個ずつ異なる磁束密度で調整が行えるよう


結局2台別々の電源を作る事になり




かなり大げさな事になってきてしまった



本来なら高域ユニット288FCと同じようにタンガーで作るべきであろうが


敢えてチョット音の粒子の荒いセレン整流を選んだ




水銀整流、真空管整流、シリコン整流、様々な方法で今までもアンプの整流を行ってきた


オーディオとは不思議な物で、性能や特性の良さが



そのまま音の良さになるとは限らない




今の時代、技術の進歩で特性や性能の良い整流機器は沢山ある


だがむしろ効率の悪い物や、古い方法のほうが、かえって音がいい事も沢山ある




私が行っている励磁スピーカー自体もそうである



時代に淘汰された磁極方式、励磁

だが現在主流のマグネット方式と比べてみても、とても古くて淘汰された方式とは思えない


その音は、マグネットのような歪みザラつきの無い、


透明度の高い洗練された音で、その切れ立ち上がりはマグネットの比では無い





もっとも、私のユニットはもともと励磁で設計された物ではなく


ALTECのユニットを改造した


WEから見下ろせば下品な類似改造品だが


ALTECから見上げれば、スペシャルな改良を施された逸品




まあ下品な改良品だが、音はまとも


電源も今使っている現代の取り敢えず電源ではなく



古来の方式の物を製作したくなるのは、当然のことだと思う

全く古い物で、古来の回路もいいが



今回は、温故知新


回路は、チョット新しい工夫も取り入れている



使ってる部品も一応WEを出来るだけ使って





さあ、今度は流石のT氏も、あれが無い、これが無いと文句のでることはないだろう



完成が待ち遠しい

RCA18インチの超重量級、高感度トーンアーム完成

2015年06月01日 16時06分31秒 | オーディオ

相変わらず、シッブイ!




外見上は何が変わったのか、分からないかもしれないが





操作の上ではかなり軽快になった




重量級のこのRCA、18インチ+αの超ロングアーム



もともと横方向の動きに対しては、見た目の割には敏感であったが


いかんせん縦方向が鈍かった

ピンが一本貫通しているだけの簡易的なもの





それも仕方が無い、もともとは10グラム近く針圧を掛けていたSP専用アーム


軽針圧なバリレラ用(4~6g)に改良した為、上下の動きが気になっていたので



今回も自称プロのS氏にその改良をお願いしたもの

見た目には良くわからないかが、


縦方向の動きにはオルトフォンのように、ボールベアリングが二個左右に配置された


横方向はもともとのベアリングを交換しさらに動きを良くしたもの



これにより今までデジタル針圧計で測ると、

1グラムとは言わないが0.8グラム近く毎回違った数値が出ていた針圧も





0.2グラム程度の誤差になってきた


他のアームではまずあり得ない誤差だが、この手のおおらかな時代のアームでは

この誤差は、かなりの高精度と言えるのではないだろうか



総重量1.8キロのこの馬鹿重いヘビーウエイトアームに、

ついに高感度性能が加わった




これでなんとかオルトフォンから見れば、消えてなくなる様な

気になる高域が



楽しい高域の音に変わるか期待は大きい







ある方の情報では、古いものが何でもいいわけではない


ダメなものは淘汰され、今残っている良いものは高価だが、他に得られぬ魅力を持った機材

だれも見向きもしないものは、ダメなんだよ、



グレイを使いなさい




そうやさしく言ってくれたお方がいますが、



もしかしたら見逃された迷器違った、名器がまだまだあるのでは?





RCA18インチ+αの46センチバリレラ専用アーム





私は過去のマニアたちが見逃した逸品だと思っている


期待を込めてさっそく聞いてみよう


・・・・・・



・・・・・・・





前にも書いたが

やっぱりすっげー、



大きな声じゃ言えないがやっぱりこのアームは名器ですよ

大きな声で言うと値段が上がるから



今回の改良で


高域は多少伸びたような、同じなような・・・・

あてにならない我が耳では、苦労の分良くなったような気が・・・・




まあそれでいい




しかし、このとんでもない重量感を伴ったリアルな演奏は


とても”再生”とは思えないような名演奏である



まるでそこで演奏しているような・・







レコードはいいねー