オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

間違ってWE22Aを横向きにしてる訳ではありません

2020年03月31日 08時53分50秒 | オーディオ




長期に渡りWE22Aホーンと格闘してきましたが、

最近ようやくそれが報われたのか、思い通りのサウンドが何とか流れるようになってきました
 


私の思い通りの音とは、ボワ~ンと膨らんだり・緩んだり・滲んだりしない

所謂ホーン臭のしない「ピントの合ったシャープなサウンド」なんです

エッジの柔らかい広がりのある、独特な響きが

それがホーンの良さだという方もいらっしゃいますが

私にはそれが音がズレて滲んだ音に聞こえるのです


 
ホーンの音が「嫌いなら使うなよ」と言われることもありますが

コンプレッション方式の音と、効率の良いホーンの音は好きなのです

それにMONOではたくさん感動的なホーンサウンドに出会ってるのです・・・すみません

 


⭐︎注、結論から言えば、

ホーンスピーカーは単独で一本で使うのが一番いいんです!

それを無理やりステレオで左右二台を合わせて音像を作ったり

レンジが狭いからと言って、高域や低域に別のユニットを付け足したりしては

絶対にダメ

ピントがぼけて、魅力が薄れるだけ、いや、無くなるだけです

ホーンスピーカーが良い音だなー、と思ったら、絶対に欲張らず

唯一無二のその魅力的なホーンの音で音楽を楽しめばいいんです

左右の欲・上下の欲、これがホーンスピーカーの天敵なんです!


※注、上記はブログとは関係ない、心の叫びです無視してくださいね

 

 


やっとステレオ・マルチスピーカーでピントの合った音を描き出し始めた22A

シャープな音は、本当のホーンの音とは違うと他人に言われても、

大きなお世話

 


今まで行ってきた様々なセッティングを、チョット振り返ってみようと思います


まずおさらいを兼ねて、

なぜ、この22Aホーンスピーカーは向きや角度によって音色がガラガラ変わり、そのセッティングが難しいのかについて

 

上記の写真のようにホーンスピーカーの代表作WE 15A等には、外側に

Sound axisという線がが引かれていて

音の軸が目でも確認できますが、それが22Aにはありません


線を引けない理由があるのか・あえて引かないのか

引かれているのは木製合板の12A・15A等の大吟醸サウンドホーンで

これらは余計な音は削ぎ落とし、正に音の芯だけを拡声し味わう事が出来る「大吟醸サウンド」と言われています(勿論私が勝手に言ってます)


でも金属製のカールホーン22Aは音を削ぎ落とさずに拡声し

16A程強くはありませんが個性の強い拡声をするホーンです


まずその個性的なホーンの音軸を、
この部屋でどの様に変化するのかを知る事から始めました 

作られたばかりの真っ新な状態で、22Aの音軸やその音の特徴を探るために単独で

ほぼフルレンジ状態の音源で、各設置方法で鳴らしてみて音軸による違いを確認しました



その設置方法には、ドライバーを上にして上から下への「縦ロール設置」

ドライバーを下にしたから上への「昇天ロール」

横に向けて、ドライバーを内から外への「外ロール設置」

逆に外から内側への「内ロール設置」の四つの設置方法があります


☆注、勿論私が勝手に名付けたものです


この縦ロール、横ロールでの音の違いは
私の聞いた限りでは10メートル以上離れれば指向性や音軸はあまり気にならず
どの向きでもそんなに変わらないと思いますが、

我が家のような5メートルくらいの至近距離で聞く場合

はとんでもないくらいに音が変わります


当然ですがWEが人の声をより本物らしく、を目標に演奏家技術者と共に開発したときは、5メートルの至近距離でこのホーンを使うなんて馬鹿げた想定は行っていないと思うので当然だと思いますが


大きなホールの隅々までどう、この素晴らしい美声を届けるか

そんな設計思想だったと思います。

 

裸の金属鉄板の状態のフルレンジ再生ではその個性がよくわかりました。

まず必要なのがホーンのデッドニング(笑)


様々なデッドニング方法がありますが、私が選んだ方法は素人でもできて
コストと手間の掛からない、切って貼るだけの確実なデッドニング方法

自動車のアンダーカバーフロアーマットでのデッドニングです

両面テープがすでに張られていて、ドライヤーの熱で温めれば細かいところも自由自在に接着できます、簡単でその効果は抜群ですよ



鳴きを止めて再度四方向を試聴、昇天ロールはうまく設置できなかったですが、

やはり縦ロールが一番エネルギーがあってストレートな音で

オーディオマニア好みの音だった


注、ロールと言っても私のはスロートはロールしておらず、実際はカーブホーン昇天ロールに設置すると、正直ゴミが心配、全て振動板にゴミが集まってしまう気がして気が引けました


縦ロールで設置しその角度を調整するために建築資材でホーンを吊り下げ、


様々な角度に調整できるように配置し、その角度もいろいろ試してみました


音のピントの基準となったのは以前のシステムでの音です、

私の記憶で288FCと311-90のビシッと決まったシャープな音像です



縦ロール設置で様々な角度を試して
ここかな〜の 角度が落ち着くと

今度は597ツイーターとの戦いも勃発、どこに何を合わせるかで調整を始めましたが、
これも実はかなり難儀でした


当初完璧と思われたこの定説でのセッティングでしたが
何故か音が落ち着かない暴れた音で、

どうしてもなじめない、それでもう一度置き方を再検討を始めたんです


22A設計は当然モノラル、上記配置図を見るとステレオ設置のようにも見えるが、
あくまでモノラルの音を、ホールの聴衆に如何に届けるを考えての配置

 


この22Aを設計したA技師がご健在だったら何というだろう・・、

A:「バカヤローそんな近くで聞くんもんじゃない、これは遠くにいる人にリアルな美声を届かせる為に苦労して作ったんだぞ」

 

俺:わかっていますが、今はステレオと言って、音源は左右二つに分かれていて二本の 22Aに別々の信号を入れて、その真ん中で合わせて音像を描くのが主流なんです

 

A:「おおバカヤローそんなことは研究済みだが、二つの音源を合わせる?、ムリムリ全然そんな事想定して作ってない、いいかい焦点距離の短い家庭で至近距離視聴するには、まず位相や定位が安定してなきゃ聞けないよ、これはそんな事全然考えて設計してないよ」

A:「だいいちねえ、あんたがやろうとしてるのは望遠レンズを使って、近くのものを綺麗に写そうとしているようなもんだよ、無駄・・・・邪道、・・・、

馬鹿なことはやめな」・・・・・・、

 


技術者Aさんの、そんな言葉が聞こえてきそうだが・・・、

 


 

無視!


確かに今までもこの22Aがすごいな~、いいな~、なんて思えたのはMonoシステムでの話

ステレオで良いと思ったことは・・・・・・無いかな〜

 

でも仕方ない、T氏に騙されて二本買ってしまったからには仕方ない、

無謀なステレオ設置に挑戦し続けるしか無いです


オリジナル設計を完全に無視した、家庭での楽しい?ステレオ再生22A

滲まないシャープな音像を目指して更に様々な置き方を試して見ましたが、

偏屈22Aが描く個性的なステレオ音像の難しさが、予想以上に徐々に身にしみてきていました

 

だんだんわかってきた事もありました、

迫力を求めるなら、内ロールがいいのはわかりました

でも音の力はありますが、声が太くなり、

女性ボーカルの華やかさがなくなる、 16Aに近い様な・・、



さらなる「馬鹿」をやるために、

低域バッフルを作りさらに大型化し、迫力での音の一体化を目指しました


音のスケールも大きくなりましたが、調整はより細かくめんどくさくなりました

上に上がった分ホーンは垂直になりましたが、

でも、上に上げてより立ててみてよく分かりましたが、


指向性の強い22Aは強すぎて、いくら角度を合わせてもそのポイントは狭過ぎて

頭一つ動かせば、声が変わるほどシビア

しかもその指向性の頂点ポイントは音の強さで動く


縦ロールで作った視聴ポイントは音の量、強さで音の軸が変わる、動く、

ついでに位相もひっくり返るような気がする、

なるほど、それで22Aにこの向きにはSound axisが引かれないのだ



至近距離視聴で指向性?(音癖)の一番強い聴き方は難しい

「ステレオで内振りした縦ロールはピント合わせが困難」との結論

というか合いません!

☆注、音量が絶対に変わらない、そんな聴き方なら合うかもしれません


大迫力で楽しむ我がシステムで、縦ロールではこれが限界でした



今更「昇天ロール」にするには天井スペース的に無理、

横ロールでの設置が神経質にならずに音楽が楽しめる、ベストな置き方の結論となりました

試聴の結果、横設置の「外ロール設置」これが一番音量の差によるズレが生じない置き方だと思います、

それにWEが人の声にこだわって作り上げたと言う言葉が一番似合う気がしまし

 

これでほぼ 22Aの置き方は決まりましたが、

この後も低域との音圧を合わせるのにかなりの時間を要しました



結局「低域コンプレッショ+ディフェーザー」で紙臭さを消して


低音に圧を掛け、同じ音圧バランスにしなければ、音のバランスはとれませんでした


もう一つ難問の597Aツイーターの位置場所、

ホーンの中に入れて、ロードの途中に置いている方もいらっしゃるようだが、これは論外、
ホーンロードの意味を考えるべきだと思います、ロードの中に置いたらそれだけで歪んでだめです。

ロードを邪魔しない空中設置しても、ホーンの中側、外側、開口部揃え等、

様々な設置を行いましたが全てダメ


22A・597A双方の音が濁る、暴れる、音も力も伸びない、

それに定位感なんて全然よくならないです

 

木製ホーンの15A等では問題ないし、WEでも木製ホーンでは行っていたようだ、だが、

金属ホーン同士のWE22AとWE597Aの仮想同軸設置はWEでは行っていないです

 

日本の某励磁スピーカーメーカーがこの設置を雑誌に載せたことで定説化したようだが、

確かこのメーカーも木製22Aだったと思います


とにかく22Aホーンロードには何も置かず、
ホーンの外に597Aを置くのが一番スムーズ

ホーンロードの邪魔しない設置のほうが、音のバランス・定位どれをとっても
外に置いたほうが良いです、ホーン内に置くのは最悪の方法だと思います

 

これでやっと、静かに安定して聴けるようになって、

いよいよ音の滲みを完全解消へと進み始めました、



タイムアライメントの完全一致


タイムアライメントを揃えるにも様々な理論が存在し惑わされました

ホーン開口部80%理論、ホーンの出口はその開口部ではなくて、

全長から計算してホーン長の80%の位置に開口部があると計算しろといったもの


屈折理論、音は入射角に比例して反射するので、その反射角で音道の長さを図るべき、

上記図面参照で我がバッフルは実際ウーハー前面からバッフッル出口まで実測60センチだが

この理論では正面のディフェーザーに当たりバッフルに戻りそれが反射して出口に向かう、

ウーハーの内側と外側で当たる位置が違うのでその長さも違ってくるが、

中心で測った場合も、平均値で測った場合も約95cm


実際の距離より35cm後方にウーハーがあるとみるべきだと言う理論

 

勿論クロスで波形を図り、180℃か360℃の位置で位相を合わせる、等々様々な理論をやってみました、が


結局いろいろ試した結果、


物理的に視聴位置から各ユニットのまでの距離を揃えるのが

一番音に違和感が無い事がわかった


勿論コイル位置を合わせたら、ウーハーとドライバーの位相は逆位相に配線

音は安定してきたが、その姿はとても安定しない姿となり

 

怖い〜落ちてきた大変、見た目も怖いしそんな恐怖との戦いもあった

 

まあ、そんなめんどくさい事しないで、デジタルDSPや、

デジタルちゃんデバでマルチを行ったほうが早くて正確かもしれないが

 

でもねそんな、化学調味料を使ったような音合わせはしたくないんです

私はそんな音で絶対に感動することは無いと思っていますから


結局不安定な設置を諦めか、

見た目は悪いが22Aホーンを下に下ろし低域バッフルの前に置きました


もともとLansing415ウーハーの前には巨大なディフェーザーが音道を塞いでいて

そのウーハーの前にデカい22Aホーンを置いても


音に何の違和感もありませんでした

音も上から降るのではなく、ほぼ耳の高さに出来てさらに安定してきました



さらなる音の量感と一体感を目指して、今度は低域コーナー設置、

 

そして各ユニットの音が混ざらないよう、音の出口をの配置を再度検討



その後も事あるごとに、内ロール・外ロールを聞き比べながら

 

音軸・それに伴う美声ポイント探しを続けています

 

 

 

いかんせん完璧な設計と、

高濃度アルコールに支えられた低精度測定器をもとに

 

 

幾多の試練を乗り越えて、これからも美音追及をしていこうと思います





ご支援ありがとうございました

 


むちゃ振りには、三要素が必要と考え揃えています

2020年03月23日 20時24分18秒 | オーディオ



前回のブログでも書かせていただきましたが、スピーカーのセッティングの基本は

水平に置くか、やや内側方向に向けるか、そのどちらかでセットするのが一般的です

 

二本のスピーカーを並べて平行に設置すると、左右の音が交わらないクリアーな音のセッティングとなり音場表現、ステージ感が豊かとされるのが、平行法と言われています

対して、スピーカーを視聴位置に向け内側に振り、二本のスピーカーの音のエネルギーが最も集中する場所で聴く設置方法を、内振り設置と言われています

この内振も幾つか微妙に違いがあり、視聴位置の手前で音を交差させてよりエネルギッシュに楽しむ超内振りと

視聴位置の後方で音を交差させる、平行設置に近い内振を、やや内振と言う様です

 

振り方の他にも後方の壁から距離を置き設置する事で、奥行き感が表現できると言われるバックスペース設置

量感たっぷりに低音を楽しむなら 後方の壁にピッタリ付けた、壁ドン設置が有効

壁ドンでもまだ低音が足りない方は、ちょっとボワンボワンな低音ですが、ホール感漂う様な低音を楽しみたい方はコーナーに設置して後ろと横の壁を利用する方法もあります

 

リアリティーや音離れ定位感を求める方々が最も嫌うのが、このコーナー設置方法かもしれませんね

どの設置方法もスピーカーの音をある程度、自分好みに変える事が出来ます

皆さんはどの様な設置で音楽を楽しんでいますか?

 

さて、等々披露してしまった何でも有りの、我が無茶振り設置方式

ただ適当に置かれている様にも見えますが

 

無茶振りの目的は、実は音のピントを合わせる事なんですそのために合わせなければいけない三つの定義があると思っています

我がシステムで一番ピントが良いのは当たり前ですがMonoシステムです、一つの音源信号を一つのスピーカーで鳴らすのが一番ピントが合います

 

そのMonosの一番音のいい位置は正面なんです、だからスピーカーの音のいい位置は間違い無く正面だと私は思います、が

モノラルと違って二つのスピーカーを使い、音源も二つのステレオではMONOとは全く違うものなのかもしれません

 

音像定位や臨場感も大切ですが、定位するかどうかはレコードによっても様々ですべてのレコードに合うセッティングかどうかは何とも言えないと思います

ならば基本私は、単純にスピーカーの音が一番いいい位置で聴くのが良いと思っています


それを踏まえて私はセッティングを行っています


三要素の一つは、物理的にタイムアライメントを合わせています

視聴位置をから振動板までの各ユニットの距離を物理的に合わせています

以前はホーン出口で合わせたり、出口80%理論で合わせたり、クロス周波数の波形で合わせたり

 と、いろいろ試してみましたが、やはり物理的に振動版を合わせるのが一番良かったです

☆注、実際に合わせた位置はボイスコイルの前側の位置です、このボイスコイルや振動版を合わせた場合、何度も書いてきたことですが、JBLやALTECは必ずウーハーとドライバーの位相を必ず逆位相でつないで下さいね、マグネットの構造を理解すれば簡単に理由はわかりますよね、

上記メーカーは正相に繋いだ場合マグネットからボイスコイルが押し出される設計になっています

 


次に合わせるのが音圧です

高域ツイーターと中域ドライバーがコンプレッション方式なら

ウーハーにもコンプレッションは必要だと思います

 

コンプレッションが、良い悪い、好き嫌いは、別問題として

同一ホーン・スピーカー・システムで二つの方式が混在するのはあり得ないと思っています

 

現在ホーンスピーカーを主力商品とするドイツのメーカーさんなども方式は統一していると思います

 

中高域が、力がありクリアーな浸透力のあるコンプレッション方式を採用して、合わせる低域がノン・コンプレッションだと

 

私は、かなり違和感を感じてしまいます

全帯域を同一方式で合わせる事が重要だと思っています

低域にも音圧を合わせる意味で、ディフェーザーやフェイズプラグなどの装着が望ましいと思っています

 

音源位置を合わせ、音の圧力を合わせたら


各帯域の音を混ざり合わないように音の向きを合わせる事が必要だと思います

かつてWEが劇場で使用したスピーカーシステムの設置説明を見てみると、随所にドレープなる布が張られています⭐︎波形をしたものがそうです

 

そのドレープの目的は、吸音と遮音、であったとされています

特にウーハーは後面開放で後方にも音が出てしまう方式、励磁ウーハーではメンテナンスも必要で、後面開放は利便性の問題か?

音的に、特に量感としてこのほうがよかったのは、定かではありませんが

少なくとも後方から発せられる、ネットワークでは切り切れなかった800Kh以上の高域を遮音していたと聞きます

また、このウーハーBOXの後方には布で巻かれたブラインド状の板が数枚張られていてその角度を変えて排圧の量などを調整したのだと思います

今でも上手くWEを鳴らされている方のお宅に伺って後ろを見ると、後面開放のユニットのにはシルクのような布が掛けられていたり、巻かれていたりします

 

当初、私もバスタオルを使ったり、フェルトの布を使ったり何種類かの布で覆って見ましたが、なるほど、とうなずける効果は見られました

 

音は混じらないほうが奇麗に聞こえるのが分かり

その観点から、後面開放ウーハーのコーナー設置を試した後に

左右と上部を塞ぎ背圧の音は下側からのみ出るようにセットしました

 

ウーハー後面の逆位相の音を四方に拡散させずに、下方のみから前面に出るようにしてあります

この方法により音は視聴位置方向にのみ向くよう音の流れをコントロールしています

 

あっち向いてホイの、めちゃ振りセッティングですが


合わせるべき振動板の距離、音の圧力、音の流れを合わせています

正解かどうかはどうでもいいことです、私は楽しい音で満足です


各ユニットがあっちむいてホイ・無茶振りセッティング

2020年03月17日 16時28分00秒 | オーディオ




我がシステムの写真を見て「どうセットしているの?」

そんな疑問を抱く方が多くいらっしゃるようです


確かにこの写真を見ると各ユニットがバラバラな向きに適当に置かれ

真面にセッティングにされてるようには見えませんよね


今回、難儀なホーンWE 22Aのセッティングをまた変えてみましたので、合わせてセッティングを説明させていただきますね



まずお浚いで、スピーカーの代表的なセッティングには

平行法

スピーカーを横に並べて置いたセッティングで

音場やステージ感、定位感が良いとされています


内振り法

スピーカーを視聴位置に向けてセッティング

エネルギー感、が出ます



一般的に音楽マニアの平行法、オーディオマニアの内振りと言われています

注1、私が勝手に言ってるだけです

注2、他にも外側に向けたセッティングや、お互いを向かい合わせた正対法などもあるようですが、指向性を持ったスピーカーには私は不向きと考えています


このセッティングの話題になると、内振派・平行派、両派譲らずムキになりエキサイトした討論になりますが、


討論の後は絶対に、相手を認めません!



皆さんそれだけ信念を持ってセッティングされてらっしゃいます


我がシステムはそんな相反する平行、内振、更に超内振りまで取り入れたセッティングで

無茶振りセッティングとなっています(笑)


ウーハーは超内振りで視聴位置の2メートルくらい手前に三角形の頂点のポイントがあります



しかもウーハーは後ろの壁から離せ!これが定番のセッティングですが、後ろの壁にピタリ

それどころか横の壁にもくっついているコーナー設置法


中域WE 22Aホーンの開口部は、平行法で左右共に正面を向いている

高域WE 597A(注、たぶん高域が出てると思う)ツイーターは視聴位置を向いている内振りセッティング



和洋中セッティング?、平行法、内振り、超内ぶり、

この混合セッティングの方式をなんちゃってWE用語では無茶振りと言います。



奏でる音はご想像の通り無茶苦茶?


内振、平行の向きも重要だと思いますが、使うユニットの帯域による指向性の違いも考えないといけませんよね




各帯域で指向性は大きく異なります、更にホーンスピーカーは指向性が狭く強いです


マルチセルホーンは、この狭い指向性のポイントを多くの人に向けようと、沢山小さなホーンを四方八方に向ければどれか当たるだろうと作りだされたホーンだと言ってもいいのではないでしょうか?

注、勿論私の妄想です



ただ指向性が真っ直ぐ強いだけなら、まだうまく使えばかえって使い易いとも言えますが

強い指向性で偏りが半端無い、しかも偏り角度は音量によって変わる超厄介なWE 22Aホーン


こんな偏屈ホーンは広い劇場ならまだしも、至近距離の家庭用には

はっきり言って使い物にならない、音量で軸がズレる、位相もズレるとんでもないホーン


今回はホーンの向きを変えてみたら、響きの良い美声が、ちょっとこもった力強い声に変わった


置き方で声質まで変わる超扱い難いホーンですね〜

WE 22Aのホーンの向きは今までも何度もやってきました

ウーハーの上に乗っけていた時は、潰されて死にぞこなった事も・・・


今回セッティングを変更したのはホーンの向きを外側から内側に音が流れて、中央でぶつかるホーン


WE 16Aと同じ様な流れだが、ねじ曲げられたスロートでは無く

緩やかなカーブスロートのせいかあそこまで過激な音ではない(笑)


でも音の出方、声の太さなどは 16Aに似ています



響きの良い華やかさは外側に向けた方が良いと思います

不思議なもので、ピントもこちらの方が甘く感じます


まあこれからいろいろ向きを変えてみないとなんとも言えませんが、

セッティングを変えたばかりの今は、少し違和感を覚えています


良いか・悪いかのセッティングではなく

どちらも楽しくリアルなセッティングですが・・・・、

またレポートしますね、^_^


オーディオ装置の三要素は何ですか?

2020年03月15日 08時47分57秒 | オーディオ

 

 

何々の三要素、よく聞く言葉ですが、意外と「三要素」って大切だと思っています

二つの要素では、事は足りず、四つでは多すぎる?

 

シンプルに重要な物事のポイントを抑えることができるのが三要素だと思っています

 

三要素を調べてみると実に様々な、物や、事柄、事態でも三要素が重要とされているようです


必須の三要素もあれば、要望や希望的、私感的な三要素など様々な三要素があるようで

 


私が日頃見ている事故なども三要素でいうなら「自分・相手・予想外」だと思う

 

何事もこの三要素を押さえる事は重要で、このポイントを押さえておけば何とかなる、防げる、いや成功するといったほうがいいのかな

 

 

音の三要素を調べてみると「音の大きさ・音の高さ・音色」だそうだ、なるほどもっともです

 


音楽の三要素となれると「メロディ(旋律)・ハーモニー(和声)・リズム(律動)」なるほど大切なことですね

 


色の三要素は、「明度・彩度・色相」なるほど~わかるようなわからないような・・・、

 


文部科学省が子供たちに身につけさせたい「生きる力」の三要素は

「確かな学力・豊かな人間性・健康と体力」だそうだ、私は身につかなかったが、

これからの子供たちは是非身につけていただきたい

 

まあ、三要素といってもそれが確定された要素から成るものと

不確定というか、人それぞれで違うものも多いと思う

 

 

私の「ゴルフ」の三要素はやっと最近分かってきたことだが

「メンタル・リズム・正確さ」だと思う

これを養う練習は30ヤードを徹底的に身体でボールを打つ練習、アドレスでバランスをとって、胸が右を向いて・左を向く繰り返し、目いっぱい身体を使って、手を使わない、腕を動かさない練習が大切だと思います



 私は苦手科目ですが「幸せ」の三要素も人によって様々ですよね

一般的には「健康・金・心」

 

 有名な心理学者によれば幸せの三要素は

「自分が好きであること・良い人間関係を持つこと・人や社会に貢献していること」なるほど~

さすが心理学者、欲を持たないことが秘訣かな?なんとなく納得できる

 


おっ「仲のいい夫婦生活」の三要素なんてのもある

これは俺にもわかる、得意分野だ

忍耐忍耐忍耐!

 

 



 

 

あら?、違った?


なに〜

「お互いの尊敬・一緒の行動・スキンシップ」なるほどね〜

 

 そう言えば我が家の会話も

「今日も綺麗だね・置いてかないで俺も行くよ・肩揉みましょうか?」

ちゃんと三要素を踏まえているではないか・・・・、




ちょと違うかな?

(笑)、そんな物事の核心に繋がる「三要素」

 

これは励磁電源光物三兄弟です




ブログの本題に入ろう

求める音の三要素は何ですか?

 

前回も書きましたが音楽を聴く目的は人それぞれ様々ですよね


でも、このブログを読まれている方々は、自分なりの何か目的を持って、

ちょっと普通の人と違う装置をお使いの方が多いのではないでしょうか?

 

音楽はスマホで十分、という読者の方はあまりいないのではないでしょうか

そんな、自分だけは普通だと思ってらっしゃる、

ちょっと変わり者のオーディオマニアの方々へ

 


あらためて、ご自慢のオーディオに求める三要素は何でしょうか?

「美しさ・質の良さ・品の良さ」

「楽しさ・聴き易さ・明るさ」

「定位・リアル・雰囲気」

「広帯域・重さ・量」

「しっとり・重厚・広がり」

求めるものは様々でいいと思います、


当然ながら正解も無いと思います・・・・・・・・、

  

 

では、改めて私が求める「我がサウンドの三要素」を考えてみたい

 

まずは「力」だと思う

量も伴うが、量だけではなく、「音力」

 

量では無い「音力」これって結構難しいんです、

特徴的な音色の個性的な各カートリッジが発電した信号を魅力的に増幅

色付けは多少あるが、シンプルな増幅回路で純度の高い信号

そしてスピーカーに求められる性能はスピードある動きや、

余分に動かない制動力ある振動版の動きが可能にする、透明度の高い「音のキレ」

音が キレて抜けて、クリアーに浮き立つことで叶うのが

 

音の力だと思う

 


 

「魅力」

魅力的な音色といったほうがいいのかな


よくオーディオ装置は無色透明が一番いいといわれるが・・・・、

私はとんでもないことだと思っています


オーディオ機器も楽器と同じ音楽を奏でるもの、

レコードという素材を個性的に魅力的に奏でるには、

魅力ある音色は大切だと思います

 

これは私の勝手な持論だがWE製品は色付けが濃いと思う、

特徴的なのは618Bトランスを聞いて頂くとよくわかると思いますが


華やかさは抜群


このトランスが内蔵されたマイクを使うと、生声より魅力的に聞こえます(私は)

 

まあ、時にケバいと感じる時もあるが、決して機械的にならないで、

色艶を付け足すのはWE独特の世界だと思う 


WEがこういった魅せる音なのは特殊な、国家戦略的なトーキー映画の普及の為に俳優は演じ、

それを支える音響装置も演じたのではないかと思っています

演じる音だから、時に過激に、時に魅惑的に音を演じ、観客に感動を演出したのだと思います、(勿論聞いたことはありませんので私の妄想です) 



 

「説得力」

音楽を聴いた後の「満足度」とでも言いましょうか、


「イヤー今の演奏よかったなー、聴いてよかったなー」

そんな言葉をレコードを聴いた後に言える説得力、


勿論「音の演技」と言ってしまうと

「実際の音とは違ってもいいのか」と言われる方もいらっしゃると思いますが、

先ほどの618Bでも例に挙げましたが、より魅力的な音の演技とで言いましょうか、

実際と全く異なる音ではないと思いますが

実際の音より、何かを引いたのか足したのかはわかりませんが、魅力を加味した音 


まあ、それが事実とは異なる音だ、と言われれば、

はい、「実際には存在しない音」ですと答えます


でも、こんないい音なら、俺は騙されてもいいといえる音

これもオーディオ・ロマンだと思っています

 


「私は」極論から言えば、

各オーナーの好みの音をオーディオ装置を使って好みの音を創り出し、

その音が奏でる音楽を楽しむことだと思っています


 

「魅力的」な音色で

「力のある音」で

「説得力」がある

 



そんな音で音楽を聴けば私は大満足です〜


相変わらず過激なブログ書いてるね

2020年03月13日 23時15分00秒 | オーディオ



久しぶりにTオーディオでお会いした方にそんな言葉で声をかけられました



えっ?何の事ですか?


過激なブログ?


そんなブログ私は書いた覚えはありません・・・、が



あの事は禁句だし

あれを書いたら誰だかバレちゃうし

ましてやあのことなんて絶対書けっこない


私もいちおうブログにはアンダーライティングを引いています


ブログ・コンプライアンスも遵守しトラブルを招きそうなブログはすべて下書きのままで後悔はしていない、

違った公開していません

だから私のブログは基本過激な文言は書かれてはいないと思うが


まあ元々、何故か私は誤解を招きやすいのか・・・、な
私が想いを込めて書いてるブログは


本来のタイトル通り「レコードで音楽を楽もう」、ですよ


そう、皆んなで楽しくレコード音楽を楽しみましょうね


そんな想いを念頭に置いて、ごく普通のオーディオライフを綴ったブログのはずなんです


ブログの内容は我がオーディオ装置が奏でる音楽と同じく、心休まるような穏やかにバッハの音楽が流れる様な文面ばかり


のはず


皆様の装置と同じく、美しい音色で、安らかで、心が楽しくなる音で音楽を奏でるのが、

我がなんちゃってWEサウンドなんですよね〜


オーディオ装置で音楽を聴く、楽しむ目的は人それぞれですよね


1日の疲れを癒す、

心を無にして、気分をリフレッシュする

思い出を振り返るのもいい、明日の鋭気を養うも良い


そんな他愛もないたのしみの、レコードで音楽を楽しく聴いて

皆んな楽しく元気になろう、ってブログなんです



あ〜〜あなたそれは違う違う誤解してる


決して拳を握りしめ、

今日の「憎しみ・悔しさ」を、『くそ〜〜』と叫びながら

溜まった何かを発散するための「爆音再生では無いです」




あんたもぜんぜん違う違う違う

「恨み辛み」を『ちくしょ〜』と

ぶつけるの音楽でも無いですね





あ〜惜しい

貴方もわかっている様だけどちょっと違う

荒んだ感情や、沈んだ心を高める・・


感情震わせて、高めるために音楽を聴くのも、ちょっと違うんんですね〜




なんか、


皆様、俺のオーディオライフを勘違いしている様ですね



そういえば先日も我が家に聞きに来てくれたオーディオフレンドも



玄関で

友:あっ忘れた!


俺:いいよ別に新潟のお土産なんか、聴きに来てくれただけで十分だよ^_^


友:いや、耳栓持って来るの忘れた・・、大丈夫かな〜ぁ?


俺:・・・・・・マジ?で言ってる?あっそう・・・、大丈夫だよ、たぶん


あ〜〜、そうかいそうかい

くそ〜、わかったよ、じゃあ今後、遊びに来てくれる友へ一言いっておく


実は我がサウンドはロウリュウサウナと同じ熱気が出るんだ

だから耳栓だけじゃダメ、タオルも必要だよ、そうそうかなり強烈な風圧を受けて体に力が入り、肩こりもすると思うし、筋肉痛も覚悟して

それから奥歯噛み締めて聴くのが普通だから、マウスピースもあった方がいいよ!、そうだ胃が痛くなるとか、心臓に悪いとも言われた事もある、どうせ地獄のサウンドだからね〜



う〜ん、やはり誤解を招く行為は、やっぱり俺に原因があるのかな〜


マニアの夢、究極の励磁オールホーンスピーカーシステム

2020年03月09日 09時14分00秒 | オーディオ




理想のスピーカーは,人其々だと思いますが、ホーンスピーカーは最も魅力的な拡声方式の一つで有るとは思います


ホーンスピーカーの起源を辿ってみると、ホーンとは牛などの角から来ていて、ようはラッパ状の筒のことで、

使われだしたのはなんと紀元前300年代から有る様です


人の声を遠くに、多くの人に届けたいという思いは太古のアレキサンダー大王の頃の昔からあった様ですね


人は誰に教わるでもなく、誰かに自分の声を届けようとした時、両手を口に当てホーンの形状を作りますが

 

もしかするとこれは人類が科学も物理も無い中で、最も効果的に拡声できる事を「本能的に」得ていたと・・、


本能的だからこそ「感性に届きやすい」方式とも・・・、


注、勿論今日のブログも私の妄想で、真実は一言も書かれていません!!


そんな本能として声や感情を他の人に伝える拡声機としての原点、


それがホーンスピーカーなんです~~凄いでしょ〜

 


 パチパチぱち〜、以上終わり!

と、ここでブログをやめても良いのだが・・・、


また大馬鹿やろ〜と、言われそうなのでもう少し続きを(笑)


そんな本能の覚醒機を、多くの方々が様々な形状等の研究を経て、1877年にあのエジソンが蓄音器としてホーンスピーカーの形にしました



そして1919年今のホーンスピーカーのほぼ原型エクスポーネンシャルホーン形状が最適とわかり多くの製品に使われ出したそうです


大きな声を張り上げずに、小さな声でも効果的に拡声することが出来る画期的なホーンスピーカー

 

スピーカーとして使われだした当初は勿論、音源としてのアンプの出力が小さく名実共に、ただ「拡声するのに安価で効果的」だったからだと、言われればその通りだと思います

 

でもね、小さな音源の音の純度・感性は高い!とは言えませんでしょうか?


当時の映画でも女優さんのささやき声や、感情こもった美声、これを大きな声で表現するのは如何に名優さんでも難しいと思う


小さい声は繊細、そんな小さいモノって美的なモノが多いと思います、小さな声を多くの人に届けるって大変ですよね


現代で小さな音を大きな音にするには信号自体を増幅する、大出力アンプを使うことが一般的ですが、この増幅素子を連ねた大出力アンプのデメリットを前回書きましたが


クレームの嵐だったので、言葉を改めます、大出力アンプは増幅素子を必要以上に連ね沢山使ってとても複雑な回路となりそれに伴い電源回路も強化し大型化され、その為仕方無く過度な保護回路も必要で更に複雑な回路となり結果的に音質とは関係無い所にとても高額な費用がかかり大きく超高額になりますが

とても大きな音が出て、とても良い音がするんだそうです


でもね、増幅素子の少ないアンプも音の純度が高く良い音がすると私は思っています、ホーンスピーカーを使われる方々も、この純度の高い音を大きな音で楽しみたいと考える方々だと思います


まぁそんな変わったマニアの方々が使う、時代遅れの形状のスピーカーだと思ってください、ね




さて、

やっと本題に入りますが、スピーカーで純度の高い音を求めるにはどうしたらいいでしょう


まずは振動板ですが、これは様々な素材があります、振動板が正しく振動し空気を揺らすには、金属の振動板が優れているのかもしれないですね



もちろん「紙」も優れているとは思いますが、固有の音もありますし物理的に強度不足が生じ歪みます、金属の方が強度もありゆがまず音の純度が高いと「一般的」には言われています

☆注、(ここで言う一般的とは、私が仕方なく通う某宗教施設「Tオーディオ」での一般的です、この施設では「紙」を使った振動板は、臭くて、鈍くて、ボヤけるとの教えを説いています)


まあ、たしかに紙より音の純度の高い可能性がある金属振動板を使いたいですが、中高域は問題無いとですが、問題は低域、大きな波形を出すには大きな振動版が必要となり、その磁器回路も大型化してしまうことになります



更にその純度の高い音をできるだけ生かしホーンを使って拡声するにはコンプレッション方式が最適だと思います

 

繊細な音を、シンプルに増幅して、高純度に振動した空気を圧縮して、本能的に人の感性に届きやすい方式、音の浸透力と言うか心の奥底まで届くかもしれない可能性があるかもしれないコンプレッション方式(笑)、を使ってこそホーンスピーカーの真価があると思う



☆注、ノン・コンプレッション方式の素晴らしいホーンをお使いの方々へ、確かに余計なコンプレッションなど掛けないほうが音がいい製品もあると思います

 

コンプレッション方式でも確かに振動を殺しかねないプラスチックなどで圧縮し、ある意味至近距離で音を聞きやすくしたものはどうかと思いますが

 

WEなどの計算された金属のイコライザーで圧縮され、スロートを伝いホーンで拡声された音は素晴らしいと思います

 

しかも理想は各ユニットに広帯域を持たせない

一般的な可聴範囲は20Hzから20kHz、これを音階で言うと10オクターブ分に相当しますが、

コンプレッションドライバー各ユニットの美味しいとこだけ再生すると2オクターブ程度が理想で、

10オクターブを奏でるとなると低域・中低域・中域・中高域・高域のなんとファイブウエイのとんでもないシステムに


コンプレッションドライバーを使ったホーンスピーカーを贅沢にファイブウエイで


しかも音の質に拘りネットワークでは無くマルチアンプ方式で

 

しかも、しかも、究極はパーマネントのアルニコマグネットを取り外し、励磁に改良している



励磁コンプレッションドライバーによるオールホーンシステム



思い描いた理想を現実のものにしようとするT氏の執念と情熱、


男のロマンが徐々に現実のスピーカーシステムとなって来ました


未だ完成していませんが

理想の現実はもうすぐです、皆さんこの音を聴きたかったら前橋のTオーディオまでご足労ください





⭐︎当然ですが私はここまでバ◯げたシステムは使いませ〜〜ん


え~これがレコードって言うんですか?

2020年03月05日 19時02分20秒 | オーディオ


え~

これがレコードって言うんですか?

 

当事務所にご来店頂いた20代の女性のお客様からのお言葉です

 




当然ですが当事務所はオーディオショップではありません!

 

 



女性:あっマドンナがある~、これって聞けるんですか?

 



お母さんが若いころ聞いてたっていってました、車でこのCDで見たことあります〜

 


俺:(お母さんが若いころね~、まあ俺も若かったころだからなー)

聞けますよ、かけましょうか?

 


女性:

聴きたいです〜

え~、すごい〜

回る~

 





俺:・・・・・・

 

女性:あっライクアヴァージンが聴きたいです

 

俺:えーと、二曲目だっけな、三曲目だったかな?

 


女性:え~スゴ~イ、それ(カートリッジ)

下したところで曲が変わるんですか~

すご~い、

なんでなんですか~

 




俺:・・・・・・

何でですかと聞かれても、針を下ろした所の音が聞こえるんです

このレコードはね溝か刻まれていて、回っているその溝をこのカートリッジの針が動いて音を・・

 



女性:へー、じゃあ保険の話しましょ

 





俺:レコードの説明を聞く気がないなら、

なんで~なんて聞くんじゃないよ!

 

 

まあいい、ちゃんと保険の話も聞いてくれて成約ありがとうございました

 

 

女心が分からない私のような男の女性対応は本当に難しい

 

 

先日は古いお付き合いの


別の女性が来店され

 

 

あれ、このスピーカーこんなに音悪かったかしら?

 

以前はもっと奇麗な音で鳴ってたませんでしたか 

 あのね~、たしかにあの時と同じスピーカーですが


でも、あの時は高〜いアンプで鳴らしていたからなんです

 




今は大安売りのアンプですから、

あの時の音はもう出ませんよ~


でも悔しいから

せめて300Bシングルで鳴らそう



女性は音に対する感性は鋭く

機器や原理に関しては無関心



難しい・・・・、


私以外で、励磁を使われる方は感性が人一倍豊かです

2020年03月03日 19時38分48秒 | オーディオ

 

先日のFB投稿で、ある方から反論のコメントを頂きました

 

励磁が音が良いといっても、自分の耳で聞かなければ

良い音かどうかの判断はできない、との事

 

ごもっともなご意見です、

 

が、

その方のコメントをよく読むと音の判断基準は

要は音の周波数と、能率や音の量の違いを仰っている文面でした

 

 

う~ん、普通スピーカーを選ぶ一般的な判断基準て何なんだろう?、と、

ふと思って一般的な基準を調べてみました

 

ネットでスピーカーの性能、見分け方等々を検索してみると、

中にはカルト的な判断基準もあるようですが、

 

 

まずはスピーカーのスペック(数値化性能)を知ることが大切なようです、

優先順位は

 

1.寸法、2.出力音圧レベル、

3.許容入力、4.インピーダンス、

5.クロスオーバー周波数、6.周波数特性、7.その他

なるほど・・・・、

 

 

 

では、スピーカーを購入する際に選ぶ基準で、同じようにネットで検索してみると

良いスピーカーを選ぶ基準の優先順位は

 

1、インピーダンス 2、出力音圧レベル 

3、ユニット構成 4、大きさ形状 

5、再生周波数範囲(ハイレゾ対応の有無) 

6、エンクロジャー素材・仕上げ・形状

 

なるほどね~

 

確かにメーカーのカタログにも同様の数値しか書かれていません

 

 

勿論、一番大切な”金額”や、”見た目”もあるでしょう

 

マニアックになると”定位感”、”磁気回路の強さ” ”低音再生能力”等々・・・、

 

 

でも、実際に最終的にスピーカーを選ぶ判断基準は

”音の良さ”と誰もが答えると思います

 

 

 

 

 

音の良さの判断基準・・・・、

 

 

これについて私がいろいろ書くと、ほんとに大喧嘩になりますので

 

人それぞれ

 と、しておきましょう、好みですからね〜

 

 

でもね、

これは私の経験上で、いつもの“妄想で”書きますが

私以外で “励磁型スピーカー”を使われる人は誰しも

 

 

 

「物凄く感性が豊か」なのです

 注、励磁ユーザーの中で私だけは貧相な感性です

 

 

そんなのマニアなら当たり前だろう!と言われそうですが

 

 

 

確かにオーディオ好きな方は感性豊かは当たり前だと思いますが、

 

励磁型を使われるのはその中でも特に人一倍感性が豊かで

しかも鋭い感受性をお持ちの方々ばかり、

 

鋭い人と、変◯の間ぐらいの人が多いのですかね

 

 

 

励磁型スピーカーの、音の良し悪しの判断基準に周波数特性等の数字のスペックはありません

 

励磁のスペックは、心に、感性に、直接語り掛ける特性ですから

 

映っている二人は〇人です

 

励磁を選ぶ人は 当然ながら、それを感じられる

”豊かな感性をお持ちの方のみ”

 

 

 

判断基準は ”音楽を聴いて感動が有るか無いか”

 

音楽の躍動感

演奏のリアル感

会場の空気感

     音が活きているか・・・・・、

 

 

 

 

そんな音を再生するのに、求められる性能としては

 

「力強さ」

「音の締まり」

「音のきめ細かさ」

「反応の速さ」

 

こういった特性に優れているのが「励磁型スピーカー」なのだと思います

 

 

 “力強さ”の秘訣は「速さと正確に動く量」です

 

 

 

簡単に言えばパーマネントのものより、ボイスコイルの振幅が正確に動きますので結果大きく動き

 

圧倒的にボイスコイルの動く速度が速いんです

 

 

 ☆注、励磁の振幅は正確に制御されて電磁ブレーキ制動が効きますから必要以上には決して動きません

正確な実動範囲が実は広いのです、パーマネントは正確に100%動いていないとも言えます 、

しかも制御が効かず時に120%動いてしまう事もあり、音の迫力は出るかもしれませんがこれは音の濁りであり歪です、でもそれに慣れてしまった人には励磁は大人しく聴こえてしまうかも知れません

 

 

 

 

正確に素早く制御が効いたヴォイスコイルが動く

これが力強さの理由です

 

よく、磁力を強くすれば速度は速くなり、力強い音になるとの言葉を耳にしますが

それは違うと思います

 

私が聴いた限りでは、電圧を下げて磁力を弱めても、音の速さは変わらないと思います

 

電圧の上げ下げで変わるのは音の硬さ、多少は余韻も変わるかな?

音質が変わる訳では無いと思います

 

電圧を上げれば上げるほど音が固くなり、アルニコモデルの固定磁力より下げて、多くのユーザーは使っています

 

 

 

励磁は電圧を下げても力強い音を奏でます

下げれば力強く柔らかくキレのある夢のような低音も調整可能だと思います

(注、私は下げても2割から3割程度ですが、達人たちは5割まで下げる人もいるそうです)

 

“クリアー”な音、これは先ほども書いたボイスコイルが余分に動かない電磁ブレーキ制動力の強さがあると思いますが

これを詳しく書くと逆起電力の問題も含め、かなりめんどくさい文になるのでここでは省略

 

 

“滑らかさ・音の張り・繊細さ”

こういったものは音の粒子の細かさだとも思っています

 

 

 

冒頭で紹介した方が投降した電磁石とパーマネントの磁界を説明した図ですが

まさにこの図の見た目の違いがあります(笑)

 

 

 

励磁型は整った音の粒子が滑らかに乱れず流れる感じです

パーマネントの音の粒子はザラつき乱れて、

 

まるで砂嵐のようです

 

 

 

 

「リアル感」

 

これは励磁の最大の特徴と言ってもいいと思いますが

 

透磁率の良い素材を使える磁気回路によるものだと思います

 

一般的にフェライトよりアルニコのほうが音が良いと言われていますが

 

何故だと思いますか?

2440 20,500gauss アルニコ

2441 20,500gauss アルニコ(実測18,000)

2445 19,000gauss フェライト

2450 19,000gauss ネオジューム

どの機種が音がいいかは各自のご判断で、これらの機種の音の違いが磁力の強さの違い、と思われている方が一般的ですが

 

 

私は違うと思います

 

実際測っても2441のほうが375より強かったですし、フェライトを効率よく使うと磁力はとても強いです

 

では何が違うかというと透磁率です、詳しく書くと、これまたもっと勉強しろ~とか、書かれるので省略

 

簡単に言うと透磁率の高い金属のポールピースを使った磁気回路は音がいいんです

 

 

先日も書いた事ですが

 

フェライト1に対して

アルニコは7ですから、2441は2445より七倍くらい音がいいんです。

 

でも励磁で使われる純鉄は4,000です、桁違いに音がいいんですよ

 

 

お分かりいただけましたでしょうか?

 

励磁の音の良さは、実は性能が飛び抜けて良いからなんです

 

前回も書きましたが

その良さを発揮するには妥協は禁物

 

またその良さが分かる人は、普通の感性の方より

鋭く、豊かな感性を持った方のみです

 

 

宣伝や評◯家の言葉、他人の評価をあてにしない

 

 

自らの感性で決断が行える方のみ

 

残念ながら、なかなか聴く機会の無い

励磁スピーカー

 

 

 

聴いたことがない方は是非機会を作って聴いてみてください

 

 

もっともっと励磁が普及し、楽しく語れる友が増えればと思って敵を増やすことを覚悟して?、いや“妄想”を書きました

 

 

妄想だから、決して怒らないで下さいね

 

 

 

このブログは私の妄想であり、どうせ真実は一言も書かれていません

 

励磁の真実を知りたい方は下記で調べてみてください

https://shinshu.fm/MHz/06.94/

http://www.royalsangyo.co.jp/field-coil

http://www.gip-laboratory.com/indexjapanese.html

http://www.soundparts.server-shared.com/fieldsupeker.html

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