![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/f0/55813f961db96ceb0c13b2790ada760f.jpg)
デッカの音が甘くなってきた
ピントが甘いというか、ぼけたとは言わないが、DECCA V ロンドンらしからぬ音になってきた
先日のラックを入れ替えてから、やはり音が変わってしまった
変わったのは、天板の厚みと、ラインアンプのフローティング
やはりラインアンプのフローティングには難があるのだろうか?
ソリッドでピントの合ったDECCAサウンドが鳴りを潜めてしまった
気持ちがいいほどにストレートでシャープなDECCAサウンドが・・・・
DECCAの123であれば分かるけどVでそんな音がするわけないと、
往年のデッカファンの方は思われるかもしれませんが
この、フォノイコライザーとDECCA Vの組み合わせはかなりのものです
そのフォノイコライザーの名前は・・・・・
・・・・・
そういえば、今までたくさんのフォノイコライザーを使ってきた
高校生の頃に買った山水、初代AU607から、コンポーネントに移り
初めて本格的なラインアンプに変えたのが、AGI-511B
なかなかソリッドな音で、お気に入りのアンプであった
憧れのマランツ7が欲しかったが、もちろん買える訳は無く、
SC-8だったかなSC-6だったかな7に似たようなアンプも使った事がある
その頃レビンソンにも出会ったが、結局、選んだのはクレルPAM2
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/6c/d3b202f2027b1b11a7a94b806b5e68ca.jpg)
当時の写真だが、なんと使っているPCは初代NEC-9801である、時代を感じる
クレルPAM-2は、レビンソンと違い、実態感や熱を感じない、
つかみどころの無い、なんと言うか宇宙を感じる、空間の広さを持ったアンプでもあった
その後はいろいろ使ったなー
スレッショルドSL-10は、砂漠のようなサラサラ、アンプだった
GASテドラは意外にも大人しく、ねちっこかった思い出がある
スペクトラル、スッパンスッパン切れ味抜群で、何が良いのかよく分からないアンプであった
レビンソンの7Lもレンジが広くてスカッとしていたが、もはやあのレビンソンの狂気は感じられなかった
音の良いアンプ、力のあるアンプ、
いろいろ聴いてきたが
BD-1bだったと思うが、やはり元気な力のあるアンプも捨て難いと確信し
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/ea/8358b89e5b87d33c4dd96abd957c43e7.jpg)
元気でいい音の系統のアンプと、
ハイエンド、ワイドレンジアンプに傾向が分かれてきた
元気なアンプ系統は、JBLのアンプを経て、MLASへ戻りLNP-2L、ML-6、も悩んだがJC-2に落ち着いた
ハイエンド、ワイドレンジでは、チェロ、アンコールを経て
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/80/74aa279d27c2d197cf0f2dee169dcc1c.jpg)
ベンデッタリサーチSCP-2に落ち着いた
その間、真空管のフォノイコライザーもたくさん使ってきた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/fc/283cdc9289e757efcb5334392a0deb19.jpg)
振動ラボのラインアンプを改良したフォノイコライザー
も使ってきた、もちろんラックスも使った
ラインアンプやフォノイコに求めたものは、音のキメの細かい分解能
エネルギー
リアルな立体感
実態感といえばいいいのだろうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/b1/dadbb47bd8c2e61b035e8155bccbb0fa.jpg)
それを求めて今でも、WEの部品を使ったLCRフォノイコライザーや
WE141-Aオリジナルを改良したフォノイコも先日作ったばかりである
結局、何が言いたいのか
いまDECCAにつないでいて、最もDECCAをデッカらしく明るく、
エネルギッシュに、鳴らすフォノイコライザーは
ハイエンド・オーディオマニア御用達
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/3d/cce413ae7a44ab60ee3a7c42af248775.jpg)
合研LAB
2万円でおつりがきたフォノイコライザー
笑うな!
笑ったあんた、そうあなたですよ!
アンプは値段じゃない
音のレンジが広ければ、いいってもんでもない
気品あふれる音質だけではない
彫りが深いとか、奥行き感が出るとか
サラッとしたとか、キラッとしたとか、響きが良いとか、音の余韻がとか・・・・・・
そんなものは無い、
切れが良くって、明朗で、元気が良いのが一番なのだ
文句があるか!