オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

「最高に音が良いスピーカーの定義」と闘います

2020年06月26日 13時44分00秒 | オーディオ


長年オーディオやってきて、

様々なスピーカを聞いかせて頂いて

薄々わかっていた事なんですが


「最高に音が良い定義」、わかっていても書きたくなくて、書きませんでした

背を向けていた訳ではなく、


なんとなく認めたく無かったのかなア〜
 
 



①スピーカーユニットの数は少なければ少ない程音が滲まない

②振動板は小さければ小さい程、音が歪まず綺麗

③能率が高ければ高い程、素直で音の鮮度が高い

④音圧が強ければ強い程、音が響く

⑤磁気回路は強く速く正確なもの程、音の透明度が高い

 
 


 説明いたしますね

①ユニットは少ない方がいい

簡単に言えばスピーカーを二本使ったステレオスピーカーより
 
シングルスピーカーのモノの方が、音の鮮度が全然高いです

スピーカーはいわば音波発信機です



発信する音源が2つあると乱れが生じて滲み、
 
波形の歪みが生じます

シングルスピーカーのサウンドは音のにじみが少なく、

純度が高い綺麗な音がするのです
 



またステレオスピーカーだと図の様に、聞き手にもズレが生じてしまいます


だからスピーカーは一本で、
振動板も一個が一番波形の綺麗な音を聴けるのです



時々同じスピーカーを、幾つも連ねて使っている方を見かけますが
 
失礼ながらあれは最悪ですね

 
同じ波形の音波が、別々の複数の所から発生すれば

乱れが多く生じるだけです



数を連ねるのは、音圧を高める為でしょうが
 
ユニットの数を連ねれば連ねるほど音は滲んで、
ズレが生じて音は悪くなります



また当然ながらユニットが多ければ多いほど
 
それを分配するネットワークやデバイダー等の信号音を汚す機器も増えます

増幅回路も振動伝達回路も発信源も数が少ない程純度は高まります

 


②空気を振動させる振動板
 
これは当たり前ですが物理的に小さい程ゆがまず正確な振動が出来て
 
綺麗な音が出せます
 
 
振動板が大きいと重くなり歪みや、不足な動きや、逆に過度で無駄な動きが増え
 
正確な音の伝達が出来なくなります。
 

小さい振動板で、多くの空気を動かすのが理想だと思います



それを叶えるのは小さな振動板のコンプレッション・ドライバーで

口径の大きなホーンスピーカーを鳴らすのが最適だと思います
 
 



③高能率、
女性の色白は七難隠すとの言葉がありますが、

まさに高能率能率は音の七難を隠し補正・化粧が少なくてすみますので
 

音の鮮度が桁違いに良いです


質量を増やした振動板、反応の鈍い振動板は固有の音色を放ち
 
それを補正するのに厚化粧となり、

どんどん鮮度・純度が落ちてしまいますね
 
 


④音圧、とは音の力
 


では無く、圧力のある音は説得力があります

演奏は吹くも、叩くも、弾くも圧が奏でると思っています


「量」を増やしても「圧は増えません」




人で例えれば、絶望や苦難や窮地を乗り越えた人ほど強靭な真の力、
 
実力のある人になると思います
 


平々凡々と何の苦労もなく、自らの思い通り我儘に生きて来た人ほど、

実際はには何の役に立たない、人を説得する実力と言う力を持たない者が多いですね
 


私はこんな人を、バスレフウーハーの様な人と呼びます


わからない、なにそれ?と聞かれたので
 
 
のびのびとストレスの無い幸せな日々を送る、

あなたの様な幸せな方の事ですよ〜と、心の中で言ってやった事があります^_^
 



人も音も同じで、押さえつけられて虐げられて、

それに耐え忍び、長い暗い道を突き進んで、やがて


解き放たれた音は、

輝いています



⑤速さは、例えですみません、車の話で恐縮ですが

重い車体をとんでもない大パワーで動かするより、

軽量化して適度なパワーの車の方が私は好きです


とんでもないパワーを制御するには人力では賄い切れずに、
コンピュータ制御となるのですが、


其処には走る楽しさ・歓びはありません、
制御された、安全で退屈な走行があるだけです


刺激を求めてコンピューター制御を切れば

素人では扱えるはずもない重量と大パワーを抱えたバランスの悪さと

現実の恐怖と闘いながらの楽しくない運転となります

くるんと回って、コツンとすれば即、数百マンの恐怖


でもね軽量化した車は素直なんです、若い頃カートで楽しんだ私には

とても楽しく走る喜びが湧いてきます


軽量化と適度なパワーは、多少過剰パワーでも大丈夫、扱い易さ素直と言う素晴らしさがあり感動が味わえます。




あっスピーカーでは、励磁の磁気回路の事です

速く正確に無駄無く動く、軽量ミッドシップカーの様なものです


・・・、




どうでしょうか、なんとなくわかりますか?

スピーカーは一つで

振動板は小さく

能率は高く

コンプレッションドライバーを使ったホーンスピーカー


これらの事を叶えたスピーカーの一つが


悔しいが数年前に真空管オーディオフェアで

関西の因業親父が奏でていた13Aサウンドに辿り着く


その因業親父も翌年、欲を出してツイーターやウーハーを足して音欲を満たしたが

純度は無くなり、魅力は完全に薄れた


因業親父は因業を通せば良いものを
世間に馴染もうと欲を出せば
人間も音も魅力が失せる
まあ、あの人は失せないか^_^


最近悔しいが、音がいいな〜、惚れるな〜、楽しいな〜と喜びを与えてくれるスピーカーは

言いたくないが


書くのも腹が立つが

我がシステムが負けたわけじゃ無いけど




WE 555WとWEホーンスピーカーの奏でるモノスピーカーのサウンド

鮮度・説得力・魅力、悔しいがこれに勝るものはない様に思えてきた



勿論シラフでは書けないブログ


悔しいから残りも飲んじゃおう


よし、明日は我がWE乱心愚システムで最高のサウンドを奏でよう!

負けないz〜

ハイスピードサウンドを追い求めてNO2

2020年06月22日 09時16分00秒 | オーディオ

前回のハイスピードを求めて、の投稿で大切な事を幾つか書くのを忘れていました 

今迄何度も同じ様なこと書いてすみませんが、お浚いと書き忘れを追記します

ハイスピード再生の、リアルでクリアーなサウンドは

「感性に響く音の世界」そんな思いが叶うと思って挑戦しています

 

 

前回拘ったのは

「励磁」

ハイスピードを物理的に可能にするにはパーマネントではなく

フィールドコイルを使った「励磁」の磁気回路が最適だと思っています

 

便利で手軽ですが、「マグネット磁気回路」では鈍い、遅い、正確に動かず、正確に止まらず

結果余分な音が出て「音が濁り遅く聴こえ」ます

 

 

マグネットスピーカーの利点は、

「作り手のコストと使う側の利便性のみ」だと思いますが

多くのメーカーが、コストと利便性を追求したため

励磁型は姿を消してしまいました

 

 

 「高能率」

f0や歪率を稼ぐ為に、重い振動板を使った物はハイスピードとは無縁だと思います

 

確実に空気を制御する軽い振動板、とその振動板の動きを妨げない優れたエッジとダンパーを装着したもの

大パワーアンプの使用を前提とした「重い質量の振動板」

と動かないエッジ、鈍いダンパーの組み合わせは

 

音質は歪まず余韻があっていいのかもしれませんが、

 

私の思い描くハイスピードとは無縁です・・・・、

 

 

「タイムアライメント」

至近距離で視聴する場合は、音源の距離の違いは致命的な音の遅れを感じます

時間軸のズレが生じれば、エコー現象となり

 

「結果、音が遅く聞こえてします」

物理的に音源位置を合わせるのが一番簡単で効果的です

 

「信号の乱れ」

コイルやトランスを使って音を整える事も重要

単線を使って滲ます整った信号を送る

 

と、ここまでは前回書きましたが

 

 

 

ハイスピードのを求めると

ポイントは「遅く聞こえる音のズレを無くす」ことが大切だと思います

 

音のズレは「③のタイムアライメント」だけではありません

 

異質振動板による「音色のズレ」を合わせる

 

コンプレッションとノンコンプレッションの

空気伝達方式の違いによる「音圧のズレ」を合わせる

この二つも合わせる必要が有ると思います

 

音圧がズレたスピーカーは速さを感じないです

 

簡単に言えば

 

よく見かけるスピーカースタイルですが、

 

まるまる見えるコーン型ウーハーと

コンプレッション・ドライバーの組み合わせのシステム

⭐︎写真とブログ内容は全くまっく関係ありません

 

 

このスピーカーの事ではありませんが

私は、”このての”組み合わせでまともな音は殆ど聞いたことがないです

 

また多くの人を敵に回した一言だと思いますが、ごめんなさい

紙のウーハーと金属振動板の

音色・音圧のズレをそのまま奏でると

スピード感を無くすと思います

 

 

コンプレッション・ドライバーとコーン型ウーハーの組み合わせのスピーカーは

言わば「妥協の産物」だと思います

 

かつてのWEの失敗、フレッチャーシステムの

タイムアライメントのズレの事は何度も書きましたが

 

低域、高域そのユニットは最高の音色を奏でたようですが

高域のWE 594Aが名機と言われながらも

 

何故その後殆どWEで使われることがなかったのか

その理由は簡単、

「高音質594Aに音が合う、低域が作れなかった」からですよね

 

 高音質を求めると、歪まない正確な空気振動を可能にする、

金属振動板が最適な様です

 

 

時のフレッチャーシステムでも使われたジュラルミン振動板が

 

最高の低音音質だったようですが

当時の最高技術を持ってしても、ホーンロードが必要だった

低域は長いホーンロードが必要、だがロードを長くすれば、するほど

タイムアライメントが合わない

 

 

実際ながーいストレートホーンも随分開発されたようですが

どれも実用的では無かった様です

 

低音の需要は大きかったと思いますが

コストの為か、実用性の為か、ステージというスペースの問題か

簡易的な低音質なコーン紙のウーハーが一般的となり

高音質を誇るWE 594Aとは全く音色が合わず、合う

低域ユニットが無く、システムとしては使われなくなり

 

孤高のユニットとなって行ったと聞いています

 

そこでポイントは

 

 

 音色を揃える

594Aとまでではいかなくても、高域コンプレッションドライバーの

「綺麗な音色と」

低域コーン紙の「鈍い紙の音色」

この音色を合わせることが必要だと思います

 

 

これは私の勝手な持論ですが

紙と金属振動版の異質振動板が揺らした空気のその

「音彩の違い」は有ると私は思います

でもね

 

 空気を直接振動させる振動板も大切ですが、

音は直接音と反射で聞こえるものだとおもっています

 

 

⭐︎ルームチューニングも必要だと思いますがこれはまたの機会に

最後に反射した音も、私は大切だと思います

 

 

勝手な持論を語りますが

私が使っているTAー7396baffleもそうですが

私は昔から、良い音だなーと感じたスピーカーの多くは

 

何故か正面からウーハーの振動板が見えませんでした

 

振動板が見えない為かその構造が余計に知りたくて

 

色々と調べて聴いてみました

ハーツフィールド、ヴァイタヴォックス

 

ラ・スカラ、ラウザー

 

パラゴンもかな〜

勿論、単に能率や音量を稼ぐ為に、

ロードを掛けたりしたのだとは思いますが・・・、

 

 

 

様々なユニットを聞いて、わかってきたのは硬い木の板で反射したものは

たとえ「鈍い紙の音源」であっても、

最終反射が良質の木の板であれば

その「木の音彩」が聞こえるという事です

 

 

木の音がする、結果として「ニブイ紙の独特の雑味」が消え

ある程度純度の高い低音になり

高域とのバランスが合うと言ったほうがいいと思いますが

 

それが一番よく分かったのが、私が使っているTA 7396baffleのディフェーザーを使った時でした

コーン型ウーハーの前に四角い箱を、菱形状に配置して

 ホーン状のbaffleとディフェーザーの間で反射を繰り返す事で

 

見事に音の濁りを取り除きます

 

 雑味・紙臭さが殆ど無くなりクリアーな低音になります

 まあ金属振動板とまではいきませんし

 

 高域のドライバーと「音色を同じになる」、とまではいきませんが

紙固有の雑味甘さが消えて

音色・音圧のバランスは取れると思います。

 

 

もう一つ大切なのは、

音圧を揃える

先ほど言ったコンプレッションドライバーとウーハーの組み合わせでロクな音がしないものが多いのは

 

この「音圧が揃っていない事」も大きな原因だと考えています

 

いくらタイムアライメントを合わせても、

この音の圧、勢いが違えば

システムとしてはバランスが悪くなり、音が遅く聴こえます

 

 

高域がコンプレッションを掛けて

音を加速して飛ばしてくるので有れば

 

低域にもコンプレッションは重要だと思います。

 

私はこの関係を、野球でバッターがライナーの鋭い打球とボテボテのゴロを同時に打った様に感じます

 

そんな音なら補給は無理ですよね

 

でもそんな音の違いだと思いますよ

ウーハーとコンプレッションドライバーの組み合わせは

是非音圧を合わせる工夫をしてください、

 

簡単に出来る音圧合わせはALTEC A7、A5等で使われている

低域コンプレッションが簡単です

 

 

実はこの方式は、かなりの名機で使われている方式です

先ほど言った「バランスの良い名器は」殆どこの方式を使っていました

 

何度も同じ事を書きますが、

 

音をハイスピードで聴くには「遅く聞こえない工夫」が必要で

 エコーが掛かったり、濁らない工夫が必要だと思います

 

 

 無駄な振動を排除

濁らない為には飲酒レーターや「マグネットフローティング」も大切だと思います

だがこのフローティングは時に腰砕になったりして

 

かえって遅く感じる事もあります

 

ガッチリとリジッドに取り付けたほうが良いものもあるので、これは実際色々やってみるしか無いと思います

我が家のアンプや電源は全て、超強力なネオジュウムマグネット

やワイヤーを使った貧乏インシュレーターを使って浮かしています

 

マグネットフロートの場合は91Bもそうですが

 

支点を一点加えていますので完全フロートでは有りません

 

この支点を加えたほうが音に落ち着きがありました

このほか間接音の処理等

濁りや滲みを排除してハイスピードサウンド再生

やる事はまだまだ沢山有りそうですね〜

 

でも誤解しないでくださいね、

 

ハイスピード再生だから

 

ホールトーンもライヴサウンドも完璧に奏でられるのだと思います

 

ハイスピード再生は心を揺らすと思っています

 


よくも悪くも我がサウンドは色が濃いです

2020年06月20日 11時55分08秒 | オーディオ



この後の画像は三つYouTube動画です、画像を押すとYouTubeにリンクします

WE乱心愚サウンド、枯葉

WE 91Bアンプと励磁スピーカー

youtube#video

 

 すいません今回はちょっと手抜きの投稿です


私は自分で思うに

素直でこだわりも少なく、やること成すこと行動が薄く浅く

存在感も薄く、無害な男だと思いますが




まあ、他人からはそう言われ・・・・・・ませんが




私と違い、我がWE乱心愚システムが奏でる音は、何というか

色濃い個性的な音なんです



だから明るい音色の音楽も、暗い音色の音楽も、

渋い音色も、皆同じ音色に塗り潰して鳴らしちゃいます




本来なら、純なオーナーの私の人間性を反映し


無色透明な装置で、再生ソフトに入っている音色を素直に奏でるはずなのですが・・・、



何故か私の意に反し「WE乱心愚システム」はどのレコードにも

その色濃い音色の粉を振りかけて、更に添えて奏でます


WE乱心愚、アリア

WEアンプ、ランシングユニットを使った励磁システムです

youtube#video

 

 だから、基本的にはJAZZも

クラシックも

アリアもミサ曲でさえも





残念ながらみんなおんなじ音色で良くなります





強烈で個性的なWE乱心愚の音色ですが

何処かの16Aよりずっと素直で綺麗な音色なんですが



まあ、そんな音でも私は好きなんです(笑)





でもね、でもね、

好き嫌いがあって、それが魅力になるんだと思います




クラシックの指揮者だって誰が好き、誰はイマイチとか聞きますが

一人一人に個性があり、個性的な演奏は特徴的であり


魅力ですよね




もちろん演奏するミュージシャンにもその個性は大いにあると思います

WE91Bで励磁スピーカー

励磁スピーカーとWEアンプの組み合わせですきくキョンファちゃん

youtube#video

 

 

そうなんです、個性は魅力なんですよ


魅力的は、個性が強い事だと思いませんか?







 言い訳にしか聞こえねぇぞ〜


と言われたあなた




決してそんな事はない、決していいわけではありません

 



ビミョ〜に違いませんか?


なんかJAZZらしく、クラシックらしく、ボーカルらしく聴こえませんか?




濃い音色は同じですが、そこはオーディオマニア


実はJAZZの時と


優雅なクラシックの時と


ボーカルを聴くときはセッティングを大幅に変えています



極秘事項だけど、今日は飲み始めが早かったので結構来てます

特別に教えちゃいましょう!






JAZZの力強い音を強調するときは、ツイーターバッフル(まるい板)をつけてます



弦楽の時はツイーターを2db落としています・・・



ボーカルでは100KH迄高域が伸びるツイーターを付けてます?

凄いでしょう〜




上の三つの動画はそれぞれ、その音の違いが明確に出ているのです


分かりますか?




このブログを読まれるハイエンドな強者の方々は


勿論その違いが分かりますよね!






















まあ気分の違い程度・・・

俺には、わかんね〜^_^


あれ?見直したらバッフルは付いたままだ、

外し忘れて撮ったかな〜



WE91B、勝手に聴き比べ対決 WEラボ VS WEインク

2020年06月19日 07時47分00秒 | オーディオ



ある意味、マニアにとって夢の対決ですね

オリジナルを手にして、レプリカ同士のバカな聴き比べしてるな〜


と言った貴方は、このブログ読まないでくださいね!


オリジナルが最強!、

その説に私も依存はありません、でもね、でもね、なかなか買えません〜


オリジナル91Bの相場はここ数年では天文学的な金額になってしまいました、その理由はよく分かります


他のアンプでは聴けない音の魅力が溢れる音響演出機器だと思います


オリジナル91Bが使われたのは500人規模の比較的小さなホールで、推奨システムはM5システム


555+25Aストレートホーンを使い、低域はディフェーザーの無いショートフロントホーンの組み合わせで

ミラフォニックサウンドシステムと言われていました、
ユニットのタイムアライメントを合わせた鏡の様に音を映し出すツーウエイシステムだった様です

そう、これは大切な事ですが、

91BやWEのアンプを鳴らすのに、まず絶対条件と言っていいと思いますが


奏でるスピーカーは「励磁型スピーカーシステム」でなければダメです


マグネット磁気回路や、能率の低いスピーカーではWEアンプの真価は絶対に発揮出来ないと思います


91Bをマグネット型スピーカーで鳴らしても、いい音だと思った事が殆どありません


励磁で110db以上のスピーカーシステムを使って聴いて下さい


高能率スピーカーを使えば、918ワットは大出力アンプとなります


励磁スピーカーは大音量でもユニットが余分に動かないので

なかなか歪みません、大音量でも音がクリアーなのです


91Bを高能率な励磁を使い大音量で鳴らした時の魅力は、一言で言えば、力があり音が生きていて


音楽の「躍動感」が素晴らしいです、ワクワク、ドキドキ、リアルで艶かしいサウンドが聴けます


WE劇場用の音響機器は、演技力補佐装置といえばいいのか、

男優さん女優さんの演技を、音で補佐して生声を演じて生より感動が伝わりやすくなる音響演出装置だと思っています


何度も経験した事ですが、WEの装置を使うと、生よりリアルで声が良くなり、素晴らしく感情が伝わることがあるのです

そんなバカな、生より音がいいなんて有り得ない、と言われる方は

有名な動画では何でも鑑定団で石坂浩二さんが朗読をしたものが有ります、あれでもその良さがわかると思います探してみて下さい

それから言うまでもありませんがWEはアンプメーカーでもスピーカーメーカーでも有りません、


WEサウンドを、機器を貸出しで提供した音響機器メーカーです


単品販売していませんでしたから、システムの一部の製品だけを取り出して、あーだーこーだの議論も良いですが、せめてアンプ・スピーカー・ワイヤリングぐらいはWEで揃えての話をしつほしいと私は思います、

勿論音を演ずるWEサウンド機器は一つ一つ聴いても説得力が有り表現力豊かな色濃いサウンドです


私が聴いた中で最もエネルギッシュな躍動感で表現力豊かなアンプが91Bだと思います

ついでにも一つ勝手な意見ですが、確かに音が良いのは86ですが、比べるちょっと荒々しいですが躍動感は91が上だと思います、ごめんなさい


WE91Bのレプリカ、素人の思い込みで恐縮ですがレプリカの定義を再度書かせて頂きます


①、「交流点火」、私が聴いた中で、その色濃い表現を奏でていた91Bは全て300BはAC、交流点火していました

無論オリジナルもACです、直流点火の91Bは静けさは有りますが、あの力と躍動感はありませんでした


②、WEオリジナル回路」に準じたもの、アンプ製作に詳しい方は、あそこがどうだ、ここはどうだとなんだかんだ言って回路を変えてしまいます

が、私が聴いた中ではオリジナルを純粋に、部品配置や向きワイヤリングまでも真似したものが音が良かったです

310は二段増幅、NFBはきちんとかける、これは私のアンプでも試しましたが、どちらを外しても音が飛んでこない、躍動感がなくなり普通の音の良い300bアンプになってしまいます


③、「真空管はWE、これは当たり前ですね、整流管274Bは欠かせません、それとトランス入力、私は618Bで受けていますが、ラボ製はオリジナルに準じ285Eでした、静けさと力強さを両立するには入力トランスは不可欠だと思います


私が聴いてきた91Bで、勿論音が良かったのは、オリジナル91Bでした、300Aのマグネシュウムゲッターを使っていました

これは別格として(私では絶対手に入らないので)

拘れば、オリジナルに近いWEサウンド奏でる91Bの製作はまだまだ可能だと思います


さていよいよ本題です

今回、我が91Bと聴き比べるは、某ラボ製の 91B、勝手に正式名称使うと怒られるので、その店主が所有する迎賓館も伺わせて頂き、氏の理想のWEサウンドを聴かせて頂き、氏の考えるWEサウンド理論も伺いました


まず、当然ながら私の勝手な91定義は、勿論全て叶えています、これはいわば当たり前ですね、中を見るとワイヤリングは古い依線を使っているようです、

それとカソード抵抗はオリジナルに準じたものを使っていますが、勿論WE製では無いです、チャイナかな?

ワイヤリングやハンダはプロの仕事、見事な物です、

それと以前某雑誌の写真にもありましたが外部チョークコイルが使われています、


社長曰く、これが本来の使われ方ですよ、との事知らなかった〜、後で真似しちゃおっと

いよいよ音ですが・・・、


詳しく書くのは、やっぱりやめておきます


参考迄に、

低音が好きな人はラボ


澄んだボーカルが好きな人はインク


程度でここでは勘弁してください、

見事に両店主のWEの捉え方の違いが音に出ています


同じような音質で、同じような鳴り方をしますが、

奏でる音楽は全く別物、こりゃ〜楽しいー


どうせ我がシステムは「WE乱心愚」

2020年06月17日 00時58分00秒 | オーディオ
 

リアルなWEに感動し
 
手持ちのALTECなどを改良し、オリジナルWEとはまた少し違った
 
ハイスピードで感性に響く魅力的なサウンドを奏でようとした

我が、なんちゃてWEシステム
 
 
改めてそのスピーカーシステムを紹介させて下さい

まず低域に使っているユニットは、
 
かの有名なJ・Bランシングの作ですが
 
 
と言ってもJBL社のはるか前、ALTEC -Lansingのさらに前の、
ランシングマニファクチャリング社時代の作品です
 


1936年、WEが全盛期で殆どの映画館の音響機器はWEが独占していた時代に、
 
MGM社の要請でシャラー氏らとランシングらが完成させたのが
 
 
 
シャラーホーンスピーカーシステム
 
 
そのスピーカーが何とその年の映画音響アカデミー賞を取り
 
天下のWEに勝ったと言う記念すべき傑作スピーカーシステムなんです
 


国家的な予算と多くの優秀な人材で作り上げた、言わばNHKの総力を挙げて作った芸術映像を、民放の小さな会社が打ち負かし、
 
映像大賞の賞まで取ってしまった様な偉業を果たしたスピーカーシステム
 
 
 
そのシャラーホーンシステムのユニットの製作を担当したのが、
 
天才ランシング
当時WEの修理等も行っていて、彼の才能とWEのノウハウも多少拝借して作ったユニットが
 
励磁でコーン型FIXエッジ、ベークライト蝶ダンパー採用の低域ウーハー15xsなのです
 
 
そして高域用に作られたのがコンプレッションドライバーが284なんです
 
 
15xsウーハをを更に改良したものが、アイコニックシステム等でも使われた
 
Lansing 415 ウーハーで、この後励磁からアルニコマグネットに変わり
 
ALTEC 515シリーズとなっていきました
 

同様に284が284E、285、287と進化して、

アルニコVを装着して288シリーズとなって行ったのです



 
私の所用歴ではALTEC 515C→励磁改良515→lansing415の順です
 
音はALTECより少し重く、歪み感の無いクリアーな低音です
 
 
 
このLanshing415を我がシステムでは、シリーズ接続でダブルで使っています
 
 
その Lansing415を装着するバッフルシステムは、下図の右側、本来のシャラーホーンを使うべきなのでしょうが
 


量感や広がりは良いのですが、
 
 
私には少しスピード感が無くゆったりと聴こえてしまい
正直あまりいい出会いがありませんでしたので採用しませんでした
 

結局選んだのは上図の左側の方式で、
 


当時、MGMのシャラーホーンに絶対王者WEが負けて
 
怒りに燃えたWEが王座奪還の為に世に送り出したのが、かの有名な
 
 
 
ミラフォニックスサウンドシステム
 
 
低域はそれまでの12、13インチをやめ、シャラーホーンより更に大型の
 
18インチウーハーTA 4181を採用して
 
 
高域もタイムアライメントのズレが生じる
 
ロールホーンをやめて24、25等のストレートホーンを採用し
 


その名の通り実際の音を鏡の様に映し出すサウンドシステムが完成しました
 
 
 
この18インチ4181ウーハーが装着されたのがTA7396baffleシステム
我がシステムはこのTA -7396baffle(上記は7396の一部で正式名称は異なりますが、通称です)を15インチ仕様にスケールダウンして作り直したものなんです
 
 
WEを打ち負かす為に作られ、オスカーを受賞したシャラーホーンのユニットlansing415を
 
 
その王座奪還の為にWEが作り出した、ミラフォニックシステムのTA 7396baffleに装着している
 
 
 
まさにオーディオロマン溢れる夢の組み合わせだと思いませんか
 
 
 
まあ、カッコイイランボルギーニのボディーにフェラーリのエンジンを乗せたようなものなんです
 
どちらのファンにもあれは邪道!と言われる様なコラボですが(笑)
 


更に中域も邪道で、
 
そのシャラーホーンに使われた、励磁284が最高と言いたいですが、
 
当時の資料を読むと当時のランシングが作りたかったのはちょっと違うと思います
円形スリットのフェージングプラグを使いたかったが、特許の関係でラジアルスリットを使い
 
エッジもロールでは無くタンジェンシャルを使いたかったが、
 
同じく特許で使えずロールエッジを採用していた
 
私の妄想ですが、当時ランシングが理想としていたが特許の壁でどうしても作れなかったドライバーを私が勝手に想像するとlansing 287-Tとなります
(注、288物語を参考にして下さい)
 
 
 
金属製円形フェージングプラグ、タンジェンシャルエッジ、金属製ボイスコイルリング、
 
もちろん励磁
 
そんな妄想で作り上げたのが、我が288FCなんです
 
使用順序はALTEC -288C→励磁改良288FC→ 更に振動板をリングを金属製に変えて
 
ランシングの理想であろうLansing 287-Tとしたものです
(注、TはタンジェンシャルのTです)
 
288Cを励磁にしただけで砂嵐のようなサウンドだったと感じました
 
288Cを滑らかに、艶やかに、クリアーにしたようなサウンドですが、
 
555のような力や強さ、下品さは残念ながらありません
 
 
 
 
その、ランシングの理想であろう287-T(相当)コンプレッションドライバーを
 
 
またもやそのライバルWEが、人の声の拡声に拘りWE 555Wを使って、人の声をリアルにをテーマに、
 
技術者と音楽家などと試行錯誤を繰り返して作り上げられた迷ホーンであり、
 
 
WE最後のロールスロートホーンがWE22Aなんです
 
 
 
そのWE 22Aホーンに、口径も全く違うlansing 287-T(相当)を装着したのが我が中域ホーンなんです
 
 
本来のロールを口径の大きなドライバーに装着したので、スロートが短くなりロールでは無く、
 
 
 
折り曲げホーンとなりました
 
当時のWE22A等のロールホーンは、ウーハーとのタイムアライメントを揃える事はしていませんでした


WEでもタイムアライメントの表示はストレートホーンを使った

ミラフォニックサウンドシステムになってからされています、
 
 


鏡の様にピントの合ったサウンドを奏でるには、タイムアライメントのズレは致命傷です


 
スロート長の短くなった我がホーンでは、ロールホーンでありながらもこれを合わせています


ウーハーバッフルの前に22Aホーンを設置して

 
タイムアライメントをビタリと合わせて設置しています
 


ロールホーンでもタイムアライメントが揃うとピントが合ったシャープなサウンドを奏でます


 
高域には泣く子も黙る、

高域の出ないWE 597Aツイーター(勿論レプリカです)を装着していますが
 


当然ながら、これも物理的に中域・低域とのタイムアライメントを合わせて設置しています
 
 
見た目はバラバラですが、視聴位置からは全ての振動板が同じ距離に配置しています
 



それからこれも当時のWEでは行われてはいませんでしたが、

多くの名機で採用されている低域コンプレッションも取り入れて
前後に適度に圧をかけて中高域との音圧バランスを揃えています
 
 
ウーハーはコーナー設置で背圧は上と左右は塞がれていて

下方向からしか前に音は出ません 


だから低域の音が散乱せず、まとまりの良いサウンドを奏でるシステムに仕上がって来ました





如何でしょう?
 
 
低域、中域も当時あり得ない
 
LansingとWEのライバル同士の良いとこどりのユニットを使い、

私の妄想も加味した夢のコラボシステム^_^
 
 
 
勿論全てのユニットは理想の励磁ユニットです
 
当時はモノラル用に作られたものですが、強引にステレオで設置しています
 
 

 
ある意味理想を叶えた我がシステム、
 
「なんちゃってWE」ではカッコ悪いので名前を付けようと思案していました
 
 
 
 
当時では有り得ない、夢の組み合わせのWEとLansingのライバルコラボ
 
いろいろ屁理屈を付けて考えたが、似合わず 

 
シンプルにWE-Lansing」システムと名付けようと思いましたが
 
 
 
 
とあるWEでは有名な教授に
 
 
「WE乱心愚」と命名されてしまいました
 
 
 
 
 
う〜ん、ビミョ〜〜
 
 
 

今度はホーンデッドニングに目覚めました

2020年06月11日 23時47分00秒 | オーディオ




不覚にもWE16Aの凄味のある音に魅力を感じてしまい


欲を出して我が家でも奏でようと、無謀にも我がWE 22Aを裸にひん剥いて




を!、すげ〜


jazzを聴きながら、この音力は半端じゃない!


などと一瞬喜んだが



ボーカルを聴くと、ひどい


滲む、ギラつく、きつく尖る


うるせ〜




サウンドAXISの様々な角度や、



左右の入れ替えなど行い力強い声を求めて


試行錯誤を繰り返し、挙句、自分の音を見失いそうになったが




やっとめざめました



結論、



WE 22Aはお品よく、上質でリアルな声を歌いあげる


あのドスの効いた下品な迫力は出せない

元のフェルトを貼り、滲みを取り



和紙デッドニングシートを遊びで貼ってみたら



あら?声が変わった



えっ聴き間違い、かと思って剥がすと


明らかに違う



へ〜




じゃあ、此処は?



あら声が膨らむ




此処は?声が薄くなる





ほー



こりゃ面白い、貼る場所でボーカルの音像が変わる



これは、あの100khまで伸びたツイーターをつけた時のような声の変化



流石、人の声に徹底的に拘ったと言われる、WE22Aホーン



そうだ我がスピーカーは、PAスピーカー


SRスピーカーでは無い



音声拡張スピーカー、



声に拘り使い始めた、迷器WE 22A



もう一度、基本の声に拘ってデッドニング



サロンパスのように貼っては、はがしまた貼ってみる


これを繰り返して、

なんだかポイントが見えてきました〜^_^


ハイスピードなサウンドを追い求めて

2020年06月06日 12時37分02秒 | オーディオ

ハイスピードなサウンドを目指しているのですが・・・

 

楽しみながらいろいろやっている我がオーディオ

装置に求めるのは、個性的な音色と、音の張り切れクリアーさが奏でるリアルな音像

 

音色は別として、活力のあるリアルな音像を叶えるのに必要なオーディオ機器

特にスピーカーに求められるものを分かり易く言葉にすると

 

「ハイスピード・サウンド」


電気信号を空気振動に変えるスピーカー


その際にオーディオ最大のロスが生じるが、

そのロスを最小に信号を最大限に伝える事が出来るのが


高能率で反応が早く、大きく動くがブレーキがかかり無駄にはコイルが動かない

 field coilを使った励磁型スピーカーのハイスピードサウンドだと思います



「ハイスピードサウンドを奏でる」ことが出来るスピーカーこそが


音が生きていて、輝きがあり、聴く人の感性に届き


「音楽を聴く感動」が得られると

今は、思っています!

 

 

一方で、オーディオ機器にハイスピードを求めても

意味がないという方もいらっしゃいます


その理由は「いくら初速が早くても、ある程度離れれば速度は一定」となる

 

そんな難しいい理論を、分かり易く教えてくれる

「わかりやすい高校物理の部屋」で調べてみると

 

 

「音波は加速できない」


媒質を伝わる音波の速さ(音速)は、媒質の種類によって決まっていて、

スピードUPすることができません。

たとえばドミノ倒しにおいて1番目のドミノを勢い良く弾いても、

その勢いはせいぜい5、6番目のドミノまでしか伝わらず、

その後は一定のスピードになります。


空気分子においても1番目の分子を勢い良く揺らしてもその後の波のスピードは速くはなりません。

音速というものは分子たちの都合によって決まり、初速とは無関係です。

 


とあります

速度を速めるには温度と空気の密度を変えるしかないとされています

なるほど~、それはわかりました

 

モニタースピーカーのようにスピーカーに接近して聴くなら

早い音の装置の速度は分かるが

 

一般的な装置からある程度離れた位置で視聴する場合は、


ハイスピード装置はあまり意味を無さないかもしれませんが・・・・・・・、


この理論を十分踏まえた上で、ハイスピード再生に拘っています

 

今から何十年前になるのだろう、

はじめてこの「ハイスピードな音」に出会い「すごいと実感」したのは

 

WSIだったと思うが、

ちいさなTVに、小さなWEのホーンで聴かせえてもらった映画の音を聴いて驚いた

 

:おっ、すげ~、ドキドキ・ワクワクする

 

店主:この音、ドキッとするだろ?

:はい

 

店主:そうなんだよ、感動というか、おっと感じるか、心に響くには「速さ」が必要なんだよ

店主:音が遅いと、何の感動も伝わらないんだよね~。

 


数十年前のそんな一言がWEやハイスピードサウンドへの始まりだった

 

リアルで感動的なWEの秘密を探ると、

そこにはハイスピードの理論が詰まっていました

 

優秀な技術者が国家的な予算使い最高の技術や

音楽家や技師を交え試行錯誤繰り返しの努力も見えてきた

また、音を使った心理面の研究も本格的に行われていたようである

演出装置としての表現力豊かなWEスピーカーシステム


様々なWEの研究資料を見渡すと、私にも真似できるいくつかの要素

見えてきたのでそれを実践してきました

 

 

まずは「励磁」

ろくな永久磁石が無かった古い時代だからの「励磁」ではありません、

 

確かにその後、強力な永久磁石が開発され、

作り手のコスト使う側の手軽さだけの理由で

 

一気に普及し、マグネット駆動が主流となったが

 

動き出す「速さ」

止まる「速さ」

無駄に動かない「正確さ」

驚異的な透磁率高い素材を使い情報量の多さと正確な動きを実現できる

電磁石による「励磁コイル」

 

失礼だが、励磁の奏でる音質から比べたら

 

マグネットのスピーカーは

音的に何のメリットもない、「単なる普及品」に過ぎません


ザラつき、歪みが気になり、大音量ではさらのそれが強調され大きくなり、音も尖って煩いだけ

音質に拘るなら、動作・透磁率桁違いの性能の

「励磁」はハイスピードには欠かせない要素だと思います

 

 

次に「能率」

当時のWEオリジナルは115dbを実現していたと言われていますが

私のは原型はA5の105db、

 

それからダブルウーハー、励磁改良、大型ホーン、コーナー設置で5dbぐらいは稼いでいると思う

測ったこともないが、希望的体感上は110dbぐらいだと思っている

 

物理の法則で

ハイスピードを求めると「自動車でも飛行機」でも、

動くものはみな最後は「軽量化」がポイント

 

動く物が物理的に軽いことは

当然ながらハイスピードに繋がると思う

この基準の一つが、高能率に出てると思っている

 

 

まあ軽ければ軽いほど良い、と言いたいが実際は、

「確実に空気が制御出来て」という言葉が付く

 

これが無ければ意味がない、

たまに目で見てものすごく動いているが

「肝心の空気が動いていない」製品も見受けられる。

 

シャカ・シャカ、とん・とん、ギン・ギン・・・・

  

今は高出力アンプのせいかどうかは分からないが

特性を良くる見せるためなのか

歪の少ない質量の重い振動板を使いF0や低歪率を稼いでいる

そんな90db以下の製品も多く見受けられます

 

低能率のほうが歪も少なく音の質は良いのかもしれませんが

音の良いと言われている低能率、低インピーダンスのスピーカーは


ハイスピ―ドとは無縁と思っています

 

人によっては

スピーカーの能率が低くても大パワーアンプが今はあるから問題ない!

今のパワーアンプは、大出力・極小歪率・ハイスピード、

広ダイナミックレンジ、これは当たり前ですよ

 と、言われる方もいらっしゃると思いますが


  

すみません、わたしはそんなアンプ聴いたことが無いので、すみません

増幅素子が増えれば増える程音は遅くなります


  

「タイムアライメント」

「早い」を語るには「遅い」も考えなくては、叶えられないですよね

 

「遅い音」とはどんな音かと考えてみます、

ホール感もそうかもしれませんが

代表的なのは「エコーが掛かった音」ではないでしょうか

 

かつてWEで音質は最高なのに「エコー」が掛かって使い物にならなかった

有名なスピーカがありますよね

 

フレッチャーシステム、そのエコー現象の原因は、最高の音質のジュラルミン振動板の低域と

孤高の名機WE594Aを使った高域のタイムアライメントのずれでした 

音源の位置を物理的に合わせる事は

「遅く聞こえない重要なことだと思っています

 

我がシステムは見た目アンバランスですが、ウーハーの前にホーンを置き

ウーハー、ドライバー、ツイーターこの三つの振動板の位置を物理的に合わせています


 

位置と位相を双方を物理的に合わせています

振動板位置が同じなので、中域と低域の位相は、L1マイナスのいわゆる逆位相に繋いでおり

視聴位置からは、すべての振動板が同一信号で視聴方向に動くようにセットしてあります

(逆位相に繋いで、同位相で動かしています)

 

 

 

「信号を揃える」

このへんは専門家からかなり文句が来そうだが

素人の感覚としての意見と受け止めてください

 

早く聞こえるには、先ほども言ったように音源を揃える必要がありますが

 


私は信号レベルでも揃えたほうが良いと思っています

回路で揃えることは私にはできないので

 

私の感覚で音を揃えるのに「コイル(トランス)」が適していると思っています。

 

余分なコイルは信号の通る部品が増えて「遅くなる」と言われる方もいらっしゃいますが、

 

 

私はコイルを入れて遅く聞こえたことはありません、

 

パワーアンプWE91Bは310二段増幅の後300Bで増幅しNFBもたっぷりかかっています

310を一つにしてNFBを外せばハイスピードアンプとも言えますが

それは「無意味に早くて音が良い」だけのアンプになってしまうので、

「無理!」

 

 

音力・音彩の濃い信号にして、各機器の入口出口にコイル

そして電源にも沢山のインダクタンスコイルを使って信号を通しています

素人考えですが、音を整えタイミングを合わせているつもりです

 

 

 

「単線」

これも素人感覚で申し訳ないが、特にスピーカーケーブルで感じたことなのですが

様々なスピーカーケーブルを使ってみて、音の良いケーブルにも沢山出会いましたが

 

音が合う・整う、ずれが無い、一気に出る、何と言ったらいいのだろうか、

実際にはハイスピードではなのかもしれませんが

ハイスピードに感じるワイヤーは「単線」でした

 

しかもあまり太くないやつ、これは長さにもよると思いますが

 

 

そんな適当な理論で、すべてのスピーカーケーブルは細めのWE単線を使っています

ついでに、ワイヤリングも、電源コードもWE単線です、これは単細胞のなせる業(笑)

 

 

だいたい以上が私のハイスピードのための理論、実践です

 

 

実際に早く正確に動作させ、

遅さを感じることを排除しました

 

 

そんな理論は如何でしょうか?