オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

オーディオ機器の頂天

2014年12月27日 23時28分47秒 | オーディオ

オーディオの音の基本や、聴き方は人によって様々


オーディオマニアが目指しているのは



当たり前だが、いい音


では、いい音の定義は、


原音再生?、生の音を基本として

それを忠実に再現するシステム



それがピュアオーディオシステム?




それとも、



生音の原音は、また別のものと考えて、

レコードを原音として、ある意味、生音を超えるものを目指す




オーディオの目指す、良い音のテーマは人によって様々である


目的が違えば、出てくるいい音は当然違う




リアルな原音を目指すなら

個性やクセの少ない、質の高いクリアな音、


真空管アンプを使いオールホーンシステムなどが挙がる




だがほんの僅かでも、原音を越えようとする挑戦者は


とても個性的な音を出す



強烈なダイナミックなスピーカーで大出力アンプをお使い奏でる



どちらが正しいか、答えは残念ながらない



趣味として楽しんでいるのだからどちらも正解であろう



ではどちらに属するのかと尋ねられたとき


ほとんどのオーディオマニアは、




俺だけはどちらにも属さない


と言うような気がする



かく言う私もその1人であろう



時に前者でもあり、時に後者である




1つだけこだわりをあげるならば



私はやはり楽しい音に拘る



当たり前だが音楽は


音を楽しむと書く





だから音を楽しみたい、楽しい音楽、それを演奏できるオーディオ装置


だからオーディオ装置に求めるのは、


楽しい、いい音





では楽しい音とは一体どういうことなんだろう?


私の定義をあげるならば



まず高域はキラリと輝きがあり、色ツヤを伴う輝


中域は腰の座った奥行き感、音の張りとリズミカルなテンポ

これらを伴い、明朗で明るく晴れやかになる音


これらがないと私は楽しくない





オーディオをやってきて、製品に求めた音は、

おそらくそんな楽しい音、思わずニヤッとしてしまうような音を求めていたのだと思う


それがマークレヴィンソンであったりクレルやチェロの個性的なアンプ



そんな個性的なアンプ、

色濃い音の演技力のあるアンプと言ってもいいかもしれない



いい音だけのアンプには余り興味が無かった

日本製や海外製の、音だけいいアンプにも、出会ってきたが、興味が湧かなかった



そんな色濃いアメリカアンプやスピーカー



緻密でクールなJBLサウンドや、陽気で明るいALTECサウンド


アメリカンサウンドを奏でるオーディオ機器の


その先、すべてのオーディオ製品の頂点に君臨していたのが




Western electricであった



ウエスタンと市販のアンプやスピーカーを同レベルで語るなと、怒られるかもしれませんが



色濃い個性的な市販アンプやスピーカーの頂点には、

私の持論ではウェスタンがあると思う



時にレビンソンより情熱的に、時にクレルより冷淡に


JBLのアンプよりストレートに、マランツのアンプより正端に素直に、マッキンのアンプより力強く




どんなスピーカよりも密度が濃く、艶やかにエネルギッシュで


どんなアンプよりも色濃く、個性的でありながら、


全くそれに違和感を感じる事はない


強烈な個性を、個性とは感じさせない自然な音造り




矛盾な言葉であるのはわかっているが、


色濃い自然な音



機械的に造り出した音でありながら、

原音以上に艶やかで力があり魅力的な音


その音は、結果として出来上がった音では無い


故意に目指した音、

用途に合わせ、意図した音造りが出来る音響システム



それが私にとってのウェスタン


Western electricのマークである


電気は何であるか、どうすればどうなるのか、その全てを把握したならば

世界を制覇できる



もしくは、世界中で唯一電気を制圧し操れる企業


そう語ってるのだと私は思う



未知の神秘や偶然などでは無い、人工的な技術力により、

どんな楽器よりも人の声よりも、素晴らしい音を奏でることができる音響機器


とんでもない技術力と途方もない予算を投じられたと思われる製品群



多分すべてのオーディオマニアが、



どんな思想や、歴史を持っていたとしても、



完全にメンテナンスの行き届いたWesternサウンドを耳にしたならば

そのサウンドを否定する方は多分いらっしゃらないと思う




だが残念ながら、



そのオリジナル製品はもう、ほんのわずかしか現存していない




我々一般人では、大量に作られたであろうスペアパーツを使って改良するか


オリジナルを忠実にコピーした製品を使うしかない



そう、市販製品レベルでウェスタンサウンドを奏でようと思うならば

できるだけ忠実にコピーするのがベストだと思うが・・・・・



・・・・・

う~ん、う~~ん、ウ~~~~ン・・・

2014年12月23日 21時22分24秒 | オーディオ

水銀整流管を使った見た目はかっこいいWE43ふうブースターアンプ


相変わらず鳴らなくて、悪戦苦闘しています









本物のWE43バッファーアンプをお使いのWE22さんに助けメール




:なんちゃってWE43を作ったんですが全然なりません


:WE22さんのようにWE91でならしてみたんですが、どうしたらいいでしょう?






WE22氏:
43はWE211を交流点火でプッシュプルで動作するブースターアンプだよ




:すみませんシングル動作で直流点火ですが・・・なんちゃってですから~



WE22氏:
今は91でWE43を押してるけど、205Dをプッシュで使ったWE42を製作中なんだよ



WE22氏:
91ではパワーがありすぎて、お互いの良さが出せないね、WE43を使った時は、91単独で使ったときの1/10程度しかパワーが出せないからね



WE22氏:
小出力の質の良いパワーアンプが前段にはいいね






:私も全く同意見です




:ですが、205Dも買えないし、すぐには作れないので、取り敢えず手持ちの91Bで鳴らしてみようと思うんですが


:なんちゃってWE43の入力は600Ωなんですけど、どうするのが一番いいでしょうか?




WE22氏:
現状で合わせるならトランスしかないね、7Aオートトランスが一番だけど、買える?

確か7Aは一個40万円以上、この写真のは45万円




:かっかっ買えません~~




WE22:
だよね、WEのコアとWEの単線のを使って巻いてくれるところもあるよ



:そうですかでも高いんでしょうね~


WE22氏:
まあ、バッファーアンプの入力に合う、小出力アンプを作るのがいいと思うよ







:そうですか、ありがとうございました・・・



やはり、小出力のアンプを作るのが一番いいのかなー





91Bでバッファーアンプは、私もあまり鳴らしたくない、


なんちゃってではあるが、我がWE91Bも、オリジナを出来るだけ真似してコピーしてある


この91Bが最高に今は鳴っているのだが、



我が91Bが最高のサウンドを奏でるのは何と言っても




大音量!



勿論小さな音でも鳴るが、大音量の時のなりかたは格別なものがある




パリんとした音の張り、スピーカーから飛び出してピシッと決まる音像

音の濃さ、リアルな表現力、何の不満もなく鳴り響いている






そんなに良くなってるなら、WE43バッファーアンプなんか必要ないだろ、なんで43なんか作ったんだ!


との言葉が飛んできそうだが





WE43に求めたものは、また別の音の雰囲気だった、


300Bのタイトな低音では無く、なんと言うか



もっと朗々と鳴る、雄大な低音と、少しふくよかな音をを求めたのか

やはり大型管のおおらかさを持った、力強さを求めたのだが





だが所詮はバッファーアンプ、出力管を使った力のあるラインアンプだけでは物足りない

良質な小出力前段パワーアンプが無ければその力が出せなかった







それと、WE43製作のきっかけとなったのは、あのWE212Eアンプの圧倒的な音を聴いたのがきっかけだが




WE22氏のお宅で本物のWE43の音を聴いて、前段のアンプの音色そのままに

更に力感が増せるアンプに魅力を感じたからであろう、



WE22氏のお宅で、WE91AでWE43をドライブしているのだが

リレーを使っているのであろうが、オリジナルと同じで43の電源が入ると回路が切り替わり

配線の繋ぎ変え無しで音が出る


だから43の電源を入れて、水銀がおちついてアンプのスイッチを入れると




そのままいきなりバッファーの威力が発揮される




91Aの張りのある音が、ボッツと言う音の後に、豊かな低音と共に力のある魅力的な音で鳴り出す


音が太るのではなく、力によってその力感が増し、ゆったりした風格が増す





だがWE22氏もさすがに91ではパワーを持て余すようだ

きっとオリジナルにこだわるWE22氏のことだから



オリジナルのWE42か同等のものを手にするであろう





だが私には無理なのは目に見えている、




手持ちのアンプで行うか、作るかだが、取り敢えずいろいろ試してみよう




必要なのはマッチングトランスと、良質な小出力アンプ

小出力の良いアンプ・・・

そうだ!、




あったWE205Dを使ったアンプが

持ち主はこの人



パラゴンさん

WE205Dのシングル動作で0.8と言っていた



大切にしているアンプだから貸してくれないだろうなー、盗んできたらバレるだろうしなー



よしアンプ目処はついた後はトランス、


WE7Aに変わるトランスを見つけよう



先は長い~~

う~ん、う~~ん・・・

2014年12月22日 11時40分42秒 | オーディオ

ならない!

全然鳴らない!

鳴り響く気配が無い!


苦労している211アンプ



ダメでもともとで
T氏が.カーステレオ用に作った6BM8を使った

1ワット程度の小出力アンプを借りてきた


120A LINEアンプの後に42の替わりに入れて見ようと思ったのだが



RCAとキャノンプラグの変換が、めんどくさかったので


LcRフォノ出力のみで試してみたが




やはりダメであった、


小出力アンプでは鳴りそうもない雰囲気だ






残る手段としては、205Dを使った42アンプを作るか



究極の方法でWE91Bで押すか


・・・、







最近お邪魔させていただいた、オリジナWE91Aを、



ステレオとモノラルで3台お使いの、WE22さんも



モノラルではWE91Aが前段で、バッファーでWE43を使われていた

WE91Aだけでも、もちろん魅力的な音であったが



43を入れると、91Aの音の良さそのままに、WE43で力強く朗々と鳴り響いていた、



WE22氏のお宅では



91AとWE43の間にマッチングトランスが入っていた

ただ繋げばいいって問題ではなさそうである









また、

先日お伺いした、あの巨大な真空管WE212をお使いのI氏も

前段アンプには、91B型をお使いだ









う~ん、

やはり91Bで押すしかないのかな~



う~ん・・・

2014年12月19日 19時30分45秒 | オーディオ

期待を胸いっぱいに我がシステムにて


スイッチオン


あれ?・・・・





WE43アンプは本来、

WE41とWE42で増幅してそれでも足りないときに

WE43バッファーアンプで更に増幅するアンプ




41は直熱三極管239Aを三段で電圧増幅するアンプ

42は205Dをプッシュで使うパワーアンプ


41と42で2ワット程度はあるのだろうとおもう





この二台でパワーアンプとなるのだが、劇場が大きい場合で41、42ではパワー不足の場合に


41、42をパワーブーストする、ブースターアンプWE43の登場となるのですが






WE329A出力管を使い、我がWE120Aレプリカがいかに一般のラインアンプより力があろうとも



所詮はこのWE41程の半分以下の増幅




全くのパワー不足




力不足でした



音はいいのですが、力、張、厚み全く感じられず



評価できませんでした
やはりWE42相当の1~2W程度のパワーアンプが必要なようです



先は長い・・・・・・

タンノイHPDの逆襲

2014年12月17日 22時46分01秒 | オーディオ

このところ、◯◯久しぶり、たまには聞きに来ない?



そんな、ありがたい連絡がよく入るようになった



いや~本当に久しぶりですね、伺いますよ






懐かしさと、誘われた嬉しさでついつい行ってみると




なにやら雰囲気がよくない



そうは言うけどね、タンノイの音楽性はね・・・・・



重いコンーん紙だけどね、これが余韻を・・・・・・


マグネットはね強力ならばいいってもんじゃないんだよ・・・・・


バックロードホーンの音場作りはね・・・・







・・・・・



ちょっと待て!



みなさん勘違いしてますよ、俺は一言もタンノイを批判もしていないし


バカにしてませんよ





聴きに来いと誘われるオタクがなぜかタンノイファンばかりだと

気がつくには時間はいりませんでした



ハッキリ言います
私はタンノイが好きですよ、


ボイスコイルがぶっとい線で三重巻き、おも~く長~いストロークで

反応が鈍いユニット、それにロードではいい音するわけない


そんな音を毎日聴かされて、嫌いになったのは私ではありません、



△氏ですから



全く、いい迷惑です、



そんなわけで、今日も懺悔の気持ちを背中に、タンノイファンの宅へ行ってまいりました

オートグラフ、いいスピーカーですね、




朗々となるキレのない低音


膨らんで膨らんで、テンポが遅れて刻まれる心地良さ



引っ込んで奥の方で歌うメインボーカル



いやー、素晴らしい





ん?



すみません偏見を持った△氏に洗脳されて聞こえてしまいました


、私はタンノイが好きですよ


本日お邪魔させていただいたのは、もう知り合ってから何十年の月日が経つのだろう


R氏、以前はALTECの同軸スピーカーを使っていたが


今はタンノイの同軸、音楽性を求めての変更とのこと


わかる気がします

珍しいマックトンのOTL、なるほどオートグラフでは困難な、


キレとスピード感を求めての選択なのか?

もう一つのアンプはマッキン



マックトンにはない、量感たっぷり、ゴージャスに聞くならこっちでしょうね


ラインアンプも、同じく、マッキントッシュとマックトン、

オープンラックなので、差し替えて使っているらしい




このタンノイと、マッキントッシュの組み合わせは多くお宅で見られる




定番の組み合わせと言って良いと思う



イギリスアンプでイギリススピーカーは渋すぎるのか




お互いの足りないものを求めての定番の組み合わせなのかもしれない

プレーヤーはガラード301


このての組み合わせをされる方は、比較的音楽好き


確かに長く多く聞いても疲れない


有り余る低音の量感に、刺激の無い高音が載っている


なるほどクラシックは一曲が長い、これがストレス無くクラシックを全曲楽しむ秘訣なのか?



しかし


R氏はやはりオーディオマニア、高域が少し物足りないのか



リボンツイーターをパラって付け足している



なかなか品良くさりげなく、不足部分を補っている



やはりオーディオはトータルバランス、

足りないものは、補えるものを使って付け足し好みの音に仕上げてゆく


個々の製品をこんな音がする、あんな音がすると見聞きするが



製品ここの個性をやはり最後はオーナーの個性によるバランスで


R氏の個性でますます磨きあげられて行くであろうこのシステム


またお邪魔させて頂きますね




追伸、
私はタンノイは嫌いではありません

フランス製872Aは暗い音だった

2014年12月16日 15時26分44秒 | オーディオ

箱にちゃんと書いてあった、

インサイドグローとマジックで書いてある

笠の中で光るフランス製の水銀整流管


下から覗かないと光が見えない



やっぱりもっと光る整流管がいい


先日お伺いしたI氏のお宅へ行った際に


もっと光る整流管がはありませんか?



と言って、秘蔵の整流管を、お借りしてきた


RCAの872A水銀整流管

けっこう綺麗に光っている


音もパリんとして明るい音



なるほど、こんなにも違うものなのか


明るく張りのある音になるRCA



好みもあるが、私はこの方が好きだ

次にためしてみたいのは

WE211

GEよりひとまわり小さいようだ

う~んやはり、佇まいが違うね

WE16A.力強く色濃く個性の強いアンプとホーンが奏でるWEサウンド

2014年12月15日 08時04分10秒 | オーディオ

やはりどこにあっても存在感がすごいアンプですね


オーナー宅に納品された、あのWE212Eアンプどんなサウンドを奏でているのか気になっていた




あの、尋常ではないアンプをどのような環境で、どのようなWEサウンドを奏でているのか俄然興味が湧きます



幸運にも、そのオーナーI氏と知り合え、今回お伺いすることができた。




その超弩級のアンプを使って鳴らされているのが、

WEの中でも最も過激なスピーカーWE16Aホーンスピーカであった




超弩級のアンプと過激なホーンによるI氏の奏でるそのサウンドは、かなり危険である




危険といっても別に噛みつかれるわけではないが



その大きくり開いた黒い口から放たれる強烈な音は凄まじいく



一言で言えば凶暴な「ドスの効いた凄み」


その張り詰めた、音の塊と強面の音の緊張感が、

他では絶対味わえないWEサウンドを奏でている





WE555レシーバーをフルレンジで使った最後のホーン16A


このホーンは他のWEホーンとはかなり性格が違うホーンだと思う


ALLメタルのホーンの長さは3メートルもあるのだが、全くそれを感じない瞬発力



ホーンの目的は本来、ドライバーの振動板の音を増幅する役目を果たすものだ




その増幅された音の表現としては、

ストレートホーンでは力強い、エネルギッシュ、押し出しが強い、リアリティがすごい等々・・・・


様々な表現がある、



15Aなどのカールホーンは、その優雅な遠心力を使ったような機能的なスロートにより、

優雅さや艶やかさを纏って雄大に朗々と、

言葉の表情まで読み取れるかのような表現力を持つのに対して






この16Aはスムーズに増幅では無く、

奇怪なスロートにより、縦に横に回って波打ってシャッフルして音を投げ飛ばす、

もっと言えば



音の爆発💥



少し大袈裟だが、そんな過激なホーンスピーカーである




映画のジャンルでは、


15Aが恋愛映画で愛を語るのを得意とするならば、



16Aは間違えなくアクション映画にぴたりだ、
が、映画カサブランカであれば

ハードボイルドなセリフ


「昨日?そんな昔の事は忘れた。明日?そんな先の事は分らない」


こんなボギーのセリフが似合いそう・・






以上は私の個人的な偏見と感情論ですので話を戻します




私は16Aを最強のフルレンジスピーカーだと思っている


たぶんWE555史上、最もレンジ感があり、そのぶ厚いエネルギーと

WEらしい説得力のある音に




I氏も元々はフルレンジ仕様で何の問題もなく楽しんでおられたそうです





オーディオの世界では、なかなかそうは「仲間」が許さない


外野から無責任に放たれる、下が足りない、上が伸びてない・・


なぜかこの言葉を、複数の人に言われると


本当に足りなく、聴こえくるから不思議なのだ



オーディオの敵


「欲」

がI氏のシステムでも顔を出したそうで


上を伸ばしたい、




下を増やしたい

レンジに欲を出せば、薄れるのは大切な中域のエネルギー


I氏は、この欲との兼ね合いを調整中とのこと




欲といっても付け足す程度、


しかも全て励磁ユニットによる純度の高い音で

各ユニットの励磁電源コーナー

その電源の多さにあまり近寄りたくない気がするが





とにかくI氏は電源に拘る、

至るところに電源ユニットがある





I氏の16Aはデッドニングとは無縁の仕様で、金属製ホーンから放たれるその音は強烈な力だが


音の角が尖っていないで、聴きやすく仕上げられているのは

強力な各電源と、

数多く繋がれているWEトランスだと思う



いったい幾つのトランスを通っているのであろう

拘る処は徹底的にこだわり


I氏の飽くなき追求心で

築き上げられた




WEサウンドは


他では味わえない色の濃さと、音の力を持っている



個性の強いアンプと、強烈なスピーカーその間には多くのトランス


これぞWEの相乗効果による味付けなのか


どこまで登りつずけるのか、I氏のWEサウンド


今度は自分のレコードも持参してきますので、また


ドスの効いたWEサウンドを聴かせてください、


ありございました


水銀管の魅惑的な妖しい光

2014年12月13日 18時50分11秒 | オーディオ

怪しく青白い光を放つはずの水銀整流管


上から見ると全く光らないので、

盗撮写真のごとく、下から覗かないと光が見えない




電源のトッププレートを鏡面仕上げにすればよかったかな?

この水銀整流管と、T氏独自の秘密の電源回路で

211のプレートに、電圧1,000ボルトを供給する、




今回のアンプはかなり電源にこだわりがある

その強力な電源から供給されているためか、小型の211乍ら、音はかなりの力を持っている


あの212アンプと比べて・・・・




当然比べられるレベルではないが


これはこれでかなりの力をもったアンプである

馬力のあるアンプ?

というよりも、トルクのあるアンプ



そんな音の余裕を感じる

やはり大音量は凄い!

勿論小さな音でも味わい深いです、


現在、Tオーディオにおいて、ALL励磁スピーカーにて

ガンガン鳴らしています




お近くの方はTオーディオまで、是非お越しください

来店お待ちしております。

WE212 圧倒的な力と描写力まさに驚愕のアンプ

2014年12月12日 08時32分39秒 | オーディオ

我が、小さくなってしまった大型送信管プロジェクトもいよいよ大詰め



その前に、なぜ大型送信管アンプを作ろうと思ったのか


そのきっかけとなったのは、とあるアンプに出会ったからなのだが


幸運にもそのきっかけとなった、WE212アンプのオーナーとお会いする事ができて、

掲載の件を御快諾を頂いたので、そのアンプのほんの一部をご紹介させて頂きます



この圧倒的なパフォーマンスのWE212EアンプのオーナーはI氏


これだけの大型真空管アンプのオーナーさぞかし豪快な方かと思いきや、かなり繊細な方であった



I氏のアンプ理論は、まず重要視するのは電源部



それを裏付けるWE212アンプの電源部

これがその電源に使われた部品ですが


大きさが実感できますか?


この巨大なコンデンサー




いったいどこから手に入れてきたのか


見たこともない大きさです

この電源部が強力でないと、


どんな優れた回路も真空管も、その威力を発揮しないとのことで



まず一番に重要視されたであろう電源部

この巨大な電源部を使うからこそ


WE212Eの音が生きてくるのでしょう





やはり使った整流管は水銀蒸気整流管



この水銀蒸気整流管は、結構笠の下まで青白く光ります、私のもこの位光ってほしいのですが・・




話を聞くと今回の私のアンプで使った872Aは、I氏からT社長に渡ったものだそうで、
それを今回使わせていただきました

I氏様、ありがとうございます、大切に使わせていただきます。




そして、電源の次に重要視するのがアウトプットトランス



アウトプットトランスは、この下の部分に入っているので見る事は出来ないが



T氏の力作で、かなりの大きさのもの



I氏によればこの電源部とOUTPUTトランスで、かなりの部分のクオリティーが決まり



真空管は音の傾向、彩付けが主であるとのこと



そうは言ってもやはりこの大型送信管音は別格



大きさの比較にCDを置いてみたが


その大きさが、お分かりいただけるだろうか




やるべきことは全てやった、手を抜いた箇所は全くない


部品をそろえたのも、電源回路や信号の回路を考えたのもI氏



それをT社長が更に手をかけて製作したもの



私のアンプのようにカップラーメンを作るかのごとく、簡単に作ったのではない



ほんとに毎日、鉄鋼屋でトンチンカンチン、塗装屋でしゅーしゅー


図面見ながらうーんうーん、半田ごて片手にジュージュー



I氏の構想とT氏の技術で作られたこのWE212アンプの音は、はっきり言って




別格



その音を聞いて、わがWE91Bの音がせこいミニチュア管の音に聞こえてしまい


しばらくオーディが出来なかった



それほどのクオリティーを待ったアンプであった



長年オーディオをやってると、出会った音に打ちのめされるようなことは何度かあった


その都度、その製品を買おうと心に決めそれを自分のものにしてきた



しかし、この音を聞いて、ダメだと思ったのは、まずは部品が手に入らない




I氏のようにじっくり構想を練ってそれに向かって部品を取り揃え


それを確実に製品に出来るだけの力と強い意志や持続力を持った方だけが所有できる特別なアンプ




強い意志や持続力とは無縁の私には、絶対もてないアンプである事を感じたからであった

このアンプから奏でられる音楽を、私が多くは語るまい


皆さんの想像にお任せ致します



すごいですよ!

















211アンプついに完成

2014年12月11日 13時58分04秒 | オーディオ

今日も朝から Tオーディオにご参拝



昨年末の店を辞めちゃいました宣言から早1年


相変わらず店の看板はクローズとなっている

客を寄せ付けないTオーディオ!,流石である

いつもクローズの看板を開け、二階のラボに声を掛けると


オーできてるよ、の声


ついに完成



ん、小さな抵抗も、白いweの抵抗に変わっている


T:ちゃんと変えておいてあげたよ、これにしたかったんだろう


:ありがとうございます、流石!わかってらっしゃいますね



きれいに再塗装されたトランスも装着され


部品も新しいものがついている、
あの異様に青かったパーツも取り外され、
チョットいい部品に変わっていた


^_^

難しいと言っていたパイロットランプもついたんですね


T:これは大変だったよ、神業的な技法でつけたんだよ

ん?LEDライト曲げたの?


T:大丈夫だよちゃんとつくから


・・・・・


当たり?かな・・・




まぁいいや


夕方にはつないで音出ししましょうね



楽しみ~~

WE20A電源切り忘れ、音のクオリティーって

2014年12月11日 06時46分14秒 | オーディオ

昨日は仕事をサボってゴルフに行った為音楽を聴いていない


丸二日電源を入れたままであった


もったいない!



夜なんでドアを開けなかったのだろう、開けていればきずいたのに



いつも音楽を聴くのは朝か、仕事をサボって昼間、

夜酒飲んで聴くのは危険だからである




丸二日電源入りっぱなしのなんちゃってWE20A電源

ラインアンプのWE120AとフォノイコライザーのRA1474の電源を供給している




もう一つのフォノイコライザー&セレクターで使っている

MLASーJC2は引越しの時以外は、購入以来電源を切ったことがない



今日は主要部のアンプは充分にウオーミングアップをしているので



スピーカーの電源、タンガー電源と取り敢えず電源二つの、三個のスイッチを入れ





WE91Bの電源投入





お~スゲ~~



いきなりバッチリな音


バリレラカートリッジでJAZZレコードをかけたのだが



大袈裟だが、いきなりそこで演奏しているよなリアリティーで

我が家のベストサウンドがすぐに鳴り出した


チョットびっくり



音のクオリティーはラインアンプまでで決まるものなのか?






久々の昔話だが

そういえば以前、チェロのアンプでコンデンサースピーカを使っていたとき

フォノイコライザーのヴェンデッタリサーチ、JC2、アンコール、オーディオパレット

すべて電源スイッチと言うものがなかった




だから電源を切ったことが無かった

コンデンサのスピーカーには電源スイッチがあったが、これも切ったことがなかった


電源入れっぱなしで、もたなかったのはスピーカーとパレット


パレットは上部に換気用のスリットのある後期型ではなく、
密閉型の初期型だったので、

もって5年でノイズが出る、その都度10数万、金のかかるアンプだった



コンデンサースピーカーも電源を入れっぱなしだったため、イオン空気清浄機と同じようなもの

ゴミがへばりついて変色してしまい、反応が鈍くなりこれもユニット交換となる


ほとんどの機器の電源を切らないから

だからレコードを聴くときは、パワーアンプのパフォーマンスの電源と

プレーヤーのガラードのスイッチだけだった



当時、他のオーディオマニアの方々は、アンプが暖まるのに最低でも1時間、やはり2時間は温めないとダメだ

と言われていたが、


私の場合早くて5分遅くとも30分で最高の音が楽しめた







今回の電源切り忘れでそれを思い出した

音のクオリティーを決めるのはパワーアンプではない

LINEアンプまでがかなり重要になると私は思っている




だからラインアンプまでは、電源を入れっぱなしにしておいた方が良いのだが


現実的には絶対に無理

274B、310Bスモール等々の貴重な真空管を使った電源を、入れっぱなしは今回を最後にしたいと思う


一つでも壊れたらもう買えない~~




しかし、我がシステムながら、いい音だ、


音のクオリティーはラインアンプまでかもしれないが


パワーアンプもすばらしいとおもう

このWE91Bを上回るアンプなどあるのだろうか?



音の張り、リアリティー、全く何の不満もない


果たして出来上がってくるアンプは、メインアンプとなるのか、サブアンプとなるのか?

楽しみと、少しの不安が付きまとっている・・・・・



驚喜の宴、Tオーディオ忘年会

2014年12月10日 15時52分17秒 | オーディオ

KIMさんのトレーラーレストンにて二次会開催


こちらにお越しの際はぜひお寄りください


本物のWEのホーンスピーカーが奏でるWEサウンドが楽しめます






初めて参加させていただいた



Tオーディオの忘年会、オーディオ談義に花咲きました・・・


中華料理屋にて忘年会一次会



オーディオの猛者たちは、お酒も強かった



パラゴンさんの解説で


左から

Tさん:GOTO 4ウエイ マルチ

チャンピオンさん:低音コンプレッションドライバー+6.5mコンクリートホーン 5ウエイマルチ

IM社長:JBLマニア Pゴン・46㎝ Wウーファー

常務:GOTO 4ウエイ マルチ 300B刻印数本使用

リタイヤした T社長:売り物アンプ、売り物スピーカー自宅はTANNOい

お酒注いでるのが私


写真を撮っているのが、パラゴンさん




さらに写真にはいないが隣にはKIMさん



オーディオの猛者たちは、ほんとに凄い


共通するのは皆さんホーンスピーカーをお使いの模様



皆さんのご意見に

新参者の私はただただ、うなづくばかり

「そうですか、すごいですねー」





そして

二次会はKIMさんのカフェレストラン


なかなか素敵なお店です


みんなで乾杯



奥の上のほうにある四角いのはホーンスピーカーでWEオリジナルホーン




音もいいが


食べ物もおいしい

飲み物も揃っていますし


イベルコ豚の生ハム、これが絶品!


しょっぱすぎず、ビールにぴたり




ちょっと、パラゴンさんのみすぎだよ、さっきから人の三倍は飲んでますよ

この会でもやはりパラゴンさんの存在は別格!存在感ありすぎです!

211アンプ最終調整、出力管変更

2014年12月10日 08時24分07秒 | オーディオ

せっかく組み上げたアンプだが、やむを得ず一部ばらした


電源のトランスのカバーが共振してしまい、唸り音が出る



トランスの唸り対策には、充填剤を入れて対応する事にした




あまり充填剤を入れるのは好きではないが、これは仕方ないであろう



今回のアンプでは、かなりの数のトランスを使うが


唸り音が出たのはこの一組だけだった




取り外して充填剤を入れて、入念に再塗装を行う事になった


かなり面倒をおかけしますがよろしくお願い致します


流石のT氏でも、なかなか一度ではうまくいかないようだ




しかもT氏得意の



その場に置いてあったあった部品で適当に作った箇所は




見直されることになった


本日その部品が全て揃ったとのこと


明日には再度組み上げられいよいよ音出しができるもようである



このパワーアンプはバッファーアンプのため

通常のラインアンプでは使えない、



音出しのために専用の初段アンプも既に用意されており、後は完成を待つばかり



あのー


:修正ついでにお願いなんですが


T:なに?



:このGE製の211と言われる真空管なんですが、でかく「CEI」って書いてあるんですがこれは何ですか?



T:それはね、輸入した代理店の名前だよ、大丈夫だよ中身はGEだから



:なんで?GE製だと判るんですか?



T:GEと同じ形状だからね、GE製だよちゃんと、めいどいんUSAて書いてあるでしょ




:なるほどGE製であろうことはわかりましたが、この「CEI」のデカイ文字がどうしても好きになれないんです

:なんだか風格も威厳もなくおもちゃっぽいと言うか、品がないというか・・・





T:そう?、じゃあ消そうか?




:えっ、いやそういう意味じゃなくて



:大変申し訳にくいんですが



心で:このずーっとこれ見よがしに置いてあるWE211Eが本当はいいんですが、これにして欲しいけど・・・




:あそこの秘密の棚の中にSTCの4242Aが並んでいるようなんですが、あちらにはできませんでしょうか?



T:STCもGEも同じだよ、これはこんなに特性揃ってるし、それに出どこがいいんだよこのGEは




:出所はどこでもいいんですが、GEもSTC同じならば変えて頂けませんか?




T:ほら見てこの数値左右ぴったりおなじだよ、それに見てほらゲッターもこんなにたくさんある



T:こっちのほうが絶対いいよ





:執りあえずSTC見せていただけませんか?




T:・・・・・・




たまたま、お店に居合わせた、ご近所のSさんが、がさごそ



S:ほらこれの事だろ





といって、なんと持ってきてくれた



私:これこれ、こんなにあるじゃないですか





T:GEと音は変わらないよ、揃ってるからこっちのほうがいいよ・・





私:STCが5本もあるんですか良く見るとゲッターの量とか、プリントとかが少し違うんですね


S:でも構造は同じだろ、プリントが少し違うだけで








T:・・・

T:ほら、こっちのGEはメイドインUSAだよ、好きでしょメイドインUSAが




心で:よく言うよ、あれほど国産使うなって言ったのに、勝手に国産の部品使っておきながら




私:S氏:無視





私:ゲッターの量でペアリング決めればいいんですかねSさん?


S:中身は同じようだけど、プリントが違うのもあるし、組み合わせが難しいよね





S氏:4242Aとは書いてあるけど、箱にも、管にもSTCって書いてないけどほんとにSTCなの



T:4242Aって書いてあるからSTCなんだよ・・・





私:S:あっなるほどね






私:どれを組み合わせればいいのかな?中身はどれも同じようだけど、やはりゲッターの量かな?


T:・・・・・・


私:これとこれが、ほらこんなにゲッター量があるし、なんかいい感じじゃない






T:・・・・・





T:・・・・・・・





T:わかったよ特性見てあってるやつに変えてやるよ・・・





ありがとうございます~~。




偉大な方だT氏は、神様だねT氏は




これで切り替えスイッチはGとWではなくて、SとWになるのか


SとWではかっこ悪いから、パワーとエコモードにしようか・・





よけいカッコ悪いな、はやくできないかなー



楽しみだな~

最終調整に入った211アンプ

2014年12月08日 14時05分08秒 | オーディオ


先日の、Tオーディオの忘年会で



某、Pさんより、かなりご指摘を受けてしまった写真だが




あまり細かいご指摘はご遠慮願いたい、Pさんの規格から言うと殆どが規格外製品となってしまうとおもいますので・・



電解コンデンサーがいくつ入ってるとか、あの黒い四角いのは入っちゃだめだよとか



基本、回路は秘密のベールに隠されているわけで


TOPシークレットの部分を少しお見せしたまでのことで





T氏によれば、今回の211アンプは秘密の機能満載で門外不出の、本来絶対秘密のカイロだとのこと



秘密のあの回路?、必殺のあの部品?、貴重なこのパーツ?
どこにあるのかわからないが、そのようになっているとのこと





私もこのアンプについて、あれやこれやと本当はたくさん語りたいのだが



T氏に硬く口止めされているので語ることができない




皆さんにお伝えできないのが本当に残念です。



ただこのブルーの部品2つは何とかしてもらいたい




T氏の悪い癖で、主要なパーツはきちんと揃えるのだが

その他の部品は、その時手元にあったもので適当に作られる、

見ていると、ホントにその辺に置いてあるものなら、何でも使ってしまう


以前、我がタンガーバルブ電源の時もそうだったが、キースイッチがテーブルの上に置いてあったと言う理由だけで


カギ付きのタンガーバルブとなってしまった



あれはあれで、まぁ結果はよかったんだが


今回もそのような現象が多く見られる、



いくらなんでもこれはないだろう

そんな、その場しのぎで使われたであろうあのパーツもこのパーツも、

現在は、再度部品が見直されて、部品発注したとの事




最終調整が終わって仕上がったアンプが私の手元に来る時は

見違えるようなすばらしいパーツが満載となっていることを期待する

211も違う球になっているかもしれない