オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

カールホーンで優しい響きを奏でるオーディオロマン

2020年11月29日 22時51分21秒 | オーディオ



音は人柄を奏でる、そんなオーディオロマン

今回は超高級ゴルフ所の隣で「優雅なWEサウンド」を奏でるOさんのお宅にお邪魔させて頂きました

ゴルフの腕前はすばらしいもので、何度もエイジーシュートを達成した強者
ゴルフの同様にオーディオも強者ですが、サウンドは人柄を奏でます



「優雅」と一言で表現しましたがまさにその通りのサウンドす

聴きやすい耳当たりの良い「やさしさ」と、
洗礼された礼儀正しい「みやび」を感じるサウンドです



WE555+マクソニックのカールウッドホーンを中心としたサウンド




マクソニックのウッドホーンはWE22とWE15Aの良いとこ取りをしたようなホーンなんですね


15Aを22Aの大きさに縮小したようなホーンを中心に

低域も・高域も欲張らずにうまく纏められています


ネットワークはかなり苦戦しているようで、クリップが散乱していて




本人以外は絶対に音が出ないであろうシビアなセッティング

私も同じようなことをしていますので親近感を覚えます




奏でるサウンドは

音を聞いて直ぐわかりますが、あっつ音楽好きな方だなーとの印象を受る

聴きやすいバランスの取れた優しいサウンドですが





ちょっとボリュームを上げれば、芯のある力強いサウンドもお手の物ですね



私と同じオール励磁ユニットで、同じような構成ですが、

人柄の違いは全く違うサウンドを奏でますね



私のようなハイスピードや切れを求める、

「派手な音」中心のまとめ方ではなく






あくまで「聴き易く」「音楽」のためのまとめ方

クリアなサウンドが励磁の特徴をよく奏でています






拘った音造りのポイントをO氏に聞くと

音の力を出すには「ラインアンプがとても重要」とのことでした

アンプは全てWEを基にしたお手製で拘りぬいた作りです、




更に拘りは細部に見られて、すべての機器はピンスパイク設置


ネットワークはかなり苦戦されているようで、

7Aオートトランスを使ったマッチング方式に落ち着いているようです


今後は中域と低域の音の違和感解消に平面バッフルも検討中との事

更に進化したサウンドが完成したら、また是非お聞かせください


ありがとうございました

古の励磁方式が奏でる、最新のサウンド

2020年11月27日 19時40分44秒 | オーディオ
衰退してしまった励磁型方式スピーカーについて


我がオーディオロマンとして「励磁型ユニット」を選んだ理由

今日も私的な思いを書かせて頂きます



一言で励磁型を選んだ理由を言えば、

他の方式より「単純に音が良かった」からです



懐古趣味で、古いオーディオ機器を選んだのでも

劇場型が好きでPAを選んだわけでもありません



アルニコ・フェライトのパーマネント型は勿論

コンデンサーやリボン型なども使ってきましたし

最新オーディオも聞かせて頂いております、が


純粋に「いちばん音が良い」と思えたのは



「高能率な励磁型ユニット」

を使ったスピーカーが最も音が良いと感じました



一般的には、電磁石(Field Coil)を使った「励磁方式」は古い方式で

優れた永久磁石が作り出される前の、技術的に遅れた時代のもの

「励磁=音が古い」そう思っている方々も多いと思います



時代的には古いのは否定できません、

確かに1925年に作られた構造で、基本的には何も変わってはいません


蓄音機の次の時代の物ですから、
蓄音機と同じような音と思われている方も多いようです


※注、蓄音機の音質を否定したコメントではありません、蓄音機の音質は素晴らしいと思っています


技術的に古くからある励磁ユニットが奏でる音質は

現代においても最高の音響技術だと思っています




しかし現実に産業としては励磁型は衰退し、そして終焉を迎えたのは事実です、が


「レンジが狭い」わけでも「音量が出せない」とか
「音が古い」から使われなくなったのではありません


ユーザーが「使わなくなった」のではなく、
メーカーが「作らなくなった」のだと思います

需要と供給の問題で作るのをやめたのではなく


製造する側の作りやすさ、電源等の使い勝手、発熱やメンテナンスを含めた
「コストの問題」で作られなくなったのだと思います。


たぶん時代背景として、「高音質は需要が無くなった」のかもしれません


「優れた音の需要」があった「良い音が産業を生んだ」
そんな古き良き時代に音質最優先で作られたのが「励磁型スピーカー」


1900年代に入って「電話や」「拡声器」などの
聴覚機器として「高音質」が求められ


各国が国力を挙げて「国家的な予算」をかけて、高音質に力を注いだ
・・・・・
そんな時代があったのです


だからその時代の音響機器が音がいいのは、
当たり前と言えば当たり前なんですね



同じく1920年代の発明として「総天然色」カラー映像がありますが

「音」の聴覚以上に、リアルに感動を訴えかけられる「映像」がやがて主となり


感性の「聴覚」から、現実的な「視覚」へと産業技術は移行して

映像の補助として使われるようになった「聴覚機器」


ラジオからTVへの移り変わりが大きな要因かもしれません




映像補佐の「音」、そこで求められたのは「手間のかかる高音質」ではなく

手間のかからない「簡略的な音」

注、(当時は励磁に比べてパーマネントは「大きな音」や、「低音の出ない」小型機器用のスピーカーと言われていたそうです)


以前も書きましたがLansingが5年間のALTECの獄中生活中に社長のキャリントに命ぜられて
励磁287や415を改良して、アルニコを使った288や515を作りましたが
天才Lansingらが作り上げた最新素材「永久磁石」を使ったパーマネント・スピーカーは

やがてスピーカーの「高音質衰退」の道を辿るきっかけとなってしまったきがしまします



映像があれば、世間の一般聴衆は「高音質を求めていない」
ならば、簡単に作れ、電源不要で、メンテナンスも要らない
「簡易スピーカー」で十分

とメーカーの思想はそうなってしまったのではないでしょうか?



マグネットが使われ始めた当初はダイナミックスピーカーと

パーマネント・ダイナミックスピーカーとちゃんと区別していたそうです



高音質を誇った映画館等の業務用音響機器から

家庭用音響やTVの普及で、総合的なコストパフォーマンスで勝る

簡易的な永久磁石が圧倒的に使われるようになり


あっという間に「コストの掛かる高音質励磁型」は姿を消したんだと思います



永久磁石は、まさに「コスト」と「使い勝手」
「だけ」は圧倒的に優れています


励磁型が永久磁石に負けるのは
「コスト・電源不要・発熱」これだけです


逆にパーマネントより優れているのは
「リアルな高音質・ハイスピード・高能率・大音響・表現力・感動音質・etc」
書ききれません


音質で励磁型がマグネットに劣るものは何一つありません


先日、とある評論家か技術者かわかりませんが雑誌にコラムを持っている方のようですが、楽しい投稿を見かけました

「様々な励磁型を聞いてみて、現代のスピーカーの欠点はマグネットを使ったからではないか?」

とのコメントを見かけました、たぶん立場で、記事としてはこのコメントは書けないと思います


まさに励磁を知らない世代が、励磁SPを聞いたなら
誰もが感じることだと思います


私はアルニコ世代です、
励磁型は「因業で偏屈なWEマニアおやじ」から教わりました

もっと紳士な方々に励磁型を教えてもらったら、もっと早くたどり着けたと思いますが・・・・


因業偏屈オヤジたちが、この励磁文化を残し我々に伝えてくれたことは

感謝!致します



因業偏屈オヤジ 
バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!



私も偏屈オヤジたちから受け継いだ、この素晴らしい励磁の文化を
私なりに後世に伝えていきたいと思っています

偏屈オヤジの古い励磁ではなく



古い方式だが、最高のサウンドを奏でるスピーカー

小音量でも素晴らしい音色を奏でますが

その魅力は大音量で一番発揮されると思っています



最高のサウンド・・・

それは聴く者の心を動かすサウンド



喜び、悲しみ、嘆き・・・・


感情を聴覚で表現し、
心動かす「感動を生む」サウンドを奏でるスピーカー



励磁型はそんな感性を揺らすことが「一番出来易い方式」だと思います


以前は感性の鈍い人は励磁を聞いてもその違いがわからない
なんて、傲慢なコメントも書きましたが

誰が聞いてもその素晴らしいサウンドを理解できると思います


励磁型は、音色や、音楽を愛する愛好家が存在する限り、
音響産業の寿命を全うした後でも


最高の音響機器として使われ続けると思います






酒に酔って書きながら、自分の文面に酔ってしまう

そんな今日この頃です(笑)

オーディオロマン、夢の低音ホーン

2020年11月18日 08時42分00秒 | オーディオ



低音の拘りは皆さん凄いです

オーディオマニアにとって夢の「オールホールシステム」
厄介なのは、やはり低音です


励磁型ホーンスピーの音の良さは
聴いた方ならだれでも一度でその魅力に惚れこんでしまう
魅惑のサウンドを奏でるスピーカーです


オールホールシステムと一口に言っても
低音までホーンで鳴らすは、

実はとても大変な事なんです


私もそうですが、大抵の方が高域・中域はホーンで
低域は紙のコーン型ウーハーを使っています


低域のコンプレッションドライバーは、とても大きく重く
ホーンも長く大きくなってしまい、

一般的には殆ど使う事が出来ない夢のスピーカなんです


紙のコーンスピーカーとの組み合わせは、いわば手間を省いた
簡易方式の組み合わせなんです


音色も音圧も全く合わない
アンバランスなスピーカーユニットの組み合わせなんです

JBLやALTECなどのメジャーなスピーカーメーカーが
この方式を有名にして定番となってしまいましたが


中高域の金属振動板による透き通った
力強いコンプレッションドラバーのサウンドと

低域のふんずまった「紙のウーハー」のコンビが奏でる
アンバランスサウンド

異色な音色のユニットが同じ音を奏でるのですから

楽しい音楽を奏でるには、かなり難しい事なんです


このサウンドに違和感を覚える方は多くいらっしゃると思います



違和感を覚えた方は

やむを得ず、違和感を持ったまま
「これでいいんだ」と自分に言い聞かせ、そのまま使う

やめてフルレンジにするか

低音の無い音楽を楽しむか





それが嫌なら
低音ホーンを作るしかないんです




オーディオ仲間のKIMさんは
スケールの大きなサウンドを奏でるオーディオマニア

そのKIMさんが低音ホーンを入れることになり、お手伝い?にお邪魔しました





KIMさんのメインスピーカーはWE15A+WE555W

おおらかな音楽を楽しむKIMさんはこれだけでも十分だが

やはり現代の音楽を楽しむには、高域・低域共に不足を感じ、付け足している


低域はALTEC515Bを励磁に改良したものだが




やはりWE15Aホーンの低域を補うのに、紙のコーン紙が発する音は違和感たっぷりで

その音色を合わせるために今回の低音ドライバーとなったとの事


まずALTECの515と282BOXに付いたバッフルを取り外し
運びだしたのだが、これがとんでもなく「重い」




なんでも、ALTECの箱鳴きが嫌で砂を入れたとの事
やっぱり低音に拘る方がは半端ではない(笑)


運び出すのは若手に任せて、現場監督たちは頑張れーと掛け声だけ

後で聞いた話では、とにかくあの箱が一番重くて大変だったとの事


さて紙のウーハーが運び出されていよいよ、ホーンの搬入




合計6ッ個に分割してあるが、とにかく大きいい


専用車を使い二階の窓から搬入、大騒ぎです




組み立て設置は制作したSプロにお任せ、
既に数セットを設置した実績があり手慣れたもの


このホーンはかつてYL社が販売していたものをモデファイして

かなり厚手の合板で作られた特注品







ホーンを作るのも職人技で大変だったと思うが、何といっても大変なのが


低音コンプレッションドライバー、

制作者は勿論T氏



実はこのコンプレッションドライバーは

一からすべてT氏が手作りで作り上げたもの


励磁で作ることも可能だが、電磁コイルは何といっても重くなり


とても手作業では作れないと諦め


アルニコマグネットの外磁方式をとっている
アルニコだからと言って半端なことは嫌いなT氏


このドライバーを完成させるために


何と着磁機まで購入したというのだから、

低音ドライバーに対する、


その執念は凄まじいものがある




振動板に至ってはアルミをT氏がへらで「なめして」作り上げた

まさに職人技で作り上げたの芸術作品



木工職人S氏と、TオーディのT氏の、

「恐るべき執念」で作り上げられた究極の低音ホーン



さあいよいよ音出しです、T氏も真剣にセッティング




奏でる音は





言葉にすれば
「とても優雅で気持いい」

スケールの大きいKIMサウンド



男のロマンをかなえた人が、また一人・・・

フルレンジスピーカーは「クラウン」

2020年11月09日 13時04分12秒 | オーディオ


私のブログやFBに寄せられるお言葉で


「俺も昔はホーン散々やってみたけど、今はフルレンジで充分だよ」


そんなコメントを何人もの諸先輩方から頂きます
実際にお会いした方々にも言われた言葉です


:散々WE555やYLもGOTOもやってみたけど
:金はかかるは、ろくな音しない、さんざんな目にあったよ

時間の無駄、やめたほうが良いよ・・・




または、
:ホーンの良さは分るんだけどねー、普通の家庭じゃ無理だよ
:理想を追えば5ウエイオールホーン、妥協のホーンじゃ意味ないしね

等のお言葉



前者と後者の違いは
ホーンを使いこなせた方と、使いこなせなかった方の
大きな違いもあるだろうが

やめていった理由はそれだけでは無いようである



昔ホーン・スピーカーをやっていた人が
やがて「フルレンジに辿り着く訳」



注、勿論フルレンジの魅力もわかります
私もWE 755AやJBL LE8Tの長年のオーナーで

LE-8Tは40年以上、755も20年以上使い続けて来ています

フルレンジの魅力は知ってるつもりです



ホーン・スピーカーとフルレンジ・コーンスピーカーは
全く別のジャンルのスピーカーだと思っています


私は、聴く曲は同じであっても聞き方が全く違います


クルマに例えるなら、スポーツカーとファミリーカーの違い

用途が全く違い、同じには比較しないと思います



私はホーンスピーカーで音楽を聴く場合は「原音以上」のものを求めます

あり得ないと馬鹿にされても、レコードに入っている音に

魅力を加味して音楽を奏でています



クルマで言えばチューニングした、スポーツカーの世界です




かたや、フルレンジは、食事や珈琲、会話、読書、妄想(笑)

などの何かをしながら、聴くことが多いです



食事をしたり、お酒を飲んだり、珈琲を楽しむ時も

音楽があったほうが、食事や飲み物が美味しく感じるから

音楽をかけています



そんなときに聴く音楽は刺激の少ない

主張や個性の少ない「音楽に従順」なスピーカーで音楽を聴きます




クルマで言えば、便利で壊れなくて扱いやすく

一番いいのは、どんな日本の道をも知り尽くした

日本で一番走りやすい車が「クラうん」




音楽も、音楽を一番知り尽くし

純粋に音楽を楽しめるのが

「フルレンジ・コーン型」スピーカー

となるのでしょうか


私にはフルレンジスピーカーで音楽を聴くのは

クラウンでドライブするのと同じに感じます








またもや語ってはいけない領域のブログになるかもしれませんが

昔、ホーンをやっていた諸先輩方は

オーディオマニアでもその称号はかなり上の位の方々だと思います


かなり、超、スパー、おバカ


等の栄えある称号が、周りや家族から与えられた

かなりの強者の方々だと思います


そのオーディオを極めようとした上階級称号の皆様が何故



「俺はフルレンジ一発で十分」



という言葉が発せられるのか?その理由をいくつか考えてみました。


①、歳とってデカくて、重いホーンが持ち上げられなくなった、(体力的な限界)

②、家族に「これ以上変な物」家に入れたら、追い出すわよ、等(家庭の問題)

③、指向性の強いホーンの音がきつなってきた、(聴覚上の問題)

④、位相が合わないのが気になってきた(以降機能的な問題)

⑤、コーンとコンプレッションドラバーの音色が合わない違和感が気になってきた

⑥、タイムアライメントが合わせられずのズレが気になってききた


等々の理由だと思います①②③は別として

④⑤⑥等の理由でホーンをあきらめた人は、要は使いこなせなかった
だけではないかと思っています。



物理的に合わせるか、
デジタルチャンネルディバイダ―や、DSP等で機械的に合わせるかして

タイムアライメントを合わせれば、位相を合わせるのは簡単です

これでかなり違和感が無くなり、ぼわんと緩んだ音ではなく

ビシッとしまったピントが合った音になるとおもいます




あとは音色
金属振動板のコンプレッションドライバーが最高かもしれませんが


紙の振動板でもコンプレッションとディフェーザーを使うことで

紙の特有のガサ付いた音を消すことができます



またコンプレッションを掛ける事で、中域との音圧を合わせられます

ホーンスピーカーでも合わせるものを合わせれば

ピントの合ったモニタースピーカー的なサウンドを奏でられます



昔の劇場で使っていたやり方をそのまま家庭に持ち込んでも

上手く鳴るはずが無いと私は思っています


上級称号の先輩方のお写真やお話を聞くと



忠実に当時劇場で使っていたオリジナルを再現しようと

努力されていたのは分りますが



大変失礼ながらホーン型スピーカーを家庭で使いこなすには

その努力それだけでは無理だったのだと思います




いづれにせよ異常に手のかかる

また、手を掛けても報われないスピーカーの代名詞

それがホーン型スピーカーなのかもしれません



私がもしユーザーではなく、販売側の人なら、こんな手間にかかるスピーカーは全否定です



「そんな無駄な時間があったら音楽聞きなさい」、というでしょうね




そう無駄な時間だと思います


クルマも、走る時間より


修理している時間のほうが多い

走ったとしても、まともに走るときは殆どない


だからいつでも走れる車が良い・・・・

となるのでしょうが




お言葉を返すようですが、苦労してチューニングして


思った音が出せたとき

思った走りができたとき


その喜びは、通常のクルマでは想像すらできないものがあります


私はまだまだそんなオーディオロマンを求めて

無駄な時間と言われても、このスタイルを楽しんでいきたいですね




あっ、車はもう買えません


オーディオはロマンだ!

2020年11月05日 16時38分10秒 | オーディオ

男のロマンが漂うオーディオ

 

音楽好きな女性は多いが

何故かオーディオという文化は「女性に理解されない」

 

その理由は

 

 

 

オーディオは「おもちゃ」なんだそうである・・・

 

???

まあ、否定はしないが

 


女性にロマンは語っても理解してもらえない

と、大声で言いたい

 

 

 

誤解の無いように言うが、当然ながら女性にもロマンはあると思います

でも、私が女性のロマンを言葉にすると「大変なこと」になるので・・

 

 

「男のロマン」について語ります

 

 

思うに、男のロマンは

「子供の頃の夢」や「みはてぬ想い」

を追う事なんだと思います

 

 

子供の頃、憧れ夢見たものそれが

「成長なし、進歩なし」

そのまま「夢の実現」を描くのが

 


それが男のロマンなんだと思います

 

 

 

 

男のロマンと言えばまずはスーパーカー

 

そんなスーパーカー世代の、クルマ好きなら必ず読んでいたアニメで

 

 

「カウンタック」という漫画がありました

子供のころの夢を追う「まさに男のロマン」の漫画でした

 

 

当時、最高速を誇ったのは302㎞のフェラーリBBで

カウンタックは最高速300㎞

わずか2㎞の差で当時の「最高速」を奪えなかったのが

何故か?今も悔しい思い出として残っている

 

当時でも実測240㎞が限界だったようです

今残っているLP400でそれをやれば、

たぶん200㎞に達しないで空中分解してしまうと思うが・・

 

 

その漫画の中で主人公が

「俺は今でもカウンタックは300㎞キロ出ると信じている」

というセリフがあります

 



スーパーカーに憧れた男の子はみんな

カウンタックは「300㎞」出ると信じていると思います

 

 

 

大黒や集会にやってくるカウンタック乗りの皆様へ

お願いだから、ガルウイング開けたとたんに

「やっと着いた~」「疲れた~」「帰れるかな~」

なんて言葉を言わないでほしい!

なんたって夢のクルマなんだから・・・・

 

 

 

私も実際にメーター振り切る体験しようと思いましたが・・・・

 



・・、

 

 

まあ男の夢なんて、そんなものだと思います

かつての憧れ・醒めない夢の実現・・

 

 

それが男のロマン

 

 




 

そういえばオーディオでも、

男のロマンを実現している方がいますね

勝手な思い込みで書かせて頂きますが

 

「ケンリックサウンド」さんの手がけるJBLスピーカーはまさに

⭐︎ 了解を得て実名を記載させて頂きます



オーディオロマンだと思っています

 

 

 

JBL4343は「見てカッコいい」「聴いて最高」

スピーカーでなければならない

 

そんな思いが溢れ出ている仕上がりですね

 

 

オーディオ小僧の「ロマンを叶えた」スピーカーですよねきっと

 

 

 

 

4343であのサウンドを奏でたのは


カウンタックの300㎞に匹敵する、偉業であり

素晴らしい技術だと思っています

 

 

 

お会いしたことはありませんが、

たぶんケンリックサウンド主催の細井氏も


4343やJBLに特別の想いがあるのでしょうね

 

 

 

そして、よくもあの「もこもこ、ドッスんばったんの音」を

ここまで研ぎ澄まし理想的に磨き上げたもんだと感心致します

 

私も4343のオーディオロマンを追った一人ですが・・・・

とてもあのサウンドまでは追い込めませんでした

 


 

あそこまでの音質に仕上げる技術があるなら

何もオリジナルJBLの姿に拘る必要は無いと思います

 

外見を完全にレストアし、見た目を奇麗にして

かっこよく磨き上げるのは大変な作業だと思います

古いJBLユニットをレストアして使うよりも

 


ユニットを新たに作ったほうが早いと思うが

オーディロマンだから、あの姿に憧れがあるので

 

「あの姿で最高の音を奏でたい」

 のでしょうね



当時の4343に憧れたオーディオマニアが

どうしても実現できなかった、理想のサウンド


その夢を現実化した


男のロマンなんだと思います

 

漫画カウンタックの主人公も、やがて理想のクルマを作り上げ

世界へと向かいましたが、氏も多分そうなって行くのでしょうね

 

 

 

 




夢を叶えたオーディオはさておき


我がオーディオ・ロマンの行先は


「なんちゃってWEサウンド」から

 

「WE乱心愚」サウンドに昇格?し

 

WEとLansingを使って果て無きロマンを追い続けています

 

が 

私のオーディオロマンは・・・・・

 

 


凸凹の音像定位、平板のエネルギー

2020年11月01日 18時07分41秒 | オーディオ




オーディオルームの、床と天井・左右の壁・前後の壁いずれかに平行面があると、

音が共振してしまう「フラッターエコー現象」が起きてしまいます

 


 

フラッターエコーの発見方法は手のひらをパッン・パッンと元気よく叩きながら

 

リスニングルームの中央を端から端まで歩いてみると見つかります

 

 


「パッン」のあと「ビ~ン」、と歪みながら共振したところでフラッターが起きています

 

部屋のどこで拍手しても「パッン」と気持ちよく切れていれば問題ありません

 

 

が、もし「ビ~ン」と響いてしまったら、対処が必要です

 

視聴位置に関係なく、このフラッターエコーが部屋のどこかで起きれば、

確実に音を濁します

 

 

「定在波」と違って百害あって一利なしの音を悪くする現象です

 

 

もし、どこかで「ビーン」が出てしまったら、

その場所の上下左右を見渡し、平行な面を見つけてください


上下で起きてるなら、下に座布団を置いてみてください


横方向なら絵画でも斜めにかけてみてください

 


両側に置く必要はありません、片側で十分です

 

リスニングルームからこのフラッターを排除することは

高級なアンプを買うより大切なことです

 

一般的な四角い部屋で、ものが置いてない部屋ほどこの現象は起き易いです

 

かといって下手に音響用に手を加えた部屋のほうが

音の癖が多く感じられる気がします

 


四角い部屋に様々な対策するのが、安上がりで最善の方法だと思います

 

 

横方向で起きているフラッター対策には、高級な絵画を掛けるのもいいと思いますが

 

一番簡単なのがホームセンターで売っている、木製のブラインドを下げることでかなり解消できます




多少の吸音も必要であれば、ブラインドの裏側に何か色のついた布も一緒に買ってきて貼れば、デザイン的にも結構いいですよ

 

ブラインドの開け閉めで角度調整もできますが

閉めて垂らしておくのが一番いい気がします

 



上下方向で起きているフラッターは、できれば天井に対策がベストですが

 

天井に発泡スチロールで凸凹を作るのもいいと思います

 

ホームセンターに売っている、押し入れ用のスノコも効果がありそうですね



 

最悪なのが厚手のカーペット、これは止めたほうが良いと思います

 

弾んだ音を聞いたことがありません

 

 

 

あとは四隅の角、天井の角もそうですが、これも音が溜まり音を濁します

 

出来るかで無くしたほうが良いと思います

 

 

 

 

 

私の対象方は横方向は、視聴位置では音テンボードと絵画を使ってます

 

途中の横方向はブラインドを下げています

 

 

下の角にはいつも何かに使う板が常に置いてあります

 

 

これだけやっても結構高い音域で多少はフラッターが起きています

 

 

 

いずれ完全排除しようと思っています

 

その時はブラインドの裏側に合板を貼り付けようかとも思っています

 




凸凹で解消するより、平らな面を使って、平行面を無くしたほうが

 

音のエネルギー感が全く違います



 

私はエネルギー追求派なので本来は平らな板を使うほうが好きなのですが

 

今回はホーンスピーカーの後方空間を仮想的に広げようと作ったものでした

 

 

ホーンスピーカーの後方は「全く音が出ていません」

 

音が出ていない後方の処理でここまで音が変わるとは正直思っていませんでしたが

 

現実は、激変でした(笑)

 

 

聴く曲によって凸凹で聞いたほうが良いのと

 

平らな板で聞いたほうが良い曲と様々で正直まだ「これがいい」と言える状態にはなっていません

 

凹凸板による拡散をした場合は、拡散だけではなく消音も伴ってしまい

 

 

音は静かになり、音像定位もよくなります

 

音の伸びやかさはありませんが、締まった定位感は素晴らしいものがあります

 

 

ボーカルの口は小さく絞まり、あたかもそこで歌ってる感は

 

凸凹ボードのほうがよく出ています

 

 

 

ボーカルの定位感で聞くと凸凹ボードですが

 

伸びやかさ、声のコンプレッションは「ただの板」を置いたほうが良い感じです

 

 

 

定位をとるべきか、エネルギーをとるべきか、未だ結論が出ずに

 

 

 

スピーカーの上に上がったり、下りたりを繰り返している毎日です