オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

A型の位相合わせは、完ぺきです!

2016年03月28日 11時00分15秒 | オーディオ

先日、久しぶりにお会いした友人に、「相変わらずバカなことやってるねー」





ほめられた?




バカな事とは何だろう?、聞こうと思ったが

喧嘩になるといけないので、




「すみません~、相変わらずバカやってます~」


と笑って答えた、

俺も大人になったものだ!





たぶん「バカなこと」の真相は、ユニットの位相合わせの事だと思う

彼のユニットはJBL、



ははぁ~、

さては位置が合わせられずに、


ユニットは面位置合わせでいいんだ、と言いたかったのかも知れない






いいんですよ~~、

JBLは面一で




正当な、ALTEC派の私は、ボイスコイル位置を合わせるのが当たり前なんです

でも、合わせやすい311-90でも、ヴォイスコイルの位置を合わせると


つらいち、のぴったりの位置にはならない、ホーンが少し前に出っ張ってしまう








これから先の話は、つらいちで、いいと主張する、

俗にJBL派の方々には理解できないことだと思います






位置合わせは、


ボイスコイル位置を合わせる、のか

振動板の位置を合わせるのか?




A型のALTEC派は、結構気になっています







一般的にはボイスコイルの位置を合わせろ、と言われているが


少し疑問が残る

振動板で合わせても、ボイスコイルで合わせても



うまく合わない気がする







低域ユニットのALTEC 515 Field coilは



聴き手の位置からみると、ボイスコイルの前に、コーン型振動板がありそれが振動して音が出てくるわけだ





中域ドライバーの288Fcは

聴き手側からみると、ボイスコイルの後ろ側で、ドーム型の反対向き(内側)の音が出てくる




う~ん




ツイーターのWE597Aは

ウーハーと同じ方式で振動板の後ろ側にボイスコイルがある




うーん、うーん!



ボイスコイルで合わせると、振動板の位置が合わない!





ボイスコイルの前に振動盤が付いているものと


ボイスコイルの後ろ側にしかも反対向きに振動板が付いているもの




これの位置を合わせるのはかなり難しい





機械的に振動を発生させる、位置か


空気を振動させる位置で合わせるのか






しかも空気をふるわせる振動板の大きさは、ユニットによってかなり違う


どこを基準にするか、悩みどころではある




合わせる以上、どこを合わせるか基準が必要!







私が考えても正確な答えが出るわけではないので、シンプルに





やはりボイスコイルの位置で音源を合わせる事にした


いいんです、間違っていても






ボイスコイルの位置もユニットによってこれまた様々





515はダンパーの2センチ後ろ側


288はユニット後ろ側のダンパーのほぼ付け根、バックカバーの蓋の位置くらい


597はホーンと本体の付け根の位置







よし、基準となる位置は決まった!


これを合わせよう、






歌でも歌いながら~





几帳面で有名だけど
部屋は散らかっている意外と

だけどユニットが1センチでも
ずれていたらもう聴けない
聴けない♪
だって今日のこと思い出して
一人反省会♪
気になりだしたらもう止まらない
もう夜中の二時なのに~♪


注(西野カナさんのA型の歌の替え歌です)

最近スナックで西野カナさんを唄う
おじさんと
知り合いになりまして
最近は定期的におじさん二人で
西野カナさんを唄っています

すごいでしょう、

客:聞かせれる身になってみろ!
と言われることもありますが


全然気にしません~







よし、完ぺき

夜中の二時まで時間はかからなかったが


結構、時間がかかった



傍から見れば、バカなことでも

努力は結果を生みます!




やはりコイルに合わせるので正解のようだ




音のピントが更によくなりました





これは気持ちいいです、






以前の、あの能天気でいい加減な締りの無い、だらだら軽い緩い音が出ていた


ALTECとは思えない音の締り、張り、音色です。



これはJBL派の皆さんには申し訳ありませんが







もはやこのALTECはPA用のSPではなく



B&W801にも負けない

モニタースピーカーしても使える音の定位です!







ざまぁ~!

我が社のBGMはALTECを300Bで、贅沢でしょ~

2016年03月26日 18時26分55秒 | オーディオ

土曜日一人でお留守番


CD聴きまくりの一日でした




我が事務所は天井高は7メートもある、中二階のある


なかなか広い事務所なんです




そこでBGMを奏でているのは、ちょー大型のバッフルを取り付けた



A7MINI


階段のエントランスに置いてあります



これ一発で広い事務所、全てに心地よい音楽を奏でます



低音は流石にでませんが、響きが良いんです







最近お客様から「○○さんところは電話すると、喫茶店みたいな音楽が流れてるね」



と言われます


電話の向こうでもちゃんと音楽が聞こえていて、その役割を果たしているようです








音楽が、なんの音楽かちゃんとわかるように流れて




しかも会話を邪魔しない




小音量ながら事務所全体に


音が響くなかなかの優れ物






不思議なものであるこんな、冗談でしゃれっ気たっぷりのスピーカーでも



いい音がするんですよ



流石、軽い音で響きの良いALTEC


こういったBGMには最適のスピーカーである









今日は年度末の週末、会社は休みですが、仕事が終わらず


一人で仕事してます(午前中は休日出勤のお姉さんもいました、お疲れさまでした)




いつも小さな音を奏でている我がシステム




今日は久々に大音量を出してみた

アンプも


いちおう300Bシングル、





キットで作ったものだが、なんと中の配線はWE単線です



出力トランスもJsのトランスに変えた、よくわからないアンプ



まあ自作なんてそんなものでしょうう





しかしこんなアンプを聴いて300Bを語ってほしくないね


300Bふうアンプと言ってほしいね




まあいいか



そして鳴らすプレーヤーは

CECの五連奏プレーヤー


なんと五枚のCDがアナログプレーヤーのようにくるっと回転し


五枚のCDを演奏し続けます

このCDプレーヤーは、ほんとに音が良いです!



何十年使っているか、忘れましたが、当時これ以上のCDはなかなかありませんでした





仕事をしながら聴く音楽




楽しいですね~












ダイレクトカッティングレコードは、音がいい?

2016年03月25日 17時16分45秒 | オーディオ

音は、いいと評判の


キング、スーパーアナログ・レコードシリーズ




ギンギンのオーディオマニアだった若かりし頃

現役で買っていたレコードである





うたい文句は


1.比類なき広大な周波数レンジ(10Hz~35KHz)

2.めざましいトランジェント特性(卓越した解像度)

3.迫真のエネルギー感(瞬発力ある圧倒的な迫力)

4.低歪率(清澄な透明感、混濁のない音質)

5.アナログの精密度(キメが細かい、なめらかな肌触り)

等のクオリティを有し、特別高品質材料を使用した超重量レコード(180g)





さらに、ダイレクトカッティングにより



余分なイコライザーやアッテネタ~回路を通らいので


音はシンプルで、





しかも、使った機器も特製の真空管アンプを使い

高音質な録音!







だそうである~


・・・・・・・・・・・














バカヤロ~


こんな音の悪いレコード作りやがって!







☆注、このレコードを料理に例えるなら

せっかくの素晴らしい旬の鮮度の良い素材を

ファーストフード風に

味付け過多の調味料で

一口だけは美味しく、感じるかもしれないが

でも、途中で飽きてまずくなり

全部は食べられない料理に仕上げています










素晴らしい名録音を、よくも、こんなひどいレコードにしやがって!


宣伝文句に踊らされて、昔買ったレコードがこんなに出てきた


今聴いてみるとほんとに腹が立つ



先日、フェイスブックで誰かが、

ゲーリーカーのスパーアナログが音が良いとの

投稿があったので、なんとなく引っ張り出して聞いてみたのだが





やっぱり最悪のレコーディングである


まあ、スパーアナログの中でも、これはまだいいほうで

ある意味、聴けるといえば聴ける



かもしれないが・・・・








オリジナルと呼んでいいのか、このゲーリーカーのレコーディングは

国内で録音されたもの



だから国内のデジタルレーベルが、オリジナルレコードと呼んでいいのだろう



はっきり言ってこの普通版のほうが、




全然いい!







ダイレクトカッティングレコードは好きで(オーディオマニアですから)



プロプリュースやシェフィールド、テラーク、・・・・



結構好きで持っているし


良く聞くが







このキングのスパーアナログシリーズだけは


一度途中まで聴いて止めてしまい、また買っては、途中まで聴いて・・・・・


もしかしたら今度はいい録音かも・・・・
(オーディオマニアの悲しいサガ)


それを何度も繰り返し




レコードのゴミの山になってしまった







このジャズレコードは



スイングジャズレコードシリーズなのに

全くスイングしない






ブーストされた低音が邪魔して、全くスイングしない


せっかくの名演奏が、聴けたもんじゃない







クラシックもほんとにひどい


トッカータとフーガも、オルガンが特に酷い、


チョー ブーストアップされた低音が




全ての音楽をだめにしている







はっきり言って、このシリーズのレコードを最後まで聞いたことがない!


全てのレコードがである






これは凄いこと!




だいたい途中で気持ち悪くなってくる







華やかなブランデンブルクも


全く華やかさがなく、重く暗い演奏になってしまっている




今回も何枚か聴いてみたが、

我慢しても5分が限界





聴くならオリジナルレコード

(本物のオリジナルではなくても、廉価盤でもそのほうが、まだまし)




今回思い出して引っ張り出して聴いてみたが


たぶん二度とこのレコードに手が出ることはないだろう










スーパーアナログディスク


アナログが誤解されているような気がするが・・・・・・・・・



躍動感ある交響曲、ALTECで完ぺきに再生

2016年03月20日 15時20分26秒 | オーディオ

我がアメリカ~ン、なスピーカーが奏でる名演奏






我がALTEC817改


ALL励磁ユニットによる、

なんちゃって ミラフォニック サウンドシステム






凄いことになってきました~



ALTECでクラシックを聴くことに偏見をお持ちの方は、

今だに、かなりの数の方々が全国に生息していらっしゃるようです







タンノイファンは言います




:ALTECでクラッシック?

あんな軽い振動板で、軽快な低音で、しかも前に前に音像を繰り広げるPA用スピーカーが

繊細なバイオリンの倍音や、コンサートホールの響きを再現できるわけがない

コンサート会場で、生の楽器を聴いて、その柔らかく繊細な音を家庭で聴くなら

タンノイしかないよ

オートグラフでオーケストラ聴いてごらんよ、朗々とした低音の響き

管弦楽のリアリティー、密度の濃い演奏はコンサートホールそのものだよ

ALTECで管弦楽?・・・・・はっ、・・・へっ、




某タンノイファンに言われた言葉を思い出した
注(本物の91Bでオートグラフをパリンと鳴らされているWE22様ではもちろんありません)











某、タン○○は、下記の普通のスピーカーの、三倍近いボイスコイルの厚みです




T氏:響きが良い?余韻が残る?

あったりまえだろあんな、ぶっといヴォイスコイルを、しかも三重巻きにして

ポールピースとの隙間もあんなに広く取って、重いコーン紙、かたいダンパー、鈍いエッジ

せこ~いユニットもあって、低域も高域も一個の貧弱なマグネットで動かしてるのもあるンぜ、

それに加えてバックロードホーン、そりゃ~遅ーく重ーい音で、余韻もたっぷり出ますよ

高域の管弦楽の倍音が良いだって~

そりゃあれだけクオリティーの低い、ざらぎら、なツイーターなんだから

ホールで楽器の音が減衰して、ちょうど聴きやすく成った音に聞こえるんじゃないの?

・・・・・







注(全国のタンノイファンの方々、そう言っているのは私ではなくT氏です)









通常のスピーカーのボイスコイル









クラシック演奏の名器タンノイを褒めるのはこれくらいにして





タンノイファンの皆様からすれば、そこそこでしょうが


我がALTECでも、ほんとにすばらしい名演奏が聴けます



先日もエージングが終了したネットワークの話をしましたが、




このネットワークが指揮、制御する、交響曲はほんとにすばらしい






私ごときが語る話ではありませんが


こうもり、ではキレの無い余韻も大切でしょうが、





スピード感が大切なのでは~~


クライバーのこうもりを、ゆったりと余韻たっぷりに聞く?





いやー申し訳ないけど、

余韻は十分演奏家が演じているような・・・




それより、このキレと躍動感のある演奏は、当然キレの良い再生装置のほうが・・・・・・





キレる


弾む


歌う


いやー素晴らしい演奏ですねー







べただが、椿姫も素晴らしい


蝙蝠のような躍動感は無いが




楽しい歌は、楽しく

悲しい歌は、悲しく




分解能が高いスピーカーだと表現力が豊かです




意味は分からないが

泣かせる歌いかただぜ~



















これが某スピーカーだと、楽しい歌も全て悲しく歌っちゃうんだから、ある意味凄い性能なのかも~

WE1048Bが長い眠りから覚めた!

2016年03月18日 08時33分45秒 | オーディオ

Western Electric社の1048B インダクター


9mH 純鉄コアー E.I型トランス



このトランスを扱っている販売店(某WEラボ)の話では


このトランスを使ってネットワークを作ると





「凄まじい低音域と明るいスピード感あるネットワークが完成致します」






との触れ込みでした


事実このトランスを使ったネットワークを借りてきて

聴いてみましたが、キャッチフレーズの通り


確かに凄みのある重低音で、少し華やか過ぎるきらいもありましたが



まぎれもないWEサウンド、これは使うしかないと






今まで使っていた、空芯コイルのネットワークをあきらめて

どうせ作るなら、Wウーハー専用のネットワークを制作することになり




この純鉄コアのトランスを使って、







WEサウンドで

重低音を楽しもうと



ネットワークを制作したわけだが






完成直後は、


あれ?




でした、


ネットワークが完成したことはブログでも書かせて頂きましたが


はっきり言って、自分の中では、あれ?



でした




しかし、しかし



最近ほんとに、鳴りだしました






よかったー





あの「このコイルを使えば重低音が出ます」のキャッチフレーズはなんだったの?


と正直、ひと月近く思っていました







長かったです、低音が出るまでに時間がかかった~



ある日

あれ?、なんか今日はやけにいい感じで低音でるなーと思ったら


翌日

あら~?、



さらに翌日

お~



さらにさらに

へ~~!





てな具合にどんどん音がよくなり、低音が出てきた



このトランスは現役を退いてから、長い間眠っていたのでしょう


コンデンサーも同様に眠っていたのかもしれない






不思議なものである




このネットワークには、明らかに長い眠りから目覚めるのに

エージングが必要であった




完成からひと月が経って、やっとこのネットワークを作ってよかった思っています。







空芯コイルでは出せなかった「音力」




軽快なトランジェントを伴った力強さ


これは確かに空芯コイルでは出せない力だ







どこか、強引に制御されているな感じは、多少ありますが





それをさしいても、やはりこのコイルは凄いです。!






このトランスを手にして、いまちょっと不安な

momoさん

大丈夫です、もう少し我慢しましょう、







それから、出来上がったばかりネットワークを聴きに来た



Sさん



「低音が出てない」と

捨て台詞を言いながらお帰りになりましたが




もう一度聴きにきてください




ALTECで鳴り響くWE重低音を!





WE597A 高域の出ない、恐るべき魅力のツイーター

2016年03月17日 09時07分09秒 | オーディオ

WE597Aツイーターのセッティングパート2です




どんなツイーターも基本は同じだとおもうが


ツイーターをうまく鳴らそうとしたら





あまり高域を欲張らない事が大切




帯域や音量を欲張らず「さりげなく」鳴らすのがポイントなのだが





この、さりげなくだが




実際に行うと、そのセッティングはなかなか難しいものがある



我がシステムは、本来ツーウエイの817システム




簡単に言えば、A5のダブルウーハー仕様と思ってもらえばいい

使われているユニットは515と288Cを励磁に改良したもので

288Cのアルニコマグネットを取り出し励磁にしたものだが

基本的にはボイスコイルは変わっていないので特性は変わらない






中域の288FCの特性は

周波数帯域:500Hz~16,000Hzである


注(我がシステムでは過酷にも、もっと下から使っている)




WE597Aレプリカの特性は

周波数帯域:1K ~ 18KHz




中域ユニット、高域ユニット

実はあまり変わらない周波数特性である



通常のスリーウエイスピーカーだと中域288の高域をカットして



スリーウエイとしてネットワークを作るか

それともツーウエイ+高域で

低域カットのツイーターをつけるかだが



私はどうも後者のほうが好きである




ユニットには余り広帯域を持たせないほうがいい、と言う方もいらっしゃって



各ユニットに広帯域のレンジを持たせると、


歪やすくなる

音がきつくなる

などと言われる方もいらっしゃる



この各ユニットに専用帯域を狭く使う方式で行くと

フォーウエイ、ファイブウエイとユニットを増やす結果となっていく




私は、歪もうが、きつかろうが気にしないのか、

基本ツーウエイで十分ですので



今回制作したネットワークは、400Hzクロスのネットワークに

低域カットのコイルとコンデンサーで、ツイーターを加えたものです





中域と高域の再生レンジが、あまり離れていないので、


実際につないでみても、あまり高域が伸びているようには感じられません






わずかにノイズの抜けがよくなる程度




高域特性が格段によくなったとか



聞こえない音まで再生できる、ハイレゾシステムになったわけでもない




だが、WE597Aを追加することで


激変と言っていい変わり方をする







音色で、圧倒的に違うのは中域の



厚み

濃さ

彩さ





さらに付け加えるなら、これらによる


聴きやすさでしょうか







結果として、このツイーターをつけたほうが


唄うんです

楽器が鳴るんですよ




わかるかな~






やはり597Aツイーターは絶対必要!










冒頭の「さりげなく鳴らす」だが





このツイーターのさりげなく鳴らし込みは、なかなか大変





本来劇場用のツイーターです


減衰してしまう高域を、遠くに飛ばそうと考えられた、597ツイーター





597をお使いの方の、ネットの写真などでは


正面を向けずに、使われている方もいらっしゃるようで



家庭でさりげなく使うには、皆様かなり苦労しているようである






私は、全てのユニットのコイル位置を合わせて(ALTEC派セッティング)





まあ、かなり絞って、音量は抑えていますが


堂々と正面を向いて、使っています





このツイーターの音色を、さらに良くしようと様々な試みも行いました




この597Aは本来劇場では、バッフルに取り付けられ、


前から見るとまあるい穴が開いているだけで



その姿を確認することはできない


オリジナルと同じように穴をあけてバッフルにしようと思ったが、その前に





板二枚で作った簡易バッフルを付けてみた



このバッフル板を



ホーン状にしたり


バッフル状にしたり




試してみましたが、家庭で狭い距離で聴くには


バッフルは付けないほうが




このWE597Aツイーターの良さを発揮できると思う







バッフル板を付けたほうが、音が明確になり


くっきりはっきりする

音量も上がる




上がった音量を、ネットワークで絞ると


音の濃さが消える


・・・・・・







意図して作られたのか、私は知らないが


このツイーターが持っている



素晴らしい奥行き感の演出



透き通った空気感に伴う、


奥行き感を「見事に演出する」このツイーターは

バッフルを何もつけずに


セッティングしたほうが、

絶対いいと思う




遠くへ、くっきりはっきり飛ばすなら、バッフルは必需品だと思うが





家庭では、音像を乱すだけかもしれない


・・・・・





他のツイーターには無い




空気感、立体感、奥行き感







WE597A、恐るべし!




WE597Aセッティング編

2016年03月11日 11時35分26秒 | オーディオ

34000cm/秒÷400Hz=85cm


いや~このブログで初めて計算式が出ました


すごいですねー



マルチスピーカーをやっていた昔の人ならピンときますよね






ウーハーとドライバーの位相の問題

位相って、たとえば左右の問題だとわかりやすいですよね


ステレオ装置の場合、


右SPが1W、左SPが1Wの出力で通常、真ん中の位置で聴く場合は


正相だと2Wの音が聞けるわけです、(間接音は無いものとして単純にね)


正相と逆相だと1W+(-1W)=0で、打ち消しあって聞こえなくなります




まあ、実際には間接音もありますし、聞こえますが


少なくとも波長の大きい低音は聞こえなくなりますよね



無駄なく音楽を聴くためにもステレオの場合左右は正相+正相


まあ、逆相+逆相でもかまいませんが、



少なくとも左右は打ち消しあってはいけませんよね




これがウーハーとドライバーの上下の場合だとちょっと違います。




ウーハーが正相でドライバーが逆相でも、

発する音の帯域が違いますから



打ち消しあって音が消える事は、ありません




この場合の位相の問題は、上下のユニットのボイスコイルの位置が問題になります




そのほかにはネットワークによって生じる、位相のずれもありますが



今回のネットワークには、この位相反転の為のコンデンサーと抵抗が取り付けてありますので

今回は位置の問題だけとします




仮に、一か所で拾った音を再生する場合、

ウーハーとドライバーの位置が前後にずれていると

聞いたときに当然ながら、ずれが生じます




位相を合わせるとは、ボイスコイルの位置を合わせて、

同じ距離の位置の音源から音を聞く事を言います。


どうしても合わない場合は、冒頭の計算式で85センチずらすか、
(カットオフによります)


少なくとも85センチの半分の位置はまだ逆相ですが、この半分1/4のずれが、波長が一番ずれて


乱れた音を聞くことになります





だから昔から、ボイスコイルの位置は合わせろ



と、言われてきました




この位相のズレが気になって仕方ない方は、フルレンジを使っていますね




マルチユニットでも、私がかつて使ってきたものでは、B&Wの801などは


全てのボイスコイルの位置を合わせた傑作と言ってもいいと思います





しかし、ほとんどのスピーカーはいわゆる”つらいち”


出口の位置を合わせるものがほとんどでした





この位相に関しては、





ずれてはいけない、と言う意見と


発信元の波長によって届く速さが違うんだから、そんなの関係無い




音が発せられる出口、つまり”面位置”を合わせればいいとの意見でわかれるところであろう


私は、趣味のオーディオだからどちらも、楽しければOKですが




ヴォイスコイルを合わせる人が多いALTEC派と


出口を合わせるJBL派で分れるような気がする
(注、当然ながら勝手な私の解釈です)




私はALTEC派ですから

今回はボイスコイルの位置を合わせたいと思います






もともとALTECのA7、A5は上下のボイスコイルの位置を合わせやすいように

ウーハーのユニットが後ろについているなんて、噂もあるほど


上下の位置合わせはこだわっているメーカーだと思う







WEのスピーカーのマニュアルを見れば、一目瞭然


ストレート型のホーンを使う場合は、必ずボイスコイルを合わせるように、


ウーハーとドライバーのボイスコイルの位置に、まっすぐな線が描かれている






15Aなどのホーンでは合わせられないのか、必要が無いのか書かれていない


このWEの流れをくむALTECは当然ボイスコイルの位置に拘りがある、はず


実際に我がシステムでもウーハーとドライバーはもちろん合わせてある



というか、普通に置けば位置が合うようになっている


ではツイーターはどうなんだろう




これはもっと波長が違うから、全く合わせる必要が無い


と言う人もいて、私も、あまり気にしていなかった











とんでもない、やはり音源を合わせるのは重要であった




全てのヴォイスコイル合わせると、あのB&W801と同じようにALTECのユニットでも

ピントが合う


楽器が声が滲まない



奥行き感も出る



ディフェザーとの相性も良く





ぐいぐい、前に前に、いけいけどんどんのALTECサウンドから




なんとなく優雅な、おヒンのある音になってきた

WE597A BOSTWICK TWEETER レプリカ

2016年03月10日 09時05分29秒 | オーディオ

毎回同じような内容で恐縮ですが



今回もボストウイックツイーターについてです

置く向きがあるようで、この向きに置くのが正しい置き方だそうです

下に取り付けねじもありますしね




前にも書きましたが、ボストウィックは開発者の人名で、

ボストウイック型と名乗っている会社の物もありますが、正式には

見ての通りのホーン型のツイーターです


もちろんチャルメラ ラッパ型でもありません



ホーン型ツイーターの元祖と呼ばれています。



注、
人の名前がついたスピーカーはレンジャーパラゴンなど、沢山ありますが
WE社において、人名がついた製品が他にあるのでしょうか?
ほとんどが記号と数字のみで、人名がついた製品を私は知りません
開発者の名前がつくほど、画期的な発明の製品だったのでしょうか
そんなことを想いながら聴いてます





WEオリジナルに拘る私としては
(読者:その割にほとんどが持っているものはレプリカだね)




オリジナル597を手に入れたいですが、




こればっかりは残念がら、オリジナルの入手はほとんど不可能なのです

昭和初期に、日本にもごく僅か入ってきたそうでうですが、

そのほとんどが、実際には設置されなかったそうです




アメリカではWE555が高域不足で不評になり、

WEの威信を懸けて、このツイーターが開発されたそうですが




その時代の日本ではノイズ発声器としか受け入れられず、

結局使われずに外されて返品され、




日本では一箇所の映画館しか 使われなかったとの噂です


そんなわけで、日本ではオリジナルはほとんど存在しない





「幻のスピーカーWE597A ツイーター」




生産量もかなり少なかったようで



オリジナルがほとんど存在しないので





仕方なく、今回はレプリカで我慢することになりました

幸い、わが国でも数社でこのモデルのレプリカを作っています


私のは、WEラボで製作したものですが


他にはGIP、エルタス、カンノといったメーカーさんでも製作されています

注、カット写真はWEラボさんのホームページより、無断借用させて頂きました





各社ともオリジナルをカットしたりして、詳しく調べ上げ


寸分狂いなく製作されたレプリカユニットだそうです






一見同じような形のレプリカなので、

最初どこかに依頼して、同じところで作っている、同じ物かと思いましたが





形は当然オリジナル597を真似したので、同じように見えますが、


各社とも仕様が若干違うようです







励磁の電圧ですが

オリジナルの597Aは7V DC

597Bは24V



他には、A-597A?、というモデル名なのか 72V DC仕様もあったよです


私のは一般的なオリジナル597Aと同じ 7V DCですが



597Bをコピーした24V DCのモデルもあるようです



24Vだと、ウーハーはほとんど24Vなので一緒の電源が使え

555や、594、4181ウーハーなどの組み合わせで、電圧が異なるようです



噂では7Vなのは、バッテリーをフル充電すると7Vになるそうで

それに合わせてあるとの噂もありますが・・・





国内のレプリカメーカーもユーザーの要望に合わせて、24V仕様のものもあるようですね







周波数帯域はオリジナルは 2KHz~12KHzまででしたが


私のモデルは 1K~18KHz と再生できる帯域も広くなっています

後の各社はカタログデーターは公表されていませんので分かりませんが




まあ、各社とも、オリジナルの

Western Electric 597 以上の性能と、うたっていますので
(笑)


たぶん特性はいいのだと思います







ホーンは、カンノ製は、触れたことが無いですが


WEラボ、GIP共に指で叩くと

キーーーーーン、とても澄んだ良い音がします、


エルタスは少し低く、キ-ン

同時には叩いていませんが、みんな真鍮製の同じような音でした




オリジナルは初期ものが真鍮製で


後期物はジュラルミン製のものもあったようですが





流石にレプリカは、初期ものをレプリカしているようですね




またホーンの形状も二段になっているものや、段差の無い物等、各社違いがあります


これはコピーした時代が違うのでしょうか?




さらに、のぞいてみると

ホーンスロートの幅も違うように見えるのですが・・・


フェイズプラグの形状も長さも大きさも…

まあいいか






それとヴォイスコイルにも違いがあるようで


エッジワイズ巻のボイスコイル は同じでも


振動板の材質はアルミのモデルと、アルミ合金のモデルがあるようで、

そのほかの特殊な素材を使っているものもあるらしいです



私の振動板は、ジェラルミン U.S.A製だそうです





今回は縁あってWEラボのレプリカモデルを入手しましたが、


WEラボの話ではオリジナルと比較しても、全く分からないかなとの事





他の、エルタス、GIP、カンノさん、ともども全てお会いして話した

わけではありませんが、






WEに惚れ込んで、WEのレプリカを作る方々ですから

WEサウンドは私なんざと比べ物にならない、WEを知り尽くしたプロの方々


きっとオリジナルのWEサウンドを、

再現することは簡単にできると思いますが







ただ、それを製品にし、自社ブランドで販売しようとした時点で、

オーナーの好みが出るのでしょうか?




各社ともに音色が違います






あまり大きな声では言えませんが



古来からの日本的にリファインされたもの


忠実にコピーされたもの






聴いてみると、明らかにこのコンセプトに違いがあるようです



☆注
私はプロではありません、ご存じのように只のオタッキーな素人ですし
各社自慢のショールームをお持ちですが、そこで聴いたことがありません
数か所でたまたま聴かせて頂いたことがある程度の意見ですので
私の意見はあまり参考にしないでくださいね




私は





和を重視した、音色の美しい、音彩色だけの597レプリカよりも


辛口の597Aが好きです

WE597-A BOSTWICK TWEETER

2016年03月08日 10時34分17秒 | オーディオ

先日もこのツイーターについて書かせて頂いたが






有り余る財力にもの言わせて、ついに我がものになった WE-597-A





 :えっ!、とうとう買ったの?、さっすがお金持ち~




・・・・・







そう思われたであろうが




心配いりません















相変わらずの金銭欠乏症です









ではなぜ、597が手元にあるのかと言うと


盗んできたのでも、寸借詐欺でだまし取ってきたのでもありません






偉大なるI氏の、寛大なるお心のおかげなんです!


☆注
このツイーターの所有者であるWE212さんこと、I氏が

以前ダブル仕様で、4台使っていたWE597Aを

現在はシングルで使っていたので、余っていたワンペアを頼み込んでお借りしてきたもの


聴いてみたら

こりゃ参った

響き渡るWEサウンド・・・・・・・

聴いたが最後、もう手放すことはできなくなくってしまった

どうしよう~

と考えて行動に出た!








私:このチャルメラ ラッパみたいなツイーター、高域でないですね~

これをダブルで使っても意味無いですよ!

使ってないんだったら、そのうちだめになっちゃいますよ

もしなんだったら俺が使いますよ、譲ってもらえます?







I氏:今は使っていないけど、このツイーターはダブルで使うと、低音が出ていいんだよねー、

そのうち、またダブルにしようかな~と思ってたんだよね~






私、心の中で:そりゃ、WEラボの店舗でもダブルで使ってるし、
555もダブルで使うと音が柔らかくなって、聞きやすくなるとは言いますし、
低音も出てくるとの事ですが、そありゃ、はっきりいって贅沢過ぎってもんでしょう!






私、言葉: いやー、I氏のお宅は低音も十分出てるし、

エネルギー感十分の最高の迫力のWEサウンド、

このサウンドにツイーターダブルで使ったら、音が濁っちゃいますよー






私:それに比べて我がシステムなんか、か細いALTECサウンドでかわいそうでしょ~、

せめてこのツイーターを使わせて頂ければ、多少ながらもWEサウンドを堪能できるので、

かわいそうだと思って、是非譲って下さい~







I氏:でもなー、・・・・・・




私:何とか、お願いします!





I氏:・・・・わかったよ





私:有難うございます、

で、

あの~、

先日、馬鹿げなネットワークを作ってしまいまして

T社長に有り金全て持って行かれたので、実は今お金が一銭も無いんです!

支払は少し待って頂けませんでしょうか?






I氏:っ?・・・、・・・・・わかったよ信じて待つよ






私:ありがとうございます!、


必ず、サマージャンボでは、当てますから!待ってて下さい




てな訳で、WE597の支払いはサマージャンボの発表まで待って頂ける事になったので、

ひとまず安心、






いい人だI氏は





感謝、感謝






でも、私もサマージャンボ発売まで、ただ待つわけにもいかないので、



これからもせっせと、宝くじ売り場へ通わなくちゃ

スクラッチ、ミニロト、ナンバーズ・・・・



なぜ宝くじにこだわるのかと言えば





WE597は宝くじが当たらなきゃ買えない、超高級な幻のスピーカー






そう、言われ続けてきたので


宝くじが当たるまで所有出来ないと、思い込んでしまったようです・・・・・



宝くじが当たらなければ


後は、道路に落ちている現金入りのバックを拾うとか

竹やぶの中も注意して見つけながら歩くとか・・・・・







私の予感では、とにかく夏までには大金が転がり込む

気がするので、大丈夫!











だと思う




とにかく、これでWE957-Aは俺のものになったわけだが、










しかし、たかがツイーターなのに天文学的に、高い!




しかも、もっと凄いことに




ツイーターなのに、なぜか高域が出ない!





そんな超高級ツイーター597だが

このツイーターは凄い!


なにが凄いって




楽器が鳴る




ボーカルが歌う




そんなツイーターである・・・・・・・・・


次回に続く・・・・



WEミラフォニック サウンドを追い求めて

2016年03月06日 17時10分45秒 | オーディオ

ALTEC 817ホーンスピーカーを改良して

TA7396を使ったミラフォニック サウンドの再現を試みているのだが



なかなかおもしろい結果になってきた


デフェーザーと呼べばいいのか



22センチ1.5ミリ厚の合板で、四角い筒を作り

817のフロントロード部分に、スポンとはめ込んで


フロントのバスレフダクトには板で蓋をはめ込み


BOX後面の蓋を外して、後面解放型にして


なんちゃって ミラフォニック サウンドを楽しんでいるのだが


これが、実にいい音で


結構、ミラフォニック サウンドになっている



音の張り、立ち上がりは申し分なく

クリアーでリアリティーあるサウンドである


そして不思議なんだが、

低音の雑味音が消えて。かなり音質もいい!




実に不思議ではあるが

この四角い筒をスピーカーの前に置くだけで


濁った質の悪い低音が、

良質の低音になる




料理で言えば雑味が消えた、純粋な味


ふるいにかけて、質の悪いものが除かれたような音になる


原理は分らないが、そうなるのだから、それでいい



で、この四角い筒を斜めにした、

ディフェーザー



これを前後させると、当然だか音が変わる、


ぎりぎりまでスピーカーに近付けると、張りのあるタイトな音になる


スピーカーから離すと、ゆったりした量感が出る、



本来のTA-7396バッフルは、両サイドはホーンではなく



平らな板のバッフルが板が、ホーンスピーカー風に付いているのだが


我が817はフロントホーンの為、内側に湾曲していて、

極端に狭くなってしまう箇所がある


この狭い部分をどのくらいの幅がいいのか試してみた



最小は2センチ

かなりタイトな音だが、量が後ろえ出る音が多いのか、明らかに前に出る量が少ない



だから音がタイトなのだ

817はオリジナルの状態で、すでに15%くらいスピーカーにコンプレッションがかかっている


そこにさらにデフェーザーでコンプレッションになるのだろうか


音の道を塞ぐと、かなりの抵抗になるようだ、明らかに量が減る

三センチ

おッ、低域が豊かになった



5センチ


なかなか、こっちのほうがいい




これ以上はあまり変化がなかった



結局デフェーザーは、音道をある程度空けないと





音の豊かさが出ないようだ





さらに、意味がないように思われる


サブバッフル

これは驚いたが、絶対にあったほうがいい




湾曲したホーンの為あまり長いサブバッフルは入らないが



このサブバッフルを入れたほうが、明らかに音の雑味が消える





ウーハーの高域部分の音が整う


不思議なものだ、なんでなんだろう?



まあ俺が考えても答えは出せない、から考えるのはやめよう



ついでに



フロントのバスレフダクトも付けたり外したりしてみた



これは絶対にふたをして、前と後ろの音を分けたほうが良いと思ったのだが




これも理由が分からないが




ダクトがあったほうが低域が伸びる




後面解放にしても、バスレフの効果があるのだろうか?


分からないことだらけの



なんちゃって、ミラフォニックサウンドシステムだが




とにかくいい音である




軽快なALTECではあるが、圧倒的な張りのある音圧に支えられて


かなりの音になってきた




WEには叶わないが




私が聞いてきた、まがい物のWEサウンドのものだったら勝負できるレベル



別に勝負する必要はないのだが




以前もあったが、まがい物で本物のWEサウンドを語る方々には首をかしげてしまう



あのときの、あの音から見れば







私のはナンチャッテWEですが・・・・・・・・ですよ

WE141-A改 CR型フォノイコこれが最高!

2016年03月04日 09時12分21秒 | オーディオ

フォノイコライザーはレコード再生の重点ポイント

NF型、CR型、LCR型、


安もの、超高級品、専用フォノイコと呼ばれるものやら


何種類か使ったり、借りてきた聴き比べてきたが






結局これ以上の


鮮度と

活力

正確さ

音色、を持ったフォノイコらざーは無かった




WE141-A改のフォノイコライザーは

このブログで知り合ったWE22さんに教えて頂いたもの



本当に素晴らしいフォノイコなので、

回路や部品等を公表したいが、私のアイデアではないので



控えさせていただく



ヒントは、ラインアンプWE141の一部の機能をカットして


コンデンサーと抵抗を入れただけのものです



このWE141-AにはWE618Bが載っていませんが


もちろんMC昇圧用に前段で使っています



WE141-Aはこの618Bを使ってこそ、WE141-Aサウンドが奏でられます



141ラインアンプのほうもフォノイコに改良した場合、そのままだと


歪んで、音つぶれを起こして使い物になりません



ある一部の機能をカットするのがミソです

現在我がシステムでは


レコードに合わせて三つのプレーヤーを使い分けています



手前のトーレンスはデッカ カートリッジを付けた


室内楽等を聴く時に使います、もちろんDECCAのレコードを聴くときもこのプレーヤーです


スケール感は無いですがピントの合ったシャープな音です






真ん中は、無神経なアメリカンサウンドを聴くときのものです


規格外の化け物アームにバリレラを付けたモンスターアーム


もうひとつのRMG309には最近は、シュアーがついてます




細かいことは気にしない(細かい音が出ない)アメリカンサウンド



もうひとつは我がシステムのメインプレーヤー

ガラード301ハンマートーン、純正グリス注入の正統派プレーヤー



アームはオルトフォンのロングとショートアーム

共に内部のワイヤリングはWE618Bを解いた単線で配線してある


やはりこいつが一番音が良い




この六つのアームから出たRCAコードが

一つのラインアンプにつながれる

セレクターで切り替えることも可能だが



古来からのこの方法が一番




さし換え




これで楽しんでいる



結局、今はレビンソンも、LUXも、合研も、LCR型


置いてあるだけで使っていない



フォノイコは一台だけでじゅうぶんになってきた



スピーカーがかなり、よくなってきたが



やはり鍵は入力





教えていただいたWE22さん、このCR型フォノイコはほんとに凄いです!





特にSUP-GOLDとWE618を使ったときのこのフォノイコは


艶と


音の細かさ


音圧、迫力をどれをとっても最高に良くなっています




ありがとうございます。

励磁型スピーカーとは、フェライト 1:アルニコ 7:励磁4,000の違いです

2016年03月01日 11時39分18秒 | オーディオ

最近このブログを、フェイスブックにも投稿しはじめた、ためか




ハイエンドなオタッキーの皆さん以外に

普通の方々にも読んで頂けるようになってきた




一般の普通の方々からは、「お前のブログはわからん!」



とのご意見を頂く、





「分らないなら、読むな!」と言いたいが、





これ以上友達を無くすと、そのうち誰も居なくなっちゃう気がして


分るようにご説明させて頂きます。





もっともわからないのが、「励磁」型スピーカーとのことだそうで



まあ、簡単言えば、スピーカーの動力にマグネットを使わない

大昔の方式のスピーカーなんです



注✳︎、ALTECの288Cは元々LANSING 284、285、287という励磁型だったんです、それが時代の流れの中で音質より特性が重視されやがて簡易型の288となりました

低域の515も元はLANSING415と言われる励磁型、音質を重視していた時代の名機が、時代の流れと共に簡略化されマグネット方式になってしまったモノを、

当時の音質重視の姿に戻したモノだと思ってください
注、おわり





古い、オリジナルの方式が励磁、なんですが

それだけじゃ分からないですよね~





すこしスピーカーについて詳しく書きますと




スピーカーの役目は、電気信号を、物理振動に変えて、空気を揺らし、人が感じる音に変えるものです

その方式は、ダイナミック型、コンデンサー型、リボン型、イオン型、など様々なんですが




普通の皆さんが見かける一般的なのは、


動力に磁石を使ったコーン紙が振動盤の、ダイナミック型スピーカーです








コーン紙が揺れて、そこから音楽を奏でるのですが


これを例にとってお話し致します

この永久磁石と書かれた、実は半永久磁石

☆注
なぜ敢て半永久磁石と書くかと言うと、実際には初期性能を永久に保つ磁石ではないからです
実際のドライバーなどの磁力を幾つか測ってみましたが
カタログデーターどうりの物は少なかったです
ばらつきが多く、ひどい物は3割近くも落ちているものもありました
これは、通常の使用でも磁力は落ちますが、落としたりして衝撃を与えると
極端に磁力が落ちてしまい

永久に磁力は残るのかもしれませんが、定格の機能は発揮出来ません
注おわり




半永久?

暫くは大丈夫磁石?







で発生する磁束が鉄で出来たヨークに導かれ、ボイスコイルの所に強い磁場を作ります。



この方式でなぜコーン紙が動くかと言うと、





皆さんモーターでご存知の、フレミングの右手の法則によるものです、




実はマイクやスピーカーもモーターと同じ原理で動きます。


ボイスコイルに電気信号が流れると、半永久磁石よって作られた磁場でコイルを動かします




このヴォイスコイルが巻きつけられた振動盤(コーン紙)が振動して

空気を振動させて、音に変わります。





☆注、上の図のマグネットはアルニコ型のマグネットです、

マグネットにも種類があって

高価なアルニコ(アルミニウム (Al)、ニッケル (Ni)、コバルト (Co) などを原料として鋳造された磁石)



は、今ではほとんど使われず

さらに軟弱なフェライト型(なんで出来ているか興味が無いので知らない)が一般的です

一般的には、ペッタンコで磁力が弱い気がする

上のペッタンコなフェライトマグネットが現在の主流です





ここまで、わかりましたか~?








このダイナミック型スピーカーで重要なのが、磁場を作るための磁石です



もちろん磁場以外にもコーン紙やフレームなど様々な重要なパーツはありますが


ここでは磁場を話題にしますね


もっと詳しくマグネットのことも書きたいのですが、マグネットにはもう興味が無いので、磁石の話はここまでにします







簡単に言うと、



励磁型とはこの(半)永久磁石の部分がコイルなんです

☆このコイルが我が288FCに、半永久磁石を取り出して、その代わりに入っています




コイルに電流を流した電磁石で磁場を作るの方式を、フィールド型(励磁型)と呼びます



パーマネント型(マグネット)とフィールド型(励磁)の大きな違いはこれだけです







ここまで、お分かりになりましたでしょうか?




寝てませんか~~?






一般人:少し眠いですが、それでその、磁場を作るためのマグネットとコイルの違いだけで音が変わるの?





よくぞ聞いてくれました



これが、変わるんですがね~!、激変!




磁場において効率よく音を伝えるためには、これまた色々な要素があるんですが

振動を正しく伝えるための一つの要素として

透磁率(μ)があります




簡単言うとこの透磁率が高いと、コーン紙が正確な動きをして


結果、早く、濁りの無い音になります、


磁石毎に透磁率を比べると

ネオジュウム=1.05

フェライト =1.1

アルニコ  =5~7

純鉄    =4,000




わが288FCでは純鉄削り出しのポールピースを使っており


アルニコが音が良い、と言われる理由もここにあります




同じ磁束密度であれば、音の違いは

数値的にはフェライト 1.1:アルニコ 7

たったの1.1:7の違いだけですが

アルニコはフェライトの6倍〜7倍は音が良いと言えます




これに比べて、アルニコと純鉄は

7:4,000


まさにケタ違い

この違いは、はっきり言って比べようがないほどの、音の滑らかさを生みます




濁りの無いクリアーな音質の為の一つの指針ですが、これほど違います

もっと凄いパーメンジュールもありこれは


4,000:10,000も違うのですが、ここではふれません(笑)




もっと詳しく知りたい方はこちらまで

Feastrexスピーカー、キノコと健康・ひとり言
http://shinshu.fm/MHz/06.94/




この励磁コイルと、純鉄ポールピースに交換されたのが

我が288FCです。

元はALTEC288Cですが、


音は・・・・・






悪いけど、


比べてもらっちゃ~困ります






低域に使っているALTEC515も同様の改良がなされています

515FC

励磁型の良いところばかり並べてきましたが


もちろん、欠点もあります。



コイルに電流を流すための電源が必要なんです






電圧によっても音が大きく変わるのも励磁型の特徴です




面倒なのは交流を直流に変える整流素子によっても、大きく音が変わってしまうのです





今はその特徴を生かし三種類の電源を使っています

タンガーバルブ整流電源




最も、古来の方法で


励磁にはこれしかないという方も多くいらっしゃいます、



否定はしませんが、

なぜかこのALLタンガー整流の方が、私の

身近にたくさんいらっしゃるのですが

共通するのは、刺激を嫌う方々

出てくる音も刺激はありません

ぉ品のいい、綺麗な音です



大きな声じゃ言えないけど、オブラードで・・・

でも、みなさんいい音ですよ




そしてセレン整流


音質はタンガーに似ているといわれていますが

よくわかりません



音に力はあります・・

力があるようには感じますが、少し濁りもありますし

ちょっと、おおらかな、ゆったり感があります

要は、チョットのろいのです




最後はシリコンダイオード整流



この電源はオーディオ用ではありませんので

音は、パリンと軽快ですが


いかんせん、軽い、薄い音です

現代的と言えば、現代的

ですが~




イマイチてな感じで

いまのところ、こっれってものが決まらず、様々な電源を試しています



今度はショットキーバリア・ダイオードも試してみようと思っています






以上がこのブログで

初めてためになる、ことを書いた物ですが





皆さん勉強になりましたか?
















こら~!




質問したやつら


誰も読んでないだろ!



素人にもわかるようにと詳しく書いたんだが

なんだか余計オタッキーなブログになってしまった~