オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

全て暗礁に乗り上げたフローティングボード

2014年07月30日 14時27分30秒 | オーディオ

せっかく作った完全フローティングボードだが


全てのボードが暗礁に乗り上げている


暗礁とは一か所だけ挿みものをして上下をの動きを止めている


ネットワークのマグネットフロートボードは


ドイツ製の超高級フロートボードだが


これもやっぱり座礁してしまった



ネットワークは最後までフロートしていたのだが


やはり座礁したほうがトランジェントが良い



完全フロートすると弾みが弱くなる、不思議なものだ



完全フロートボードはやはり問題があるのか?






世間で音の良いと言われているインシュレーターは、完全フロートはしていない


素人目には中途半端に思えるが、


ピンポイントであったり


大きな曲がりのバネであったり、


どこかに支点を残しているものが多い




その中途半端な理由がなぜだか分からなかったが、自分でマグネットフロートボードを


作ってみてその理由が分かった


完全フロートだと

確かに静かにはなるが、音の芯が無くなってしまう


アンプでもプレーヤーでもタンガーバルブ電源でさえも芯が無くなってしまう。



素人考えで完全に浮かせば、有害な振動はシャットアウト出来るので最善と思っていたが


それは間違いであったようである


音は振動が重要、有害振動と必要な振動


カンチレバーからコイルを振動させて発電し、それを振動板を使って空気を振動させて音を聴いているわけだが


その振動を有効に使わなくてはいけないのかもしれない



だからメーカー製の音の良い?インシュレーターはどこかに支点を残しているのかもしれない


振動は厄介なもので



当たり前だが見た目では有効な振動と有害な振動は区別は出来ない、




限りなく僅かな支点を一か所残して


後はフローティングでシャットアウトするのがが良いのか




それともEMTのプレーのように、適度に硬いゴムを全体に張り巡らすのが良いのか




ばねのような中途半端なフロートが良いのか


有害振動と必要な振動との凌ぎ合いは


オーディオを続ける限り果てしなく続く問題なのであろう



我がシステムは現時点では視聴の結果


フローティングボードを使って


一点だけ座礁させて支点を作ると音が落ち着く




ガラードのプレーヤーも前の真ん中に一か所だけ支点を作って


タオックでその個所でプレーヤーを支えている、両端は単なるおもりで接触はしていない


こんな小細工も、また楽しめるのがレコードオーディの愉しみ?かな?・・


またまた昔話で恐縮だが、昔は「要」な機器ばかりだった

2014年07月29日 08時39分29秒 | オーディオ

このところやっとWE212ショックから立ち直りつつある



何とかレコードを楽しく?聴き始めている




昨日のブログの続きで申し訳ないですが、



現時点の我がシステムには、中心となる「要」となる機器が無い事が再確認された



が、



よく考えると以前は確実にあったのだ



オーディオを一生懸命やっていたあの頃の「核」となるものは




やはり、彩り機器チェロのパレット


カートリッジでもプリアンプでも無くパワーアンプでも無くスピーカーでもない



パラメトリックイコライザー、オーディオパレットが必要不可欠なオーディオ機器!




は?グライコがメイン機器?




首をかしげる方もいらっしゃるだろうが、確実にあの時




システムの中心にいたのはパレットだった



もちろん思い入れも沢山あった機器だが、





「レコードを自分なりの音で鳴らす」がテーマだったあの頃



まさに音色を変えられる、彩りを付け加えることが出来るパレット


を中心にシステムが構成されていた




入力は



響きの良いガラード+RF297+SPU+レビンソンJC2



安定度があり繊細なEMT930ST+ベンデッタりサーチSCP2



軽針圧アームSME-S3を装着し、デッカカートリッジでデッカレコード専用トーレンス124




いずれかの入力を、オーディオパレットでの色付けを経て





パレットの威力を存分に発揮できる、チェロパフォーマンスを使って





フルレンジスピーカーとしては最大振動板面積と、軽さを兼ね備えた

ハイスピードスピーカー、マーチンローガンCLS



小柄ながら重低音とその定位の良さ、音のバランスの良いB&Wシルバーシグネチア



飛び出すパンチ力としなやかさを兼ね備えたアポジー カリパーシグネチア





聴く曲や気分で入力を変えて、出力を変えて



楽しんでいた



今思うとパワーアンプ泣かせのスピーカーが好きだった



だから何でもならせるパフォーマンスが必要だった



その中心には必ずパレットがあった・・・・・・


一つのスピーカーで全ての音楽を旨く鳴らすのは無理がある


一つのカートリッジで全てのレコードを旨く拾うのも無理だ



だから入力も出力も複数器そろえていた



しかしその中心は意のままに音を操れる機器がメイン機器として陣取っていた





あの頃はほんとに楽しかった・・・・・・・



考えてみるとあの頃のシステムは全てが「要」の製品ばかりっだた気がする



憧れを追い続けていたあのころが懐かしい・・・




必要不可欠なオーディオ機器・・・・・

2014年07月28日 08時40分23秒 | オーディオ

オーディオ機器マニア、音楽マニア、オーディオマニアにもいくつかの源流があると思うが

双方とも目指すのは「良い音」


音楽マニアは、自分が好きな音楽を、楽しめる機器を選択して「良い音」目指している





対する、オーディオ機器のマニアの良い音は実に様々だ


このスピーカーを生涯をかけてでも良い音で鳴らしたいとか


このカートリッジがあれば良い音で、後は程々で良いとか


このメーカーのものだけを使いたいとか


・・・・・



実に様々なこだわりお持ちの方々がいらっしゃる




特にスピーカーに拘り良い音を求める方は結構多い、


過去の評論家の方々や、私の周りにもこのような方は多くいらっしゃる


タンノイのオートグラフを生涯を掛けて鳴らしたい

憧れのパラゴンを誰よりもいい音で鳴らし込みたい

JBLモニターシリーズで歪み無き大迫力を求めたい

ALTECで軽快な音の響きを味わいたい


オールホーンシステムを究めたい・・・




オーディオマニアではスピーカーに拘る方は結構多い






私も、もちろんオーディオ機器マニアである


私は今使っている機器にどんなこだわりがあるのだろうか?


現在の我がシステムに必要不可欠な「要」となるオーディオ機器はいったい何だろう?


こんなことをふと考えてしまった





まずはスピーカー?



よく考えると・・・・・もともとアルテックが好きなわけではなった


いやあの軽い低音を嫌ってさえいた

が、

ホームシアターの制作でALTECと巡り合い、AV用にA7を導入しその後


知人の817システムを譲り受けたものが現スピーカーシステムのもとだが



オーディオをこのAV用スピーカーで再開して以来


あの軽い低音も、

ふわっと広がりのある音も

バランスのいい適度に狭いレンジ感にも、

やっと慣れてきた・・・






励磁が「要」?


いやいやこれも偶然巡り合って、結果として好きになっただけ



もともと励磁に憧れて、励磁スピーカーシステムを目指していたものではない



だが励磁スピーカーは、今のシステムの要となりつつあると思う


が、所詮は改造品?改良品で満足していて、本物の製品を使わない以上は

励磁自体には、あまりこだわりがないのかもしれない





憧れのスピーカーが要の機器?



憧れて様々なJBLを使ってきたが、結局そのほとんどを、既に売却してしまい

手元にはろくなものが残っていない




憧れのJBLの一つ LE-8Tは30年以上も使い続けてきてよごれて、

えれーバッチ~状態になっているが

今はほとんど接続されることはなくなった、

過去の憧れの名器も既に要の機器とは言い難い





フルレンジの名器

WE755も良いスピーカーだが、実はそれほどの思い入れは、ない


はっきり言ってあんな金額を投じるなら、
もっと良いスピーカーはたくさんあると思っている




「じゃあなぜ持っているのか」と問われれば、



それが「オーディオマニアだから」・・・・




WE618Bが要?

実はこれはかなり有りな気がするのだが・・・


いいや、やはりあれは秘薬?彩薬?幻覚薬?何れにせよ麻薬の類



麻薬が必要不可欠な要の機器とはならない






じゃあWEのアンプや真空管?



前にも書いたがWE91Bアンプは、はっきり言って



購入する日までどんなアンプか詳しく知らなかった



名前は聞いたことがある程度の知識で、思い入れも、愛着も全く無かった

ただ見栄とハッタリで購入したアンプ


しかし、出会いは見栄とハッタリでもその後は愛着を感じ


手を掛け金を掛け情熱もかけて仕上げていって


間違いなく我がシステムの必要不可欠な要だと先日までは思っていた・・・







・・・・・・





真空管もできる限り厳選し


本物のWEの真空管に感動して、この球こそが我がシステムの要・・・・



そう思ったのも束の間だった



WE山脈は果てしない



庶民には登れない山であることが分かった


WE120Aレプリカ ラインアンプも、WEの328・329真空管を使って


その本来の力強い音に魅了されて




LCRイコライザー完成時に、ウエストレックスラインアンプを製作して


ダイレクトにWE91Bに信号を送り

ラインアンプをパスしたピュアなサウンドを出したことがあったが



WE120Aを省いたその音に、力が無く不満が残り


やはりラインアンプは必要、我がシステムにはWE120Aが必須


このラインアンプこそが我がシステムの「かなめ」と思ったこともあったのだが・・・









いやWEではダメなのかもしれない、よく考えれば俺は


WEを完全否定していた時期もあった



劇場で鳴らす機器を個人の家庭に持ち込んで、どうのこうの言うのは馬鹿げている


同じプロ用機器でも家庭に持ち込めるのはスタジオモニター


基本的にはコンシュマーモデルが最適



劇場用システムを家庭に持ち込む奴は馬鹿げている!




と豪語していた時期もあった気がする



今となってはWE派とみられている私だが


もしかしたら、心の奥底では今でも



WEなんて・・・・



そう思っているのかもしれない





私の所有する同一機器としてえれ―バッチ~の次に長いのがこのSPU


このSPUファンはかなりいらっしゃるし、私も大好きなカートリッジである


ステレオピックアップ、その名のとおりのシンプルなカートリッジだが


この音を超えるカートリッジも少ないと思う



このSPUこそが要となる



と思っていた時期もあるのだが、今使っているのは所詮ハーマン輸入の駄物


ニックスやヤマハで輸入した頃の本物とは比べ物にならない


駄物ではやはり要にはならない








やはり俺には肝心要の物が無い?



これが無ければ我がシステムは語れない


そんな製品があればこんなに悩まなくて済む気がするのだが








タンガー・セレン・とりあえず、の3つの整流で電圧もばらばらで駆動している

励磁ALTECが鳴ればそれでいい・・・




WE91Bレプリカアンプをより本物に近ずけたい・・・・



SPUを・・・・


WE618Bで・・・・



うーん



どれもやっぱり違う




やはり我がシステムには必要不可欠な「核となる」製品は無い気がする





しかたないのか?、

なんちゃってウエスタンサウンドなんだから・・・・



いや、今は語れる「要」がないが

これから巡り会えるのかもしれない!

WEネットワーク、空芯コイルの振動対策は必要

2014年07月25日 08時42分15秒 | オーディオ

オイルコンデンサー片チャンネル7個も使って製作された


WEオイルコン使用ネットワーク



ネタをばらせば、全てのコンデンサーをWEで制作したわけではない


WEと同等のGEも使われている


WE製品以外も使われているが、なんちゃってWE規格に則り、WEが名乗れる



WE、500HZクロス2ウエイネットワーク + 低域カットツイーター付き、ネットワーク



低域は鉄心コアコイルと空芯コイルの両方を制作してトランジェントの良い空芯を使っている



この空芯コイルだが結構振動を受けやすい


振動対策で寝かせて配置される事が多いのだが



WEでは立たせて両端を板ではさんでいる



なぜこのほうが良いのか分からないが、WEがやるなら意味があるんだろう



俺もやってみよう



板ではさんで固定するのに真中の穴に金属のネジを通しては


空芯コイルの名が廃れる



何かいいものは無いか探していたところ見つけた

木製ネジ


挿む板は無垢のナラ木材、実はコースターなんだけどね


叩いてみたら良い音、鳴き止めなのに、なぜか叩いて良い音の素材を選んでしまう



性なのか木材を見るとついつい叩いて音を確認してしまう


オーディオは結構木材を使うので習慣となってしまった。




空芯コイルの鳴き止めの板を、かん高い響きの良い板で制作


俺、間違っているかな?


まあいい、深く考えるのは止そう

なんだか水車みたいでカッコ悪い



やっぱり黒く塗り直そうか



何気に違和感無くついいるのでまあいいか



センスが無い!




とか言われそうだが、ご勘弁願おう







音は


うそー


変わった



ほんとに低域が締った



締ったと言っても、タイトになったのではなく


にじみが無くなったと言えばいいのかな?



量感はそのままにキュッと引き締まった感じ



嘘みたい、ほんとに変わるんだ、空芯コイルの振動はやはり有害だったんだ



マグネフロートボードに載っているのでそれほど影響は無いと、高を括っていたがまたまた認識が甘かった

フロートボードと言っても


我が家のフロートボードは全て暗礁に乗り上げている



フロートボードについてはいろいろ疑問に感じているのだが



視聴の結果こうなっている





タイトな低音で心地よく弾んでいる


いやーなかなか、いいねー


締まりのいい音、まるで俺好みのスタイルの良い女性のような音だ





ミニチュア管「WE300B」でもなかなか元気の良い、


いい音がしている・・・・・・・






そうさ、俺はタイトなスタイルの良い女性が好きなんだ


真空管の形が物語っているよね


出る所は出て、締るとこは締っている


ミニチュア管ながらWE300Bはなかなかスタイルが良い


色艶も抜群に良い!





それに比べてあの球は上から下まで


ズドーン!




そうだ俺は


あの球のような上から下まで強弱の無いグラマーな女性は苦手なのだ


自分にもう一度言い聞かせよう、WE212のような女性は俺は苦手なんだ!

・・・・・・・・

GE バリレラ RPX MONOカートリッジ

2014年07月22日 09時11分25秒 | オーディオ

GE バリレラが届いた

WE212ショックから立ち直る切っ掛けになるだろうかこのカートリッジ




元々カートリッジは

オルトフォン、EMT、デッカ、針はこれだけあればいい!




と言っていた俺が


まさかこのようなカートリッジを使うとは思わなかった




このブログで知り合った「葡萄屋」のおやじ様、ご指導頂きありがとうございました


おかげさまでなかなかのものが手に入りました


葡萄屋のおやじさんは励磁のALTECに興味を持たれこのブログを通じ


Tオーディオで288を励磁に改良なさった方です


その方がバリレラを愛用してるとのことで、今回の購入に際し色々教えて頂きありがとうございました





このバリレラなるカートリッジ、その存在は古くから知ってはいましたが私のイメージでは


JAZZ向きのイメージがあって、またそのネーミングもバリレラ、なんだか厳ついイメージで良い音がしそうも無い


バリバリ、カンカン、シャンシャンそんな音のカートリッジだと思っていたので使ったことは無かったが





しかし最近またMONOレコードにはまって、もう一度見過ごしてきたかもしれない

カートリッジをいろいろ試してみようと思って今回の事となった


今後はシュアーやエラックも機会があれば是非試して見たいと思っている




今回のバリレラ本体はebayでイギリスから購入、4千円で落札して同額以上のの送料がかかった

針先は別に購入、1本2千8百円のところ2本で5千円にして頂き送料も無料だった

非常に安価に揃ったカートリッジである


今までこんな簡単な針交換のカートリッジは使ったことが無いが


なにやらこのピンについた針先を本体に押し込むだけらしい


実に簡単な針交換だが、ガタつきや緩みもなく、ぴたっと収まった

しかもリード線は何とハンダ付けだ


何ともワイルドなカートリッジである


どうせハンダ着けするなら、やはりリード線は単線


WEの単線で配線を行った



ちょっと汚いが、なかなかいい出来だ


MONOカートリッジはこのくらいの汚れが良いかな?

いよいよ音出し



ほー


こりゃまたびっくり


エネルギー感たっぷりの迫力


聴いたレコードはJAZZレコード



うん、やっぱりジャズにはあう、切れの良い迫力の音は圧巻である



バリレラに比べるとEMTはかなりサッパリしている



音のコク、張り、力、全てにおいてバリレラに軍配が上がる


個性的な表現力で


素直な音ではEMTだが、ことジャズにおいてはバリレラがいい



流石に励磁スピーカーうるさい音はしない、


だが


問題はクラシック




ちょっと高域に独特のかん高いピーキーな音がのる



う~ん



でも聴きなれてくると


これもありかなっと思えてくる



高域のレベルを少しだけ絞って聴いていると、良い


オリジナルレコードが良い音を奏でている



JAZZはレプリカレコードだが、クラシックはオリジナルレコードを多く所有している

いやいやクラシックも良いではないか


JAZZ用に買ったカートリッジだが、認識が甘かった


JAZZ用のカートリッジなんて存在しない


クラシックレコードを力強く艶やかに奏でている


良いカートリッジは何でも鳴る!

WEに打ちのめされた心に響く

2014年07月18日 09時06分45秒 | オーディオ

WE212のあまりの圧倒的な音に打ちのめされて


もうオーディオやりたくない、だってあんな物凄いアンプ作れないもの


そう感じて、あれ以来我がシステムの電源を入れていない






そんな時、仕事で訪問したお宅で、

○○さんが来たら見せようと思っていた物があるんだよ



といってリビングに案内されて、見せて頂いたのがナショナルのセパレートステレオ




動くの?



使い方がよくわからないので動かしてないけど動くと思うよ




じゃあ、電源入れてみましょう



てな訳で昭和30年台のナショナルの真空管セパレートアンプの視聴会




訪れたお宅はハンドメイドの拘りの家具屋さん


出来上がった家具を収めに行った先の、お医者さんの自宅に置いてあったものらしい


それを譲り受けて、そのまま飾っておいたとのこと



そのハンドメイドの家具屋さんは、ギターが大好きで音楽は大好きな方


以前、私も真空管アンプで音楽楽しんでいます、と話した事があった


それで私が訪れたら見せようと思っていてくれたらし






私:真空管は好きだがこれはちょっと違うぞ・・・・・

そう思いながら電源を入れてみた



おー

電源は入る


ラジオのスイッチを入れてみる、簡易Tアンテナが付いていたのでそれを使って


ガー、ジー、ブーユー、懐かしい音だ

ラジオの音声はいかにも昔の真空管ラジオそのもの



ガリで、音が出たりでなかったりなので荒治療、ぐるぐる回してみると

何とか出てきた



おまけのレコードもついてきたそうで


それをかけてみる

懐かしいあべ静江のレコード


おープレーヤーも動くではないか



しかも中でプレーヤー動作時にはライトもつく、良い感じで


針もちゃんと付いている




なんと音が出たー



おー素晴らしー、

昔聴いたあべ静江のあの歌声そのまま



えっ、以外に良い音


いやほんとに良い音だよ




MOODなるスイッチがあるのでそれを回してみる


オーケストラ・JAZZ・SPEECH


なるほど変わる、オーケストラは広がり、ジャズは締る。



スピーチは良くわからなかったがたぶんボーカル様なのだろう






スピーカーはたぶん励磁ではなくマグネットだと思う

使っている真空管もなんだか分からない



カートリッジも鉄ではないだろうが

なんだかわけのわからないMM型の針で


ガリだらけのレシーバーアンプで




だが、音が良い

古ぼけた音で、上も下も伸びていない音だが


聴き易い



あべ静江の声が心に響く



・・・・・



ハンデメイド家具屋さんと奥様と三人でコーヒーを飲みながら


ご主人:
このまま聴きながら寝ちゃいそうだねー



そんな心地よい時間を過ごさせて頂きました


ありがとうございました





WEだけがオーディオではない

でかい真空管がすべてではない



音楽の感動、それは意外に身近な所にもある

大袈裟な装置で無くても音楽の感動はある


エスカレートして、更なる高峰に打ちのめされた私に



語りかけるような、コーヒーショップでの歌声だった・・・・・




突然WE-91B が・・・ 何処まで果てしないんだWE山脈は・・もう歩けない!

2014年07月15日 08時28分38秒 | オーディオ

我が
WE-91Bはもちろんレプリカながら長年にかけて部品を変え



一生懸命手を加えて改良してきた


配線材も何度も変えて


今の配線材は古いWEの単線、主要な抵抗は板抵抗


コンデンサーも吟味して、


この写真の時とはまたコンデンサーが変わっている


今はイコライザー用のコンデンサーを多用している



入力にはレプリカながらWE618Bでバランス入力




真空管もWEの刻印とまではいかないが


そこそこの物をそろえてきたつもりだ


駄物ではないと思う


このアンプの音は劇場で使うにふさわしいと思える


音の押し出し


音の濃さ説得力


彩り


何の不満も無く


何処に持って行っても恥ずかしくないそれなりのアンプに仕上がってきたと思っていた・・・・・



なのに




ある日を境に



まったく駄物に聞こえてきてしまった



やせ細ったったミニチュア管で無理な大音量を奏でているようにしか聞こえなくなってしまった





WE91Bなんて所詮・・・・・・




なんてこった



・・・・







聴かなければ良かったあんなアンプ



残念がら



写真の掲載も



アンプの詳細も



オーナーの承諾を得ていない



ので記載は控える






世の中にはとんでもない真空管がある



とんでもない化け物のようなアンプがある



あのWE300Bがおもちゃのミニチュア管に思える・・


91Bアンプの電源を入れる気力も無い・・・・・・・





聴かなければ良かったあんなアンプ





そう30年前にも一度あったこの気分

当時JBL4343をAGI511Bとマランツモデル250で鳴らしていて

これがサイコーと思っていた時に


あるお宅で聴かせて頂いた

コッターmk2+ML6L+LNC+ML2L*4+4343のあの音を聞かせれた気分





やっと憧れの山に登りつめたと思い、その頂きにたったと思ったら、

そのまた向こうには、遥、雄大に聳え立つ

貧乏人を寄せ付けぬ、WE山脈があった

もう俺には登れない・・・・

一歩も歩けない・・・・



聴かなければ良かった、あんな物凄い音のアンプ・・・・・

楽しくやってます515FCユニットの電圧調整

2014年07月11日 08時36分23秒 | オーディオ

締まりのある低音

図太く重い低音

軽やかな低音

弾む低音

・・



今となっては自由に奏でられるようになってきた



515FC4本を再生する周波数帯域は同じでユニットの磁束密度を調整して



音創りを楽しんでいる


先日聴きに来られた方は「マルチよりめんどくさい」




うーんそんな風にも思えるのかな?


音創りを楽しむ私はマルチよりも確実に楽しいのだが・・・・




マルチのほうが難しいですよ、私もやっていましたが

クイックシルバー4台使って、シンメトリーのクロス可変のデバイダーを使って


マルチアンプでドライバーとウハ―のクロスを変えて


音の変化を楽しんでいた事もあった





うーん


やっぱりマルチアンプでクロスを変えるよりも、音の変化はおもしろいですよ




でも


マルチのようにこれで決まりの設定は無いかもしれない・・・




楽器の数が少ないスタジオ録音には磁束を合わせたほうが良い



ドラムや、ベース、コントラバスとか楽器をピンポイントで録音したものは、


上下の磁束をずらすと音が膨らむ


締まりが無くなるのだ



これは面白い!同じ楽器が、たとえばドラム



上下26Vで合わせて鳴らした時の音は

ッパッーン


26Vと24Vで鳴らすと

パーン


26Vto 21Vだと

ボワーン


上下24Vだと

パン



よくわからないかな?



とにかく面白いくらいにかわるのだ



交響曲を聴く時と、室内楽を聴くとき



しっとりしたボーカルを聴く時と



シャキーンとしたボーカルを聴く時



セッティングでそれを強調するのも出来るし


和らげる事も出来る




どうしても出来ないのが低く重い音とドヨーンと佇む音が苦手だ



音色を変えるのは楽しい、色々やってやっと方程式が出来てきた






しかし
やはり俺は固定では無く可変のものが好きらしいい


デバイダーもシンメトリーの無段階可変デバイダーが好きだったし



励磁電圧も固定ではなく全て可変



その調整がまた楽しい



やはり俺はオーディオマニアだね・・・・







借りたものは返さなければならない・・・

2014年07月07日 16時29分28秒 | オーディオ

励磁電源はセレンが良い



セレン電源は、ぶっとく厚みのある重低音が素晴らしい!





なんて事をブログで書いていたら、そのセレンの音に最も興味を持ったのは



所有者のパラゴンさん




愛機パラゴンの、6つの全てのユニットを6つのタンガーで整流している徹底ぶり



セレンとタンガーのハイブリッドとかの中途半端なセッティングは



パラゴンさんの中では当初、絶対にあり得ない事だったんだろう






だが、いい加減な何でもありの、なんちゃってWEのセッティング


タンガー + セレン + 取り敢えず電源 = なかなかどうして


の図式に興味を持たれたようで



パラゴンのウーハーをセレンで駆動してみくなられたようだ






ある日突然のメール



P:電源回収!持ってきて



私:え~やだ



P:ウーハー用だけで良いから



私:ちぇッ、わかりましたよ!




てな訳で電源が一つなくなってしまい



また片方は取り敢えず電源に逆戻り





当たり前だが、今は使っていないとはいえパラゴンさんの思い出の苦心の作品



「貰える」と思ってはいなかったが、

半永久貸し出し?と思っていた私が甘かった




パラゴンさんはいつかやりたい夢があってその時には


このセレンを使うので、売らずに取ってあったとのこと



・・・・・




仕方ない、!

ちゃんと返しますから、もう少しだけ貸して下さい





Pさんの秘蔵品を、いつまでも自分のもののように使うのは確かに忍びない


T氏に515FCの代金支払いが終わったら



次は電源を制作しよう





タンガーを目指すのは当たり前だが、取り敢えずセレンで制作しようとお思う




何気にネットで探してみると

お!、世界は広い偶然にも世界で一つだけあるではないか大型セレンが!


これは逃してはいけないと落札!

フィンの大きさは10センチ× 10センチ、長さは30センチ近い!


おおー


良いねー


これぞ大型セレン


いつの日かこれで電源を作りたい





制作して頂く

T氏は現在多忙・・・・・・



2年まえから依頼を受けている、例のWE大型送信管アンプの制作に重い腰を上げたようだ



トンチンカンカン鉄工所の作業のように超大型のアンプを製作中だ





写真を撮りたいが撮影禁止との事



どうも暫くは、このアンプ製作に付きっきりになりそうである



WE大型送信管アンプが出来上がったら




私のセレン電源をお願いしよう





とりあえす腰を傷めないよう無事大型アンプの完成を祈ります