オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

夢のプロジェクト軌道修正して再出発

2014年11月28日 17時46分58秒 | オーディオ

このままでは、まずい!



意地を張らず軌道修正を行い、

まず、少しでもWEの部品を使おうと直ぐに幾つか発注



早くも板抵抗が届いた、



軌道修正で何を妥協し、何を貫くか再検討を行うことに


1、WE212真空管

2、ケミコン無しの、オイルコンデンサー使用アンプ

3、整流は、タンガーか水銀

4、回路はWEのオリジナル回路にて

5、配線は全てWE単線、WEの半田、細かい部品もWE

6、ラックマウントで縦型配置

7、メーターを付ける


最初の注文はだいたいこんなものだった



まず1、


これは予算的にもやむをえないな、

スケールダウンして、せこい小さな211で我慢しよう

211をご存知でない方へ


この神々しく聳え立つ2本がWE212Eで




真ん中に一本ある小さい真空管が211です

番号は一つ違いだが、大きさは随分違う




当初の212をあきらめ、小さな211を使用したアンプにしよう



だから1、はボツ






2、ケミコンを使用しない、これは何としても実行したいのでこれは貫く

3、整流管はやはり5R4Wだけは使いたくない、何とか頼んでみよう

4、WEの回路はできるだけオリジナルでお願いしよう


5、6、7、も問題なくできそうだから1、をあきらめ3、を何とかしよう







T氏のもとへ


あの~抵抗が届いたんですが、これでいいですか?ちょっと色がちぐはぐなんですが



T:もちろん大丈夫だよ、アンプの中に入ってしまうから色なんか気にしないよ




心で:そうですか、私は実は結構気にしているんですが・・・・

じゃあこれでよろしくお願いします。




T:アンプはMONOではなく、アンプと電源を分ける事にしたよ



えっ、すばらしい、

そうお願いしようと思っていたんですが、
怒れれると思って言い出せませんでした





T:みる?






え?!、できてるんですか?



T:並べただけだけどね

かかっかこいいー!




いいですねー



T氏のセンスが光りますねー



さすがですねー



心で:昔の自動車のタコメーターと速度計みたいだがまあいいか、世代で考えると七連メーターなんて言い出しそうだ




211アンプでも、なかなかかっこいいじゃないですか



メーターも善い!、でも実際はもう少し何とかなりますよね?





T:・・・・そうね





あのーそれから申し訳ないんですが整流管なんですが・・・・


どうしても5R4Wだけは嫌なんです!



俺ズンドウは我慢できるけど、下半身デブだけはどうしても我慢できないんですよ

本当は締まるところは締まって、膨らむところはポッチャリしたチャーミングな姿が希望なんですが


あの下半身デブの真空管だけは醜くて、なんかでかいズボンはいたオヤジみたいでしょ・・・・

あの球だけは嫌なんです~




T:あっそ、じゃあ替えようか

こっちが電源ね並べてみようか


T:これ使ってみる?




そう言って氏が持ってきたのは872Aの水銀球、




やったー!


そう、それがいいです~、






て言うか、最初からそれお願いしていたじゃないですか!




T:そうだけど、これ使うの大変なんだよ、また部品も増えるし・・



T:じゃ使うけど、後ろのほうにおこうね




冗談じゃありません、前に置きますよ見えなきゃダメでしょ!

T:こんな前に置いたら危ないだろ


T:酒飲んでよっぱらって、ふらついて頭触ったら、死ぬよ



じゃあ前にガード付ければ、



T:本来、整流管てのは裏方に回るものなんだよ




そんなあことはありませんよ、

だってWE43だって前にあるじゃないですか




T:あれはね、メンテナンスし易いように、誰でも交換できるように前に持ってきてるんだよ




心:いやそんな事はない俺はデザインだと思うが

そうですか・・・




T:だいたいの位置はこんなかんじになるかな

T:なんかいっぱいいっぱいだな、

ちょっと待ってくださいよ



いくらなんでもこの配置はないでしょう


だってアンプのほうはシンメトリーな配置じゃないですか



だったら電源部も拘ってシンメトリーな配置にしましょうよ







T:あのね、配置はね信号が流れるように設計して配置するの、そういうものなの



T:トランス真ん中に置いて、両端にコンデンサーなんてそんな信号の流れ方はしないの







T:わかった?






そりゃそうかもしれないけどこの配置じゃあかっこ悪いでしょ、もう少し何とかしましょうよ






T:アンプじゃないんだからね、電源なんだからね

T:本来ふたして、しまうものなんだから

T:これでいいよ、理に叶っている配線が一番いいの




T:うん、これでいい!






・・・・・・










お読みになっている皆様お助けください


見た目が大切な、なんちゃってWEオーディオの私は、やはり見た目、配置デザインが大切


強情なT氏の理論に打ち勝つ、理に叶った配線よりも、見た目が大切と思って戴ける方がいらっしゃいましたら





デザインが大切、見た目で音が変わる事をT氏に伝える戦略はありませんでしょうか?


教えてください

夢の壮大なプロジェクト早くも座礁

2014年11月27日 08時34分01秒 | オーディオ

南国より帰国と同時にT氏よりメールが入り


図面を基にとりあえずつないでみたよ、


とのこと







すっごい、やはり始まれば仕事は速い



すぐ行きます!






グアムのお土産ゴディバのチョコとゴディバのコーヒーをもってT氏の下へ



期待に胸弾ませ!ドキドキ、どっくんどっく



二階のT氏のラボに上がりみてみると、この写真








なにこれ?




T氏:43風アンプ







は?




212は?




T氏:あのね、WE212はWE真空管の中でも最高峰の球なんだよ!、最高級の真空管アンプなんだよ、わかる?



・・・・

心の中で:そんな事知ってるよ






T:ケミコン使わないでオイルコンで製作すればとんでもない大きさになるし、だいいち部品の調達ができないよ


T:前回製作した、あのWE212アンプは、オーナーが何年もかけて苦労して真空管やらその他の部品を見つけて、自分で部品を購入して、全部部品を揃えてから僕に製作を依頼したものだよ


T:部品を揃えるだけでも相当大変だったと思うよ





・・・・・

心の中で:どうせ何もしてないけど、俺の揃えたものはダメ、みたいな顔するじゃないの・・・






T:それに212はメンテナンスも大変だよ、どうせ後で部品変えたりするんでしょ、1500Vも掛かるんだよ、下手したら「死ぬよ」、ほんとに死ぬよ!


・・・・

心の中で:死ぬと決め付けなくても








T:だいいちねえ、あの予算じゃ球買って終わりだよ


・・

心の中で:だからって、これよりによってGEの211じゃない




T:執りあえずGEの211の電圧で作って、あとでもしWEの211が買えたとき用に、電圧の切り替えを付けてやるからね!



・・・

心の中で:ご親切にありがとうございます~






あの~もしかして、この醜い5R4Wは整流管?


T:タンガーで整流なんて安定しなくてだめだよ、これが一番!





いや~これは・・、じゃあせめて水銀の整流管は・・

T:ダメ、これがいいんだから、これでいいんだよ!


・・・


あの~、この落書き見たな図面は?、信号は?通らないの?


T:あっそれ、電源の図面だから、回路はだいたい、WE43と同じだよ、簡単だから図面は書かなかった、覚えているから大丈夫だよ




・・・・・・・

心の中で:ほんとかよ、最近はWEの製品や球の型番言っても、必ず「何だっけそれ?」って聞き直すじゃない、ほんとに覚えてるの?







T:シャーシーに並べるとこんな感じかな


あれ?カッコよく縦型のラックにマウントするんじゃなかったの?


これじゃあ、なんかとっても普通の211アンプみたい・・・・・




T氏:いいよ、WEのBOXなりケース買ってくれば入れてやるよ



・・・・

心の中で:いや高くて買えません







T氏:なんかごてごて並ぶと見栄えが良くないなー、ここ、国産のコンデンサーにすればすっきりするよ、たいして音かわんないと思うよ



いえ、すみませんこれでお願いします・・・・・






あの~、よくみるとなんかWEの部品があまり使われていないように見えるんですけど・・


T:無いよ!





ええっ~、それではWEアンプとは言えないような・・・・



T:いいんだよ、回路はだいたい43だから




・・・・・・・

心の中で:だいたいってなによ、だいたいって!、何が違って、何が同じなの!








あの~、せめて配線は私の手持ちのWE単線を持ってきましたから

これでお願いできませんか?



T:えーこんな古いので、いやだよたいへんだから



何とかお願いします~





T:・・・・でも電流はいやだよ、こんな古い単線、こわいよ









なんとか、絶縁チューブかけてもかまいませんから、お願いします



T:・・・・






あと、メーターもかっこよく設置お願いします


T:・・・・・・












・・・

おかしい?、

どこでどうなってしまったんだ????



最初の、私のささやかな要望とかなり変わってきてしまった








なんだか必然的にスケールダウンしてしまったが・・・・




よく考えれば、あの金額では仕方ないか・・・・


やはり世の中○○○なのか・・・・・・




夢の壮大なプロジェクトが・・・・・・・・・・・



いよいよ夢の大型送信管プロジェクト始動!

2014年11月26日 08時42分10秒 | オーディオ


時は来た!





大型送信管AMP計画、図面完成ス、ワレコレヨリ実行ニウツス







T氏よりその歓喜の知らせが入ったのは

私が南国、大宮島にて、ジャングルの中を、孤独と戦いながら、

必死にあるものを探して、さまよっていたときだった・・・・







ひらったく言えば、引っ掛けて左の林でボールを見つけていたときにその知らせが入った

結局見つからずあのOBで、グアム島オープンゴルフ友人貧金出資金奪取選手権大会の優勝を逃して

予定していた、その優勝賞金が無くなり、リッチなはずのディナーが

いつものチャモイ料理を食べることになってしまった・・・


まあ、そんなことはどうでもいい









T氏がやっとその重い腰を上げてくれた





そうか、やっと図面ができたのかー、

その気になってくれればT氏は仕事は速い、



でもこれまでが長かったなー


あのWE212アンプと出会って、打ちのめされて、はや半年


まあ俺もはっきりampの仕様が、決められなかったのがいけなかったんだろうが・・・長かった











当初の私の注文はシンプルだった





私:まずとうぜん、真空管はWE212E、若しくはSTC4212でお願いします。



T:・・・




:それからケミコンは使わないで下さい、コンデンサーは全てWEのオイル・ペーパーオイルコンデンサーで




T:・・×・・▼・







:回路はこれも当然ながらWEオリジナルの回路で、余計な付け足しはしないでいいから


T:・×・・□・・・◇・・×・・







:ワイヤリングは全てWEの単線でWe風にくるっと無駄に余らせてワイヤリングしてくださいね、間違ってもビニールの線なんか見えたら絶対だめだよ

:もちろんハンダもwe基準ね、あのごてっとした、解けづらいやつ、

:ちょっと面倒だけどあの補強財のようなのが出来上がりが頑丈になっていいよね


T:×・・×・・×・・・・・・






:あとメーターも付けてね、かっこよくね。

:あっ、このかっこよくは重要なポイントね!



T:・・○・・








:それから整流は、水銀か、タンガーでお願いね、やっぱ水銀球がカッコイイかなー

T:・・・・・





:それから細かい部品も国産は絶対ダメ、全てWeかそれに準じたものでお願いしますね



T:☆・・Ш・・ゞ








:まあ、基本お任せだけど、注文があるとすれば、だいたいそんなとこかな~










:それから、大切な事だけど予算は、・・・・・まあ、何とかしようとは思っている






大切にしていた、クイックシルバーとチャンデバ売ったお金で基本は頼みます、


足りなければ、もう一台クイックシルバーが売れないであるから、それも売るからね


よろしくお願いします。














T氏:あのね!





私:なに?


南国、大宮島にて余暇遊び

2014年11月25日 10時26分07秒 | ゴルフ

普通に言えばグアムでレジャー



ちょっと連休をからめまして


マンギラオとタロフォフォにGOLFに行ってまいりました



マンギラオの13番海越えのショートがなかなかいいですよねー



灼熱の太陽と青い海で


ゴルフ、ダイヴィング、パラセイリング、ジェットバイク、フィッシング、ゴルフ、ディナーショー

などをエンジョイしてきました



遊びまくった日々でしたが







いつも決まって海外に行くと、なぜか



戦争記念館に足が伸びるのですが



今までも、ハワイ、中国、韓国、台湾、シンガポール、ETC






いろいろな国へ行った際に戦争記念館に立ち寄って



教えてもらえなかった過去の戦争の歴史を、自分なりに垣間見てきた


日本軍がグアムに攻めた二人乗りの潜水艦



もちろん国内でも、特攻隊の知覧や沖縄などもみてきたが



これは趣味ではなく、義務だと何故だか自分では思っている


われわれの先輩方がどのような思いで出撃して




それが各国で、どのように受け止められたのか

知らなくてはならない




感想は議論になるので書きませんが




今回はぜひ見ておきたかった所がありました






われわれの世代は戦争とは全て過去のものであったが




子供の頃、テレビで28年間ジャングルで一人で戦争を続けていた方が見つかり


帰国後「恥ずかしながら帰って参りました」と語り





まだ戦争は終わっていなかったんだ・・・・と


子供心にすごい人だなーと思った方、




そう、横井庄一さん


その28年間暮らしていた洞窟も今回ぜひ見てみたかったので


行ってみました







タロフォフォゴルフ場の近く

タロフォフォの滝の近くにその隠れ洞窟はありました

しかし、現在の穴は実はレプリカだそうで


実際のものはもう少し奥にあり、潰れているようだとのことです








ここはとにかくすごい所です、




こんな、泥と密林と虫しかいないような所で

次々に戦友を病気で失いながらも

生き抜いた横井さんはやはりすごい




私は今の時代に生まれて、それだけでほんとに幸せです。


・・・・・・・


先人がたへ感謝・感謝




ガラード301は専用グリスを使わずして語ることはできない

2014年11月17日 08時40分19秒 | オーディオ

が―ん、ショック!


俺は今まで何をやっていたんだろう





と言うより、今までこのグリスを使わずに

ガラード301の事を一言でも語っていた自分が恥ずかしい



それにしても巷のショップは適当な事を言うお店が多い


ガラード専門を謳いながらも、ガラードのグリスについては



ホームセンターで売ってる国産でいいとか、

機械用のグリスなら何でもいいとか

中にはスプレー式のハンディースプレーグリスがいいとか・・・




馬鹿やろー!、


嘘ばっか言うんじゃない




ほんとに販売店はグリスにこだわらないんだろうか?

知らないのだろうか?


それとも当然知っているが、一見の客には重要情報で教えないのか?


・・・・ケチ




グリスによって音が激変するのはわかっていたので

私も昔いろいろなグリスを、とりあえずいろいろやってみた事がある


ミニ四駆用の高級セラミックグリスや、

工業用の精密機械ものや重機用


自動車用のもの・・・


様々なグリスを使ってわかってきたのは、



301に使うグリスは柔らかいグリスはダメ!


301ハンマートーンの良さ、パンチのあるアタック音

心地良い音切れ、音力、これが失せてしまう



柔らかいグリスを使うなら、オイルタイプの301を使うべき




最近、何件か回った巷の販売店で、硬いグリスはモーターをいためるからダメです

柔らかいグリスがいいです、と親切に進められたが




あんな店で、外見だけ綺麗で高額な301を買った人は、

本当のガラードの音に辿り着けないのでは・・・余計なお世話かな?



硬いグリスがいいのはわかっていたが、なかなかいいグリスに出会えないでいた



最後に使っていたのは、UAS専門パーツ販売店で購入したバイク用の硬いグリス

これを使っていたのだが




度々登場のWE22氏宅へ前回訪問して、ガラードの純正グリスの話を聞いて




WE22氏曰く、
これを使わずしてガラードは語れないよ!




とわ言われていたが


いかんせん所詮は、只のグリス

数万円のその価値に見合うかどうかの判断に迷っていた


それを見かねたのか、WE22氏が海外オークションにて手に入れて頂いた

ありがとうございます




見た目は、色はあめ色で、スーッと糸を引くような粘度


やはり硬い、いや硬いのではない、粘りが強い




ではグリス交換

ちなみに、柔らかいグリスがいいと言った店の話ですが・・

この写真のようにシャフトを、本体からはずしたガラード301は価値がないとのことです


アイドラーとの接触が問題なのでしょうが


スピンドルシャフトを外して、位置がズレてしまったガラード301は再度調整は難しいとのことです


まだ、外していない人は、はずさずにグリス交換をしたほうがいいみたいです




私のは既に何度もはずしてしまったので、

今更関係ないので、気持ちよく取り外してグリス交換します。




まず、古いグリスの清掃となりますが



この際に、間違ってもブレーキ洗浄スプレーなどを使わない事




これはWE22氏の説なので実行して頂きたいが、

要はその時代になかったものは使わない!

これがポイントだそうである




なるほど、理に適っている話である




前にもブレーキ洗浄スプレーで洗ってしまったが、今回はちゃんと


きれいにふき取った後、灯油と綿棒で細かく洗浄


完璧である

シャフトにグリスを塗り挿入!



重い!



ぐにゅーっと重い



そう、バイク用のぎゅと、硬いのではなく



粘度が強く、しつこい粘りのあるかたさ、

これはあの硬いバイク用のより更に重い



シャフトを手で回して、
こんなに重くて大丈夫なのだろうかと思える重さ





ターンテーブルに装着して


シャフトを引っ張りながら手で回し


何度も何度も注入




充填完了、意外に量を使わなかったので、余った分はかなり多い




いよいよ音だし







ぎょえー―~



なんでこんなに違うのー



まず何といっても静か

深みのある静けさ、柔らかい静けさ、静寂

うーん上手く伝わらない



その静寂の闇の中から、ものすごく密度の濃い音が飛び出してきた


静かさ


力強さ


音の密度の濃さによる楽器の数


まるで別物のレコード



音の帯域に癖なんて何もない、実に滑らかに音が響く



我が能天気ALTECから、チョンキョンファのバイオリンが鳴り響いてくる、


なんて官能的な音楽なんだ、



楽しく、そして、落ち着きのある美しい音色・・・・・





俺は恥ずかしい、


このグリスを使わずにガラード301の事を語った事が




みなさん!

間違っても国産の柔らかいグリスを使うのは論外



もし、ガラード301のグリスタイプを、お使いの方で




純正以外のグリスをお使いの方



悪い事は言いません、これ以上のグリスはありません!



純正、若しくはそれに準ずる物、それ意外は使ってはダメです


私の意見では、何としても、本物のがラードグリスを入手すべきだと思います





この純正グリスを使わずして、ガラード301トランスクリプションモーター・ハンマートンの事を、一言でも語る事などできようはずがない






本物でしか味わえない世界

その本物を使うには、全てのものが本物でなければならないのか





WEもガラードもSPUも・・・・・・



どうしよう、おれ、ほとんどが






nct-WE-91B



Nct-SPU



NCT-励磁ホーンスピーカー





N・C・T








な・ん・ちゃっ・・て・・・・・


・・・・・





まあいいや、




グリスだけは本物だい!・・・・・・



復活 SPU Gold AE

2014年11月14日 08時34分46秒 | オーディオ

う~ん、なかなかかっこいい


WE22氏さま、ありがとうございました。



おかげさまで、WE22様から見れば、駄物ではありましょうが




私にとっては宝物なんです


直ってほんとに良かったです





WE22氏によれば、リード線が腐食して、断線した模様とのこと


腐食?、腐ったの?銀の巻き線が




さすがに10年放置してしまったカートリッジは


何が起きても不思議ではない





SPUの中でもGoldは思い出深いカートリッジで


思い起こせば30年近く前になるのだろうか?



新しい夢のメディア、CDが世に出る、前の年ぐらいであったろうか


SUP大好きの評論家、長島たっちゃんが




白熱灯でエージングして、更にして、何度も行い、やがて末期症状を向かえ


SUPがその寿命を終えるとき最高の音がするとのこと




そのSPU最高の音を最初から出すことができるカートリッジがSPU Gold


そんなようなことが書かれた記事を読んで、このカートリッジの購入を決めた気がする





オーディオ製品の最後、天に召されるとき


これがなんとも言えずいい音なんですよね、

静かに逝くもの

奇声を発しながら逝くもの、

知らぬ間に逝くもの



最高の音を奏でながら逝くもの・・・・



おれはオーディオの、おくりびとか?



オーディオ製品の最後の美声



これが最初から聞けるなんて、なんてすばらしいいことではないか





そんな思いの詰まったSPU Gold なんです



ただ、

おれの記憶では、当時はSPU Gold GE を買った記憶があるのだが


なぜかいつの間にかAEに変わってしまっている



どうして、GEがAEに変わったのか、もうおぼえていない


あのころとにかく入れ替わりが激しかった



一日で返したもの、


三日で出て行ったもの、一月居座ったもの、ほんとに入れ替わりが激しかったあのころ


誰かと交換したような気もするが・・


とにかく、今はなぜかAEになっている




SPU Gold といいながら、このカートリッジの巻き線は


銀線で巻かれている、銀線なんだからSPU Silver ではないだろうかと



思うが、なぜかSPU-Gold、メッキもゴールド



音もゴールド?



そんなことはない、音は柔らかくなって、締まりもあるある


もともとAEはGEにくらべて、締りがあるのだが、このGold-AEは


タイトではない程よい締まり



ゴージャス感より、よりナチュラルな音の良さに思われる


どんなレコードも癖がなくそれなりに良く鳴らす


さすがにオリジナルSPUのようなシャープさ、音の張りは持ち合わせていないが



これはこれで私はすばらしい音だと思う






さすがアナログ時代の最後のスペシャルカートリッジ



Goldもこの後、レファレンス、マイスター、ロイヤルと進化?



していくが、私はこの初期Goldが一番好きだ



へんに大げさな着色と言うか色付けされていないのがいい

RF297とも似合っている


国産のレプリカRF297だが、それなりにカッコイイ!




WE22さま、寝ずに修理して頂いたとのこと、本当にありがとうございました




感謝、感謝


ガラード301の魅力は?

2014年11月12日 08時29分39秒 | オーディオ

先日のWE22氏のお宅の本物のWEサウンドの余韻もまだ覚めやらぬ状態だが


WE310Bの修理と、他にも方チャン音が出なくなったSPU-GOLD



やモノラルのEMTカートリッジ、



全てHIFIオーディオをやっていた若いころ



大枚を投じて新品で購入したもの、今では価値が無いといわれるが



価値よりも思い出が優先される品々





修理する価値の気持ちは、他に置いておいて頂いて



修理をお願いしてきた




修理品のほかに今回はWE22氏にガラードのグリーの入手をお願いし



それが届いたのもあってのご訪問であった


早速グリス交換と思ったがひとつ気になっていることがあるので


それをまず先に解消しよう


何かと言うと




キャビネットとターンテーブルの間の挟み物

キャビネットとターンテーブルは以前は何も挟まずに



そのままネジ止めしていたが



モーターの老朽化と、少しは優雅な雰囲気を出すために


ゴムなどで浮かせてのセッティングを行い


穴の開いたスポンジをネジの周り4点にかませてのフローティングに落ち着いた



その後、301のモーターのオーバーホールを行い


以前と比べて、かなり力強く、静かになったが、



嚙ませもののスポンジはそのまま新しいものに取り替えて挟んでいたが



この挟み物がやはりどうも気になっていた




ガラードの最大の魅力でもある「ガッツ」



やわな響きではなく、力強い響き



はたかれるような「ガッツ」のある音がガラードの魅力でもある






キャビネットとターンテーブルの間に挟み物を入れて以来「がツン」ときていた低音が無くなったのだが


その個性より、聞きやすを選んだつもりだ






その後低域の515もマグネットから、励磁に変わり




歪み感は無くなったがが余計に「がツン」が無くなった






なんだか最近「がツン」が懐かしくなり始めていて、もう一度オリジナルグリスの前に


もやもやを、解消しておきたかった




まず挟み物を全て取り除き、ネジでキャビネットにがっちり固定



かけたレコードは、幻想交響曲




やはりティンパニーの「がつん」がすばらしい



思いっきりティンパニーをたたいているのが良くわかる・・・



これぞガラード301!






だが



音がにごる?



音と音の間が無くなる、塗りつぶされてしまう


レンジ間も真ん中に集中して、真ん中が強調されて、全体的な音楽としてはいまいち




う~ん、かなり強烈な個性的な音になる



弾んで力が出るが、楽しいとはいいがたいかも?





かなり疲れる体力がいる音だ



もう一度嚙ませ物を入れて浮かせてみる

音楽性はすばらしい


音のレンジは広がり、音と音の間が明き、音の粒だしがよくなる



けっか、音の響きが良い、優雅になる





だが、当然ながら「がつん」はない




音、でなく音楽を執るなら断然こっち






だがオーディオマニアとしては少し物足りない



全体に挟むガスケットが売ってるが、あれならいいのかな?




なやみながら







もう一度スポンジをはずして



今度はネジ止めしないで聞いてみる





あれ?



なかなかいい


ネジ止めしたほうがガツンとくるが



これはそこそこのガッツと



何より曇りがないというか、音が素直で個性的過ぎない程よい響きとエネルギー




今はこれが一番良い状態かな?



でもちゃんとネジ止めしないで使うのは大丈夫かなー



トーレンスのTD-124はアームと一体型だから関係ないけど



ガラードは、アームと本体が別々、オーバーハングがずれるが





時々あわせれば大丈夫かな?



とりあえずだが、一番いいと思われる状態のネジを締めないでつかおう


またなにかいい挟み物に出会うかもしれない・・・



・・・・・・・

WE-22様宅再訪問、やはり本物のWE91Bは別世界

2014年11月10日 08時23分34秒 | オーディオ

先日のブログでWE310Bが壊れた事を書いたところ


お世話になっているWE22様より、たぶん直るから


持ってくれば直してやるよ、とのありがたいお言葉





てなわけで、WE22様宅へ再訪問となった





今回は「すべては音楽のために」のタイトルのブログでご紹介した


ご近所のO氏も一緒に前回のカートリッジの修理のお礼を兼ねて二人でお伺いさせていただいた



WE22氏は、数多くのWEオリジナル機材を揃える、生粋のWEエンスーだが





その夥しいほどのWE機材の数に、てっきりオーディオの機器マニアと思っていたが


元々はレコード音楽マニアの方が、より良い音楽求めてのWE



音楽マニアのWEエンスー



ジャズ、クラシック共にかなりの数のオリジナル版を所有しており、


今回一緒に伺ったO氏と共にレコードの話にも盛り上がりを見せた







WE22氏は


WEはオリジナルのまま正しく使う!


これがWE22氏の信念の様だ、だから当然全てがオリジナル





全てである

91Bもアンプだけではない、本来の使い方で使っている


電源の取り方もオリジナルの方式に準じている




しかも


使われている真空管は300Bではく全てWE300A


300B・300Aこの違いは歴然だそうである




274Aは刻印


310Aはメッシュ


完璧なものである




なるほどマグネシュウムゲッターは色合いは、やはり違うシブイ!






本来の使い方で無いと本来の良さは決して発揮しないWE


球も当然本物中の本物


WE300Aでも何タイプかありその違いも結構あるとのことを教えて頂いた






以前撮られた内部写真を見せて頂いた

当然ながら私のような無用な板抵抗やペパーコンデンサーは使っていない




本来の部品で作り上げられている、入力トランスもこの写真のときは618Bであったが

現在は285Eに変更になっているとのこと





WE22氏はこのオリジナルWE91Bを三台所有しており



ステレオ再生では

オートグラフを使い





モノラル再生では

WE22と555レシバーを高域に使い


低域はシャラ・ホーンを使い

タンガーバルブ整流による


WEホーンシステムを使ってMono音楽を再生している

Monoのラインアンプは86の前段アンプで使われているWE7381を使用している



今回はこのWEホーンシステムを91Bだけで無く

WE43バッファーアンプを使った音も聞かせていただいた、



前段に使ったのは何とWE91Bである


もちろん91Bだけでもすばらしい音だが


バッファーアンプをプラスした音はまた別世界



なんとも夢のようなシステムである







ステレオのラインアンプには

WE141にCR型のフォノイコライザーを搭載したものを使用


当たり前だがCR型フォノイコもWEの部品を使っている



他にもWE120Aラインアンプも所有していおり


いずれ、鳴らされるのだろうが





他にも珍しいものを、沢山所有しているので紹介させていただくと

これなんだか、わかります?



わかる人はわかると思いますが、噂のアンプのハーネスと呼ばれるもの


これはかなり珍しいとおもいます・・





そこらじゅうにゴロゴロ転がっているトランス類

置いてあるのかと思ったら、


マッチングに使っているものもあったり





拾いあげてみると

WE618A



こっちのは



WE618B



ここで氏が一言



618Bを買うときはトランスのカバーに縦の筋入ってるほうが音が良いよ

つるんつるんの、てっかてかのはダメとの事



なるほどこの筋か


次に買うときには参考にしよう(買えっこないが)





スペアなんだろうか横の棚には

WE555Wが何個か見える




真空管も常時交換の必要なものだけ


この部屋においてあり



大切なのは他の部屋で保管してあるとのこと

ストックが、なんでもとんでもなくたくさんある





とんでもなくたくさんある中でも一番多いいのは



何といってもオルトフォンSPU

ぎょえ~と思わず叫んでしまいそうである



このほかにもカートリッジケースの中には超貴重なSPUが保管されていた


ステレオとモノラル、どうやって鳴らすのかわからないがGシェルまで入れると30個位は有りそうだ


今回はSPU大好きなO氏と伺ったお陰だろうか


この貴重なSPUの音も聞かせていただいた


ステレオとMonoではターンテーブルを替えての徹底ぶり

そう、このおびただしいまでのSPUの数々


その全てが貴重なニックス輸入の遥か前のもの


ニックス時代の「新しいもの」は無いとのことだ、すごすぎる!




カ-トリッジも桁外れにすごいが、トーンアームもすごい


RF309が3本


本物のRF297がなんと2本もある

本物とは、EMTの927やR80から取り外したもの


309も良くみてみるとMONO専用であったり

Rの角度や色が微妙に違う



SPUの音の良さは本物のオルトフォンのアームでないと、本来の音を発揮できないとのこと



当然アームだけではだめターンテーブルも半端ではない



このギアドライブも静かでとんでもない力である、クリーナを強く押し付けたくらいでは全く回転が落ちない

WE22氏は全てが本物志向

本物のSPUは、本物のアームで、無論ターンテーブルも本物でなければならない


そしてそのワイヤリングも

至ることころに貴重なWEワイヤーが


ごろごろ

一切の妥協なし



だから当然出てくる音も本物


WE22氏宅で音を聞いて





腰を抜かす方や、



しばらくオーディオができなくなった方もいるらしい


そうなるのもうなずけるWEサウンドである






WEの世界は果てしない



このWE22氏の頂までは登れないが


私も少しずつではあるがWE山脈にのぼり続けて行きたい



貴重なWEサウンドを聞かせて頂きありがとうございました。


感謝!感謝!


やっぱり俺はWE91Bが好きだ!

2014年11月06日 08時44分13秒 | オーディオ

WE300Bを使ったアンプは音がいい、


当たり前だが音がいい


どんなアンプでもWE300Bを使うとそれなりに音がいい




前回WE91Bアンプと、WE300Bバッファーアンプを聞き比べ



その違いをこのブログいに書いたが、


申し訳ありませんでした、間違いではないですが


あの時点ではすでに初段のWE310Bは壊れていたんだと思います



だからバッファーアンプに比べて、明らかに初段部分が余分なノイズを発していて


「音が少し曇る」、と書いたがとんでもない大きな間違いでした




壊れたWE310Bスモールパンチを、WE310Aラージパンチに買えたら、




音の曇りなんて全くありません




晴れやかな、明朗でしかも堀の深いサウンドです




明朗なサウンドと言っても、バッファーアンプのすっきりとした明朗さとは少し違い



柔らかさ?、いや硬さがない



ピントも、完全に誤差ゼロのピントの合ったシャープさ、ともちょっと違うのだが




ズレ、滲みを感じない、程よいピントで、そこになんとも言えぬ味わいがある




もしかするとこれがDC点火と、AC点火の違いなのか?






我がなんちゃってWE91Bを少しだけ賞賛するが


世の中にWE91B型アンプは数多くあるが





私の聞く限りではあるが、


天地ほどの違いはあるが


月とすっぽんではあるが


美女と野獣??

そんな違いはあります、

似ても似つかぬところもあるでしょうが





オリジナルと同じ土俵で語ることができるWE91B型アンプは


W.S.i社で販売されたレプリカか、

originalをそのままコピーしたもの、しかも入力トランスを装着し、


WEの単線でワイヤリングされたものだけだと思う


言っちゃった!


音が言い悪いとかではありません


91Bらしいアンプの前提で、しかも


あくまでも私の聞く限りであり、私の主観ですから





そう、音の良いWE300Bは他にもたくさんあります。

読んでる方でWE300Bアンプを使ってらっしゃる方は

その方の、そう、あなたのアンプが一番いいと思いますよ・・・・




ごめんなさい、決して他のアンプを批判しているのではありません

ので怒らないでくださいね




お前オリジナル91Bの何を知っているんだ!

何を知ったかぶっているんだ!

ふざけるな、俺のアンプのほうが音がいいぞ!



と、またお叱りを受けそうだが



かまわず、続けます



WE212アンプの駆動力のすごさ

電源部にケミコンを使わない、全てオイルコンで電力供給されたアンプでは静けさと力強さ

そね圧倒的なパフォーマンスに打ちのめされた

WE212アンプと出会って


WE91Bアンプから気持ちが少し離れていたが

やっと自分を取り戻せた気分だ



初段に音の悪いとされる5極接続管を2本もいれて、初段で二段増幅


しかもプレート電圧も音が良い7.5Vではなく、10Vで負担もかかり寿命も短めるWE310A


それをノイズの出る交流で点火、

しかも初段にはアウトプットトランスからの深ーいNFB


それに入力には600Ωのインプットトランスまで入っている



ご丁寧にWE300Bも交流点火



アンプをご自分で作られる方は、完全に否定する方式なのだろう




ワイヤリングも最短距離配線などの言葉は皆無!


300Bのカソード抵抗などは、何でこんなとこまで、こんなとこと通って引き回すの?



ACは撚れ、信号と電流は分けろ、離せと教わったが


ACを撚るのは同じだが後は信号もDCもみんな一色単、しかもぎゅーっと縛り上げて



こんなことはアンプ作りでは、非常識なのかもしれないが


素人の私は真似るだけ

無意味な、くるっと余らせワイヤリングまで真似てしまった・・・・(笑い)

なんかウエスタンぽいってだけだけど

そんな、素人の私の作ったアンプだが



やったのはワイヤリングと部品交換だけ


元が良いのでしょうが、元のワイリング線材はいただけなかった


新しい寄り線ではレンジ感や、明るさは出るのだが・・・

サッパリしすぎ


古い単線に変えると、何といってもWE91Bの魅力の


力強さ!エネルギーパンチ力、凝縮されたパンチ力



これが増す、いや、これが本来なのだろうと思える鳴り方になる




そう私の思うWE91Bは「音」が良いだけではない



ずいぶん前にも書いたが91Bは色濃く、その表現力が凄いのだ


それは力強さであったり、色の濃さであったりがすばらしいので


そこから出る台詞が、色っぽかったり、悲しかったり、力強かったり・・・


演出装置の一つがWE91B




だから




音の純度が高いとか


音がきれいとか


透き通った透明な音・・・・・




なんて言葉は無関係!


時に過激に力強く、

しなやかに色っぽく、劇場の隅々の観客にまで




心に響く「台詞を」「音楽を」届けることができる装置



それがオリジナルWE91Bであろう




ずーっと遠く離れているが、それを垣間見ることができるのが


同じコンセプトでオリジナルを忠実に再現されたWE91B型レプリカアンプであろう




あ~疲れた





何が言いたいのか


結局WEが当時行っていた、ACも信号も一色単のワイヤリングも

トランスや5極管2本も使った初段増幅やNFBもたっぷり使って

当時造られたWEアンプの理論に対して



様々な反論を唱え

その後、時代や技術の進歩とともに、いろんな理論が進化し、

それが優れているのもわかるが、結局



オリジナルWE91B超えるアンプはどれだけあるのだろう?




80年経った今になっても、そのアンプを越える音のアンプが作れないのなら


そんな理論は意味が無いのでは


91型アンプの音が好きなら素直に、真似たほうが近道


俺は素人で理論も何も知らずに真似が出来てよかったと

今は思っている・・・


感謝、感謝

WE310Bスモールパンチ逝く・・

2014年11月04日 09時38分51秒 | オーディオ

このところ他のアンプばかりで、WE91Bには灯を入れていなかったのだが



久々に91Bを聞き出してどうも方チャンネルが歪む



聞いてなかったから僻んでぐずってるのかと思ったが




そうではない、どんどんひどくなる


高域が歪みっぽいなーと感じてから




早かった、あれよあれよと言う間にどんどん歪んできた



電源を入れた直後は問題ない





問題はアンプが温まり始めた30分くらいが経ってから


高域の、おいしい所が歪んで潰れてしまう





やばい



何が壊れたのだろう?





疑うべきはまずは真空管



他の部品であるなら入院治療が必要である



真空管が原因でも高額な300Bや274だったらどうしよう・・・





原因を特定すべく一本一本の真空管の入れ替えを行って




温まらないとその症状が出ないので時間はかかったが




やっと原因を突き止めた






WE310Bスモールパンチだった





比較的傷は浅かった!




WE91Bの何が壊れても困るのだが

WE300BやWE274Aはもう買えない


今やとんでもない値段となってきたWEの真空管



310Bなら何とか手に入るであろうが




それでも以前のように気楽には買えない値段である



しかも、メッシュやスモールパンチの310Bはなかな


高額になってきて手に入らない



今回スモールパンチが一本壊れたので一本だけ使うなら



なんちゃって20A電源にスモールを使って

WE91Bは全部ラージの310Bで使うのがベストかな


何とか今回のトラブルは回避できそうだが


今度、また別の球が壊れたらどうしよう・・・



本当はスペアにラージやスモールを持っていたいところだが



悲しい現実で、なかなかスペアまで手が出ない






現在進行形で使うものを、揃えるだけで精一杯なのが現状だ





それが普通なのに・・・・・










なのに


お金持ちの、某パラゴンさんは何事も用意周到で几帳面な方で


だから壊れる可能性のあるものはスペアが無いと気がすまない方





某パラゴンさんは

なんでもかなりの量のスペアを持ってらっしゃるらしい

噂によれば、300Bから274や205なんかもストックしているらしい




そういえばセレン整流器までスペアを持っていた






とうぜん310Bも何本か所有しているだろう


うーん、




自分でストックが持てなければ


他人のストックを狙うしかないかな・・・・?





どんな戦略を練ろうか

またビールと焼酎持って遊びに行って・・・

でもなかなか酒に強いから手強いなー某P氏は

ストロングゼロが好きだから、あれを10本位い飲ませれば・・・・

いい気分になって、

「いいよ好きなだけ持っていって・・・」

なんて言わないだろうな-




我ながら姑息な戦略だが、もう少し真剣に考えてみよう・・・・・