オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

実はまだ頑張っています、夢の大型送信管プロジェクト

2015年02月25日 11時05分51秒 | オーディオ

完成後全くブログに書かれなくなった、夢の大型の送信管プロジェクト


実はその後も地道に頑張っています。


知人からは、どうせ使わないだろう?

半値なら引き取るよ、とか

安くするなら使ってやるよ、とか

処分しちゃえば、とか

ああいうアンプはケチっちゃダメなんだよ、WEじゃないからね~主要なパーツが

無理せず前段アンプ付けたら?


とか、励ましのお言葉を頂きありがとうございました。



っざけやがって


今にみてろ~~



今回でいったい何度目の改良になるんだろう我が211アンプ


入力トランスKs8616を使ってのトランス入力バッファーアンプ


事前テストでWE300Bを使ったアンプではかなりの威力を発揮したが

このアンプではイマイチの評価




このアンプの問題は音が良くって、楽しくない



なんとかするべく先ずは、211アンプの入力トランスを替えてみた

600Ωでの入力を諦め、別の入力トランスを外付けで設置


様々な伝送方法を検討し、試してみた


当然ラインアンプの出力トランスも替えてみたり


試してみたがこれと言った決めたが無かった


どれもそこそこに音がいい



もちろん前段アンプに91Bを使ってみたこともあるが


これだけは音が悪かった


音を増幅するバッファーアンプでは無く、ノイズ増幅装置

音楽は遠退き、ノイズだけが大きくなった



前段無しでも、ゆったりとして、ふくよかでは有るのだが


比べるとイマイチ

いかんせん比べる相手が悪い


聞き比べる相手は、


聴く人を、惹きつけ、楽しくさせてしまうアンプ



WE91Bレプリカ



音の質も細かさもスケール感も211の方が上だが


聴いていてやはり楽しくない、

次から次えと91Bのようにレコードが出てこない



それでも諦めるわけにはいかないので


コンデンサーを替えたり、回路を見直してみたり


その度にこのクソ重たいアンプをT氏の元へ


この時ばかりはケミコン使えばよかったと後悔する





本当に何度目の改良になるのだろう、



今回の改良は、

別々のアンプを繋げるのでは無く、一つのアンプとして考えてみようと言うもの


バッファーアンプの入力トランスをパス

ラインアンプの出力トランスもパス



コンポーネントアンプの常識を覆す考え方だ


入力トランスはチョークトランスとして使うが


OUTputトランスは完全にパスするとのこと

そんな事出来るの?、意味があるの?音良くなるの?



との私の質問に
古いMJ紙をT氏が持ち出し、新さんがここで書いているこの回路、これやってみようよ


との提案


流石MJ紙を隅々まで読み尽くす男、


気になる回路は全て頭の中に入っていると豪語するT氏
(気になる回路が幾つ有るのかは知らない)


マニアックなT氏の次なる提案を受ける事にした



再び重労働


重いアンプ、クソ重い電源、ラインアンプと20A電源

車に運び入れるでけで一苦労、


やっとおもいでT氏の二階のラボへ運び入れ


じゃあ、宜しくお願いします・・・


こんな事ばかりして仕事をサボってばかりいられない、当社は多忙な時期


少しでも仕事をこなそうと移動中、T氏より電話


何か足りなかったのな?と出てみると


T:できたよ



はあ?、まだ30分しかたってないよ!

T:頭の中では預かる前に出来上がっていたからね



・・・・
分かりました一件だけ仕事してすぐ行きます。


料理時間で言えばカレー作るより早く出来上がったアンプに、不安は隠せない

T氏の店に行ってみると既にセッティングがされていた


ラウザーが意味深にいい音を奏でている


T:どう?かなり良いだろう


ここでいい音で鳴ってるものは、我がシステムでは・・・・不安が更に募る

私の楽しいのポインとは、

まずトランジェント、歪みなく弾まなくちゃいけない


それは随分改善された、大型管にしては適度に弾む

高域の彩り艶もなかなか良い


91Bよりグラマラスだがこれはこれで楽しめる気がする


しかし91Bはやっぱりすごい、音や質や量で超えても何の意味もない

何を持っているんだろう、この91Bってアンプは