先日のDEECA ファイブロンドンでのフォノイコの組み合わせに続き
今度はバリレラでのフォノイコの比較
フォノイコは四台
WE141-A改、バッファー内臓CR型フォノイコライザー
WEのコンデンサーと抵抗をで作ったLCR型 + RA1474バッファーアンプ
なつかしのMLAS JC-2ラインアンプのNF型フォノイコライザー
恥ずかしながら合研LABのNF型フォノイコライザー
この四台のフォノイコで今度はバリレラカートリッジとの相性を比較
まずはこのレコードで比較
聞く順番は先日と同じ順序で聞き比べ
まずはCR型のWE141-A改から
おおーいいねー音の張りはすばらしい
高域のヌケがいい、とてもフレッシュにヌケが良い
楽器はトランペットがかなり強調されている
明るく明朗な音で、鮮度がとても良い感じである
低域は重低音の量感ではなく、軽快な低音、パーンと弾んだドラムスちょっと引っ込んだベース
このレコードのよさをとてもよく出しているフォノイコだと思う
続いてはDECCAではその相性の良さを見せたゴウケンフォノイコ
あれ?
デッカとは違いかなりおとなしい音である、CR型に比べて音の切れが無い
音のエッジがない、音がぼけたように、こもったように聞こえる
先日の印象とは全く別物、何と言っても音に活力が無い、音が弾まない
平べったい音で、だから聞いていてつまらない!
これは意外にもパス
お次はJC-2
おこれはまたなんともいえない重低音、音の張りはCRには適わないが
量が凄い、ベースがぐっと前に出てきてベースの音が目立つ
面白いもおだ、フォノイコで目立つ楽器が違う
CR型はトランペットが大きく前面に出た演奏であったが、少しペットが引っ込んでベースが出てきて
サックスがまた良い響きで鳴っている
ただ全体に音が甘い
が、軽快な切れの良いJAZZではなく、量感たっぷりのJAZZもまた楽しい
最後はLCR型+ra1474
おっ今度はピアノが良い響き、ほんとにフォノイコで主の楽器が替わる!
音のきめは細かいが、CR型に比べると音の張りが弱いのでパンチに欠ける
音の鮮度も落ちる、レビンソンと比べてベースが引っ込みドラムが出てくる感じである
サックスも良い響き
ただ開放的な鳴り方ではやはりCR型かな、量感でいくならJC-2
やはりレコードオーディオにはフォノイコは重要なアンプ
カートリッジとフォノイコの組み合わせ
もう少し試してみよう