オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

ラブテスターって覚えていますか?

2019年07月26日 00時54分36秒 | オーディオ

昔々、愛情測定器ラブテスターなるものがあったのをご存知だろうか?



45年くらい前のことだろうか二つ上の姉が、買ってもらったのか

誰かのを貰ったのか忘れましたが、これを持っていました




私が小学四年か五年くらいだったのかな?、

姉が好きな子がいればその子と手を繋げるよ、と言われて貸してもらった魔法の道具


姉と試した時はかなりの高い数値だった、「兄妹だからね」と言われて

いつもイジメられた記憶しかなかったが、

姉ちゃん俺のこと思ってくれてんだなーと思った様な記憶があります




大昔の事だが、覚えてるのはお目当のこと繋いだ柔らかい手の感触と

チョ〜低かったラブ❤️メターの数値




たしか、それ以来そのこと話しが出来なくなっってしまった



そう言えば、また嫌な思い出を思い出した

その頃悪ガキ達の間で、女の子のスカートめくりが流行っていて、

クラスのみんなやっていた、気がしたが



俺も一緒になってその子のスカートをめくりをやったら、

俺だけ先生に言いつけられて、親が学校に来たのを覚えてる



いつも、何だかんだとたくさん怒られていたので、そこの事で怒られたかどうかは記憶にないが


なんで俺だけ、こんな目に合うの〜、

みんなやってるのに・・・・




子供ながらにその不条理を覚えている、そしてその原因は


ラブテスターだってこともなんとなく覚えている、あれ以来テスターは嫌いになった





中学生になってからだったか、また誰かが懐かしのテスターを持ってきた


部活で、先輩に練習あと部室で男同士で握らされた、当たり前だが高い数値


お前らホモだろ〜と、からかわれた記憶もある



あとでわかったが、練習後の汗をかいた手で強く握れば数値は高い





あの小学生の時もっと強く握れば、

数値も高く



スカートめくり事件で親が呼び出されることもなく


もっと幸せな俺の人生があったかもしれない






・・・、、、




ん?







なんの話をしようとしたんだっけな?

そうだ、
タンガーバルブのアノードクリップの話


m教授のためになるホームページによれば

上に飛び出てるアノードに繋がっているプレートとフィラメントの隙間を大電流の熱電子が飛び交うのだそうで

*注、関係ないですがこのフィラメントはタングステンで出来ていて、中に充填されたガスはアルゴンガスで、タングステン+アルゴンがタンガーの由来だそうです


この大電流が流れているアノードにワニ口クリップで電流を供給していたのですが



先日のブログでバッテリーをやめて、タンガーに戻します




と書いたら、そのM教授のから、真っ先に



容量の取れないワニ口クリップをやめろ!







とのコメント


実は今までも何度もご指摘頂いていたが

正直繋がっていれば、電流は流れると思っていました



変えれば音は良くなるとは言われていましたが

たかが接点の接触面積を増やしてもそんなには変わらないだろうと

たかを括っていましたが



M教授すみませんでした

他の真空管と違いタンガーのアノードに接続する端子は圧がないと全くダメです



ネジ式の端子を探しましたが良いものがなく、仕方なく平型端子のメスを改良して作ってみました



かなりしっかり、ぎゅーっと、締め付けるて接続して




音を出したところ、


えっ!


クリア、音がまとまってる、滲みが消えた



えっこんなに違うの、


そうか大電流が流れるところは、しっかり繋がないと電流が流れないくてダメなんだ〜〜





そうだ昔もしっかり握らなくて、電流が流れなくて痛い目にあったんだ〜

で、冒頭のラブテスター❤️の話でした





もし私の様にタンガーの頭をワニ口でつまんでる方がいれば



すぐやめたほうがいいです、


長いことタンガーの素晴らしさを誤解していました



このクリアーで力強い音はバッテリーにも引けはとりません




m教授ありがとうございました、感謝感謝



やっぱり我がシステムはタンガーバルブの肌触りの良い音質が似合う

2019年07月24日 09時48分36秒 | オーディオ

 

今回の関西オーディオ巡礼で自分のオーディオって何だろう?と改めて思い返すことが出来ました

 

 

個性的な皆様のシステムを聞かせて頂いて、

 

最近モヤモヤしていたものが解消できた気がします

 

 

 

 

迷いを確認する意味もあって、帰って早速我がシステムの音を再確認です

 

 

クリアーないい音で鳴っている我がシステムです

 

 

中高域の励磁電源をバッテリーにして

 

更にいい音で満足なステレオシステムだったはずなのだが、

 

 

 

 

長年構想していた理想のモノラルシステムが上手く鳴り出して以来

 

 

その強烈な個性が奏でる主張の陰に隠れてしまい、

 

 

ステレオシステムは音の主張が感じられなくなり

 

魅力が薄れてしまってきた気がして

 

ほとんど聞かなくなってしまっていました

 

 

 

 

モノラルの音の濃い主張が強過ぎるのを聞いているから、

 

ステレオは薄くなんか物足りないなーと思ったり

 

 

 

まあ、それも仕方ない事なのかな〜って、感じていたのです

 

 

 

お気に入りのレコードを聴きながら、

 

自分のステレオシステムの魅力をもう一度考えてみました

 

 

 

「感動的」なサウンド奏でるシステムだったよな~~、目指したのは

 

 

 

そう、本物のWEサウンドで感じた、

 

あの音の魅力で感動的な音楽をを我がシステムで奏でようと

 

 

様々な試みを行ってきたんだ

 

 

 

お気に入りのステレオサウンドステージを描くレコードを聴いて改めて感じたのだが

 

 

モノラルシステムが上手く鳴り出したから、ステレオシステムが鳴らなくなった訳ではない

 

 

 やっぱり魅力が薄れているんだ我がステレオシステムは

 

 

 

原因は何だろうと考え、思い当たる物を外して見た

 

我がシステムの要、WE22Aホーンの288FCの励磁バッテリーを外し

 

 

 

タンガーバルブに戻してみました

 

 

 

励磁ならではの変な言い方かもしれませんが、288は十分に温まっていたので(笑)

 

 

繋いですぐに、音の違いを感じました

 

 

 あっこの音の肌触りはいい

 

 

 

 

 シルクの様なサラッと肌触りの良い質感というか、気持ち良い

 

 

 

音は甘いと言えば甘い、バッテリーの様なビシッと締まった音ではない

 

 

 

音の角が柔らかい、でも緩んでいるのでも、滲んでいるのでもない、

 

 

 

中央に描き出されたボーカルは

 

 

 

 

バッテリーの透明感あるリアルさとまた違うが

 

 

違った意味で「雰囲気の良い」リアルさがある

 

 

冷淡な隙間の無い音質のバッテリーに対し、

少し緩んだタンガーバルブの温もりは対照的だが

 

 

 

やっぱり我がシステムの目指すサウンドは、

 

タンガーバルブの方が似合ってる気がします

 

 

音が、良い悪いだけではない、

 

 

システムとしての「音楽表現」をどう奏でるのがいいのか

 

 

答えが見えて来ました、

 

 

 

タンガーバルブ整流の音質は

我がシステムのには必要不可欠なものだった様です

 

 

 

広島のS氏のゴージャスな夜景を観ながら、しっとり聴く音楽もあれば

 

 

 

目つぶし光線の様な、強烈な閃光を発する、4B28タンガーバルブや

 

 

少し控えめのだが、四つのゴージャス灯りを放つWE 705A傍熱型半波整流管

 

 

キセノンガスの幻想的な妖しい灯を灯す4B22整流管を眺めながら聴くのも

 

 

我がオーディオシステム楽しみ

 

 

 

 

 

バッテリーの良質な電源で良い音を求める、だけでは無く

 

 

 

音の魅力を求めるために、ステレオシステムではバッテリーを外して

 

 

 

 

 

タンガーバルブの灯りを楽しみます


オーディオ巡礼の旅、皆様お世話になりました

2019年07月23日 10時51分19秒 | オーディオ
事の初めは笹◯氏からの電話、
 
 
 
あんた古◯さんの音を聞きたいゆうてたやろ、聴かせたるは
 
 
ただチョットてつどおてくれんかい
 
 
 
 
との事で、笹◯さんの助手として休日を使って気軽に
 
 
群馬から、遥々関西までやって来ました、が
 
 
 
 
まず大阪ではゴンゾウさんと笹◯さんに出迎えて頂き、お久しぶりです〜
最初は笹◯氏別宅の15Aを聴かせて頂きました
 
 
 
 
古民家とは聞いていましたが、大阪の都会の真ん中に取り残された異空間を醸し出す古民家
 
家の中には土間があり、趣ある囲炉裏があると思えば、何と家の中に井戸もある、スゲ〜
 
 
 
以前はこの古民家であの13Aを作られてたとのことです
 
 
 
 
 
やはり15Aのモノラルサウンドは説得力があるものを奏でますね、ありがとうございます
 
 
 
 
 
 
古民家の次は今度は笹◯宅へ伺い、
 
自宅のハイセンスなオーディオ聴かせて頂きました
シンプルな家の間取りと、笹〇氏の外見からは感じ取れない、品の良いサウンドを聴かせて頂き
 
 
 
 
氏の懐の深さを感じさせられました
 
 
 
 
モノラルサウンドにこだわる氏はステレオを強引にモノにはしないで
モノラルふうに楽しんでおられました、
 
 
様々な機器を使い込まれて辿り着いたハイセンスなサウンド
 流石ですね
 
 
 
 
 
 
 
さあ、今度は気合を入れて、赤穂市へ
 
 
 
ブログでも有名なベンプレ親父さんのお宅へ
 
 
笹◯氏の作った二台の13Aホーンが収まっていますが、
 
今回はその13Aの台を交換するのが今回の目的との事
 
 
 
ただの力仕事の為に私は呼ばれた様です(笑)
 
 
 
室内エレベーターを降りると、金庫室の様な巨大な分厚いドアがありそれを開けると
 
 
数々の名機が並ぶオーディオマニア夢の空間が広がっていました
 
 
広々としたスペースに、劇場用の大型スピーカーが三方向に設置されて
 
 
中央部で椅子を回して各システムを楽しむ事が出来る
 
夢空間
 
 
ベンプレ様の巨体に似合うスケールの大きなサウンドを奏でます
劇場用のスピーカーでスケールの大きなサウンドを大音量で奏でるのは
 
オーディオマニアの一つの理想です
 
 
 
設置したばかりのlansing 415 はこれからが楽しみですね
 
 
 
大変ご馳走になりありがとうございました、
 
 
 
 
 
 
 
今回の予定はこれで終了の予定でしたが、笹◯さんが岡山に用事があるとのことで
 
 
それではと、その先の広島のFB友達の所へも足を延ばすことになりました
 
 
 
 
岡山では笹◯さんが13A製造に必要な、ちょー重い機材を積み込み
 
 
一路広島へ、
 
 
ちなみに、大阪へ来たら案内はまかせんしゃい、
 
2シーターカーで送り迎えしちゃるからな〜
 と言われていて
 
オーディオ以上に車が大好きな笹◯氏、ベンツの他にもポルシェも所有との事だったのですが
 
 
今回の2シーターカーはこれ、
 
 
ポルシェは帽子だけか〜い!
この2シーターカーで、大阪から広島まで、
 
 
運転していた笹◯氏はほんとに疲れたと思います、ありがとうございました
 
 
 
 
広島では新興住宅地の天辺を2区画と、ついでに裏山まで買い占めたS氏宅
 
噂に聞くその光景は個人の住宅とは思えない絶景です
 
 
 
 
 
ロマンチストなS氏の奏でるサウンドは、この景色を妨げる事なく、
 
 
その絶景に彩りを添える為の音響システムを求められたのだろう
 
 
 
それを叶えたのはフィストレックス励磁スピーカー
 
 
 
このスピーカーが描き出す空間サウンドは、鑑賞する音楽では無く
 
 
目に映る景色を楽しむ為の音楽
 
 
 
 
オーディオの目的は人それぞれですね
 
 
夕日、夜景、朝日その絶景と共に音楽を楽しませて頂き、
 
ほんとにありがとうございました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、 ちょっと一言だけ、言いたい
 
ご馳走になった「かんと煮」になる食べ物はちょっと納得がいかない
 
 
関東風に煮たおでん、との事ですが、関東にはこんなおでんはありません!
 
 
真っ黒で、甘いおでん
なんか関東が馬鹿にされてる気分のおでんでしたが、
 
こちらの方は無性にこれが食べたくなるとの事です
 
すみませんご馳走になっておきながら
 
 
男気ビールも飲みごたえ十分でした
 
 
 
 
 
今回はあらためて、
 
オーディオで音楽を楽しむ目的は様々なんだなーと感じさせられる旅でした
 
 
インテリアとして楽しむオーディオ
 
 
 
 
男のロマンを楽しむオーディオ
 
 
 
 
景色や空間を楽しむ為のオーディオ
 
 
 
 
 
 
 
俺のオーディオってなんのためのオーディオ何んだろう・・・・、
 
 
 
 
 
今回のオーディオ巡礼でお世話になった皆様、心より感謝申し上げます
 
ありがとうございました

ステレオとモノラルどっちが好きですか?私は勿論・・

2019年07月20日 20時18分00秒 | オーディオ
 
虚像の音像を描くステレオ再生を今日は久々に楽しんでいます
 
 
 
久々に聴きましたがステレオフォニック再生もモノラルには無い魅力がありますね
 
 
どっち付かずの私はやはり両方楽しみます
 
 
MONOのリアルな実在感のある音像と違って、
 
描き出す左右の広がりある音像は
 
 
 
モノラルに慣れるとちょっと違和感のある不思議な音像です
 
がこれはこれで気持ちいいです
 
 
成る程、ステレオにおいて、「音像定位」がよく議論されますが
 
それは当然なんですね、音像定位が良くなければ
 
 
 
 
ステレオは語れない気がします
 
 
確かにモノラルでは、ある一定の限られた中での、
 
力強い音力が魅力でしょうか
 
 
ステレオはその枠が外れた様な広がりを感じますが、
 
広がれば、当然ですが薄まります
 
 
 
 
 
いつも通り勝手な持論ですみません、
 
 
私達が聴ける音って一定の枠と言うか量というか、
 
限りがあると思います
 
 
 
ステレオで横に広げると、
 
 
 
前後は薄れ、
 
厚みも薄れて、失せます
 
 
モノラルで集めると、奥行き、力、濃さ、厚みが増します
 
 
ステレオでどんなに頑張っても
 
モノラルの鮮度と力は出せません
 
 
 
 
モノラルでどんなに頑張っても
 
ステレオほどの音像定位の臨場感は描けませんね
 
 
 
 
どちらが好きかは皆さん次第、私は当然、両方好きです(笑)
 
 
 
 
その両方好きが困ったもので、
 
 
 
 
両方を上手く鳴らしたいのですがそれぞれの魅力を引き出そうと
 
 
 
毎日奮闘、
 
毎日、思いついたことをそれぞれのシステムで試しています
 
まず実行してから、その結果は何故だろうと考えます
 
 
 
昨日はWEではなく普通の単線で
 
 
 
 
この電源で、
 
 
 
 
 
このコイルを、一つだっけな、
 
 
いや二つ使ったあれでも二つだと電圧が足りない、
 
 
 
 
 
あれ?何で昨日は足りたんだろう?
 
 
 
 
 
 
こっちのコイルをパラってんんだっけな、
 
 
 
いや違う・・・・、
 
いろいろ試しながら、
 
 
 
 
やっているのですが、
 
 
試すのは良いのだが問題は試してダメだった時に
 
 
元に戻らないのが問題
 
 
最高に良い音が出た時も、次に良い音が出るとは限らない
 
 
 
 
今だにいい音の時の程式が成り立たない
 
 
何でだろう、感性だけでやってきた
 
飲酒オーディオの限界?
 
 
 
そろそろ理論も必要な時期なのか

モノラルレコードの魅力再発見

2019年07月16日 18時00分29秒 | オーディオ

相変わらずモノラルレコードにハマっています

 

 

モノラルレコードの魅力にまた、憑りつかれてしまって、ここしばらくステレオで聴いていません 

 

 

 

オリジナルのMONOレコードは、ほんとに素晴らしいです

 

 

残念ながら我がレコードコレクションは半分以上が再プレスか廉価版 

 

 

オリジナルレコードが買えない悲しさを嘆きながら、

 

 

レプリカレコードでそれなりに楽しんでいましたが、あるシリーズを聞いてみたら、

 

 

あら?これなかなかいい~と思えるレコードがありました

 

 

 

 

いや素晴らしい、この再プレスシリーズを侮るなかれ

 

思い起こせばこのレコードは27年前にまとめて購入したもの

 

当時はオークションもなかった時代で、レコードはショップは殆どが店じまいを始めて

中古ショップで探しまくっても、なかなか手に入らなくなってきた頃でした

 

 

オリジナルレコードはとんでもなく高くてとても手が出ませんでしたが少しずつ

 

 

どうしても買えないレコードは一応輸入盤を選んで買っていましたが

 

 

 

そんな折、

某オーディオショップで知り合ったんだと思いましたが、とある業者の方に、

 

「これでほんとに最後の“本物のレコード”を発売します、もう二度と手に入らないと思います、すぐに売れきれちゃうと思いますから早めに予約したほうがいいですよ」

 

 

と言われたシリーズ、

 

 

その頃仕方なく買っていた復刻版には、ほんとにうんざりしていましたので

 

復刻版で良い音がするレコードは無い!、と思っていましたし

 

その数年前に買い込んだキ〇グのスーパーアナログシリーズの、

味付け過多な音にもうんざりしていました

 

 

でもその方の真剣なお話と「原音に忠実な素直な音作りですよ」の言葉を真摯に受け止め、

すぐにいくつかお願いしました

 

 

しかし、欲しかったフルベンのベートーベンはその本の数日前だったと思ったが、キング復刻に予約を入れた後だった

 

 

実はこのE〇Iとほとんど同時期に、

 

キ〇グも復刻シリーズ出すとの情報を耳にしていてそちらの方が早く情報を得ていたので、

 

欲しかったフルベンははそちらのキ〇グで予約した後だった

 

これも誰から聞いたか忘れましたが、今度のキ〇グ復刻は今までと違ってシンプルだよ

との情報で買ったものでしたが

 

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、チョー期待〇れでキ〇グのフルベンはほとんど聞く気にもなりませんでした

 

 

その後に届いたのが、このEMI 最後のLPシリーズでした

 

 

そういえばあの頃はジャズもクラシックも最後の何とかシリーズがたくさん発売されていました

 

 

この音源はSPのレコードをレコードで発売したもの、ショップの方には今のカートリッジで問題なく使えると言われて

 

SPUでステレオスピーカーで聴いたのだが

 

最初に聞いたのがどのレコードだったか、SPをそのまま録音したかのようなスクラッチノイズまみれ

 

 

 

 

え~ひどすぎる~

 

 

 

 

最初が悪かった、ので印象が悪すぎた何枚か聞いた気がしたが

 

どのレコードも、その頃の最新録音のデジタルLPと比べると、ひどい音質だった

注、ほんとにあの頃はデジタルLPが良い音に聞こえたんです・・・、

 

 

ノイズだらけで、ボケてて、抜けない、超レンジの狭い古いレコード

 

やっぱりだめか~、

 

 

まあ演奏はいいんだから演奏の良さを聴こう・・・・

 

 

なんて思って、結局しまい込んで27年間しまい込んだままだった

 

 

久々に聞いてみて、びっくり

 

 

なんで俺はこの良さに気が付かなかったのだろう

 

 

CG25DをWE618B-600Ωで受けてシングルのモノラルスピーカーで再生

 

 

なんて凄い演奏なんだ~、びっくりしました

 

オリジナルレコードが手に入れば最高だが、

 

 

 

1/100の価格の安物再販シリーズでもこれだけ楽しめれば十分ですよ

 

 

 

 

過去にちょっと聞いてダメだ~としまい込んでいた、再プレスレコードのなかにも

 

 

素晴らしい一枚があるかもしれませんね

 

 

 

もう一度じっくりと聴き直してみますね


モノレコードをモノカートリッジで再生すれば音が良い

2019年07月10日 09時07分10秒 | オーディオ

モノラルレコードのほうが音が良い!

 

 

 と言っても一部のオーディオマニアの方々は分かって頂けるとかと思いますが

 

 

 

あまり馴染みの無い方々だと

「え~モノラルって古くて音が悪いんじゃない」

 

と言われるかもしれんせん

 

 

 

 

 

その気持ちもわかります、確かにモノラルレコードは古いレコードです

 

 

 

1960年以降のほとんどのレコードはステレオになっていますので

 

1940年代50年代に作られたレコードがモノラルレコード

 

 

その前はSPレコード(SPはここでは取り上げません)

 

日本では1958年、昭和33年に初めてステレオレコードが発売になったそうです

 

 

その60年以上前の古いレコードが音が良いと言っても確かに、にわかには信じがたいものだと思います

 

が、

 

 

 

語らせて頂きます

 

 

 

 

密かに楽しんでいたモノラルシステムだったが

この度オール励磁・オールバッテリーによる理想のモノラルシステムが完成して

 

*真ん中がモノラルシステムです

 

 

 

またまたモノラルサウンドを楽しみだした

 

 

今までもMONOレコードの音の良さは何度か書いてきたが、

 

恥ずかしながらそれをステレオシステムで聴いてのブログでした

 

 

 

 

今まで使っていたモノラルシステムでは、

 

どうしてもメインスピーカーの二本のスピーカーを使ったステレオシステムに適わないものがありました

 

 

まあほとんどのオーディオエネルギーを、ステレオシステムに懸けていたので、モノラルシステムはお遊び程度でした

 

 

 が

 

 

今度のシステムは違う!、気合と根性が入ったMONOシステム(笑)

 

 

 

 

では

 

古いだけではないモノラル再生の魅力を少しお話させて頂くと

 

まず、簡単に音の魅力を語るとMONOは鮮度がいい

 

音が太く、力があり、奥行き感・立体感もある

 

だから感動がある

 

 

 

ステレオで「描かれる定位感」による立体感とはちょっと違う

 

ステレオでも、もちろん表現出来ますが

「奥行き感を表現」・「立体感を表現」という言葉になってしまう

 

 

 

 

モノラルのそれは少し違って、「リアルにそれらを感じられる」のだと思う

 

それにこれは私のシステムだけかもしれないが、

モノラルのほうが長時間聴いていて疲れない気もしますね

 

 

 

そんなモノラルレコードの再生ですが

 

モノラル再生の魅力のひとつは、音源のモノラルレコードの魅力でもあります

ご存知の方で詳しい方は飛ばしてくださいね

 

 

 

まずモノラル再生で大切なのが、

モノラルカートリッジを使うこと

 

 

現在、モノラルカートリッジは5本のカートリッジを使い分けています

CG-25D グリーントップ

CG-25D レッドトップ

GE バリレラ シングル RPX-041 1milシングルバトン

GE バリレラ VRII 4G-050 トリプルプレイ ブラック、

EMT-TMD25

一時、音のエジソンのレプリカ2なんてのも使っていた

 

 

本来のモノラルカートリッジとステレオカートリッジは構造が全く違います 

 

 

 

 

それはまずレコードの溝の、カッティング方法が違うからです

 

モノラルレコードの音溝は横だけの振幅で作られていますので縦方向の溝の深さは一定で変わりません

 

 

横方向だけに刻まれた「一つの純粋な音楽信号」を拾うので

 

モノラル専用カートリッジのカンチレバーは横のトレースだけを行う構造に作られています

 

 

 

つまり縦方向の無駄な動きや不正確な動きをしないように「がっちり」作られています

 

 

 

私のMONOカートリッジはEMTを除きこの構造です

 

CG25Dやバリレラのカンチレバーなど、モノラル専用のカンチレバーの構造はパイプではなく板バネのシンプルな構造です

 

 

 

つまり、刻まれた一つのシンプルで純粋な音楽情報だけを確実に拾い、

 

それを無駄な動きで失ったり、余分の物を加えたりすること無く音楽信号に変換できる

音にとっては最適な再生方式なのです

 

 

 

ステレオ構造は、多くの情報を必要とし、音楽情報だではなく定位を表現するために信号を二つに分けて刻まなければならない

 

レコードの溝は、横だけの溝では情報が入りきらずに、縦方向の動きをいれ、増えた情報量をカバーしています

 

 

ですから溝の深さは一定ではなく、従来の横のほかに、深く浅くの縦に刻まれ複雑化します

そんな複雑な溝をトレースするステレオカートリッジは、

 

とても複雑で繊細な構造となっています

 

 

 

 

モノラルレコードをステレオカートリッジで聴くことは出来ますが、

要らない縦方向の動きもしてしまうせいか

 

 

かなりの情報量がどこかに消えてしまう気がします

 

だから音の鮮度が落ちて、欠落部分があり線が細く、なんだか腰砕けで輪郭が失われて臨場感が得られなくなる気がします

 

おまけにステレオカートリッジは高性能で繊細がゆえに、ブチぶち、バチバチと盛大に要らないノイズを拾います

 

 

 

 

お分かりいただけましたでしょうか?

 

シンプルな溝のMONOレコードは、

シンプルなmonoカートリッジで際するのがベストだと思います

 

 注、レコードの種類によっては評価が違う場合もあります、

 

オリジナルレコードが高くて買えない貧乏人は、

 

 

仕方なく似たジャケットの駄物のレプリカレコードでを買いますが

 

まぁこれでもオリジナルの音楽性の1/3程度は味わえます

 

 このての駄物レコードはモノカートリッジよりTMD25や場合によってはステレオカートリッジのほうが良くなる場合もあります。

 

 

注2、私のMONOコレクションの4割がオリジナルです、エッヘン!

 

注3、つまりは6割はコピーもしくは廉価版です悲し~

 

 

 

まあ、合う・合わないがあるのでカートリッジは数種類が必要になります

 

 

 

 

それともう一つMONOレコードが音が良い「演奏が良い」理由

 

 

今のレコーディングは、各ミュージシャンが別々に演奏して、

一番よくできたものを重ね合わせたものが多いですが

 

 

上手く出来ずに一晩中歌ってようやく朝方、OKが出た、なんて話も聞きます

 

 

一番よく出来たものをレコーディングする、まあ一番いい方法なのだろうが・・・・・

 

・・・それで伝わらない「モノ」もあります

 

 

 

演奏者はLIVE本番も、スタジオ録音も同じに演奏しているのだと思いますが

 

 

 

やはり「一発勝負の気迫と緊張感」これは全く違うと思います

 

 

 

つまり古い録音の撮り直しが利かない、

 

失敗すれば取り返しがつかない状況での「緊張感が漂う録音」

 

 

そんな気迫のこもった演奏もモノラルレコードでは感じ取れるものが、多くあります

 

 

だからモノラルレコード再生の方が

 

 

私は、聴き終わった後の感動があります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機械の進化は人間の退化にもつながるのでしょうか?

 

・・・・・・・

 

 

 

 

如何でしょうか?

 

 

なぜモノラルレコードが音が良いのか、

 

ご理解いただけましたでしょうか?

 


我が理想の励磁バッテリー駆動MONOシステム

2019年07月06日 18時40分41秒 | オーディオ
 
再生音楽に感動を与える重要なポイントは
 

音の鮮度

 

音の力

 

音の濃さ

 

音の厚さ

 

 

それらがあっての音楽の満足度

 

そのどれ一つとっても、二つのスピーカーの真ん中に虚像を描くステレオフォニックでは

 

 

 

一つのスピーカーで、リアルでそこにあるような「実像」の様な音像を描くモノラルには

 

 ・・・・・、

 

 

 

 

 

 

やっと上手く鳴り出した、長年思い描いた理想のMONOシステム、

 

 

 

 

構想から一体何年経ったのだろう、

 

 

 

ブログを始めた頃の冒頭の写真をみて

私のブログを昔から読まれてている方々から

 

 

真ん中のMONOシステムはどんな音ですか?

 

 

との質問をいただいて今したが、正直全然鳴らないシステムだったので、

つないでません、とかタンガーバルブのケースですとか言っていた

 

 

実際805に付いていた288を売ってしまい、

代わりにコーンスピーカーを取り付けていた時期もあった

 

 

 

やっと自分の理想のモノラルシステムが出来上がってきました

 

 

 

 

 

 

 

実は結構苦労して作り上げた、私のモノラルシステムを紹介させてください

 

 

 

高域には今回のシステムの為に特別に制作した、

ALTEC288-16Gを励磁改良したものを使っています

 

 

 

注、ステレオで使っているものは288Cを励磁改良したものを使っています

 

 

 

長い歴史を誇るALTEC-288シリーズで、最高の周波数特性と、

最強の磁束密度を誇る最高傑作と言われる16Gドライバー

 

 

能   率:109dB

周波数特性:500Hz~15,000Hz

磁束密度 :20,500gauss

 

 

しかもこの16Gまでが、私の拘りフェイズプラグがWEと同じ金属製で出来ている

 

 

これ以降のフェライトになった288-8H型はフェイズプラグの形状も違うし素材は「プラスチック」を採用している

 

 

注、このフェイズプラグだが、JBLはアルニコの時代の375はプラスチックで出来ていたが、

フェライトになった2445Jなどはジュラルミンかな?金属製のフェイズプラグになっている、

金属とプラスチックの使い分けが両社は対照的で、音を聞くとなんとなくその理由がわかる気がする・・・、

 

 

 

 

 

 

そんなALTECファンとしては

最強!・最高!の288-16G

「ぶっ壊し」

 

 

 

励磁のメリットを最大限生かそうと、前作と違いもっと透磁率の高い金属素材

(※注、パーメンジュールに限りなく近い金属と思ったが純鉄よりちょっといい程度(笑))

でポールピースを作成しました

 

 

 

16Gのどでかいボディーに、目いっぱい巻いたコイルをぶち込んだもの

 

 

 

 

かつて励磁コイルを使った励磁方式を消滅させた、時代を変えた永久磁石のなかでも 

 

言うまでもないが「アルミニウムとニッケル、コバルト」の合金、軍事兵器として生まれた

アルニコVは最強のマグネットです

 

 

そんなアルニコVを励磁改良した場合は、同じ大きさだと励磁コイルのほうが磁束密度は低く

 

 

 

アルニコの4倍程度の大きさにコイルを巻かないと、

オリジナルと同程度の磁力は出ないと言われています

 

 

 

 

今回も目いっぱい大きくきつく巻いてもらいましたが、正直オリジナルの磁力は出ないだろうと思っていました

 

なんと制作者T氏の怨念・・・、失言でした意地かな?執念で

 

 

 

 

何と我が288-16G-Fcはオリジナルケースを使った励磁改良のでは不可能と言われた、2万ガウスを超え

何と磁束密度20,590ガウスに達しました

 

 

流石T氏尊敬しちゃう~

 

 

今までの288Cでは出来なかったのに、・・・その一番の違いはその16Gのケースの大きさでしょうか?、

375よりでかいケースで幸いでした

 

 

 

 

 

 

ダイヤフラムはワイドレンジを誇る16Gのオリジナルを使い・・・・、

 

 

 

当然ながら今回も砲金製で響きのいい金属製リングに変えている

 

 

実はこれ音の響きの良さ最強の改良です

 

 自分の理想と考えられる最強の改良を施した

288G-Fcコンプレッションドライバー

 

 

 

 

 

 

合わせるホーンは同じくALTEC-505マルチセルホーン

 

このマルチセルには、ほかにも10セルの物と15セルのモデルがあり、私のは最小の8セルモデルです

 

当然ながらセルの多さは指向性の広さの違いが大きいですが、家庭で使うには8セルで十分

 

 

 

他にも311-90ホーンも持っていますが、至近距離ではちょっとキツくて私はこの805マルチセルホーンのほうが全然好きです

 

 注、我が家では911-90よりも311-60のほうが音が滲まずきれいな音で良かったです、

 

 

 

 

 

 

低域に使ったユニットはALTEC-515Eを励磁改良した515Fc

 

 

以前はステレオのメインシステムに使っていましたが、LANSING415に変えたので、放置されていたものです

 

515はそれまで使っていた515Bを改良したのではなくて、励磁のスピードの速い低音を一番出せるであろうと、

コーン紙の一番軽い515Eを励磁に改良しました

 

 

 

 

その515Fcを以前使っていたALTEC817BOXではなく、

ラ・スカラ型のBOXに入れたのですが

 

817も倉庫で眠っていますが、ステレオの方とかぶるので

 

 

 

一番軽快な低音を奏でるラ・スカラを今回は採用しました

 

 

ラ・スカラは一応フォールデッドホーン構造で、515ユニットは正面ではなく、後方に向いて取り付けられています

 

 

本来は密閉で使うBOXだが、515は密閉に向いていないと思っているので、空気抜きの穴を盛大に開けてあります

 

 

 

 

ラ・スカラに収まった二つの515ユニットはシリーズ接続でダブルウハー使用としています

 

 

 

そのボックスを、505ホーンを挟んで上下に配置したバーチカルツイン方式

 

 

 

 

当初合計4本の515ユニットをシリーズ・パラ接続で使ったが

 

 

、あとで書きますが、これが失敗のもとだったようだ、2発で十分だった(笑)

 

 

 

 

 

 

今回使った、ユニットの励磁コイルは515288両方とも24Vで稼動する

 

 

ステレオ装置でその音質の良さをし確認した、励磁ユニットのバッテリー駆動

 

 

 

 

ステレオのウーハーLansing415は220Vなのでバッテリー駆動は危険でどうにもならないが

 

 

こちらの515Fcは24V、バッテリー駆動は何ら問題はない

 

 

 

 

 

理想のユニットを使った

オール励磁システム

オールバッテリー駆動

システムが遂に完成

 

 

 

バッテリー駆動の前はセレンとタンガーで整流を行っていましたが、

なかなか自分の理想通りの音で鳴ってくれませんでした

 

 

 

 

理想が高すぎたのか

 

 

セッティングが悪いの

 

 

 

試行錯誤を繰り返していましたが、やっとまとまってきました

 

 

先ほども書きましたがウーハー四発はバランスが悪すぎました

 

 

515二発でバランスがとれました

 

 

 モノラルのバランスとは、エネルギー配分とでも言いましょうか

 

 

 

 

 

中域の厚み・濃さ・深み(奥行高さ)

 

 

私はそこのに「音楽の再生の感動」があると思っています

 

 

 

 

 

 

そしてそれはモノラルシステムしか出せないとも思っています

 

 

ステレオフォニックにより描かれる音像、定位と言われる音像

 

 

 

特にエンジニアにより造られた感のある違和感のある音像定位

 

 

 

あの楽器がここ、

 

この楽器はここ、

 

これはこっち、で歌手はこの辺で・・・

 

 

それが見後に音像定位されるとそれは気持ち良いです、いい雰囲気ですねーと感心します

 

 

 

 

それもいいと思います、

 

 

 

 

でもやっぱり私は音楽を聴いて「感動」による興奮や感情の昂ぶりを感じたいです

 

 

 

 

私の勝手な経験による思い込みですが、雰囲気のいいステレオ再生より

 

音楽の感動はモノラルのほうがずっと優れていると思います

 

 

 

 

音楽再生による感動は確かに人それぞれ、その意見を否定しませんし、

 

私の感動を押しつけもしませんが

 

 

 

再生音楽による感動と満足感

 

 

 

 

やっとそれが我がシステムで表現できるようになってきました

 

 

 

 

 

 

 

押しつけはしませんが、モノラルは決して古いだけのものではないと私は思っています

 

 

 

 

古いという概念を捨て、

 

一つのスピーカーで、

 

 

音の力と音楽の感動を奏でる

 

 

モノラル再生音楽も、ぜひ聴いてみてください

 

 

 


虚像のStereo.・実像のMono

2019年07月04日 00時22分09秒 | オーディオ

 

 

当たり前のことですが改めて

 

 

モノラルレコードはモノラルカートリッジを使って

 

シングルスピーカーで聴かなければ、あの魅力は聴くことはできません!

 

 

 

このところバッテリーの音質ばかり聴き比べていていたので、なんだか少し欲求不満?

 

 

理想のMONOシステムを目指した、励磁ウーハー4発と励磁ドライバーのシステム

 

低域は515を励磁に改良したもの、高域は288-16Gを励磁改良したもの

 

低域BOXはラスから、ホーンはALTEC805のツーウエイ

 

 

 

 

 

ちびり・ちびり調整しながら行ってきましたがなかなか上手くいきませんでした

 

その理由の一つは

ステレオレコードもMONOで聴こうとしたことかもしれません

 

 

レビンソンのMONOスイッチを使ってステレオレコードもモノラルで聴こうとしたのがそもそもの間違いだったようです

 

 

シンプルなものレコードはシステムもシンプルに

 

 

ウハーも515四発はやめて、普通にだぶるウーハーに減らしてみたなかなかいい

 

 

冒頭のタイトルでも書いたがモノラルの良さは、実在感

 

 

リアルな力強いサウンドは聴きごたえ十分

 

 

この力強さはモノラルレコードだから得られるもの

 

ステレオレコードをモノラル再生しても、この力感は得られない

 

 

 

 

 

 

それに、左右のスピーカーのステレオ装置で、ステレオ信号でモノラル音像を描くと、

 

どうしても空想というか実体感の無い虚像が描かれる

 

 

その虚像には、リアリティーがない、聴いていて満足感が無い

 

 

やはりステレオ装置はステレオ再生

 

モノラルレコードはシングルスピーカーでモノラル再生が一番いい

 

 

 

 

 

しかし何故モノラルレコードはこんなにも名演奏が多いのか

 

 

名録音が多い、感動的なレコードが多い、やっぱりMONOシステムはやめられないですね

 


WE597A カーバッテリー VS ディープサイクルバッテリー

2019年07月02日 14時33分43秒 | オーディオ

 

   

前回も書きましたがおさらいです

 

大きく分けて通常のバッテリーは二種類あります

「ニッケル水素電池」や「リチウムイオン電池」 などもありますが今回は二種類で勘弁してください

 

 

二つのバッテリーの使用目的は

 

カーバッテリーは、スターターバッテリーとも呼ばれており

エンジン始動の為に瞬間的に大きな電流を供給することを目的につくられています。

 

 

 

 

対するディープサイクルバッテリーは、

ノートPCやTVなど通常の電化製品なに少量の電流を長時間供給する能力に優れ、繰り返し放充電が可能なバッテリーです

 

 

 

 メリット・デメリットをあげると

 

カーバッテリーは安くて軽くて便利なのですが、定期的に蒸留水を補充する必要があり、また充電終了時に空気より軽い水素ガスを発生する性質があり、バッテリーの上部を蓋などで覆ってしまうと、水素ガスがたまり爆発の「危険」があります。

 

 

 

ディープサイクルは重くて高くて、でかいのですが、定期的なメンテナンスは不要で、しかも水素ガスを発生しませんのでガス爆発の心配もなく「安全」です

 

 

 

 

そんな危険性のあるバッテリーを、少しでも安全に使うために、

 

引火の危険が無いよう、今回はスパークを出さないローター式のスイッチを作りました

 

このスイッチをバッテリー位置より下で使えば完璧

 

 

その安全性がある程度は確認できましたので

 

 

 

この危険なカーバッテリーと、安全なディープサイクルバッテリーの聴き比べを行いました

 

 

 

 

 

関係ない話ですが私は、仕事で「安心安全」を販売していますが、

 

趣味では、その反動なのか・・・、危険なモノが大好きです(笑)

 

 

 

 

ちなみに今回使った危険なカーバッテリーは新品で

 

安全なディープサイクルバッテリーは中古品を使いました

 

 

 

 

先日、ブログ読者の方からのコメントで、ディープサイクルは音が悪いとのご意見を頂いていたので

 

その音の違いが気になっていたので、聞き比べてみたのです

 

 

 

 

 

正直、

 

最初ボーカルとJAZZレコードで聞き比べてみたとき

 

あっ、ほんとにディープサイクルバッテリーは音が悪い、というか

 

 

音が死んでる、音に力が無い!これじゃ生きた音がしない、ダメだこりゃ~

 

 

レコード針を下した瞬間のスクラッチノイズでも、そう感じました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・、

 

 そういえば昔話で恐縮ですが、

某日本製高級スピーカーの、死んだような刺激の無い「良い音」と、

 

JBLを聞いたときの、活き活きと感じた音の「躍動感」の違いを思い出しました

  

 

 

 

あれがきっかけで、「俺が好きな音はJBLや海外製にしか無い」と感じ、

やがてそれが核心となって、海外オーディオ製品にのめり込んだのだが

 

 

その時と同じ音の違が、今回も感じられました

 

 

 

 

しかし、しかし、しか~し、私も多少大人になったのか、音の好き嫌いだけでなく、

 

嫌いなその個性でも、音楽が楽しめるよになってきた今日この頃(笑)

 

 

 

 

 

 

まあ30年以上前にも同じようなことがあったのですが、

 

JBLサイコーと聴いていたあの頃だったが

 

 

当時、群馬の高崎で仕事をしていて、音楽センターの近くだったので、

 

我が群馬交響楽団の定期演奏会によく行っていた、

 

 

最初はお付き合いで強引に買わされたチケットだったが、その後はちゃんと自ら買って聴いていた(笑)

 

 

 

 

そこで様々な音楽を聴くようになって、

 

趣味で好きな音で楽しむ音楽と、相手に音楽を聴かせる音の違いも分かってきた

 

 

当時、多少音響の仕事もやっていたのでこの考え方は役になった

 

 

 

好きで、「楽しい音で聴く音楽」ではなく、

 

素晴らしい「音楽を聴くための音」・・・・・その違い、

 

 

 

 

悩んだ挙句

その結果大変不本意ながら、やむなくB&W 801F、取っ手の付いた「黒いだるま」さんを買うことになった

(高崎だるまではありません、転がすと起きてこないので取っ手が付いていました)

 

 

 

言い方は悪いかもしれないが、私のレベル(※)のオーディオでは、音の活力と、聞き易さは同居しない

 注、(※ここで言うレベルとは高い低いではなく、拘りが多いか少ないかと捉えたほうがベター)

 

 

 

まあ、ある程度妥協すれば両方叶えることはできるだろうが、

 

 それはあまりしたくない

 

 

私のように、これでもか!、これでもか~、もっとかコノヤロ~、まだなのか~こんちくしょ~~~・・・・・、

 

 

 

 

と、音を突き詰める人間に、同居は無い!(笑)

 

 

 

同居は無いなら別のシステムしかないと801F→シルバーシグネチア→アポジー→マーチンローガンと続き今も使っている

 

互いにないものを求めると、サブシステムとなるのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話が脱線したままなので

 

話を元に戻して、バッテリーの話しに戻し、いよいよテストですが

 

 

 

 

 

回りくどく言いましたが音の好き嫌いであれば、危険で力のあるカーバッテリーの活きた音が好きです

 

でも、好き嫌いでだけではない、聞き比べです

 

 

 

 

 

 

 

 

聴き比べるのはWE597Aツイーターの電源だけ

 

 

 

WEオリジナルは高くて手が出ませんのでレプリカですが、WE597AもWE555と同じく電圧は7Vです

 

 

聞いた話では、当初からバッテリーでの駆動も考慮されて作られていたようで

 

電圧7Vは、当時6ボルトのバッテリーをフル充電したのが7Vだったそうです

 

 

 

 

劇場だけではなく、電源の無い野外等のでの使用も考慮されての設計だったのでしょうか

 

ちなみに後から作られたWE594は24Vです

 

 

 

使用状況で違いがあるようですが同じ597でもWE597Bは24V使用で

 

さらにA-597Aというモデルは72Vだったと記されています

 

 

 

私のは一般的なオリジナル597Aをコピーした 7V DCモデルです

 

 

 

 

7Vのユニットに、12Vのバッテリーを使ってシリーズで電源供給しています

 

 

そのままの状態で597ユニットの入り口での電圧は7V前後あります

 

今回はこれにWE1048Bインダクタンスコイルを入れた状態での試聴です

 

 

 

 

 

コイルを入れると電圧は少し下がって、6.5~6.0V程度ますが大丈夫、

 

 

 

以前ショットキーダイオード電源で試したとき5.5Vでの試聴でも問題ありませんでしたがこれを下限とします

 

 

タイマーや測定用のメーターを付けていませんので、こまめにチェックしています

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと、さあ試聴、まずはキャロルキッドの女性ボーカルで聞き比べ試聴

 

 

カーバッテリーは、活き活きした声で、声の太さや堀も深く、声にエッジが利いてるが、ねっとりした歌い方は伝わってくる、

いいね~最高!

 

ディープサイクルバッテリーは、声が滑ッと塗りつぶされた感じ、躍動感はかなり薄れ刺激は少ない、聞き易いと言えば聞き易いのだろうが・・・・

 

 

 

歌手を変えて聴き比べるがやはり「活き活きと歌ってる感じが出るのは」カーバッテリー

 

カーバッテリーは若さや力強さを感じられる気がします

 

 

女性ボーカルは、やはりカーバッテリーに軍配が上がりましたね

 

 

 

 

今度はJAZZのレコードで

 

 

う~ん、これも文句なしにカーバッテリーです

 

音の切れ、アタックの強さ、弾けるような躍動感、どれをとってもディープはいまいち

 

 

ワクワク感は少ないですが、音が悪い・・・・のではない気がします

 

これはこれでじっくり聞くにはいいのかも

 

 

 

 

 

ではそういった曲に変えて、チョンキョちゃんのバイオリン協奏曲

 

 

うーん、なるほど~、

 

 

 

なんかこのレコードはディープバッテリーのほうが聞き易いし気がする、

 

バイオリンの音色もこちらの方が好きです

 

 

音の粒子がディープサイクルのほうが細かく、滑らかに聞こえる

 

カーバッテリーは力はあるが、少し荒く、音の角にぎらつきも感じられました

 

 

 

 

 

 

今度はハインツホリガーのオーボエ協奏曲

 

 

やはりディープサイクルのほうがいい音色で聞き易く「良い音楽だな~」と感じられる

カーバッテリーのほうが雑音が多いというか少し賑やかな演奏になる

 

 

 

 

 

今度は朝比奈隆のチャイコの六番三楽章

 

 

これはカーバッテリー圧勝だろなーと思って聴きだしたが、

 

意外にもディープサイクルもなかなかいい、しかしこの曲の魅力ティンパニーの低音は決定的にカーバッテリー

 

 

双方の三楽章を聞き終えて、(ディープは途中でやめましたが)やっぱりこのての曲の満足感はカーバッテリーでした

 (三楽章だけの判断です)

 

 

 

 

 

 

 

なるほど~、ツイーターの励磁電源のバッテリーの種類だけの違いで

こんなにも音色と音の傾向が違うものなのか

 

 

 

驚いたのはツイーターの電源を変えただけなのに低音が違うこと

 

低音のトランジェントが違う、量も違う気がする、だから聞こえてくる音楽が違う

 

 

 

 

 

 

 

 

う~ん

 

恐るべし励磁スピーカーの世界 

 
 
 
 
 
追記