オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

音の良さその一つは動かす空気の量で決まる

2015年08月14日 10時40分13秒 | オーディオ

何度目の訪問になるであろう市内のKIM私宅



KIM氏の音を聴いていつも思うのは、空気感


揺れる空気の量が圧倒的に多いいのが体感できる



伝わるであろうか?


良い音とは歪まない空気が揺れて、そしてそれが音として伝わる



音の粒子が手に取るように分かる







私の音とはかなり対照的なsoundである




我がサウンドはかなり鋭いが、KIM氏のsoundは


その人格を表すように優しく、全く刺激がない

だがその圧倒的な、多くの振動する空気が奏でる説得力は



流石WEサウンド



我が地区には何故か何処にでもあるWE15Aレプリカホーン(笑)



これは、とあるTオーディオにてオリジナルの15Aを模って

数本ぶんのスロートを作成し、それを使ってホーンを製作したもの


当然何軒かそのレプリカホーンを聞かせて頂いたが

鳴り方がみんな違う




音が違うのではない、鳴り方が違うのだ



勿論オリジナルの15Aを555Wで鳴らした音も聴いてるが

やはりそれは別格、

比べるべきではない




このレプリカホーンを聴く中ではKIM氏の音は密度が濃い

やはり本物のWE555は世界が違う


折角15Aレプリカホーンを製作したならやはり555は使うべきだろう



整流するのは流石全てタンガーバルブ


なるほど音の密度が濃いわけだ



タンガーバルブは4セットある

そう、KIM氏のシステムは、WE15Aを中心に4ウエイ


下には我がシステムに使われているのと同じ515fc

高域にはこれまた我がシステムに使われているのと同じ288fc


これに更に励磁のツイーターを搭載している


各ユニットに広帯域をもたせず、しかも15Aを邪魔せず



あくまでもフルレンジ、プラスアルファしてのセッティング



流石、欲張らない男は、音にゆとりがある

このスピーカーをドライブするのもWEのパーツを使ったアンプ軍


段の下でよく見えないが、パワーアンプはWE300Bシングルアンプである




レコード以外にもPCで聞く事もあるそうだが

PCからは一旦ブースターアンプを通している

WE205を使った高級品



PC如きになんと贅沢なと思うが、それは私の僻みなので、カット


ギアドライブのターンテーブルにセットされているのはイケダのアーム

流石、カートリッジはSPUがもっぱら多いとの事




RCAのギアドライブもやはりまともに回らず、


部品取りに何台か買って合体させたとの事で

かなり苦労されたようである、

おお~っと


なにやら見慣れたアームがある



当たり前、


私の使っているRCAアームはKIM氏が部品取りに買った

RCAターンテーブルについていたもの


其れを勝手に改良してバリレラを付けて、




サイコーに良く鳴っている~~





とブログで書きまくったため、



今回KIM氏のRCAアームも同じように改良する事になったもの

今日はそれで取り外しに来ました


KIM氏の要望はSPUを使いたいとの事


わかりました、大丈夫ですよと安請け合いしてきたが

実際に作業するのは私ではない、


ご近所のS氏




なんとかS氏にお願いして作ってもらわなきゃ


うまくいけば、借り物の俺のアームも………ってなるかもしれない

えへへへ




Sさん宜しくお願い致します。










WEサウンドを追い求めて

2015年08月11日 18時14分24秒 | オーディオ


WEサウンドの魅力って何?


そう訊かれたとき答えは簡単、

一言でいうなら


聴衆・観衆、audienceに、

音で感動を与えられるサウンド




と、答えます


私の持論ですから寛大なお心で、ご了承下さい


では感動的な音とはどういう音なんだろう?



ひとつは明朗


⭐︎夜の如何わしい店の会計のことではありません




明るく朗らかに、

嘘やごまかしがない音




聴き取りやすく、分かりやすい音




正確や、忠実な音とは違う




明朗な音




そのためには、歪まずクリアーで

立ち上がりが早く切れも良い音


聴く全ての人に感動してもらうため

色っぽく

力強く




うっとりと

ドキッと

哀しく

思わず笑みがこぼれて、楽しくなるような、明朗な音



そんな音







伝わらないかな?





20年近く前の事だが

初めてWestern sound Incに行った時だったと思う




店の人に、ジュラシックパークの映画をみて


:この映画で、より怖いと思わせる要素は何だと思う?




と質問された




当時150インチの大画面で見ていた私は

当然、大画面と答えた




が、違うとの事


では、大音量!





でも無いとの事


大画面でも、大音量でもなければ、

この映画をより怖く見せるものは?




答えは、音の張りと立ち上がりの早さ、と言われた





意味がわからなかった



その人は実際に10インチ位の小さなテレビに、

これまた小さなWEのホーンでその映画を見せてくれた




驚いた!


こんな小さなテレビで小さな音量でも、

この映画の怖さがより伝わってくる




思わず、何でですか?と尋ねると



これがWE soundですよ


と、一言

付け加えると

驚きだけでなく、哀しいのも、楽しいのも同じだよ




との事だった


あれも衝撃的なウェスタンサウンドとの出会いであった





演出音響機器

そんなものが私の根底にあるのだろう



私の音は過激である


私はそれでいいと思う



技術や才能も無く、財力も乏しい私だが




求める音は、感動



様々な音色と傾向のちがうオーディオ機器を揃え
その違いを含め楽しんでいたオーディオから



ブログと共に再開した

今のテーマを決めたオーディオでは

時々初心に帰って、冷静に見直さないと
道を間違えしまうような気がして



再確認のブログでした




音で感動できる情報をお持ちのかた、これからも教えて下さい


私も更なる刺激を求めて?

違う、

感動を求めていきます、感謝、感謝

WE310Aスモールパンチ逝く

2015年08月03日 17時50分39秒 | オーディオ

このところ最高のサウンドを奏でていた私がシステム


AC点火にこだわったノイズの多いシステムだが

ここ数日そのノイズに、一音が加わって、更に音が歪み出した




その原因を探ってみると、WE310Aであった




がーん、ショック!



こつこつとやっと4本買い揃えた310Aスモールパンチ




メッシュで揃えたかったが、手が出なかった


それでもせめてスモールパンチで揃えようと、

いろんなとこからかき集めてやっと揃ってきたものだった





ジー、のノイズだけなら我慢できるのだが、



歪み始めてはもうダメ、交換するしかない



といっても、スペアの310は




ラージパンチ




以前ラージとスモールを聴き比べた時は、かなりの音質の違いだったが

今はどうだろう?



あれから全体的にかなり音質の改善が図られている、

もしかしたらラージでも使い物になるんじゃないのか?



我がWE9 1Bレプリカアンプでは、初段で310Aを二本使って2段増幅をしている


310Aは二本共にNFBのループ内なので、音質の変化は少ないと言われているが




実はこの二本の差し方で、かなり音が変わる



スペアの音の悪い310Aラージを使うには

一段目に使うか、ニ段目に使うか



聴き比べて決めるしかない


まず初段を音の悪い310Aに変えてみる




第一印象は、音がザツ


91B特有な、パーンといった音の張りが

ボ~ンと鳴ってしまい張りが緩む




音の粒子が粗いのもよくわかる


粒子が粗いからキレもない


だから艶も無く音が悪い




以前聴き比べた時より明確にその違いが分かる

全体のクオリティが上がると、更にごまかしがきかない




音が悪いものは悪い、

310Aスモールパンチは、やはり優秀な真空管だ




メッシュになれば更によなるのはわかっているが



ガマン、ガマン

今度は音の悪い310Aラージを2段目に入れてみる

あら?音の傾向がだいぶ違う




初段でラージとスモールを聞き比べると、音の傾向は同じで

音の質が違った



だが二段目を替えると、鳴り方が変わる


明らかに中域の厚みが薄れる、音質はこちらの方が良い音かもしれないが、

鳴り方にかなりの違和感がある



なんだか124等のスタジオモニター的な音の良さ?にも感じられる





やっぱり私が好きなのは、

劇場用ならではの厚みのある中域を中心に力強く飛んでくるようなサウンド




二つのWE310Aの、個体の組み合わせによる音の違いなのか、わからないが

今はこの組み合わせが一番


なんとかスモールパンチが見つかるまでこれで我慢しよう




しかし、この音の雑な感じはなんだか他の真空管が勿体無い、



310ラージ使っている間は

300Bはレプリカ

整流管は5Z3の二軍で聴こうかな~~