かねてよりマイクロフォニックノイズを発していたラインアンプ
WE120Aで使っているWE348が時々真空管ハウリングを起こしてしまっていた
ハウリングはプレーだけでなく、真空管の電極が振動して起きる場合もある
レコードオーディオは振動との戦いである
レコード盤の溝から針が揺られ、その振動で発電した信号が
電気信号に変えられ、変調、増幅されスピーカーが振動し音となる
カートリッジが音以外の無用な振動をシャットアウトして、
音溝の振動のみを、カンチレバーが確実にコイルに送り発電しなくては、よい信号音が生まれない
スピーカーも無駄なく振動する事で、信号を確実に空気振動に換える
アナログオーディオは振動との戦いだが有害な振動の除去で、
本来の重要な振動にも影響を及ぼしてしまう
だからあまり除去はしたくないが、仕方ない
また、軽い針圧のカートリッジで軽量アームだとなぜか音が薄く感じられる
音溝を確実に信号に換えていない気がする
ある程度の針圧と、アームの質量が必要だと私は思っています
アームの質量はある程度必要だが、感度の悪いアームは全く使い物にならない
感度がよく質量のある金属のアームが、信号に良い響きを与えられるのだと思う
有害な振動のシャットアウト
これは重要
まずは入り口
ガラードの有害な振動は、半分タオックのスパイク、半分がインシュレーターである程度のところまで改善できた
アンプの真空管のマイクロフォニックノイズに対しては、やはりフローティングが効果的でる
以前プレやーが2台しかなかったので、ラックの上でフロートボード使いWE120Aを試したことがあるが
その時は完全フロートよりも一点を固定した、ハーフフローティングに落ち着いたのだが
その後、プレーが三台となり、行き場を失ったWE120Aはラック内に戻され
ブチルゴムのみのフロートで使用していた
今回は再度フローティングボードに、WE120A乗せることにしたのだが、
ボードに乗せるにはある程度の高さが必要
フローティングボードは厚手の合板で自作のものと、ドイツ製の高級品(借り物)があるが
ドイツ製の本物のほうが少し低い、それでもラックの中でのフローティングは、かなり無理がある
そこで、AVラックの中板を一段抜いて、高さを確保した、
その抜いた中板を、天板とあわせて天板の補強も図った、一石二鳥であると考えた
だが、一段抜く事で、居場所を失ったのはMLAS JC-2
やむを得ず最初、天板に両面テープでとめたが、あまりにもかわいそうなのでステーで吊り下げた
まあ似たようなものかな?
これで機能性と、有効振動対策が出来た
もともとオーディオ用ではないAVラック、本格的なものに買い換えたいが
そんな余裕は全く無い!
現状の機材を調整する事で何とか対応するしかない
薄い天板を二枚重ねてネジ止めしたが
あまり効果は無かった
やはり元がAVラックいくら天板を厚くしても、たいした音質改善にはならないが
WE120Aラインアンプがフローとした事でまたひとつ
有害振動に対策が施されクリアーになった気がするが・・・・・・
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