オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

WE618B VS 名もなきMCトランス聴き比べ

2013年06月22日 22時00分29秒 | オーディオ

不敵にも

わがWE-618Bと聴き比べてみてくれと

渡された、とあるトランス


いくらT社長のお勧めでもこれは無理だろ

なんじゃこりゃの世界である

第一ラウンド”みたくれ”圧勝


とりあえず聞いて見なくちゃわからないのでEMT XSD-15で比較視聴


成る程、T社長の言わんとすることは理解できる


音は良い


落ち着きもある


ぱっと聴き地味なトランスである


WE-618Bの華やかな印象とは正反対の印象である




しかし悪くない




ボーカルを聴いてみるがなかなかなもので


その人らしい声とでも言ったらいいのだろうか



この歌手と会って話したことも無いのに


おかしな話だが、本物らしい声にも聞こえる、着色がないからだろうか



前にも書いたがこの辺は好き嫌いの範疇ではないだろうか


オーディオを好き嫌いで表現するのは危険なのは分かっているが


ここは好き嫌いでとどめておこう


手持ちの幾つかのトランスを聞き比べたのだがみんな個性的でいい音だ


特にWE618Bの華やかで艶やかな音は何と言っても抜群に魅力的だ、

これは残念ながら別格、


でも派手な音が嫌いな人もいるであろうからここは好みの問題

地味ながら渋いと言われる音が好みの方もいらっしゃる

これもよくわかる


久々に聞いてみると意外にもEMT-STX20これもなかないい

618Bを買って以来何十年ぶりで接続したので、

錆か汚れか接触不良で最初音が出なかったのでカバーをはずして

RCAプラグをクリーニング


大丈夫だ、裸の状態だが音が出るようになった


あれ?618Bに比べるとかなりおとなしい


昔聴いたときはSTX20はかなり派手な飛び出してくるような音に聞こえたのだが


今聴くと、これもなかなか素直な音だ


へ~ぇ、イイじゃん、社長作のこの名もなきトランスといい勝負



JS-6600はインピーダンスが合わないのでXSD15での評価はパス



やはり意外に良かったのはEMT-STX20



今回カートリッジはEMTだからあたりまえと言えば当たり前



この辺の組み合わせはフォノイコの組み合わせも含めて

相性を選ばなければならない



しかし最近トランジスターアンプの限界を感じてきた


レビンソンがダメなわけではない


只、やはり管球式のフォノイコのほうが

今のシステムには合っているような気がする


何か球のフォノイコ探そうかな~

サウンドスクリーンの存在を感じない、音が響きまくってくる

2013年06月18日 10時46分54秒 | シアタ-

音楽を聴くのはレコードだけ!


と言いたいが、実はTVでもBDでもCD・LD何でも聴きます



今のミュージシャンはレコード出ていないから仕方ない


ぜひ今のミュージシャンにもレコードを発売してもらいたいものだ




でもこの単なるTVだが、かなりいいものも放映されている

大画面だと感動的だし、観賞と言える番組も多い


この画面は私の好きなTVコレクションの一つ、BSプレミアムのマチウタという番組で

一青窈が早稲田奉仕園スコットホールで「喝采」を歌ったシーン

何だ歌謡曲かと言われる方もいらっしゃるでしょうが

これが単なる歌謡曲のレベルではない熱唱で

クレーンを使ったカメラアングル、

ベッヒシュタインのピアノの響き、

一青窈の歌唱力、何よりもあのルックス


勿論音も文句無し



すべてに満点!


このカットシーンは「祈る言葉さえ失くしてた~」と歌い、

力無く跪いたまま、

第一楽章と第二楽章の間奏で、ふと二階を見上げたシーン



この仕草が良いね~


おじさんの心をくすぐるポーズだよ


たまらん!!



まあそれはいいか


とにかくこのサウンドスクリーン越しの音がとんでもなく良くなってきた


ネットワークを変えて激変した



よくサウンドスクリーンは高域が落ちるから、その分アルテックのネットワークは

高域がピーキーになってると言われている

実は私もそう思っていたし、現に今までN501ではそんな感じだった



しかしオイルコン空芯コイルネットワークでは違う


スクリーンなんか関係ない


音のエネルギー、浸透力、表現力が凄い、一青窈の熱唱がバンバン伝わってくる

サウンドスクリーンの存在を感じさせない美声だ


この曲もそうだが、寧ろスクリーンがあった方が似合ってる、

そんなふうに感じられる曲もある

スクリーンを上げてみるとこんな感じ

スクリーンのギリギリにアルテック817とJBL L-220、A5一本がセットされている

よくわからないので電気をつけてみるとこんな感じ

150インチワイド、16:9のサウンドスクリーン

画面の横幅は3.3メートルぐらいある

もう設置から16年以上が経過し、壊れて上まで巻き上がらなくなってきた


困りもののスチュワートサウンドスクリーンだが


このスクリーン越しに聴いているボーカル以外にも、室内楽や交響曲も音楽が今までになくいい、
高域も減衰を感じず全体のバランスが良い



音が響き渡るとはこのこと



良いねー、最高!


レコードばかりじゃなく撮り貯めてあったBDレコーダーの画像を楽しもう


誤解されたくないのだが、あくまでネットワークが良くなって音が響いてるのであって、

決してサウンドスクリーンを褒めている訳ではない、

巻き上がらなくなったので修理を依頼したところ

「修理は日本ではできません、10年以上使えば壊れます、新しいのに買い換えてください」

こんなことを平気でいう輸入販売元のマルチフォ⚪️⚪︎⚪️製品はどんなものでも褒めたり勧めたりは絶対にできない。





話が逸れたが元に戻そう

最近気が付いたのだが

我が家のBDレコーダーはシャープで、BDプレーヤーはパナソニック

シャープで焼いたBDディスクをパナソニックで聴くことも多いのだが

なぜだかこちらのほうが音が良い


パナソニックBDプレーヤーはPCで焼いた画像も見られるので購入したものだが


これは優れもの

シャープの内臓ハードディスクの画像よりも、焼いたBDディスクを再生したほうが

音が良い

同じ場面を比べてみるが、明らかにこちらのほうが画像も良い





焼く前のオリジナル機器より、ディスクに焼いてプレーヤーで再生の方が音も絵も良いなんて

よくわからない世界であるAVは

なんかHIVIみたいになってきた

レコード洗浄やり直し!

2013年06月14日 09時33分23秒 | オーディオ

とんでもない音になってきたもんだ

ネットワークがピッタリとはまり、艶やかで、張りがあって、力があり、説得力のある文句無しの

我が、な~んちゃってウエスタンサウンド 

絶好調!


楽しくて色々なレコードを聴いているのだが



どうにもレコードを聴いている気がしないレコードがある



何だかCDを聴いているような気がする


考えてみると



あの洗浄液で洗ったレコードだ
精製水で洗い直したつもりだったが、思った以上に多くのレコードあの液で洗浄してしまったようだ

音が静かになり、ノイズも減るので決してあの洗浄液を否定はしないが


問題は音楽が楽しくない


あの時は綺麗になるのが楽しくて一生懸命洗浄したのだが

今となってはどのレコードを洗浄したのか覚えていない



だがレコードをかけてみるとわかる


弦楽器は響かない


交響曲では奥行きが出ない等々、ベッタリして音が死んでるのですぐわかる




そこで洗い直し



結局今までやっていたクリーニングの強化版



まずレコードに精製水を適度に多めに垂らす

本当は洗浄機で洗い直せばいいのだが、とにかく今は音楽が早く聴きたい

めんどくさいがその都度洗おう

レコードが濡れたところでまんべんなく洗浄用クリーナーで延ばす


これからが本番、回転数を78回転にセット

ガラード301の老体に鞭打ちMAXパワー


ふん!


気合を入れてクリーナーを押しつける

洗浄後は

まずコットンティッシュで水気を取り除き


乾燥用のクリーナー2個を使って仕上げる


出てきた音は


多少バチバチ言うが文句なし、艶やかにのびて音が生き返った、これぞレコード!


やっぱりレコードは音がいい

WEネットワーク 空芯コイルVS鉄芯コアコイル

2013年06月13日 17時15分50秒 | オーディオ

300Bシングルのパワーアンプではありません

非常に大きいこのネットワーク、大きさの比較に300Bを置いてみた



何だかかっこいい




鉄芯コア入りのコイルと空芯コイルが並ぶこの異様なネットワークだが


どちらがいいか?


どちらもいい、

相性の問題だ


結論は音を出してみなきゃわからない



ウーハーは空振コイル、ドライバーとツイーターは鉄芯コイルのタップ出し

ってなわけで、結局双方のコイルを併用した、

奇怪なネットワークとなってしまったが




なんちゃってウエスタンサウンドだからなんでもあり


でも、これが大正解であろう




低域に関してはスピード・トランジェントを重視し


空芯にしたが




高域はこのままで良い!



弦楽器を聴いたときの艶

女性ボーカルの声の張り

言う事なし



位相に関してはもう少し追い込みが必要だが



今は本当にいい音で鳴り響いている、楽し~!

ウエスタン、オイルコンネットワーク改 空心コイル

2013年06月11日 17時58分23秒 | オーディオ

仕事がはやっ!



低域のトランジェントがいまいち宜しくないと


T社長に相談したところ


コイルを空心コイルに変えてみようと即座に改善案を出して頂いた




俺なら、せっかくまいた鉄心コイル、「絶対にこれが良いんだから使え」

と言いたくなるが



さすが人格者のT社長、すんなり改善案を出して頂いた


しかも仕事が早い!


わずか二日でもう新しいコイルが巻けたとの連絡



勝手な私の発言に対応して頂きありがとうございます




まるで違和感なく空芯コイルが配置され、


最初から想定されていたように設置場所が空いていのたが


実はこの空間はウエスタンコンデンサーが見えるようにわざわざ空けて頂いた

空間だった



ウエスタンの文字が隠れてしまい、少し残念だが仕方ない





さっそくつないでみました


うん

トランジェントはこちらのほうが断然良い、音が弾む


ちょっと音の重心は上がったが、全体のバランスは申し分無し




鉄芯コアコイルのほうが低く重い音がする




だが我がアルテックとのマッチングは空振コイルのほうが良い


オイルコンを使い唯でさえ音が遅くなったのに

もとい、優雅にゆったりと鳴るようになって



低く重い音がするコイルと合わせるとさらに遅く感じたのが


今回の弾まない低音の原因だったようだ




改良で狙いはピッタシでした



今度は弾む


しかも下が弾み出したら上が歌い出した、不思議なものであるオーディオは

低域を改善して高域は何もしていないのに、中高域の音が全く変わってしまった

歌う歌う

響く響く

伸びる伸びる、いやー素晴らしい!


コア入りと空心が並んでツーショット



個人的にはこの丸い空心コイルの置き方なんかウェスタンぽくていいね


もっとそれらしく板で挟んじゃおうかな~



鉄芯コア入りコイルは勿論つないではいないが、今後何らかの変更があった場合やテストのためにも


そのまま付けておこう、何かこのほうがカッコいい





いや~難しいねネットワークも



やはり使うシステムによって使い分けが必要なことがよくわかりました



今はいい音で、音楽が楽しく鳴り響いています


この音で追い込みます、感謝・感謝

WEオイルコン ネットワークは手強いぞ

2013年06月10日 09時24分39秒 | オーディオ

以前オイルコンデンサーを試したときは

普通のケミコンのネットワークを改良して


オイルコンを入れたのだがその時は


耳に付く煩さが消えて奥行き感が出てきて


お~すごい


これぞウエスタンオイルコンデンサー




だったので、


今回全部オイルコンで作成したわけだが


手強い



今までの2ウエイのネットワークにWEのコンデンサーとコイルでツイーターを


足した2ウエイ+1


今までとは考え方をまず変えなければいけない



そう思って


一からやり直しているのだが



手強い




何が一番手強いのかと言えば



まず低域のトランジェントが良くないのがある、
低域が弾まないから、キレがない



だが、これはある程度想定していたこと


N501の心地よい歪みのようにも聞こえたのだが



「ダン・ダン」と鳴るテンポの良い弾み方をしない



当然ながら音の質は申し分ないのだが、いかんせん弾みが悪い



だから聴いていて、楽しくない


基本が楽しくないのに


いい音を求めてセッティング


何か変だ


以前にもあった




「音が良い」のが良いのか


「音楽が楽しい」のが良いのか




またこの壁にぶち当たってしまった


何年経っても答えが出せない


「それは歪んでるんだよ、だから歯切れ良く聞こえるんだよ」


そんなことを言うお方もおられるが


仕方ない


下品な音で、歪みだらけのオーディオを行ってきた俺には

低音のトランジェント、スピード感があって、弾む低音が出ないのは辛い

この問題は難問だ

WEオイルコンデンサー使用ネットワーク完成

2013年06月05日 08時47分09秒 | オーディオ

かっこいい

念願のWEオイルコンデンサー・ネットワークが完成した


8Ωで作成したためかなり巨大なネットワークになってしまった



今時こんな馬鹿げた巨大なネットワークはなかなか見られない




たぶんこんなのを使ってるのは本当のウエスタンマニアの方だけだろう



そしてほとんどの方は16Ωで作成するためもっと小型になるはずだ





制作して頂いたのは


いつものTオーディオである



クロスは下を500Hzで作成してもらった


かなり細部にわたり、T氏のこだわりが盛り込まれた
ネットワークとなった


抵抗も、何と手作り板抵抗


音は・・・・




手強い!

ALTEC N501-8Aこいつを何とかしよう

2013年06月01日 15時34分13秒 | オーディオ

WEレプリカアンプがそれなりに完成の域に達してきて

我がALTEC-817は絶好調に歌いまくっている


ただ、不満が無いわけではない


以前からこのネットワークを何とかしたかった

ALTEC-N500あたりを見つけていたのだが

なかなか見つからない



そこで


いつものTオーディオの社長に


ネットワークの制作を依頼した




8Ωのネットワークはコンデンサーの量が


沢山いるので、かなりいやな顔をされたが


コンデンサーが見つかれば作っても良いよとのことで



奥をガサゴソ、がさごそ


出てきた出てきた、あるじゃない!、いっぱいオイルコンデンサーが


油紙に包まれた未使用のオイルコンデンサーを取り出し

丁寧に包み紙を拡げて

う~ん、かなりワクワクしてきた

こいつは期待できるぞ!



とりあえず必要なだけ並べてみた


ひょえー


こんなに必要なのか~


16Ωならこの半分で済むが、やっぱり8Ωは大変だ




T社長曰く「老後のアンプ製作の楽しみに取っておいたんだ、
かっこいいんだよなーこいつを使ってアンプ作ると」



いや、それは分かるけど


老後の楽しみより


今の私の苦しみを何とか解消したいのでお願いします、



てなわけで




強引にお願いして、制作に掛かって頂いた


強引にお願いするのだから




「値段はいくらでも良い、金に糸目はつけないからお願いします」








言いたかったが



結局、散々値切ってしまった




値切り交渉にまで応じて頂いて本当にありがとうございます



ついでに、「コイルもウエスタンの単線で巻いて下さい」







言おうと思ったが怒られそうなのでやめた







そうこうしているうちにもう


コイルが巻き上がっってしまった、仕事が早い



せめて配線だけはウエスタンの単線でお願いし


後は完成を楽しみに待とう