オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

一か月ぶりに1軍の真空管に変更

2014年01月31日 08時17分11秒 | オーディオ

サウンドスクリーンを外して、遮るものなくAVを見だして


やはりBSの番組とかTVの音楽番組もWE91Bで聴いたほうが


全然いい!



だがやはりTV番組を見るのに、1軍の真空管を使用するのは抵抗がある



1軍の真空管とは79年製のWE300Bと68年製WE274Aの事である



2軍の真空管は97年製のレプリカWE300BとRCA-5z3の組み合わせ




1軍の音の良さは言うまでも無いが


2軍の出力管と整流管は音はいまいちだが何より迫力がある



BSやBDのスクリーンを使うときは差し替えて2軍の球で音を出している



レコード以外で1軍の真空管使用は、やはり抵抗がある




いや、はっきり言うと”勿体ない”



私の財力ではスペアの60年台70年代の本物のWE真空管を持つのは容易ではない



はっきり言うと”もう買えない”


だから1軍の球はレコード鑑賞用、2軍の球はその他音楽鑑賞用にしている




このところ暮れから正月にかけて良い音楽番組が多かったので


結構取りだめしてあり、スクリーンも小さくなり音楽番組を良く見ていたが


真空管がもったいないので、ここ一カ月ばかり2軍の真空管ですーっと聴いていたが



今年に入って初めての1軍の真空管を投入だ・・・



なんか、せこい?




世の中には最高の機器で、TV番組や映画を見ている方もいるんだろうな



1軍の真空管で数曲聴いたが、やはりBSも地デジも全然いい


声が良い、音の張りが良い、トランジェントが良い、だからリズムが良い


聴いてて音楽が楽しい、声が生々しい




あ~、せこい事言わないで全てを1軍で聴きたい





きっと世の中には凄い人がいるんだろうな



この”刻印の300B”で聴く美空ひばりの声は最高だな~
”刻印もの”で無くちゃ・・・


この声は出せないよなー



とか


映画を見ながら、

やっぱカサブランカは最高~

イングリッドバーグマンの、知的で寂しい声や

ハンフリー・ボガート・・、ボギーの哀感を漂わせ渋い声は


本物のWE91AとWE555+15A の組み合わせがサイコーだなー



とか言って、映画を楽しんでる人もいるんだろうなー




くっそー


どうせ俺なんかレプリカ300Bと5Z3で映画を楽しむのがやっとだよ


まあいいや


1軍の真空管に変えたからまた、レコード聴こう

残念ながらTオーディオショップ閉店 だがこれは始まりなのか?

2014年01月28日 17時14分43秒 | オーディオ

誠に残念ながら大変お世話になったTオーディオショップが


突然閉店してしまった



え~


どうして?


理由はいろいろあるようだが社長の体調の事が大きいのかも



体調が理由では仕方ない、今までお疲れさまでした、これからはゆっくり養生して頂きたい


本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございました。


・・・・



ところで

養生の意味って知ってます?
辞書によると「生活に留意して健康の増進を図ること」とあります



健康の増進には社長の好きな事を思いっきりやるのが一番



あれ?、そういえば社長の好きな事ってアンプ製作ですよね




最近は二言目には、老後のアンプ製作のために、その部品取っておくから売らない

とか言っていましたよね


これからはゆっくりアンプ製作を行って楽しんでください




健康増進のためにもぜひ沢山作って下さい、もし置き場所に困ったら


アンプの引き取りては沢山いますからご心配無く






てなわけで、閉店したはずのTオーディオショップだが


今日も入れ替わりに大勢の客?が出入りしていた


T社長:「今日店やっていないんだよ」


来る客、来る客に言っていたが、
そんなことは皆分かっている

客A:社長が一人寂しくしてるんじゃないか、と思って心配で見に来た

とか

客B:営業中は美味しいコーヒー社長にご馳走になったか、今日は買ってきました

とか


客がコーヒー持参で店にやってくる、風変わりな光景になってきた


それもまた、この店らしい

客C:社長の気に入るように調整ができたら取りにくるから、出来上がったら連絡ちょうだい

とか


どうやらお客が閉店を許さない


そんな雰囲気だ




だが社長、いよいよ老後の楽しみのアンプ製作が始まりましたね

第一弾のこのアンプも、ものす凄い


やっぱり大型送信管の音はスケールが違う


今後はもっと大型のを作るんですか?



T社長:ちょっと見る


えっ次作を始めたのですか


二階の社長のラボラトリーを見せて頂いた

すげー


でっけ~



真中の小さいのは何とWE211、これが小さく見える


その両端にそびえ立つのはWE212D


なんという大きさだ、 

WEの灯りが燈され、徐々に目を覚ましつつある212D、その期待は当然大きくなってゆく


この球からどんな音が出るんだろう、期待に胸が弾む



他にも様々な真空管がその準備としてウオーミングアップを始めていた

社長のラボは



出番を待つ待機中の真空管であふれていた

T社長、早く健康になるよう沢山のアンプをどんどん作って聴かせて下さい


楽しみにまっています・・・




しかしこんな大型管がゴロゴロそこらじゅうにある

家に帰って

我がWE300Bを持ったらミニチュア管にみえそうだ









DMP-BDT900 は音が良いんですねー

2014年01月24日 09時05分04秒 | オーディオ

ブルーレイプレーヤーの音の違いなんてそんなに分からなかった


サウンドスクリーンが音に対して悪影響を及ぼすことは


承知して買ったつもりだったが



我が家では予想以上に音には悪影響を及ぼしていたようだった


最初にテストした時はスクリーン直後に並行に置いていたので


それほど違いが無く、「これは使える」


との判断を下したのだが



現在の使用状況ではサウンドスクリーンと並行にスピーカーを

セッティング出来ずにスクリーンに対して斜めに配置していた


両端はスクリーンの吊り下げバーが当たるか当たらないかギリギリの

設置でもスクリーン面までは10センチ程度距離が空いてしまう


内側では20センチ以上空間が空いてしまっていた


仕方なく使っていたがこのセッティングは最悪でした



中域高域共に、ある帯域にピークディップが出現していた


特に女性の声やピアノの音にはかなりの悪影響だったようだ



いつものお気に入りの一青窈の喝采

最初これをシヤープのブルーレープレーヤーのハードディスクに録画されているのを聴いたのですが


ほースクリーンが無いと伸びやかがだねー、程度であったのだが

DMP-BDT900プレーヤーで聴いたら


あらま


今まで何を聴いてきたんだ、世界が違うぞ


と、上記の違いが明らかになってきた


たぶんシャープのブルーレイだけだったらサウンドスクリーンのセッティングの違い等

あまり分からなかったと思う


本当に今更ながらPanasonic DMP-BDT900の音の良さに驚いた



声が全く滲まない透き通ったまま伸びている


スタイルも顔も良いが、声も素敵な声で伸びている


ピアノもついでに同じように伸びていい



スクリーン有と無しでは声の滲みがまるで違うのがわかる


声が氷柱のように滑らかにすーっと伸びていくのが

スクリーン越しだと声にギザギザ付いてきて、のこぎりのようになって滲んでしまう

これは違う


いままでの取り貯めたブルーレイをもう一度見直して見よう


なんちゃってウエスタンで聴くこの映像の音は迫力満点



だが本物のウエスタンエレクトリックのサウンドは


このスクリーン越しにあの音を伝えていたのだろうから流石と言わざるを得ない



当時のスクリーンはこのスクリーンの倍以上の大きさの穴が開いていたらしいが


それにしても凄い事だ




以前、オイルコンデンサーのネットワークを作ったときに感じたのだが

音のレベルを上げるとかの量でスクリーンを通すのではなく


音の力で「圧で」スクリーンを押し通す



だからWE91Bはあの異常とも言える音の張りとトランジェントを持たせていたのかもしれない
本物ウエスタンはそんな感じではなかったのかと思えた時だった



まだまだ先は長い、がんばろう





だが


小さいスクリーンは絵も綺麗で音も抜群なんだが・・・

150インチのあの迫力の映像が懐かしい


サウンドスクリーン遂に撤退!

2014年01月23日 08時42分51秒 | オーディオ

長年にわたり我が家に君臨してきたスチュワート サウンドスクリーン


壊れてしまい遂にその座から降ろされることになった


サウンドスクリーンを下ろす度に ガタン ごとん と音がして最近は

床に部品のブチルゴムがちぎれて飛び散ってきた


もうダメだ、これ以上動かすのをやめよう



そう決意したが


やはりスクリーン無しではいられないのが我がシアター、


で代替え品をオークションで物色して


床から手動で立ち上げ式のスクリーンを落札



よし替りがきた、スチュアートを降ろそう



プロジェクターを降ろして頂いたYM電気関係のF氏に再びお願いし降ろしはじめたのだが



二人で始め事を後悔しながらやっとのおもいで降ろした



でかい、長い

F氏「これ処分するのは大変だよ」




えっ、いや
これは処分しないで結構です


SONY1272同様 廃棄処分ではあまりに「私が」かわいそう



そういえば
あのSONY1272プロジェクターどうなりました?
あのレンズ実はニコン製でかなりの精度で、
レンズだけでも価値があるんですが・・・

と聞きたくなったが、やめた、聞かぬが花であろう
我がSONY1272QJにお悔やみを



これは廃棄処分ではなく下に降ろして頂ければ充分です

これが精一杯の言葉だった





換わりにオークションで8千円で落札した100インチスクリーン

ええ~


なんで8千円のスクリーンで映す絵ががこんなに綺麗なの?



150インチ用の距離でプロジェクターを設置してあるので

最小値まで縮小してやっと枠が納まった



そこまで縮小したせいか、ものすごく絵がきれい


4:3の100インチで実際の16:9の映像は80インチくらいになってしまうのかな


かなり小さい画像だが、これもまた綺麗だから我慢できる




しかも両サイドのALTEC817スピーカーを遮るものなし


この効果は絶大



当たり前か



穴のあいているサウンドスクリーンは当時から音的にも、画的にも


賛否の議論はあったが


当初私は映画の割り切りでサウンドスクリーンを購入したのだが


音楽では、やはりかなり問題がある




サウンドスクリーンをベストに使うならスクリーンと並行にスピーカーを


びたっとくっつけて使うしかない



我が家では、映画用のJBL L-220は正面を向けてスクリーン直後に


スクリーンと平行に配置してセッティングされていた




しかしALTEC817システムは左右が離れているために

正面に向けたセッティングでは中抜けになってしまい

エネルギー感が失われてしまう




そのため内振りにセッティングして使用していた



内振りにセットするとスクリーンとの距離がどうしても開いてしまい



ALTECで音楽番組を見るとその音質に問題があなりあった


この小さいスクリーンなら


問題無い



音楽番組はやはりこのほうが良い




三管式のプロジェクターでスクリーンのサイズ変更など大騒ぎ


何時間単位の調整が必要であったが



今の液晶プロジェクターは素晴らしい


リモコンであっという間


これからは用途に合わせてスクリーンを変えるのも良いかも




っていうか


降ろしたこの重いサンドスクリーンは修理どうしよう


出来るのかな?


粗大ごみにはしたくないんだけど・・・・

最近SPUで聴くことが多くなってきた

2014年01月17日 15時46分33秒 | オーディオ

カッコいい!、


この一年間ほとんどEMT XSD15で聴いていたのだが


最近何だかSPUがやけに良い音に聞こえる


もちろん散々SPUは使ってきたし好きな音ではあったのだが



オーディオを再開しても、気持ちの問題でSPUから離れてしまっていた



私の使っていたSPUはハーマン時代以降のものが多かったのだが



オーディオ休止中の時期、SPUはプラシェルじゃなきゃダメ


とか、最低でもオーディオニックスが輸入したものじゃなければだめ


とか、いろいろ言われて少しSPU熱に嫌気がさしてSPU熱が冷めてしまった


どうせ俺のはハーマン以降の安物さ



まあみんなSPUが好きだから仕方ないけどね



もちろんビンテージのSUPも使ってみたいとは思っているのだが


なかなか良いモノはもう手に入らないだろう




まあ、SPUの暗く落ち着いた音より


EMTの明るい音のほうが元来好きではあったのでEMTを聴いてきたのだが


このところ少しEMT-TSD15が気き疲れてするようになってきた


91Bのコンデンサー交換によりとんでもない音の張りになってきて


解像度の高い針と押し出しの強いWE618B


しかもフォノイコライザーもMLASのJC2

WE91Bの真空管も迫力コンビのレプリカ300BとRCA-5Z3では当たり前か



疲れる、体力が・・・年かな~




そんなわけで


トロい張りの無い低音のハーマンSUPがちょうど良くなってきた


なんてこと言うとspuに申し訳ないか




でも私はこのSPU-AE GOLDが誰に何と言われようと好きだ


トロッとした刺激の無い中高音が最近何とも心地良い



管球式のフォノイコライザーが無いのでLUXのアンプを恥ずかしながら使っている

これも私が高校生の時に買ったアンプだ


当時は斬新なデザインの最新型の真空管アンプだったんだこれが


LX33のほうで何とキットではなく完成品を購入


と言っても中古で、当時発売されたばかりだったが誰かが買ってすぐに


ダメだこれはと言って売りに出たもの


たまたま店にいて、その「ダメだこれは」の言葉をお店で聴きながらも


「じゃあ私が買います」と言って買ったものである


わざわざウルトラリニアUL結合を(三結)に配線をして


以来何度も修理に出したが、三十数年間使いつづけているも可愛いアンプ




このアンプのフォノイコライザーを使って聴いているのだが


これが心地よくてなかなか良い


やっぱりSPUは落ち着いた佇まいの、良い音楽奏でるよな~







 

デジタル全盛期に未だにアナログ

2014年01月16日 09時14分13秒 | オーディオ

アナログオーディオだから仕方ないかもしれないが


針圧計まで天秤ばかりで良いのだろうか


しかも3グラムまでしか測れずに


それ以上は1円玉を使ってこの辺に置けばだいたい何グラムだから


これで3.5グラム位かかっているだろう


なんて、こんな針圧測定をやってきたが、このデジタル時代にこんな事とで良いのか




フォークギターのチューニングもデジタルチューナーによって様変わり、いい加減なチューニングが

素人でもプロ並みに出来るようになった、デジタル機器をなめちゃいけない



てな訳で買ってきました

デジタル針圧計


これでばっちり。1円玉やじろべいのいい加減な針圧ではなく


.00ミリ単位の正確な針圧が測定できる、期待一杯で買ってきた


まずはEMT-XSD15これは天秤ばかりで2.5グラム強、気持ち重めにセットしてあるもの


正確にはいったい何グラムなのか

おお

割と正確であった、すごいなーやじろべい


次はオルトフォンSPUこれは最近夏場は3グラム、冬場は3.5グラム位にしている

あらま完ぺき


えっつ

期待一杯で買ってきたのに


もうデジタル針圧計の用がすんじゃった


確認しただけで後はもう用が無い~


返してこようかな・・

EMT TMD25 音が出るようにはなったが、歪む

2014年01月14日 17時14分40秒 | オーディオ

音の出ないTMD-25を再調整


怪しいアダプターを調べてみるとこのアダプターも


接触不良を起こしているようなのでバラして再度配線



どうせ配線を再度し直すならば、どうせこのアダプターはTMD-25専用


なので配線をショートさせて両チャンネルから音が出るように改良


MONOをステレオスピーカーで聴くのは邪道と言われるかもしれないが


そのほうが迫力があるので、アダプターの中で両チャンネル音が出るように配線


アダプターの同通は完ぺき



認知症のTD150にSME3009S2の組み合わせで音出し




音がでた、が



何とか音が出はじめたのだが、盛大に歪む



原因は分からないので、いつものDENONテストレコードを掛けてみると


位相、テストで正相の声は全く問題なく良い声だが


逆位相になると歪んで小さい音になり声が聞き取れない


あれ?

MONOレコードでも正相逆相の音は同じじゃなかったっけな?


じゃあアダプターを上下入れ替えれば逆になるのかな


逆に入れると

あれ?

なんで?


音が出ない?

まだ何か問題があるのかな~





SPU-AE 俺はいったい幾つのSPUを壊してきたんだろう

2014年01月14日 09時25分59秒 | オーディオ

久々に聴いたオルトフォンSPU-AE GOLD

アームは同じくオルトフォンRF297


何気なく鳴っているカートリッジとアームだが


先日懐かしのカートリッジケースなるものが出てきて



箱を開けたとろSPUの残骸がゴロゴロ出てきた



ここにあるだけで3個のSPUの残骸

全部カンチレバーやスタイラスがない、中には脚が抜かれ無い物も・・

数々のスぺーサーや配線材と共に、まるでカートリッジの墓場のようだ



今日のブログも又々想い出話しで恐縮ながら、


若かりし頃のSPUとの格闘の日々を思い出した



私の場合不幸?、いや幸運にも30数年前にオーディオを始めた時点がSPU-Aであった


高校生時代であったろうか、エンパイヤ4000D2とかシュアなどのカートリッジはとにかく安かった、

2個セットでの激安販売広告もレコパル雑誌にはよくあった


オルトフォンも持っていたが安いカートリッジしか持っていなかったので

少し高価な、ちゃんとしたカートリッジを買おうと色々な店や記事を物色中
偶々ある雑誌で最高のカートリッジ、として紹介されていたのがSPU-A


その当時から既に過去の栄光とか、もう既に時代遅れではあるがの注釈付きではあったが

Gシェルはいい音だが余分な響きがありAシェルはそれが無く、
プロ用に近いしっかりした本物の音でやはりこれが”最高であった”との記事を読んだ


なぜかその古めかしいAシェルのデザインに惚れて、これを使おうと記事と写真だけで判断



そして、とあるショップで念願かなって購入したのだが


当時使っていたテクニクスの安物プレーヤーではSPUを使えないとの事で

そのオーディオショップの片隅で捨てられるように置いてあったプレーヤー


それがトーレンス150ABと古いオルトフォンの212のアーム

が付いた時代遅れのプレーヤーこれが当時5万円位であったろうか


これを購入しSPU-Aとの付き合いが始まり、聴き始めた


音の雄大さ、音の芯の太さ、エネルギー感、SPUの奏でる音

これが私のオーディオの基準になってしまった

しかしこの文句は記事の受け売りで、あの当時広域が伸びていない分中域が厚いだけ?とおもったのも事実


当時アンプはサンスイAU607、ヘッドアンプはパイオニア、スピーカーはJBL4311B、とLE8T、バイトでやっと買った自慢のシステムだったな~


システムにも恵まれ山水のアンプとLBLの組み合わせで、SPU

この音にはまってしまうと、あの当時私の買える値段で他のカートリッジでは比較するべきものは無かった気がする



これまた運が良いのか、そのショップで知り合ったSPUファンの方の家に

何の用事で行ったのかは忘れましたが、お邪魔して聴かせて頂き


たぶんSPU用に新しいトランス、オルトフォンT-30を買って

音が良いから聴きに来いと言われたのかな?


その帰りに、名前も顔も忘れたが結構年上の人でそのT-30を買った方に、新しいトランスを使うから

古いトランス良かったら譲るよ、
SPU専用トランスで音のレンジはT30と比べると狭いけど

良いものだよ、と言われて差し出されたのがこのトランス

小さいトランスですねー、でも今のパイオニアのヘッドアンプより良いかもしれないので

安ければ買いますよ、と言って

じゃあ型番が6600だから6千6百円でどう?

う~ん、まあいいか、分かりました6千6百円で買います

でもまけてくれたのか値切ったのか忘れたが確か六千円しか払わなかった気がする


てな具合でほとんど同時にSPU-AとJS、STA-6600のセットを手にしたのがもう30年以上も前の事

思い出話の余談いなるが、今となっては名器jsだが当時はそんなこと知らずにパイオニアのヘッドアンプと変えてみて、何だか高域が詰まったようなボヤけたような気がしたが、でもこれがSPU本来の音なんだろうから、と自分に言い聞かせて使った気がする。
あのT-30の方の家でもそうだったが、あの頃のいい音の基準の一つにワイドレンジは確実にあった、レンジが広いものは新しくて良いもので、レンジの狭い物は古い!、そういう時代だった・・




まあ、そんな訳でSPUと共に以来様々なアームを試し、と言ってもオーディオテクニカやSME、オルトフォンのアームが中心であったが

さらなる音を求めて、SPUのスペーサーベースを様々な素材で作り変えたりした、色々な改良?

を行ってSPUの音を追及し、自分なりにどこまで良い音がするのか追い求めた日々が何年も続いた


黒炭等の素材のスぺーサー、配線の素材は最新の6Nとか7Nと様々な素材も試した、



SPUは裸にして外せるものはすべて外して、SMEのシリーズVで聴いてた事もあった

その音はほんとに素晴らしかったのを記憶しているが


シェルから取り出し、アンダーカバーを外し、指かけも取り外して、更なる音を追求し

しかし、無理なチューニングで次第に追い込めば追い込むほど、
SPUの寿命を縮めて、結果、針を壊し残骸の山を造りあげた


そして、追及し辿り着いた音の結論は、



これはSPUの音ではないのではないか?


との疑問




そして最新のアームではなく、やっぱりSPUはそのまま使うのが一番良いのかも、の方向で


オルトフォンRF297と出会った

このRF-297も結局は散々改良?して見た目は良いが

結構きている


アームの中の配線はお約束通りで何度配線を変えた事か忘れたほどやったし

シールドをどちらから落とすのがいい、ケーブルを含めて色々やった気がする


そんな時ウェスタンの618Bなるトランスから取り出した単線が手に入った


当時超高級品のウエスタンの618Bを何とバラして取り出したとされる単線


眉唾ものではあったが、出どこは信頼のできる店だったので購入したものだ

被服に産毛のような毛が生えているように見え、綿菓子のような綿状になった物を一握り買った


これは、世界が変わった


6Nや7Nなどの線は高域が伸びたとかレンジが広がったとかそう言った類の音の変化だったが


WE618Bの単線は全く表現力が違った、SPUの持っているエネルギー感、音の太さ、音色

その魅力の全てをそのまま増加させる傾向にあった、この音にはハマった!



WE単線の定着以来アームの配線いじり、カートリッジの衣を剥がし裸での使用などは全くしていない

もちろん指かけもアンダーカバーも着いている

する必要も全く感じなくなった


そのくらいインパクトがあったアームの内部配線だ、恐るべきはWE単線の威力



沢山のSPUを壊して、アームも壊してやっとたどり着いた


そんな思い出いっぱいのSPU-AとRF297



久々にそんな想い出に浸り乍ら音を出してみた


いやーオーディオやっていて良かった~


長年連れ添ったトーレンスが認知症なってしまった

2014年01月10日 08時38分50秒 | オーディオ

EMTのMONO用にこのターンテーブルを使おうと


久々にスイッチを入れたところ



あらら~


逆回り!


なんで?、一旦止めて再度電源ON、またもや逆回転


今度は手動でターンテーブルを回してから電源を入れると


やっと廻り出した、


おいおい、廻る方向を忘れてしまったのかよTD150


ご老体に鞭打って最近は電源を117Vのトランスに変えて


回転も安定して


昔みたいに元気に廻っていたじゃないか


30年以上連れ添ったトーレンスTD150ABのこんな姿を見ると


機械的にどうのこうのじゃなくて


連れ合いがぼけてきたようで悲しい



ある日突然「あんた誰」、「あたしの家はどれ?」


なんて言い出したようで何か悲しい


正しい方向に導くように手で回してやらないと平気で反対回りに廻る


悲しいターンテーブルになってしまった




我が街にもレコード屋さんがあるのですが・・

2014年01月08日 19時02分35秒 | オーディオ

ジャズのレコードを中心にリーズナブルな価格で

提供してくれています


ときどき凄い掘り出し物もあります



つい先日までは


よくあるマニアックなオーナーのオーディオショップが兼ねている

マニアックなマニアの集う

マニアックなレコードショップだったんです



そう言えば先日店に伺ったときは、何かの取材陣が来ていて


社長より頭一つ背の高い


マニアの集うオーディオショップには絶対に来るはずの無い、ミスマッチな美女がいて、びっくり


なんで、長身の美形美女がこんなに似合わぬところへ何の取材に来たのか、
意味がわからなかったこともあった


まさかあの最先端のファッション雑誌から抜け出してきたレポーターの彼女に、ケニードーハムや、コルトレーンを熱く語ったんだろうか?
それともALTECやJBL、もしかしたらクリプッシュなんかを、ジェスチャーなんかを交えて笑顔で熱く語ってはいないだろうか、
余計な心配をしてしまいましたが、大丈夫ですよね、彼女になに語っても、

宇宙人の会話くらいにしか受けてませんでしたよ、
まあ社長もはじめて出くわした人種でしょうから仕方ないか・・



そのマニアックなはずの店に久々に行ってみたが

驚きの変貌を遂げていた


お洒落で品の良いcafeバー兼レコードショップになってたのだ


今日はクリプッシュコーナーホーンが


爽やかなJAZZを奏でていた



社長曰く
「夢だったんだよ、JAZZ喫茶が」



良かったですねー、夢が叶って


JAZZ喫茶でレーコド販売


そのほうが良いですね

これからは社長じゃなくてcafe Cresendのマスターで良いのかな


マスター

この店ならあの背が高い”美女”もお似合いの素敵な店ですよ


名盤、名演奏にはMONO盤LIVE盤が多い

2014年01月07日 08時29分55秒 | オーディオ

名録音、優秀録音だとSTREO録音が多とは思うが


名演奏、名曲名盤だとMONO盤やLIVE盤がなぜか多いですね


これはクラシックも、ジャズも同じですよね

CDで現在の、レコード時代以降の名曲名演奏、名盤は沢山あるのだろうが

残念だがCDやSACDプレーヤーを私は持っていないので聞けません


そういう意味で私は純粋な音楽ファンではないと思います



まあそれは置いておいて

MONO盤は単に古いのではなく、


熱のこもった演奏が多いいように感じる


中には演奏者が命を削るような鬼気迫る緊張感の演奏

喜びを表し本当に楽しそうな演奏

悲愴感に包まれどんどん暗くなって、
演奏後亡くなってしまうんじゃないと思えるそんな演奏

チョット大袈裟だが演奏者の情景、表情が表されているのはMONO盤に多いいようなきがする


テイク1、テイク2、テイク3・・良く出来たものを使おう何てのじゃない、

一発真剣勝負の緊張感が

MONO盤やLIVE盤にはあるような気がして好きだ



そんなMONOレコードを聴くなら当然MONOカートリッジで聴かなければなりません


MONO盤をSTEREOカートリッジで聴いて


何か変だ、とか、何かおかしいとか


音が薄い、とか


当たり前な、バカなこと言わないように



反省

やっぱりMONOカートリッジは必要!

音の出ないTMDをもう一度チェック

まずスタイラスは付いているし大丈夫なようだ


カンチレバーも指で動かして見ると実にスムーズ


これも問題ない


抵抗値は、直流を流すのは怖いので


Ωで測りたいが、主要なテスターはすべてクイックシルバーアンプが壊したので
手元には簡易テスターしかない


後日にしよう、
10年間の放置は予想以上にダメージが大きかったようだ


時間をかけてもう一度チェックしてみよう




でも簡易再生としてSTEREOカートリッジで


出力をモノにすれば結構イケた気がするのだが


どうだろう


これも試してみよう




そうだ忘れてた壊れていたんだ EMT-TMD25

2014年01月06日 18時27分44秒 | オーディオ

WE22さん

ご指摘のとおりでした


忘れていました同じEMTでも以前はTMD25で聴いていたんです



1年前に、10年間放置していたカートリッジ


で音が出るようになったのはSUP-Aが2本


あとはSPU-GTと後からEMT-TSD15の音が出るようにんったのですが



未だに音が出ないのがこのTMD25とデッカⅤです


デッカは片チャンネルは出るのですがもう一方が歪んでしまう状態です



TMD25なんですが、レコード盤の上に針を降ろしても


シェルから溝をトレースする音が聞こえないんですが


なんでなんでしょう


SPUやTSD15はアンプの電源を入れなくても


カートリッジからなんとなく音が出るのですが


TMD25からは無音状態です


外見は何でもないし、


以前もいらないレコードの内周をしばらく回していんですが


結局音が出ないままでした



修理に出せば治るのでしょうか?



言われてみれば当たり前ですよねモノのレコードを

ステレオカートリッジで聴いて

音が云々

我ながら恥ずかしいブログでした・・・

何か気になる何かが違う

2014年01月05日 16時53分43秒 | オーディオ

レコードを聴きだしてからかなりの枚数を聴いたが


まだ昔は良く聞いていたのに


何だか怖くて聴けないレコードがある


それは自分の中で一番良く鳴っていたときの音を


自分の思い出と共に美化してしまい、あの時の音が一番


なんて勝手に思っているのかもしれない、




そんな思いのつまったレコードに手を出してみた

古いレコードの所謂オリジナル版等

まずは思い出たっぷりのこのレコード


このレコードは当時(15年くらい前)知人のショップから


○○ちゃん、凄いレコードが見つかったんだよ、ちょっとよってよ

と興奮気味に電話があり

当時は週に2、3度はそのショップに通っていたので

わざわざ電話くれなくてもとは思ったが


それほど凄い物なのかと思って行ってみると、このウエストミンスタ―のレコード


何が凄いのと聞くと

O氏:未開封なんだよこのレコード

との返答、かなり眉唾ものだが、悩んだ挙句、彼の言葉を信じてみた

高額ではあったがやむを得ない、O氏は卸値で殆ど儲けは無いよと言うし、仕方ないこれも信じよう

約60数年ぶりに開封されるジャケットに、そこにいた定連の方々から拍手が沸いた

バカにされれるのか、新手の集団詐欺に騙されているのか分からないが
照れながらも封ををあけると確かに


中のいかにも古いU字型のインナービニールはどこにも切った跡が無い


もしかしたら”本物の新品”?

少し興奮しながら封を切りレコードを取り出してみると


びみょ~


いわゆる現在の新品とは輝きが違う


なんか怪しい、見るからにシブい



だが音を出してみて驚いた


最初はバチバチ言うのでやっぱり偽物だろうなー


と思いながらも、音が鳴りだした瞬間


誰もがその圧倒的な音のエネルギーに息をのんだ


奴らの顔をみると、しまった俺が買えばよかった

と書いてあるようだ、へへ・・ざま~


数分で最初の曲が終わらない間に針を上げ


わるいね~、続きはゆっくり聴きますので



しまいこんでしまい、得意そうに引き揚げてきた

そんな思い出の一枚



またまた前置きが長くなったが



そんな思い出のレコードを10年ぶりに聴いてみたのだが


何かが違う


自分の中で、今迄鳴っていたこの音と


あの思い出のレコードの、あのエネルギー感のある、あの演奏


二つが重なり合ってものすごい演奏が聴けると思ったのだが


何かが違う


厚みが足りない、音が薄い


音楽に一体感が無い



何だろう?

もう一度プレーヤー、アームのセッティングから見直してみよう


新年早々とんでもない事をしてしまった

2014年01月05日 10時31分29秒 | ゴルフ

まさか新年の初コンペで・・・


今年はゴルフも頑張ろうと思ったのに


今年はクラチャンに一番近い男と言われていたのに
県アマにも出て・・
知事杯も余裕で通過して・・
最高のゴルフで一年頑張ろうと思ったのに・・・


全く、気持ちの空回り


焦れば焦るほど


取り戻そうとすればするほど


どつぼにはまって


人生初のこの結末


とほほ・・

一年は早いものです

2014年01月01日 20時05分19秒 | オーディオ

一年前にこのトーレンスTD150ABの写真一枚でスタートした


只「レコードで音楽をもう一度聴こう」と始めたこのブログ、
開設から1年となりますが


ご覧になって頂いた方々、1年間お付き合い頂き感謝申し上げます。




何事も飽きっぽく、日記や何かを続けられた事も無い、そんな私が


昨年の今ごろ、気が付けば五十△才になり焦り始め今年は何をしよう


ゴルフを一生懸命やって念願の県アマへ出ようか、いやまずはクラチャン・・



いやいや、やっぱり本業の仕事に打ち込んで、もっと頑張ろう



うーん、でもやっぱり趣味も大切だ、まだまだ楽しもう

そういえば昔情熱を持って集めた数あるレコード

まだ聞いていないレコードが沢山ある、もしこのまま一生聴かなかったらどうしよう



これからは少しずつ、毎日1枚でもレコードを聴こうかな、と思い




10数年封印していたオーディオ機器を接続し

長い眠りについていた真空管に火を入れてオーディオを再開

点された灯りとともに

初めて他人に向けて何か共感出来ればと、再開と同時にこのブログを始めたのですが


まさか1年間も続くとは思ってもみませんでした、




自分で読み返してみると、

過去と現在を行ったり来たりで、支離滅裂な意味不明のブログですよね



今の気持ちは、この何の参考にもならないブログを読んで頂きありがとうございます




まさか私の書いたブログが多くの方に読まれるとは思ってもいませんでした

しかもyahooの検索画面で上位に来るとは、よもや思ってもみませんでした


私自身以前はYhoo検索で「WE」の製品を検索して、参考になる記事が沢山検索できたのですが


勿論今も参考になる記事は多いのだが



問題は「WE91B」で検索すると


上からなんと4段までが「なんちゃってウエスタン」のいい加減なブログ記事

一時期は6段まで連続であったらしい


邪魔だと知人に言われた事もありました



「WE120A」や「WE618B」、他の「WE」でも同じような現象が


申し訳ないです、適当な意味不明の記事で皆様の検索を邪魔して






それに、まさかまさかの「JBL4343」までが上位にランク


いままで4343の記事は一度しか書いた事が無く


それも内容は20年前の思い出話ついでに、友人に感謝の気持ちを書いたのだが

当時の私の友人たちは読んでいないらしいが、なぜか他の多くの方々に

読まれているらしい



私なりに考えてみると、20年前にやったあの4343の鳴らし方は

JBL4343オーナー全員の夢だったんではないかと思う


4343オーナは皆あれがやりたかったのであろう

それが他人のアンプや、部屋まで借りてどんな馬鹿げたやり方でも、
出来たことが良かった
94年6月撮影


そんな仲間や過去の産物にも恵まれ、オーディオを続けられたのだが




仕事や環境の変化と共にオーディオとも離れていってしまい


オーディオ機器はじゃまになり現金になるものは売られ


売れないものは箱に入れて倉庫にしまってしまった・・

・・


なたまた何を言いたいのか分からなくなってきたが




1年前にオーディを再開して良かった


また、オーディオを辞めようと思った時、オーディオ機器を全部売らなくて良かった


現金になるものは既に売ってしまっていて

売らなかった?売れなかった


残り物で1年前に再開したオーディオだが、その残り物に恵まれていた


これからもまた、楽しみながら、オーディオと音楽をやってみます。



つまらないブログですが、


おおらかな気持ちでこれからもよろしくお願いします。